JP2021103847A - 表示装置の制御方法、及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクターでのガイダンス画像の視認が妨げられることを抑制する。【解決手段】プロジェクター100の制御方法は、初回起動時に実行されるガイダンス画像PGの表示処理を実行中であるか否かを判定する判定ステップと、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断ステップと、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除する解除ステップと、を含む。【選択図】図5
Description
本発明は、表示装置の制御方法、及び表示装置に関する。
HDMIインターフェースにおいて、CEC機能の有効、及び無効を設定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の映像処理装置は、複数のHDMIインターフェースのうち、CEC機能が有効となっているHDMIインターフェースにおける第1のシンク装置との切断状態を検出した場合、いずれかに、第2のシンク装置が接続されているHDMIインターフェースがあるか否かを判定する。そして、第2のシンク装置を接続中のHDMIインターフェースがあると判定した場合、当該CEC機能を有効にし、所定のコマンドを第2のシンク装置に送信する。そして、第2のシンク装置から、所定の応答信号を受信した場合、第2のシンク装置を接続しているCEC機能の有効を維持し、所定の応答信号を受信しなかった場合、前記第2のシンク装置を接続しているCEC機能を無効に設定する。
特許文献1に記載の映像処理装置は、複数のHDMIインターフェースのうち、CEC機能が有効となっているHDMIインターフェースにおける第1のシンク装置との切断状態を検出した場合、いずれかに、第2のシンク装置が接続されているHDMIインターフェースがあるか否かを判定する。そして、第2のシンク装置を接続中のHDMIインターフェースがあると判定した場合、当該CEC機能を有効にし、所定のコマンドを第2のシンク装置に送信する。そして、第2のシンク装置から、所定の応答信号を受信した場合、第2のシンク装置を接続しているCEC機能の有効を維持し、所定の応答信号を受信しなかった場合、前記第2のシンク装置を接続しているCEC機能を無効に設定する。
一方、プロジェクターのような表示装置では、表示装置を購入して初めて起動する場合には、表示装置の操作説明等を示す画像で構成されるオープニングガイドが表示される。
また、オープニングガイドを表示中に、表示装置に接続された機器から電源OFFや音量調整等のCECコマンドが受信された場合には、表示装置の電源がOFFになりガイド表示が途中で終了したり、メッセージがガイドに重なって表示されたり、ガイドが非表示にされたりする可能性がある。その結果、オープニングガイドの視認が妨げられる可能性がある。
オープニングガイドは、表示装置を購入して初めて起動する場合に限って表示されるため、オープニングガイドの視認が妨げられる場合には、ユーザーの利便性が低下する。
また、オープニングガイドを表示中に、表示装置に接続された機器から電源OFFや音量調整等のCECコマンドが受信された場合には、表示装置の電源がOFFになりガイド表示が途中で終了したり、メッセージがガイドに重なって表示されたり、ガイドが非表示にされたりする可能性がある。その結果、オープニングガイドの視認が妨げられる可能性がある。
オープニングガイドは、表示装置を購入して初めて起動する場合に限って表示されるため、オープニングガイドの視認が妨げられる場合には、ユーザーの利便性が低下する。
上記課題を解決する一態様は、初回起動時に実行されるガイダンス画像の表示処理を実行中であるか否かを判定する判定ステップと、前記表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断ステップと、前記表示処理を実行中ではないと判定された場合に、前記入力経路の遮断を解除する解除ステップと、を含む、表示装置の制御方法である。
上記表示装置の制御方法において、前記表示装置は、第1外部機器とケーブルを介して通信可能に接続され、前記遮断ステップにおいて、前記第1外部機器から前記ケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、前記解除ステップにおいて、前記入力経路の遮断を解除してもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記ケーブルは、HDMIケーブルを含み、前記コマンドは、前記第1外部機器から前記HDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドを含んでもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記表示装置は、第2外部機器と端子を介して通信可能に接続され、前記遮断ステップにおいて、前記第2外部機器から前記端子を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、前記解除ステップにおいて、前記入力経路の遮断を解除してもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記端子は、USB端子を含み、前記遮断ステップにおいて、前記USB端子を介して前記第2外部機器に給電する給電処理の実行を禁止し、前記解除ステップにおいて、前記給電処理の実行の禁止を解除してもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記表示装置は、リモコンと通信可能に接続され、前記遮断ステップにおいて、前記リモコンから入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化し、前記解除ステップにおいて、前記リモコンから入力される操作信号のうち、前記特定の操作信号を除く操作信号を有効化してもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記ガイダンス画像は、複数の前記ガイダンス画像で構成され、前記特定の操作信号は、前記複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示してもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記遮断ステップにおいて、スリープ機能を無効化し、前記解除ステップにおいて、前記スリープ機能を有効化してもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、初回起動時に実行されるガイダンス画像の表示処理を実行中であるか否かを判定する判定部と、前記表示処理を実行中であると前記判定部が判定した場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断部と、前記表示処理を実行中ではないと前記判定部が判定した場合に、前記入力経路の遮断を解除する解除部と、を備える、表示装置である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.表示システムの構成]
図1は、表示システム1の構成の一例を示す図である。
表示システム1は、プロジェクター100と、パーソナルコンピューター200と、USBメモリー300とを備える。
パーソナルコンピューター200は、プロジェクター100と通信可能に接続され、プロジェクター100に対して画像情報を送信する。
パーソナルコンピューター200は、「第1外部機器」の一例に対応する。
図1は、表示システム1の構成の一例を示す図である。
表示システム1は、プロジェクター100と、パーソナルコンピューター200と、USBメモリー300とを備える。
パーソナルコンピューター200は、プロジェクター100と通信可能に接続され、プロジェクター100に対して画像情報を送信する。
パーソナルコンピューター200は、「第1外部機器」の一例に対応する。
プロジェクター100は、パーソナルコンピューター200から画像情報を受信し、受信した画像情報に対応する画像をスクリーンSCに表示する。
図1には、プロジェクター100をスクリーンSCの前方に床置きした床置き設置の例を図示するが、プロジェクター100を天井から吊り下げて設置してもよい。本実施形態では、プロジェクター100が平面のスクリーンSCに投射する場合を例示するが、投射対象はスクリーンSCに限らず、建物の壁面等の平面であってもよく、曲面や凹凸面であってもよい。
図1には、プロジェクター100をスクリーンSCの前方に床置きした床置き設置の例を図示するが、プロジェクター100を天井から吊り下げて設置してもよい。本実施形態では、プロジェクター100が平面のスクリーンSCに投射する場合を例示するが、投射対象はスクリーンSCに限らず、建物の壁面等の平面であってもよく、曲面や凹凸面であってもよい。
パーソナルコンピューター200は、例えばHDMI(登録商標)ケーブル141Cによって、プロジェクター100に接続される。すなわち、パーソナルコンピューター200は、プロジェクター100とHDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格に則った通信が可能に接続される。
HDMIケーブル141Cは、「ケーブル」の一例に対応する。
HDMIケーブル141Cは、「ケーブル」の一例に対応する。
USBメモリー300は、プロジェクター100が備えるUSB端子142Tに接続される。すなわち、USBメモリー300は、プロジェクター100とUSB(Universal Serial Bus)規格に則った通信が可能に接続される。
USB端子142Tは、「端子」の一例に対応する。
USBメモリー300には、プロジェクター100から電力が供給される。USBメモリー300には、例えば画像情報が記憶されている。プロジェクター100は、USBメモリー300から画像情報を読み出す。
USBメモリー300は、「第2外部機器」の一例に対応する。
USB端子142Tは、「端子」の一例に対応する。
USBメモリー300には、プロジェクター100から電力が供給される。USBメモリー300には、例えば画像情報が記憶されている。プロジェクター100は、USBメモリー300から画像情報を読み出す。
USBメモリー300は、「第2外部機器」の一例に対応する。
[2.プロジェクターの構成]
図2は、本実施形態に係るプロジェクター100の構成の一例を示す図である。プロジェクター100は、「表示装置」の一例に対応する。
プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120とを備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121及び光変調装置駆動部122を備える。
図2は、本実施形態に係るプロジェクター100の構成の一例を示す図である。プロジェクター100は、「表示装置」の一例に対応する。
プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120とを備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121及び光変調装置駆動部122を備える。
光源部111は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、又はLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス107に接続され、同じく内部バス107に接続された制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス107に接続され、同じく内部バス107に接続された制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置112は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル115を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置112は、R色光に対応した液晶パネル115と、G色光に対応した液晶パネル115と、B色光に対応した液晶パネル115とを備える。
光源部111が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
本実施形態では、光変調装置112が光変調素子として透過型の液晶パネル115を備える場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)であってもよい。
光源部111が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
本実施形態では、光変調装置112が光変調素子として透過型の液晶パネル115を備える場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)であってもよい。
光変調装置112は、光変調装置駆動部122によって駆動される。光変調装置駆動部122は、画像処理部145に接続される。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
投射光学系113は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系113は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター100は、操作部131、リモコン受光部133、入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、USBインターフェース142、フレームメモリー143、画像処理部145及び制御部150を更に備える。入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、USBインターフェース142、画像処理部145及び制御部150は、内部バス107を介して互いにデータ通信可能に接続される。
操作部131は、プロジェクター100の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、操作部131から入力された操作信号を制御部150に出力する。
リモコン受光部133は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部133は、生成した操作信号を入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、リモコン受光部133から入力された操作信号を制御部150に出力する。
記憶部137は、例えば、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部137は、制御部150が実行するプログラムや、制御部150が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
本実施形態では、記憶部137は、オープニングガイドを記憶する。具体的には、記憶部137は、オープニングガイドを構成する複数のガイダンス画像PGを記憶する。
なお、オープニングガイドは、プロジェクター100を出荷するまでに、記憶部137に記憶される。オープニングガイドは、例えば、プロジェクター100を製造する際に、記憶部137に記憶される。
オープニングガイドは、「ガイダンス画像」の一例に対応する。
ガイダンス画像PGについては、後述にて図4を参照して説明する。
本実施形態では、記憶部137は、オープニングガイドを記憶する。具体的には、記憶部137は、オープニングガイドを構成する複数のガイダンス画像PGを記憶する。
なお、オープニングガイドは、プロジェクター100を出荷するまでに、記憶部137に記憶される。オープニングガイドは、例えば、プロジェクター100を製造する際に、記憶部137に記憶される。
オープニングガイドは、「ガイダンス画像」の一例に対応する。
ガイダンス画像PGについては、後述にて図4を参照して説明する。
画像インターフェース141は、コネクター及びインターフェース回路を備え、プロジェクター100に画像データを供給するパーソナルコンピューター200に有線接続が可能に構成される。本実施形態では、画像インターフェース141は、例えば、HDMI規格に則ってパーソナルコンピューター200と画像データ等をやり取りするためのインターフェースである。
画像インターフェース141は、HDMIケーブル141Cを介して、パーソナルコンピューター200と通信可能に接続される。
画像インターフェース141は、HDMIケーブル141Cを介して、パーソナルコンピューター200と通信可能に接続される。
USBインターフェース142は、USB端子142T及びインターフェース回路を備え、プロジェクター100に画像データを供給するUSBメモリー300に接続が可能に構成される。
USBインターフェース142は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300と通信可能に接続される。
USBインターフェース142は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300と通信可能に接続される。
制御部150は、メモリー151及びプロセッサー153を備える。
メモリー151は、プロセッサー153が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー151は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー151は、プロセッサー153のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー151は、制御部150により処理されるデータや、プロセッサー153が実行する制御プログラムを記憶する。
メモリー151は、プロセッサー153が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー151は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー151は、プロセッサー153のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー151は、制御部150により処理されるデータや、プロセッサー153が実行する制御プログラムを記憶する。
プロセッサー153は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー153として機能する構成であってもよい。プロセッサー153は、制御プログラムを実行してプロジェクター100の各部を制御する。例えば、プロセッサー153は、操作部131やリモコン5により受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部145に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、プロセッサー153は、光源駆動部121を制御して光源部111の点灯と消灯とを制御し、また光源部111の輝度を調整する。
画像処理部145及びフレームメモリー143は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System−on−a−chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部145は、画像インターフェース141及びUSBメモリー300から入力された画像データをフレームメモリー143に展開する。フレームメモリー143は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー143は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部145は、フレームメモリー143に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122に出力する。
また、画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122に出力する。
本実施形態では、記憶部137がオープニングガイドを記憶するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。プロジェクター100が、オープニングガイドを記憶すればよい。例えば、メモリー151がオープニングガイドを記憶してもよい。
[3.制御部の構成]
図3は、プロジェクター100の制御部150の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、プロジェクター100の制御部150は、表示処理部155と、判定部156と、遮断部157と、解除部158と、スリープ処理部159とを備える。具体的には、制御部150のプロセッサー153が、メモリー151に記憶された制御プログラムを実行することによって、表示処理部155、判定部156、遮断部157、解除部158及びスリープ処理部159として機能する。
図3は、プロジェクター100の制御部150の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、プロジェクター100の制御部150は、表示処理部155と、判定部156と、遮断部157と、解除部158と、スリープ処理部159とを備える。具体的には、制御部150のプロセッサー153が、メモリー151に記憶された制御プログラムを実行することによって、表示処理部155、判定部156、遮断部157、解除部158及びスリープ処理部159として機能する。
表示処理部155は、オープニングガイドをスクリーンSCに投射して表示する。オープニングガイドは、表示処理部155によって、ユーザーがプロジェクター100を購入後、初回起動時に実行される処理においてスクリーンSCに表示される。オープニングガイドは、複数のガイダンス画像PGで構成される。例えば、オープニングガイドは、5つのガイダンス画像PGで構成される。
ガイダンス画像PGについては、後述にて図4を参照して説明する。
ガイダンス画像PGについては、後述にて図4を参照して説明する。
判定部156は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中であるか否かを判定する。
遮断部157は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中であると判定部156によって判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する。
具体的には、遮断部157は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCEC(Consumer Electronics Control)コマンドの入力経路を遮断する。
CECコマンドは、「コマンド」の一例に対応する。
例えば、遮断部157は、HDMIケーブル141CのCECピンからの入力信号を無効化する。
具体的には、遮断部157は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCEC(Consumer Electronics Control)コマンドの入力経路を遮断する。
CECコマンドは、「コマンド」の一例に対応する。
例えば、遮断部157は、HDMIケーブル141CのCECピンからの入力信号を無効化する。
また、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止する。
また、遮断部157は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。特定の操作信号は、複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す。
特定の操作信号は、例えば、リモコン5に配置された方向指示ボタンに対応する。方向指示ボタンは、例えば、右方向指示ボタンと、左方向指示ボタンとを含む。右方向指示ボタンが押下された場合には、表示処理部155は、表示中のガイダンス画像を次のガイダンス画像に更新する。左方向指示ボタンが押下された場合には、表示処理部155は、表示中のガイダンス画像を前のガイダンス画像に更新する。
右方向指示ボタンの押下操作、及び左方向指示ボタンの押下操作を、以下の説明では、「ページ送り操作」と記載する場合がある。
また、遮断部157は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。特定の操作信号は、複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す。
特定の操作信号は、例えば、リモコン5に配置された方向指示ボタンに対応する。方向指示ボタンは、例えば、右方向指示ボタンと、左方向指示ボタンとを含む。右方向指示ボタンが押下された場合には、表示処理部155は、表示中のガイダンス画像を次のガイダンス画像に更新する。左方向指示ボタンが押下された場合には、表示処理部155は、表示中のガイダンス画像を前のガイダンス画像に更新する。
右方向指示ボタンの押下操作、及び左方向指示ボタンの押下操作を、以下の説明では、「ページ送り操作」と記載する場合がある。
また、遮断部157は、スリープ機能を無効化する。換言すれば、遮断部157は、スリープ処理部159に対してスリープ機能の実行を禁止する。
スリープ機能とは、例えば、所定の条件を満たした場合に、プロジェクター100をスリープ状態に移行する機能を示す。スリープ状態とは、省電力状態である。所定の条件は、例えば、所定時間以上、外部からの入力情報が無いことを含む。所定時間は、例えば、10分である。
スリープ機能とは、例えば、所定の条件を満たした場合に、プロジェクター100をスリープ状態に移行する機能を示す。スリープ状態とは、省電力状態である。所定の条件は、例えば、所定時間以上、外部からの入力情報が無いことを含む。所定時間は、例えば、10分である。
解除部158は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中ではないと判定部156によって判定された場合に、外部からの割込みの入力経路の遮断を解除する。
具体的には、解除部158は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除する。例えば、解除部158は、HDMIケーブル141CのCECピンからの入力信号を有効化する。
また、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除する。
また、解除部158は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化する。すなわち、解除部158は、リモコン5から入力される全ての操作信号を有効化する。
また、解除部158は、スリープ機能を有効化する。換言すれば、解除部158は、スリープ処理部159に対してスリープ機能の実行を許可する。
具体的には、解除部158は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除する。例えば、解除部158は、HDMIケーブル141CのCECピンからの入力信号を有効化する。
また、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除する。
また、解除部158は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化する。すなわち、解除部158は、リモコン5から入力される全ての操作信号を有効化する。
また、解除部158は、スリープ機能を有効化する。換言すれば、解除部158は、スリープ処理部159に対してスリープ機能の実行を許可する。
スリープ処理部159は、スリープ機能を実行する。ただし、スリープ処理部159は、遮断部157によって、スリープ機能の実行が禁止されている場合には、スリープ機能を実行しない。
スリープ処理部159は、例えば、所定時間以上、外部からの入力情報が無い場合に、プロジェクター100をスリープ状態に移行させる。スリープ状態では、例えば、プロジェクター100の投射部110、及び駆動部120には電力が供給されない。
また、スリープ処理部159は、例えば、外部からの入力情報が入った場合に、プロジェクター100を通常動作状態に移行させる。通常動作状態では、例えば、プロジェクター100の各部に電力が供給される。
スリープ処理部159は、例えば、所定時間以上、外部からの入力情報が無い場合に、プロジェクター100をスリープ状態に移行させる。スリープ状態では、例えば、プロジェクター100の投射部110、及び駆動部120には電力が供給されない。
また、スリープ処理部159は、例えば、外部からの入力情報が入った場合に、プロジェクター100を通常動作状態に移行させる。通常動作状態では、例えば、プロジェクター100の各部に電力が供給される。
本実施形態では、遮断部157は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路を遮断するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、第1外部機器からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断すればよい。例えば、遮断部157は、第1外部機器から、HDMIケーブル141C、USBケーブル又はEthernet(登録商標)ケーブル等を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断してもよい。
第1外部機器は、画像情報をプロジェクター100に出力する機器であればよい。例えば、第1外部機器は、DVDプレイヤー、タブレット端末、スマートフォン等を含む。
また、第1外部機器は、ネットワーク及びケーブルを介して、プロジェクター100に接続されてもよい。
第1外部機器は、画像情報をプロジェクター100に出力する機器であればよい。例えば、第1外部機器は、DVDプレイヤー、タブレット端末、スマートフォン等を含む。
また、第1外部機器は、ネットワーク及びケーブルを介して、プロジェクター100に接続されてもよい。
同様に、解除部158は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、第1外部機器からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除すればよい。例えば、遮断部157は、第1外部機器から、HDMIケーブル141C、USBケーブル又はEthernetケーブル等を介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除してもよい。
また、本実施形態では、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、端子を介して第2外部機器に給電する給電処理の実行を禁止すればよい。例えば、遮断部157は、Ethernet端子等を介して第2外部機器に給電する給電処理の実行を禁止してもよい。
第2外部機器は、プロジェクター100と端子を介して接続され、商用電源に接続されていない機器であればよい。例えば、第2外部機器は、ボイスレコーダー等を含む。また、第2外部機器は、バッテリーを備え、端子を介してプロジェクター100からの給電を受けて、バッテリーを充電してもよい。
第2外部機器は、プロジェクター100と端子を介して接続され、商用電源に接続されていない機器であればよい。例えば、第2外部機器は、ボイスレコーダー等を含む。また、第2外部機器は、バッテリーを備え、端子を介してプロジェクター100からの給電を受けて、バッテリーを充電してもよい。
同様に、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、端子を介して第2外部機器に給電する給電処理の実行の禁止を解除すればよい。例えば、解除部158は、Ethernet端子等を介して第2外部機器に給電する給電処理の実行の禁止を解除してもよい。
また、本実施形態では、遮断部157は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、ユーザーによって入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化すればよい。例えば、遮断部157は、図2に示す操作部131から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化してもよい。
同様に、解除部158は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。解除部158は、ユーザーによって入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化すればよい。例えば、解除部158は、図2に示す操作部131から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化してもよい。
また、本実施形態では、遮断部157は、スリープ機能を無効化するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。遮断部157は、省電力機能を無効化すればよい。例えば、遮断部157は、電源オフ機能を無効化してもよい。
同様に、解除部158は、スリープ機能を有効化するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。解除部158は、省電力機能を有効化すればよい。例えば、遮断部157は、電源オフ機能を有効化してもよい。電源オフ機能は、例えば、所定の条件を満たした場合に、プロジェクター100を電源オフ状態に移行する機能を示す。所定の条件は、例えば、所定時間以上、外部からの入力情報が無いことを含む。所定時間は、例えば、30分である。
[4.ガイダンス画像の具体例]
図4は、ガイダンス画面400の一例を示す画面図である。ガイダンス画面400には、ガイダンス画像PGが表示される。ガイダンス画像PGは、プロジェクター100を購入後、初回起動時に実行される処理において、表示処理部155によってスクリーンSCに表示される。ガイダンス画像PGは、オープニングガイドの一部を構成する。
ガイダンス画面400は、イラスト表示部410と、説明文表示部420とを含む。
図4は、ガイダンス画面400の一例を示す画面図である。ガイダンス画面400には、ガイダンス画像PGが表示される。ガイダンス画像PGは、プロジェクター100を購入後、初回起動時に実行される処理において、表示処理部155によってスクリーンSCに表示される。ガイダンス画像PGは、オープニングガイドの一部を構成する。
ガイダンス画面400は、イラスト表示部410と、説明文表示部420とを含む。
イラスト表示部410は、タイトル表示部411と、イラスト画像412と、説明用符号413を含む。
タイトル表示部411には、「端子説明図」と記載され、イラスト画像412がプロジェクター100に配置された端子の説明をするための図であることを示している。
タイトル表示部411には、「端子説明図」と記載され、イラスト画像412がプロジェクター100に配置された端子の説明をするための図であることを示している。
イラスト画像412は、プロジェクター100の背面斜視図であって、4つの端子が記載されている。
説明用符号413は、4つの端子の各々に対応付けて、「A」、「B」、「C」及び「D」と記載され、説明文表示部420で各端子を示すために付与された符号である。
説明用符号413は、4つの端子の各々に対応付けて、「A」、「B」、「C」及び「D」と記載され、説明文表示部420で各端子を示すために付与された符号である。
説明文表示部420は、A端子説明文421、B端子説明文422、C端子説明文423及びD端子説明文424を含む。
例えば、A端子説明文421には、「A:USB端子・・・USB接続をする端子です。」と記載されている。また、例えば、D端子説明文424には、「D:HDMI端子・・・HDMIケーブルを接続するための端子です。」と記載されている。
例えば、A端子説明文421には、「A:USB端子・・・USB接続をする端子です。」と記載されている。また、例えば、D端子説明文424には、「D:HDMI端子・・・HDMIケーブルを接続するための端子です。」と記載されている。
ユーザーは、ガイダンス画面400を視認することによって、外部機器を接続する端子を選択できる。
[4.制御部の処理]
次に、図5〜図7を参照して、制御部150の処理の具体例について説明する。図5は、制御部150の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、プロジェクター100は、ユーザーによって電源が投入され、制御部150は、起動処理を実行する。
次に、ステップS103において、制御部150は、ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動であるか否かを判定する。
ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動ではないと制御部150が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理が終了される。ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動であると制御部150が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS105に進む。
そして、ステップS105において、表示処理部155は、オープニングガイドのスクリーンSCへの表示を開始する。
次に、図5〜図7を参照して、制御部150の処理の具体例について説明する。図5は、制御部150の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、プロジェクター100は、ユーザーによって電源が投入され、制御部150は、起動処理を実行する。
次に、ステップS103において、制御部150は、ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動であるか否かを判定する。
ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動ではないと制御部150が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理が終了される。ユーザーがプロジェクター100を購入後、初めての起動であると制御部150が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS105に進む。
そして、ステップS105において、表示処理部155は、オープニングガイドのスクリーンSCへの表示を開始する。
次に、ステップS107において、判定部156は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中であると判定する。
そして、ステップS109において、遮断部157は、遮断処理を実行する。「遮断処理」は、外部からの割込みの入力経路を遮断する処理を示す。遮断処理については、後述にて図6を参照して説明する。
次に、ステップS111において、制御部150は、オープニングガイドのページ送り操作を受け付けたか否かを判定する。ページ送り操作は、「特定の操作信号」の一例に対応する。
オープニングガイドのページ送り操作を受け付けていないと制御部150が判定した場合(ステップS111;NO)には、処理が待機状態になる。オープニングガイドのページ送り操作を受け付けたと制御部150が判定した場合(ステップS111;YES)には、処理がステップS113に進む。
そして、ステップS113において、表示処理部155は、ステップS109で受け付けたページ送り操作に基づいて、オープニングガイドの表示画像を更新する。表示画像は、複数のガイダンス画像PGのうち、スクリーンSCに表示する画像を示す。
そして、ステップS109において、遮断部157は、遮断処理を実行する。「遮断処理」は、外部からの割込みの入力経路を遮断する処理を示す。遮断処理については、後述にて図6を参照して説明する。
次に、ステップS111において、制御部150は、オープニングガイドのページ送り操作を受け付けたか否かを判定する。ページ送り操作は、「特定の操作信号」の一例に対応する。
オープニングガイドのページ送り操作を受け付けていないと制御部150が判定した場合(ステップS111;NO)には、処理が待機状態になる。オープニングガイドのページ送り操作を受け付けたと制御部150が判定した場合(ステップS111;YES)には、処理がステップS113に進む。
そして、ステップS113において、表示処理部155は、ステップS109で受け付けたページ送り操作に基づいて、オープニングガイドの表示画像を更新する。表示画像は、複数のガイダンス画像PGのうち、スクリーンSCに表示する画像を示す。
次に、ステップS115において、制御部150は、オープニングガイドの表示を終了するか否かを判定する。
オープニングガイドの表示を終了しないと制御部150が判定した場合(ステップS115;NO)には、処理がステップS111に戻る。オープニングガイドの表示を終了すると制御部150が判定した場合(ステップS115;YES)には、オープニングガイドの表示を終了した後、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、判定部156は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中ではないと判定する。
次に、ステップS119において、解除部158は、解除処理を実行する。「解除処理」は、外部からの割込みの入力経路の遮断を解除する処理を示す。遮断処理については、後述にて図7を参照して説明する。解除処理の実行が終了すると、その後、処理が終了する。
オープニングガイドの表示を終了しないと制御部150が判定した場合(ステップS115;NO)には、処理がステップS111に戻る。オープニングガイドの表示を終了すると制御部150が判定した場合(ステップS115;YES)には、オープニングガイドの表示を終了した後、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、判定部156は、表示処理部155がオープニングガイドの表示処理を実行中ではないと判定する。
次に、ステップS119において、解除部158は、解除処理を実行する。「解除処理」は、外部からの割込みの入力経路の遮断を解除する処理を示す。遮断処理については、後述にて図7を参照して説明する。解除処理の実行が終了すると、その後、処理が終了する。
図6は、制御部150の遮断処理の一例を示すフローチャートである。以下の処理は、遮断部157によって、図5のステップS109において実行される。
まず、ステップS201において、遮断部157は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路を遮断する。
次に、ステップS203において、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300から入力されるコマンドの入力経路を遮断する。例えば、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止する。
次に、ステップS205において、遮断部157は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。
次に、ステップS207において、遮断部157は、スリープ機能を無効化する。その後、処理が図5のステップS111に進む。
まず、ステップS201において、遮断部157は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路を遮断する。
次に、ステップS203において、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300から入力されるコマンドの入力経路を遮断する。例えば、遮断部157は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止する。
次に、ステップS205において、遮断部157は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。
次に、ステップS207において、遮断部157は、スリープ機能を無効化する。その後、処理が図5のステップS111に進む。
図7は、制御部150の解除処理の一例を示すフローチャートである。以下の処理は、解除部158によって、図5のステップS119において実行される。
まず、ステップS301において、解除部158は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除する。
次に、ステップS303において、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300から入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除する。例えば、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除する。
次に、ステップS305において、解除部158は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化する。
次に、ステップS307において、解除部158は、スリープ機能を実行し、処理が終了する。
まず、ステップS301において、解除部158は、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブル141Cを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除する。
次に、ステップS303において、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300から入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除する。例えば、解除部158は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除する。
次に、ステップS305において、解除部158は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化する。
次に、ステップS307において、解除部158は、スリープ機能を実行し、処理が終了する。
ステップS107及びステップS117は、「判定ステップ」の一例に対応する。ステップS109、及びステップS201〜ステップS207は、「遮断ステップ」の一例に対応する。ステップS119、及びステップS301〜ステップS307は、「解除ステップ」の一例に対応する。
[5.本実施形態及び作用効果]
以上、図1〜図7を参照して説明したように、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、初回起動時に実行されるガイダンス画像PGの表示処理を実行中であるか否かを判定する判定ステップと、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断ステップと、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除する解除ステップと、を含む。
すなわち、プロジェクター100は、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する。よって、外部からの割込みによってガイダンス画像PGの表示処理が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100は、外部からの割込みを受け付けることが可能になる。
以上、図1〜図7を参照して説明したように、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、初回起動時に実行されるガイダンス画像PGの表示処理を実行中であるか否かを判定する判定ステップと、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断ステップと、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除する解除ステップと、を含む。
すなわち、プロジェクター100は、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する。よって、外部からの割込みによってガイダンス画像PGの表示処理が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100は、外部からの割込みを受け付けることが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100は、パーソナルコンピューター200とケーブルを介して通信可能に接続され、遮断ステップにおいて、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、解除ステップにおいて、入力経路の遮断を解除する。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断する。よって、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はパーソナルコンピューター200からのコマンドを受け付けることが可能になる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断する。よって、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、パーソナルコンピューター200からケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はパーソナルコンピューター200からのコマンドを受け付けることが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、ケーブルは、HDMIケーブルを含み、コマンドは、パーソナルコンピューター200から前記HDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドを含む。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドの入力経路を遮断する。よって、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はパーソナルコンピューター200からのCECコマンドを受け付けることが可能になる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドの入力経路を遮断する。よって、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、パーソナルコンピューター200からHDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はパーソナルコンピューター200からのCECコマンドを受け付けることが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100は、USBメモリー300と端子を介して通信可能に接続され、遮断ステップにおいて、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、解除ステップにおいて、入力経路の遮断を解除する。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断する。よって、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はUSBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドを受け付けることが可能になる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断する。よって、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドによる割込みによってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、USBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドの入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100はUSBメモリー300から端子を介して入力されるコマンドを受け付けることが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、端子は、USB端子142Tを含み、遮断ステップにおいて、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止し、解除ステップにおいて、給電処理の実行の禁止を解除する。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止する。よって、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理によってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除するため、プロジェクター100は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理を実行することが可能になる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行を禁止する。よって、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理によってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理の実行の禁止を解除するため、プロジェクター100は、USB端子142Tを介してUSBメモリー300に給電する給電処理を実行することが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100は、リモコン5と通信可能に接続され、遮断ステップにおいて、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化し、解除ステップにおいて、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化する。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。よって、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号によってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化するため、プロジェクター100は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を受け付けることが可能になる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化する。よって、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号によってガイダンス画像PGの表示が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を有効化するため、プロジェクター100は、リモコン5から入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を受け付けることが可能になる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、ガイダンス画像PGは、複数のガイダンス画像で構成され、特定の操作信号は、複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す。
すなわち、特定の操作信号は、複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す。よって、表示処理を実行中であると判定された場合にも、プロジェクター100は特定の操作信号を受け付けるため、ユーザーは表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を実行できる。したがって、ユーザーは、複数のガイダンス画像の全てを視認できる。
すなわち、特定の操作信号は、複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す。よって、表示処理を実行中であると判定された場合にも、プロジェクター100は特定の操作信号を受け付けるため、ユーザーは表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を実行できる。したがって、ユーザーは、複数のガイダンス画像の全てを視認できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、遮断ステップにおいて、スリープ機能を無効化し、解除ステップにおいて、スリープ機能を有効化する。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、スリープ機能を無効化する。よって、スリープ機能が実行されることによって、ガイダンス画像PGの表示が終了されて、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、スリープ機能を有効化するため、プロジェクター100は、スリープ機能を実行できる。
すなわち、表示処理を実行中であると判定された場合に、スリープ機能を無効化する。よって、スリープ機能が実行されることによって、ガイダンス画像PGの表示が終了されて、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、スリープ機能を有効化するため、プロジェクター100は、スリープ機能を実行できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100は、初回起動時に実行されるガイダンス画像PGの表示処理を実行中であるか否かを判定する判定部156と、表示処理を実行中であると判定部156が判定した場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断部157と、表示処理を実行中ではないと判定部156が判定した場合に、入力経路の遮断を解除する解除部158と、を備える。
すなわち、プロジェクター100は、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する。よって、外部からの割込みによってガイダンス画像PGの表示処理が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100は、外部からの割込みを受け付けることが可能になる。
すなわち、プロジェクター100は、表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する。よって、外部からの割込みによってガイダンス画像PGの表示処理が終了されたり、別の画像が表示されたりして、プロジェクター100でのガイダンス画像PGの視認が妨げられることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、表示処理を実行中ではないと判定された場合に、入力経路の遮断を解除するため、ガイダンス画像PGの表示処理が終了した後には、プロジェクター100は、外部からの割込みを受け付けることが可能になる。
[6.他の実施形態]
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、「表示装置」が、プロジェクター100である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「表示装置」が、ガイダンス画像PGを表示すればよい。「表示装置」が、例えばLCD(Liquid Crystal Display)にガイダンス画像PGを表示してもよい。
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、「表示装置」が、プロジェクター100である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「表示装置」が、ガイダンス画像PGを表示すればよい。「表示装置」が、例えばLCD(Liquid Crystal Display)にガイダンス画像PGを表示してもよい。
また、本実施形態では、「第1外部機器」がパーソナルコンピューター200である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「第1外部機器」は、「表示装置」とケーブルを介して通信可能に接続されればよい。「第1外部機器」は、例えば、メディアストリーミング端末、DVDプレイヤー、タブレット端末、スマートフォン等でもよい。
また、本実施形態では、パーソナルコンピューター200がプロジェクター100に対してHDMIケーブル141Cを介してCECコマンドを送信する場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。パーソナルコンピューター200がケーブルを介してコマンドをプロジェクター100に送信すればよい。すなわち、ケーブルは、HDMIケーブル141Cに限定されず、コマンドはCECコマンドに限定されない。ケーブルは、パーソナルコンピューター200とプロジェクター100とを通信可能に接続すればよい。ケーブルは、例えばUSBケーブルでもよいし、Ethernetケーブルでもよい。また、コマンドは、プロジェクター100に対して動作を指示するコマンドであればよい。
また、本実施形態では、「第2外部機器」がUSBメモリー300である場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「第2外部機器」が、端子を介してプロジェクター100と通信可能に接続されればよい。「第2外部機器」が、例えば、デジタルカメラ、操作デバイス、パーソナルコンピューター等でもよい。なお、操作デバイスは、例えば、マウス、キーボード等を含む。
また、図2及び図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図5〜図7に示すフローチャートの処理単位は、制御部150の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図5〜図7のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、「表示装置」の一例としてのプロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100が備えるプロセッサー153に、プロジェクター100の制御方法に対応した制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この制御プログラムは、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像処理装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、プロジェクター100の制御方法に対応した制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター100に、制御プログラムをダウンロードすることでプロジェクター100の制御方法を実現することもできる。
1…表示システム、100…プロジェクター(表示装置)、110…投射部、111…光源部、112…光変調装置、113…投射光学系、115…液晶パネル、120…駆動部、121…光源駆動部、122…光変調装置駆動部、131…操作部、135…入力インターフェース、141…画像インターフェース、141C…HDMIケーブル(ケーブル)、142…USBインターフェース、142T…USB端子(端子)、145…画像処理部、150…制御部、151…メモリー、153…プロセッサー、200…パーソナルコンピューター(第1外部機器)、300…USBメモリー(第2外部機器)、400…ガイダンス画面、410…イラスト表示部、420…説明文表示部、PG…ガイダンス画像、PL…画像光、SC…スクリーン。
Claims (9)
- 初回起動時に実行されるガイダンス画像の表示処理を実行中であるか否かを判定する判定ステップと、
前記表示処理を実行中であると判定された場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断ステップと、
前記表示処理を実行中ではないと判定された場合に、前記入力経路の遮断を解除する解除ステップと、
を含む、表示装置の制御方法。 - 前記表示装置は、第1外部機器とケーブルを介して通信可能に接続され、
前記遮断ステップにおいて、前記第1外部機器から前記ケーブルを介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、
前記解除ステップにおいて、前記入力経路の遮断を解除する、
請求項1に記載の表示装置の制御方法。 - 前記ケーブルは、HDMIケーブルを含み、
前記コマンドは、前記第1外部機器から前記HDMIケーブルを介して入力されるCECコマンドを含む、
請求項2に記載の表示装置の制御方法。 - 前記表示装置は、第2外部機器と端子を介して通信可能に接続され、
前記遮断ステップにおいて、前記第2外部機器から前記端子を介して入力されるコマンドの入力経路を遮断し、
前記解除ステップにおいて、前記入力経路の遮断を解除する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。 - 前記端子は、USB端子を含み、
前記遮断ステップにおいて、前記USB端子を介して前記第2外部機器に給電する給電処理の実行を禁止し、
前記解除ステップにおいて、前記給電処理の実行の禁止を解除する、
請求項4に記載の表示装置の制御方法。 - 前記表示装置は、リモコンと通信可能に接続され、
前記遮断ステップにおいて、前記リモコンから入力される操作信号のうち、特定の操作信号を除く操作信号を無効化し、
前記解除ステップにおいて、前記リモコンから入力される操作信号のうち、前記特定の操作信号を除く操作信号を有効化する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。 - 前記ガイダンス画像は、複数の前記ガイダンス画像で構成され、
前記特定の操作信号は、前記複数のガイダンス画像のうち、表示中のガイダンス画像を別のガイダンス画像に更新する操作を示す、
請求項6に記載の表示装置の制御方法。 - 前記遮断ステップにおいて、スリープ機能を無効化し、
前記解除ステップにおいて、前記スリープ機能を有効化する、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。 - 初回起動時に実行されるガイダンス画像の表示処理を実行中であるか否かを判定する判定部と、
前記表示処理を実行中であると前記判定部が判定した場合に、外部からの割込みの入力経路を遮断する遮断部と、
前記表示処理を実行中ではないと前記判定部が判定した場合に、前記入力経路の遮断を解除する解除部と、
を備える、表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019234453A JP2021103847A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 表示装置の制御方法、及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2021103847A true JP2021103847A (ja) | 2021-07-15 |
Family
ID=76755344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019234453A Pending JP2021103847A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 表示装置の制御方法、及び表示装置 |
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-
2019
- 2019-12-25 JP JP2019234453A patent/JP2021103847A/ja active Pending
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