JP2012098439A - 映像表示装置、及び映像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体毎に最適な映像・音声設定を行う映像表示装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に格納された映像情報と媒体情報を読み出すDVD再生部25と、DVD再生部25が読み出した映像信号を復号する映像処理部31と、DVD再生部25が読み出した媒体情報と映像調整情報とを関連付けて記憶する不揮発性メモリー21を備え、制御部20は、DVD再生部25が読み出した媒体情報に基づいて、不揮発性メモリー21から映像調整情報を取得し、映像投射部10は取得した映像調整情報に基づいて調整された映像信号の表示を行う。
【選択図】図2
【解決手段】記録媒体に格納された映像情報と媒体情報を読み出すDVD再生部25と、DVD再生部25が読み出した映像信号を復号する映像処理部31と、DVD再生部25が読み出した媒体情報と映像調整情報とを関連付けて記憶する不揮発性メモリー21を備え、制御部20は、DVD再生部25が読み出した媒体情報に基づいて、不揮発性メモリー21から映像調整情報を取得し、映像投射部10は取得した映像調整情報に基づいて調整された映像信号の表示を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、映像表示装置、及び映像表示方法に関する。
例えば、特開2008−33138号公報に記載されているように、映像表示装置に接続された外部装置としての映像再生装置を検出し、特定の外部装置が接続されたことを検出した場合に、映像表示装置の表示調整値を、特定の外部装置に対応した表示調整値に変更する映像表示装置が提案されている。
また、特開2010−60863号公報に記載されているように、映像コンテンツを表示する映像表示装置において、映像コンテンツに着目し、映像コンテンツの属性情報に基づいて、その映像コンテンツに最適な映像設定を行うシステムが提案されている。
しかし、特許文献1において、映像設定の変更については、映像再生機器の属性に最適化することは重要ではあるが、実際の見え方を反映する上では、再生する映像の内容に依存する部分が大きく、その部分が考慮されていなかった。
また、特許文献2においては、本システムはユーザーの嗜好情報を同時に分析して映像設定を行うものであり、システムとして冗長であった。また、映像コンテンツの属性情報に基づいて所定の映像設定を行うため、ユーザーにとって最適な設定が行われるとは限らない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る映像表示装置は、記録媒体に格納された映像情報と媒体情報とを読み出す映像情報取得部と、前記映像情報取得部が読み出した前記映像情報を映像信号に復号する映像信号復号部と、前記媒体情報と映像調整情報とを関連付けて記憶する情報記憶部と、前記映像情報取得部が読み出した前記媒体情報に基づき、前記媒体情報に関連した前記映像調整情報を前記情報記憶部から取得する調整情報取得部と、前記映像信号復号部が復号した前記映像信号が表す映像の画質を、前記調整情報取得部が取得した前記映像調整情報に基づいて調整する映像調整部と、前記映像調整部が調整した前記映像信号に基づいて映像の表示を行う映像表示部とを備えることを特徴とする。
本適用例によれば、再生している記録媒体を特定し、その記録媒体に関連した映像調整情報を呼び出すことで、容易に、その記録媒体に適した映像に設定することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記記録媒体に格納された音声情報を読み出す音声情報取得部と、前記音声情報取得部が読み出した音声情報を音声信号に復号する音声信号復号部と、前記音声信号が表す音声の音質を、音声調整情報に基づいて調整する音声調整部と、前記音声調整部が調整した音声信号に基づいて音声の出力を行う音声出力部と、をさらに備え、前記情報記憶部は、前記媒体情報と、前記音声調整情報とを関連付けて記憶し、前記調整情報取得部は、前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報に基づいて、前記媒体情報に関連した前記音声調整情報を前記情報記憶部から取得することを特徴とする。
本適用例によれば、さらにその記録媒体に関連した音声調整情報を呼び出すことで、容易にその記録媒体に適した音声に設定することができる。
[適用例3]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記映像調整情報を設定する調整情報設定部をさらに備え、前記調整情報設定部は、前記映像調整情報を前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報と関連付けて前記情報記憶部に保存することを特徴とする。
本適用例によれば、再生した記録媒体の媒体情報と、その記録媒体に対して映像調整した映像調整情報とを記憶することができる。したがって、一度再生した記録媒体については、次回再生時に、自動で映像調整を行うことができる。これによって、ユーザーが意識せずに望みの画質を得ることができる。
[適用例4]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記調整情報設定部は、前記音声調整情報をさらに設定可能であり、前記音声調整情報を前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報と関連付けて前記記憶部に保存することを特徴とする。
本適用例によれば、再生した記録媒体の媒体情報と、その記録媒体に対して音声調整した音声調整情報とを記憶できる。したがって一度再生した記録媒体については、次回再生時に、自動で音声調整を行うことができる。これによって、ユーザーが意識せずに望みの音質を得ることができる。
[適用例5]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記調整情報設定部は、ユーザーがカスタマイズした前記映像調整情報を保存することを特徴とする。
本適用例によれば、映像調整情報について、ユーザーが周囲の状況に応じて、映像調整情報をカスタマイズすることが可能となる。これによって、より望ましい設定で映像を再生することができる。
[適用例6]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記調整情報設定部は、ユーザーがカスタマイズした前記音声調整情報を保存することを特徴とする。
本適用例によれば、音声調整情報について、ユーザーが周囲の状況に応じて、音声調整情報をカスタマイズすることが可能となる。これによって、より望ましい設定で音声を再生することができる。
[適用例7]上記適用例に記載の映像表示装置において、前記媒体情報は、前記記録媒体毎に固有の情報であることを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体毎に固有の情報である媒体情報によって、記録媒体を特定することができるため、記録媒体毎に最適な映像設定を行うことが可能となり、これによって、ユーザーが望みの画質でディスクを再生することが可能となる。
[適用例8]記録媒体に記録された映像情報を再生して表示する表示装置における映像表示方法であって、前記記録媒体に格納された前記映像情報と媒体情報とを読み出すステップと、前記映像情報を映像信号に復号するステップと、前記媒体情報に基づき、前記媒体情報に関連した映像調整情報を、前記媒体情報と前記映像調整情報とを関連付けて記憶する情報記憶部から取得するステップと、前記映像信号が表す映像の画質を、前記映像調整情報に基づいて調整するステップと、調整された前記映像信号に基づいて映像の表示を行うステップと、を有することを特徴とする映像表示装置の映像表示方法
本適用例によれば、再生している記録媒体を特定し、その記録媒体に対してそれまでにユーザーが設定した映像調整を呼び出すことで、容易に、ユーザーが望んだ映像に設定することができる。
以下、映像表示装置の一つであるプロジェクターについて、図面を参照して説明する。本実施形態のプロジェクターは、DVD(Digital Versatile Disc)を再生可能なDVD再生部を備えており、DVDメディアに記録されている映像情報に基づく映像を投射するとともに、音声情報に基づく音声を出力することができる。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクターの斜視図である。図1に示すように、プロジェクター1は、外装を構成する筐体2によって装置本体が覆われた構成を有している。筐体2の前面2fには、外部のスクリーン等に映像(映像光)を投射する投射レンズ13が露出しており、投射レンズ13の下側には、記録媒体であるDVDメディアを挿入するためのディスクスロット3が設けられている。また、筐体2の前面2fには、リモコン23から送信される操作信号を受信するための操作信号受信部24が配置されている。
図1は、本実施形態のプロジェクターの斜視図である。図1に示すように、プロジェクター1は、外装を構成する筐体2によって装置本体が覆われた構成を有している。筐体2の前面2fには、外部のスクリーン等に映像(映像光)を投射する投射レンズ13が露出しており、投射レンズ13の下側には、記録媒体であるDVDメディアを挿入するためのディスクスロット3が設けられている。また、筐体2の前面2fには、リモコン23から送信される操作信号を受信するための操作信号受信部24が配置されている。
筐体2には、複数の操作キー(操作ボタン)を備えて構成される操作入力部22が設けられており、プロジェクター1に対して各種指示を行うことが可能になっている。操作入力部22を構成する複数の操作キーのうち、ディスクスロット3からDVDメディアを排出するための操作キー(イジェクトキー)は、筐体2の前面2f(ディスクスロット3の近傍)に配置されており、それ以外の操作キーは、筐体2の上面2tに配置されている。また、リモコン23にも、操作入力部22と同様、プロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーが備えられており、プロジェクター1を遠隔操作することが可能になっている。
図2は、本実施形態に係るプロジェクター1の機能ブロック図である。プロジェクター1は、DVD再生部25、映像処理部31、音声処理部32、映像投射部10、音声出力部33、制御部20、不揮発性メモリー21、操作入力部22を備える。
DVD再生部25は、DVDメディアMをセットするトレーや光学ヘッドなどを適宜備え、DVDメディアMに格納されている映像情報及び音声情報を読み取って、映像信号及び音声信号として再生する。再生された映像信号及び音声信号は、それぞれ映像処理部31、音声処理部32に出力される。
また、DVD再生部25は、DVDメディアMに格納されているディスク特定情報(媒体情報)を、制御部20に伝達する。
本発明における「記録媒体」は、DVDメディアMがこれに相当する。
また、DVD再生部25は、DVDメディアMに格納されているディスク特定情報(媒体情報)を、制御部20に伝達する。
本発明における「記録媒体」は、DVDメディアMがこれに相当する。
映像処理部31は、DVD再生部25から受け取った映像信号と制御部20からの指示に基づいて出力映像信号を生成し、OSD処理部34を介して、映像投射部10に出力する。さらに、映像処理部31は、制御部20の指示に基づいて、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行う。
音声処理部32は、DVD再生部25から受け取った音声信号と制御部20からの指示に基づいて出力音声信号を生成し、音声出力部33に出力する。
映像処理部31、及び音声処理部32は、内蔵したプログラムを実行することにより、上記の処理を行うマイクロプロセッサーや、専用のハードウェア等により構成される。
音声処理部32は、DVD再生部25から受け取った音声信号と制御部20からの指示に基づいて出力音声信号を生成し、音声出力部33に出力する。
映像処理部31、及び音声処理部32は、内蔵したプログラムを実行することにより、上記の処理を行うマイクロプロセッサーや、専用のハードウェア等により構成される。
映像投射部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投射光学系としての投射レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。映像投射部10は、映像表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して映像(投射像)を形成し、この映像を投射レンズ13から投射して外部のスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される出力映像信号に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、映像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、映像情報に応じた映像光が色光毎に形成される。形成された各色の映像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの映像光となった後、投射レンズ13から拡大投射される。
音声出力部33は、スピーカーなどの音声再生に必要な構成を適宜備え、音声処理部32から出力音声信号を受け取り、音声を出力する。
制御部20は、操作入力部22又はリモコン23の操作情報に基づいて、DVD再生部25、映像処理部31、音声処理部32、映像投射部10、音声出力部33の動作を制御する。制御部20は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することもできるし、マイコンやCPU(Central Processing Unit)のような演算装置とその動作を規定する制御プログラムで構成することもできる。
OSD処理部34は、制御部20の指示に基づいて、スクリーンSCに投写されている映像(投射像)上に、メニュー映像やメッセージ映像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)映像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理部34は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD映像を形成するための図形やフォント等を表すOSD映像情報を記憶している。制御部20が、OSD映像の重畳表示を指示すると、OSD処理部34は、必要なOSD映像情報をOSDメモリーから読み出し、投写映像上の所定の位置にOSD映像が重畳されるように、映像処理部31から入力される映像情報にこのOSD映像情報を合成する。
不揮発性メモリー21は、DVDメディアMを特定するディスク特定情報(媒体情報)、及び映像処理部31または音声処理部32の設定情報を関連付けて記憶している。
操作入力部22は、プロジェクター1の本体筐体の外面に設けられ、ユーザーの操作入力を受け付けるためのものである。
ユーザーが操作入力部22に配置されたキーを押下等すると、それに対応した操作信号が制御部20に出力される。制御部20は、操作入力部22が出力した操作信号を受け取り、対応する制御動作を実行する。
ユーザーが操作入力部22に配置されたキーを押下等すると、それに対応した操作信号が制御部20に出力される。制御部20は、操作入力部22が出力した操作信号を受け取り、対応する制御動作を実行する。
光源制御部35は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
本発明における「映像情報取得部」、「映像信号複合部」および「音声信号複合部」はDVD再生部25が相当し、「情報記憶部」は不揮発性メモリー21が相当し、「調整情報取得部」は制御部20が相当し、「映像調整部」は映像処理部31が相当し、「映像表示部」は映像投射部10が相当し、「音声情報取得部」はDVD再生部25が相当し、「音声調整部」は音声処理部32が相当し、「音声出力部」は音声出力部33が相当し、「調整情報設定部」は制御部20および操作入力部22、または操作信号受信部24が相当する。
次に、本実施形態に係るプロジェクター1の動作を説明する。
図3は、プロジェクター1がDVDメディアMを再生するときの動作フローである。以下、図3の各ステップについて説明する。
ユーザーは、DVD再生部25のディスクスロット3よりDVDメディアMをセットし、操作入力部22を操作してDVDメディアMを再生すべき旨を指示する。その旨の操作信号が制御部20に出力され、本動作フローが開始する。
ステップS201において、DVD再生部25は、DVDメディアMからディスク特定情報を取得する。ディスク特定情報とは、ディスクに書かれている特定のID、タイトル名、チャプターおよびトラックの長さ・数などの情報である。取得した情報は、制御部20に送られる。
ステップS202において、制御部20は、送られてきたディスク特定情報がディスクを特定できる情報であるかどうか、すなわち有効な情報であるかどうかを判断する。有効な情報であると判断された場合(Yes)は、ステップS203に進み、判断されなかった場合(No)は、ステップS210に進む。
ステップS203において、制御部20はディスク特定情報に基づいて、不揮発性メモリー21に保存されている映像・音声調整情報を取得する。
ステップS204において、制御部20が、不揮発性メモリー21から、ディスク特定情報に基づく映像・音声調整情報が取得できた場合(Yes)には、ステップS205に進む。取得できなかった場合(No)には、ステップS209に進む。
ステップS205において、映像・音声調整情報が取得できた場合、OSD処理部34はユーザーに対して、映像・音声調整情報を編集するか、編集しないでそのまま使用するかの指示を促す画像を生成して、映像投射部10を介して表示する。
ユーザーは、指示に対して、映像・音声調整情報を編集したい場合(Yes)は、ステップS206に進む。編集しないでそのまま利用したい場合(No)は、ステップS207に進む。
ユーザーは、指示に対して、映像・音声調整情報を編集したい場合(Yes)は、ステップS206に進む。編集しないでそのまま利用したい場合(No)は、ステップS207に進む。
ステップS206において、ユーザーは操作入力部22または操作信号受信部24を通して、制御部20に対して映像・音声調整情報について、変更を行う。制御部20は、変更された映像・音声調整情報について、不揮発性メモリー21に保存を行い、ステップS207に進む。
ステップS207において、制御部20は、不揮発性メモリー21に保存された映像・音声調整情報に基づき、映像処理部31、音声処理部32に対して、映像音声調整の指示を行う。映像処理部31、音声処理部32は、指示に基づいて映像・音声の調整を行う。
映像の調整項目としては、明るさ、コントラスト、色の濃さ、色合い、シャープネス、色温度、カラーモード、アスペクト比などがある。音声の調整項目としては、音量、サラウンド、高域のバランスまたは低域のバランスなどがある。
映像の調整項目としては、明るさ、コントラスト、色の濃さ、色合い、シャープネス、色温度、カラーモード、アスペクト比などがある。音声の調整項目としては、音量、サラウンド、高域のバランスまたは低域のバランスなどがある。
ステップS208において、制御部20は、DVD再生部25にDVDメディアMの再生を開始させる。DVD再生部25はDVDメディアMに格納された映像・音声情報を再生する。映像処理部31、音声処理部32、映像投射部10、音声出力部33は、その映像・音声信号に基づきスクリーンSCに映像を投射し、音声を再生する。
ステップS209において、制御部20は、デフォルトの映像・音声調整情報を、ディスク特定情報に関連付けて不揮発性メモリー21に保存し、ステップS210に進む。
ステップS210において、ステップS204で特定の映像・音声調整情報を不揮発性メモリー21から取得できず、ステップS209で新たに映像・音声調整情報を保存した場合は、デフォルト設定を行う。デフォルト設定が複数用意されている場合は、ユーザーは、操作入力部22を通して、用意された中の1つの設定を選択し、制御部20に指示する。
ステップS211において、制御部20は、ステップS210で設定された映像・音声調整情報に基づき、映像処理部31、音声処理部32に対して、映像・音声調整の指示を行う。映像処理部31、音声処理部32は、指示に基づいて映像・音声の調整を行う。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクター1によれば、再生している記録媒体を特定し、その記録媒体に対してそれまでにユーザーが設定した映像調整情報を呼び出すことで、容易に、ユーザーが望んだ映像に設定することができる。また音声についても同様に、その記録媒体に対してそれまでにユーザーが設定した音声調整情報を呼び出すことで、容易にユーザーが望んだ音声に設定することができる。
(2)本実施形態のプロジェクター1によれば、再生した記録媒体の媒体情報と、その記録媒体に対して映像調整した映像調整情報とを記憶することができる。したがって、一度再生した記録媒体については、次回再生時に、自動で映像調整を行うことができる。これによって、ユーザーが意識せずに望みの画質を得ることができる。同様に、再生した記録媒体の媒体情報と、その記録媒体に対して音声調整した音声調整情報とを記憶することができる。したがって一度再生した記録媒体については、次回再生時に、自動で音声調整を行うことができる。これによって、ユーザーが意識せずに望みの音質を得ることができる。
(3)本実施形態のプロジェクター1によれば、ユーザーは画像調整情報、または音声調整情報をカスタマイズすることができ、媒体情報に関連付けて保存することができる。
(変形例)
上記実施例は、以下のように変更してもよい。
上記実施例は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、DVDメディアMに記録されている情報の読み取りが可能なDVD再生部25を備えた構成を示しているが、DVD以外の光ディスク(例えば、ブルーレイディスク)、各種半導体メモリー、他の記録媒体に記録されている情報の読み取りが可能な構成であってもよい。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラーをマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode)光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
上記実施形態では、画像表示装置として、光源11から射出された光を変調して投射するプロジェクター1を例にして説明しているが、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクター、或いは、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、他の画像表示装置に適用することも可能である。
1…プロジェクター、2…筐体、3…ディスクスロット、10…映像投射部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…リフレクター、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投射レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、21…不揮発性メモリー、22…操作入力部、23…リモコン、24…操作信号受信部、25…DVD再生部、29…データ読取部、31…映像処理部、32…音声処理部、33…音声出力部、34…OSD処理部、35…光源制御部、M…DVDメディア、SC…スクリーン。
Claims (8)
- 記録媒体に格納された映像情報と媒体情報とを読み出す映像情報取得部と、
前記映像情報取得部が読み出した前記映像情報を映像信号に復号する映像信号復号部と、
前記媒体情報と映像調整情報とを関連付けて記憶する情報記憶部と、
前記映像情報取得部が読み出した前記媒体情報に基づき、前記媒体情報に関連した前記映像調整情報を前記情報記憶部から取得する調整情報取得部と、
前記映像信号復号部が復号した前記映像信号が表す映像の画質を、前記調整情報取得部が取得した前記映像調整情報に基づいて調整する映像調整部と、
前記映像調整部が調整した前記映像信号に基づいて映像の表示を行う映像表示部と
を備えることを特徴とする映像表示装置。 - 前記記録媒体に格納された音声情報を読み出す音声情報取得部と、
前記音声情報取得部が読み出した音声情報を音声信号に復号する音声信号復号部と、
前記音声信号が表す音声の音質を、音声調整情報に基づいて調整する音声調整部と、
前記音声調整部が調整した音声信号に基づいて音声の出力を行う音声出力部と、
をさらに備え、
前記情報記憶部は、前記媒体情報と、前記音声調整情報とを関連付けて記憶し、
前記調整情報取得部は、前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報に基づいて、前記媒体情報に関連した前記音声調整情報を前記情報記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記映像調整情報を設定する調整情報設定部をさらに備え、
前記調整情報設定部は、前記映像調整情報を前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報と関連付けて前記情報記憶部に保存することを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。 - 前記調整情報設定部は、前記音声調整情報をさらに設定可能であり、
前記音声調整情報を前記映像情報取得部が取得した前記媒体情報と関連付けて前記記憶部に保存することを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。 - 前記調整情報設定部は、ユーザーがカスタマイズした前記映像調整情報を保存することを特徴とする請求項3または4に記載の映像表示装置。
- 前記調整情報設定部は、ユーザーがカスタマイズした前記音声調整情報を保存することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
- 前記媒体情報は、前記記録媒体毎に固有の情報であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の映像表示装置。
- 記録媒体に記録された映像情報を再生して表示する表示装置における映像表示方法であって、
前記記録媒体に格納された前記映像情報と媒体情報とを読み出すステップと、
前記映像情報を映像信号に復号するステップと、
前記媒体情報に基づき、前記媒体情報に関連した映像調整情報を、前記媒体情報と前記映像調整情報とを関連付けて記憶する情報記憶部から取得するステップと、
前記映像信号が表す映像の画質を、前記映像調整情報に基づいて調整するステップと、
調整された前記映像信号に基づいて映像の表示を行うステップと、
を有することを特徴とする映像表示装置の映像表示方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010245026A JP2012098439A (ja) | 2010-11-01 | 2010-11-01 | 映像表示装置、及び映像表示方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014170032A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Seiko Epson Corp | プロジェクター、プロジェクターシステム、およびプロジェクターの制御方法 |
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2010
- 2010-11-01 JP JP2010245026A patent/JP2012098439A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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