JP2023132497A - 表示装置の制御方法、及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023132497000001
【課題】操作に複数のボタンが必要な機能を、リモコンに割り当てる表示装置の制御方法及び表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100が有する複数の機能の内、少なくとも1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、複数の機能の内、少なくとも1つの機能が、リモコン5に配置された2つ以上の所定個数NPのボタンを操作に必要とする機能である場合、リモコン5に配置されたボタンのうち、所定個数NPのボタンに機能を割り当てることと、所定個数NPのボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、該ボタンに割り当てられた1つの機能のうち、いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置の制御方法、及び表示装置に関する。
特許文献1には、リモコンの所定ボタンに対して機能を割り当て、当該ボタンの操作によって、割り当てられた機能を実行する表示装置が記載されている。
特開2013-70343号公報
特許文献1に記載の表示装置では、リモコンのボタンに対してユーザーが選択した機能を割り当てる場合には、1個のボタンで操作可能な機能のみを割り当てる。一方、複数個のボタンが操作に必要な機能については、リモコンの割り当てに対応しないか、又は、専用のボタンが予め用意されていた。そのため、専用のボタンが予め用意されていない場合には、ユーザーが、操作に複数のボタンが必要な機能を、リモコンに割り当てることは困難であった。
本開示の一態様に係る表示装置の制御方法は、表示装置の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコンに配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、前記1つの機能が、前記リモコンに配置された2つ以上の所定個数のボタンを操作に必要とする機能である場合、前記リモコンに配置されたボタンのうち、前記所定個数のボタンに前記1つの機能を割り当てることと、前記所定個数のボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、を含む。
本開示の他の一態様に係る表示装置は、制御部を備え、前記制御部が、表示装置の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコンに配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、前記1つの機能が、前記リモコンに配置された2つ以上の所定個数のボタンを操作に必要とする機能である場合、前記リモコンに配置されたボタンのうち、前記所定個数のボタンに前記1つの機能を割り当てることと、前記所定個数のボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、を実行する。
本実施形態に係るプロジェクターの構成の一例を示す図。 リモコンのボタンの配置の一例を示す図。 第1モードにおけるリモコンのボタンと機能との対応の一例を示す図表。 プロジェクターの制御部の構成の一例を示す図。 割り当て可能な機能とリモコンのボタンの個数との対応の一例を示す図表。 第2モードにおけるリモコンのボタンと機能との対応の一例を示す画像図。 第2モード画像の一例を示す図。 制御部の第2テーブル生成処理の一例を示すフローチャート。 制御部の第2モード実行処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.プロジェクターの構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター100の構成の一例を示す図である。
プロジェクター100は、スクリーンSCに画像を投射する。プロジェクター100は、例えば、画像光PLをスクリーンSCに向けて投射することによって、スクリーンSCに画像を表示する。
本実施形態では、プロジェクター100が、例えば、スクリーンSCの前方に床置きした床置き設置について説明するが、プロジェクター100が、例えば、天井から吊り下げて設置してもよい。また、本実施形態では、プロジェクター100が平面のスクリーンSCに投射する場合を例示するが、投射対象はスクリーンSCに限らず、建物の壁面等の平面であってもよく、曲面や凹凸面であってもよい。
図1に示すように、プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120とを備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121及び光変調装置駆動部122を備える。
光源部111は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、又はLED(Light Emitting Diode)、レーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス107に接続され、同じく内部バス107に接続された制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置112は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル115を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置112は、R色光に対応した液晶パネル115と、G色光に対応した液晶パネル115と、B色光に対応した液晶パネル115とを備える。
光源部111が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
光変調装置112は、光変調装置駆動部122によって駆動される。光変調装置駆動部122は、画像処理部145に接続される。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
投射光学系113は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系113は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター100は、操作部131、リモコン受光部133、入力インターフェース135、記憶部137、通信インターフェース141、フレームメモリー143、画像処理部145及び制御部150を更に備える。入力インターフェース135、記憶部137、通信インターフェース141、画像処理部145及び制御部150は、内部バス107を介して互いにデータ通信可能に接続される。
操作部131は、プロジェクター100の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、操作部131から入力された操作信号を制御部150に出力する。
リモコン受光部133は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部133は、生成した操作信号を入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、リモコン受光部133から入力された操作信号を制御部150に出力する。
リモコン5については、図2を参照して更に説明する。
記憶部137は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部137は、制御部150が実行するプログラム、制御部150が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
通信インターフェース141は、コネクター及びインターフェース回路を備え、画像供給装置200と通信する。本実施形態では、通信インターフェース141は、例えば、Ethernet(登録商標)規格に則って画像供給装置200と通信するためのインターフェースである。
画像供給装置200は、例えば、パーソナルコンピューター等で構成され、画像情報を通信インターフェース141に送信する。画像情報は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)に記憶され、パーソナルコンピューターの備える再生装置によって、再生された動画像情報である。
制御部150は、プロセッサー150A及びメモリー150Bを備える。
メモリー150Bは、プロセッサー150Aが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー150Bは、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー150Bは、プロセッサー150Aのワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。また、メモリー150Bは、HDD、SSD等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。
メモリー150Bは、制御部150により処理されるデータや、プロセッサー150Aが実行する制御プログラム156を記憶する。
制御プログラム156については、図4を参照して更に説明する。
プロセッサー150Aは、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー150Aとして機能する構成であってもよい。プロセッサー150Aは、制御プログラム156を実行してプロジェクター100の各部を制御する。例えば、プロセッサー150Aは、操作部131やリモコン5により受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部145に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、プロセッサー150Aは、光源駆動部121を制御して光源部111の点灯と消灯とを制御する。
制御部150、及び画像処理部145の各々は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部145は、メモリー150B又は記憶部137に記憶された画像データをフレームメモリー143に展開する。フレームメモリー143は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー143は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部145は、フレームメモリー143に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理、リサイズ処理、歪曲収差の補正処理、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122に出力する。
[2.リモコンのボタン配置]
次に、図2及び図3を参照して、リモコン5のボタンの配置について説明する。図2は、リモコン5のボタンの配置の一例を示す図である。図2に示すように、リモコン5には、ボタン501~ボタン515が配置されている。
ボタン503は、5つのボタン、すなわち、ボタン503A、ボタン503B、ボタン503C、ボタン503D、及びボタン503Eで構成される。ボタン503A~ボタン503Dの各々は、方向を指示する。
ボタン503Aは、ボタン503の上部に配置される。ボタン503Aは、上方向を指示する場合に押下される。ボタン503Bは、ボタン503の下部に配置される。ボタン503Bは、下方向を指示する場合に押下される。ボタン503Cは、ボタン503の左部に配置される。ボタン503Cは、左方向を指示する場合に押下される。ボタン503Dは、ボタン503の右部に配置される。ボタン503Dは、右方向を指示する場合に押下される。
ボタン503Eは、ボタン503の中央部に配置される。ボタン503Eは、「Enter」を指示する場合に押下される。
ボタン510は、2つのボタン、すなわち、ボタン510A、及びボタン510Bで構成される。ボタン510Aは、ボタン510の上部に配置される。ボタン510Bは、ボタン503の下部に配置される。
ボタン501、ボタン502、及び、ボタン504~ボタン509の各々には、マークMB01、マークMB02、及びマークMB04~マークMB09が記載される。マークMB01、マークMB02、及びマークMB04~マークMB09の各々は、ボタン501、ボタン502、及びボタン504~ボタン509の各々に、第1モードM1において、対応付けられた機能を示す。
ボタン510A、ボタン510B、及び、ボタン511~ボタン515の各々には、マークMB10A、マークMB10B、及びマークMB11~マークMB15が記載される。マークMB10A、マークMB10B、及びマークMB11~マークMB15の各々は、ボタン510A、ボタン510B、及び、ボタン511~ボタン515に、第1モードM1において、対応付けられた機能を示す。
第1モードM1は、本実施形態では、初期状態、及びデフォールト状態を示す。
図3は、第1モードM1におけるリモコン5のボタンと機能との対応の一例を示す図表である。図3に示す第1テーブルTB1は、左端から右方向に、ボタン番号NR、第1機能FN1、割当可否AS、及びボタン個数NBが記載される。第1テーブルTB1は、図4に示す第1割当記憶部157に記憶される。
ボタン番号NRは、図2に示す参照符号である。第1機能FN1は、第1モードM1において、各ボタンに対応付けられた機能である。割当可否ASは、ユーザーの操作に基づき、機能の割り当てが可能であるか否かを示す。割当可否ASの欄における「N」は、機能の割り当てが不可であることを示し、割当可否ASの欄における「Y」は、機能の割り当てが可能であることを示す。ボタン個数NBは、機能の割り当てが可能なボタンの個数である。なお、図3に記載の「Bluetooth」は、登録商標である。
例えば、ボタン501は、第1機能FN1の欄に「電源」と記載されているように、第1機能FN1が電源のオンオフである。また、割当可否ASの欄に「N」と記載されているように、ボタン501の機能の割り当ては不可である。
同様に、ボタン502、ボタン504~ボタン509、及びボタン514の各々について、割当可否ASの欄に「N」と記載されている。すなわち、ボタン502、ボタン504~ボタン509、及びボタン514の各々への機能の割り当ては不可である。
また、例えば、ボタン503は、第1機能FN1の欄に「外周は方向キー上下左右、中央はEnter」と記載されているように、以下のことを意味する。すなわち、ボタン503の外周に配置された4つのボタン、すなわち、ボタン503A~ボタン503Dは、上下左右を指示する。また、ボタン503の中央に配置されたボタン503Eは、「Enter」を指示する。ボタン503は、割当可否ASの欄に「Y」と記載されているように、ボタン503への機能の割り当ては可能である。ボタン503は、ボタン個数NBに「4」と記載されているように、4つのボタン、すなわち、ボタン503A~ボタン503Dに、機能の割り当てが可能である。
また、例えば、ボタン510は、第1機能FN1の欄に「音量、UP/DOWN」と記載されているように、以下のことを意味する。すなわち、ボタン510の上部に配置されたボタン510Aは、「音量のUP」を指示する。また、ボタン510の下部に配置されたボタン510Bは、「音量のDOWN」を指示する。ボタン510は、割当可否ASの欄に「Y」と記載されているように、ボタン510への機能の割り当ては可能である。ボタン510は、ボタン個数NBに「2」と記載されているように、2つのボタン、すなわち、ボタン510A及びボタン510Bに、機能の割り当てが可能である。
また、例えば、ボタン511は、第1機能FN1の欄に「プロジェクター画面ミュート」と記載されているように、以下のことを意味する。すなわち、ボタン511は、「プロジェクター画面ミュート」のON又はOFFを指示する。ボタン511は、割当可否ASの欄に「Y」と記載されているように、ボタン511への機能の割り当ては可能である。ボタン511は、ボタン個数NBに「1」と記載されているように、1つのボタン、すなわち、ボタン511に、機能の割り当てが可能である。
[3.制御部の構成]
次に、図4を参照して、プロジェクター100の制御部150の構成について説明する。図4は、プロジェクター100の制御部150の構成の一例を示す図である。
図4に示すように、制御部150は、選択受付部151と、割当部152と、実行部153と、表示制御部154と、切換部155と、第1割当記憶部157と、機能記憶部158と、第2割当記憶部159と、を備える。
具体的には、制御部150のプロセッサー150Aが、メモリー150Bに記憶された制御プログラム156を実行することによって、選択受付部151、割当部152、実行部153、表示制御部154及び切換部155として機能する。また、制御部150のプロセッサー150Aが、メモリー150Bに記憶された制御プログラム156を実行することによって、メモリー150Bを、第1割当記憶部157、機能記憶部158、及び第2割当記憶部159として機能させる。
第1割当記憶部157は、図3に示す第1テーブルTB1を予め記憶する。第1テーブルTB1は、第1モードM1におけるリモコン5のボタンと、機能、すなわち、第1機能FN1との対応を示す。
機能記憶部158は、図5に示す割当機能テーブルTBFを記憶する。割当機能テーブルTBFは、プロジェクター100の有する複数の機能の各々に対応付けて、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数を記憶する。
本実施形態では、選択受付部151は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、選択した機能の各々に対応付けて、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数を、機能記憶部158に割当機能テーブルTBFとして記憶させる。
第2割当記憶部159は、図6に示す第2テーブルTB2を記憶する。第2テーブルTB2は、第2モードM2におけるリモコン5のボタンと、機能、すなわち、第2機能FN2との対応を示す。第2機能FN2は、第2モードM2において、リモコン5のボタンに対応付けられた機能である。第2モードM2は、プロジェクター100がユーザーの操作によって割り当てられた機能を実行する動作モードである。
本実施形態では、割当部152は、選択受付部151によって選択された機能の各々を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てて、第2テーブルTB2を生成し、生成した第2テーブルTB2を第2割当記憶部159に記憶させる。
また、第2割当記憶部159は、図7に示す第2モード画像PM2を記憶する。本実施形態では、表示制御部154は、第2モード画像PM2を生成し、生成した第2テーブルTB2を第2割当記憶部159に記憶させる。
選択受付部151は、プロジェクター100の有する複数の機能の内、少なくとも1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付ける。
本実施形態では、選択受付部151は、例えば、リモコン5のボタン508の押下を受け付けて、図略のメニュー画面をスクリーンSCに投射して表示する。メニュー画面には、リモコン5に配置されたボタンに割り当て可能な機能が、チェックボックスと対応付けて表示される。ユーザーは、リモコン5のボタン503のうち、ボタン503A~ボタン503Dを用いて、リモコン5に配置されたボタンへの割り当てを所望する機能に対応するチェックボックスにカーソルを移動する。そして、ユーザーは、ボタン503Eを押下することによって、リモコン5に配置されたボタンへの割り当てを所望する機能を選択する。
選択受付部151は、選択受付部151によって選択された機能の各々を、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数と対応付けて、割当機能テーブルTBFを生成し、生成した割当機能テーブルTBFを機能記憶部158に記憶させる。
割当機能テーブルTBFについては、図5を参照して更に説明する。
割当部152は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、選択受付部151によってユーザーからの選択が受け付けられた機能、すなわち、機能記憶部158の割当機能テーブルTBFに記憶された機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる。また、割当部152は、割当機能テーブルTBFに記憶された機能の各々を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てて、第2テーブルTB2を生成する。また、割当部152は、第2テーブルTB2を第2割当記憶部159に記憶させる。
割当部152は、例えば、リモコン5に配置された2つ以上の所定個数NPのボタンを操作に必要とする機能を割り当てる場合に、リモコン5において、互に隣接して配置された所定個数NPのボタンを割り当てる。所定個数NPは、例えば、4個である。また、所定個数NPは、例えば、2個である。
また、割当部152が、割当機能テーブルTBFに記憶された機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当て不可と判定した場合には、割当部152は以下の処理を実行する。すなわち、割当部152は、エラーメッセージを、例えば、OSD(On―Screen Display)として、スクリーンSCに投射する。
例えば、割当機能テーブルTBFに記憶された機能の個数が、リモコン5に配置されたボタンに割り当て可能な機能の個数よりも多い場合に、割当部152は、リモコン5に配置されたボタンに割り当て不可と判定する。
また、割当部152は、プロジェクター100の有する複数の機能の内、少なくとも1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、追加する選択を選択受付部151がユーザーから受け付けた場合に、以下の処理を実行する。すなわち、選択受付部151は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能としてユーザーからの選択を受け付けた機能の各々を、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数と対応付けて、割当機能テーブルTBFを更新する。選択受付部151は、更新した割当機能テーブルTBFを機能記憶部158に記憶させる。割当部152は、機能記憶部158の割当機能テーブルTBFに記憶された機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる。また、割当部152は、第2テーブルTB2を更新する。
なお、リモコン5のボタンに割り当てる機能を追加する選択を選択受付部151が受け付けた場合に、割当部152が、追加された機能をリモコン5に配置されたボタンに割り当て不可と判定した場合には、割当部152は以下の処理を実行する。すなわち、割当部152は、エラーメッセージを、例えば、OSD(On―Screen Display)として、スクリーンSCに投射する。
また、割当部152は、プロジェクター100の有する複数の機能の内、少なくとも1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、削除する選択を選択受付部151がユーザーから受け付けた場合に、以下の処理を実行する。すなわち、選択受付部151は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能としてユーザーからの選択を受け付けた機能の各々を、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数と対応付けて、割当機能テーブルTBFを更新する。選択受付部151は、更新した割当機能テーブルTBFを機能記憶部158に記憶させる。割当部152は、機能記憶部158の割当機能テーブルTBFに記憶された機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる。また、割当部152は、第2テーブルTB2を更新する。
実行部153は、リモコン5に配置されたボタンが操作された場合に、ボタンに割り当てられた1つの機能を実行する。
例えば、プロジェクター100が第1モードM1で動作している場合には、リモコン5に配置されたボタン506が押下された場合には、図3に示す第1テーブルTB1の第1機能FN1に示すように、実行部153は、「番組ガイド表示」を実行する。ボタン506を押下することは、「操作」の一例である。
また、プロジェクター100が第1モードM1で動作している場合には、リモコン5に配置されたボタン510Aが押下された場合には、図3に示す第1テーブルTB1の第1機能FN1に示すように、実行部153は、「音量のUP」を実行する。リモコン5に配置されたボタン510Bが押下された場合には、図3に示す第1テーブルTB1の第1機能FN1に示すように、実行部153は、「音量のDOWN」を実行する。「音量のDOWN」は、「いずれか一つのボタンに対応する一部の機能」の一例である。
表示制御部154は、プロジェクター100が第2モードM2で動作している場合に、リモコン5に配置されたボタンに割り当てられた機能を示す第1画像と、ボタンを示す第2画像とを対応付けて、例えば、第2モード画像PM2として表示する。表示制御部154は、第2モード画像PM2を、第2割当記憶部159に記憶させる。
第2モード画像PM2については、図7を参照して更に説明する。
切換部155は、第1モードM1と第2モードM2とを、リモコン5に配置された特定ボタンBPに対するユーザーの操作に応じて、切り換える。特定ボタンBPは、例えば、ボタン514である。
プロジェクター100が第1モードM1で動作している場合に、ユーザーがボタン514を押下した場合には、切換部155は、プロジェクター100の動作モードを第1モードM1から第2モードM2に切り換える。プロジェクター100が第2モードM2で動作している場合に、ユーザーがボタン514を押下した場合には、切換部155は、プロジェクター100の動作モードを第2モードM2から第1モードM1に切り換える。
プロジェクター100の動作モードは、プロジェクター100が動作可能なモードであって、第1モードM1と、第2モードM2とを含む。
また、切換部155は、プロジェクター100の動作モードが第2モードM2であるときに、操作が受けつけられない時間である無操作時間が、閾値以上である場合に、プロジェクター100の動作モードを第2モードM2から第1モードM1に切り換える。閾値は、例えば、30秒間である。
[4.具体例]
次に、図5を参照して、割り当て可能な機能とリモコン5のボタンの個数との対応について説明する。図5は、割り当て可能な機能とリモコン5のボタンの個数との対応の一例を示す図表である。図5では、割り当て可能な機能とリモコン5のボタンの個数との対応の一例として、割当機能テーブルTBFについて説明する。割当機能テーブルTBFは、選択受付部151によって選択された機能の各々と、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数と対応付けて、選択受付部151によって生成される。
図5に示すように、割当機能テーブルTBFは、割り当て可能な機能FNと、操作に必要なリモコン5に配置されたボタンの個数であるボタン個数NBとを含む。
例えば、機能FNが、「ボーダレス」である場合には、ボタン個数NBは、1個である。「ボーダレス」とは、投射画像の周囲をぼかす機能である。例えば、ボタンを押下することによって、「ボーダレス」機能のONとOFFとを切り換える。
また、例えば、機能FNが、「画面サイズ変更」である場合には、ボタン個数NBは、2個である。「画面サイズ変更」とは、画面サイズを拡大、又は縮小する機能である。例えば、2個のボタンの一方は、画面サイズを拡大する場合に押下され、2個のボタンの他方は、画面サイズを縮小する場合に押下される。
また、例えば、機能FNが、「位置移動」である場合には、ボタン個数NBは、4個である。「位置移動」は、画像の投射位置を上下左右に移動する機能である。例えば、4個のボタンの各々は、上方向、下方向、左方向、及び右方向に対応付けられる。換言すれば、4個のボタンは、画像の投射位置を上方向に移動する場合に押下されるボタン、画像の投射位置を下方向に移動する場合に押下されるボタン、画像の投射位置を左方向に移動する場合に押下されるボタン、及び、画像の投射位置を右方向に移動する場合に押下されるボタンで構成される。
次に、図6を参照して、図5に示す割当機能テーブルTBFに含まれる機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てた結果の一例について説明する。図6は、第2モードM2におけるリモコン5のボタンと機能との対応の一例を示す図表である。
図6に示す第2テーブルTB2は、左端から右方向に、ボタン番号NR、第2機能FN2、割当可否AS、及びボタン個数NBが記載される。第2テーブルTB2は、図4に示す第2割当記憶部159に記憶される。
太枠で示す相違点DFは、第2テーブルTB2の第1テーブルTB1との相違点を示す。換言すれば、相違点DFは、第2機能FN2のうち、第1機能FN1との相違点を示す。相違点DFは、第1相違点DF1、第2相違点DF2、及び第3相違点DF3で構成される。
図6に示す第2テーブルTB2の第2機能FN2を、図3に示す第1テーブルTB1の第1機能FN1と比較して、相違点DFについて説明する。
第1相違点DF1に示すように、ボタン503が、「位置移動」に割り当てられる。図5を参照して説明したように、機能FNが「位置移動」である場合には、ボタン個数NBは、4個である。換言すれば、「位置移動」という機能FNを操作するためには、4個のボタンが必要である。この場合、4個は、所定個数NPの一例に対応する。そこで、割当部152は、「位置移動」という機能FNを、ボタン個数NBが4個であるボタン503に割り当てる。
また、第2相違点DF2に示すように、例えば、ボタン510が「画面サイズ変更」に割り当てられる。図5を参照して説明したように、機能FNが「画面サイズ変更」である場合には、ボタン個数NBは、2個である。換言すれば、「画面サイズ変更」という機能FNを操作するためには、2個のボタンが必要である。この場合、2個は、所定個数NPの一例に対応する。そこで、割当部152は、「画面サイズ変更」という機能FNを、ボタン個数NBが2個であるボタン510に割り当てる。
また、第2相違点DF2に示すように、例えば、ボタン511とボタン513とが「色の濃さ」に割り当てられる。図5に示すように、機能FNが「色の濃さ」である場合には、ボタン個数NBは、2個である。換言すれば、「色の濃さ」という機能FNを操作するためには、2個のボタンが必要である。この場合、2個は、所定個数NPの一例に対応する。そこで、割当部152は、「色の濃さ」という機能FNを、図2に示すように、互に上下方向に隣接して配置されたボタン511及びボタン513に割り当てる。
また、第3相違点DF3に示すように、ボタン515が「ミラーモード」に割り当てられる。図5に示すように、機能FNが「ミラーモード」である場合には、ボタン個数NBは、1個である。換言すれば、「ミラーモード」という機能FNを操作するためには、1個のボタンが必要である。そこで、割当部152は、「ミラーモード」という機能FNを、ボタン515に割り当てる。
「ミラーモード」とは、投射画像を左右反転して表示するモードである。例えば、ボタン515を押下することによって、「ボーダレス」機能のONとOFFとを切り換える。
次に、図7を参照して、第2モード画像PM2について説明する。図7は、第2モードM2におけるリモコン5のボタンと機能との対応の一例を示す画像図である。第2モード画像PM2は、プロジェクター100が第2モードM2で動作している場合に、表示制御部154によって、OSDとしてスクリーンSCに投射される。
第2モード画像PM2は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てられた機能を示す第1画像と、ボタンを示す第2画像とを対応付けた画像である。
図7に示すように、第1画像は、画像MF10、画像MF03、画像MF12、及び画像MF15を含む。第2画像は、マークMB10A、マークMB03、マークMB12、マークMF15、マークMF09、及びマークMF14を含む。
また、第2モード画像PM2は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てられた機能を示す文字画像を含む。文字画像は、文字画像E10、文字画像E03、文字画像E12、文字画像E15、文字画像E09、及び文字画像E14を含む。
例えば、文字画像E10には、「画面サイズ変更」と記載され、画像MF10は、「画面サイズ変更」の機能を示す画像であり、マークMB10Aは、図1に示すボタン510Aに記載されたマークである。文字画像E10、画像MF10、及びマークMB10Aを参照することによって、ユーザーは、「画面サイズ変更」が画像を拡縮する機能であり、図1に示すボタン510を押下することによって操作できることが分かる。
例えば、文字画像E03には、「位置移動」と記載され、画像MF03は、「位置移動」の機能を示す画像であり、マークMB03は、図1に示すボタン503の外観を示すマークである。文字画像E03、画像MF03、及びマークMB03を参照することによって、ユーザーは、「位置移動」が画像の位置を上下左右に移動する機能であり、図1に示すボタン503を押下することによって操作できることが分かる。
[5.制御部の処理]
次に、図8を参照して、プロジェクター100における制御部150の「第2テーブル生成処理」について説明する。図8は、制御部150の「第2テーブル生成処理」の一例を示すフローチャートである。「第2テーブル生成処理」は、制御部150が、ユーザーからの操作を受け付けて、第2テーブルTB2を生成する処理である。
まず、ステップS101において、選択受付部151は、プロジェクター100の有する複数の機能の内、少なくとも1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付ける。
次に、ステップS103において、選択受付部151は、ユーザーからの選択の受け付けを完了したか否かを判定する。
ユーザーからの選択の受け付けを完了していないと選択受付部151が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理がステップS101に戻る。ユーザーからの選択の受け付けを完了したと選択受付部151が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS105へ進む。
そして、ステップS105において、また、割当部152は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、選択受付部151によってユーザーからの選択が受け付けられた機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる。
次に、ステップS107において、割当部152は、第2モードM2におけるリモコン5のボタンと機能との対応を示す第2テーブルTB2を生成する。
次に、ステップS109において、割当部152は、ステップS107で生成した第2テーブルTB2を第2割当記憶部159に記憶させる。その後、処理が終了する。
ステップS101は、「ユーザーからの選択を受け付けることと」の一例に対応する。ステップS105は、「リモコンに配置されたボタンに割り当てることと」の一例に対応する。ステップS109は、「操作に必要なボタンの個数を記憶すること」の一例に対応する。
次に、図9を参照して、プロジェクター100における制御部150の「第2モード実行処理」について説明する。図9は、制御部150の「第2モード実行処理」の一例を示すフローチャートである。「第2モード実行処理」は、制御部150が、ユーザーからの操作を受け付けて、第2モードM2を実行する処理である。なお、初期状態では、第1モードM1に設定されている場合について説明する。
まず、ステップS201において、切換部155は、ボタン514の押下を受け付けたか否かを判定する。ボタン514は、第1モードM1と第2モードM2を切り換えるときに押下されるボタンである。ボタン514を「モード切換ボタン」と記載する場合がある。
モード切換ボタンの押下を受け付けていないと切換部155が判定した場合(ステップS201;NO)には、処理が待機状態になる。モード切換ボタンの押下を受け付けたと切換部155が判定した場合(ステップS201;YES)には、処理がステップS203へ進む。
そして、ステップS203において、切換部155は、プロジェクター100の動作モードを第1モードM1から第2モードM2に遷移する。
次に、ステップS205において、表示制御部154は、第2モード画像PM2を生成する。図7を参照して説明したように、第2モード画像PM2は、リモコン5に配置されたボタンに割り当てられた機能を示す第1画像と、ボタンを示す第2画像とを対応付けた画像である。そして、表示制御部154は、第2モード画像PM2を第2割当記憶部159に記憶させる。
次に、ステップS207において、表示制御部154は、第2モード画像PM2をOSDとして、スクリーンSCに表示する。
次に、ステップS209において、実行部153は、リモコン5に配置されたボタンの押下を受け付けたか否かを判定する。
リモコン5に配置されたボタンの押下を受け付けていないと実行部153が判定した場合(ステップS209;NO)には、処理がステップS213へ進む。リモコン5に配置されたボタンの押下を受け付けたと実行部153が判定した場合(ステップS209;YES)には、処理がステップS211へ進む。
そして、ステップS211において、実行部153は、ステップS209で押下を受け付けたボタンに対応する機能を実行する。
次に、ステップS213において、切換部155は、操作が受けつけられない時間である無操作時間が、閾値以上であるか否かを判定する。閾値は、例えば、30秒間である。
無操作時間が閾値以上ではないと切換部155が判定した場合(ステップS213;NO)には、処理がステップS209に戻る。無操作時間が閾値以上であると切換部155が判定した場合(ステップS213;YES)には、処理がステップS215へ進む。
そして、ステップS215において、切換部155は、プロジェクター100の動作モードを第2モードM2から第1モードM1に遷移する。その後、処理が終了される。
図9を参照して説明したように、操作が受けつけられない時間である無操作時間が、閾値以上である場合に、切換部155は、プロジェクター100の動作モードを第2モードM2から第1モードM1に切り換える。よって、プロジェクター100の動作モードが第2モードM2に設定されたまま放置された場合にも、ユーザーの誤操作を防止できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
なお、ステップS203は、第1モードM1と第2モードM2とを「切り換えること」の一例に対応する。また、ステップS207は、第1画像と第2画像とを「対応付けて表示すること」の一例に対応する。また、ステップS211は、「1つの機能を実行することと」の一例に対応する。
[6.本実施形態及び作用効果]
以上、図1~図9を参照して説明したように、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、前記1つの機能が、リモコン5に配置された2つ以上の所定個数NPのボタンを操作に必要とする機能である場合、リモコン5に配置されたボタンのうち、所定個数NPのボタンに前記1つの機能を割り当てることと、所定個数NPのボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、を含む。
この構成によれば、リモコン5に配置された2つ以上の所定個数NPのボタンを操作に必要とする機能を割り当てる場合に、リモコン5に配置された所定個数NPのボタンを割り当てる。
よって、操作に複数のボタンが必要な機能を、リモコン5に割り当てることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法において、前記1つの機能を示す第1画像と、所定個数NPのボタンを示す第2画像とを対応付けて表示すること、を含む。
この構成によれば、前記1つの機能を示す第1画像と、所定個数NPのボタンを示す第2画像とを対応付けて表示する。
よって、ユーザーは、前記1つの機能と、所定個数NPのボタンとを対応付けることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法において、前記いずれか1つのボタンに予め設定された前記1つの機能と異なる機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行する第1モードM1と、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行する第2モードM2とを、リモコン5に配置された特定ボタンBP(例えば、ボタン514)に対するユーザーの操作に応じて、切り換えること、を含む。
この構成によれば、特定ボタンBPに対するユーザーの操作に応じて、第1モードM1と第2モードM2とを切り換える。よって、ユーザーは、特定ボタンBPを操作することによって、第1モードM1と第2モードM2とを切り換えることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法において、プロジェクター100の有する複数の機能の各々に対応付けて、操作に必要なボタンの個数を記憶すること、を含む。
この構成によれば、プロジェクター100の有する複数の機能の各々に対応付けて、操作に必要なボタンの個数を記憶する。
よって、機能をリモコン5に配置されたボタンに効率的に割り当てることができる。例えば、ボタンの個数の多い機能から順に、リモコン5に配置されたボタンに機能を割り当てればよい。したがって、機能の割り当て処理を簡素化できる。
本実施形態に係るプロジェクター100は、制御部150を備え、制御部150が、プロジェクター100の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコン5に配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、前記1つの機能が、リモコン5に配置された2つ以上の所定個数NPのボタンを操作に必要とする機能である場合、リモコン5に配置されたボタンのうち、所定個数NPのボタンに前記1つの機能を割り当てることと、所定個数NPのボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、を実行する。
本実施形態に係るプロジェクター100は、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法と同様の効果を奏する。
[7.他の実施形態]
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、表示装置がプロジェクター100である場合について説明したが、これに限定されない。表示装置が、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイであってもよい。
また、図1及び図4に示す各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図8及び図9の各々に示すフローチャートの処理単位は、制御部150の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図8及び図9の各々のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、更に多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、プロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100が備えるプロセッサー150Aに、プロジェクター100の制御方法に対応した制御プログラム156を実行させることで実現できる。また、この制御プログラム156は、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。
具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像処理装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、プロジェクター100の制御方法に対応した制御プログラム156をサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター100に、制御プログラム156をダウンロードすることでプロジェクター100の制御方法を実現することもできる。
100…プロジェクター(表示装置)、110…投射部、112…光変調装置、115…液晶パネル、150…制御部、150A…プロセッサー、150B…メモリー、151…選択受付部、152…割当部、153…実行部、154…表示制御部、155…切換部、156…制御プログラム、157…第1割当記憶部、158…機能記憶部、159…第2割当記憶部、501~515、503A~503E、510A、510B…ボタン、AS…割当可否、BP…特定ボタン、FN…機能、FN1…第1機能、FN2…第2機能、M1…第1モード、M2…第2モード、NB…ボタン個数、NP…所定個数、NR…ボタン番号、PM2…第2モード画像、SC…スクリーン、TB1…第1テーブル、TB2…第2テーブル、TBF…割当機能テーブル。

Claims (5)

  1. 表示装置の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコンに配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、
    前記1つの機能が、前記リモコンに配置された2つ以上の所定個数のボタンを操作に必要とする機能である場合、前記リモコンに配置されたボタンのうち、前記所定個数のボタンに前記1つの機能を割り当てることと、
    前記所定個数のボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、
    を含む、表示装置の制御方法。
  2. 前記1つの機能を示す第1画像と、前記所定個数のボタンを示す第2画像とを対応付けて表示すること、
    を含む、請求項1に記載の表示装置の制御方法。
  3. 前記いずれか1つのボタンに予め設定された前記1つの機能と異なる機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行する第1モードと、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行する第2モードとを、前記リモコンに配置された特定ボタンに対するユーザーの操作に応じて、切り換えること、
    を含む、請求項1、又は請求項2に記載の表示装置の制御方法。
  4. 前記表示装置の有する複数の機能の各々に対応付けて、操作に必要なボタンの個数を記憶すること、
    を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  5. 制御部を備え、
    前記制御部が、
    表示装置の有する複数の機能の内、1つの機能を、リモコンに配置されたボタンに割り当てる機能として、ユーザーからの選択を受け付けることと、
    前記1つの機能が、前記リモコンに配置された2つ以上の所定個数のボタンを操作に必要とする機能である場合、前記リモコンに配置されたボタンのうち、前記所定個数のボタンに前記1つの機能を割り当てることと、
    前記所定個数のボタンのうち、いずれか1つのボタンが操作された場合に、前記いずれか1つのボタンに割り当てられた前記1つの機能のうち、前記いずれか1つのボタンに対応する一部の機能を実行することと、
    を実行する、表示装置。
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