JP6579883B2 - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置における、他の通信装置の認識技術に関する。
近年、IEEE802.11規格シリーズに代表される無線LANが広く利用されている。無線LANは、多くの場合、アクセスポイント(AP)と呼ばれる基地局によってネットワークが制御される。このAPと、APの電波到達範囲内に存在し、無線接続状態であるステーション(STA)とによって無線ネットワークが構成される。
また、このような従来型のAPとSTAによる単純な無線ネットワーク構成のみならず、さまざまな無線LANのネットワーク形態の製品、および仕様規格が登場している。特許文献1には、省電力で通信装置やそれが提供するサービスなどを発見するための規格としてWi−Fi Allianceによって規定されているNAN(Neighbor Awareness Networking)が記載されている。これは、通信装置が、他の通信装置との間で情報交換する期間を当該他の通信装置と同期して、無線RF(Radio Frequency)部を有効にする時間を短縮することによって省電力化を図るものである。この、NANにおける同期のための期間は、DW(Discovery Window)と呼ばれる。また、所定の同期期間が共有されたNANデバイスの集合は、NANクラスタと呼ばれる。NANデバイスの中で、MasterおよびNon−Master Syncという役割を有する端末は、DW期間における端末間の同期を確保するための信号である、Sync Beaconを送信する。NANデバイスは、他の端末との間で同期を確立した上で、DW期間において、サービスを発見するための信号であるSubscribeメッセージ及びサービスを提供していることを通知するための信号であるPublishメッセージ等を、送受信する。さらに、NANデバイスは、DW期間において、サービスに関する追加情報を交換するためのFollow−upメッセージを送受信することができる。一方、NANデバイスは、DW期間において無線信号を受信しない状態であるDOZE状態に入ることも可能であり、消費電力を低減することができる。
DW期間のうち、どのくらいの頻度のDW期間で無線信号を受信するかは、NANデバイスに依存するが、NANクラスタに参加する全てのNANデバイスは、DW0と呼ばれる特別なDW期間では必ず無線信号を受信する必要がある。DW0は、16回のDW期間に対して1回の周期で到来するDW期間である。また、DW0は、NANクラスタが同期に用いるカウンタタイマであるTSF(Time Synchronization Function)の下位23bitが0x0である時刻から始まるDW期間である。また、MasterとNon−Master Syncとして動作するNANデバイスは、DW期間ごとにSync Beaconを送信する必要があるため、全てのDW期間で無線信号を受信できることとなる。
米国特許出願公開第2014/0302787号明細書
NANデバイスは、DW期間においてDOZE状態となっていると、その期間においてはSubscribeメッセージ及びPublishメッセージの送受信ができなくなってしまう。このため、頻繁にDW期間においてDOZE状態となるNANデバイスが提供するサービスの、他の機器による発見までの期間が長期化してしまうという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、通信装置が他の機器及びその提供するサービスを発見するまでの期間を短縮するための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による通信装置は、所定の時間間隔で到来する所定の長さの期間において他の通信装置との間で無線信号の送受信を行うことができる通信手段と、他の機器の代理としての前記期間における無線信号の送信と受信との少なくともいずれかの処理を実行することができる実行手段と、前記実行手段が前記処理を実行するか否かに応じて、前記期間において前記通信手段が前記無線信号の送受信を行うことができる状態にする頻度を設定する設定手段と、を有し、前記無線信号は、他の通信装置が提供するサービスを示す信号、又は、他の通信装置が提供するサービスを探索する信号を含む、ことを特徴とする

また、本発明の他の態様の通信装置は、Neighbor Awareness NetworkingのDiscovery Windowにおいてサービス情報を通信する通信手段と、他の機器のサービス情報をDiscovery Windowにおいて代理送信する処理を実行する実行手段と、前記実行手段が前記処理を実行しない場合にDiscovery Windowにおいて無線通信を行わないDOZE状態に前記通信手段を設定する頻度より前記実行手段が前記処理を実行する場合にDiscovery Windowにおいて無線通信を行わないDOZE状態に前記通信手段を設定する頻度が低くなるようにDiscovery Windowにおける前記通信手段のDOZE状態の設定を行う設定手段と、を有する。
通信装置が他の機器及びその提供するサービスを発見するまでの期間を短縮することができる。
無線通信システムの構成例を示す図。 NAN101のハードウェア構成例を示すブロック図。 NAN101の機能構成例を示すブロック図。 DW設定制御処理の流れの第1の例を示すフローチャート。 DW期間と、信号送受信タイミングとの関係の例を示す図。 Proxy依頼処理の流れの第1の例を示すシーケンス図。 Proxy依頼停止処理の流れの第1の例を示すシーケンス図。 DW設定制御処理の流れの第2の例を示すフローチャート。 Proxy機能の有効/無効を設定するための設定UIの例を示す図。 DW設定制御処理の流れの第3の例を示すフローチャート。 Proxy依頼処理の流れの第2の例を示すシーケンス図。 Proxy依頼停止処理の流れの第2の例を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では、各通信装置は、IEEE802.11規格シリーズに準拠する無線LANの通信機能を有する端末であるものとするが、これに限られない。また、以下の各通信装置は、Wi−Fi Alliance Neighbor Awareness Networking(NAN)によって他の通信装置及びその提供するサービスを発見可能なNANデバイスであるものとするが、これにも限られない。すなわち、以下の各説明では、所定の規格に対応する専門用語が用いられているが、同種の他の規格においても以下の各議論を適用することが可能である。
NANについて説明する。NANでは、サービス情報をDiscovery Window(DW)と呼ばれる期間において、通信が行われる。DWは、NANを実行する複数のデバイスが、convergeする時間およびチャネルである。また、DWのスケジュールを共有している端末の集合をNANクラスタと呼ぶ。
NANクラスタに属する各端末は、Master、Non−Master Sync及びNon−Master Non−Syncのうちの何れかの役割で動作する。Masterとして動作する端末は、各端末がDWを識別し、同期するためのビーコンであるSynchronization Beacon(Sync Beacon)を送信する。また、Masterとして動作する端末は、NANクラスタに属していない端末に、そのNANクラスタを認識させるための信号であるDiscovery Beaconを送信する。Discovery Beaconは、例えば100TU(Time Unit、1TUは1024μ秒)ごとに、DWの期間外でも送信される。なお、各NANクラスタにおいて、少なくとも1台の端末は、Masterとして動作する。
Non−Master Syncとして動作する端末は、Sync Beaconを送信するが、Discovery Beaconは送信しない。Non−Master Non−Syncとして動作する端末は、Sync BeaconもDiscovery Beaconも送信しない。
NANクラスタに参加する端末は、Sync Beaconに従って、所定周期毎のDW期間に同期し、DW期間においてサービス情報を通信する。
各端末は、DW期間にサービスを発見するための信号であるSubscribeメッセージや、サービスを提供していることを通知するための信号であるPublishメッセージを互いに通信する。さらに、各端末は、DW期間にサービスに関する追加情報を交換するためのFollow−upメッセージをやりとりすることができる。なお、Publish、Subscribe、Follow−upといったメッセージを、総称してService Discovery Frame(SDF)と呼ぶ。各端末は、SDFをやりとりすることで、サービスの広告または検出を行うことができる。
上述のように、NANデバイスは、DW期間においても、DOZE状態で、無線信号を送受信しない状態となって、消費電力を抑制することができる。一方で、そのようなNANデバイスは、DOZE状態となっているDW期間においては、Subscribeメッセージ及びPublishメッセージの送受信を行うことができない。このため、そのNANデバイスが提供するサービスを他のNANデバイスが発見するまでの期間が長期化してしまいうる。
これに対して、NANデバイスによっては、Subscribe及びPublish等のサービスの検索及び報知を、他のNANデバイスに依頼することが可能でありうる。ここでは、他のNANデバイスのサービスの検索及び報知を代理して実行するNANデバイスのことをProxy Serverと呼び、他のNANデバイスに代理を依頼するNANデバイスをProxy Clientと呼ぶ。Proxy Serverは、Proxy Clientから、サービス情報の代理送信を依頼された場合、そのProxy Clientのサービス情報を代理送信する。Proxy Serverがサービスの検索及び報知をProxy Clientの代わりに実行することによって、Proxy Clientは、より多くの期間にわたってDOZEに入ることで、大幅に消費電力を削減することができる。また、Proxy Clientが提供しているサービスを検索しているNANデバイスにとっては、Proxy ClientがDOZE状態のときにSubscribeメッセージを送信しても、Proxy Serverが応答を返してくれる場合がある。このため、サービスを検索しているNANデバイスは、Proxy ClientがDOZE状態であっても、そのProxy Clientが提供するサービスを発見できる可能性が高まる。
しかしながら、Proxy Clientがサービスの検索及び報知の代理を要求しても、その要求を受けたProxy Serverが頻繁にDOZE状態に入ると、Proxy Clientのサービスの検索と報知の代理をする期間が少なくなってしまう。この結果、サービスを検索しているNANデバイスによる、Proxy Clientのサービスの発見までの時間が長期化してしまう場合がありうる。
したがって、本実施形態では、NANデバイスが、Proxy Serverとして他のNANデバイスによるサービスの検索及び報知の代理を行っているか否かに応じて、DOZE状態への移行制御を行うようにする。すなわち、Proxy Serverとして動作中のNANデバイスが、頻繁にDOZE状態へと移行することを防ぐような制御を行う。以下では、各実施形態に共通の無線通信システム及び通信装置の構成について説明した後に、各実施形態に係る処理の流れについて説明する。
(無線通信システムの構成)
まず、本実施形態の無線通信システムの構成例について、図1を用いて説明する。本実施形態の無線通信システムは、それぞれがNAN規格に従う通信装置(NANデバイス)であるNAN101〜NAN104を含んで構成され、NAN101〜104は、NANクラスタ105に参加している。NANクラスタ105に参加しているNANデバイス(NAN101〜104)は、周波数チャネル6(6ch)でネットワークを構築している。ここで、NANクラスタ105は、DW期間の長さが16TUであり、また、DW期間の開始タイミングから次のDW期間の開始タイミングまでの時間間隔が512TUのNANクラスタである。また、DW期間は、DW0〜DW15の16個のDW期間を1つの周期とする期間であり、DWn(nは0から15の整数)の16個後のDW期間もまたDWnである。NANクラスタ105に参加している全てのNANデバイスは、DW0で必ず無線信号を受信するものとする。
NAN101は、以下に説明する各処理を実行することが可能な通信装置である。NAN101は、NAN規格に基づいて、周囲の通信装置およびそれらが提供するサービスを発見し、自身が提供可能なサービスの情報を提供することができる。また、NAN101は、他のNANデバイスのサービスの探索及び報知を代理することができるProxy Serverとして動作することができる。NAN101は、NANクラスタ105に、Non−Master Non−Syncとして参加しているものとする。NAN101は、DW0、DW4、DW8、DW12で無線信号を受信する状態と、全てのDW期間で無線信号を受信する状態とを有する。ここでDWnはn=0〜15であり、DW0を基準として、DW0の開始から512×n[TU]の経過後に開始されるDW期間をDWnとする。また、DW16は次のDW0に相当する。
NAN102は、MasterとしてNANクラスタ105に参加する通信装置である。NAN102は、全てのDW期間で無線信号を受信しており、さらに、全てのDW期間でSync Beaconを送信する。NAN103は、Non−Master non−SyncとしてNANクラスタ105に参加している通信装置である。NAN103は、DW0でのみ無線信号を送受信する。NAN103は、NAN104が探している所定のサービスを提供しているPublisherであるものとする。NAN104は、Non−Master non−SyncとしてNANクラスタ105に参加している通信装置である。NAN104は、NAN103が提供している所定のサービスを探しているSubscriberであるものとする。なお、NAN101〜104は、無線信号を送受信しないDW期間においては、通信部に電力を供給せず、DOZE状態となるものとする。
(NAN101の構成)
図2に、本実施形態に係るNAN101のハードウェア構成を示す。NAN101は、そのハードウェア構成の一例として、記憶部201、制御部202、機能部203、入力部204、出力部205、通信部206及びアンテナ207を有する。
記憶部201は、ROM、RAMの両方、もしくは、いずれか一方により構成され、後述する各種動作を行うためのプログラムや、無線通信のための通信パラメータ等の各種情報を記憶する。なお、記憶部201として、ROM、RAM等のメモリの他に、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。
制御部202は、CPU、または、MPUにより構成され、記憶部201に記憶されたプログラムを実行することによりNAN101全体を制御する。なお、制御部202は、記憶部201に記憶されたプログラムとOS(Operating System)との協働によりNAN101全体を制御するようにしてもよい。
また、制御部202は、機能部203を制御して、撮像や印刷、投影等の所定の処理を実行する。機能部203は、NAN101が所定の処理を実行するためのハードウェアである。例えば、NAN101がカメラである場合、機能部203は撮像部であり、撮像処理を行う。また、例えば、NAN101がプリンタである場合、機能部203は印刷部であり、印刷処理を行う。また、例えば、NAN101がプロジェクタである場合、機能部203は投影部であり、投影処理を行う。機能部203が処理するデータは、記憶部201に記憶されているデータであってもよいし、後述する通信部206を介して他のSTAと通信したデータであってもよい。
入力部204は、ユーザからの各種操作の受付を行う。出力部205は、ユーザに対して各種出力を行う。ここで、出力部205による出力とは、画面上への表示や、スピーカーによる音声出力、振動出力等の少なくとも1つを含む。なお、タッチパネルのように入力部204と出力部205の両方を1つのモジュールで実現するようにしてもよい。
通信部206は、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線通信の制御や、IP通信の制御を行う。また、通信部206はアンテナ207を制御して、無線通信のための無線信号の送受信を行う。NAN101は通信部206を介して、画像データや文書データ、映像データ等のコンテンツを他の通信装置と通信する。
図3は、NAN101の機能構成例を示すブロック図である。NAN101は、その機能構成として、例えば、無線LAN制御部301、NAN制御部302、Proxy制御部303、DW設定制御部304、UI制御部305、及び記憶部306を有する。
無線LAN制御部301は、他の無線LAN装置との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナ並びに回路、及びそれらを制御するプログラムを含んで構成される。無線LAN制御部301は、IEEE802.11規格シリーズに従って、無線LANの通信制御を実行する。NAN制御部302は、NAN規格に従って制御を行うプログラムおよびハードウェアを含んで構成される。Proxy制御部303は、NAN制御部302を制御して、他のNANデバイスのサービスの検索及び報知を代理するProxy機能を実現する。DW設定制御部304は、NAN101がどのDW期間で無線信号を送受信するかを決定する制御部である。DW設定制御部304の詳細な処理については後述する。UI制御部305は、NAN101の不図示のユーザによるNAN101に対する操作を受け付けるためのタッチパネル又はボタン等のユーザインタフェースに関わるハードウェアおよびそれらを制御するプログラムを含んで構成される。なお、UI制御部305は、例えば、画像等の表示、又は音声出力等の、情報をユーザに提示するための機能をも有する。記憶部306は、NAN101が動作するプログラムおよびデータを保存するROMとRAM等によって構成されうる記憶装置である。
(処理の流れ)
続いて、上述のようなNAN101が実行する処理の流れ、無線通信システムにおけるシーケンスなどの、いくつかの実施形態について説明する。
<実施形態1>
本実施形態では、NAN101は、自身が他の通信装置(NANデバイス)のProxy Serverとして動作するかを判定する。そして、NAN101は、他の通信装置のサービス情報の代理送信を行うProxy Serverとして動作している場合は、全てのDW期間において無線信号を受信する。一方、NAN101は、他の通信装置のサービス情報を代理送信するProxy Serverとして動作していない場合は、一部のDW期間においてのみ無線信号を受信するように制御を行う。このように、NAN101が、Proxy Serverとして動作している際にはDOZE状態となる頻度を減らすため、他の機器は、NAN101にサービス情報の代理送信を依頼した機器のサービス情報を迅速に認識することができるようにする。
図4は、NAN101におけるDW設定制御部304が実行する処理の流れの例を示すフローチャートである。本処理は、NAN101が、NANクラスタ105に参加している他のNANデバイスからProxy依頼要求又はProxy停止要求を受信した場合に実行する。なお、NAN101は、Proxy Serverとして動作可能なことを、Publish信号を送信することで、他のNANデバイスに通知する。また、NAN101は、ビーコン信号を送信する役割の場合、Proxy Serverとして動作可能なことを示す情報を含めたビーコンを送信してもよい。
NAN101は、処理を開始すると、まず、他のNANデバイスからProxy依頼を受けている状態であるかを判定する(S401)。そして、NAN101は、他のNANデバイスからProxy依頼を受けている状態である場合(S401でYES)、それ以降、全てのDW期間において無線信号を受信するようにNAN制御部302を制御する(S402)。一方、NAN101は、他のNANデバイスからProxy依頼を受けていない場合(S401でNO)は、それ以降、nが4の倍数のDWnでのみ、すなわち、4つのDW期間ごとに無線信号を受信するようにNAN制御部302を制御する(S403)。この場合、NAN101は、nが4の倍数のDWn以外のDW期間では無線信号を受信しないようにする。なお、NAN101は、nが4の倍数のDWn以外のDW期間では無線信号を受信しないようにしたが、nは任意の数であってもよい。
図5は、S402及びS403のそれぞれにおける、NAN101の無線信号の受信状態を模式的に表した図である。図5(a)は、S402の場合に対応し、全てのDW期間において無線信号を受信する状態を示している。この場合、NAN101は、全てのDW区間、すなわちDW0〜DW15において、無線LAN制御部301の受信回路を有効にして、無線信号の受信を行う。これにより、NAN101は、他のNANデバイスから無線信号を受信できる確率を向上させることができ、無線信号を受信した場合に、その無線信号に迅速に応答することができる。
一方、図5(b)は、S403の場合に対応し、nが4の倍数のDWn、すなわちDW0、DW4、DW8、DW12でのみ、無線信号を受信する状態を示している。この場合、NAN101は、DW1、DW2、DW3などでは無線信号の受信を行わないため、DW期間において無線信号の受信を行う頻度が少なくなる分だけ消費電力を低減することができる。ただし、NAN101は、DW1、DW2、DW3等においては、他のNANデバイスから送信された無線信号を受信することができず、その無線信号に対して迅速に応答することはできない。
続いて、図6を用いて、NAN101がProxy依頼要求を受信した場合のシーケンスについて説明する。なお、NAN101は、図6の処理の開始時点において、他のNANデバイスから代理送信の依頼は受けておらず、Proxy Serverとして動作していないものとする。このため、NAN101は、図4のフローチャートに従って、nが4の倍数のDWnの期間においてのみ、無線信号を受信することができている。
まず、DW0における処理の流れの例を示す。このDW期間において、NANクラスタ105のMasterであるNAN102は、Sync Beaconを送信する(S601)。Sync Beaconは、NAN規格で規定されているフレームで、NANクラスタ105に参加している通信装置が同期をとるための信号である。Sync Beaconには、時刻情報、NANクラスタを識別する情報等が含まれうる。また、Sync Beaconは、ブロードキャストで送信される。
続いて、NAN103は、自身が提供しているサービスを代理して報知してもらうために、Proxy依頼要求(Proxy Register Request)をブロードキャストで送信する(S602)。NAN101は、Proxy Register Requestを受信すると、自身のProxy機能を有効にする(S603)。NAN101は、Proxy Register Requestに含まれるNAN103のサービス情報を、代理送信するサービス情報として登録する。そして、NAN101は、図4のDW設定制御処理を実行する(S604)。この場合、NAN101は、Proxy依頼を受け付けて、図4のフローチャートに従って、全てのDW期間で無線信号を受信する状態に移行する。そして、NAN101は、Proxy依頼要求を受け付けたことをNAN103に通知するために、Proxy Register Responseメッセージを送信する(S605)。このメッセージは、S602で受信したProxy Register Requestメッセージに対する応答信号であり、S603及びS604の処理の前に送信されてもよい。NAN103は、Proxy Register Responseメッセージを受信し、Proxy依頼が受け付けられたことを確認した場合、無線信号を受信する期間を少なくして、より省電力を図ることができる。
DW0の終了後、NAN104が、自身の不図示のユーザによって起動されたものとする(S606)。そして、NAN104は、NAN102からの不図示のDiscovery Beaconを受信して、NANクラスタ105に参加したものとする。
DW0の開始タイミングから512TUだけ経過した後、DW1が開始される。DW1では、NAN102は、DW期間の開始であることを通知するためのSync Beaconを送信する(S607)。NAN104は、Sync Beaconを受信すると、DW期間であることを認識して、所定のサービスを発見するためにSubscribeメッセージを送信する(S608)。ここで、このSubscribeメッセージは、NAN103が提供するサービスを検索するためのメッセージであるものとし、そのサービスは、S602においてNAN103がNAN101に代理送信を依頼したサービスであるものとする。
NAN101は、NAN104からSubscribeメッセージを受信すると、NAN103からProxy依頼を受け付けたサービスが存在するため、そのサービスをNAN103が有していることをNAN104に通知する(S609)。このとき、この通知は、所定のメッセージ(例えば、Proxy Publish)によって行われる。なお、S609において送信される通知には、NAN103の識別情報及びサービスの識別情報が含まれている。これにより、NAN104は、検索しているサービスをNAN103が有していることを知ることができる。このとき、NAN101は、nが4の倍数のDWnにおいてのみ無線信号を受信するようにしていた場合、DW1〜DW3において、S608のメッセージを受信できない。このため、NAN104がサービスを発見するのが遅くなる可能性がある。しかしながら、本実施形態におけるNAN101は、図4の処理によって、全DWで無線信号を受信する状態で動作しているため、DW1〜DW3等においても、S608のメッセージを受信することができる。このため、本実施形態によれば、NAN104は、所望のサービスを迅速に発見することができる。
続いて、図7を用いて、NAN101がProxy依頼停止要求を受信した場合のシーケンスについて説明する。ここで、図7の処理の開始時点において、図6に関して説明したように、NAN101は、NAN103のサービスの代理送信の依頼を受け付けており、Proxy Serverとして動作しているものとする。
DW0において、NAN102は、DW期間であることを通知するSync Beaconをブロードキャストで送信する(S701)。NAN103は、このDW期間において、Proxy依頼停止要求(Proxy Deletion Request)をNAN101に送信する(S702)。NAN101は、Proxy Deletion Requestを受信すると、他に代理送信を依頼済みのNANデバイスおよびサービスがないため、Proxy Serverとしての動作を停止する(S703)。そして、NAN101は、図4のDW設定制御処理を実行する(S704)。この場合は、NAN101は、図4のフローチャートに従って、代理送信するサービス情報がないため、nが4の倍数のDWnにおいてのみ無線信号を受信するように設定を行う。その後、NAN101は、Proxy依頼停止要求を受け付けたことをNAN103に通知するために、Proxy Deletion Responseメッセージを送信する(S705)。このメッセージは、S702で受信されたProxy Deletion Requestメッセージに対する応答信号であり、S703及びS704の処理の前に実行されてもよい。なお、NAN101は、Proxy依頼停止要求を受信した場合にその要求の送信元のサービス情報の代理送信を停止すると説明したが、代理送信を停止する契機はこれに限られない。例えば、NAN101は、サービス情報の代理送信を依頼されてから、所定期間(例えば、10分)後に、自動的にサービス情報の代理送信を停止してもよい。また、NAN101は、サービス情報の代理送信の依頼元のProxy Clientと、所定期間(例えば、5分)以上通信ができない場合に、そのProxy Clientのサービス情報の代理送信を停止してもよい。
以上のように、本実施形態では、通信装置(NAN101)は、Proxy要求を受け付けた場合に全DWで無線信号を受信できるようにする。これにより、Proxy Serverとして動作する通信装置は、第1の機器によるSubscribeメッセージを受信できる確率を高めることができる。この結果、その通信装置が、サービスを提供する第2の機器の代理でPublishメッセージを代理送信することができるため、他の機器が素早くサービスを発見することができる確率を向上させることができる。一方で、通信装置は、Proxy要求を受け付けていない場合には、全DWではなく、一部のDWでのみ無線信号を受信できるようにすることで、消費電力を低減することができる。
なお、本実施形態では、NAN101は、図4のS403においてProxy Serverとして動作していない場合には、nが4の倍数のDWnにおいて無線信号を受信できるようにしているが、これに限られない。例えば、NAN101は、nが2の倍数のDWnにおいて無線信号を受信できるようにしてもよい。また、NAN101は、Proxy Serverとして動作していない場合においても、全DW期間で無線信号を受信できるようにしてもよい。ここで、NAN101は、他のNANデバイスのProxy Serverとして動作している場合に、全DW期間で無線信号を受信できるようにすることが重要である。このため、NAN101は、電力に余裕がある場合などでは、Proxy Serverとして動作していない場合であってもDOZE状態となる必要はない。また、NAN101は、Proxy Serverとして動作している場合であっても、一部のDW期間でのみ無線信号を受信できるようにしてもよい。例えば、NAN101は、Proxy Serverとして動作している場合には、そうでない場合と比べてDW期間において無線信号を受信できるようにする頻度を高くしてもよい。例えば、NAN101は、S402において全DWで無線信号を受信するように制御するのではなく、nが2の倍数のDWnにおいて無線信号を受信するように制御し、S403では、nが4の倍数のDWnにおいて無線信号を受信するように制御してもよい。この場合、Proxy要求を受け付けた後にDW設定制御を行わない場合と比して、NAN101が無線信号を受信できるDW期間の頻度が2倍に設定されるため、平均して半分の時間でサービスが発見されうる。これによれば、NAN101が、他の機器によるサービス発見要求に対して応答できる確率を向上させながら、Proxy Serverとして動作している際の消費電力をある程度抑えることが可能となる。
これにより、NANクラスタに参加しているNANデバイスがPublishメッセージあるいはSubscribeメッセージを送信する可能性がある期間において、Proxy Serverが無線信号を受信することができる。このため、サービスの要求が送信された場合には、Proxy Serverはそれを受信し、迅速に応答を返すことができる。すなわち、サービスを要求している機器が、SubscribeメッセージをDW期間に送信した場合に、Proxy Serverが、無線信号を受信していない状態であったためにそれを受信できず、サービスを発見できなくなることを防ぐことができる。同様に、サービスを要求している機器が、次のDWでSubscribeメッセージを再送することによって、サービスを発見するのに時間がかかること、及び、再送メッセージによる無線リソースが浪費されること、を防ぐことができる。
<実施形態2>
本実施形態では、NAN101は、DW設定制御処理において、NANクラスタにおけるMaster Preferenceを決定する。Master Preferenceは、NANクラスタにおけるMaster、Non−Master Sync、Non−Master non−Syncのそれぞれへのなりやすさに対応するパラメータである。すなわち、Master Preferenceは、Sync Beaconを送信する役割となる装置を決定するのに用いられる値であり、Master Preferenceが大きい値である装置ほど、Masterになりやすくなる。以下では、主として実施形態1と異なる点について説明する。
図8に、本実施形態のDW設定制御処理の流れの例を示す。本実施形態においても、NAN101は、NANクラスタ105に参加している他の機器(NANデバイス)からProxy依頼要求又はProxy停止要求を受信した場合に本処理を実行する。S801、S802及びS803は、それぞれ、S401、S402、及びS403と同様であるため、ここではこれらの処理についての詳細な説明を省略する。
NAN101は、S802において他の通信装置のサービス情報を代理送信するProxy Serverとして動作していると判定した場合(S801でYES)は、Master Preferenceを128に設定する(S803)。NAN規格では、128以上の値を有するMaster Preferenceは、その値を有するNANデバイスが、継続的にMasterとして動作しうる能力を有するNAN Infrastructureデバイスであることを示す。一方、NAN101は、Proxy Serverとして動作していない、すなわち、他の通信装置のサービス情報を代理送信しないと判定した場合(S801でNO)は、Master Preferenceを64に設定する(S805)。
図8の処理により、NAN101は、Proxy Serverとして動作している場合には、相対的にMaster、Non−Master Syncになりやすくなる。また、NAN101は、Proxy Serverとして動作していない場合には、相対的にMaster、Non−Master Syncになりにくくなる。
NAN101は、Proxy Serverとして動作している場合、周囲のNANデバイスとのMaster Preferenceの関係によらず、全DW期間で無線信号を受信することができる状態となっている。NAN101は、自身がMasterになりやすくなるようにMaster Preferenceを設定し、他のNANデバイスがMasterになりにくくすることで、他のNANデバイスの消費電力を低減させることができる。一方で、NAN101は、MasterになることでSync BeaconやDiscovery Beaconを送信することとなるため、自身の消費電力は増加してしまうが、受信に係る消費電力についての変化はない。このように、上述の処理によって、NANクラスタ全体としての消費電力を低減することができる。一方、NAN101は、Proxy Serverとして動作していない場合には、多くのDW期間で無線信号を受信する必要性が低くなる。このため、NAN101は、MasterになりにくくなるようにMaster Preferenceの値を設定することで、自身の消費電力を低減させることができる。
<実施形態3>
本実施形態では、ユーザが自身のNANデバイスについてProxy機能の有効/無効を設定することができる場合の例について説明する。そして、NANデバイスは、ユーザが設定したProxy機能の有効/無効の設定に応じて、無線信号を受信するDWを変更する。これにより、例えば、ユーザが自身のNANデバイスをProxy Serverとして動作させないことにより、そのNANデバイスの省電力化を図ることができる。以下では、主として上述の実施形態と異なる点について説明する。
図9に、UI制御部305によってNAN101の画面に表示される画像の例を示す。図9に示すUIにより、NAN101のユーザは、NAN101のProxy機能を有効化し、又は無効化することができる。NAN101は、ユーザがProxy機能を有効に設定した場合には他の機器のProxy Serverとして動作することができ、ユーザがProxy機能を無効に設定した場合には他の機器のProxy Serverとして動作しないようにする。
図10に、本実施形態おけるDW設定制御処理の流れの例を示す。本処理は、ユーザがUIによって、Proxy機能の有効と無効との設定を切り替えた場合に実行される。まず、NAN101は、自身のProxy機能が有効に設定されているかを判定する(S1001)。このとき、NAN101は、Proxy機能が有効に設定されている場合(S1001でYES)は、全DW期間において無線信号を受信することができるように制御を行う(S1002)。
一方、NAN101は、Proxy機能が無効に設定されていた場合(S1001でNO)には、続いて、他のNANデバイスのサービス情報を代理送信するProxy Serverとして動作しているかを判定する(S1003)。
NAN101は、他のNANデバイスのサービス情報を代理送信するProxy Serverとして動作している場合(S1003でYES)は、Proxy Deletionを送信する(S1004)。なお、Proxy Deletionは、Proxy Clientが無線信号を受信できるDW区間において送信される。すなわち、NAN101は、Proxy Deletionを送信すべき場合であっても、Proxy Clientが無線信号を受信できる次のDW区間まで、Proxy Deletionの送信を待機する。なお、NAN101は、Proxy Deletionを送信すべきと判定したタイミングが、Proxy Clientが無線信号を受信できるDW区間内であった場合は、そのDW区間において直ちにProxy Deletionを送信してもよい。
その後、NAN101は、自身にサービス情報の代理送信を依頼していたすべてのProxy Clientに対して、Proxy Deletionを送信した後に、Proxy Serverの処理を停止する(S1005)。そして、NAN101は、nが4の倍数のDWnの期間において無線信号を受信するように制御を行う(S1006)。なお、NAN101は、他のNANデバイスのサービス情報を代理送信するProxy Serverとして動作していない場合(S1003でNO)は、Proxy Deletionを送信することなく、S1005及びS1006の処理を実行する。
図11を用いて、本実施形態におけるNAN101がProxy依頼要求を受信した場合のシーケンスについて説明する。なお、図10の処理の開始時点において、NAN101のProxy機能は、NAN101のユーザによって無効に設定されているものとする。このため、NAN101は、他のNANデバイスのサービス情報の代理送信の依頼は受けておらず、nが4の倍数のDWnの期間においてのみ無線信号を受信することができるものとする。
S1101及びS1102の処理は、それぞれ、図6のS601及びS602の処理と同様である。ただし、NAN101は、この時点において、Proxy機能を無効に設定しているため、S603〜S605の処理を実行することはない。
その後、NAN101のユーザが、NAN101のProxy機能を、UIを介して有効に設定したものとする(S1103)。すると、NAN101は、図10のフローチャートに従って、Proxy機能を有効に設定し(S1104)、DW設定制御を実行して(S1105)、全DW期間において無線信号を受信できる状態となる。
S1106の処理は、図6のS607と同様である。NAN103は、DW1において、S1102と同様のメッセージを再送する。すなわち、NAN103は、再度、Proxy Register Requestを送信する(S1107)。ここでは、NAN101は、DW1で無線信号を受信できる状態であり、かつ、Proxy機能が有効である。このため、NAN101は、Proxy Register Requestを受信すると、Proxy Register Responseメッセージを送信する(S1108)。これにより、NAN101は、NAN103の代理処理を実行するようになる。そして、NAN101は、図6のS609のように、NAN103によって提供されるサービスを他の機器(NAN104)が探索する場合に、NAN103の代わりに応答メッセージを送信できるようになる。
続いて、図12を用いて、ユーザによってNAN101のProxy機能が無効とされた場合のシーケンスについて説明する。ここでは、NAN101は、図11で示したように、NAN103のサービスのProxy依頼を受け付けたものとして説明を行う。また、本例では、DW15の期間において、NAN101のProxy機能が無効化される場合について説明する。また、NAN103は、DW0の期間においてのみ無線信号を受信できる状態にあるものとする。
まず、DW15の期間において、NAN101のユーザが、NAN101のProxy機能を無効にする(S1201)。DW15の期間においては、NAN103は無線信号を受信できる状態にはない。このため、NAN101は、この時点においては、まだ、Proxy Deletionを送信しない。その一方で、NAN102は、DW期間であることを通知するSync Beaconをブロードキャストで送信する(S1202)。
NAN104は、DW15の期間において、NAN103が提供する所定のサービスを発見するためのSubscribeメッセージを送信する(S1203)。この場合、NAN101は、まだProxy DeletionをNAN103に送信していないため、Proxy Serverとしての動作を継続する。すなわち、NAN101は、図6のS609と同様に、Proxy Publishメッセージを送信する(S1204)。
その後、DW15の期間が終わり、次のDW期間であるDW0の期間になると、NAN102は、Sync Beaconを送信する(S1205)。DW0の期間では、NAN103が無線信号を受信できる状態となるため、NAN101は、この期間においてProxy Deletionを送信する(S1206)。このメッセージは、NAN101が、NAN103に対して、Proxyを停止することを通知するためのメッセージである。NAN101は、Proxy Deletionメッセージを送信すると、図10のフローチャートに従って、Proxy Serverとしての動作を停止し(S1207)、無線信号を受信するDW期間をnが4の倍数のDWnの期間のみとする。
本実施形態では、NAN101は、ユーザがProxy設定を無効にした時点で直ちにProxy Serverとしての動作を停止するのではなく、まず、Proxyを依頼したNAN ClientにProxyを停止したことを通知する。そして、NAN101は、その通知の後に、Proxy Serverとしての動作を停止する。これにより、NAN Clientが、NAN101がProxy Serverとして動作しなくなっていたことを知ることができない状態となることを防ぐことができる。この場合、NAN Clientは、NAN101がProxy Serverの動作を停止したことに応じて、無線信号を受信することができるDW期間の数を増やすことで、自身が提供するサービスを、迅速に周囲のNANデバイスに通知することができる。また、NAN Clientは、他のProxy Serverに対して、Proxy Serverとして代理処理を実行するように依頼することもできる。
本実施形態では、NAN101のProxy機能の有効/無効をユーザが明示的に設定することによって無線信号を受信するDW期間を変更するように制御した。しかしながら、Proxy機能の有効/無効の設定は、ユーザの明示的な設定によらず、他の方法で自動又は手動で行われうる。例えば、NAN101は、安定的な電源によって電力が供給されている場合にはProxy機能を有効に設定し、一方で、電池によって電力が供給されている場合など、非安定的電源によって電力が供給されている場合にはProxy機能を無効に設定してもよい。また、NAN101は、電池残量が所定量より多い場合にはProxy機能を有効に設定し、電池残量が所定量以下である場合にはProxyを無効に設定するようにしてもよい。また、NAN101は、周囲のNANデバイスを検索し、Proxy機能を有効としているNANデバイスが多数存在する場合には、自身のProxy機能を無効に設定してもよい。この場合、NAN101は、Proxy機能を有効としているNANデバイスが少ない場合又は存在しない場合には、自身のProxy機能を無効に設定してもよい。
<その他の実施形態>
上述の実施形態では、NAN101が、NAN103が提供しているサービスの通知に関して、代理で応答するProxy Serverとして動作する場合について説明した。しかしながら、Proxy機能によって代理送信されるのは提供可能なサービスの情報に限られない。例えば、NAN101は、他の機器によるサービスを探している要求を受け付けて、その機器の代わりにサービスを探してもよい。この場合、NAN101は、例えば、他の機器によるSubscribeメッセージを代理で送信してその応答であるPublishメッセージを受信することによってサービスの探索を行いうる。なお、NAN101は、Subscribeメッセージを送信することなく、さらに別の機器が(例えば自発的に)送信したPublishメッセージを待ち受けてもよい。いずれの場合であっても、NAN101は、サービスの探索の代理を依頼した機器に対して、その機器が無線信号を受信できるDW期間において、その探索結果を通知することができる。
また、上述の実施形態では、NAN101は、NAN103からのProxy要求を受け付けたが、他の1つ以上のNANデバイスからのProxy要求を受け付けてもよい。この場合、NAN101は、例えば図4の処理において、1台でもProxy処理を受け付けている場合には、全DW期間において無線信号を受信できる状態となるようにしうる。また、NAN101は、1つ以上の他の機器のためにProxy Serverとして動作している場合に、当該他の機器の台数に応じて、無線信号を受信できる状態とするDW期間の頻度を変更するようにしてもよい。すなわち、NAN101は、1つの周期に含まれる16個のDW期間のうちのいくつのDW期間において無線信号を受信できる状態となるかを設定するようにしてもよい。例えば、NAN101は、1台の機器に対するProxy Serverとして動作中はnが4の倍数のDWnの期間でのみ無線信号を受信し、2台の機器に対するProxy Serverとして動作中はnが2の倍数のDWnの期間で無線信号を受信しうる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
301:無線LAN制御部、302:NAN制御部、303:Proxy制御部、304:DW設定制御部、305:UI制御部、306:記憶部

Claims (13)

  1. 所定の時間間隔で到来する所定の長さの期間において他の通信装置との間で無線信号の送受信を行うことができる通信手段と、
    他の機器の代理としての前記期間における無線信号の送信と受信との少なくともいずれかの処理を実行することができる実行手段と、
    前記実行手段が前記処理を実行するか否かに応じて、前記期間において前記通信手段が前記無線信号の送受信を行うことができる状態にする頻度を設定する設定手段と、
    を有し、
    前記無線信号は、他の通信装置が提供するサービスを示す信号、又は、他の通信装置が提供するサービスを探索する信号を含む、
    とを特徴とする通信装置。
  2. 前記設定手段は、前記実行手段が前記処理を実行する場合の前記頻度を、前記実行手段が前記処理を実行しない場合の前記頻度より高く設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記設定手段は、前記実行手段が前記処理を実行する場合、全ての前記期間において前記通信手段が無線信号の送受信を行うことができる状態となるように、前記頻度を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記実行手段による前記処理を有効とするか無効とするかのユーザの設定を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記実行手段による前記処理を有効とする前記ユーザの設定が受け付けられている場合の前記頻度を、前記実行手段による前記処理を無効とする前記ユーザの設定が受け付けられている場合の前記頻度より高く設定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記実行手段による前記処理を無効とする前記ユーザの設定が受け付けられた場合であって、前記実行手段が他の機器の代理として前記処理を実行している場合に、前記通信手段は、前記他の機器に対して当該処理を停止することを通知するメッセージを送信し、前記実行手段は、前記処理の実行を停止する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記通信手段は、前記他の機器が無線信号を受信することができる前記期間において、前記メッセージを送信し、
    前記実行手段は、前記メッセージが前記他の機器へ送信されてから、前記処理の実行を停止する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記設定手段は、さらに、前記実行手段が1つ以上の他の機器の代理として前記処理を実行している場合に、当該1つ以上の他の機器の数に応じて、前記頻度を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  8. 前記設定手段は、前記数が多いほど、前記頻度を高く設定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記期間は、Wi−Fi Alliance Neighbor Awareness NetworkingのDiscovery Windowの期間である、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記実行手段が前記処理を実行するか否かに応じて、前記期間においてBeaconを送信する装置の決定に用いられる値を決定する決定手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 所定の時間間隔で到来する所定の長さの期間において他の通信装置との間で無線信号の送受信を行うことができる通信手段と、他の機器の代理としての前記期間における無線信号の送信と受信との少なくともいずれかの処理を実行することができる実行手段と、を有する通信装置の制御方法であって、
    前記実行手段が前記処理を実行するか否かに応じて、前記期間において前記通信手段が前記無線信号の送受信を行うことができる状態にする頻度を設定する設定工程を有し、
    前記無線信号は、他の通信装置が提供するサービスを示す信号、又は、他の通信装置が提供するサービスを探索する信号を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
  12. 所定の時間間隔で到来する所定の長さの期間において他の通信装置との間で無線信号の送受信を行うことができる通信手段と、他の機器の代理としての前記期間における無線信号の送信と受信との少なくともいずれかの処理を実行することができる実行手段と、を有する通信装置に備えられたコンピュータに、
    前記実行手段が前記処理を実行するか否かに応じて、前記期間において前記通信手段が前記無線信号の送受信を行うことができる状態にする頻度を設定する設定工程を実行させるためのプログラムであって、
    前記無線信号は、他の通信装置が提供するサービスを示す信号、又は、他の通信装置が提供するサービスを探索する信号を含む、
    ことを特徴とするプログラム
  13. Neighbor Awareness NetworkingのDiscovery Windowにおいてサービス情報を通信する通信手段と、
    他の機器のサービス情報をDiscovery Windowにおいて代理送信する処理を実行する実行手段と、
    前記実行手段が前記処理を実行しない場合にDiscovery Windowにおいて無線通信を行わないDOZE状態に前記通信手段を設定する頻度より前記実行手段が前記処理を実行する場合にDiscovery Windowにおいて無線通信を行わないDOZE状態に前記通信手段を設定する頻度が低くなるようにDiscovery Windowにおける前記通信手段のDOZE状態の設定を行う設定手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
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