JP2010087983A - 監視録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】常時同じ記録パラメータで記録することがなく、外部センサーなどが稼動した場合に通常の録画と異なるパラメータで録画されたり、また監視対象の状態により記録が不定期に停止されたりする場合であっても、あらかじめ設定した時間分の映像を記録する監視録画装置を得る。
【解決手段】監視録画装置は、所望の録画時間を指定することにより、監視カメラの映像を記録するパラメータを可変にして、指定した録画時間分の映像を録画する監視録画装置において、上記指定した録画時間分の映像を録画したときの映像データが記録媒体全体に占める割合が予め定めた値に近づくように、定期的に上記パラメータを可変する手段を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、あらかじめ録画したい映像の時間を設定可能とし、設定した時聞分の映像を記録したときの記録媒体の消費率を、ある値に近づけるように自動的に記録を制御する監視録画装置に関する。
従来の監視録画装置においては、映像録画時間を使用者が指定可能な入力手段と、指定した映像録画時間と記録可能な残容量の関係を満足する録画パラメータを算出する手段を設け、算出された録画パラメータと記録可能時間を表示し、使用者がその録画パラメータで記録を実行すると判断した場合には、監視録画装置に対して指定した録画パラメータの設定を行うという構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−86457号公報
従来の監視録画装置では、監視録画装置に設定された録画パラメータは、再び設定されるまで同じ録画パラメータで記録するという構成になっているから、外部センサーなどが稼動した場合に通常の録画と異なるパラメータで録画を行うアラーム記録など、記録可能時間が変化し、使用者が必要とする記録時間を満足することができない可能性がある機能は、警告表示を行って使用しないように促すため、監視録画装置に搭載されている便利な機能が生かせないという問題点があった。
また、エレベーター内の映像など、常時記録するのではなく人物が乗車している場合のみ記録する機能を持つ監視録画装置の場合、不必要に余分な容量が出てしまうという問題点もあった。
この発明は、常時同じ記録パラメータで記録することがなく、外部センサーなどが稼動した場合に通常の録画と異なるパラメータで録画されたり、また監視対象の状態により記録が不定期に停止されたりする場合であっても、あらかじめ設定した時間分の映像を記録する監視録画装置を得ることを目的としている。
この発明に係る監視録画装置は、所望の録画時間を指定することにより、監視カメラの映像を記録するパラメータを可変にして、指定した録画時間分の映像を録画する監視録画装置において、上記指定した録画時間分の映像を録画したときの映像データが記録媒体全体に占める割合が予め定めた値に近づくように、定期的に上記パラメータを可変する手段を備えた。
この発明に係る監視録画装置の効果は、周期的に所定期間の間に記録した画像デ一タの容量を算出して、現在の記録パラメータのまま継続して記録し続けたとき、あらかじめ与えられた記録したい時間分の画像が記録可能かどうか、また必要以上に記録媒体が余らないかを判断する手段を設けるように構成したので、記録状況に合わせて記録媒体を無駄なく消費しつつ、希望した時間の映像を継続して記録し続けることができることである。
また、一定期間に記録した画像データの容量を算出して、定期的に記録パラメータを適切な値に変更するように構成したので、不審者の進入などを検知する外部センサーなどが稼動したときに、通常時よりも良い画質で、しかも単位時間当たりの枚数も多く記録する機能のために、通常時よりも早く記録媒体を消費したとしても、記録媒体の不足によりあらかじめ設定した時間分の映像が記録できないという事態を避けることができることである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の全体構成図である。
この発明の実施の形態1に係る監視録画装置2は、図1に示すように、監視対象を撮影する監視カメラ1から映像信号が入力され、監視室などに設置され監視録画装置2から出力される映像情報を表示するモニタ3、監視録画装置2を操作するリモコン4が付属する。
この発明の実施の形態1に係る監視録画装置2は、映像を記録するタイミング信号と、映像の記録と関連づけて記録する日時情報を出力する時計装置101、監視カメラ1が撮影した映像を画像処理し、映像の変化の有無や、人物の異常行動、監視区域の侵入者、エレベーターの乗降者の有無などを判別し出力する画像処理手段102を有する。
また、監視録画装置2は、監視カメラ1が撮影した映像を符号化し、画像情報を記録する画像記録手段103、時計装置101から入力した日時情報を記録する日時記録手段104、記録制御手段105、記録容量算出手段112、種々のパラメータを記録するパラメータ記憶部120、テーブル記憶部130を有する。
パラメータ記憶部120は、映像を記録する条件を示す記録パラメータを記憶する記録パラメータ領域121、映像の記録時間を示す記録時間パラメータを記憶する記録時間パラメータ領域122を有する。
記録制御手段105は、画像処理手段102から入力した映像の変化を表す情報と、時計装置101から入力した記録タイミングのいずれかが記録パラメータ領域121に設定された記録条件と合致したときに、画像記録手段103、日時記録手段104に対して記録動作を指令し、日時情報および、画像情報を記録させる。
テーブル記憶部130は、画像テーブル131、日時テーブル132、記録容量テーブル133、記録パラメータ変更基準テーブル134を有する。
画像記録手段103が画像テーブル131に、日時記録手段104が日時テーブル132に各々情報を記憶する。従って、記録制御手段105は、画像記録手段103、および日時記録手段104に、同時に記録する情報を、相互に関連付けて記録させるための記録指令を出力する。記録制御手段105から記録指令が出力されると、画像記録手段103、日時記録手段104はそれぞれ画像テーブル131と日時テーブル132とに画像情報と日時情報とを関連付けて格納する。
また、監視録画装置2は、リモコン4から送信されるコマンドを受信するコマンド受信手段106、受信したコマンドの意味を解析するコマンド解析手段107、検索制御手段109、画像再生手段110、表示制御手段111を有する。
コマンド解析手段107は、コマンドの解析結果により、パラメータ設定変更手段108に対してパラメータの変更指示や、検索制御手段109に対して検索指示を行う。
検索制御手段109は、コマンド解析手段107の指示を受けて、テーブル記憶部130に記憶された画像データを検索する。
画像再生手段110は、検索制御手段109にて検索抽出された、画像テーブル131の符号化された記録画像を、復号化して再生する。
表示制御手段111は、モニタ3に表示する画像情報、日時情報を組み合わせて表示画面を構成し、映像信号に変換して出力する。
図2は、記録パラメータ領域121に記憶されている記録パラメータを入力するときのモニタ画面である。
次に、パラメータ記憶部120に記録されている記録パラメータと、記録時間パラメータについて説明する。
記録パラメータは、例えば、記録する監視画像の解像度、画質、フレームレート、人物が撮影されている場面のみが記録する人物検出記録などの特殊モードの設定など、主に記録制御手段105に使用されるパラメータである。
図3は、記録時間パラメータ領域122に記憶されている記録時間パラメータを入力するときのモニタ画面である。
記録時間パラメータは、記録時間制御に使用されるパラメータであり、記録媒体内に記録したい映像の長さである。
記録容量算出手段112は、ある所定の期間に画像テーブル131に記録した画像データの量を算出し、記録容量テーブル133に算出した画像データの量を書き込む。
記録パラメータ変更基準更新手段113は、記録時間パラメータ領域122に記憶されている記録したい長さの映像を記録するための容量を媒体内に確保するための記録パラメータの変更基準を算出し、記録パラメータ変更基準テーブル134を更新する。
記録時間判定手段114は、記録容量テーブル133と記録パラメータ変更基準テーブル134の内容を参照し、記録時間パラメータ領域122に記憶されている記録要求時間分の映像を記録できるように、また、必要以上に記録媒体の容量が余らないように記録パラメータを変更する。
次に、この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の動作を図4から図8を参照しながら説明する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の画像記録に関する処理全体の手順を示すフローチャートである。図5は、この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の記録パラメータ変更基準テーブルの一例である。図6は、発明の実施の形態1に係る監視録画装置での記録パラメータ変更処理の手順を示すフローチャートである。図7は、図5の記録パラメータ変更基準テーブルの値を模式的に表した模式図である。図8は、この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の記録容量テーブルの一例である。
最初に、図4のフローチャートを参照して画像記録に関する処理全体の手順を説明する。
画像記録を実行するに当たりリモコン4にて、記録パラメータおよび記録時間パラメータの設定を行い、リモコン4の録画ボタンを押下することにより、画像の記録処理がスタートする。
先ず、ステップS1にて記録パラメータ変更基準更新手段113が記録時間パラメータを参照して、記録パラメータ変更基準テーブル134を更新する。
この記録パラメータ変更基準テーブル134について、図5、6を用いて説明する。
図5は、この発明の実施の形態1に係る記録パラメータ変更基準テーブル134である。説明を分かり易くするために、解像度は「粗」か「細」、画質は「低」か「中」、フレームレートは「1」か「2」にそれぞれ2段階で設定することが可能とする。各パラメータの設定値の組み合わせは、8通りとなり、それぞれのパラメータで単位時間あたりの画像を記録した場合に消費するデータ量の多い順に並べ、記録パラメータ変更基準テーブル134を作成する。
図5に示す記録パラメータ変更基準テーブル134は、記録パラメータ領域121に設定された、記録要求時間Teを元に作成したものである。記録要求時間Teは、Te時間分の画像を記録したとき、そのときの画像データの容量が、記録媒体全体の容量に近づけるような記録制御をすることを意味する。表中、一番左の列が現在設定されている記録パラメータを示す。例えば、「細低1」とは、解像度が「細」、画質が「低」、フレームレートが「1」であることを意味する。一番上の行は、変更すべき記録パラメータ設定値である。つまり、現在の記録パラメータが「細低1」であった場合、「細低1」の行を見ていくと{R41、R42、R43、50、R45、R46、R47、R48}という8つの数字が並んでいることが分かる。それらの数字は、記録した画像データの記録媒体全体における消費率を示している。
図6は、現在の記録パラメータが「細低1」であった場合の記録パラメータ変更動作フローを示す。本動作フローの詳細は、図4のステップS11にて説明する。また、図7は図5の記録パラメータ変更基準テーブルを模式的に表したものである。
図4のステップS1にて記録パラメータ変更基準更新手段113による記録パラメータ変更基準テーブル134の更新が終わると、ステップS2にて記録時間タイマーTの値を0に初期化する。
次に、ステップS3にて記録容量テーブル133を初期化し、ステップS4にて記録容量テーブル更新タイマーTの値を0に初期化する。Tは記録パラメータを、定期的(TA経過ごと)に更新するためのタイマーであり、Tは記録容量テーブルを定期的(TA経過ごと)に更新するためのタイマーである。これらステップS1からステップS4は、画像記録における初期設定処理である。
次に、ステップS5とS6にて監視カメラ1で撮影された映像が、符号化されて日時データと共にテーブル記憶部130に記録される。具体的には、ステップS5にて画像記録手段103が、画像処理手段102において符号化された画像データを画像テーブル131に記録する。それと同時に、ステップS6で日時記録手段104が時計装置101の値を日時テーブル132に記録する。
次に、ステップS7からS9では、一定時間TA経過ごとに記録容量算出手段112が記録容量テーブル133を更新する。具体的には、ステップS7にて記録容量テーブル更新タイマーTを用いて、記録容量テーブル133が初期化後、または前回更新された後、一定時間経過したかどうかを判断し、経過したならばステップS8にて記録容量テーブル133を更新し、ステップS9にて記録容量テーブル更新タイマーTを0に初期化する。
図8は、記録容量テーブル133の一例である。
記録容量テーブル133は、ある有限個の数値を格納する表であり、記録容量テーブル133の更新周期TAの期間中に記録した画像データの容量を、順番に記録したものである。表の大きさは、記録時間パラメータの記録要求時間Teの取りうる最大値分準備する。ここでは、Teの最大値を90日、記録容量テーブル更新周期TAを半日とした場合の表である。この記録容量テーブル133は、記録時間判定手段114にて参照され、記録パラメータ変更要否の判断処理に使用される。
次に、図4のステップS10からS13では、一定時間TA経過ごとに記録時間判定手段114が記録時間パラメータ領域122と記録容量テーブル133と記録パラメータ変更基準テーブル134を参照し、記録時間パラメータ領域122に記憶されている記録要求時間分の映像を記録できるように、また必要以上に記録媒体の容量が余らないように、必要に応じて記録パラメータ領域121の更新指令を出す。具体的には、ステップS10にて記録時間タイマーTを用いて、記録開始後、または前回記録パラメータの変更要否を判断した後、一定時間(ここでは記録時間パラメータ領域122に記憶されている記録要求時間Teの半分の時間とする)経過したかどうかを判断し、経過したならばステップS11にて、現在の記録パラメータのまま継続して記録した場合に、記録要求時間Te分の映像を記録できるか、また必要以上に記録媒体の容量が余らないかを判断し、記録パラメータの変更が必要であると判断した場合はステップS12にてパラメータ設定変更手段108に対して記録パラメータの変更指示をし、ステップS13にて記録時間タイマーTを0に初期化する。
次に、現在の記録パラメータが「細低1」である場合の、記録時間判定手段114の具体的な処理(図4のステップS11及びステップS12に相当)を、図6の動作フローを用いて説明する。
先ず、ステップS21にて、記録容量テーブル133を参照して、現在からさかのぼって記録要求時間Teの半分の時間に記録した画像データの容量を計算し、その結果が監視録画装置2の記録媒体全体に占める割合、すなわち記録媒体消費率Rnを算出する。
次に、図5に示す記録パラメータ変更基準テーブル134の「細低1」の行を参照し、ステップS22にて、RnがR41未満である場合は、ステップS23にて記録パラメータを「細中2」に変更して処理は終了する。RnがR41以上である場合は、ステップS24にて、RnがR41以上且つR42未満であるかを判断し、RnがR41以上且つR42未満である場合はステップS25にて記録パラメータを「細低2」に変更して処理は終了する。
また、RnがR41以上且つR42未満でなければ、ステップS26にて、RnがR42以上且つR43未満であるかを判断し、RnがR42以上且つR43未満である場合はステップS27にて記録パラメータを「細中1」に変更して処理は終了する。
また、RnがR42以上且つR43未満でなければ、ステップS28にて、RnがR43以上且つ50未満であるかを判断し、RnがR43以上且つ50未満である場合はそのまま処理は終了する。
また、RnがR43以上且つ50未満でなければ、ステップS29にて、Rnが50以上且つR45未満であるかを判断し、Rnが50以上且つR45未満である場合はステップS30にて記録パラメータを「粗中2」に変更して処理は終了する。
また、Rnが50以上且つR45未満でなければ、ステップS31にて、RnがR45以上且つR46未満であるかを判断し、RnがR45以上且つR46未満である場合はステップS32にて記録パラメータを「粗低2」に変更して処理は終了する。
また、RnがR45以上且つR46未満でなければ、ステップS33にて、RnがR46以上且つR47未満であるかを判断し、RnがR46以上且つR47未満である場合はステップS34にて記録パラメータを「粗中1」に変更して処理は終了する。
また、RnがR46以上且つR47未満でなければ、ステップS35にて、RnがR47以上且つR48未満であるかを判断し、RnがR47以上且つR48未満である場合はステップS36にて記録パラメータを「粗低1」に変更して処理は終了する。
また、RnがR47以上且つR48未満でなければ、ステップS37にて記録パラメータを「粗低1」に変更して処理は終了する。
図6の動作フロー上では表現できないが、ステップS36とステップS37は同じ処理であるが、ステップS36で記録パラメータを「細低1」に変更した場合は、Te時間分の画像を記録したときの画像データは記録媒体全体の容量に近づくが、ステップS37で記録パラメータを「細低1」に変更した場合は、計算上、Te時間分の画像データの容量は、記録媒体全体の容量を超えてしまうため、つまりはTe時間分の画像を記録することができないという違いがある。
最後に、図4のステップS14にてコマンド解析手段107がリモコン4の停止ボタンが押下されたかを判断し、押下されるまでステップS5からステップS13までの処理を繰り返し行う。
この発明の実施の形態1に係る監視録画装置2は、周期的に一定期間の間に記録した画像データの容量を算出して、現在の記録パラメータのまま継続して記録し続けたとき、あらかじめ与えられた記録したい時間分の画像が記録可能かどうか、また必要以上に記録媒体が余らないかを判断する手段を設けるように構成したので、記録状況に合わせて記録媒体を無駄なく消費しつつ、希望した時間の映像を継続して記録し続けることができる。
実施の形態2.
なお、上述の実施の形態1に係る監視録画装置では、記録要求時間Te分の画像を記録したとき、そのときの画像データの容量が記録媒体全体の容量に近づけるように構成したが、記録要求時間Te分の画像を記録したときの画像データの容量が記録媒体全体の容量に占める割合を指定できるように構成してもよい。
図9は、この発明の実施の形態2に係る監視録画装置において記録時間パラメータを入力するモニタ3の画面である。
この発明の実施の形態2に係る監視録画装置における記録時間パラメータは、記録媒体内に記録したい映像の長さである記録要求時間Teと、そのときの記録媒体希望消費率Reである。
図10は、この発明の実施の形態2に係る監視録画装置における記録パラメータ変更基準テーブルである。
この記録パラメータ変更基準テーブル134は、記録パラメータ領域121に設定された記録要求時間Teおよび記録媒体希望消費率Reを元に作成されたものである。記録要求時間Teおよび記録媒体希望消費率Reは、Te時間分の画像を記録したとき、そのときの記録媒体全体に占める画像データの消費率をRe以内に近づけるような記録制御をすることを意味する。
図11は、この発明の実施の形態2に係る監視録画装置における現在の記録パラメータが「細低1」であった場合の記録パラメータ変更動作フローを示す。図12は、図10の記録パラメータ変更基準テーブルを模式的に表したものである。
この発明の実施の形態2に係る監視録画装置によれば、記録媒体内に記録したい映像の長さとしての記録要求時間Te分の画像を記録したとき、そのときの記録媒体全体に占める画像データの消費率すなわち記録媒体希望消費率Reを設定できるように構成したので、単位時間当たりの画像データの大きさがある割合の範囲内で変動するような場合において、記録媒体内に記録したい映像の長さが記録要求時間Te分の画像を記録することができない事態を防ぐことができる。
つまり、単位時間あたりの画像データの大きさが、5%の範囲で変動することが分かっているとき、記録媒体希望消費率Reを少なくとも95%に、2倍の裕度を持たせれば90%に設定することにより、記録媒体内に記録したい映像の長さが記録要求時間Te分の画像を記録することができない事態を完全に防ぐことができる。
実施の形態3.
なお、上述の実施の形態1および2に係る監視録画装置では、記録時間判定手段114において、記録パラメータの設定範囲全体を変更するように構成したが、記録パラメータごとに、変更を許可する値の範囲を指定できるように構成してもよい。
図13は、この発明の実施の形態3に係る監視録画装置において記録パラメータを入力するモニタの画面である。図14は、この発明の実施の形態3に係る監視録画装置において記録時間パラメータを入力するモニタの画面である。
この発明の実施の形態3に係る監視録画装置における記録パラメータは、画質は3段階、フレームレートは5段階の設定が可能である。また、この発明の実施の形態3に係る監視録画装置における記録時間パラメータは、記録媒体内に記録したい映像の長さである記録要求時間Teおよびそのときの記録媒体希望消費率Reに加えて、記録パラメータ調整範囲を指定できるように、解像度調整範囲、画質調整範囲およびフレームレート調整範囲というパラメータを設定できるようにしている。
つまり、画質をあまり高画質で記録する必要がない場合や、あまり高フレームレートで記録する必要がない場合、また、あまり低フレームレートでも記録したくない場合など、記録パラメータごとに変更を許可する値の範囲を指定できるようにしたものである。
図14に示した記録時間パラメータは、画質は3段階の設定が可能であるが、調整範囲を「低」と「中」に、フレームレートは5段階の設定が可能であるが、調整範囲を「1」と「2」に設定しているため、記録パラメータ変更基準更新手段113で更新される記録パラメータ変更基準テーブル134は、結果的に図5と図10に記載しているテーブルと同じものが使用されて、実施の形態1および実施の形態2と同様の動作を行わせることができる。
この発明の実施の形態3に係る監視録画装置によれば、記録パラメ一タの調整範囲を指定できるように構成したので、画質をあまり高画質で記録する必要がない場合や、あまり高フレームレートで記録する必要がない場合、また、あまり低フレームレートでも記録したくない場合など、監視対象の特徴や使用者の希望に合わせた記録制御をすることができる。
実施の形態4.
なお、上述の実施の形態1および2に係る監視録画装置の記録時間判定手段114において、記録パラメータの設定範囲全体を変更するように構成したが、記録パラメータのうちでできるだけ変更したくないパラメータを指定できるように構成してもよい。
図15は、この発明の実施の形態4に係る監視録画装置における記録時間パラメータを入力するモニタの画面である。
この発明の実施の形態4に係る監視録画装置における記録時間パラメータは、優先指定として、解像度画質、フレームレートの中から、できるだけ変更したくないパラメータを1つ指定できるようにしている。例えば、現在のフレームレートが「1」で、且つ、図15のようにフレームレートを優先指定された場合には、記録パラメータ変更基準テーブル134において、図16で網掛けした部分、すなわち、フレームレートが「1」以外の部分については、記録時間判定手段114では参照せず、この網掛けの部分を除いた図17に示す記録パラメータ変更基準テーブルを参照して、記録パラメータの変更制御を行う。
次に、この発明の実施の形態4に係る記録時間判定手段114の動作フローを図18と図19を用いて説明する。
図18は、現在の記録パラメータが「細中1」のときの動作フローを示す。
実施の形態1から3で示した動作フローに加えて、ステップS62とステップS63の処理が新たに追加されている。すなわち、「細中1」は図17の記録パラメータ変更基準テーブルから分かるように単位時間当たりの画像データ量がもっとも多い記録パラメータであり、言い換えるとこれ以上単位時間当たりの画像データ量を増加させることができない状態である。それにもかかわらず、ステップS62で、現在からさかのぼって記録要求時間Teの半分の時間に記録した画像データの記録媒体消費率Rnが、そのときの記録媒体希望消費率Reの1/4にも満たない場合、すなわち、計算上、記録要求時間Te分の画像を記録しても、監視録画装置の記憶媒体全体の半分にも満たない状況になることが予想されるかを判断し、もしそのような状況であれば、ステップS63でフレームレートを1段階高く変更し、記録パラメータを「細中2」に変更する。
記録パラメータを「細中2」に変更したあとについても、これまで同様に、フレームレートを優先指定されているので、記録時間判定手段114においては、図19で網掛けした部分、すなわち、フレームレートが「2」以外の部分については参照せず、この網掛けの部分を除いた図20に示す記録パラメータ変更基準テーブルを参照して、記録パラメータの変更制御を行うことになる。
同様に、現在の記録パラメータが「粗低1」のときの動作フローを図21に示す。
実施の形態1乃至3で示した動作フローに加えて、ステップS88の処理が新たに追加されている。すなわち、「粗低1」は図17の記録パラメータ変更基準テーブルから分かるように単位時間当たりの画像データ量がもっとも少ない記録パラメータであり、言い換えるとこれ以上単位時間当たりの画像データ量を減少させることができない状態である。
それにもかかわらず、ステップS86の条件が満たされない場合というのは、計算上、記録要求時間Te分の画像を記録した場合の記録媒体消費率Rnが、記録媒体希望消費率Reを超えてしまうことが予想される場合であるので、もしそのような状況であれば、ステップS88でフレームレートを1段階低く変更し、記録パラメータを「粗低0.5」に変更して記録を継続する。
記録パラメータを「粗低0.5」に変更したあとについても、これまで同様に、フレームレートを優先指定されているので、記録時間判定手段114においては、フレームレートが「0.5」以外の部分については参照せず、記録パラメータの変更制御を行うことになる。
なお、フレームレートを優先指定されている場合について述べたが、解像度や画質を優先指定された場合についても、処理内容については同様であるということはいうまでもない。
この発明の実施の形態4に係る監視録画装置によれば、記録パラメータのうちで、できるだけ変更したくないパラメータを指定できるように構成したので、画質やフレームレートをできる限り固定して記録したい場合など、監視対象の特徴や使用者の希望に合わせた記録制御をすることができる。
この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の全体構成図である。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置に記録パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置に記録時間パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の画像記録に関する処理全体の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の記録パラメータ変更基準テーブルの一例である。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置での記録パラメータ変更処理の手順を示すフローチャートである。 図5の記録パラメータ変更基準テーブルの値を模式的に表した模式図である。 この発明の実施の形態1に係る監視録画装置の記録容量テーブルの一例である。 この発明の実施の形態2に係る監視録画装置に記録時間パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態2に係る監視録画装置の記録パラメータ変更基準テーブルの一例である。 この発明の実施の形態2に係る監視録画装置での記録パラメータ変更処理の手順を示すフローチャートである。 図10の記録パラメータ変更基準テーブルの値を模式的に表した模式図である。 この発明の実施の形態3に係る監視録画装置に記録パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態3に係る監視録画装置に記録時間パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態4に係る監視録画装置に記録時間パラメータを入力するときのモニタ画面である。 この発明の実施の形態4に係る監視録画装置の記録パラメータ変更基準テーブルの一例である。 図16の記録パラメータ変更基準テーブルの有効成分だけ抜き出した記録パラメータ変更基準テーブルである。 この発明の実施の形態4に係る監視録画装置での記録パラメータ変更処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る監視録画装置の記録パラメータ変更基準テーブルの他の一例である。 図19の記録パラメータ変更基準テーブルの有効成分だけ抜き出した記録パラメータ変更基準テーブルである。 この発明の実施の形態4に係る監視録画装置での記録パラメータ変更処理の他の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 監視カメラ、2 監視録画装置、3 モニタ、4 リモコン、101 時計装置、102 画像処理手段、103 画像記録手段、104 日時記録手段、105 記録制御手段、106 コマンド受信手段、107 コマンド解析手段、108 パラメータ設定変更手段、109 検索制御手段、110 画像再生手段、111 表示制御手段、112 記録容量算出手段、113 記録パラメータ変更基準更新手段、114 記録時間判定手段、120 パラメータ記録部、121 記録パラメータ領域、122 記録時間パラメータ領域、130 テーブル記憶部、131 画像テーブル、132 日時テーブル、133 記録容量テーブル、134 記録パラメータ変更基準テーブル。

Claims (5)

  1. 所望の録画時間を指定することにより、監視カメラの映像を記録するパラメータを可変にして、指定した録画時間分の映像を録画する監視録画装置において、
    上記指定した録画時間分の映像を録画したときの映像データが記録媒体全体に占める割合が予め定めた値に近づくように、定期的に上記パラメータを可変する手段を備えたことを特徴とする監視録画装置。
  2. 上記指定した録画時間分の映像を録画したときの映像データが上記記録媒体全体に占める割合の希望値を、指定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の監視録画装置。
  3. 上記パラメータは、解像度、画質および記録間隔であることを特徴とする請求項1に記載の監視録画装置。
  4. 上記パラメータそれぞれに対して、変更可能な範囲を指定できることを特徴とする請求項3に記載の監視録画装置。
  5. 上記解像度、上記画質または上記記録間隔のいずれか一つに対して優先順位を付けることを特徴とする請求項3または4に記載の監視録画装置。
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