JP2012099202A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビット線とデータバス線の接続を制御するカラム選択トランジスタの不良をデータバス線を介して検出することを可能とする半導体装置の提供。
【解決手段】ビット線と、前記ビット線に対応するデータバス線と、前記ビット線と前記データバス線との電気的な接続を制御する選択トランジスタと、前記ビット線に前記データバスを介してデータを書き込むライトアンプと、テスト回路と、を備え、前記テスト回路は、テスト期間中に、前記ライトアンプの動作に係わらず、前記ビット線を第1の電位に設定し、前記データバス線を第2の電位に設定し、その後、前記データバス線をフローティングに設定し、前記選択トランジスタが活性され、前記ビット線と前記データバス線とが電気的に接続されることにより、前記データバス線が前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置に関し、例えばメモリセルアレイを備えた半導体装置に関する。
<DRAM一般構成>
以下では、関連技術の半導体装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)について概説しておく。図1は、一般的なDRAMの構成の一例を模式的に示す図である。図1に示すように、メモリアレイ1、Xデコーダ及びXタイミング生成回路2、Yデコーダ及びYタイミング生成回路3、デコーダ制御回路4、DLL(Delay Locked Loop:遅延同期ループ)9、データラッチ回路5、入出力インターフェース6、内部クロック(CLK)生成回路7、制御信号生成回路8を備えている。メモリアレイ1はバンク0〜バンクmを備え、各バンクは、メモリマット列1、2、3を備えている。なお、バンク構成、バンク内のメモリマット構成等はかかる構成に制限されるものでないことは勿論である。制御信号生成回路8は、コマンド信号(/CS(チップセレクト)、/RAS(ロウアドレスストローブ)、/CAS(カラムアドレスストローブ)、/WE(ライトエネーブル))を入力し、該コマンドをデコードし、該コマンドデコード結果にしたがって制御信号を生成し、Xデコーダ及びXタイミング生成回路2、Yデコーダ及びYタイミング生成回路3、デコーダ制御回路4等に出力する。なお、信号名の前の記号「/」は、Lowレベルのとき活性状態であることを示す。また、入力したアドレス信号(ADD)のロウアドレスがXデコーダ2でデコードされ、サブワードドライバ(SWD)によりワード線WLが選択される。ワード線WLが選択されると、メモリセル(MC)からビット線(BL)にデータが読み出され、センスアンプ(SA)で増幅される。なお、アドレス(ADD)のカラムアドレスはYデコーダ3でデコードされ、選択されたカラム選択信号がアクティブとされ、ビット線(BL)、センスアンプ(SA)を選択する。
センスアンプ(SA)で増幅された出力(読み出しデータ)は、データラッチ回路5、入出力インターフェース6に転送され、DQピンより外部に出力される。DQピン(DQ端子)は複数ピンであり、所謂複数のI/O端子である。データストローブ信号DQS、/DQSは外部からデータを入力する際に、データをラッチするためのトリガ信号となる。データマスク信号DMは、例えば、データをマスクするための制御信号である。データを入力するのと同時に、データマスク信号DMをHighとすると、当該データのメモリセルへの書き込みはマスク(インヒビット)され、書き込みは行われない(ライトアンプが出力ディスエーブルとされる)。データマスク信号DMは、半導体装置の外部端子であり、複数のデータマスク信号DMの端子で構成される。それぞれのデータマスク信号DMは、対応する複数のDQ端子で構成される複数のグループのうちのいずれかのグループに対応付けられる。
メモリセルにデータを書き込む場合、データマスク信号DMをLowとして、DQピンにデータを入力すると、入出力インターフェース6、データラッチ回路5を介して、センスアンプ(SA)に書き込みデータが転送される。センスアンプ(SA)は、ビット線(BL)を書き込みデータに即して駆動し、該ビット線(BL)に接続され、選択されたワード線に接続するメモリセルにデータを書き込む。
<階層化データ線構造>
図2は、階層化データ線構造(階層IO方式)を模式的に示す図である。なお、特に制限されないが、図2において、センスアンプ(SA)14に接続されたビット線対BLT/Nが互いに異なるメモリマット(図2ではメモリマット1と2)に割当てられているオープンビット線方式とされる。なお、ビット線BLTのTはTrue(正転)、BLNのNはBar(反転:BLTの反転)を表している。ローカル入出力線LIOT、LION、メイン入出力線MIOT、MIONのT、Nも同様である。
1対のMIO線対MIOT/MIONには、スイッチを介して、複数のLIO線対LIOT/LIONが接続される。なお、図2では説明を容易とするために、MIO線対MIOT/MIONには、1対のスイッチ16を介して接続される1対のLIO線対LIOT/LIONのみが示されている。1対のスイッチ16は、図1のスイッチ10(SWC)に対応し、制御信号IOSWにゲートが接続され、制御信号IOSWのHigh/Lowにより、オン/オフ(導通/非導通)が共通に制御されるNMOSトランジスタからなる。オン状態に設定されたスイッチ対16に接続する1対のLIO線対LIOT/LIONとMIO線対MIOT/MIONとが電気的に接続される。なお、LIOT/LIONとMIOT/MIONの接続部(スイッチ対16:図1の10)には、LIOT/LIONに伝達された読み出しデータを受け、該読み出しデータでMIOT/MIONを駆動するサブアンプをさらに備えた構成としてもよい。
1対のLIO線LIOT/LIONには、カラム選択トランジスタ(「Yスイッチ」ともいう)13を介してオープンビット線方式の複数のセンスアンプ(SA)14が接続される。なお、図2では、簡単のため、1対のLIO線LIOT/LIONにカラム選択トランジスタ13を介して接続される1つのセンスアンプ14のみが示されている。カラムス選択トランジスタ13は、カラムアドレスをデコードするカラムデコーダ(YDEC)15から出力されるカラム選択信号YS(あるいはCSLとも呼ばれる)にゲートが接続され、カラム選択信号YSのHigh/Lowにより、オン/オフ(導通/非導通)が制御されるNMOSトランジスタからなる。選択されたカラムのカラム選択信号YSがHighとなり、1対のカラム選択トランジスタ13がオン(導通)のとき、BLTとLIOT、BLNとLIONとがそれぞれ電気的に接続される。
センスアンプ(SA)14の第1、第2ノードには、両側に位置するセルアレイ(メモリマット1と2)のビット線BLT、BLNが接続される(オープンビット線構造)。ビット線BLTに接続するメモリセル11は、ゲートがワード線(サブワード線)SWLに接続され、ドレインがビット線BLTに接続されたセルトランジスタ(NMOSトランジスタ)11Aと、該セルトランジスタのソースに一端が接続され他端が電極(プレート電極)に接続された容量11B(データを保持するための容量)からなる。なお、ソースがプリチャージ線VBLPに接続され、ゲートにイコライズ制御信号BLPR_Bを入力し、ドレインがビット線対BLT、BLNにそれぞれ接続されたPMOSトランジスタ12は、ビット線のプリチャージ回路を構成する。プリチャージ線VBLPにはプリチャージ電源(例えば1/2VDD)が不図示の基準電圧回路から供給される。なお、折り返し(折り畳み)ビット線構造の場合、センスアンプ(SA)14の第1、第2ノードには、メモリマット1内を延在されるビット線対BLT、BLNが第1のトランスファゲートを介して接続され、メモリマット2内を延在されるビット線対BLT、BLNが第2のトランスファゲートを介して接続される構成とされる。
MIO線対MIOT/MIONには、リードアンプ18とライトアンプ17が接続される(リードアンプは「メインアンプ」とも呼ばれる)。メモリセルからのデータ読み出し時、選択されたサブワード線SWLに接続するメモリセル(例えばメモリセル11)のデータはビット線(例えばBLT)を介してセンスアンプ14に伝達される。なお、BLT、BLNは、読み出し動作開始前に所定のプリチャージ電位VBLP(例えば1/2VDD)にプリチャージされている。センスアンプ14は、ビット線対BLT、BLNの電位を差動増幅し、選択されたカラムのセンスアンプ14で増幅された信号が1対のカラム選択トランジスタ13を介して、LIO線対LIOT/LIONに伝達され、更に、スイッチ対16を介して、MIOT/MIONに伝達され、リードアンプ18において、MIOT/MIONに伝達された読み出しデータを差動増幅し、その出力は、図示されないドライバからリードライトバスを介して図1のデータラッチ回路5に供給される。ライトアンプ17は、読み出し時、非活性状態とされ、その出力は、ハイインピーダンス状態とされる。
書き込み時、ライトアンプ17は、図1のDQ端子から入力され、入出力インタフェース6、データラッチ回路5を介して転送された書き込みデータを入力し、該書き込みデータの値に応じてMIOT/MIONを差動で駆動する。MIOT/MIONのデータは、選択されたLIOT/LIONを介して、選択されたカラムのセンスアンプ14に転送され、選択されたワード線に接続するメモリセルに書き込まれる。
<ビット線系の構成例>
図3は、階層化IO方式のビット線系(オープンビット線方式)の構成例を示す図である。図3の構成例においては、セルアレイ0とセルアレイ1側にそれぞれ延在されるビット線DL−A−0、/DL−A−0(DL−A−0の相補信号、/信号名は信号名の信号の相補信号を表す)、DL−B−0、/DL−B−0、DL−C−0、/DL−C−0、DL−D−0、/DL−D−0と、ビット線のプリチャージ線VBLP間にそれぞれ接続され、ゲートにプリチャージ信号BLPR_Bを受け、オン時に、それぞれプリチャージ電源VBLPに設定する8個のPMOSトランジスタQ1を備えている。DL−A−1、/DL−A−1〜DL−D−1、/DL−D−1、DL−A−N、/DL−A−N〜DL−D−N、/DL−D−Nの各々についても、それぞれ、ビット線のプリチャージ線VBLP間にPMOSトランジスタQ1を備えている。
カラム選択信号YS0〜YSNのうち選択された1つのカラムのカラム選択信号がHighとされ、これに応答して、
(N+1)対のビット線対DL−A−0、/DL−A−0〜DL−A−N、/DL−A−Nのうちの1対のビット線対が、LIO線対LIOT−A、LION−Aに接続され、
(N+1)対のビット線対DL−B−0、/DL−B−0〜DL−B−N、/DL−B−Nのうちの1対のビット線対がLIO線対LIOT−B、LION−Bに接続され、
(N+1)対のビット線対DL−C−0、/DL−C−0〜DL−C−N、/DL−C−Nのうちの1対のビット線対がLIO線対LIOT−C、LION−Cに接続され、
(N+1)対のビット線対DL−D−0、/DL−D−0〜DL−D−N、/DL−D−Nのうちの一対のビット線が、LIO線対LIOT−D、LION−Dに接続される。
なお、図3では、LIOT−AとLION−A、LIOT−BとLION−Bと、LIOT−CとLION−C、LIOT−DとLION−Dにそれぞれスイッチを介して接続されるMIOT,MION間にメインアンプ(図2のライトアンプ17とリードアンプ18を含む)が接続されるが、図3では、説明の簡単のため、メインアンプは、LIOT−AとLION−A、LIOT−BとLION−B、LIOT−CとLION−C、LIOT−DとLION−D間にそれぞれ接続されているものとして示されている。
図3に示すように、DL−A−0、/DL−A−0とLIOT−A、LION−A間、
DL−B−0、/DL−B−0とLIOT−B、LION−B間、
DL−C−0、/DL−C−0とLIOT−C、LION−C間、
DL−D−0、/DL−D−0とLIOT−D、LION−D間
にそれぞれ接続されるNMOSトランジスタQ3は、カラム選択信号YS0により共通にオン・オフが制御される。
また、DL−A−1、/DL−A−1とLIOT−A、LION−A間、
DL−B−1、/DL−B−1とLIOT−B、LION−B間、
DL−C−1、/DL−C−1とLIOT−C、LION−C間、
DL−D−1、/DL−D−1とLIOT−D、LION−D間
にそれぞれ接続されるNMOSトランジスタQ3はカラム選択信号YS1により共通にオン・オフが制御される。
以下同様にして、
DL−A−N、/DL−A−NとLIOT−A、LION−A間、
DL−B−N、/DL−B−NとLIOT−B、LION−B間、
DL−C−N、/DL−C−NとLIOT−C、LION−C間、
DL−D−N、/DL−D−NとLIOT−D、LION−D間
にそれぞれ接続されるNMOSトランジスタQ3はカラム選択信号YSNにより共通にオン・オフが制御させる。
<冗長回路>
DRAMでは、不良セル救済のために、冗長回路を備えた構成のものも用いられている。例えば不良セル救済のために冗長セルを備え、半導体製造時のウェハテスト工程等で良・不良を判定してフェイルマップを作成し、不良セルを冗長セルに置き換える等の救済措置がとされる。救済措置の一例として、例えばアクセスアドレスが不良セルのアドレスに該当した場合、当該不良セルにはアクセスしないように、冗長セルをアクセスするアドレスに置き換えるようにヒューズ回路の溶断等のプログラミングが行われ、冗長セルの選択時、不良セル(被救済セル)に接続するビット線(被救済ビット線)のカラム選択トランジスタ(被救済カラム選択トランジスタ)や、ワード線は非選択(非活性)とされるように制御される。すなわち、被救済ビット線に接続するカラム選択トランジスタ被救済カラム選択トランジスタのゲート電極は、カラム選択信号によりLow電位に固定化され、非選択状態とされる。
<マルチ選択状態>
カラム選択トランジスタ(Yスイッチ)のゲート電極に対してカラム選択信号を伝達するヴィア等の接続不良等により、カラム選択トランジスタのゲート電極がフローティング化した場合、当該カラム選択トランジスタのゲート電極は、カラム選択信号と非接続となり、ゲート電極の電荷をGND(グランド)に放電することができなくなる。このため、例えば近接配線等の電位変動時に、容量カップリング等により、当該カラム選択トランジスタのゲート電極がHigh電位(あるいはカラム選択トランジスタを構成するNMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧がその閾値電圧を越えること)になり、非選択であるべきカラム選択トランジスタがオン(導通)してしまう場合がある。この場合、非選択であるべきカラム選択トランジスタと、読み出し対象の選択ビット線のカラム選択トランジスタの両方が同時に選択された状態となり(「マルチ選択状態」という)、制御不能となるという問題が発生する。この問題について、図4を参照して以下に説明する。
LIO線対LIOT/LIONは、スイッチ対を介して、MIO線対MIOT/MIONに接続される。LIOT/LIONは、カラム選択トランジスタを介して、ビット線対に接続する。ビット線の選択は、カラムデコーダ(YDEC)で行われ、選択されたカラムに対応するカラム選択信号がカラムデコーダ(YDEC)によりHighに設定され、当該カラム選択信号にゲート電極が接続されたカラム選択トランジスタが導通する。
データ読み出し時、センスアンプ(SA)は、ビット線対の差電位を差動増幅し、選択ビット線の電位が差動でLIOT、LIONに出力される。読み出し時に選択されたカラム選択トランジスタ(読み出しY−Switch)のゲート電極に供給されるカラム選択信号はHigh電位とされ、選択されたビット線(読み出しBitLine)に接続された選択メモリセルMC(ワード線WLがHigh)のデータ(図4ではHigh)がビット線(読み出しBitLine)に読みだされ、カラム選択トランジスタ(読み出しY−Switch)を介して、LIOT、LIONには、本来High、Lowが出力されることになる(High期待、Low期待)。
一方、冗長回路で救済される被救済ビット線(被救済BitLine)に接続するカラム選択トランジスタ(被救済Y−Switch)のゲート電極は、常時非選択とすべく、カラム選択信号によりLowに固定される(Fix Low)ことになるが、以下のような問題が発生する場合がある。例えば該ゲート電極に接続するヴィアの接続不良等により、ゲート電位がLow固定とならず、フローティング状態のHigh電位となり、当該カラム選択トランジスタは非選択であるにもかかわらず、導通してしまうということが懸念される。この場合、被救済ビット線に接続され、選択ワード線に接続されたメモリセルMCのデータ(Low)とその反転信号がLIOT、LIONにそれぞれ出力される。この結果、LIOTの本来の読み出し値(期待値)はHighであるべきところ、被救済ビット線に接続された選択セルのデータ(Low)が同時に読み出されてしまい、読み出し値はLowとなる。ただし、初期状態やフローティング箇所の電位等によっては、不良として現れない場合がある。例えば図4に示す例では、被救済セルのメモリセルMCのデータをLowとしているが、初期状態等によるため、被救済セルのメモリセルMCのデータがHighの場合には、データを強化する方に作用する為、不良とならない。
コンタクト不良等によりゲート電極がフローティング化したカラム選択トランジスタにおいて、ゲート電極がフローティング状態でHighとなって選択状態となり、選択されたビット線のカラム選択トランジスタのほか、非選択のカラム選択トランジスタ(ゲート電極がフローティングHigh)がともに選択されるというマルチ選択状態は、冗長構成の被救済ビット線等の制御に限らずに、図3等に示した任意のカラム選択トランジスタ(Q3)に発生し得る。さらに、マルチ選択状態は、非選択のカラム選択トランジスタのゲート・ソース間電圧VGSが閾値電圧を超えた場合に起こるため、時間軸は限定されず、いつでも生じ得る。例えばライトサイクルにおいてマルチ選択状態が発生した場合、非選択のカラム選択トランジスタがオン(導通)し、該カラム選択トランジスタによりLIO線と導通する非選択のビット線のメモリセルにデータが書き込まれる可能性も生じ得る。
なお、特許文献1には、センスアンプ部におけるビット線コンタクトの数を削減することにより、ビット線容量の低減を図る半導体記憶装置の構成が開示されており、その図15、図16等には、カラム選択信号(YS)が8つのトランジスタのゲート電極にそれぞれのヴィアを介して供給される構成が開示されている。また特許文献2には、データ圧縮回路として2つの2入力NORの出力を入力する2入力NANDを備え、2つの2入力NANDの出力の論理和をとる構成が開示されている。
特開平10−313101号公報 特開平04−121900号公報
以下、関連技術の分析を与える。
上記したカラム選択トランジスタのオープン不良等は、ローカル入出力線LIOの不良となって現れ、該不良は再現性が良くないことから、ウェハ検査や量産試験時あるいは製品出荷後等において、その検出は困難である(該オープン不良が検出されないまま、製品出荷される可能性がある)。
また、ウェハ検査時等において、ゲートオープン不良のカラム選択トランジスタを含むカラムを冗長カラム等で救済しても、当該ゲート電位が何らかの契機で上昇しHighとなり、ローカル入出力線と被救済ビット線とが電気的に接続され(マルチ選択状態)、不具合が発生することになる。そして、このマルチ選択状態の問題は、冗長構成の被救済ビット線等の制御に限らずに、任意のカラム選択トランジスタに発生し得る。
カラム選択トランジスタのオープン不良検出のため、カラム選択トランジスタのフローティングゲートを浮かせてLIO不良を誘発させるテストを行うことは困難である。
さらに、ゲートが浮いているカラム選択トランジスタが存在するチップを救済せずに、不良とする場合、例えば
(I)カラム選択トランジスタのゲートのオープン(浮いている)不良、
(II)冗長カラムと置き換える(冗長救済する)ことで、良品に救済することが可能なセンスアンプ不良やビット線不良、
を区別することは困難である。すなわち、(I)の不良は、オープンしているゲートがオフの時、不良カラム選択トランジスタによって接続されるビット線単位の不良としか検出できず、そのため、(II)のようなセンスアンプ不良やビット線不良(ビット線ショート等)との区別が困難となる。尚、本願の課題は、半導体装置に冗長回路(冗長メモリによる冗長機能)が搭載されていない場合にも起こり、この半導体装置においても、カラム選択トランジスタのオープン不良検出のため、カラム選択トランジスタのフローティングゲートを浮かせてLIO不良を誘発させるテストを行うことは、重要である。
本発明は、前記課題の少なくとも1つを解消するために、概略以下の構成とされる(ただし、以下の構成に制限されるものでないことは勿論である)。
本発明によれば、ビット線と、前記ビット線に対応するデータバス線と、前記ビット線と前記データバス線を電気的に接続する選択トランジスタと、前記ビット線に前記データバスを介してデータを書き込むライトアンプ、及びテスト回路を備え、前記テスト回路は、テスト期間中に、前記ライトアンプの動作に係わらず、前記ビット線を第1の電位に設定し、前記データバス線を第2の電位に設定し、その後前記データバス線をフローティングに設定し、前記選択トランジスタが活性することにより、前記データバス線が前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、半導体装置が提供される。前記検出回路において、前記データバス線が前記第2の電位から前記第1の電位に遷移しない場合には、選択トランジスタの不良と判定する。
本発明によれば、ビット線とデータバス線の接続を制御するカラム選択トランジスタの不良を、データバス線を介して検出することができる。
DRAM全体の構成を示す図である。 オープンビット線方式の階層データ線の構成を示す図である。 オープンビット線方式の構成例を示す図である オープン不良時のマルチ選択を説明する図である。 本発明の第1の例示的な実施形態の構成を示す図である。 本発明の第1の例示的な実施形態の動作を示す図である。 本発明の第2の例示的な実施形態の構成を示す図である。 本発明の第3の例示的な実施形態の構成を示す図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願請求項に記載の内容であることは言うまでもない。すなわち、本発明の好ましい態様(Preferred Modes)の1つによれば、テストモード信号(Test_Mode_En)が活性化時に、第1と第2のテスト制御信号(FB、TL)を出力するテスト回路(CTL2)と、通常動作時に所定電位(例えば1/2VDD)であるビット線のプリチャージ線(VBLP)を、前記テスト回路がイネーブルな期間中DC的に第1の電位(VSS)に制御する第1の制御回路(CTL1)と、前記ビット線のプリチャージ線(VBLP)から、TrueとBarの複数のビット線(DL)へ、前記第1のテスト信号(FB)が第2の値をとる第2の所定期間で、DC的にそれぞれ前記第1の電位を供給する複数のプリチャージ素子(Q1)と、前記複数のビット線と、前記複数のビット線にそれぞれ対応する複数のデータバス線(LIO)とを、カラム選択信号(YS)によって、電気的に接続する複数のカラム選択トランジスタ(Q3)と、前記複数のデータバス線(LIO)を、それぞれ前記第1の電位(VSS)と異なる第2の電位へ、前記第1のテスト信号(FB)が第1の値をとる第1の所定時間充電する複数のデータバス線のプリチャージ素子(Q2)と、前記第2のテスト制御信号(TL)によってイネーブルにされ、前記第1の所定時間後に前記カラム選択信号(YS)が第2の所定時間イネーブルに制御される期間中、前記複数のデータバス線(LIO)のすべての電位が、前記第2の電位から、前記第1の制御回路(CTL1)によって制御された前記ビット線のプリチャージ線(VBLP)の第1の電位(VSS)へ遷移することを検出する検出回路(20)と、を備える。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記ビット線に第1の所定電位(VSS)を供給するプリチャージ線(VBLP)、前記ビット線と前記プリチャージ線(VBLP)とを電気的に接続するプリチャージ素子(Q1)、を備え、前記第1の制御回路(CTL1)は、前記プリチャージ線(VBLP)を前記第1の所定電位(1/2VDD)に代えて前記第1の電位(VSS)に設定し、プリチャージ制御信号(BLPR_B)により、前記プリチャージ素子(Q1)を活性することによって、前記ビット線(DL、/DL)に前記第1の電位(VSS)を設定する。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記ビット線に接続し情報を記憶するメモリセル(MC)の情報をセンシングする第1のセンスアンプ(SA)を備え、前記第1の所定電位(1/2VDD)は、前記メモリセルの情報が前記ビット線に伝送される前に、前記センシングの初期電位として設定される電位である。前記第1の所定電位を生成し、前記プリチャージ線(VBLP)に供給する基準電位発生回路を備えた構成としてもよい。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記第1の電位を有する第1の信号線(VSS線)、前記第1の信号線と前記プリチャージ線(VBLP)とを電気的に接続するスイッチ素子(SW2)、を備え、第1の制御回路(CTL1)は、前記スイッチ素子(SW2)を活性することによって、前記プリチャージ線(VBLP)を前記第1の電位(VSS)に設定し、プリチャージ制御信号(BLPR_B)により導通状態とされた前記プリチャージ素子(Q1)を介して、前記ビット線に、前記第1の電位(VSS)を設定する構成としてもよい。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記テスト回路は、前記テスト期間中に、前記ビット線が前記第1の電位(VSS)を維持し続けるように制御する構成としてもよい。すなわち、テスト期間中、プリチャージ制御信号(BLPR_B)は、前記プリチャージ素子(Q1)を導通状態とする値に保持される。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記データバス線(LIOT/LION)に前記第2の電位(VDD1)を設定する第1のトランジスタ(Q2)を備えた構成としてもよい。テスト回路は、テスト期間中の初期期間において、第1のテスト制御信号(FB)により、前記第1のトランジスタ(Q2)を活性化し(導通させ)、前記初期期間の後である前記テスト期間中の後期期間において、前記第1のトランジスタ(Q2)を非活性(非導通)に制御する。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記データバス線(LIOT/LION)に接続し、前記メモリセルの情報を前記ビット線及び前記選択トランジスタを介してセンシングする第2のセンスアンプ(MainAmp:Read AMP)を備え、前記データバス線に第2の所定電位(VDD2)を供給する第2のトランジスタ(図7のQ4−1〜4−3)を備えた構成としてもよい。前記第2の所定電位(VDD2)は、前記メモリセルの情報が前記データバス線(LIOT/LION)に伝送される前に前記第2のセンスアンプ(MainAmp:Read AMP)のセンシングの初期電位として設定される電位である。なお、前記第2の所定電位(VDD2)を前記第2の電位(VDD1)と同一としてもよい。前記第2の電位(VDD1)は電源電位(VDD)であってもよい。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記テスト回路は、前記テスト期間中に前記ライトアンプ(17)を非活性に制御するようにしてもよい。
本発明の好ましい態様の一つによれば、複数の前記ビット線、前記複数のビット線に対応する複数の前記データバス線、及び前記複数のビット線と前記複数のデータバス線をそれぞれ電気的に接続する複数の前記選択トランジスタ(Q3)を含み、前記複数の選択トランジスタは、第1の選択信号線(YS)に共通に接続し、検出回路(20)は、前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する構成としてもよい。
本発明の好ましい態様の一つによれば、前記ビット線に接続し情報を記憶するメモリセル、及び前記メモリセルの情報をセンシングするセンスアンプ(SA)を備え、前記複数のビット線に接続する第1の前記ビット線(DL)が、前記第1のセンスアンプの第1ノードに接続し、前記複数のビット線に接続する第2の前記ビット線(/DL)が、前記第1のセンスアンプの第2のノードに接続し、前記第1のセンスアンプは、前記第1と第2のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、前記第1と第2のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタ(Q3)は、前記第1の選択信号線(YS)に共通に接続する構成としてもよい。検出回路(20)は、前記第1と第2のビット線を共通に前記第1の電位(VSS)に設定し、前記第1と第2のビット線(DL、/DL)にそれぞれ対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。
本発明の好ましい態様の一つによれば、複数の前記ビット線、前記複数のビット線に対応する複数の前記データバス線、及び前記複数のビット線と前記複数のデータバス線をそれぞれ電気的に接続する複数の前記選択トランジスタ(Q3)を含み、前記複数の選択トランジスタ(Q3)は、それぞれ対応する第1及び第2の選択信号線(YS0、YS1又はYSN)に接続する構成としてもよい。検出回路(20)は、前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。
更に、本発明の好ましい態様の一つによれば、前記複数のビット線に接続しそれぞれ情報を記憶する複数のメモリセル、及び前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングする第1と第2のセンスアンプを備え、前記複数のビット線に含まれる第1の前記ビット線が、前記第1のセンスアンプの第1ノードに接続し、前記複数のビット線に含まれる第2の前記ビット線が、前記第1のセンスアンプの第2のノードに接続し、
前記複数のビット線に含まれる第3の前記ビット線が、前記第2のセンスアンプの第1ノードに接続し、前記複数のビット線に含まれる第4の前記ビット線が、前記第2のセンスアンプの第2のノードに接続し、
前記第1のセンスアンプは、前記第1と第2のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、
前記第2のセンスアンプは、前記第3と第4のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、
前記第1と第2のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタ(Q3)は、前記第1の選択信号線(例えばYS0)に共通に接続し、
前記第3と第4のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタ(Q3)は、前記第2の選択信号線(例えばYS1、・・・又はYSN)に共通に接続し、
前記テスト回路は、前記第1乃至第4のビット線を共通に前記第1の電位(VSS)に設定し、前記第1乃至第4のビット線にそれぞれ対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位(VDD)から前記第1の電位(VSS)に遷移することを検出する。
更に、本発明の好ましい態様の一つによれば、それぞれが複数の前記ビット線を含む第1と第2のグループ、前記第1と第2のグループに共通に対応する複数の前記データバス線、前記第1と第2のグループがそれぞれ含む前記複数のビット線と、それらに対応する前記複数のデータバス線とを、それぞれ電気的に接続するそれぞれが複数の前記選択トランジスタを含む第3と第4のグループを含み、前記第3と第4のグループは、それぞれ対応する第1及び第2の選択信号線(YS0と、YS1、・・・又はYSN)に接続し、前記テスト回路は、前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。
更に、本発明の好ましい態様の一つによれば、更に、それぞれが複数の前記ビット線を含む第5と第6のグループ、
前記第5と第6のグループに共通に対応する複数の前記データバス線、前記第5と第6のグループがそれぞれ含む前記複数のビット線と、それらに対応する前記複数のデータバス線とを、それぞれ電気的に接続するそれぞれが複数の前記選択トランジスタを含む第7と第8のグループを含み、
前記第7と第8のグループは、それぞれ対応する前記第1及び第2の選択信号線(YS0と、YS1、・・・又はYSN)に接続し、
前記テスト回路は、前記第1及び第5のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線と、前記第2及び第6のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線とがそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。
更に、本発明の好ましい態様の一つによれば、前記複数のビット線に接続しそれぞれ情報を記憶する複数のメモリセル、及び前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングする複数のセンスアンプ、を備え、
前記複数のセンスアンプは、前記第1のグループ及び前記第5のグループに共通な複数の第1のセンスアンプと、前記第2のグループ及び前記第6のグループに共通な複数の第2のセンスアンプとを含み、
前記第1のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第1のセンスアンプの第1ノードに接続し、
前記第5のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第1のセンスアンプの第2のノードに接続し、
前記第2のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第2のセンスアンプの第1ノードに接続し、
前記第6のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第2のセンスアンプの第2のノードに接続し、
前記複数の第1のセンスアンプは、前記第1のグループが含む前記複数のビット線と前記第5のグループが含む前記複数のビット線のいずれか一方に関連する前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングし、
前記複数の第2のセンスアンプは、前記第2のグループが含む前記複数のビット線と前記第6のグループが含む前記複数のビット線のいずれか一方に関連する前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングし、
前記第3のグループ及び前記第7のグループがそれぞれ含む前記複数の選択トランジスタは、前記第1の選択信号線(YS0)に共通に接続し、
前記第4のグループ及び前記第8のグループがそれぞれ含む前記複数の選択トランジスタは、前記第2の選択信号線(YS1、又はYSN)に共通に接続し、
前記テスト回路は、前記複数のビット線を共通に前記第1の電位に設定し、前記第1と第2のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線及び前記第5と第6のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する。以下、添付図面を参照して例示的な実施形態に即して説明する。
<実施形態1>
図5は、本発明の第1の例示的な実施形態の構成を示す図である。特に制限されるものではないが、以下の実施形態では、本発明を図1乃至図3を参照して説明した半導体装置に適用した例に即して説明する。本実施形態の説明において、図3と同一の構成の説明は、重複を回避するため適宜省略し、以下では、主に、図3との相違点について説明する。また、以下では、オープンビット線構造を例に説明するが、本発明はかかる構成に制限されるものでなく、折り返し(折り畳み)ビット線構造等にも同様にして適用可能であることは勿論である。
図5を参照すると、本実施形態においては、図3に示した構成に対して、
(a)ビット線プリチャージ線VBLPの電圧(プリチャージ電圧)として、テストモード時に活性化されるTest_Mode_Enable信号に基づき、テスト時には、電源電圧VSSを供給し、通常動作時には、基準電圧発生回路からの1/2VDDを供給するように切り替える切替スイッチ(SW1、SW2)を備えた第1の制御回路CTL1と、
(b)Test_Mode_Enable信号を受け、テストモード時に、第1のテスト制御信号TLをLowとし、第2のテスト制御信号FBを、所定の期間(第1時間)Lowとした後Highに設定する第2の制御回路CTL2とを備え、更に、
(c)所定の電源電位(VDD1)とLIOT、LION間に接続され、第2のテスト制御信号FBをゲートに受けるPMOSトランジスタQ2とをLIOT−A〜LIOT−D、LION−A〜LION−Dの各々に対して備え、更に、
(d)第1のテスト制御信号TLと、LIOT−A〜LIOT−Dの電位を入力とする5入力否定論理和回路NOR1と、第1のテスト制御信号TLと、LION−A〜LION−Dの電位を入力とする5入力否定論理和回路NOR2と、NOR1、NOR2の出力信号を入力する2入力否定論理積回路NANDを有する検出回路20を備える。
検出回路20において、第1のテスト制御信号TLがLowのとき、NOR1、NOR2が活性化され、LIOT−A〜LIOT−D、LION−A〜LION−Dが全てLowレベルのとき、すなわち、5つの入力が全てLowのNOR1、NOR2は、Highを出力し、NANDはLowを出力する。テストモード時に、LIOT−A〜LIOT−D、LION−A〜LION−DのいずれかがHighのとき、NANDはLowを出力し、カラム選択トランジスタの不良を検出する。検出回路20のNANDの出力信号HLは、半導体装置の外部端子からテスタ等へ出力するようにしてもよい。特に制限されるものでないが、カラム選択トランジスタのオープン不良が検出された場合、当該被検査デバイス(DUT)は救済不可能(noGO(不良品))として廃棄してもよい。あるいは、カラム選択トランジスタの不良に対してチップを救済する対策が用意されている半導体装置では、テストの結果、検出回路20のNANDの出力信号HLがHighの場合、当該不良を起こしたカラムに対して救済対策を講じるようにしてもよい。
なお、図5において、図3に対して追加された、検出回路20、第1、第2の制御回路CTL1、CTL2、トランジスタQ2等は、本発明によって導入されたテスト回路を構成している。
<ノーマルモード>
本実施形態において、ノーマル動作(通常動作)時には、第2の制御回路CTL2は、第1のテスト制御信号TLをHigh固定、第2のテスト制御信号FBをHigh固定とし、トランジスタQ2はオフとなる。第1の制御回路CTL1では、プリチャージ線電圧VBLPとして1/2VDDを選択する。このため、図3の構成と同一の通常動作(リード、ライトアクセスが通常通り行われる)となる。また第1のテスト制御信号TLをHigh固定であるため、NOR1、NOR2の出力はLowとなり、NANDの出力はHighとなる。検出回路20の出力信号HLは、通常動作時には、その値は無視される。
<テストモード>
本実施形態において、図1の制御信号生成回路8でコマンドをデコードした結果、テストモードにエントリしたことがデコードされると、Test_Mode_En信号が活性化され、これを受けて、第1の制御回路CTL1は、ビット線のプリチャージ線VBLPの電圧として、1/2VDDからVSSに切り替える。その切り替えは、図5に示す2つのスイッチ素子(SW1及びSW2)によって行われる。SW1及びSW2は、一つのスイッチ素子でも代替できる。プリチャージ制御信号BLPR_B(図1の制御信号生成回路8で生成される)がLowとされ、PMOSトランジスタQ1がオン(導通)状態とされ、ビット線対DL−A−0、/DL−A−0〜DL−D−0、/DL−D−0からDL−A−N、/DL−A−N〜DL−D−N、/DL−D−Nは、共通に電源電圧VSSに設定される。なお、テスト期間中、プリチャージ制御信号BLPR_BをLow固定とし、ビット線対を常に電源VSSに接続するようにしてもよい。
第2の制御回路CTL2は、Test_Mode_En信号が活性化されると、第1のテスト制御信号TLをLowに設定する。また、第2の制御回路CTL2は、Test_Mode_En信号が活性化されると、第2のテスト制御信号FBを、一旦Lowに設定しPMOSトランジスタQ2をオン(導通)状態としてLIO線LIOT/LIONをHigh電位にプリチャージしたのち、カラム選択信号が活性化される前に、第2のテスト制御信号FBをLowからHighに設定し、PMOSトランジスタQ2をオフ(非導通)状態として、LIO線LIOT/LIONをHighフローティング状態とする。この状態で、カラムデコーダで選択されたカラム選択信号(YS0)がHighとなると、カラム選択信号(YS0)にゲートが接続したカラム選択トランジスタQ3がオン(導通)し、LIOT−A、LION−Aと、ビット線対DL−A−0、/DL−A−0とがそれぞれ通電し、LIOT−B、LION−Bとビット線対DL−B−0、/DL−B−0とがそれぞれ通電し、LIOT−C、LION−Cとビット線対DL−C−0、/DL−C−0とがそれぞれ通電し、LIOT−D、LION−Dとビット線対DL−D−0、/DL−D−0とがそれぞれ通電し、LIOT−A、LION−A〜LIOT−D、LION−Dの電荷はVSSに放電され、徐々にLow電位となる(LIO線の電圧のLow電位への勾配は、LIO線の容量、カラム選択トランジスタを流れるドレイン電流(放電電流)等で規定される)。この結果、NOR1、NOR2には全てLow電位が入力され、Highを出力し、2入力NANDは出力信号HLとしてLowを出力する(この場合、カラム選択トランジスタは正常)。
つづいて、カラム選択信号YS1、・・・YSNについても同様にしてテストを行う。一例として、YS0の隣りのYS1について説明すると、第2のテスト制御信号FBをHighからLowに設定してLIO線LIOT/LIONをVDDにプリチャージしたのちLowからHighに設定し、LIO線LIOT/LIONをHighフローティング状態とした状態で、カラム選択信号(YS1)をHighとし、LIOT−A、LION−Aとビット線対DL−A−1、/DL−A−1とがそれぞれ通電し、LIOT−B、LION−Bとビット線対DL−B−1、/DL−B−1とがそれぞれ通電し、LIOT−C、LION−Cとビット線対DL−C−1、/DL−C−1とがそれぞれ通電し、LIOT−D、LION−Dとビット線対DL−D−1、/DL−D−1とがそれぞれ通電し、LIOT−A、LION−A〜LIOT−D、LION−Dは徐々にVSS側に放電され、Low電位となる。この結果、NOR1、NOR2には全てLow電位が入力され、Highを出力し、2入力NANDは出力信号HLとしてLowを出力する。尚、カラムデコーダは、外部から供給されたアドレスに対応して複数のカラム選択信号(YS0〜YSi)を生成する。また、TEST_Mode_en信号をカラムデコーダに供給し、TEST_Mode_en信号に従って、複数のカラム選択信号(YS0〜YSi)を任意に生成してもよい。更に、TEST_Mode_en信号に従って、不図示のビルトインセルフテスト回路(BIST回路)が生成するテスト用の内部アドレスを使用しても良い。BIST回路は、半導体装置に含まれる。
<カラム選択トランジスタ不良の場合>
一方、あるカラム選択トランジスタQ3のゲートにコンタクト不良等があると、カラム選択信号をHigh電位としても、当該カラム選択トランジスタQ3はオン(導通)とはならず、カラム選択トランジスタQ3を介して、ビット線対に接続するLIO線対LIOT/LIONのうち、不良のカラム選択トランジスタに接続する方については、VSSレベルにプリチャージされたビット線と電気的に接続せず、このため、High電位でのフローティング状態とされ、NOR1又はNOR2において、第1のテスト制御信号TLを除く4つの入力(LIOTA〜LIOTD、又はLIONA〜LIOND、)のうちいずれかがHigh電位とされ、NOR1又はNOR2の出力はLowとなり、NANDはHighを出力する。NANDの出力信号HLのHighは、当該選択カラムのカラム選択トランジスタ不良を表している。
<タイミング動作の一例>
図6は、図5に示した本実施形態の動作の一例を説明するためのタイミング図である。図6は、TEST_Mode_En信号がテストモードを示しているときの動作の一部(カラム選択信号YS0が選択された場合の動作)を示している。図6において、
(a)はビット線のプリチャージ制御信号BLPR_B、
(b)はプリチャージ電位VBLP、
(c)はビット線対、
(d)はLIO線対、
(e)は信号HL、
(f)はカラム選択信号YS0、
(g)は第2のテスト制御信号FB、
(h)は第1のテスト制御信号TL
のタイミング波形である。
テストモードにエントリすると、プリチャージ制御信号BLPR_BがLowに設定され、ビット線のプリチャージ線VBLPは、第1の制御回路CTL1からの出力電圧VSSに設定される。すなわち、トランジスタQ1がオンし、ビット線対DL−A−0、/DL−A−0〜DL−D−0、/DL−D−0等全てVSSに設定される。
第2の制御回路CTL2により、第2のテスト制御信号FBが一旦Lowとされ(第1の時間)、トランジスタQ2をオンし、LIO線対LIOT−A/LION−A〜LIOT−D/LION−DをVDD1にプリチャージする。その後、第2のテスト制御信号FBはHighに設定され、LIO線対LIOT−A/LION−A〜LIOT−D/LION−Dはいずれもフローティング状態とされる。
第2のテスト制御信号FBのLowからHighへの設定は、例えば、図1の制御信号発生回路8でデコードされて出力されるREADアクセスの活性状態への遷移から所定の遅延時間をもってHighに設定するようにしてもよい。この場合、READアクセスに準じてカラム選択トランジスタのゲートの浮きのテストが行われることになる。READ動作時には、ライトアンプ17の出力はハイインピーダンス状態に設定されるため、第1のテスト制御信号TLによるライトアンプ17の非活性化の制御は不要とされる。あるいは、第2の制御回路CTL2において、BLPR_BのHighからLowへの遷移のタイミングから所定期間(第1時間)、第2のテスト制御信号FBをLowとした後Highに設定するように、タイミング制御してもよいことは勿論である。
選択されたカラムのカラム選択信号YS0は、第2のテスト制御信号FBがHighに遷移した後に、Highに設定され、選択されたカラム選択トランジスタ(Q3)をオン(導通)状態とし、選択されたカラム選択トランジスタに接続するビット線対とLIO線対とを電気的に接続する。この結果、High電位でフローティングのLIO線対は、VSS電位のビット線対と導通し、徐々に放電され、Low電位に立ち下る。
第2のテスト制御信号FBは予め定められた所定期間Highとされる。第2のテスト制御信号FBがHighの状態で、カラム選択信号YS0がHighからLowとなる。カラム選択信号YS0がLowとなると、該カラム選択信号YS0にゲートが接続されたカラム選択トランジスタ(Q3)はオン(導通)からオフ(非導通)となり、LIO線対は、電源電位VSSのビット線対と電気的に切り離され、Lowレベルの状態でフローティング状態(Low Floating)となる。LIO線対のLowレベルをNOR1、NOR2、NANDで検出し、カラム選択トランジスタが正常時には、NANDの出力信号HLはLowレベルとなる。
一方、カラム選択トランジスタ対の一方(又は両方)の不良等で、カラム選択信号YS0がHighとなっても、LIO線対の一方(又は両方)がビット線対の一方(又は両方)と電気的に導通しない場合、当該LIO線の電荷は、電源VSS側への放電されず、Highフローティング状態のままであり、カラム選択信号がHighの期間、及び、カラム選択信号がHighからLowと変化した後も、当該LIO線は、Highフローティング状態であり、当該LIO線に接続するNOR1、又はNOR2はLowとなり、NANDの出力信号HLはHighレベルとなり、カラム選択トランジスタの不良検出を通知する。
検出回路20での検出終了時、次のカラムのテストのために第2のテスト制御信号FBは再びLowに設定される。なお、特に制限されるものではないが、例えばGO/noGOテストにおいては、検出回路20でカラム選択トランジスタの不良が検出された時点でテストを終了し、当該デバイスを不良品として選別するようにしてもよい。一方、半導体装置内でカラム選択トランジスタの不良に対する所定の救済策が用意されている場合、さらに別のカラムのカラム選択トランジスタの不良検出を行う。この場合、カラム選択信号YS0〜YSNと、検出回路20の出力信号HLとの対応を半導体装置内の不揮発性メモリ等に記録するようにしてもよい。カラム選択トランジスタの不良に対する救済策は本発明の主題と直接関係しないためその詳細は省略する。
図5において、テストモードの時に、第2のテスト制御信号FBがLowレベルのとき、LIO線対LIOT/LIONを電源VDD1に設定するPMOSトランジスタQ2は、ノーマルモード(通常動作)の時に、LIO線対LIOT/LIONのプリチャージトランジスタとして機能させるようにしてもよい。この場合、ノーマルモードとテストモードでのLIO線対LIOT/LIONのプリチャージ電圧は同一とし、ノーマルモード(通常動作)の時に、PMOSトランジスタQ2のゲートに印加される信号を、第2のテスト制御信号FBのかわりに、LIOイコライズ信号LIO_EQを供給するように切替える切替スイッチを設ける構成としてもよい。あるいは、以下に示すように、PMOSトランジスタQ2を、LIO線対をプリチャージする回路とは別に備えてもよいことは勿論である。
<実施形態2>
図7は、本発明の第2の実施形態の構成を示す図である。テストモード時に、第2のテスト制御信号FBがLowレベルのとき、LIOT/LIONを電源電位VDD1に設定するPMOSトランジスタQ2(図5のQ2に対応する)に加え、ノーマルモード(通常)での動作時に、LIOT/LIONを、電源電位VDD2にプリチャージ・イコライズするPMOSトランジスタQ4−1、Q4−2、Q4−3を備えている。ノーマルモード(通常)で動作時、第2のテスト制御信号FBはHigh固定とされ、トランジスタQ2は常時オフ(非導通)とされる。LIOイコライズ信号LIO_EQがLowのとき、LIOT/LIONをVDD2にプリチャージ・イコライズする。
<実施形態3>
図8は、本発明の第3の実施形態の構成を示す図である。前記実施形態では、ローカル入出力線に検出回路20を接続し、カラム選択トランジスタの不良を検出していたが、メイン入出力線MIOT/MIONに検出回路を接続する構成としてもよい。検出回路20の論理構成は、図5に示した前記第1の実施形態と同一構成とされる。
テストモード時において、ビット線対BLT、BLNのVSSへのプリチャージ、第2の制御回路CTL2による第1のテスト制御信号TLのLowレベル設定、第2のテスト制御信号FBの所定期間のLowレベル設定の後のHighレベルへの設定、選択されたカラムのカラム選択信号のHigh設定によるカラム選択トランジスタのオンとその後のオフへの制御等は、図5、図6を参照して説明した前記第1の実施形態と同様である。カラムデコーダ(YDEC)15にはテストモードイネーブル信号Test_Mode_Enが入力され、テスト時には、例えば図6に示したようなタイミングで、カラム選択信号YSを出力する。
k番目のMIO線MIOT<k>/MION<k>(kは1乃至所定の正整数)には、選択されたLIOT/LIONが、オン状態に設定されたスイッチ16(SWC)を介して接続され、MIOT<k>/MIONK<k>に、LIOT/LIONのレベルが伝達される。
複数のMIOT<k>と第1のテスト制御信号TLを入力するNOR1と、複数のMION<k>と第1のテスト制御信号TLを入力するNOR2と、NOR1、NOR2の出力を入力するNANDを備えている。
テストモード時において、LIOT/LIONがHighフローティングの状態で、カラム選択信号をHighとして電源電圧VSSのビット線BLT、BLNに接続してLIOT/LIONを放電してLow電位とし、カラム選択信号をLowとして、LIOT/LIONがともにLowレベル(Lowフローティング)であることを、当該LIOT/LIONにスイッチ16を介して接続するMIOT<k>/MION<k>に伝達されたレベルから検出する。なお、このテストを、READモードで行うことで、ライトアンプの出力はHighインピーダンス状態に設定されている。あるいは、テストモード時において、ライトアンプ17は制御信号TLがLowのとき、その出力をHighインピーダンス状態に設定する構成としてもよい。
本実施形態によれば、検出回路20を、複数のMIO線対に対して共通に1つ設ければよいため、テスト回路の回路規模の増大の抑止という観点で有効である。すなわち、本実施形態においては、複数のMIO線対(K対)に対して各MIO線対に接続する複数のLIO線対(L対)の各LIO線対に接続する複数のビット線対(M対)のうちのいずれか1つのビット線、したがって、K×L×M組のビット線対に対応するカラム選択トランジスタの1つに不良があった場合に、不良品と判定する。デバイス・テストにおいて、カラム選択トランジスタの不良(ゲートのオープン不良等)が1つでも検出された場合、不良位置を特定して救済する等の処理を行わず、該デバイスを救済不可能(noGO)として選別する場合等に適用して有効な構成である。
なお、上記各実施形態では、オープンビット線構造を例に説明したが、折り畳み(folded)型のビット線方式の階層IO構造のメモリに対しても適用可能であることは勿論である。
本願の技術思想は、例えば、メモリやデータプロセッサのデータ信号の伝送ルート等、に適用できる。また、制御信号を生成する制御回路等の構成は、実施例が開示する回路形式限られない。また、図2、図3、図5、図8等では、カラム選択トランジスタQ3がNMOSトランジスタ、プリチャージ素子Q1、Q2をPMOSトランジスタで構成した例を説明したが、本発明において、各種トランジスタの極性は、例示した構成に制限されるものでないことは勿論である。
本発明の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。また、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor;FET)であれば良く、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal−Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。トランジスタ等の様々なFETに適用できる。更に、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有しても良い。更に、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタ、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタの代表例である。
本発明は、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 メモリアレイ
2 Xデコーダ及びXタイミング生成回路
3 Yデコーダ及びYタイミング生成回路
4 デコーダ制御回路
5 データラッチ回路
6 入出力インターフェース
7 内部クロック(CLK)生成回路
8 制御信号生成回路
9 DLL(Delay Locked Loop:遅延同期ループ)
10 スイッチ(SWC)
11 メモリセル
11A セルトランジスタ
11B 容量
12 PMOSトランジスタ(プリチャージトランジスタ)
13 カラム選択トランジスタ(Yスイッチ)
14 センスアンプ
15 カラムデコーダ(YDEC)
16 スイッチ(SWC)
17 ライトアンプ
18 リードアンプ
20 検出回路

Claims (20)

  1. ビット線と、
    前記ビット線に対応するデータバス線と、
    前記ビット線と前記データバス線との電気的な接続を制御する選択トランジスタと、
    前記ビット線に前記データバスを介してデータを書き込むライトアンプと、
    テスト回路と、
    を備え、
    前記テスト回路は、テスト期間中に、前記ライトアンプの動作に係わらず、前記ビット線を第1の電位に設定し、
    前記データバス線を第2の電位に設定し、その後、前記データバス線をフローティングに設定し、
    前記選択トランジスタが活性され、前記ビット線と前記データバス線とが電気的に接続されることにより、前記データバス線が前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、半導体装置。
  2. 更に、
    前記ビット線に第1の所定電位を供給するプリチャージ線と、
    前記ビット線と前記プリチャージ線とを電気的に接続するプリチャージ素子と、
    を備え、
    前記テスト回路は、前記プリチャージ線を前記第1の所定電位に代えて前記第1の電位に設定し、
    前記プリチャージ素子を活性することによって前記ビット線に前記第1の電位を設定する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 更に、前記ビット線に接続し情報を記憶するメモリセルと、
    前記ビット線に接続し、前記メモリセルの情報をセンシングする第1のセンスアンプと、
    を備え、
    前記第1の所定電位は、前記メモリセルの情報が前記ビット線に伝送される前に前記センシングの初期電位として設定される電位である、請求項2記載の半導体装置。
  4. 更に、前記第1の所定電位を生成し、前記プリチャージ線に供給する基準電位発生回路を備える、請求項3記載の半導体装置。
  5. 更に、前記第1の電位を有する第1の信号線と、
    前記第1の信号線と前記プリチャージ線とを電気的に接続するスイッチ素子、
    を備え、
    前記テスト回路は、前記スイッチ素子を活性することによって前記プリチャージ線を前記第1の電位に設定し、前記プリチャージ素子を介して前記ビット線に前記第1の電位を設定する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記テスト回路は、前記テスト期間中に前記ビット線が前記第1の電位を維持し続けるように制御する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 更に、前記データバス線に前記第2の電位を設定する第1のトランジスタを備え、
    前記テスト回路は、前記テスト期間中の初期期間において、前記第1のトランジスタを活性し、
    前記初期期間の後である前記テスト期間中の後期期間において、前記第1のトランジスタを非活性に制御する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 更に、前記ビット線に接続し情報を記憶するメモリセルと、
    前記データバス線に接続し、前記メモリセルの情報を前記ビット線及び前記選択トランジスタを介してセンシングする第2のセンスアンプと、
    前記データバス線に、第2の所定電位を供給する第2のトランジスタを備え、
    前記第2の所定電位は、前記メモリセルの情報が前記データバス線に伝送される前に前記第2のセンスアンプのセンシングの初期電位として設定される電位である、請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記テスト回路は、前記テスト期間中に前記ライトアンプを非活性に制御する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 複数の前記ビット線、前記複数のビット線に対応する複数の前記データバス線、及び前記複数のビット線と前記複数のデータバス線をそれぞれ電気的に接続する複数の前記選択トランジスタを含み、
    前記複数の選択トランジスタは、第1の選択信号線に共通に接続し、
    前記テスト回路は、前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項1記載の半導体装置。
  11. 更に、前記ビット線に接続し情報を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルの情報をセンシングするセンスアンプと、
    を備え、
    前記複数のビット線に含まれる第1の前記ビット線が、前記第1のセンスアンプの第1ノードに接続し、
    前記複数のビット線に含まれる第2の前記ビット線が、前記センスアンプの第2のノードに接続し、
    前記センスアンプは、前記第1と第2のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、
    前記第1と第2のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタは、前記第1の選択信号線に共通に接続し、
    前記テスト回路は、
    前記第1と第2のビット線を共通に前記第1の電位に設定し、
    前記第1と第2のビット線にそれぞれ対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項10記載の半導体装置。
  12. 複数の前記ビット線と、
    前記複数のビット線に対応する複数の前記データバス線と、
    前記複数のビット線と前記複数のデータバス線をそれぞれ電気的に接続する複数の前記選択トランジスタと、
    を含み、
    前記複数の選択トランジスタは、それぞれ対応する第1及び第2の選択信号線に接続し、
    前記テスト回路は、前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項1記載の半導体装置。
  13. 更に、前記複数のビット線に接続し、それぞれ情報を記憶する複数のメモリセルと、及び前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングする第1と第2のセンスアンプ、を備え、
    前記複数のビット線に含まれる第1の前記ビット線が、前記第1のセンスアンプの第1ノードに接続し、
    前記複数のビット線に含まれる第2の前記ビット線が、前記第1のセンスアンプの第2のノードに接続し、
    前記複数のビット線に含まれる第3の前記ビット線が、前記第2のセンスアンプの第1ノードに接続し、
    前記複数のビット線に含まれる第4の前記ビット線が、前記第2のセンスアンプの第2のノードに接続し、
    前記第1のセンスアンプは、前記第1と第2のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、
    前記第2のセンスアンプは、前記第3と第4のビット線のいずれか一方に関連する前記メモリセルの情報をセンシングし、
    前記第1と第2のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタは、前記第1の選択信号線に共通に接続し、
    前記第3と第4のビット線にそれぞれ対応する前記複数の選択トランジスタは、前記第2の選択信号線に共通に接続し、
    前記テスト回路は、
    前記第1乃至第4のビット線を共通に前記第1の電位に設定し、
    前記第1乃至第4のビット線にそれぞれ対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項12記載の半導体装置。
  14. それぞれが複数の前記ビット線を含む第1と第2のグループと、
    前記第1と第2のグループに共通に対応する複数の前記データバス線と、
    前記第1と第2のグループがそれぞれ含む前記複数のビット線と、それらに対応する前記複数のデータバス線とを、それぞれ電気的に接続するそれぞれが複数の前記選択トランジスタを含む第3と第4のグループを含み、
    前記第3と第4のグループは、それぞれ対応する第1及び第2の選択信号線に接続し、
    前記テスト回路は、
    前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項1記載の半導体装置。
  15. 更に、それぞれが複数の前記ビット線を含む第5と第6のグループと、
    前記第5と第6のグループに共通に対応する複数の前記データバス線と、
    前記第5と第6のグループがそれぞれ含む前記複数のビット線と、それらに対応する前記複数のデータバス線とを、それぞれ電気的に接続するそれぞれが複数の前記選択トランジスタを含む第7と第8のグループを含み、
    前記第7と第8のグループは、それぞれ対応する前記第1及び第2の選択信号線に接続し、
    前記テスト回路は、
    前記第1及び第5のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線と、前記第2及び第6のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線とがそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項14記載の半導体装置。
  16. 更に、前記複数のビット線に接続しそれぞれ情報を記憶する複数のメモリセル、及び前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングする複数のセンスアンプ、を備え、
    前記複数のセンスアンプは、
    前記第1のグループ及び前記第5のグループに共通な複数の第1のセンスアンプと、
    前記第2のグループ及び前記第6のグループに共通な複数の第2のセンスアンプと、
    を含み、
    前記第1のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第1のセンスアンプの第1のノードに接続し、
    前記第5のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第1のセンスアンプの第2のノードに接続し、
    前記第2のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第2のセンスアンプの第1のノードに接続し、
    前記第6のグループが含む前記複数のビット線が、それぞれ対応する前記複数の第2のセンスアンプの第2のノードに接続し、
    前記複数の第1のセンスアンプは、
    前記第1のグループが含む前記複数のビット線と前記第5のグループが含む前記複数のビット線のいずれか一方に関連する前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングし、
    前記複数の第2のセンスアンプは、
    前記第2のグループが含む前記複数のビット線と前記第6のグループが含む前記複数のビット線のいずれか一方に関連する前記複数のメモリセルの情報をそれぞれセンシングし、
    前記第3のグループ及び前記第7のグループがそれぞれ含む前記複数の選択トランジスタは、前記第1の選択信号線に共通に接続し、
    前記第4のグループ及び前記第8のグループがそれぞれ含む前記複数の選択トランジスタは、前記第2の選択信号線に共通に接続し、
    前記テスト回路は、
    前記複数のビット線を共通に前記第1の電位に設定し、
    前記第1と第2のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線及び前記第5と第6のグループに共通に対応する前記複数のデータバス線の電位がそれぞれ前記第2の電位から前記第1の電位に遷移することを検出する、請求項15記載の半導体装置。
  17. 前記テスト回路は、第1及び第2の制御回路、並びに論理回路を含み、
    前記第1の制御回路は、テスト時に、前記ビット線を前記プリチャージ線に接続して、前記ビット線のプリチャージ線の電位を前記第1の電位に設定し、
    前記第2の制御回路は、前記第1のトランジスタの電気的な接続を制御する第1の制御信号を生成し、前記第1の制御信号により、前記第1のトランジスタを予め定められた所定時間導通させて前記データバス線を前記第2の電位に設定したのち、前記第1のトランジスタを非導通として、よって前記データバス線をフローティング状態に制御し、
    前記半導体装置は、前記第1のトランジスタが非導通の状態のもとで、前記選択トランジスタを制御する選択信号を活性化させて前記データバス線と前記ビット線とを電気的に接続させたのち、前記選択信号を非活性化させて前記データバス線と前記ビット線とを電気的に非接続させ、
    前記第2の制御回路は、更に、テスト時に活性化し、前記論理回路に供給する第2の制御信号を生成し、
    前記論理回路は、
    前記第2の制御信号が前記論理回路の活性を示す時、且つ前記データバス線の電位が前記第1の電位に対応する論理レベルを検出した場合に、第1の論理値を出力し、
    前記第2の制御信号が前記論理回路の活性を示す時、且つ前記データバス線の電位が前記第1の電位に対応する論理レベルでない場合に、第2の論理値を出力し、
    前記第2の制御信号が前記論理回路の非活性を示す時、第2の論理値を出力する、請求項1記載の半導体装置。
  18. 前記論理回路は、
    前記第2の制御信号が前記論理回路の活性を示す時、複数の前記データバス線の各電位が前記第1の電位に対応する論理レベルであることを検出した場合に、前記第1の論理値を出力し、
    複数の前記データバス線のうちの少なくとも1つの前記データバス線の電位が前記第1の電位に対応する論理レベルでない場合に、前記第2の論理値を出力する、請求項17記載の半導体装置。
  19. 前記データバス線は、前記ビット線に前記選択トランジスタを介して接続するローカル入出力線と、前記ローカル入出力線にスイッチを介して接続するメイン入出力線と、を含み、
    前記論理回路は、前記ローカル入出力線に接続する、請求項17記載の半導体装置。
  20. 前記メイン入出力線は、外部からの書き込みデータをもとに前記メイン入出力線を駆動する前記ライトアンプと、前記ローカル入出力線から前記メイン入出力線に伝達されたデータを増幅するリードアンプと、にそれぞれ接続する、請求項17記載の半導体装置。
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