JP2012100149A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画のフレームレートを変更する場合の記録装置の使い勝手を向上させる。
【解決手段】記録装置は、撮像手段により得られた動画データを記録開始の指示があるまで繰り返しメモリの所定の記憶領域に記憶すると共に記録開始の指示に応答してメモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始する記録モードを設定するモード設定手段と、撮像手段より出力される動画データのフレームレートを設定するフレームレート設定手段とを備え、設定されるフレームレートの動画データがメモリの所定の記憶領域にモード設定手段により設定される記録モードで記録されるときの記録時間が所定の記録時間よりも短くならないように、記録モードにおけるフレームレート設定手段によるフレームレートの設定を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は記録装置に関し、特に、動画を記録する装置に関する。
従来、動画や音声を記録する装置としてビデオカメラが知られている。ビデオカメラでは、ユーザによる撮影開始の指示により撮影を開始するので、撮影開始前の撮り逃したシーンを記録することができないという問題点があった。そこで、バッファメモリに対して繰り返しデータを記録しておき、ユーザの指示があった時点でバッファメモリへの書き込みを停止することで、撮り逃しを防ぐ構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ビデオカメラにメモリを内蔵し、撮影開始指示の直前の所定期間分の動画像を繰り返しメモリに記憶しておき、撮影指示があると、その時点でメモリに記憶しておいた所定期間前の動画から記録媒体に記録することも考えられている。
また、近年では、記録する動画のフレームレートを変更することが可能なビデオカメラも登場している。例えば、高いフレームレートで撮影、記録した動画を低いフレームレートで再生、表示することで、スローモーション効果を得ることができる。
特開平7−99628公報
前記の様に、撮影開始の指示に応じて、メモリに記憶しておいた所定期間前の動画から記録媒体に記録する構成により、撮り逃しを防ぐことができる。しかし、撮影する動画のフレームレートが変わると、メモリに記憶可能な動画の時間も変わってしまう。また、フレームレートが非常に高くなった場合、極めて短い時間しかメモリに記憶できなくなることもある。
この様にフレームレートを変えた場合、ユーザは、撮影指示の前にどのくらいの期間、動画をメモリに記憶しておくことができるのかということを確認できない。そのため、使い勝手が悪いものであった。
本発明はこの様な問題を解決することを目的とする。本発明は、動画のフレームレートを変更する場合の使い勝手を向上させることを目的とする。
また、本発明は、記録開始の直前に記憶する動画の記録時間とフレームレートとを簡単に設定できるようにすることを目的とする。
上記本件発明の目的を達成するため、本発明における記録装置は、設定されたフレームレートで動画データを出力する撮像手段と、少なくとも撮像手段により得られた動画データを記憶するための所定の記憶領域を有するメモリと、記録開始の指示に応じて撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録する記録手段と、撮像手段から出力された動画データの記録開始の指示に対応するフレームから記録手段による記録を開始する第1の記録モードと、撮像手段により得られた動画データを記録開始の指示があるまで繰り返しメモリの所定の記憶領域に記憶すると共に記録開始の指示があると、前記メモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始して所定の記録時間前に撮影された動画データから記録手段による記録を開始する第2の記録モードのうちのいずれかを記録モードとして設定するモード設定手段と、フレームレートを設定するフレームレート設定手段と、フレームレート設定手段により設定されるフレームレートの動画データが第2の記録モードにおいてメモリの所定の記憶領域に記録されるときの記録時間が所定の記録時間よりも短くならないように、第2の記録モードにおけるフレームレート設定手段によるフレームレートの設定を制御する制御手段とを備える。
動画のフレームレートを変更する場合の記録装置の使い勝手を向上させることができる。
本発明の実施形態におけるビデオカメラの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例における記録処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例におけるフレームレート設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例におけるフレームレートの設定画面を示す図である。 本発明の第1の実施例におけるプレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例におけるフレームレートの設定画面を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるプレ記録時間とフレームレートの対応情報を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるプレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例におけるプレ記録時間の設定画面を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例におけるフレームレートの設定画面を示す図である。 本発明の第4の実施例におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例におけるフレームレートの設定画面を示す図である。 本発明の第5の実施例におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施例におけるフレームレートの設定画面を示す図である。 本発明の第5の実施例におけるプレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施例におけるプレ記録時間の設定画面を示す図である。 フレームレートの設定画面とプレ記録時間の設定画面の他の実施例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の記録装置としてのビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。なお、ビデオカメラ100は、所定の記録フォーマットに従い動画信号を記録する。また、記録媒体に記録された動画信号やその他の情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムに従い、ファイルとして管理される。また、ビデオカメラ100は、撮影する動画のフレームレート(単位時間あたりのフレーム数)を複数の所定のフレームレートのうちの何れかに変更することができる。また、ビデオカメラ100は、ユーザによる撮影開始の指示の直前の所定の記録時間分の動画を繰り返しメモリに記憶しておき、記録開始の指示があると、メモリから所定の記録時間前に撮影された動画を読み出して記録する、プレ記録モードを備えている。
図1において、撮像部101は被写体を撮影し、被写体を示す動画データを生成して出力する。撮像部101は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の光学系、CCD等のイメージセンサ、アイリス、撮影した動画データをデジタルデータに変換するAD変換器、撮影された動画データに必要な処理を施す処理回路等を含む。音声入力部102は、マイクロフォンやアンプ、AD変換器等を有し、被写体の音声を取得し、音声データを出力する。メモリ103は、撮像部101から出力された動画データや音声入力部102からの音声データ、表示用の画像信号、圧縮された動画データやその他の情報を記憶する。また、メモリ103は、後述のプレ記録モードにおいて、ユーザからの撮影開始の指示の直前の所定期間の圧縮された動画データを記憶可能な容量(所定の記憶領域)を備えている。
信号処理部104は、記録時においては、撮影された動画データに対してMPEG等の公知の符号化方式に従う符号化処理を施し、その情報量を圧縮してメモリ103に記憶する。また、信号処理部104は、再生時においては、再生された動画データや音声データを復号し、情報量を伸張する。
表示制御部105は、制御部107からの指示に従い、動画像や各種の情報を表示部106に表示する。表示部106は液晶パネル等、公知の表示装置を含む。
制御部107はマイコンやその他必要なメモリを有し、不図示の不揮発メモリに記憶されたプログラムに従い、操作部108からの指示に応じてビデオカメラ100の各部の動作を制御する。操作部108は、ユーザにより操作可能な電源スイッチ、動画像の撮影開始、停止を指示するトリガスイッチ、再生スイッチ、メニュースイッチ等の各種のスイッチを備える。制御部107は、操作部108からのユーザの指示を受け付ける。また、ユーザはメニュースイッチを操作して表示部106にメニュー画面を表示し、このメニュー画面を利用してビデオカメラ100の動作モードを変更し、また、設定を変更する。
記録再生部109は、制御部107からの指示に従い、動画データや音声データ、各種の情報を記録媒体110に記録し、また、記録媒体110から再生する。記録媒体110はメモリカードやハードディスク(HDD)等のランダムアクセス可能な記録媒体である。本実施形態では、記録媒体110はフラッシュメモリを内蔵した交換可能なメモリカードである。また、記録媒体110は、不図示の装着、排出機構により、ビデオカメラ100に対してユーザが容易に装着、排出可能な構成である。出力部111は、撮影された動画データ、或いは、再生された動画データをビデオカメラ100の外部機器に出力する。内部バス112は、ビデオカメラ100の各部の間で、各種のデータやコマンドを転送するために用いられる。
次に、ビデオカメラ100による記録処理について説明する。図2はビデオカメラ100における記録処理を示すフローチャートである。なお、図2の処理は制御部107が上記記憶されたプログラムを実行することで各部を制御することにより実行される。
操作部107によりビデオカメラ100の電源が投入されると、制御部107はビデオカメラの動作モードを通常記録モード(第1の記録モード)に設定する。そして、各部を制御して、撮像部101により得られた動画データをメモリ103に記憶する。制御部107は、後述の様にユーザにより設定されたフレームレートの動画を撮影し、動画データを出力するように撮像部101を制御する。そして、メモリ103に記憶された動画データに応じた被写体の動画像を表示部106に表示し、記録待機状態となる(S201)。
この状態で、制御部107は、操作部108によりプレ記録モード(第2の記録モード)への切り替え要求があったか否かを判別する。プレ記録モードへの切り替え要求が無い場合、制御部107は、記録開始の指示があるか否かを判別する(S205)。記録開始の指示があると、制御部107は各部を制御し、動画の記録を開始する。通常記録モードでは、記録開始の指示に対応するフレームから動画の記録を開始する。撮像部101は、制御部107からの指示により、設定されたフレームレートの動画データを出力し、バス110を介して順次メモリ103に記憶する。信号処理部104は、メモリ103に記憶された動画データを圧縮して、再度メモリ103に記憶する(S206)。また、制御部107は、現在設定されているフレームレートが30フレーム/秒(fps)、或いは、24fpsの場合、音声入力部102からの音声データを符号化するように信号処理部104を制御する。制御部107は記録再生部109に対し、メモリ103から動画データを読み出し、記録媒体110に記録するように指示する(S207)。
そして、記録開始後、操作部107により記録停止の指示があると(S208)、制御部107は記録再生部109に対して、動画の記録停止を指示する(S209)。なお、本実施形態では、記録開始の指示から記録停止の指示までの間に記録された一連の動画を一つのファイルとして管理する。
なお、本実施形態では、圧縮された動画データと音声データのデータレート(単位時間あたりのデータ量)が記録媒体110に対して記録可能なデータレートよりも低い。そのため、記録開始の指示の後、メモリ103に対して所定量の圧縮された動画信号が記憶される度にメモリ103から動画データを読み出して記録媒体110に対して書き込む。そして、メモリ103に記憶された動画データの量が閾値よりも低くなると記録媒体への記録を一時停止する。この様に、記録媒体110に対しては動画データを間欠的に記録する。
そして、制御部107は、操作部108より再生モードや電源オフなど、他のモードへの指示があると、処理を終了する(S210)。
また、S202でプレ記録モードへの切り替え要求があった場合、制御部107はプレ記録モードの設定処理を実行する(S203)。プレ記録モード設定処理については後述する。そして、制御部107は、プレ記録モードに設定されたか否かを判別し(S204)、プレ記録モードに設定されていない場合には、S205に進み、前述の通常記録モードの処理を実行する。また、プレ記録モードが設定された場合、制御部107は、撮像部101により撮影された動画データを圧縮し、順次メモリ103に記憶するように、信号処理部104を制御する(S211)。本実施形態では、n秒分、例えば3秒分の圧縮された動画データをメモリ103に繰り返し記憶する。そして、記録開始の指示があると、メモリ103に記憶された動画信号のうち、記録開始の指示から3秒前のフレームから動画の記録を開始する。この様に、プレ記録モードでは、ユーザからの記録開始指示の時点から3秒前に入力された画面より動画信号の記録を開始する。なお、メモリ103の容量によっては、プレ記録モードにおいて記憶する動画データの記録時間を長くすることも可能である。
プレ記録モードでは、撮像部101からの動画データの各フレームがメモリ103に書き込まれる。その後、信号処理部104により圧縮処理され、メモリ103の決められたアドレスに、繰り返し圧縮された動画データが記憶される。本実施形態では、プレ記録モードにおいて、記録待機状態のときに圧縮された動画データを記憶するためにメモリ103に用意した記憶容量は、120fpsの動画を所定時間分記憶可能な容量とする。そして、プレ記録モードの設定指示に応じて、圧縮された動画を繰り返し記憶するための記憶領域の先頭アドレスから圧縮された動画データの書き込みを開始する。そして、圧縮された動画のための記憶領域の最後まで動画を書き込むと、圧縮された動画のための記憶領域の先頭アドレスに戻って上書きする。従って、プレ記録モードに設定した後、所定時間が経過した後は、記録待機状態において常に所定時間前までの動画がメモリ103に記憶されている。
なお、本実施形態では、MPEG方式で動画データを圧縮しているため、符号化された後のデータ量がフレーム毎に異なる。そのため、信号処理部104は、各フレームの符号化が終了し、メモリ103への書き込みが完了する度に、各フレームの記憶アドレスの情報を制御部107に知らせる。これにより、制御部107は、現在メモリ103に記憶されている動画データのn秒前のフレームの記憶アドレスを検出することができる。
この様に、プレ記録モードが設定されると、メモリ103に対して撮像部101からの動画データを順次記憶する。そして、信号処理部104により圧縮された動画データをメモリ103に記憶する。
次に、制御部107は、操作部108により通常記録モードへの変更が指示されたかどうかを判別する(S212)。プレ記録モードから通常記録モードへの変更が指示された場合、制御部107は、メモリ103への動画データの記憶を停止し、通常記録モードに切り替えて記録待機状態に戻る。また、通常記録モードへの変更指示が無い場合、制御部107は、操作部108により記録開始の指示があったかどうかを判別する(S213)。記録開始の指示が無い場合には、S211に戻る。また、記録開始の指示があると、制御部107は、メモリ103に記憶された圧縮動画データのうち記録開始の指示に対応したフレームのn秒前のフレームから記録媒体110対する記録を開始するように、記録再生部109を制御する(S214)。記録開始の指示の後も、撮像部101は引き続き設定されたフレームレートの動画データの撮影を継続し、動画データを継続して出力する。また、信号処理部104は、記録開始の指示の後も、引き続き動画、音声データの圧縮を継続し、メモリ103に対して圧縮された動画、音声データを継続して書き込む。このとき、記録再生部104は、メモリ103における、圧縮された動画を繰り返し記憶するための記憶領域に対して引き続いて圧縮された動画、音声データを記憶する。記録再生部109は、メモリ103から圧縮された動画データと音声データを読み出して記録媒体110に記録する。そして、メモリ103に記憶された動画データと音声データのデータ量が閾値よりも少なくなったことに応じて、メモリ103からのデータの読み出しと記録媒体110への記録を一時停止する。この様に、記録媒体110に対しては動画と音声データを間欠的に記録する。
そして、制御部107は、記録停止の指示があったかどうかを判別し(S215)、記録停止の指示があると、記録媒体110に対する圧縮動画データの記録を停止する(S216)。このとき、制御部107は、記録停止の指示があったときに撮影されていたフレームを記録停止フレームとして検出する。そして、制御部107は、この記録停止フレームまで動画データを符号化してメモリ103に記憶するように信号処理部104に指示する。そして、制御部107は、記録停止フレームまで動画データを記録した後、記録を停止するように記録再生部109に指示する。記録媒体110への記録が停止すると、制御部107は再度、撮像部101からの動画データを圧縮し、前述の様に繰り返しメモリ103に書き込む様に各部を制御する。そして、記録待機状態に移行して(S217)、操作部108より再生モードや電源オフなど、他のモードへの指示があると、処理を終了する(S218)。
なお、プレ記録モードを設定後、n秒経過する前に記録開始の指示があった場合には、プレ記録モードを設定後、最初にメモリ103に記憶されたフレームから記録を開始するものとする。
次に、フレームレートの設定処理について説明する。ユーザは、通常記録モードとプレ記録モードの何れにおいても、記録待機状態のときに、撮像部101により撮影して記録する動画のフレームレートを設定することができる。そして、本実施形態では、通常記録モードにおいては、12fps、15fps、24fps、30fps、60fps、120fps、240fps、480fps、960fpsの何れかに設定することができる。一方、動画データの圧縮率を変えない場合、フレームレートが高くなるほど、単位時間当たりの符号化された動画データのデータ量が増加する。また、メモリ103の容量に限界があり、フレームレートが高くなると、プレ記録モードにおいて、記録開始前にメモリに記憶可能な動画の時間が極めて短くなる。本実施形態では、プレ記録モードにおいて、記録待機状態のときに圧縮された動画データを記憶するためにメモリ103に用意した記憶容量は、120fpsの動画を所定時間分記憶可能な容量とする。そのため、プレ記録モードにおいては、記録開始前にメモリ103に記憶可能な動画の記録時間が所定時間、ここでは3秒よりも短くならないように、240fps、480fps、960fpsの設定を禁止している。なお、もしユーザがフレームレートを120fpsよりも低く設定した場合、記録待機状態において、3秒よりも長い時間の圧縮された動画をメモリ103に記憶することができる。しかし、第1の実施形態では、設定されたフレームレートが120fps以下の何れであっても、プレ記録モードにおいては記録開始の指示の3秒前のフレームから記録を開始するものとしている。例えば、フレームレートを60fpsに設定した場合、メモリ103には6秒分の圧縮された動画、音声データを記憶することができるが、この場合でも、記録開始の指示の3秒前のフレームから記録を開始する。
図3はフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。図3の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。
ユーザが操作部108を操作して、フレームレートの設定を指示すると、制御部107は、現在の記録モードが通常記録モードかプレ記録モードかを判別する(S301)。通常記録モードの場合、制御部107は、前記の通り全てのフレームレートの設定を許可する(S302)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S303)。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S304)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S305)。
一方、現在の記録モードがプレ記録モードの場合、制御部107は、通常記録モードで設定可能なフレームレートのうち、一部の所定のフレームレートの設定を許可し、他のフレームレートの設定を禁止する(S306)。具体的には、12fps、15fps、24fps、30fps、60fps、120fpsの何れかの設定を許可する。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S303)。このときに表示されるのは、S306で許可されたフレームレートである。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S304)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S305)。
図4は、S303で表示されるフレームレートの設定画面の例を示す図である。表示画面401は通常記録モードにおいて表示部106に表示される設定画面である。設定画面401において、メニュー402は撮影機能のメニュー項目であり、ここではフレームレートの変更に関する項目が選択されている。また、メニュー403はフレームレートの変更に関するメニュー項目であり、ここではフレームレートを設定する項目が選択されている。メニュー404は設定可能なフレームレートの値が表示されるメニューである。ここでは、全ての値がメニュー404に表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル404aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。そして、操作部108により、選択されたフレームレートの値を設定する。
また、表示画面405はプレ記録モードにおいて表示部106に表示される設定画面である。設定画面401において、メニュー406は設定可能なフレームレートの値が表示されるメニューである。ここでは、240、480、960以外の値が表示されている。ユーザは操作部108を操作してカーソル404aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。そして、操作部108により、選択されたフレームレートの値を設定する。
次に、S203のプレ記録モード設定処理を説明する。本実施形態では、通常記録モードにおいて設定可能なフレームレートの値と、プレ記録モードにおいて設定可能なフレームレートとが異なる。そこで、プレ記録モードへの切り替え要求の際に、設定されているフレームレートに基づき、プレ記録モードへの切り替えを行うか否かを設定する。図5は、プレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。
まず、制御部107は、図3の処理によりメモリ103に記憶された、現在設定されているフレームレートの値を確認する(S501)。そして、制御部107は、現在のフレームレートが、プレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートであるか否かを判別する(S502)。現在のフレームレートがプレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートであった場合、制御部107は、プレ記録モードへの切り替えを許可し(S503)、プレ記録モードの設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S504)。そして、ユーザが操作部108を操作して、プレ記録モードの設定を指示すると(S505)、制御部107は、プレ記録モードを設定して図2のS204に進む。
また、S502において、現在のフレームレートがプレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートでない場合、制御部107は、プレ記録モードへの切り替えを禁止する(S506)。そして、制御部107は、プレ記録モードで設定可能なフレームレートが設定されておらず、プレ記録モードへの切り替えができない旨の警告画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S507)。
次に、再生処理について説明する。
操作部108により再生モードの指示があると、制御部107は、記録媒体110に記録された動画データのファイル(動画ファイル)に含まれる動画データの先頭部分を再生するように、記録再生部109を制御する。そして、再生された動画信号の先頭部分を信号処理部104により復号し、表示制御部105に送る。表示制御部105は、復号された先頭画面のサイズを縮小し、代表画像を生成して表示部106に表示する。ユーザは操作部108を操作し、表示部106に表示された各動画ファイルの代表画像のうち、再生したい所望の代表画像を選択し、再生を指示する。
制御部107は再生が指示されると、選択された代表画像に対応した動画ファイルを再生するように、記録再生部109を制御する。記録再生部109は、指定された動画ファイルを記録媒体から再生し、メモリ103に記憶する。信号処理部104はメモリ103から動画データを読み出して復号し、再度メモリ103に記憶する。表示制御部105はメモリ103から復号された動画データを読み出し、再生された動画像を表示部106に表示する。そして、再生停止の指示があると、制御部107は動画ファイルの再生を停止し、再び、代表画像を表示部106に表示させる。
なお、本実施形態では、前述の様に様々なフレームレートで撮影されて記録された動画を再生する場合には、所定のフレームレート、例えば30フレーム/秒で再生、表示するものとする。そのため、例えば、60fpsで撮影した動画を再生する場合には、1/2倍速のスローモーションの動画として再生、表示する。また、15fpsで撮影した動画を再生する場合には、2倍速のファストモーションの動画として再生、表示する。
この様に、本実施形態では、プレ記録モードにおいて、記録開始前にメモリに記憶可能な動画の時間が極めて短くなるフレームレートを設定させないようにした。
そのため、ユーザは、簡単に、プレ記録モードにおける適切なフレームレートを設定することが可能となる。
なお、図5において、S502で所定のフレームレート以外のフレームレートが設定されていた場合、警告画面を表示して処理を終了したが、例えば、フレームレートの変更を促すようにしてもよい。例えば、S507で、警告画面を表示した後、図4のフレームレート設定画面405を自動的に表示部106に表示し、フレームレートの変更をユーザに促す。
また、第1の実施形態では、プレ記録モードにおいて、圧縮された動画データを繰り返しメモリ103に記憶する構成としたが、圧縮していない動画データを記憶する様にしてもよい。その場合、制御部107は、記録開始の指示に応じて、メモリ103に記憶された圧縮されていない動画データのうち、記録開始の指示のn秒前のフレームを検出する。そして、制御部107は、このn秒前のフレームから符号化を開始する様に信号処理部104に指示する。信号処理部104は、制御部107の指示に従い、記録開始のn秒前のフレームから動画と音声の符号化を開始し、符号化された動画と音声データをメモリ103に記憶する。その後、記録再生部109は、メモリ103から動画と音声データを読み出し、記録媒体110への記録を開始する。記録を開始した後、撮像部101は継続して動画データを撮影し、メモリ103に記憶する。制御部107は、記録開始後は、n秒分の符号化されていない動画がメモリ103に記憶されるのを待たずに、順次、メモリ103より動画データを読み出して符号化するように信号処理部104を制御する。その後、記録停止の指示に応じて、制御部107は記録停止の指示に対応したフレームまで符号化を行い、その後記録を停止する様に信号処理部104と記録再生部109を制御する。記録が停止された後、制御部107は、再びメモリ103に対して圧縮されていない動画データを記憶するように撮像部101に指示する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態においてもビデオカメラ100の構成は図1と同様である。第2の実施形態では、プレ記録モードにおけるフレームレートの設定処理が第1の実施形態と異なる。
図6は第2の実施形態におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。図6の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。
ユーザが操作部108を操作して、フレームレートの設定を指示すると、制御部107は、現在の記録モードが通常記録モードかプレ記録モードかを判別する(S601)。通常記録モードの場合、制御部107は、全てのフレームレートの設定を許可する(S602)。そして、制御部107は、表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S603)。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S604)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S605)。
一方、現在の記録モードがプレ記録モードの場合、制御部107は、通常記録モードで設定可能なフレームレートのうち、一部の所定のフレームレートの設定を許可し、他のフレームレートの設定を禁止する(S606)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S607)。このとき、本実施形態では、S606で許可されたフレームレートではなく、通常記録モードで設定可能なフレームレートを全て表示する。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートのうち、プレ記録モードにおいて設定可能な所定のフレームレートが選択されたか否かを判別する(S608)。所定のフレームレートが選択された場合、制御部107は、この選択されたフレームレートが設定されたか否かを判別し(S609)、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S610)。
また、S608で、所定のフレームレート以外のフレームレートが選択された場合、制御部107は通常記録モードへの切り替えを問い合わせる警告画面を表示部106に表示するように、表示制御部106を制御する(S611)。この結果、通常記録モードへの切り替え指示があると(S612)、制御部107は、選択されたフレームレートをメモリ103に保存し(S613)、通常記録モードに変更する(S614)。また、S612で通常記録モードへの切り替え指示が無い場合は、S607に戻り、設定画面を表示する。
制御部107は、フレームレートが変更されると、記録開始の指示に応じて、変更されたフレームレートの動画データを撮影し、出力する様に撮像部101を制御する。また、制御部107は、各部に対し、設定されたフレームレートに応じて符号化処理、或いは記録処理を実行するように、制御する。
図7は、第2の実施形態におけるフレームレートの設定画面の例を示す図である。プレ記録モードにおいて設定画面701が表示される。設定画面701において、メニュー702、703はそれぞれ図4のメニュー402、403と同様である。また、メニュー704には、設定可能なフレームレートの値が表示される。ここでは、全ての値がメニュー704に表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル704aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。この状態で、例えば、ユーザが操作部108を操作して、480fpsを選択した場合、制御部107は、通常記録モードへの切り替えを問い合わせる警告画面706を含む設定画面705を表示部106に表示するように表示制御部105を制御する。ユーザは操作部108を操作して、カーソル707を移動させることで、プレ記録モードをオフし、通常記録モードに切り替えるか否かを選択する。ここで、通常記録モードへの切り替えを指示しない場合には、再度、設定画面701が表示される。また、通常記録モードへの切り替えが指示された場合、フレームレートとして480fpsが設定され、通常記録モードに変更される。
この様に、本実施形態では、プレ記録モードにおいて、記録開始前にメモリに記憶可能な動画の時間が極めて短くなるフレームレートを選択した場合に、通常記録モードへの切り替えを問い合わせるようにした。
そのため、ユーザは、簡単に、適切なフレームレートを設定することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。なお、本実施形態においてもビデオカメラ100の構成は図1と同様である。第3の実施形態では、プレ記録モードにおいて、ユーザが、記録開始の指示の時点から、実際に記録開始するフレームまでの時間(プレ記録時間)を、複数の所定の記録時間から選択できるようにした。そして、フレームレートを変更する場合には、そのときに設定されているプレ記録時間によってフレームレートの設定処理を変更する。また、プレ記録時間を変更する場合には、プレ記録時間が短くならないように、そのときに設定されているフレームレートによってプレ記録時間の設定処理を変更する。
図8(a)は、それぞれのフレームレートが設定されている場合に選択可能なプレ記録時間の情報801を示す図である。情報801に示す様に、設定されているフレームレートが高くなるほど、選択可能なプレ記録時間の上限が短くなる。また、フレームレートとして480と960が設定されている場合には、プレ記録時間が短くなりすぎるため、プレ記録モードへの設定が禁止される。そして、本実施形態では、プレ記録モードにおいて、記録待機状態のときに圧縮された動画データを記憶するためにメモリ103に用意した記憶容量は、フレームレートが30fpsの圧縮された動画データを24秒分記憶可能な容量とする。例えば、120fpsの動画であれば、6秒分記憶可能である。
また、図8(b)は、それぞれのプレ記録時間が設定されている場合に選択可能なフレームレートの情報802を示す図である。802に示す様に、設定されているプレ記録時間が長くなるほど、選択可能なフレームレートの上限が低くなる。即ち、プレ記録時間毎に決められた所定のフレームレート以上のフレームレートの設定が禁止される。図8に示す情報801、802は、不図示の不揮発メモリに保存されており、制御部107は、図8に示す情報801、802に基づいてフレームレートとプレ記録時間の設定処理を制御する。
図9(a)は、第3の実施形態における、図2のS203のプレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。まず、制御部107は、メモリ103に記憶された、現在設定されているフレームレートの値を確認する(S901)。そして、制御部107は、現在のフレームレートが、プレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートであるか否かを判別する(S902)。現在のフレームレートがプレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートである場合、制御部107は、プレ記録モードへの切り替えを許可し(S903)、情報801に基づいて、現在のフレームレートに対応するプレ記録時間の設定を許可する(S904)。そして、制御部107は、プレ記録モードの設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S905)。ユーザは操作部108を操作して、設定画面に表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択し、プレ記録モードの設定を指示する(S906)。すると、制御部107は、選択されたプレ記録時間の情報をメモリ103に保存し(S907)、プレ記録モードを設定して図2のS204に進む。
また、S902で、現在のフレームレートがプレ記録モードで設定可能な所定のフレームレートでない場合は、S908に進む。制御部107は、プレ記録モードへの切り替えを禁止し(S908)、プレ記録モードへの設定が無効になっている設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S909)。
なお、本実施形態においても、プレ記録モードの記録待機状態において設定されたフレームレートの圧縮された動画データをメモリ103に繰り返し記憶するように、制御部107が各部を制御する。
図10は、プレ記録モードの設定処理の際に表示部106に表示される設定画面の例を示す図である。図10において、メニュー1002は撮影機能のメニュー項目であり、ここでは特殊な記録機能を設定するための項目が選択されている。また、メニュー1003は特殊な記録機能として設定可能なメニュー項目であり、ここではプレ記録モードを設定する項目が選択されている。設定画面1001は、設定されているフレームレートが480fpsのときに表示される設定画面である。図8(a)の情報801によれば、フレームレートが480fpsの場合、プレ記録モードの設定が禁止されている。そのため、設定画面1001では、プレ記録モードの設定メニューがグレーアウトされて表示され、プレ記録モードの設定が無効になっている。
設定画面1004は、設定されているフレームレートが240fpsのときに表示される設定画面である。フレームレートが240fpsの場合、プレ記録時間として3秒が設定可能である。そのため、設定可能なプレ記録時間を示すメニュー1005には、プレ記録時間として3秒のみが表示される。ユーザは操作部108を操作して、カーソル1005aを移動することにより、メニュー1005に表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択し、設定することができる。
設定画面1006は、設定されているフレームレートが30fpsのときに表示される設定画面である。フレームレートが30fpsの場合、プレ記録時間として3秒、6秒、12秒、24秒が設定可能である。そのため、設定可能なプレ記録時間を示すメニュー1005には、プレ記録時間として3秒、6秒、12秒、24秒が表示される。ユーザは操作部108を操作して、カーソル1005aを移動することにより、メニュー1005に表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択し、設定することができる。
この様に、プレ記録時間を設定する場合、現在設定されているフレームレートに対応したプレ記録時間を設定可能なプレ記録時間として設定画面に表示する。ユーザは、表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択するだけでよいので、簡単にプレ記録モード及びプレ記録時間を設定することができる。
また、本実施形態では、プレ記録モードの記録待機状態において、プレ記録時間を変更することが可能である。図9(b)は、プレ記録時間の変更処理を示すフローチャートである。
プレ記録モードの記録待機状態においてユーザが操作部108を操作し、プレ記録時間の変更を要求すると、制御部107は、現在設定されているフレームレートを確認する(S910)。そして、制御部107は、不揮発メモリに記憶された図8(a)の情報801に基づいて、設定されているフレームレートに対応したプレ記録時間を検出する(S911)。そして、制御部107は、検出したプレ記録時間の情報を含むプレ記録モードの設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S912)。ユーザは操作部108を操作して、設定画面に表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択し、プレ記録時間の設定を指示する(S913)。すると、制御部107は、選択されたプレ記録時間により、メモリ103に保存されたプレ記録時間の情報を更新する(S914)。
制御部107は、プレ記録時間が更新されると、再度、動画を符号化してメモリ103に記憶し直すように、各部を制御する。そして、これ以降は、符号化された動画データをメモリ103における、圧縮された動画データの記憶領域に対して、繰り返し記憶するように、制御部107が各部を制御する。
次に、フレームレートの設定処理について説明する。本実施形態においても、通常記録モードとプレ記録モードの何れにおいても、記録待機状態のときに、撮像部101により撮影して記録する動画のフレームレートを設定することができる。
図11は第3の実施形態におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。図11の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。
ユーザが操作部108を操作して、フレームレートの設定を指示すると、制御部107は、現在の記録モードが通常記録モードかプレ記録モードかを判別する(S1101)。通常記録モードの場合、制御部107は、全てのフレームレートの設定を許可する(S1102)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1103)。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S1104)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S1105)。
一方、現在の記録モードがプレ記録モードの場合、制御部107は、現在設定されているプレ記録時間を確認する(S1106)。そして、制御部107は、図8(b)の情報802に基づいて、現在設定されているプレ記録時間に対応したフレームレートの設定を許可し、他のフレームレートの設定を禁止する(S1107)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1103)。このときに表示されるのは、S1107で許可されたフレームレートである。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S1104)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S1105)。
図12は、第3の実施形態におけるフレームレートの設定画面の例を示す図である。図12において、メニュー1202、1203はそれぞれ図4のメニュー402、403と同様である。また、メニュー1204には、設定可能なフレームレートの値が表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル1204aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。
設定画面1201は、プレ記録時間が24秒に設定されている場合に、S1103で表示されるフレームレートの設定画面である。図8(b)の情報802によれば、プレ記録時間が24秒の場合に設定可能なフレームレートは、12fps、15fps、24fps、30fpsである。そのため、メニュー1204には、12fps、15fps、24fps、30fpsが表示される。
また、設定画面1205は、プレ記録時間が3秒に設定されている場合に、S1103で表示されるフレームレートの設定画面である。図8(b)の情報802によれば、プレ記録時間が3秒の場合に設定可能なフレームレートは、12fps、15fps、24fps、30fps、60fps、120fps、240fpsである。そのため、メニュー1204には、12fps、15fps、24fps、30fps、60fps、120fps、240fpsが表示される。
この様に、プレ記録モードにおいてフレームレートを設定する場合、現在設定されているプレ記録時間に対応したフレームレートを設定可能なフレームレートとして設定画面に表示する。ユーザは、表示されたフレームレートの中から所望のフレームレートを選択するだけでよいので、簡単にフレームレートを設定することができる。
この様にフレームレートとプレ記録時間(n秒)が設定されると、制御部107はフレームレートの情報とプレ記録時間の情報をメモリ103に記憶する。そして、記録開始の指示があると、第1、第2の実施形態と同様に、記録開始の指示があった時点からn秒前のフレームからの動画をメモリ103から読み出して記録を開始する。これ以降の記録処理は第1、第2の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。なお、本実施形態においてもビデオカメラ100の構成は図1と同様である。また、本実施形態においても、第3の実施形態と同様に、プレ記録時間とフレームレートをユーザが変更することができる。本実施形態では、プレ記録モードの設定処理、及び、プレ記録時間の変更処理は、第3の実施形態における図9の処理と同様である。本実施形態では、フレームレート設定処理が第3の実施形態と異なる。
図13は、第4の実施形態におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。図13の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。本実施形態においても、通常記録モードとプレ記録モードの何れにおいても、記録待機状態のときに、撮像部101により撮影して記録する動画のフレームレートを設定することができる。
ユーザが操作部108を操作して、フレームレートの設定を指示すると、制御部107は、現在の記録モードが通常記録モードかプレ記録モードかを判別する(S1301)。通常記録モードの場合、制御部107は、全てのフレームレートの設定を許可する(S1302)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1303)。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S1304)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S1305)。
一方、現在の記録モードがプレ記録モードの場合、制御部107は、現在設定されているプレ記録時間を確認する(S1306)。そして、図8(b)の情報801に基づいて、プレ記録モードへの切り替えが禁止されていないフレームレートの設定を許可し、他のフレームレートの設定を禁止する(S1307)。さらに、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1308)。このとき、本実施形態では、S1307で許可されたフレームレートではなく、通常記録モードで設定可能なフレームレートを全て表示する。そして、制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートのうち、プレ記録モードにおいて設定可能な所定のフレームレートが選択されたか否かを判別する(S1309)。所定のフレームレートが選択された場合、制御部107は、図8(a)の情報801に基づいて、選択されたフレームレートで撮影された動画を現在設定されているプレ記録時間分メモリ103に記録できるか否かを判別する(S1310)。具体的には、情報801において、選択されたフレームレートに対応したプレ記録時間の中に、現在設定されているプレ記録時間が含まれているか否かを判別する。そして、選択されたフレームレートで撮影された動画を現在設定されているプレ記録時間分メモリ103に記録できる場合、制御部107は、選択されたフレームレートがユーザにより新たなフレームレートとして設定されたか否かを判別する(S1311)。新たなフレームレートが設定された場合、制御部107は、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S1312)。
また、S1310で、選択されたフレームレートの動画をプレ記録時間分メモリ103に記録できない場合、制御部107は、選択されたフレームレートに対応したプレ記録時間のうち、最も長い記録時間(上限時間)を検出する(S1313)。そして、制御部107は、プレ記録時間を、検出した上限時間に変更するか否かをユーザに問い合わせるための警告画面を表示部106に表示するように、表示制御部105に指示する(S1314)。この結果、ユーザがプレ記録時間の変更を指示すると(S1315)、制御部107は、選択されたフレームレートを新たなフレームレートとしてメモリ103に保存する(S1316)。そして、制御部107は、S1313で検出したプレ記録時間により、メモリ103に保存されたプレ記録時間の情報を更新する(S1317)。また、S1315で、プレ記録時間の変更指示がない場合には、S1308に戻り、再度フレームレートの設定画面を表示する。
また、S1309で、所定のフレームレート以外のフレームレートが選択された場合、制御部107は通常記録モードへの切り替えを問い合わせる警告画面を表示部106に表示するように、表示制御部106を制御する(S1318)。この結果、通常記録モードへの切り替え指示があると(S1319)、制御部107は、選択されたフレームレートをメモリ103に保存し(S1320)、通常記録モードに変更する(S1321)。
図14は、第4の実施形態におけるフレームレートの設定画面の例を示す図である。図14において、メニュー1402、1403はそれぞれ図4のメニュー402、403と同様である。また、メニュー1404にはフレームレートの値が表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル1404aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。
設定画面1401に示すように、現在設定されているプレ記録時間が24秒の場合、カーソル1401aにより、240fpsが選択されると、警告画面1406が設定画面1405に表示される。240fpsが選択された場合、図8(a)の情報801によれば、240fpsではプレ記録時間を24秒に設定することができない。そのため、プレ記録時間を、240fpsに対応したプレ記録時間である3秒に変更するか否かを問い合わせる画面1406が表示される。ユーザは操作部108を操作して、カーソル1407を移動して、プレ記録時間を変更するか否かを指示する。
この結果、プレ記録時間の変更が指示されると、設定画面1408が表示部106に表示される。
この様に、プレ記録モードにおいてフレームレートを設定する場合、選択したフレームレートの動画を、現在設定されているプレ記録時間分記録できない場合、プレ記録時間を変更するための問い合わせ画面を表示する。そのため、ユーザは、フレームレートの変更に伴い、簡単にプレ記録時間を変更することができる。
この様にフレームレートとプレ記録時間(n秒)が設定されると、制御部107はフレームレートの情報とプレ記録時間の情報をメモリ103に記憶する。そして、記録開始の指示があると、第1、第2の実施形態と同様に、記録開始の指示があった時点からn秒前のフレームからの動画をメモリ103から読み出して記録を開始する。これ以降の記録処理は第1、第2の実施形態と同様である。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を説明する。なお、本実施形態においてもビデオカメラ100の構成は図1と同様である。また、本実施形態においても、第3、第4の実施形態と同様に、プレ記録時間とフレームレートをユーザが変更することができる。本実施形態では、フレームレートの設定処理とプレ記録モードの設定処理が第3、第4の実施形態とは異なる。
図15は、第5の実施形態におけるフレームレートの設定処理を示すフローチャートである。図15の処理は制御部107が各部を制御することにより実行される。本実施形態においても、通常記録モードとプレ記録モードの何れにおいても、記録待機状態のときに、撮像部101により撮影して記録する動画のフレームレートを設定することができる。
ユーザが操作部108を操作して、フレームレートの設定を指示すると、制御部107は、現在の記録モードが通常記録モードかプレ記録モードかを判別する(S1501)。通常記録モードの場合、制御部107は、全てのフレームレートの設定を許可する(S1502)。そして、制御部107は、表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1503)。制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートの何れかが選択され、フレームレートが設定されたか否かを判別し(S1504)、フレームレートが設定されると、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶して終了する(S1505)。
一方、現在の記録モードがプレ記録モードの場合、図8(b)の情報801に基づいて、プレ記録モードへの切り替えが禁止されていないフレームレートの設定を許可し、それ以外のフレームレートの設定を禁止する(S1506)。そして、制御部107は表示部106にフレームレートの設定画面を表示するように表示制御部105を制御する(S1507)。このとき、本実施形態では、S1506で許可されたフレームレートではなく、通常記録モードで設定可能なフレームレートを全て表示する。制御部107は、設定画面に表示されたフレームレートのうち、プレ記録モードにおいて設定可能な所定のフレームレートが選択されたか否かを判別する(S1508)。所定のフレームレートが選択された場合、制御部107は、情報801に基づき、選択されたフレームレートの動画を記録可能なプレ記録時の情報を含む、プレ記録時間の設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S1509)。ユーザによりプレ記録時間が選択され、新たなフレームレートが設定された場合(S1510)、制御部107は、設定されたフレームレートの情報をメモリ103に記憶する(S1511)。また、制御部107は、選択されたプレ記録時間により、メモリ103に保存されたプレ記録時間の情報を更新する(S1312)。
また、S1508で、所定のフレームレート以外のフレームレートが選択された場合、制御部107は、通常記録モードへの切り替えを問い合わせる警告画面を表示部106に表示するように、表示制御部106を制御する(S1513)。この結果、通常記録モードへの切り替え指示があると(S1514)、制御部107は、選択されたフレームレートをメモリ103に保存し(S1515)、通常記録モードに変更する(S1516)。
図16は、第5の実施形態におけるフレームレートの設定画面の例を示す図である。図16において、メニュー1602、1603はそれぞれ図4のメニュー402、403と同様である。また、メニュー1604にはフレームレートの値が表示される。ユーザは操作部108を操作してカーソル1604aを移動することにより任意のフレームレートを選択することができる。
設定画面1601に示すように、カーソル1401aにより、120fpsが選択されると、この120fpsに対応したプレ記録時間の情報を含むプレ記録時間の設定画面1606が設定画面1605内に表示される。ユーザは操作部108を操作して、カーソル1607を移動して、プレ記録時間を選択する。
この結果、プレ記録時間が選択されると、設定画面1608が表示部106に表示される。
この様に、プレ記録モードにおいてフレームレートを変更した場合、変更後のフレームレートに対応するプレ記録時間の情報を含む、プレ記録時間の設定画面を自動的に表示する。そのため、ユーザは、フレームレートの変更に伴い、簡単にプレ記録時間を変更することができる。
図17は、第5の実施形態における図2のS203のプレ記録モード設定処理を示すフローチャートである。まず、制御部107は、プレ記録モードの設定画面を表示部106に表示するように、表示制御部105を制御する(S1701)。このとき、全てのプレ記録時間をユーザに表示する。そして、制御部107は、設定画面に表示されたプレ記録時間の中からプレ記録時間が選択されたか否かを判別する(S1702)。プレ記録時間が選択されると、制御部107は、図8(b)の情報802に基づき、選択されたプレ記録時間に対応したフレームレートを含む、フレームレートの設定画面を表示部106に表示するように表示制御部105を制御する(S1703)。ユーザによりフレームレートが選択され、プレ記録時間が設定されると(S1704)、制御部107は、設定されたプレ記録時間によりメモリ103に保存されたプレ記録時間の情報を更新する(S1705)。また、制御部107は、設定されたフレームレートをメモリに103に保存して図2のS204に進む。
図18は、第5の実施形態において、プレ記録モードの設定処理の際に表示部106に表示される設定画面の例を示す図である。図18において、メニュー1802、1803はそれぞれ、図10におけるメニュー1002、1003と同じである。また、メニュー1804には、プレ記録時間が表示され、ユーザは操作部108を操作して、カーソル1804aを移動することにより、メニュー1804に表示されたプレ記録時間の中から所望のプレ記録時間を選択し、設定することができる。設定画面1801において、ユーザがプレ記録時間として24秒を選択すると、選択されたプレ記録時間に対応したフレームレートを含む、フレームレートの設定画面1806が設定画面1805内に表示される。ここでは、選択されたプレ記録時間である24秒に対応したフレームレートとして、12fps、15fps、24fps、30fpsが表示される。ユーザはカーソル1807によりフレームレートを選択する。
フレームレートの設定画面1806において、15fpsが選択されると、設定画面1808が表示される。
この様に、プレ記録時間を変更した場合、変更後のプレ記録時間に対応するフレームレートの情報のみを含む、フレームレートの設定画面を自動的に表示する。そのため、ユーザは、プレ記録時間の変更に伴い、簡単にフレームレートを変更することができる。
この様にフレームレートとプレ記録時間(n秒)が設定されると、制御部107はフレームレートの情報とプレ記録時間の情報をメモリ103に記憶する。そして、記録開始の指示があると、第1、第2の実施形態と同様に、記録開始の指示があった時点からn秒前のフレームからの動画をメモリ103から読み出して記録を開始する。これ以降の記録処理は第1、第2の実施形態と同様である。
なお、第5の実施形態では、フレームレート、或いは、プレ記録時間の選択画面で、カーソルの移動に伴ってフレームレートやプレ記録時間が変更される度に、設定可能なプレ記録時間やフレームレートの情報を表示する様にしてもよい。
例えば、図19のフレームレート設定画面1901では、カーソル1904aが移動する度に、カーソル1904aにより選択されているフレームレートに対応した、設定可能なプレ記録時間の情報1905を自動的に表示する。図19において、メニュー1902、1903はそれぞれ図4のメニュー402、403と同様である。
また、図19のプレ記録時間設定画面1906では、カーソル1909aが移動する度に、カーソル1909aにより選択されているプレ記録時間に対応した、設定可能なフレームレートの情報1910を自動的に表示する。図19において、メニュー1907、1908はそれぞれ、図10におけるメニュー1002、1003と同じである。
この様に表示することで、ユーザは、選択されているフレームレート、或いはプレ記録時間に設定した場合に、設定可能なプレ記録時間やフレームレートを簡単に確認することができる。
その後、フレームレートやプレ記録時間が選択された後の処理は、図15或いは図17の処理と同様である。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

Claims (17)

  1. 設定されたフレームレートで動画データを出力する撮像手段と、
    少なくとも前記撮像手段により得られた動画データを記憶するための所定の記憶領域を有するメモリと、
    記録開始の指示に応じて前記撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記撮像手段から出力された動画データの前記記録開始の指示に対応するフレームから前記記録手段による記録を開始する第1の記録モードと、前記撮像手段により出力された動画データを前記記録開始の指示があるまで繰り返し前記メモリの所定の記憶領域に記憶すると共に前記記録開始の指示があると、前記メモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始して前記所定の記録時間前に撮影された動画データから前記記録手段による記録を開始する第2の記録モードのうちのいずれかを記録モードとして設定するモード設定手段と、
    前記フレームレートを設定するフレームレート設定手段と、
    前記フレームレート設定手段により設定されるフレームレートの動画データが前記第2の記録モードにおいて前記メモリの所定の記憶領域に記録されるときの記録時間が、前記所定の記録時間よりも短くならないように、前記第2の記録モードにおける前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定を制御する制御手段とを備える記録装置。
  2. 前記記録装置はさらに、設定可能な複数のフレームレートの情報を表示装置に表示する表示手段を備え、前記フレームレート設定手段は、前記表示手段により表示されたフレームレートのうちの何れかを選択して設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第2の記録モードにおいて、前記制御手段は前記メモリの所定の記憶領域のサイズに応じて、前記複数のフレームレートのうち所定のフレームレートよりも高いフレームレートの設定を禁止することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の記録モードにおいて、前記制御手段は、前記禁止されたフレームレートの情報を表示しないように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の記録モードにおいて前記所定のフレームレートよりも高いフレームレートが設定されている場合、当該第1の記録モードから前記第2の記録モードへの変更を禁止することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の記録装置。
  6. 前記第2の記録モードにおいて前記フレームレート設定手段により前記所定のフレームレートよりも高いフレームレートの設定が要求された場合、前記制御手段は、前記第2の記録モードから前記第1の記録モードに変更するための情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の記録装置。
  7. 前記記録装置はさらに、前記第2の記録モードにおける前記所定の記録時間を変更する変更手段を備え、前記制御手段は前記第2の記録モードにおいて、前記変更手段により前記所定の記録時間が変更されたとき、前記フレームレート設定手段により設定されるフレームレートの動画データが前記メモリの所定の記憶領域に記録されるときの記録時間が前記変更された所定の記録時間よりも短くならないように、前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の記録装置。
  8. 設定されたフレームレートで動画データを出力する撮像手段と、
    少なくとも前記撮像手段により得られた動画データを記憶するための所定の記憶領域を有するメモリと、
    記録開始の指示に応じて前記撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記撮像手段から出力された動画データの前記記録開始の指示に対応するフレームから前記記録手段による記録を開始する第1の記録モードと、前記撮像手段により出力された動画データを前記記録開始の指示があるまで繰り返し前記メモリの所定の記憶領域に記憶すると共に前記記録開始の指示があると、前記メモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始して前記所定の記録時間前に撮影された動画データから前記記録手段による記録を開始する第2の記録モードのうちのいずれかを記録モードとして設定するモード設定手段と、
    前記フレームレートを設定するフレームレート設定手段と、
    前記第2の記録モードにおいて前記所定の記録時間を設定する記録時間設定手段と、
    前記記録時間設定手段により設定された前記所定の前記記録時間に基づいて前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定処理を制御し、前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートに基づいて前記記録時間設定手段による前記所定の記録時間の設定処理を制御する制御手段とを備える記録装置。
  9. 前記フレームレート設定手段は、複数のフレームレートのうちの何れかを設定可能であり、前記制御手段は、前記第2の記録モードにおいて、前記複数のフレームレートのうち、前記設定手段により設定されるフレームレートの動画データが前記メモリの所定の記憶領域に記録されるときの記録時間が、前記記録時間設定手段により設定された前記所定の記録時間よりも短くならないように所定のフレームレートよりも高いフレームレートの設定を禁止することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記記録時間設定手段は、複数の記録時間のうちの何れかを前記所定の記録時間として設定可能であり、前記制御手段は、前記第2の記録モードにおいて、前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートに対して、前記記録時間設定手段により設定された前記所定の記録時間よりも短くならないように予め決められた記録時間とは異なる記録時間の設定を禁止することを特徴とする請求項8または9に記載の記録装置。
  11. 前記記録装置はさらに、前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定のための情報および前記記録時間設定手段による前記所定の記録時間の設定のための情報を表示装置に表示する表示手段を備え、前記制御手段は、前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定のための情報の表示を前記記録時間設定手段により設定された前記所定の記録時間に基づいて制御し、前記記録時間設定手段による前記所定の記録時間の設定のための情報の表示を前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートに基づいて制御することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の記録装置。
  12. 設定されたフレームレートで動画データを出力する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段により得られた動画データを記憶するための所定の記憶領域を有するメモリを備える記録装置の制御方法であり、
    記録開始の指示に応じて前記撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記撮像手段から出力された動画データの前記記録開始の指示に対応するフレームから前記記録ステップにおける記録を開始する第1の記録モードと、前記撮像手段により出力された動画データを前記記録開始の指示があるまで繰り返し前記メモリの所定の記憶領域に記憶すると共に前記記録開始の指示があると、前記メモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始して前記所定の記録時間前に撮影された動画データから前記記録手段による記録を開始する第2の記録モードのうちのいずれかを記録モードとして設定するモード設定ステップと、
    前記フレームレートを設定するフレームレート設定ステップと、
    前記フレームレート設定ステップで設定されるフレームレートの動画データが前記第2の記録モードにおいて前記メモリの所定記憶領域に記録されるときの記録時間が前記所定の記録時間よりも短くならないように、前記第2の記録モードにおける前記フレームレート設定手段によるフレームレートの設定を制御する制御ステップとを備える制御方法。
  13. 設定されたフレームレートで動画データを出力する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段により得られた動画データを記憶するための所定の記憶領域を有するメモリを備えた記録装置の制御方法において、
    記録開始の指示に応じて前記撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記撮像手段から出力された動画データの前記記録開始の指示に対応するフレームから前記記録ステップでの記録を開始する第1の記録モードと、前記撮像手段により出力された動画データを前記記録開始の指示があるまで繰り返し前記メモリの所定の記憶領域に記憶すると共に前記記録開始の指示があると、前記メモリに記憶された動画データの読み出しを所定の記録時間前に撮影された動画データから開始して前記所定の記録時間前に撮影された動画データから前記記録手段による記録を開始する第2の記録モードのうちのいずれかを記録モードとして設定するモード設定ステップと、
    前記フレームレートを設定するフレームレート設定ステップと、
    前記第2のモードにおいて前記所定の記録時間を設定する記録時間設定ステップと、
    前記記録時間設定ステップで設定された前記所定の前記記録時間に基づいて前記フレームレート設定ステップでのフレームレートの設定処理を制御し、前記フレームレート設定ステップで設定されたフレームレートに基づいて前記記録時間設定ステップでの前記所定の記録時間の設定処理を制御する制御ステップとを備える制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるプログラム。
  15. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるプログラムを格納した記憶媒体。
  16. コンピュータを、請求項8乃至10のいずれか一項に記載された記録装置の各手段として機能させるプログラム。
  17. コンピュータを、請求項8乃至10のいずれか一項に記載された記録装置の各手段として機能させるプログラムを格納した記憶媒体。
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