JP2012098937A - ファイル、シートセット、及びストローク表示システム、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンテーションのアプリケーション上に適切に表示させることが可能なファイルを提案する。
【解決手段】ファイルは、資料を収納可能に構成された複数の袋部を有しており、複数の袋部は、収納される資料に記載された内容が透けて視認されるように構成されている。具体的には、複数の袋部は、プレゼンテーション用のアプリケーションで使用されるページに対応付けられたユニークなドットパターンが形成されている。ユーザは、このようなファイルを用いてプレゼンテーションを行うことで、簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドットパターンが形成されたファイル及びシートセットと、これらのファイル及びシートセットを利用したストローク表示システムに関する。
近年、記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙とともに使用される。アノトペンは、ペン先部に、文字等を書くための通常のインクカートリッジに加えて、専用紙に印刷されたドットパターンを撮像するための小型カメラと、撮像したドットパターンから専用紙における位置座標を演算するプロセッサと、演算された位置座標等を外部機器へ送信するデータ通信ユニットとを搭載している。ユーザが専用紙上にアノトペンで文字等を書いたり、専用紙上に図案化されている画像にチェックマークを記入したりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙に印刷されたドットパターンを撮像し、プロセッサによって演算された連続する位置座標から、ユーザが書き込んだ文字、画像などの記入情報が認識される。そして、この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、クリアファイルにドットパターンを形成すること、及び、ページ認識のためのドットパターン(ページ区分P)を、クリアファイルに差し込むドキュメントDに印刷することが記載されている。特許文献3には、クリアファイルにドットパターンを形成すること、及び、ページ区分を認識するために当該ドットパターンを用いることが記載されている。特許文献4には、リライトシートに、ドットパターンと、ページ認識のためのドットパターン(ページ区分P)と、パソコンで作成したドキュメントとを印刷することが記載されている。
特許第3872498号公報 特開2008−47044号公報 特開2008−47046号公報 特開2008−47043号公報
しかしながら、従来の技術では、プレゼンテーションのアプリケーションを実行する場面において、簡便に、電子ペンによる手書きストロークを当該アプリケーション上に表示させることが困難であった。そこで、本発明は、簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンテーションのアプリケーション上に適切に表示させることが可能なファイル、シートセット、及びストローク表示システム、並びにプログラムを提案することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、収納される用紙に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数の袋部を有するファイルであって、前記複数の袋部は、プレゼンテーション用のアプリケーションで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるコード化パターンが形成されている。
上記のファイルは、用紙(以下、「資料」とも呼ぶ。)を収納可能に構成された複数の袋部を有しており、複数の袋部は、収納される資料に記載された内容が透けて視認されるように構成されている。例えば、複数の袋部は透明に構成されている。また、複数の袋部は、プレゼンテーション用のアプリケーション(以下、適宜「プレゼンアプリ」と表記する。)で使用されるページに対応付けられたユニークなコード化パターンが形成されている。ユーザは、このようなファイルと、コード化パターンを読み取る電子ペンと、プレゼンアプリを実行すると共に電子ペンによって記入された手書きストロークを表示するコンピュータ装置とを用いて、プレゼンテーションを実行することができる。これにより、簡便に、電子ペンによる手書きストロークを、プレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。具体的には、ファイルの袋部の上から電子ペンにより手書きストロークを記入することで、プレゼンアプリの適切なページに手書きストロークを表示させることができる。また、ユーザは、同じファイルを用いて、複数の異なるプレゼンテーションを行うことができる。そのため、例えばプレゼンテーションの内容が変わるごとにコード化パターンを別途形成するような構成と比較して、使用するコード化パターンの領域を削減することができる。
上記のファイルの一態様では、前記用紙は、前記アプリケーションで使用される内容が印刷されており、前記複数の袋部は、それぞれ、前記アプリケーションで使用されるページに対応する前記用紙が収納されて使用される。つまり、ファイルは、プレゼンアプリで使用されるページが印刷された資料が、それぞれのページに対応する袋部に差し込まれることで利用される。
上記のファイルの好適な例では、前記複数の袋部は、それぞれ、同じ方向を向く片側の面に前記コード化パターンが形成されており、1枚の前記用紙が収納されて使用される。また、他の好適な例では、前記複数の袋部は、それぞれ、両側の面に前記コード化パターンが形成されており、2枚の前記用紙が収納されて使用される。
上記のファイルの他の一態様では、前記複数の袋部は、表面が透明ニスでコーティングされている。この態様によれば、例えばインクユニットを有する電子ペンによって手書きストロークが記入されたとしても、記入されたインクを消しゴムなどで適切に除去することができるので、上記したファイルを複数回利用することが可能となる。
本発明の他の観点では、ストローク表示システムは、上記ファイルと、前記ファイルが有する前記袋部に形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段を有するコンピュータ装置と、を備える。
上記のストローク表示システムは、前述したようなファイルと、電子ペンと、コンピュータ装置とを有する。ファイルは、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられたユニークなコード化パターンが形成されており、電子ペンは、ファイルの袋部に形成されたコード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成し、コンピュータ装置は、プレゼンアプリを実行すると共に、電子ペンによって記入された手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させる。このようなストローク表示システムによれば、ユーザは、簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。具体的には、ユーザは、プレゼンアプリの内容を印刷した資料をファイルの袋部に差し込む作業を行うだけで、このようなファイルを用いて、プレゼンテーションの実行中に手書きストロークをプレゼンアプリの適切なページに表示させることができる。
上記のストローク表示システムの一態様では、前記コンピュータ装置は、前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記袋部に形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることができる。
上記のストローク表示システムの他の一態様では、前記コンピュータ装置は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段と、前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段と、前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段と、を備える。この態様によれば、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合であっても、当該手書きストロークが記入されたページを適切に表示させることができる。よって、電子ペンを併用したプレゼンアプリの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の更に他の観点では、上記ファイルと、前記ファイルが有する前記袋部に形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、コンピュータ装置と、を備えるストローク表示システムにおいて、前記コンピュータ装置により実行されるプログラムは、前記コンピュータ装置を、前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段、として機能させる。
上記のプログラの一態様では、前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記袋部に形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段として前記コンピュータ装置を機能させ、前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる。
上記のプログラの他の一態様では、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段、前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段、前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段、として前記コンピュータ装置を機能させる。
これらのプログラムを実行することにより、上記のストローク表示システムを実現することができる。
本発明の更に他の観点では、下に重ねられた用紙に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数のシートを有するシートセットは、前記複数のシートは、プレゼンテーション用のアプリケーションで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるコード化パターンが形成されている。
上記のシートセットは、複数の用紙(資料)の上に複数のシートのそれぞれを重ねることで利用される。複数のシートは、下に重ねられた資料に記載された内容が透けて視認されるように構成されている。例えば、複数のシートは透明に構成されている。また、複数のシートは、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられたユニークなコード化パターンが形成されている。ユーザは、このようなシートセットと、コード化パターンを読み取る電子ペンと、プレゼンアプリを実行すると共に電子ペンによって記入された手書きストロークを表示するコンピュータ装置とを用いて、プレゼンテーションを実行することができる。これにより、簡便に、電子ペンによる手書きストロークを、プレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。具体的には、シートの上から電子ペンにより手書きストロークを記入することで、プレゼンアプリの適切なページに手書きストロークを表示させることができる。また、ユーザは、同じシートセットを用いて、複数の異なるプレゼンテーションを行うことができる。そのため、例えばプレゼンテーションの内容が変わるごとにコード化パターンを別途形成するような構成と比較して、使用するコード化パターンの領域を削減することができる。
上記のシートセットの一態様では、前記用紙は、前記アプリケーションで使用される内容が印刷されており、前記複数のシートは、それぞれ、前記アプリケーションで使用されるページに対応する前記用紙の上に重ねて使用される。つまり、シートセットは、プレゼンアプリで使用されるページが印刷された資料が、それぞれのページに対応するシートの上に重ねられて利用される。
上記のシートセットの他の一態様では、複数のシートは、それぞれ、前記用紙と重ねた状態で、複数の袋部を有するファイルに収納される。この態様では、複数のシートの各々が対応する資料の上に重ねられて、このようにシートと資料とを重ねた状態にある複数のセットの各々が、ファイルの複数の袋部に収納される。
上記のシートセットの他の一態様では、前記複数のシートは、それぞれ、片側の面に弱粘着層が形成されており、前記弱粘着層により前記用紙が貼り付けられる。この態様では、複数のシートと、複数のシートのそれぞれに対応する資料とが、弱粘着層を用いて貼り合わされる。
上記のシートセットの他の一態様では、前記複数のシートは、それぞれ、綴じるために用いられる穴が形成されており、前記用紙と重ねた状態で、前記穴を用いて綴じられる。この態様では、複数のシートの各々が対応する資料の上に重ねられて、このようにシートと資料とを重ねた状態にある複数のセットを一まとまりにして、シート及び資料に形成された穴を用いて綴じられる。この態様において好適には、前記複数のシートを、前記用紙を挟んで保持可能に構成することができる。
上記のシートセットの他の一態様では、前記複数のシートは、表面が透明ニスでコーティングされている。この態様によれば、例えばインクユニットを有する電子ペンによって手書きストロークが記入されたとしても、記入されたインクを消しゴムなどで適切に除去することができるので、上記したシートセットを複数回利用することが可能となる。
上記のシートセットの他の一態様では、前記複数のシートには、方眼メッシュが形成されている。この態様によれば、ユーザは、電子ペンによって手書きストロークを記入する際に、方眼メッシュを利用することで、たとえば図形や数式などを容易に記入することが可能となる。
上記のシートセットの他の一態様では、前記複数のシートは、トレーシングペーパーまたはクリアファイルで構成されている。この態様によれば、ユーザは、電子ペンによって手書きストロークを記入する際に、方眼メッシュ越しに、透けて資料を視認することができる。
本発明の更に他の観点では、ストローク表示システムは、上記シートセットと、前記シートセットが有する前記シートに形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段を有するコンピュータ装置と、を備える。このようなストローク表示システムによっても、ユーザは、簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。
上記のストローク表示システムの一態様では、前記コンピュータ装置は、前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記シートセットに形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることができる。
上記のストローク表示システムの他の一態様では、前記コンピュータ装置は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段と、前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段と、前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段と、を備える。この態様によれば、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合であっても、当該手書きストロークが記入されたページを適切に表示させることができる。よって、電子ペンを併用したプレゼンアプリの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の更に他の観点では、上記シートセットと、前記シートセットが有する前記シートに形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、コンピュータ装置と、を備えるストローク表示システムにおいて、前記コンピュータ装置により実行されるプログラムは、前記コンピュータ装置を、前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段、として機能させる。
上記のプログラの一態様では、前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記シートセットに形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる。
上記のプログラの他の一態様では、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段、前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段、前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段、として前記コンピュータ装置を機能させる。
これらのプログラムを実行することにより、上記のストローク表示システムを実現することができる。
本発明によれば、ユーザは、上記したようなファイル又はシートセットを用いてプレゼンテーションを行うことで、簡便に、電子ペンによる手書きストロークをプレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。具体的には、ファイルの袋部又はシートセットのシートの上から電子ペンにより手書きストロークを記入することで、プレゼンアプリの適切なページに手書きストロークを表示させることができる。
第1実施形態におけるストローク表示システムのシステム構成図である。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 コンピュータ装置の機能ブロック図である。 座標定義情報のデータ構造を模式的に示す図である。 第1実施形態のストローク表示システムによる処理フローを示す。 (a)は、第2実施形態に係る透明シートの利用方法を説明するための図を示し、(b)は、第2実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。 (a)は、第3実施形態に係る透明シートの利用方法を説明するための図を示し、(b)は、第3実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。 (a)は、第4実施形態に係る透明シートの利用方法を説明するための図を示し、(b)は、第4実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。 (a)は、電子ペンによる筆記側の基材フィルム上にドットパターンが形成された変形例1に係る構成例を示し、(b)は、電子ペンによる筆記がなされない基材フィルム上にドットパターンが形成された変形例1に係る構成例を示し、(c)は、ドットパターンが基材フィルムで挟み込まれた変形例1に係る構成例を示す。 変形例2に係る透明シートの具体例を示す図である。 変形例3に係るシートの一例を示す図である。 変形例4に係る透明シートを示す図である。 (a)は、変形例5に係る透明シートを示し、(b)は、透明パッチシールの一例を示し、(c)は、透明パッチシールの他の例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明に係る第1実施形態について説明する。
[ストローク表示システムの構成]
図1は、第1実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。図1に示すように、第1実施形態に係るストローク表示システムは、ユーザが使用する電子ペン1と、電子ペン1から記入情報等を受信して処理するコンピュータ装置2と、コンピュータ装置2からの印刷指示(出力命令)に従って資料6を印刷するプリンタ3と、コンピュータ装置2のディスプレイに表示する画像と同様の画像をスクリーン5に映し出すプロジェクタ4と、複数の袋部7aを有するファイル7とを有する。
コンピュータ装置2は、プレゼンテーション用のアプリケーション(プレゼンアプリ)のプログラムがインストールされており、プレゼンアプリを実行する。この場合、コンピュータ装置2は、プレゼンアプリの内容を示す画像をディスプレイに表示させると共に、当該画像と同様の画像をプロジェクタ4を介してスクリーン5に映し出す。また、コンピュータ装置2は、プレゼンアプリの内容を印刷するための印刷指示をプリンタ3に出力することで、当該プレゼンアプリの内容が印刷された資料6を生成する。
ファイル7は、収納される資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成された、透明の袋部7aを複数有する。例えば、袋部7aは、透明なポリプロピレンシートを2つ折りにし、底辺を密封したものであり、ファイル7は、このような複数の袋部7aを綴じたものである。複数の袋部7aは、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるドットパターン(言い換えるとユニークなドットパターン)が形成されている。なお、本実施形態では、ドットパターンは、アノト方式のものによるが、他のコード化パターンを用いても良い。また、複数の袋部7aは、それぞれ、資料6が1枚ずつ差し込まれる。具体的には、複数の袋部7aは、同じ方向を向く片面にのみドットパターンが形成されており、当該片面側に全ての資料6の表側(プレゼンアプリンの内容が印刷された側を意味する。以下同様とする。)が位置するように、資料6が袋部7aに差し込まれる。詳しくは、各袋部7aには1ページ、2ページ、3ページ、…に対応したドットパターンが形成されており、ファイル7には、そのページ番号順に袋部7aが綴じられている。そして、プレゼンアプリで使用されるページが印刷された資料6は、それぞれのページに対応する袋部7aに差し込まれる。このように、ファイル7の袋部7aに、ページ番号順に資料6が差し込まれた状態では、袋部7aのドットパターンが形成された面を透して、資料6に印刷された内容がユーザに視認される。
図1に示すようなストローク表示システムは、例えば以下のように利用される。ユーザは、電子ペン1を用いると共に、プレゼンアプリの内容が印刷された資料6が適切な袋部7aのページに差し込まれた状態にあるファイル7を用いて、電子ペン1によって袋部7aの表面に手書きストロークを記入しながら、プレゼンテーションを行う。具体的には、ユーザは、袋部7aを透して資料6を視認して、袋部7aの上から、当該資料6の対応する箇所に手書きストロークを記入する。また、ユーザは、ファイル7の袋部7aのページをめくることで、実行するプレゼンテーションに応じた資料6が差し込まれた袋部7aのページを開く。
そして、上記のように電子ペン1によって手書きストロークが記入された場合に、コンピュータ装置2は、当該手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させる。具体的には、コンピュータ装置2は、手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させた画像を、ディスプレイに表示させると共に、プロジェクタ4を介してスクリーン5に映し出す。また、コンピュータ装置2は、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合には、当該手書きストロークが記入されたページを表示させる。
なお、上記では、片面にのみドットパターンが形成された袋部7aを示したが、他の例では、各袋部7aの両面にドットパターンを形成することができる。この場合、各袋部7aの各々の面に、1ページから順にページ番号に対応したドットパターンを形成することとなる。この例では、ファイル7の各袋部7aには、1ページから順に2枚ずつ資料6が差し込まれる。具体的には、2枚の資料6のそれぞれの表側が袋部7aの外側から視認されるように、2枚の資料6が外表にして袋部7aに差し込まれる。これにより、2枚の資料6が袋部7aに差し込まれた状態において、袋部7aのドットパターンが形成された面を透して、2枚の資料6のそれぞれに印刷された内容がユーザに視認されることとなる。
[ドットパターン]
続いて、ファイル7の袋部7aに形成されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。図2は、袋部7aに印刷されたドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、袋部7a上の位置座標が決定されるよう構成されている。
図3(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図3(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、袋部7a上のどの部分から6×6ドットを取ってもユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンが袋部7a上のどの位置にあるのか)を保持している。図3(b)は、図3(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図2に示す規則性に基づいて対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
[電子ペン]
次に電子ペン1について説明する。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、ペン部104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。ペン部104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103を袋部7a上に当接させて、文字等のストローク(手書きストローク)を記入したり、タップ(ペン先部103による袋部7aへの軽叩)したりする。ここで、電子ペン1のペン先部103が袋部7aに最初に接触することをペンダウンと呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、ユーザが電子ペン1により袋部7aに文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からペン部104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、ユーザが電子ペン1で袋部7aに文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、ユーザが記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報PDと、後述するペンIDとを関連付けて、記入情報としてコンピュータ装置2へ送信する。また、ユーザが1つのストロークを記入し終えて電子ペン1を袋部7aから離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報としてコンピュータ装置2へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、袋部7a上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103が袋部7aに接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。ここで、ドットのインク素材は、赤外線を反射するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって反射される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的多く、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的少ない。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図3(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。
プロセッサ108は、ユーザの記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、ユーザが記入するストローク(筆跡)の袋部7a上におけるX,Y座標(単に「位置座標」、「座標情報」とも呼ぶ)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図3(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図3(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX,Y座標データを演算する。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX,Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、袋部7aにおける6×6のドットパターンは、袋部7a内で重複することはないため、ユーザが電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置が袋部7aのどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X、Y座標データとを関連付けて、記入情報としてコンピュータ装置2へ送信する。通信ユニット111によるコンピュータ装置2への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されてコンピュータ装置2に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、コンピュータ装置2によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX,Y座標(座標点)からなり、コンピュータ装置2は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを構成する1個又は複数個の座標属性情報を認識する。このように、ユーザの一つのストロークの記入により、電子ペン1によって生成される座標属性情報の集合を「ストローク情報」と呼ぶ。また、ペン先部103は、インクを有さず、筆圧をペン部104を介して圧力センサ107に伝達する。
[コンピュータ装置]
次に、コンピュータ装置2について説明する。コンピュータ装置2は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成されるパーソナルコンピュータ等で構成される。図5は、コンピュータ装置2の機能ブロック図である。コンピュータ装置2は、機能的には、マウスやキーボードといった入力手段21、受信手段22、処理手段24、記憶手段25、表示手段26、画像出力手段27及び印刷出力手段28を備える。そして、コンピュータ装置2は、電子ペン1から受信した記入情報に基づいて所定の処理を行う。
受信手段22は、アンテナ受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報を受信し、処理手段24に伝送する。画像出力手段27は、処理手段24の指示による画像信号をプロジェクタ4に送信する。印刷出力手段28は、処理手段24の指示による資料6の印刷指示(出力命令)をプリンタ3に送信する。なお、プリンタ3及び/又はプロジェクタ4へのデータ送信方式は、有線式であっても無線式であってもよい。表示手段26は、ディスプレイ等によって構成され、処理手段24によって指示された内容を表示する。
記憶手段25は、ハードディスクやROM、RAMといったメモリによって構成される。記憶手段25は、処理手段24の処理命令により、電子ペン1から受信した記入情報をペンID毎に記憶し、さらに、処理手段24の指示により、記憶領域を確保して、ペンダウンからペンアップまでの記入情報に含まれる座標属性情報をストローク情報としてペンID毎に記憶する。また、記憶手段25は、予め、プレゼンアプリのプログラムと、プレゼンアプリで利用する各種情報を記憶している。各種情報の一例として、記憶手段25は、図6に示すように、プレゼンアプリで使用されるページの番号と、ファイル7の各袋部7aに形成されたドットパターンとを対応付けた座標定義情報を記憶している。図6において、「p.1」、「p.2」、「p.3」などは、プレゼンアプリで使用されるページの番号を示している。言い換えるとファイル7の各袋部7aに対応するページの番号を示している。記憶手段25は、このようなページの番号に対応付けて、ドットパターンの座標範囲を記憶している。各座標範囲は、矩形の角の位置座標(Xn,Yn)、高さ(H)、幅(W)で規定される。電子ペン1によってファイル7の袋部7aに対して手書きストロークの記入が行われた場合に、後述する処理手段24は、記憶手段25に記憶された座標定義情報を参照することで、手書きストロークの記入が行われたプレゼンアプリのページ番号を特定することが可能となる。
処理手段24は、CPU等のプロセッサによって構成され、受信手段22が受信した記入情報に基づいてストロークを表示手段26に表示させたり、表示手段26に表示させる画像と同様の画像をプロジェクタ4に投影させるための画像信号を、画像出力手段27を介してプロジェクタ4に送信させたりするなどの所定の処理を実行する。具体的には、処理手段24は、プレゼンアプリを起動して表示手段26に表示させ、プレゼンアプリ上でストロークを表示させる。また、処理手段24は、電子ペン1から受信した記入情報の中にペンダウン情報PDが含まれることを識別すると、最新のストローク情報をペンID毎に記憶するための記憶領域を記憶手段25に設定させる。そして、処理手段24は、受信した記入情報の中にペンアップ情報PUが含まれることを検出するまで、或いは、受信した記入情報の中に次のペンダウン情報PDが含まれることを検出するまで、受信した記入情報の中に含まれる座標属性情報を最新のストローク情報の一部として記憶手段25に記憶させる。更に、処理手段24は、受信手段22が電子ペン1から受信した記入情報に基づいて、プレゼンアプリで使用されるページの中で、電子ペン1による手書きストロークの記入が行われたページを認識する。具体的には、処理手段24は、記入情報に含まれる座標定義情報に基づいて、記憶手段25に記憶された座標定義情報を参照することで、手書きストロークの記入が行われたプレゼンアプリのページ番号を認識する。そして、処理手段24は、認識したページが現在、表示手段26に表示されているか否かを判定し、認識したページが現在表示されていない場合に、表示させるページを、当該認識したページに切り替える処理を行う。なお、処理手段24は、本発明における「ページ認識手段」、「ページ判定手段」及び「ページ切り替え手段」の一例に相当する。
[プリンタ]
プリンタ3は、コンピュータ装置2の処理手段24による印刷指示(出力命令)を印刷出力手段28から取得し、当該印刷指示に従って資料6を印刷する。具体的には、プリンタ3は、赤外域に吸収性を持たないインキによって、資料6を印刷する。
[処理フロー]
次に、第1実施形態のストローク表示システムによる処理フローについて説明する。図7に示す処理フローは、電子ペン1により記入情報が生成されるごとに繰り返し実行される。
まず、ユーザが、ファイル7の袋部7aに対し電子ペン1で文字等を記入すると、電子ペン1は、生成した記入情報をコンピュータ装置2へ送信する(ステップS101)。具体的には、電子ペン1は、ペンダウン時には、ペンダウン情報PD及びペンIDを関連付けた記入情報を生成して、生成した記入情報をコンピュータ装置2へ送信し、ストロークの記入中は、ストロークに沿ってドットパターンを撮像して演算した座標情報を含む座標属性情報とペンIDとを関連付けた記入情報を生成してコンピュータ装置2へ送信し、ペンアップ時には、ペンアップ情報PU及びペンIDを関連付けた記入情報を生成してコンピュータ装置2へ送信する。
コンピュータ装置2では、受信手段22が、電子ペン1から送信された記入情報を受信すると、処理手段24は、その記入情報を記憶手段25に記憶させる(ステップS201)。次に、処理手段24は、電子ペン1が記入したプレゼンアプリのページ番号を認識する(ステップS202)。具体的には、処理手段24は、図6に示したような記憶手段25に記憶された座標定義情報を参照して、ステップS201で取得された記入情報に含まれる座標情報に基づいて、電子ペン1が記入したプレゼンアプリのページ番号を認識する。次に、処理手段24は、ステップS202で認識したページ番号のページが現在表示されているか否かを判定する(ステップS203)。この場合、処理手段24は、現在表示されているページ番号と、ステップS202で認識したページ番号とを比較することで、当該判定を行う。
認識したページ番号のページが表示されていると判定した場合(ステップS203;Yes)、処理手段24は、電子ペン1により記入された手書きストロークを表示させる処理(ストローク描画処理)を実行する(ステップS205)。具体的には、処理手段24は、以下の手順で、ストローク描画処理を実行する。まず、処理手段24は、記入情報に含まれる座標属性情報を最新のストローク情報として、記憶手段25に一時的に記憶させる。このとき既に記憶されている最新ストローク情報があれば、記憶手段25は、当該座標属性情報を最新ストローク情報の一部として追加して記憶する。続いて、処理手段24は、ストローク情報に基づいて、手書きストロークを表示させるべき所定の領域に当該手書きストロークを表示する。なお、処理手段24は、受信した記入情報にペンアップ情報PUあるいはペンダウン情報PDが含まれる場合、一時的に記憶させていた最新ストローク情報を1つのストローク情報として確定して記憶手段25に記憶させて、続いて受信した記入情報に含まれる座標属性情報を最新のストローク情報として記憶手段25に一時的に記憶させる。このようなストローク描画処理の後、処理手段24は、表示されているページのデータに対して、上記したストローク情報などを付加したデータを、記憶手段25に上書き保存させる(ステップS206)。
一方、認識したページが表示されていないと判定した場合(ステップS203;No)、処理手段24は、当該認識されたページを表示させる(ステップS204)。つまり、処理手段24は、表示させるページを、現在表示されているページから、ステップS202で認識したページに切り替える処理を行う。この後、処理手段24は、上記と同様の手順にて、ステップS205及びS206の処理を行う。
[第1実施形態による作用効果]
以上説明した第1実施形態によれば、ユーザは、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられたユニークなドットパターンが各袋部7aに形成されたファイル7を用いることで、簡便に、電子ペン1による手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させることができる。具体的には、ユーザは、プレゼンアプリの内容を印刷した資料6をファイル7の袋部7aに差し込む作業を行うだけで、このようなファイル7を用いて、プレゼンテーションの実行中に手書きストロークをプレゼンアプリ上に適切に表示させることができる。
また、上記のようなファイル7は、プレゼンテーションの内容が変わった場合にも使い回すことができる。つまり、ユーザは、袋部7aに差し込む資料6を入れ替えることで、同じファイル7を用いて、複数の異なるプレゼンテーションを行うことができる。即ち、各プレゼンテーションを行う場合において、そのプレゼンアプリの内容を印刷した資料6を、同じファイル7の袋部7aに差し込んで使用することができる。このようなことから、本実施形態によれば、例えばプレゼンテーションの内容が変わるごとにユニークなドットパターンを別途形成するような構成と比較して、使用するドットパターンの領域を削減することができる。よって、本実施形態によれば、経済面での向上を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。第1実施形態では、ドットパターンが形成された複数の各袋部7aを有するファイル7を用いていたが、第2実施形態では、この代わりに、ドットパターンが形成された複数の透明シートを有するシートセットを用いる。具体的には、第2実施形態では、複数の透明シートの各々を対応する資料6の上に重ねて、透明シートと資料6とを重ねた状態にある複数のセットの各々を、ファイルの複数の袋部に収納する。
なお、以下では、第1実施形態で示した符号と同一の符号を付した構成要素などについては同様の意味を有するものとして、その詳細な説明を省略する。また、特に説明しない構成要素や処理などについては、第1実施形態と同様であるものとする。
図8は、第2実施形態を具体的に説明するための図である。図8(a)は、第2実施形態に係る透明シート11の利用方法を説明するための図である。シートセット10は、下に重ねられた資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数の透明シート11を有する。例えば、透明シート11は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。複数の透明シート11は、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるドットパターン(言い換えるとユニークなドットパターン)が形成されている。複数の透明シート11は、それぞれ、プレゼンアプリで使用されるページに対応する資料6の表側の面に重ねられる。つまり、1枚の透明シート11と、それに対応するプレゼンアプリのページの内容が印刷された1枚の資料6とを対にして重ねられる。
そして、対にした透明シート11と資料6とを1セットとする複数のセットが、それぞれ、ファイル12の複数の袋部12aの各々に1セットずつ差し込まれる。具体的には、全ての資料6の表側が同じ方向を向くように(つまり透明シート11を重ねた側が同じ方向を向くように)、透明シート11と資料6とのセットが袋部12aに差し込まれる。ファイル12の袋部12aは透明に構成されているため、透明シート11及び資料6が袋部12aに差し込まれた状態では、袋部12a及び透明シート11を透して資料6に印刷された内容がユーザに視認されることとなる。なお、ファイル12の袋部12aは、第1実施形態で示したファイル7の袋部7aと異なり、ドットパターンは形成されていない。
図8(b)は、第2実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。第2実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に、電子ペン1、コンピュータ装置2、プリンタ3、プロジェクタ4、及びスクリーン5を有する。しかしながら、第2実施形態に係るストローク表示システムは、第1実施形態に係るストローク表示システムと異なり、複数の袋部7aを有するファイル7の代わりに、上記したように透明シート11及び資料6が袋部12aに差し込まれたファイル12を有する。
第2実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に利用される。具体的には、ユーザは、透明シート11及び資料6が適切に袋部12aに差し込まれた状態にあるファイル12を用いて、電子ペン1によって袋部12aの表面に手書きストロークを記入(詳しくは袋部12aを介して透明シート11に手書きストロークを記入)しながら、プレゼンテーションを行う。この場合、ユーザは、袋部12a及び透明シート11を透して資料6を視認して、当該資料6の対応する箇所に手書きストロークを記入する。また、ユーザは、ファイル12の袋部12aのページをめくることで、実行するプレゼンテーションに応じた資料6が差し込まれた袋部12aのページを開く。そして、コンピュータ装置2は、上記のように電子ペン1によって手書きストロークが記入された場合に、当該手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させる。このとき、コンピュータ装置2は、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合には、当該手書きストロークが記入されたページを表示させる。なお、コンピュータ装置2は、第1実施形態と同様に、図7に示した処理フローを実行するものとする。
以上説明した第2実施形態によれば、ドットパターンが形成された透明シート11のみを作成すれば良く、ファイル12については既存のものを用いれば良いため、ストローク表示システムをより簡便に実現することが可能となる。具体的には、第1実施形態のようにドットパターンが形成されたファイル7を作成する場合と比較して、第2実施形態に係る透明シート11は、容易かつ安価に作成することができる。
なお、上記では、透明シート11及び資料6の1セットのみを、ファイル12の1つの袋部12aに差し込む例を示したが、これに限定はされない。他の例では、ファイル12の1つの袋部12aに、透明シート11及び資料6の2セットを差し込むことができる。この例では、2枚の資料6のそれぞれの表側が透明シート11を透して袋部12aの外側から視認されるように、透明シート11及び資料6の2セットが外表にして袋部12aに差し込まれる。これにより、2セットの透明シート11及び資料6が袋部12aに差し込まれた状態において、袋部12a及び透明シート11を透して、2枚の資料6のそれぞれに印刷された内容がユーザに視認されることとなる。
<第3実施形態>
次に、本発明に係る第3実施形態について説明する。第3実施形態は、ドットパターンが形成された複数の透明シートを有するシートセットを用いる点で、第2実施形態と同様である。しかしながら、第3実施形態では、裏面に弱粘着層が形成された透明シートを用いる点で、第2実施形態と異なる。具体的には、第3実施形態では、複数の透明シートと、それぞれに対応する資料6とが、弱粘着層を用いて貼り合わされる。
なお、以下では、第1実施形態で示した符号と同一の符号を付した構成要素などについては同様の意味を有するものとして、その詳細な説明を省略する。また、特に説明しない構成要素や処理などについては、第1実施形態と同様であるものとする。
図9は、第3実施形態を具体的に説明するための図である。図9(a)は、第3実施形態に係る透明シート14の利用方法を説明するための図である。シートセット13は、下に重ねられた資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数の透明シート14を有する。例えば、透明シート14は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。複数の透明シート14は、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。また、複数の透明シート14は、裏面に弱粘着層が形成されている。具体的には、複数の透明シート14は、用紙に複数回脱着できる程度の粘着力を有する粘着層が形成されている。このような粘着層は、公知の種々のものを適用することができる。
複数の透明シート14は、それぞれ、プレゼンアプリで使用されるページに対応する資料6の表側の面に重ねられて、弱粘着層を用いて貼り合わされる。つまり、1枚の透明シート14と、それに対応するページの内容が印刷された1枚の資料6とを対にして、重ね合わせて貼り付けられる。透明シート14と資料6とが貼り付けられた状態では、透明シート14を透して資料6に印刷された内容がユーザに視認されることとなる。このように透明シート14が貼られた複数の資料6は、全ての資料6の表側が同じ方向を向くように(つまり透明シート14を貼られた側が同じ方向を向くように)、並べられて使用される。
図9(b)は、第3実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。第3実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に、電子ペン1、コンピュータ装置2、プリンタ3、プロジェクタ4、及びスクリーン5を有する。しかしながら、第3実施形態に係るストローク表示システムは、第1実施形態に係るストローク表示システムと異なり、複数の袋部7aを有するファイル7の代わりに、上記したように透明シート14が貼られた資料6を有する。
第3実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に利用される。具体的には、ユーザは、透明シート14が適切に貼られた資料6を用いて、電子ペン1によって透明シート14の表面に手書きストロークを記入しながら、プレゼンテーションを行う。この場合、ユーザは、透明シート14を透して資料6を視認して、当該資料6の対応する箇所に手書きストロークを記入する。また、ユーザは、例えば、透明シート14が貼られた複数の資料6を順に移動させていくことで、実行するプレゼンテーションに応じた資料6が手前にくるようにする。そして、コンピュータ装置2は、上記のように電子ペン1によって手書きストロークが記入された場合に、当該手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させる。また、コンピュータ装置2は、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合には、当該手書きストロークが記入されたページを表示させる。なお、コンピュータ装置2は、第1実施形態と同様に、図7に示した処理フローを実行するものとする。
以上説明した第3実施形態によれば、ドットパターン及び弱粘着層が形成された透明シート14のみを作成すれば良いため、ストローク表示システムをより簡便に実現することが可能となる。具体的には、第1実施形態のようにドットパターンが形成されたファイル7を作成する場合と比較して、第3実施形態に係る透明シート14は、容易かつ安価に作成することができる。また、第2実施形態のように透明シート11と資料6とを重ねてファイル12に差し込む作業と比較して、第3実施形態では、透明シート14を資料6に貼り付ける作業のみを行えば良いため、作業を簡略化することができる。さらに、ドットパターンと重ねられた資料6とが使用中にずれてしまうようなことがなく、手書きストロークをプレゼンアプリ上に精度よく表示させることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明に係る第4実施形態について説明する。第4実施形態は、ドットパターンが形成された複数の透明シートを有するシートセットを用いる点で、第2及び第3実施形態と同様である。しかしながら、第4実施形態では、綴じるために用いられる穴が形成された透明シートを用いる点で、第2及び第3実施形態と異なる。具体的には、第4実施形態では、複数の透明シートの各々を対応する資料6の上に重ねて、このような透明シートと資料6とを重ねた状態にある複数のセットを一まとまりにして、透明シート及び資料6に形成された穴を用いて綴じる。
なお、以下では、第1実施形態で示した符号と同一の符号を付した構成要素などについては同様の意味を有するものとして、その詳細な説明を省略する。また、特に説明しない構成要素や処理などについては、第1実施形態と同様であるものとする。
図10は、第4実施形態を具体的に説明するための図を示す。図10(a)は、第4実施形態に係る透明シート17の利用方法を説明するための図を示す。シートセット16は、下に重ねられた資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数の透明シート17を有する。例えば、透明シート17は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。複数の透明シート17は、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。また、複数の透明シート17は、綴じるために用いられる2つの穴17aが形成されている。なお、第4実施形態では、資料6についても、透明シート17に形成された穴17aと同様の位置に、穴6aが形成される。これらの穴17a及び穴6aは、例えば、パンチによって開けられたパンチ穴に相当する。
複数の透明シート17は、それぞれ、プレゼンアプリで使用されるページに対応する資料6の表側の面に重ねられる。言い換えると、複数の透明シート17及び複数の資料6が、対応する透明シート17と資料6とを交互に重ねた状態にされる。そして、このように対応する透明シート17と資料6とを交互に重ねた状態で、透明シート17に形成された穴17a及び資料6に形成された穴6aのそれぞれにリング(留め具)18を挿入することで綴じられる。具体的には、透明シート17及び資料6は、透明シート17及び資料6の各々に2つ形成された穴17a、6aに2つのリング18が挿入されることで固定される。この場合、全ての資料6の表側が同じ方向を向くように、透明シート17及び資料6が綴じられる。このように透明シート17及び資料6が綴じられた状態では、透明シート17を透して資料6に印刷された内容がユーザに視認されることとなる。
図10(b)は、第4実施形態に係るストローク表示システムの構成を示す。第4実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に、電子ペン1、コンピュータ装置2、プリンタ3、プロジェクタ4、及びスクリーン5を有する。しかしながら、第4実施形態に係るストローク表示システムは、第1実施形態に係るストローク表示システムと異なり、複数の袋部7aを有するファイル7の代わりに、上記したようにリング18によって綴じられた透明シート17及び資料6を有する。
第4実施形態に係るストローク表示システムも、第1実施形態に係るストローク表示システムと同様に利用される。具体的には、ユーザは、リング18によって適切に綴じられた状態にある透明シート17及び資料6を用いて、電子ペン1によって透明シート17の表面に手書きストロークを記入しながら、プレゼンテーションを行う。この場合、ユーザは、透明シート17を透して資料6を視認して、当該資料6の対応する箇所に手書きストロークを記入する。また、ユーザは、1セットとなっている透明シート17及び資料6の両方をめくることで、実行するプレゼンテーションに応じた資料6のページを開く(この場合、当該資料6に対応する透明シート17が手前にくる)。そして、コンピュータ装置2は、上記のように電子ペン1によって手書きストロークが記入された場合に、当該手書きストロークをプレゼンアプリ上に表示させる。また、コンピュータ装置2は、手書きストロークが記入されたページが現在表示されていない場合には、当該手書きストロークが記入されたページを表示させる。なお、コンピュータ装置2は、第1実施形態と同様に、図7に示した処理フローを実行するものとする。
以上説明した第4実施形態によれば、ドットパターン及び穴17aが形成された透明シート17のみを作成すれば良いため、ストローク表示システムをより簡便に実現することが可能となる。具体的には、第1実施形態のようにドットパターンが形成されたファイル7を作成する場合と比較して、第4実施形態に係る透明シート17は、容易かつ安価に作成することができる。更に、第2実施形態のように透明シート11と資料6とを重ねてファイル12に差し込む作業と比較して、また、第3実施形態のように透明シート14を資料6に貼り付ける作業と比較して、第4実施形態では、対応する透明シート17と資料6とを交互に重ねて綴じる作業のみを行えば良いため、作業を簡略化することができる。さらに、第1実施形態と同様に、1セットとなっている透明シート17及び資料6の並び順が使用中にバラバラになってしまうようなことがなく、スムーズに使用する資料6のページを開くことができる。
なお、上記では、資料6及び透明シート17の各々に2つ形成された穴6a、17aを用いて資料6及び透明シート17を綴じる例を示したが、このような2つの穴を用いる代わりに、1つあるいは3つ以上の穴を用いて資料6及び透明シート17を綴じることとしても良い。また、上記ではリング18を用いて資料6及び透明シート17を綴じる例を示したが、リング18を用いて綴じることに限定はされない。例えば、リング18の代わりに、紐などを用いて、資料6及び透明シート17を綴じても良い。
<変形例>
以下では、上記した実施形態の変形例について説明する。
[変形例1]
変形例1では、上記したような袋部7aないし透明シート11、14、17の表面を、透明ニスでコーティングする。図11は、変形例1を説明するための図を示す。図11(a)〜(c)は、表面が透明ニスでコーティングされた状態にある袋部7aの片面ないし透明シート11、14、17の断面構造を示す。図11(a)〜(c)では、符号51は、例えばポリプロピレンシートなどの基材フィルムを示し、符号52は、ドットを示し、符号53は、透明ニス層を示している。図11(a)に示す例では、電子ペン1による筆記側の基材フィルム51上にドットパターン(ドット52)が形成されていると共に、基材フィルム51及びドット52の上に透明ニス層53が形成されている。図11(b)に示す例では、電子ペン1による筆記がなされない基材フィルム51上にドットパターン(ドット52)が形成されていると共に、電子ペン1による筆記側(ドットパターンが形成された側と逆側)の基材フィルム51上に透明ニス層53が形成されている。図11(c)に示す例では、ドットパターン(ドット52)が基材フィルム51で挟み込まれるように形成されていると共に、電子ペン1による筆記側の基材フィルム51上に透明ニス層53が形成されている。
上記のように透明ニスでコーティングされた袋部7aないし透明シート11、14、17は、例えば電子ペン1がインクユニットを有している場合に好適に適用することができる。この場合、ユーザが手書きストロークを記入すると、表面の透明ニス層53にインクが付着する。つまり、透明ニス層53はインクをはじくことなく、インクをある程度吸収する。そのため、変形例1によれば、袋部7aないし透明シート11、14、17の表面に、適切に文字や図形などを記入することができる。
また、このように透明ニス層53に付着したインクは、透明ニスの特性により、消しゴムなどで適切に除去することができる。そのため、変形例1によれば、インクユニットを有する電子ペン1によって手書きストロークが記入されたとしても、記入されたインクを消しゴムなどで除去することにより、袋部7aないし透明シート11、14、17を複数回利用することが可能となる。なお、上記のような透明ニス層53を袋部7aないし透明シート11、14、17に形成しない場合にも、図11(b)又は図11(c)に示したような構成を袋部7aの片面ないし透明シート11、14、17に適用した場合には、電子ペン1のペン先でドット52が擦られることがないため、ドットパターンの耐久性を向上させることができる。
なお、変形例1は、上記した第1乃至第4実施形態の全てに適用することに限定はされず、第1乃至第4実施形態のいずれか1つ以上の実施形態に適用することができる。また、変形例1は、後述する変形例2乃至5にも適用することができる。
[変形例2]
変形例2では、上記したようにプレゼンアプリで使用されるページに対応付けられたユニークなドットパターンが形成された透明シートが、資料6を挟んで保持可能に構成されている。図12は、変形例2に係る透明シート60の具体例を示す図である。図12に示すように、透明シート60は、資料6を挟むことが可能に構成されていると共に、挟んだ資料6に記載された内容が透けて視認されるように透明に構成されている。言い換えると、透明シート60は、所謂クリアファイルに相当する。例えば、透明シート60は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。また、透明シート60は、片面又は両面に、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。
このような変形例2は、上記した第4実施形態に好適に適用することができる。具体的には、図12に示すように、変形例2に係る透明シート60に穴60aを形成することで、第4実施形態を適用することができる。詳しくは、穴60aは、透明シート60の開放されている側の端に形成される。この場合、複数の透明シート60の各々に対応する資料6を挟んで、このような対応する資料6を挟んだ状態にある透明シート60の組を複数組で一まとまりにして、透明シート60及び資料6に形成された穴を用いてリング18等で綴じることができる。なお、変形例2を第4実施形態に適用する場合には、資料6には穴が形成されていなくてもよい。これは、透明シート60の開放されている側に穴60aが形成されているので、資料6を挟んで複数セットを綴じた状態において、資料6が透明シート60から脱落しないからである。
[変形例3]
変形例3では、上記したようにプレゼンアプリで使用されるページに対応付けられたユニークなドットパターンが形成されたシートが、トレーシングペーパーで構成されている。また、変形例3では、このようなトレーシングペーパー上に方眼メッシュが形成されている。
図13は、変形例3に係るシート70の一例を示す図である。シート70は、トレーシングペーパーで構成されていると共に、トレーシングペーパー上に方眼メッシュ70bが形成されている。方眼メッシュ70bは、赤外域に吸収性を持たないインキによって印刷されている。また、シート70は、資料6を挟むことが可能に構成されている。シート70はトレーシングペーパーで構成されているため、シート70に資料6を挟んだ状態では、挟み込まれた資料6に記載された内容が透けて視認されることとなる。また、シート70は、片面又は両面に、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。
このような変形例3は、上記した第4実施形態に適用することができる。具体的には、図13に示すように、変形例3に係るシート70に穴70aを形成することで、第4実施形態を適用することができる。詳しくは、穴70aは、シート70の開放されている側の端に形成される。この場合、複数のシート70の各々に対応する資料6を挟んで、このような対応する資料6を挟んだ状態にあるシート70の組を複数組で一まとまりにして、シート70及び資料6に形成された穴を用いてリング18等で綴じることができる。なお、変形例3を第4実施形態に適用する場合には、資料6には穴が形成されていなくてもよい。これは、シート70の開放されている側に穴70aが形成されているので、資料6を挟んで複数セットを綴じた状態において、資料6がシート70から脱落しないからである。また、方眼メッシュ70bが形成されるシート70は、トレーシングペーパーに限られず、透明シートやクリアファイルなどであってもよい。
また、変形例3は、上記した第1乃至第3実施形態にも適用することができる。第1実施形態に変形例3を適用する場合には、ファイル7の袋部7aを、ポリプロピレンシートなどで構成する代わりにトレーシングペーパーで構成し、当該トレーシングペーパー上に方眼メッシュを形成することで、これを実現することができる。また、第2実施形態に変形例3を適用する場合には、透明シート11を、ポリプロピレンシートなどで構成する代わりにトレーシングペーパーで構成し、当該トレーシングペーパー上に方眼メッシュを形成することで、これを実現することができる。また、第3実施形態に変形例3を適用する場合には、透明シート14を、ポリプロピレンシートなどで構成する代わりにトレーシングペーパーで構成し、当該トレーシングペーパー上に方眼メッシュを形成することで、これを実現することができる。第3実施形態に変形例3を適用する場合には、トレーシングペーパーの片側の面に弱粘着層が形成される。なお、変形例3を第1乃至第3実施形態に適用する場合にも、方眼メッシュ70bが形成されるシート70は、トレーシングペーパーに限られず、透明シートやクリアファイルなどであってもよい。
以上説明した変形例3によれば、ユーザは、電子ペン1による手書きストロークを記入する際に、トレーシングペーパー上に形成された方眼メッシュを利用することで、図形や数式などを容易にきれいに記入することが可能となる。なお、変形例3は、後述する変形例4及び5にも適用することができる。
[変形例4]
図14は、変形例4に係る透明シート80を示している。図14に示すように、変形例4に係る透明シート80は、下に重ねられた資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成されていると共に、資料6を差し込むことができる切込み80aが2箇所に形成されている。具体的には、2つの切込み80aは、資料6の対角線上に位置する2つの隅に対応する、透明シート80上の位置に形成されている。例えば、透明シート80は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。また、透明シート80は、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。変形例4に係る透明シート80は、裏側に資料6が位置するように、つまり透明シート80の面が資料6の面より前側に位置するように、切込み80aによって資料6が差し込まれる。
このような変形例4は、上記した第2及び第4実施形態に適用することができる。変形例4を第2実施形態に適用する場合には、対応する資料6が切込み80aによって差し込まれた状態にある透明シート80の複数のセットを、それぞれ、ファイル12の袋部12aに差し込むことで実現することができる。また、変形例4を第4実施形態に適用する場合には、透明シート80に第4実施形態で示したものと同様の穴を形成し、対応する資料6が切込み80aによって差し込まれた状態にある透明シート80の複数のセットを複数組で一まとまりにして、透明シート80及び資料6に形成された穴を用いてリング18等で綴じることで実現することができる。なお、変形例4を第4実施形態に適用する場合には、資料6には穴が形成されていなくても良い。
[変形例5]
図15は、変形例5に係る透明シート90を示している。図15(a)に示すように、変形例5に係る透明シート90は、下に重ねられた資料6に記載された内容が透けて視認されるように構成されていると共に、資料6を差し込むことができる三角形状の透明パッチシール90aが2箇所に設けられている。具体的には、2つの透明パッチシール90aは、資料6の対角線上に位置する2つの隅に対応する、透明シート90上の位置に貼り付けられている。この場合、2つの透明パッチシール90aは、透明シート90の裏側に貼り付けられている。例えば、透明シート90は、透明なポリプロピレンシートで構成されている。また、透明シート90は、プレゼンアプリで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるユニークなドットパターンが形成されている。
図15(b)は、透明パッチシール90aの一例(以下、「透明パッチシール90a1」と表記する。)を示している。透明パッチシール90a1は、1枚構造で構成されており、符号90a1aで示す2辺に粘着剤又は接着剤が形成され、この部分で透明シート90に貼り付けられる。図15(c)は、透明パッチシール90aの他の例(以下、「透明パッチシール90a2」と表記する。)を示している。透明パッチシール90a2は、2辺が閉じられることで袋状に構成されており、外側の片面の略全体に粘着剤又は接着剤が形成され、この部分で透明シート90に貼り付けられる。なお、以下では、透明パッチシール90a1、90a2の区別をしない場合には単に「透明パッチシール90a」と表記する。
このような変形例5は、上記した第2及び第4実施形態に適用することができる。変形例5を第2実施形態に適用する場合には、対応する資料6が透明パッチシール90aによって差し込まれた状態にある透明シート90の複数のセットを、それぞれ、ファイル12の袋部12aに差し込むことで実現することができる。また、変形例5を第4実施形態に適用する場合には、透明シート90に第4実施形態で示したものと同様の穴を形成し、対応する資料6が透明パッチシール90aによって差し込まれた状態にある透明シート90の複数のセットを複数組で一まとまりにして、透明シート90及び資料6に形成された穴を用いてリング18等で綴じることで実現することができる。なお、変形例5を第4実施形態に適用する場合には、資料6には穴が形成されていなくても良い。
1…電子ペン
2…コンピュータ装置
24…処理手段
25…記憶手段
3…プリンタ
4…プロジェクタ
5…スクリーン
6…資料
7、12…ファイル
7a、12a…袋部
10、13、16…シートセット
11、14、17、60、80、90…透明シート
18…リング(留め具)
70…シート
70b…方眼メッシュ

Claims (26)

  1. 収納される用紙に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数の袋部を有するファイルであって、
    前記複数の袋部は、プレゼンテーション用のアプリケーションで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるコード化パターンが形成されていることを特徴とするファイル。
  2. 前記用紙は、前記アプリケーションで使用される内容が印刷されており、
    前記複数の袋部は、それぞれ、前記アプリケーションで使用されるページに対応する前記用紙が収納されて使用されることを特徴とする請求項1に記載のファイル。
  3. 前記複数の袋部は、それぞれ、同じ方向を向く片側の面に前記コード化パターンが形成されており、1枚の前記用紙が収納されて使用されることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル。
  4. 前記複数の袋部は、それぞれ、両側の面に前記コード化パターンが形成されており、2枚の前記用紙が収納されて使用されることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル。
  5. 前記複数の袋部は、表面が透明ニスでコーティングされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のファイル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のファイルと、
    前記ファイルが有する前記袋部に形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
    前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段を有するコンピュータ装置と、を備えることを特徴とするストローク表示システム。
  7. 前記コンピュータ装置は、
    前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記袋部に形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることを特徴とする請求項6に記載のストローク表示システム。
  8. 前記コンピュータ装置は、
    前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段と、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段と、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のストローク表示システム。
  9. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のファイルと、前記ファイルが有する前記袋部に形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、コンピュータ装置と、を備えるストローク表示システムにおいて、前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータ装置を、
    前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段、として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記袋部に形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段として前記コンピュータ装置を機能させ、
    前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段、として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 下に重ねられた用紙に記載された内容が透けて視認されるように構成された、複数のシートを有するシートセットであって、
    前記複数のシートは、プレゼンテーション用のアプリケーションで使用されるページに対応付けられた、それぞれで異なるコード化パターンが形成されていることを特徴とするシートセット。
  13. 前記用紙は、前記アプリケーションで使用される内容が印刷されており、
    前記複数のシートは、それぞれ、前記アプリケーションで使用されるページに対応する前記用紙の上に重ねて使用されることを特徴とする請求項12に記載のシートセット。
  14. 前記複数のシートは、それぞれ、前記用紙と重ねた状態で、複数の袋部を有するファイルに収納されることを特徴とする請求項12又は13に記載のシートセット。
  15. 前記複数のシートは、それぞれ、片側の面に弱粘着層が形成されており、前記弱粘着層により前記用紙が貼り付けられることを特徴とする請求項12又は13に記載のシートセット。
  16. 前記複数のシートは、それぞれ、綴じるために用いられる穴が形成されており、前記用紙と重ねた状態で、前記穴を用いて綴じられることを特徴とする請求項12又は13に記載のシートセット。
  17. 前記複数のシートは、前記用紙を挟んで保持可能に構成されていることを特徴とする請求項16に記載のシートセット。
  18. 前記複数のシートは、表面が透明ニスでコーティングされていることを特徴とする請求項12乃至17のいずれか一項に記載のシートセット。
  19. 前記複数のシートには、方眼メッシュが形成されていることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか一項に記載のシートセット。
  20. 前記複数のシートは、トレーシングペーパーまたはクリアファイルで構成されていることを特徴とする請求項19に記載のシートセット。
  21. 請求項12乃至20のいずれか一項に記載のシートセットと、
    前記シートセットが有する前記シートに形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、
    前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段を有するコンピュータ装置と、を備えることを特徴とするストローク表示システム。
  22. 前記コンピュータ装置は、
    前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記シートセットに形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることを特徴とする請求項21に記載のストローク表示システム。
  23. 前記コンピュータ装置は、
    前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段と、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段と、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段と、を備えることを特徴とする請求項22に記載のストローク表示システム。
  24. 請求項12乃至20のいずれか一項に記載のシートセットと、前記シートセットが有する前記シートに形成された前記コード化パターンを読取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンと、コンピュータ装置と、を備えるストローク表示システムにおいて、前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータ装置を、
    前記プレゼンテーション用のアプリケーションを実行すると共に、前記電子ペンから前記記入情報を受信して、当該記入情報に対応する前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させる処理手段、として機能させることを特徴とするプログラム。
  25. 前記アプリケーションで使用されるページの番号と、前記シートセットに形成された前記コード化パターンとを対応付けたデータを記憶する記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記手書きストロークを前記アプリケーション上に表示させることを特徴とする請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記記憶手段が記憶する前記データに基づいて、前記アプリケーションで使用されるページの中で、前記電子ペンによる記入が行われたページを認識するページ認識手段、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されているか否かを判定するページ判定手段、
    前記ページ認識手段が認識したページが表示されていないと前記ページ判定手段が判定した場合に、表示させるページを、前記ページ認識手段が認識したページに切り替えるページ切り替え手段、として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
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