JP2022097983A - プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】投射時間において、プロジェクターを継続して動作させる。【解決手段】商用電源及びバッテリーBTのいずれか一方で動作するプロジェクター200であって、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、バッテリーBTの残容量RCを取得し、プロジェクター200を投射する時間を示す投射時間TPが設定され、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法に関する。
従来、バッテリーから給電されるプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、バッテリー残量が所定値以下となった場合に、プロジェクターの投影制限モードに移行することで、投射時間を延長させるプロジェクターが記載されている。
特許文献1には、バッテリー残量が所定値以下となった場合に、プロジェクターの投影制限モードに移行することで、投射時間を延長させるプロジェクターが記載されている。
しかしながら、プロジェクターの投射可能時間は、バッテリー残量に依存する。そこで、特許文献1等に記載の従来のプロジェクターでは、プロジェクターの使用をユーザーが所望する時間が経過する前に、バッテリー残量が無くなり、プロジェクターを利用できなくなる可能性がある。
上記課題を解決する一態様は、商用電源及びバッテリーのいずれか一方で動作するプロジェクターであって、前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、前記バッテリーの残容量を取得し、前記プロジェクターを投射する時間を示す投射時間が設定され、前記残容量と前記投射時間とに基づき、光源の輝度を設定する、プロジェクターである。
上記課題を解決する別の一態様は、商用電源及びバッテリーのいずれか一方で動作するプロジェクターの制御方法であって、前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、前記バッテリーの残容量を取得することと、前記プロジェクターを投射する時間を示す投射時間が設定されることと、前記残容量と前記投射時間とに基づき、光源の輝度を設定することと、を含む、プロジェクターの制御方法である。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター200の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、画像投射システム1は、サーバー装置100と、プロジェクター200と、を備える。
図1に示すように、画像投射システム1は、サーバー装置100と、プロジェクター200と、を備える。
サーバー装置100は、プロジェクター200、例えばWi-Fi(登録商標)規格に則って、インターネットを介して、無線通信可能に接続される。
サーバー装置100は、プロジェクター200に対して、音声情報及び画像情報を供給する。
サーバー装置100は、プロジェクター200に対して、音声情報及び画像情報を供給する。
プロジェクター200は、サーバー装置100から受信した画像情報に対応する投射画像をスクリーンSCに画像を投射する。
また、プロジェクター200は、サーバー装置100から受信した音声情報に対応する音声をスピーカー242から出力する。
また、プロジェクター200は、サーバー装置100から受信した音声情報に対応する音声をスピーカー242から出力する。
プロジェクター200は、投射部210と、投射部210を駆動する駆動部220とを備える。投射部210は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部210は、光源部211、光変調装置212及び投射光学系213を備える。駆動部220は、光源駆動部221及び光変調装置駆動部222を備える。
投射部210は、光源部211、光変調装置212及び投射光学系213を備える。駆動部220は、光源駆動部221及び光変調装置駆動部222を備える。
光源部211は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ光源211L、又はLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源211Sを備える。
ランプ光源211L、及び固体光源211Sは、「光源」の一例に対応する。
本実施形態では、光源部211が、固体光源211Sを備える場合について説明する。また、以下の説明では、便宜上、固体光源211Sを光源211Sと記載する場合がある。
また、光源部211は、光源211Sが発した光を光変調装置212に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部211は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源211Sが発した光の光量を光変調装置212に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部221は、内部バス207に接続され、同じく内部バス207に接続された制御部250の指示に従って、光源部211の光源211Sを点灯及び消灯させる。
本実施形態では、「光源」が固体光源211Sである場合について説明するが、これに限定されない。「光源」がランプ光源211Lであってもよい。
ランプ光源211L、及び固体光源211Sは、「光源」の一例に対応する。
本実施形態では、光源部211が、固体光源211Sを備える場合について説明する。また、以下の説明では、便宜上、固体光源211Sを光源211Sと記載する場合がある。
また、光源部211は、光源211Sが発した光を光変調装置212に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部211は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源211Sが発した光の光量を光変調装置212に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部221は、内部バス207に接続され、同じく内部バス207に接続された制御部250の指示に従って、光源部211の光源211Sを点灯及び消灯させる。
本実施形態では、「光源」が固体光源211Sである場合について説明するが、これに限定されない。「光源」がランプ光源211Lであってもよい。
光変調装置212は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル215を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置212は、R色光に対応した液晶パネル215と、G色光に対応した液晶パネル215と、B色光に対応した液晶パネル215と、を備える。
光源部211が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル215に入射される。3枚の液晶パネル215の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル215を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系213に射出される。
本実施形態では、光変調装置212が光変調素子として透過型の液晶パネル215を備える場合について説明するが、これに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
光源部211が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル215に入射される。3枚の液晶パネル215の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル215を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系213に射出される。
本実施形態では、光変調装置212が光変調素子として透過型の液晶パネル215を備える場合について説明するが、これに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
光変調装置212は、光変調装置駆動部222によって駆動される。光変調装置駆動部222は、画像処理部245に接続される。
光変調装置駆動部222には、画像処理部245からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部222は、入力された画像データを液晶パネル215の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部222は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル215の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル215に画像を描画する。
光変調装置駆動部222には、画像処理部245からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部222は、入力された画像データを液晶パネル215の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部222は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル215の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル215に画像を描画する。
投射光学系213は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系213は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター200は、操作部231、リモコン受光部233、入力インターフェース235、記憶部237、音量制御部241、スピーカー242、フレームメモリー243、画像処理部245、電源制御部247、無線通信部249、及び制御部250を更に備える。入力インターフェース235、記憶部237、音量制御部241、画像処理部245、電源制御部247、無線通信部249、及び制御部250は、内部バス207を介して相互にデータ通信可能に接続される。
操作部231は、プロジェクター200の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、操作部231から入力された操作信号を制御部250に出力する回路を備える。
リモコン受光部233は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部233は、生成した操作信号を入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、リモコン受光部233から入力された操作信号を制御部250に出力する。
記憶部237は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記録装置、又は、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリー等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。記憶部237は、制御部250が実行するプログラムや、制御部250が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
音量制御部241は、制御部250からの指示に従って、スピーカー242から出力する音声の音量VLを調整する。
スピーカー242は、サーバー装置100から受信した音声情報に対応する音声を出力する。なお、スピーカー242から出力する音声の音量VLは、音量制御部241によって調整される。
画像処理部245及びフレームメモリー243は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、及びPLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。
また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-Chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-Chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部245は、無線通信部249から入力された画像データをフレームメモリー243に展開する。フレームメモリー243は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー243は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部245は、フレームメモリー243に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部245は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部245は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部222に出力する。
また、画像処理部245は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部245は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部222に出力する。
電源制御部247は、商用電源、及びバッテリーBTのいずれか一方から供給される電力を、プロジェクター200の各部に適合する電圧に変換して供給する。
また、電源制御部247は、商用電源が接続されている場合には、商用電源から供給される電力を、プロジェクター200の各部に適合する電圧に変換して供給する。
また、電源制御部247は、バッテリーBTが接続され、商用電源が接続されていない場合には、バッテリーBTから供給される電力を、プロジェクター200の各部に適合する電圧に変換して供給する。
また、電源制御部247は、バッテリーBTの残容量を検出し、検出結果を制御部250に出力する。
また、電源制御部247は、商用電源が接続されている場合には、商用電源から供給される電力を、プロジェクター200の各部に適合する電圧に変換して供給する。
また、電源制御部247は、バッテリーBTが接続され、商用電源が接続されていない場合には、バッテリーBTから供給される電力を、プロジェクター200の各部に適合する電圧に変換して供給する。
また、電源制御部247は、バッテリーBTの残容量を検出し、検出結果を制御部250に出力する。
無線通信部249は、無線通信機能を実行する。無線通信部249は、例えば、Wi-Fi(登録商標)に則って、サーバー装置100と無線通信可能に接続する。
また、無線通信部249は、制御部250からの指示に従って、オンとオフとが切り換えられる。
また、無線通信部249は、制御部250からの指示に従って、オンとオフとが切り換えられる。
制御部250は、メモリー251及びプロセッサー253を備える。
メモリー251は、プロセッサー253が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー251は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー251は、プロセッサー253のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー251は、制御部250により処理されるデータや、プロセッサー253が実行する制御プログラムを記憶する。
メモリー251は、プロセッサー253が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー251は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー251は、プロセッサー253のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー251は、制御部250により処理されるデータや、プロセッサー253が実行する制御プログラムを記憶する。
プロセッサー253は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー253として機能する構成であってもよい。プロセッサー253は、制御プログラムを実行してプロジェクター200の各部を制御する。例えば、プロセッサー253は、操作部231及びリモコン5によって受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部245に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、プロセッサー253は、光源駆動部221を制御して光源部211の光源211Sの点灯と消灯とを制御する。
制御部250のプロセッサー253は、メモリー251に記憶された制御プログラムを実行することによって、以下の処理を実行する。
制御部250は、プロジェクター200をバッテリーBTで動作するか否かを判定する。具体的には、プロセッサー253は、電源制御部247を介して、バッテリーBTが接続され、且つ商用電源が接続されていないことを検出する。
すなわち、バッテリーBTが接続され、且つ商用電源が接続されていないことを検出した場合に、制御部250は、プロジェクター200をバッテリーBTで動作すると判定する。また、商用電源が接続されていることを検出した場合に、制御部250は、プロジェクター200を商用電源で動作すると判定する。
すなわち、バッテリーBTが接続され、且つ商用電源が接続されていないことを検出した場合に、制御部250は、プロジェクター200をバッテリーBTで動作すると判定する。また、商用電源が接続されていることを検出した場合に、制御部250は、プロジェクター200を商用電源で動作すると判定する。
プロジェクター200をバッテリーBTで動作すると判定した場合に、制御部250は以下の処理を実行する。
まず、制御部250は、電源制御部247に対して、バッテリーBTの残容量RCを検出させる。
まず、制御部250は、電源制御部247に対して、バッテリーBTの残容量RCを検出させる。
また、制御部250は、プロジェクター200を投射する時間を示す投射時間TPを取得する。換言すれば、投射時間TPは、プロジェクター200を連続して動作させることをユーザーが所望する時間を示す。
投射時間TPは、予め設定されていてもよいし、ユーザーからのリモコン5又は操作部231に対する操作に基づいて、制御部250が設定してもよい。
投射時間TPは、予め設定されていてもよいし、ユーザーからのリモコン5又は操作部231に対する操作に基づいて、制御部250が設定してもよい。
また、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源部211の光源211Sの輝度を設定する。具体的には、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源部211の光源211Sの電流値を設定する。
例えば、制御部250は、残容量RCを投射時間TPで除することによって、単位時間当たりのプロジェクター200で消費する電力PWを算出する。次に、制御部250は、電力PWから、プロジェクター200の光源部211の光源211S以外の各部で消費される電力PWAを引いた差に対応する電力PWRを求める。そして、制御部250は、電力PWRから光源211Sの電流値CLAを算出し、電源制御部247に対して、光源211Sに供給する電流値CLを電流値CLAに調整させる。
例えば、制御部250は、残容量RCを投射時間TPで除することによって、単位時間当たりのプロジェクター200で消費する電力PWを算出する。次に、制御部250は、電力PWから、プロジェクター200の光源部211の光源211S以外の各部で消費される電力PWAを引いた差に対応する電力PWRを求める。そして、制御部250は、電力PWRから光源211Sの電流値CLAを算出し、電源制御部247に対して、光源211Sに供給する電流値CLを電流値CLAに調整させる。
また、制御部250は、プロジェクター200の無線通信機能をオフする。換言すれば、制御部250は、無線通信部249をオフにする。すなわち、制御部250は、電源制御部247に対して、無線通信部249への電力の供給を停止させる。
また、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、スピーカー242から出力する音声の音量VLを設定する。例えば、制御部250は、残容量RCを投射時間TPで除することによって、単位時間当たりのプロジェクター200で消費する電力PWを算出する。
電力PWが、第1電力値PW1以上である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを規制させない。すなわち、制御部250は、音量制御部241に対して、ユーザーによって設定された音量設定値に従って、スピーカー242から出力する音声の音量VLを調整させる。
電力PWが、第1電力値PW1未満、且つ、第2電力値PW2以上である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを、第1音量VL1以下に規制させる。なお、第2電力値PW2は、第1電力値PW1より小さい。
電力PWが、第2電力値PW2未満である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを、第2音量VL2以下に規制させる。
電力PWが、第1電力値PW1以上である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを規制させない。すなわち、制御部250は、音量制御部241に対して、ユーザーによって設定された音量設定値に従って、スピーカー242から出力する音声の音量VLを調整させる。
電力PWが、第1電力値PW1未満、且つ、第2電力値PW2以上である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを、第1音量VL1以下に規制させる。なお、第2電力値PW2は、第1電力値PW1より小さい。
電力PWが、第2電力値PW2未満である場合には、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを、第2音量VL2以下に規制させる。
図2は、制御部250の処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、ステップS101において、制御部250は、プロジェクター200をバッテリーBTで動作するか否かを判定する。
プロジェクター200をバッテリーBTで動作しないと制御部250が判定した場合(ステップS101;NO)には、処理が終了する。プロジェクター200をバッテリーBTで動作すると制御部250が判定した場合(ステップS101;YES)には、処理がステップS103へ進む。
そして、ステップS103において、制御部250は、電源制御部247に対して、バッテリーBTの残容量RCを検出させる。
図2に示すように、ステップS101において、制御部250は、プロジェクター200をバッテリーBTで動作するか否かを判定する。
プロジェクター200をバッテリーBTで動作しないと制御部250が判定した場合(ステップS101;NO)には、処理が終了する。プロジェクター200をバッテリーBTで動作すると制御部250が判定した場合(ステップS101;YES)には、処理がステップS103へ進む。
そして、ステップS103において、制御部250は、電源制御部247に対して、バッテリーBTの残容量RCを検出させる。
次に、ステップS105において、制御部250は、投射時間TPを取得する。
次に、ステップS107において、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源部211の光源211Sの輝度値を算出する。
そして、ステップS109において、制御部250は、算出された輝度値に光源211Sの輝度を設定する。
次に、ステップS111において、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、スピーカー242から出力する音声の音量VLを算出する。
そして、ステップS113において、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを調整させる。
次に、ステップS115において、制御部250は、無線通信部249をオフにする。その後、処理が終了する。
次に、ステップS107において、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源部211の光源211Sの輝度値を算出する。
そして、ステップS109において、制御部250は、算出された輝度値に光源211Sの輝度を設定する。
次に、ステップS111において、制御部250は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、スピーカー242から出力する音声の音量VLを算出する。
そして、ステップS113において、制御部250は、音量制御部241に対して、スピーカー242から出力する音声の音量VLを調整させる。
次に、ステップS115において、制御部250は、無線通信部249をオフにする。その後、処理が終了する。
図1及び図2を参照して説明したように、本実施形態に係るプロジェクター200は、商用電源及びバッテリーBTのいずれか一方で動作するプロジェクター200であって、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、バッテリーBTの残容量RCを取得し、プロジェクター200を投射する時間を示す投射時間TPが設定され、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。
すなわち、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。
よって、投射時間TPが経過する前に、バッテリー残量が無くなることを抑制できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
すなわち、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。
よって、投射時間TPが経過する前に、バッテリー残量が無くなることを抑制できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
また、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、プロジェクター200は、無線通信機能をオフする。
よって、プロジェクター200は、消費電力を低減できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
なお、プロジェクター200が投射する画像に対応する画像情報、及びスピーカー242から出力する音声に対応する音声情報は、例えば、プロジェクター200と有線で通信可能に接続される図略の画像供給装置から受信すればよい。また、例えば、プロジェクター200が商用電源で動作している期間において、サーバー装置100から画像情報及び音声情報を予めダウンロードして、記憶部237に記憶しておけばよい。
よって、プロジェクター200は、消費電力を低減できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
なお、プロジェクター200が投射する画像に対応する画像情報、及びスピーカー242から出力する音声に対応する音声情報は、例えば、プロジェクター200と有線で通信可能に接続される図略の画像供給装置から受信すればよい。また、例えば、プロジェクター200が商用電源で動作している期間において、サーバー装置100から画像情報及び音声情報を予めダウンロードして、記憶部237に記憶しておけばよい。
また、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、プロジェクター200は、残容量RCと投射時間TPとに基づき、スピーカー242から出力する音量VLを設定する。
よって、適正な音量VLを設定できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
よって、適正な音量VLを設定できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
本実施形態に係るプロジェクター200の制御方法は、商用電源及びバッテリーBTのいずれか一方で動作するプロジェクター200の制御方法であって、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、バッテリーBTの残容量RCを取得することと、プロジェクター200を投射する時間を示す投射時間TPが設定されることと、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定することと、を含む。
すなわち、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。
よって、投射時間TPが経過する前に、バッテリー残量が無くなることを抑制できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
すなわち、バッテリーBTでプロジェクター200が動作する場合に、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定する。
よって、投射時間TPが経過する前に、バッテリー残量が無くなることを抑制できる。したがって、投射時間TPにおいて、プロジェクター200を継続して動作させることが可能になる。
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の本実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、図1及び図2を参照して、制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの電流値CLAを設定する場合について説明したが、これに限定されない。制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定すればよい。制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、例えば光源211Sに印加する電圧値を設定してもよい。
本実施形態では、図1及び図2を参照して、制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの電流値CLAを設定する場合について説明したが、これに限定されない。制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、光源211Sの輝度を設定すればよい。制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、例えば光源211Sに印加する電圧値を設定してもよい。
本実施形態では、バッテリーBTでプロジェクター200が動作するときに、制御部250が、無線通信部249をオフにする場合について説明したが、これに限定されない。制御部250が、無線通信部249の消費電力を低減してもよい。例えば、制御部250が、無線通信部249の通信速度を低減することによって、無線通信部249の消費電力を低減してもよい。
本実施形態では、バッテリーBTでプロジェクター200が動作するときに、制御部250が、残容量RCと投射時間TPとに基づき、スピーカー242から出力する音量VLを設定する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、制御部250が、スピーカー242の消費電力を低減してもよい。例えば、プロジェクター200が2つのスピーカーを備える場合には、2つのスピーカーの一方をオフにしてもよい。
また、図1に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター200の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図2に示すフローチャートの処理単位は、プロジェクター200の制御部250の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図2のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、プロジェクター200の制御方法は、プロジェクター200備えるプロセッサー253に、プロジェクター200の制御方法に対応した制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この制御プログラムは、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、プロジェクター200が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、プロジェクター200の制御方法に対応した制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター200に、制御プログラムをダウンロードすることでプロジェクター200の制御方法を実現することもできる。
1…画像投射システム、100…サーバー装置、200…プロジェクター、210…投射部、211…光源部、211L…ランプ光源、211S…固体光源(光源)、212…光変調装置、213…投射光学系、215…液晶パネル、220…駆動部、221…光源駆動部、222…光変調装置駆動部、231…操作部、235…入力インターフェース、241…音量制御部、242…スピーカー、245…画像処理部、247…電源制御部、249…無線通信部、250…制御部、251…メモリー、253…プロセッサー、BT…バッテリー、CL、CLA…電流値、PL…画像光、PW…電力、RC…残容量、SC…スクリーン、TP…投射時間、VL…音量。
Claims (4)
- 商用電源及びバッテリーのいずれか一方で動作するプロジェクターであって、
前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、
前記バッテリーの残容量を取得し、
前記プロジェクターを投射する時間を示す投射時間が設定され、
前記残容量と前記投射時間とに基づき、光源の輝度を設定する、
プロジェクター。 - 前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、
無線通信機能をオフする、
請求項1に記載のプロジェクター。 - 前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、
前記残容量と前記投射時間とに基づき、スピーカーから出力する音量を設定する、
請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター。 - 商用電源及びバッテリーのいずれか一方で動作するプロジェクターの制御方法であって、
前記バッテリーで前記プロジェクターが動作する場合に、
前記バッテリーの残容量を取得することと、
前記プロジェクターを投射する時間を示す投射時間が設定されることと、
前記残容量と前記投射時間とに基づき、光源の輝度を設定することと、
を含む、プロジェクターの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020211283A JP2022097983A (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020211283A JP2022097983A (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022097983A true JP2022097983A (ja) | 2022-07-01 |
Family
ID=82165723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020211283A Pending JP2022097983A (ja) | 2020-12-21 | 2020-12-21 | プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022097983A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023277064A1 (ja) | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルトのジャンピングトルクの予測値の算出制御方法 |
-
2020
- 2020-12-21 JP JP2020211283A patent/JP2022097983A/ja active Pending
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WO2023277064A1 (ja) | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルトのジャンピングトルクの予測値の算出制御方法 |
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