JP2015158659A - プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源オンされてから、光源を点灯するまでの時間を短縮するプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクター1は、光源(光源装置30,710)から射出された光を変調して投写するプロジェクターであって、プロジェクター1の統括制御を行う第1のプロセッサー(全体制御プロセッサー20)と、光源の制御を行う第2のプロセッサー(映像出力系プロセッサー25)と、第2のプロセッサーが光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する記憶部22と、を備え、第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部22に記憶されたパラメーターに基づいて光源の制御を開始し、第1のプロセッサーは、パラメーターが変更された場合、該変更されたパラメーターを記憶部22に記憶する。【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法に関する。
従来、プロジェクター全体を統括制御するプロセッサーと、映像出力系(光源ランプ点灯制御を含む)の処理を行うプロセッサーの2つのプロセッサーを備えたプロジェクターがあった。このようなプロジェクターにおいて、映像出力系プロセッサーは、処理に必要なパラメーターを全体制御プロセッサーから受け取っていた。このため、全体制御プロセッサーが起動して、映像出力系プロセッサーにパラメーターを送信するまでは、映像出力系プロセッサーは、処理を開始することができなかった。従って、プロジェクターの電源がオンされてから、光源ランプが点灯するまでに時間が掛かり、視聴者は、映像の視聴を待たされていた。
特許文献1には、「速度優先モード」と「画質優先モード」とを備える画像伝送システムが開示されている。この「速度優先モード」は、描画途中からでも表示をする方法であり、また、「画質優先モード」は、描画が完成してから表示をする方法である。このように特許文献1に記載の技術は、光源ランプが点灯した後の表示方法を変更する技術であり、光源ランプの点灯や映像出力までの時間を短くするものではなかった。
特開2006−243324号公報
近年、プロジェクターの光源として、レーザーやLED(Light Emitting Diode)等の固体光源が搭載されるようになっている。従来の放電型光源ランプは点灯開始から最大輝度に到達するまでの時間が長いが、固体光源は点灯開始から最大輝度に到達するまでの時間が短いことが特徴である。従って、特に固体光源が搭載されたプロジェクターの場合には、固体光源を使用するメリットを生かすために、プロジェクターの電源がオンされてから、光源を点灯して映像出力するまでの時間を短縮することが望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかるプロジェクターは、光源から射出された光を変調して投写するプロジェクターであって、前記プロジェクターの統括制御を行う第1のプロセッサーと、前記光源の制御を行う第2のプロセッサーと、前記第2のプロセッサーが前記光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する記憶部と、を備え、前記第2のプロセッサーは、起動時に、前記記憶部に記憶された前記パラメーターに基づいて前記光源の制御を開始し、前記第1のプロセッサーは、前記パラメーターが変更された場合、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶することを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、第1のプロセッサーは、プロジェクターの統括制御を行う。第2のプロセッサーは、光源の制御を行う。記憶部は、第2のプロセッサーが光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する。第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部に記憶されたパラメーターを読み出し、当該パラメーターに基づいて光源の制御を開始する。第1のプロセッサーは、パラメーターが変更された場合、該変更されたパラメーターを記憶部に記憶する。これにより、第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部に記憶されたパラメーターを読み込んで光源の制御を開始するため、第1のプロセッサーからパラメーターを受信する必要がなく、光源の点灯までの時間を短縮することができる。
[適用例2]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第2のプロセッサーは、前記第1のプロセッサーからの起動指示により、起動することが好ましい。
[適用例3]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第2のプロセッサーは、前記第1のプロセッサーからの起動指示により起動した後、前記第1のプロセッサーからの指示なしに前記光源の制御を開始することが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第2のプロセッサーは、第1のプロセッサーからの起動指示によって起動し、前記第1のプロセッサーからの指示なしに前記光源の制御を開始するので光源の点灯までの時間を短縮することができる。また、第2のプロセッサーが制御する光源は、プロジェクターの統括制御下にて制御されることになるので、意図しないタイミングやパラメーターでの点灯を回避することができる。また、第2のプロセッサーは、起動指示が来るまで、リセット状態とすることができるため、消費電力を低減することが可能である。
[適用例4]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記プロジェクターの設定を行うためのメニュー画像を表示するメニュー表示部と、前記メニュー画像における操作を受け付ける操作受付部と、をさらに備え、前記操作受付部が前記メニュー画像における操作を受け付けて、前記パラメーターが変更された場合に、前記第1のプロセッサーは、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶することが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、メニュー表示部はメニュー画像を表示する。操作受付部は、メニュー画像における操作を受け付ける。メニュー画像によってパラメーターが変更された場合に、第1のプロセッサーは、変更されたパラメーターを記憶部に記憶する。これにより、メニュー画像によって、第2のプロセッサーに係わるパラメーターが変更された場合にも、第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部から変更されたパラメーターを読み込んで光源の制御を開始することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第1のプロセッサーは、前記プロジェクターの電源オフの操作がなされた場合に、前記第2のプロセッサーに係わる所定のパラメーターを前記記憶部に記憶することが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、電源オフの操作がなされた場合に、所定のパラメーターを記憶部に記憶する。ここで、所定のパラメーターは、第2のプロセッサーに係わるパラメーターである。よって、第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部から所定のパラメーターを読み込んで光源の制御を開始することができる。
[適用例6]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第2のプロセッサーは、前記光源の点灯準備の完了後に、前記第1のプロセッサーに通知を行い、前記第1のプロセッサーは、当該通知を受け取ると、所定の判断処理を行い、当該所定の判断処理の判断結果が正常である場合に、前記第2のプロセッサーに前記光源の点灯指示を行うことが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第2のプロセッサーは、光源の点灯準備が完了した後に、第1のプロセッサーに通知を行い、第1のプロセッサーは、通知を受け取ると、所定の判断処理を行い、判断結果が正常である場合に、第2のプロセッサーに光源の点灯指示を行う。これにより、判断結果が正常である場合に、第2のプロセッサーは光源を点灯する。よって、プロジェクターに異常がある場合は、光源の点灯を回避することができる。
[適用例7]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第1のプロセッサーが行う前記所定の判断処理は、前記プロジェクターの冷却機構が正常に動作しているか否かの判断処理であることであることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、所定の判断処理は、プロジェクターの冷却機構が正常に動作しているか否かの判断処理である。これにより、冷却機構が正常でない場合は、光源の点灯を回避することができる。
[適用例8]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第1のプロセッサーが行う前記所定の判断処理は、前記光源の照度を測定するためのセンサーが正常に接続されているか否かの判断処理であることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、所定の判断処理は、光源の照度を測定するためのセンサーが正常に動作しているか否かの判断処理である。これにより、センサーが正常でない場合は、光源の点灯を回避することができる。
[適用例9]
本適用例にかかるプロジェクターの制御方法は、プロジェクターの統括制御を行う第1のプロセッサーと、光源の制御を行う第2のプロセッサーと、前記第2のプロセッサーが前記光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する記憶部と、を有し、前記光源から射出された光を変調して投写するプロジェクターの制御方法であって、起動時に、前記第2のプロセッサーが、前記記憶部に記憶された前記パラメーターに基づいて前記光源の制御を開始する光源制御ステップと、前記パラメーターが変更された場合、前記第1のプロセッサーが、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶する記憶ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターの制御方法によれば、第2のプロセッサーは、起動時に、記憶部に記憶されたパラメーターを読み込んで光源の制御を開始するため、第1のプロセッサーからパラメーターを受信する必要がなく、光源の点灯までの時間を短縮することができる。
また、上述したプロジェクター、およびプロジェクターの制御方法が、プロジェクターに備えられたコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態および上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、あるいは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやHDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、不揮発性メモリーカード、プロジェクターの内部記憶装置(RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の半導体メモリー)、および外部記憶装置(USB(Universal Serial Bus)メモリー等)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す上面図。 実施形態に係る回転蛍光板を説明するために示す図であり、(a)は回転蛍光板の正面図であり、(b)は(a)のA1−A1断面図。 プロジェクターの概略構成を示すブロック図。 プロジェクターの起動処理のフローチャート。
(実施形態) 以下、実施形態として、固体光源としてレーザー光源を有するプロジェクターについて説明する。
図1は、実施形態に係るプロジェクター1の光学系を示す上面図である。なお、図1においては、説明を容易にするために、回転蛍光板52の構成要素の厚みを誇張して図示している。
図2は、実施形態に係る回転蛍光板52を説明するために示す図であり、(a)は回転蛍光板52の正面図であり、(b)は(a)のA1−A1断面図である。
第1照明装置102は、第1光源装置30、集光光学系40、回転蛍光板52、モーター50、コリメート光学系60、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140および重畳レンズ150を備える。
第1光源装置30は、励起光としてレーザー光からなる青色光(発光強度のピーク:約445nm)を射出するレーザー光源(固体光源)からなる。なお、光源装置は、1つのレーザー光源からなるものであってもよいし、多数のレーザー光源からなるものであってもよい。また、445nm以外の波長(例えば、460nm)の青色光を射出する光源装置を用いることもできる。
集光光学系40は、第1レンズ42および第2レンズ44を備える。集光光学系40は、第1光源装置30から回転蛍光板52までの光路中に配置され、全体として青色光を略集光した状態で蛍光層56(後述)に入射させる。第1レンズ42および第2レンズ44は、凸レンズからなる。
回転蛍光板52はいわゆる透過型の回転蛍光板であり、図1および図2に示すように、モーター50により回転可能な円板55の一部に、蛍光層56が円板55の周方向に沿って連続して形成されてなる。蛍光層56が形成されている領域は、青色光が入射する領域を含む。回転蛍光板52は、青色光が入射する側とは反対の側に向けて赤色光および緑色光を射出するように構成されている。
第1光源装置30からの青色光は、円板55側から回転蛍光板52に入射するように構成されている。
蛍光層56は、第1光源装置30からの青色光を赤色光および緑色光を含む光に変換する。具体的には、蛍光層56は、波長が約445nmの青色光によって効率的に励起され、第1光源装置30が射出する青色光を、赤色光および緑色光を含む黄色光(蛍光)に変換して射出する。
コリメート光学系60は、図1に示すように、回転蛍光板52からの光の拡がりを抑える第1レンズ62と、第1レンズ62からの光を略平行化する第2レンズ64とを備え、全体として、回転蛍光板52からの光を略平行化する機能を有する。第1レンズ62および第2レンズ64は、凸レンズからなる。
第1レンズアレイ120は、コリメート光学系60からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する。第1レンズアレイ120は、コリメート光学系60からの光を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、複数の第1小レンズ122が照明光軸102axと直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。図示による説明は省略するが、第1小レンズ122の外形形状は、液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域の外形形状に関して略相似形である。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。第2レンズアレイ130は、複数の第2小レンズ132が照明光軸102axに直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束の偏光方向を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子140は、回転蛍光板52からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過し、他方の直線偏光成分を照明光軸102axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸102axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ150の光軸と第1照明装置102の光軸とが略一致するように、重畳レンズ150が配置されている。なお、重畳レンズ150は、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130および重畳レンズ150は、回転蛍光板52からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
第2照明装置700は、第2光源装置710、集光光学系720、散乱板730、偏光変換インテグレーターロッド740および集光レンズ750を備える。
第2光源装置710は、色光としてレーザー光からなる青色光(発光強度のピーク:約445nm)を射出するレーザー光源である。
集光光学系720は、図1に示すように、第1レンズ722および第2レンズ724を備える。集光光学系720は、全体として、青色光を略集光した状態で散乱板730に入射させる。第1レンズ722および第2レンズ724は、凸レンズからなる。
散乱板730は、第2光源装置710からの青色光を所定の散乱度で散乱し、蛍光(回転蛍光板52から射出される赤色光および緑色光)に似た配光分布を有する青色光とする。散乱板730としては、例えば、光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
偏光変換インテグレーターロッド740は、第2光源装置710からの青色光の面内光強度分布を均一にし、かつ、当該青色光の偏光方向を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光とする。偏光変換インテグレーターロッド740は、詳しい説明は省略するが、インテグレーターロッドと、当該インテグレーターロッドの入射面側に配置され、青色光が入射する小孔を有する反射板と、射出面側に配置される反射型偏光板とを有する。
集光レンズ750は、偏光変換インテグレーターロッド740からの光を集光して液晶光変調装置400Bの画像形成領域近傍に入射させる。
色分離導光光学系202は、ダイクロイックミラー210、反射ミラー222,230,250を備える。色分離導光光学系202は、第1照明装置102からの光を赤色光および緑色光に分離し、第1照明装置102からの赤色光および緑色光並びに第2照明装置700からの青色光のそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する機能を有する。
ダイクロイックミラー210を通過した赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、反射ミラー222でさらに反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
第2照明装置700からの青色光は、反射ミラー250で反射され、集光レンズ300Bを通過して青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、照明装置102,700の照明対象となる。なお、図示を省略したが、各集光レンズ300R,300G,300Bと各液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が介在配置され、各液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が介在配置される。これら入射側偏光板、液晶光変調装置400R,400G,400Bおよび射出側偏光板によって、入射された各色光の光変調が行われる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板の間に電気光学物質である液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置であり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光および青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
図3は、プロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクター1は、画像投写部10、第1のプロセッサーとしての全体制御プロセッサー20、操作受付部21、記憶部22、フレームメモリー23、映像信号入力部24、第2のプロセッサーとしての映像出力系プロセッサー25、フレームメモリー26等を備えている。
画像投写部10は、光源としての光源装置30,710、光変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400B、投写光学系600、液晶駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、光源装置30,710から射出された光を、液晶光変調装置400R,400G,400Bで画像光に変調し、この画像光を投写光学系600から投写してスクリーンSCRに画像を表示する。
第1光源装置30から射出されたレーザー光からなる青色光は、回転蛍光板52によって、青色光が入射する側とは反対の側に向けて赤色光(R)および緑色光(G)を射出する。第2光源装置710は、レーザー光からなる青色光(B)を射出する。これらの光は、それぞれインテグレーター光学系やインテグレーターロッド等によって輝度分布が略均一な光に変換される。そして、ダイクロイックミラー210や反射ミラー222,230,250によって、それぞれ液晶光変調装置400R,400G,400Bに入射する。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、複数の画素(図示せず)がマトリクス状に配列された矩形状の画素領域を備えており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。液晶駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源装置30,710から射出された光は、この液晶光変調装置400R,400G,400Bの画素領域を透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、色合成光学系(クロスダイクロイックプリズム500)によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写光学系600によって拡大投写される。
全体制御プロセッサー20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)、不揮発性のROM(Read Only Memory)等を備えており、ROMに記憶されている制御プログラムに従ってCPUが動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。また、全体制御プロセッサー20は、映像信号入力部24から入力される映像信号を、液晶光変調装置400R,400G,400Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報に変換して、フレームメモリー23に展開する。そして、全体制御プロセッサー20は、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の画質を調整するための画質調整処理等を行う。画像調整処理等が行われた画像情報は、映像出力系プロセッサー25に出力される。
また、全体制御プロセッサー20は、冷却機構であるファンの制御や、レンズの絞り用モーターの制御、レンズシャッター用モーターの制御等を行う。さらに、ファンが正しく動作しているか否かの検出や、レンズの絞り用モーターが正しく回転するか否かの検出、レンズシャッター用モーターが正しく動作しているか否かの検出、光源装置30,710の照度を測定するセンサーが正しく接続されているか否かの検出等も行う。
さらに、全体制御プロセッサー20は、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を画像情報に重畳する処理を行う。メニュー画像を表示する際の全体制御プロセッサー20が、メニュー表示部に相当する。
操作受付部21は、ユーザーのキー操作を受け付ける操作パネル等であり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。本実施形態の操作受付部21が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り換えるための電源キー、入力された画像情報を切り換えるための入力切換キー、各種設定用のメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像における項目の選択等に用いられる方向キー、選択した項目を確定させるための決定キー等がある。
ユーザーが操作受付部21の各種操作キーを操作すると、操作受付部21は、この操作を受け付けて、操作された操作キーに対応する制御信号を全体制御プロセッサー20に出力する。そして、全体制御プロセッサー20は、操作受付部21から制御信号が入力されると、入力された制御信号に基づく処理を行って、プロジェクター1の動作を制御する。なお、操作受付部21の代わりに、あるいは操作受付部21とともに、遠隔操作が可能なリモコン(図示せず)を入力操作部として用いた構成としてもよい。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して全体制御プロセッサー20に伝達する。
記憶部22は、不揮発性メモリーを有して構成される。記憶部22には、メニュー画像によって設定された各種設定値や、映像出力および光源装置30,710の制御を行うためのパラメーターが記憶される。記憶部22は、全体制御プロセッサー20および映像出力系プロセッサー25のいずれからも書き込み・読み出し可能に構成されているが、メニュー画像によって設定された各種設定値やパラメーターは、全体制御プロセッサー20によって、記憶部22に記憶される。
記憶部22に記憶されるパラメーターとしては、プロジェクター1起動時の初期画像表示(「ロゴ画像表示」ともいう)のオン・オフ設定情報、プロジェクター1の設置状態情報(背面投写、上下反転、左右反転等)、台形歪補正値情報、レーザー光源点灯本数情報、駆動対象光源種別、光源装置点灯時の電流値情報、光源装置30および710の出力バランスを調整するための光源バランス調整値、画質調整値、画素ずれ補正値情報、色むら補正値情報等がある。ここで、画素ずれ補正値情報は、液晶光変調装置400R,400G,400Bの組立時において生じるアライメント誤差を補正するための情報であり、色むら補正値情報は、液晶光変調装置400R,400G,400Bの個体差により生じる投写領域の色むらを補正するための情報である。
尚、これらのパラメーターの中で、起動時の初期画像表示のオン・オフ設定情報、設置状態情報、台形歪補正値情報、レーザー光源点灯本数情報、駆動対象光源種別、光源装置点灯時の電流値情報、光源バランス調整値、画素ずれ補正値情報、色むら補正値情報等は、映像出力系プロセッサー25が電源オン時に使用するパラメーターである。また、記憶部22は、プロジェクター1起動時の初期画像の画像情報(画像データ)を記憶する。
記憶部22は、プロジェクター1の電源がオフされる際にも、所定のパラメーターとして、上記パラメーターの一部を記憶する。具体的には、赤色光および緑色光を発生させる第1光源装置30の出力と、青色光を出力する第2光源装置710の出力との光源バランス調整値が記憶される。光源バランス調整値は、プロジェクター1の電源のオフ操作がなされた際に、全体制御プロセッサー20が出力のバランスを検出し、調整値を算出して記憶部22に記憶する。なお、プロジェクター1の電源がオフされる際に記憶部22に記憶する所定のパラメーターは、光源バランス調整値に限定するものではない。他のパラメーターも記憶してもよい。
フレームメモリー23は、1画面毎の画像情報を格納するメモリーである。全体制御プロセッサー20は、入力された画像情報をフレームメモリー23に展開し、画質調整処理等を行う。
映像信号入力部24は、複数の入力端子を備えており、これらの入力端子には、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、図示しない外部の画像供給装置から各種形式の画像信号が入力される。映像信号入力部24は、入力された画像信号をデジタルの画像情報に変換し、その画像情報を全体制御プロセッサー20に出力する。
映像出力系プロセッサー25は、CPUや、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM、不揮発性のROM等を備えており、ROMに記憶されているプログラムに従ってCPUが動作することにより映像出力および光源装置30,710を制御する。映像出力系プロセッサー25は、全体制御プロセッサー20から入力される画像情報を、フレームメモリー26に展開する。そして、映像出力系プロセッサー25は、画像情報に対して、スケーリング処理や台形歪補正処理、色補正処理等を行う。さらに、映像出力系プロセッサー25は、光源装置30,710の制御、液晶光変調装置400R,400G,400Bの制御等を行う。
液晶駆動部14が、映像出力系プロセッサー25から入力される画像情報に従って液晶光変調装置400R,400G,400Bを駆動すると、光源装置30,710から射出された光は、液晶光変調装置400R,400G,400Bによって画像情報に応じた画像光に変調され、この画像光が投写光学系600から投写される。
次に、プロジェクター1が電源オンされた際に行う起動処理について説明する。
図4は、本実施形態に係るプロジェクター1の起動処理のフローチャートである。
電源オフの状態において、操作受付部21に備わる電源キーが押下されて電源オン操作がなされると、全体制御プロセッサー20が起動し、映像出力系プロセッサー25のリセットを解除する(ステップS101)。映像出力系プロセッサー25は、リセットが解除されると起動し、記憶部22に記憶されたパラメーターに基づいて映像出力設定を行う(ステップS201)。具体的には、初期画像表示がオンであれば、初期画像データ(ロゴ画像データ)をフレームメモリー26に書き込む。そして、記憶部22に記憶されている設置状態情報、台形歪み補正情報、画素ずれ補正値情報、色むら補正値情報等に基づいて、初期画像データの変換を行う。
次に、映像出力系プロセッサー25は、光源装置30,710の点灯準備を行う(ステップS202)。具体的には、記憶部22に記憶されている、駆動対象光源種別、レーザー光源点灯本数情報、光源点灯時の電流値、および光源バランス調整値に基づいて、光源装置30,710の点灯準備を行う。点灯準備が完了したら、映像出力系プロセッサー25は、全体制御プロセッサー20に、点灯準備完了であることを通知する(ステップS203)。
全体制御プロセッサー20は、点灯準備完了の通知を受信すると、所定の判断を行い、プロジェクター1が正常か異常かを判断する(ステップS102)。ここで、所定の判断においては、ファンが正しく動作しているか否か、レンズの絞り用モーターが正しく動作しており、レンズ絞りが全開になっているか否か、レンズシャッター用モーターが正しく動作しており、レンズシャッターが全開になっているか否か、光源装置30,710の照度を測定するセンサーが正しく接続されているか否かを検出し、全て正常か否かを判断する。
所定の判断の結果に1つでも異常がある場合(ステップS102:異常)、全体制御プロセッサー20は、光源装置30,710の点灯指示は行わずに、起動処理を終了する。所定の判断の結果が全て正常である場合(ステップS102:正常)、全体制御プロセッサー20は、映像出力系プロセッサー25に、光源装置の点灯を指示する(ステップS103)。
映像出力系プロセッサー25は、光源装置の点灯の指示を受信すると、光源装置30,710を点灯して初期画像の投写を開始する(ステップS204)。そして、映像出力系プロセッサー25は、光源点灯状態に遷移する(ステップS205)。ここで、光源点灯状態とは、光源装置30,710を点灯している状態である。そして、映像出力系プロセッサー25は、起動処理を終了する。
全体制御プロセッサー20は、光源装置の点灯を指示した後、OS(Operating System)を起動する(ステップS104)。全体制御プロセッサー20は、各種ドライバーの初期化を行う(ステップS105)。全体制御プロセッサー20は、周辺回路の電源の制御を行う(ステップS106)。そして、全体制御プロセッサー20は、通常投写状態に遷移する(ステップS107)。ここで、通常投写状態とは、画像信号に基づいた画像を投写する状態である。そして、全体制御プロセッサー20は、起動処理を終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター1の全体制御プロセッサー20は、プロジェクター1全体の制御を行う。映像出力系プロセッサー25は、映像出力および光源装置30,710の制御を行う。記憶部22は、映像出力系プロセッサー25が映像出力および光源装置30,710の制御を行うためのパラメーターを記憶する。映像出力系プロセッサー25は、記憶部22に記憶されたパラメーターに基づいて映像出力および光源装置30,710の制御を行う。これにより、映像出力系プロセッサー25は、リセットが解除されて起動すると、記憶部22に記憶されたパラメーターを読み込んで、映像出力および光源装置30,710の制御を開始するため、全体制御プロセッサー20からパラメーターの情報を受信する必要がない。よって、全体制御プロセッサー20が起動処理を行っている途中でも、映像出力系プロセッサー25は起動して、映像出力設定および光源装置30,710の点灯準備を行うことが可能となる。
そして、映像出力系プロセッサー25は、点灯準備完了の通知を全体制御プロセッサー20に送信する。映像出力系プロセッサー25は、全体制御プロセッサー20から光源の点灯指示を受信したら、直ちに光源装置30,710を点灯して、初期画像を投写することができる。よって、映像出力系プロセッサー25は、全体制御プロセッサー20が起動途中(OSの起動や各種ドライバーの初期化、周辺回路の制御中)でも、光源装置30,710を点灯することが可能になるため、プロジェクター1が電源オン操作をなされてから、光源の点灯までの時間を短縮することができる。よって、視聴者は、プロジェクター1を電源オンしてから早いタイミングで映像を視聴することができる。特に、点灯開始から最大輝度に到達するまでの時間が短いレーザー光源等の固体光源を有するプロジェクターの場合に有益である。
(2)このようなプロジェクター1によれば、全体制御プロセッサー20は、パラメーターが変更された場合、該変更されたパラメーターを記憶部22に記憶する。これにより、映像出力系プロセッサー25は、変更されたパラメーターを参照することが可能である。よって、全体制御プロセッサー20は、映像出力系プロセッサー25に、パラメーター変更を伝えるための通信を行わなくてもよいため、プログラムの処理の簡易化および高速化を図ることができる。
(3)このようなプロジェクター1によれば、映像出力系プロセッサー25は、全体制御プロセッサー20からの起動指示、即ちリセット解除によって起動する。これにより、映像出力系プロセッサー25は、起動指示が来るまで、リセット状態にすることができるため、消費電力を低減することが可能である。
(4)このようなプロジェクター1によれば、メニュー画像によってパラメーターが変更された場合に、全体制御プロセッサー20は、該変更されたパラメーターを記憶部22に記憶する。これにより、メニュー画像によって、映像出力系プロセッサー25に係わるパラメーターが変更された場合でも、映像出力系プロセッサー25は、起動時に、記憶部22からパラメーターを読み込んで、映像出力および光源装置30,710の制御を開始することができる。
(5)このようなプロジェクター1によれば、電源オフ操作がなされた際に、光源バランス調整値を記憶部22に記憶する。これにより、映像出力系プロセッサー25は、起動時に、記憶部22から光源バランス調整値を読み込んで光源装置30,710の制御を開始することができる。
(6)このようなプロジェクター1によれば、映像出力系プロセッサー25は、光源装置30,710の点灯準備ができた後に、全体制御プロセッサー20に通知を行う。全体制御プロセッサー20は、通知を受け取ると、冷却機構であるファンが正しく動作しているか否か、レンズの絞り用モーターが正しく動作しており、レンズ絞りが全開になっているか否か、レンズシャッター用モーターが正しく動作しており、レンズシャッターが全開になっているか否か、光源装置30,710の照度を測定するセンサーが正しく接続されているか否かを検出し、全て正常か否かを判断する。判断結果が全て正常である場合に、映像出力系プロセッサー25に光源の点灯を指示する。よって、判断結果が全て正常である場合に、映像出力系プロセッサー25は光源装置30,710を点灯する。これにより、プロジェクター1に1つでも異常がある場合は、光源の点灯を回避することができるため、有益である。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、記憶部22は単数(1つ)として、全体制御プロセッサー20および映像出力系プロセッサー25のどちらからでも、書き込みおよび読み出し可能としたが、記憶部(不揮発性メモリー)を複数(例えば2つ)備える構成(図示せず)としてもよい。そして、一方の記憶部を全体制御プロセッサー20に接続し、他方の記憶部を映像出力系プロセッサー25に接続してもよい。この場合、映像出力系プロセッサー25で使用するパラメーター(初期画像表示のオン・オフ設定情報、設置状態情報、台形歪補正値情報、レーザー光源点灯本数情報、駆動対象光源種別、光源装置点灯時の電流値情報、光源バランス調整値等)は、2つの記憶部の両方に記憶される。メニュー画像等によって当該パラメーターが変更されると、まず、全体制御プロセッサー20に接続されている記憶部に変更された値を記憶する。そして、全体制御プロセッサー20は、パラメーター変更を示す通知を映像出力系プロセッサー25に送信し、映像出力系プロセッサー25は、受信した通知に基づいて自身に接続されている記憶部のパラメーターを更新することができる。こうすれば、2つの記憶部の各パラメーターの値を同様にすることができる。
(変形例2)上記実施形態では、全体制御プロセッサー20にはフレームメモリー23が接続され、映像出力系プロセッサー25にはフレームメモリー26が接続されている。しかし、フレームメモリー23およびフレームメモリー26の代わりに、全体制御プロセッサー20および映像出力系プロセッサー25が共用するフレームメモリー(図示せず)を1つ備えるものとしてもよい。
(変形例3)上記実施形態では、全体制御プロセッサー20は、所定の判断として、ファンが正しく動作しているか否か、レンズの絞り用モーターが正しく動作しており、レンズ絞りが全開になっているか否か、レンズシャッター用モーターが正しく動作しており、レンズシャッターが全開になっているか否か、光源装置30,710の照度を測定するセンサーが正しく接続されているか否かを検出するものした。しかし、所定の判断のうち、映像出力系プロセッサー25が検出可能なものがあれば、映像出力系プロセッサー25が検出して判断してもよい。
(変形例4)上記実施形態では、電源オン操作(電源キー押下)がなされると、全体制御プロセッサー20が映像出力系プロセッサー25のリセットを解除するものとした。しかし、映像出力系プロセッサー25のリセット解除は、必ずしも全体制御プロセッサー20によって行わなくてもよい。電源オン操作がなされる前に、映像出力系プロセッサー25のリセットが解除されていてもよい。この場合でも、全体制御プロセッサー20からの光源装置の点灯の指示を受信した後、映像出力系プロセッサー25は光源の点灯を行うので、意図しないタイミングやパラメーターで光源が点灯することを回避できる。
(変形例5)上記実施形態では、赤色光および緑色光を射出させるための第1光源装置30、および、青色光を射出させるための第2光源装置710を備えるものとしているが、光源装置の構成はこれに限定するものではない。例えば、青色光のレーザー光を射出する単一の光源装置(図示せず)を用い、光源装置からの青色光を回転蛍光板(図示せず)に入射するように構成する。そして、回転蛍光板上に設けられた蛍光層(図示せず)を、光源装置からの青色光の一部を赤色光および緑色光を含む光に変換し、かつ、青色光の残りの一部を変換せずに通過させるように構成することも可能である。
(変形例5)上記実施形態では、光源装置30,710は、レーザー光源としているが、LED光源等の他の固体光源を用いてもよいし、放電型の光源ランプ等のその他の光源を用いることもできる。
(変形例6)上記実施形態では、プロジェクター1は、光変調装置として、透過型の液晶光変調装置400R,400G,400Bを用いているが、反射型の液晶光変調装置等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を光変調装置として用いることもできる。
1…プロジェクター、10…画像投写部、14…液晶駆動部、20…全体制御プロセッサー、21…操作受付部、22…記憶部、23…フレームメモリー、24…映像信号入力部、25…映像出力系プロセッサー、26…フレームメモリー、30…第1光源装置、710…第2光源装置、40…集光光学系、42…第1レンズ、44…第2レンズ、50…モーター、52…回転蛍光板、55…円板、56…蛍光層、60…コリメート光学系、62…第1レンズ、64…第2レンズ、102…第1照明装置、102ax…照明光軸、120…第1レンズアレイ、122…第1小レンズ、130…第2レンズアレイ、132…第2小レンズ、140…偏光変換素子、150…重畳レンズ、202…色分離導光光学系、210…ダイクロイックミラー、222,230,250…反射ミラー、300B,300G,300R…集光レンズ、400B,400G,400R…液晶光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、700…第2照明装置、720…集光光学系、722…第1レンズ、724…第2レンズ、730…散乱板、740…偏光変換インテグレーターロッド、750…集光レンズ。

Claims (9)

  1. 光源から射出された光を変調して投写するプロジェクターであって、
    前記プロジェクターの統括制御を行う第1のプロセッサーと、
    前記光源の制御を行う第2のプロセッサーと、
    前記第2のプロセッサーが前記光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する記憶部と、を備え、
    前記第2のプロセッサーは、起動時に、前記記憶部に記憶された前記パラメーターに基づいて前記光源の制御を開始し、
    前記第1のプロセッサーは、前記パラメーターが変更された場合、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶することを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記第2のプロセッサーは、前記第1のプロセッサーからの起動指示により、起動することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記第2のプロセッサーは、前記第1のプロセッサーからの起動指示により起動した後、前記第1のプロセッサーからの指示なしに前記光源の制御を開始することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記プロジェクターの設定を行うためのメニュー画像を表示するメニュー表示部と、
    前記メニュー画像における操作を受け付ける操作受付部と、をさらに備え、
    前記操作受付部が前記メニュー画像における操作を受け付けて、前記パラメーターが変更された場合に、前記第1のプロセッサーは、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記第1のプロセッサーは、
    前記プロジェクターの電源オフの操作がなされた場合に、前記第2のプロセッサーに係わる所定のパラメーターを前記記憶部に記憶することを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記第2のプロセッサーは、前記光源の点灯準備の完了後に、前記第1のプロセッサーに通知を行い、
    前記第1のプロセッサーは、当該通知を受け取ると、所定の判断処理を行い、当該所定の判断処理の判断結果が正常である場合に、前記第2のプロセッサーに前記光源の点灯指示を行うことを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項6に記載のプロジェクターであって、
    前記第1のプロセッサーが行う前記所定の判断処理は、前記プロジェクターの冷却機構が正常に動作しているか否かの判断処理であることであることを特徴とするプロジェクター。
  8. 請求項6に記載のプロジェクターであって、
    前記第1のプロセッサーが行う前記所定の判断処理は、前記光源の照度を測定するためのセンサーが正常に接続されているか否かの判断処理であることであることを特徴とするプロジェクター。
  9. プロジェクターの統括制御を行う第1のプロセッサーと、光源の制御を行う第2のプロセッサーと、前記第2のプロセッサーが前記光源の制御を行うためのパラメーターを記憶する記憶部と、を有し、前記光源から射出された光を変調して投写するプロジェクターの制御方法であって、
    起動時に、前記第2のプロセッサーが、前記記憶部に記憶された前記パラメーターに基づいて前記光源の制御を開始する光源制御ステップと、
    前記パラメーターが変更された場合、前記第1のプロセッサーが、該変更されたパラメーターを前記記憶部に記憶する記憶ステップと、を備えることを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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