JP2009118300A - 画像表示装置、プロジェクタ、及び画像表示装置の制御方法 - Google Patents

画像表示装置、プロジェクタ、及び画像表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】暗い環境下や、表示画像を鑑賞しながらであっても、遠隔操作装置によって容易に指示を行うことが可能な画像表示装置、プロジェクタ、及び画像表示装置の制御方法を提供する。
【解決手段】機能選択モードに移行すると、制御部は、表示画像Pの上部に機能選択ガイドGを重畳させる。機能選択ガイドGの左端には、項目名(例えば、「再生」)が表記されている。項目名の右側には、操作可能な操作キー(左右の方向キー及び決定キー)とそれに対応する指示内容等が表記されており、表記されている操作キーを操作することによって、それに対応する指示内容を選択(指定)可能であることを示している。プロジェクタ本体は、全部で5つの機能選択ガイドを表示可能になっており、ユーザは上下の方向キーを操作することによって、表示(重畳)する機能選択ガイドGを順次切り替えることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、装置本体と、前記装置本体に対して遠隔操作で指示を行うための遠隔操作装置とを有する画像表示装置、プロジェクタ、及び画像表示装置の制御方法に関する。
近年、プロジェクタ等の画像表示装置の多機能化に伴って、装置本体を遠隔操作するためのリモコンには、多数のキーが備わるようになっている。特に、特許文献1に記載のプロジェクタのように、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置等を一体的に備えた画像表示装置の場合には、画像の再生やその停止に関わるキーもリモコンに備えられており、1つのリモコンで様々な指示を行うことが可能になっている。
特開2005−99617号公報
しかしながら、リモコンに備わるキーの数が多くなるほど、キーの識別が困難になり、ユーザが目的のキー(操作すべきキー)の位置を認識するまでに長い時間を要してしまったり、目的のキーとは異なるキーを操作してしまったりするという問題を有している。特に、プロジェクタで画像を鑑賞する場合のように、比較的暗い環境下で画像を鑑賞している場合には、キーの認識(識別)は一層困難になる。また、リモコンを操作する際には視線をリモコンに移す必要があるため、画像の鑑賞中にリモコンを操作する場合には、目的のキーを認識するまで画像の鑑賞が中断されてしまうことになる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示装置は、画像を表示する表示部を備えた装置本体と、前記装置本体に対して遠隔操作で指示を行うための遠隔操作装置と、を有する画像表示装置であって、前記遠隔操作装置は、それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キーと、複数の方向を指定可能な方向キーと、前記方向キーの近傍に配置された補助キーと、操作されたキーに対応する制御情報を送信する送信部と、を備え、前記装置本体は、前記送信部から送信される前記制御情報を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記制御情報に基づいて、当該装置本体の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させるとともに、選択された前記指示内容に基づく制御を行うことを特徴とする。
この画像表示装置によれば、方向キーのみの操作、或いは方向キーと補助キーの操作によって、機能キーに割り当てられている複数の指示内容の中から所望の指示を行うことができるため、指示内容を瞬時に識別することが困難な機能キーを操作することなく、様々な指示を行うことが可能になる。この結果、暗い環境下や、画像を鑑賞しながらであっても、遠隔操作装置によって容易に指示を行うことが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る画像表示装置において、前記制御部は、前記指示内容を選択させる際に、前記指示内容の選択を案内するガイド画像を前記表示部に表示させることが望ましい。
この画像表示装置によれば、指示内容の選択を案内するガイド画像が表示部に表示されるため、ユーザは、容易に所望の指示内容を選択することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る画像表示装置において、前記方向キーは、前記機能キーとは異なる形状を有していることが望ましい。
この画像表示装置によれば、方向キーが機能キーとは異なる形状を有しているため、手探りでも容易に方向キーを識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、画像を鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
[適用例4]上記適用例に係る画像表示装置において、前記方向キーは、前記機能キーと隔てられて配置されていることが望ましい。
この画像表示装置によれば、方向キーが機能キーと隔てられて配置されているため、手探りでも容易に方向キーを識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、画像を鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
[適用例5]上記適用例に係る画像表示装置において、前記補助キーは、前記方向キーに囲まれて配置されていることが望ましい。
この画像表示装置によれば、補助キーが方向キーに囲まれて配置されているため、手探りでも容易に補助キーを識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、画像を鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
[適用例6]上記適用例に係る画像表示装置において、前記装置本体は、記録媒体に記録された情報を読み出して当該情報に基づく画像を前記表示部に表示させる画像再生部をさらに備えることが望ましい。
この画像表示装置によれば、画像再生部に対する指示内容をも方向キーや補助キーで行うことが可能となるため、利便性が向上する。
[適用例7]上記適用例に係る画像表示装置において、周囲の明るさを検出する輝度検出部をさらに備え、前記制御部は、前記輝度検出部の検出結果が所定の明るさよりも暗いことを示す場合に、前記複数の指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させることが望ましい。
この画像表示装置によれば、周囲が暗い場合に、方向キーや補助キーによって指示内容を選択できるようにしているため、暗い環境下における遠隔操作装置の操作が容易になる一方、周囲が明るい場合には、方向キーや補助キーに他の指示内容を割り当てることが可能となる。
[適用例8]本適用例に係るプロジェクタは、画像を投写する画像投写部を備えたプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に対して遠隔操作で指示を行うための遠隔操作装置と、を有するプロジェクタであって、前記遠隔操作装置は、それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キーと、複数の方向を指定可能な方向キーと、前記方向キーの近傍に配置された補助キーと、操作されたキーに対応する制御情報を送信する送信部と、を備え、前記プロジェクタ本体は、前記送信部から送信される前記制御情報を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記制御情報に基づいて、当該プロジェクタ本体の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させるとともに、選択された前記指示内容に基づく制御を行うことを特徴とする。
このプロジェクタによれば、方向キーのみの操作、或いは方向キーと補助キーの操作によって、機能キーに割り当てられている複数の指示内容の中から所望の指示を行うことができるため、指示内容を瞬時に識別することが困難な機能キーを操作することなく、様々な指示を行うことが可能になる。この結果、暗い環境下や、表示部が表示する画像を鑑賞しながらであっても、遠隔操作装置によって容易に指示を行うことが可能となる。
[適用例9]本適用例に係る画像表示装置の制御方法は、画像を表示する表示部を備えた装置本体と、前記装置本体に対して遠隔操作で指示を行うために、それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キー、複数の方向を指定可能な方向キー、及び前記方向キーの近傍に配置された補助キーを備えた遠隔操作装置と、を有する画像表示装置の制御方法であって、前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から1つの指示内容を選択させるべく、前記指示内容の選択を案内するガイド画像を前記表示部に表示させるガイド画像表示ステップと、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって、前記指示内容を選択させる指示内容選択ステップと、前記指示内容選択ステップで選択された前記指示内容に基づいて、前記装置本体の制御を行う制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
この制御方法によれば、方向キーのみの操作、或いは方向キーと補助キーの操作によって、機能キーに割り当てられている複数の指示内容の中から所望の指示を行うことができるため、指示内容を瞬時に識別することが困難な機能キーを操作することなく、様々な指示を行うことが可能になる。この結果、暗い環境下や、表示部が表示する画像を鑑賞しながらであっても、遠隔操作装置によって容易に指示を行うことが可能となる。
また、上述した画像表示装置及びその制御方法が画像表示装置に備えられたコンピュータ(CPU)を用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、画像表示装置の内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、画像表示装置の実施形態として、画像をスクリーンや壁面等に投写して表示するプロジェクタについて説明する。本実施形態のプロジェクタは、DVDを再生可能なDVD再生部を備えており、DVDメディアに記録されている情報に基づく画像を投写することが可能になっている。
図1は、本実施形態のプロジェクタの斜視図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、装置本体としてのプロジェクタ本体2と、プロジェクタ本体2に対して遠隔操作で指示を行う遠隔操作装置としてのリモコン3とを備えて構成されている。プロジェクタ本体2は、外装を構成する筐体4によって覆われた構成を有しており、筐体4の前面4fには、外部のスクリーン等に画像(画像光)を投写する投写レンズ13が露出している。また、筐体4の前面4fには、記録媒体であるDVDメディアを挿入するためのディスクスロット5や、リモコン3から送信される赤外線の点滅信号を受信するための受信部23が設けられており、筐体4の上面4tには、プロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数の操作キー(操作ボタン)を備えた操作パネル22が設けられている。
図2は、プロジェクタ本体2の回路構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プロジェクタ本体2は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23、DVD再生部24、画像処理部25、OSD処理部26、光源制御部27、音声処理部28、音声出力部29、スピーカ30等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像(画像光)を形成し、この画像を投写レンズ13から投写してスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクタ本体2の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピュータとして機能する。また、制御部20には、時間の計測を行う計時部としてのタイマ20aが備えられている。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ本体2の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクタ本体2の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
操作パネル22は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力操作部に相当するものであり、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー等、ユーザがプロジェクタ本体2に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。ユーザが操作パネル22の各種操作キーを操作すると、操作パネル22は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
受信部23は、リモコン3から赤外線の点滅信号として送信される各種制御情報を制御部20に伝達するものであり、受光装置やデコーダ(いずれも図示せず)等で構成されている。受信部23は、点滅信号を受光装置によって受光して電気信号に変換した後、デコーダによって復調して制御部20に出力する。
DVD再生部24は、記録媒体(DVDメディアM)に記録されているDVDコンテンツを再生する。具体的には、DVD再生部24は、制御部20の制御に基づいて、ディスクスロット5に挿入されたDVDメディアMをスピンドルモータ(図示せず)で回転させるとともに、光ピックアップ(図示せず)を走査して、DVDメディアMに記録されている情報(データストリーム)を順次読み取る。さらに、DVD再生部24は、読み取ったデータストリームを画像信号と音声信号とに分離する処理や、分離した画像信号や音声信号をデコード(復号化)する処理等を行い、処理後の画像信号を画像処理部25に出力し、処理後の音声信号を音声処理部28に出力する。
画像処理部25は、制御部20の制御に基づいて、DVD再生部24から入力される画像信号から、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報を生成する。なお、プロジェクタ本体2は、アスペクト比やズーム状態が異なる複数の画面モードで画像を表示可能になっており、画像処理部25は、画像情報を生成するにあたって、指定された画面モードで画像が表示されるように、例えば、不要な領域を黒色とする(光透過率を最小とする)処理や画像を拡縮させる処理等も行う。さらに、画像処理部25は、制御部20の制御に基づいて、生成した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための処理等を行う。画像処理部25で各種処理がなされた画像情報は、OSD処理部26に出力される。
OSD処理部26は、制御部20の制御に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、表示している画像(表示画像)上に重畳するための処理を行う。OSD処理部26は、図示しないOSDメモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部26は、必要なOSD画像情報をOSDメモリから読み出し、表示画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部25から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部26は、画像処理部25から出力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像(画像光)を形成し、この画像が投写レンズ13からスクリーンSCに投写される。
光源制御部27は、制御部20の制御に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
音声処理部28は、制御部20の制御に基づいて、DVD再生部24から入力される音声信号に、その出力特性を調整するための処理(例えば、音量レベルを調整する処理や音質を調整する処理等)を施す。音声処理部28で調整処理がされた音声信号は、音声出力部29に出力される。
音声出力部29は、図示しない増幅回路等を備えており、音声処理部28で調整処理がなされた音声信号に基づく音声をスピーカ30から出力する。
次に、リモコン3について説明する。
図3は、リモコン3の平面図であり、図4は、リモコン3の回路構成を示すブロック図である。
図3に示すように、リモコン3は、操作パネル22とともにユーザからの入力操作を受け付ける入力操作部に相当するものであり、複数の操作キーを備えている。これらの操作キーは、それぞれに個別の指示内容(機能)が割り当てられている多数の機能キー41と、上下左右の4方向を指定可能な4つの方向キー42(上方向キー42a、下方向キー42b、左方向キー42c、右方向キー42d)と、補助キーとしての1つの決定キー43とで構成されている。
機能キー41としては、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、表示画像の画面モード(アスペクト比等)を切り替えるための画面キー、DVDコンテンツの再生及びその静止(一時停止)を切り替えるための再生キー、DVDコンテンツの再生を停止させるための停止キー、チャプターやトラック単位でコンテンツを進めたり戻したりするためのスキップキー、音声の音量を大きくするための音量(+)キー、音声の音量を小さくするための音量(−)キー、音声出力の停止(消音)とその解除を切り替えるための消音キー、DVDコンテンツに複数の言語の音声が含まれる場合に、音声モード(再生すべき言語)を切り替えるための音声キー、DVDコンテンツに字幕が含まれる場合に、字幕モード(字幕の表示の有無や字幕の言語)を切り替えるための字幕キー等が含まれる。
また、4つの方向キー42は、メニュー画像上での項目を選択する際等に用いられ、決定キー43は、メニュー画像上で選択された項目を確定させる際等に用いられる。ここで、4つの方向キー42及び決定キー43は、リモコン3の略中央に、機能キー41とは隔てられて配置されており、決定キー43は、4つの方向キー42の近傍に、それぞれに囲まれるように配置されている。また、機能キー41及び決定キー43は、平面視で略矩形或いは円形であるのに対して、方向キー42のそれぞれは略三角形になっている。
図4に示すように、リモコン3は、上記の操作キー(多数の機能キー41、4つの方向キー42、1つの決定キー43)に加えて、制御部60、記憶部61、キー検出部62、送信部63等を備えて構成されている。
制御部60は、CPU等からなり、記憶部61に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりリモコン3の動作を統括制御する。記憶部61は、ROM又はRAMにより構成され、リモコン3の動作を制御するための制御プログラムや各種データ等を記憶する。
キー検出部62は、各操作キーが押下(操作)されたことを検出して、押下された操作キーに応じた検出信号を制御部60に出力する。制御部60は、キー検出部62から検出信号が入力されると、入力された検出信号に対応する制御情報、即ち押下された操作キーに対応する制御情報を生成して送信部63に出力する。
送信部63は、赤外線通信用のエンコーダや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成され、制御部60から入力される制御情報をエンコーダで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号として外部に送信する。
次に、プロジェクタ本体2の動作について説明する。
プロジェクタ本体2に商用電源が供給されると、プロジェクタ本体2はスタンバイ状態となり、制御部20は、操作パネル22或いはリモコン3に備わる電源キーの操作を待機する。そして、ユーザによって電源キーが操作されると、制御部20は、各種初期化処理を行うとともに、光源制御部27に指示をして光源11を点灯させ、プロジェクタ本体2をオン状態に移行させる。プロジェクタ本体2がオン状態になると、ユーザは、リモコン3の操作キーを操作することによって、プロジェクタ本体2に様々な指示を行うことができる。
図5は、リモコン3の操作キーが操作された場合のプロジェクタ本体2の動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザによってリモコン3の操作キーが操作され、プロジェクタ本体2の受信部23が、操作された操作キーに応じた制御情報をリモコン3から受信すると、制御部20は、図5に示すフローに従って動作する。
図5に示すように、ステップS101では、制御部20は、受信部23で受信した制御情報に基づいて、操作された操作キーが機能キー41であるか否かを判断する。そして、操作された操作キーが機能キー41である場合にはステップS102に移行し、機能キー41でない場合、即ち方向キー42又は決定キー43が操作された場合にはステップS103に移行する。
機能キー41が操作されてステップS102に移行した場合には、制御部20は、操作された機能キー41に応じた処理(制御)、即ちユーザの指示に応じた処理(制御)を行ってフローを終了する。例えば、ディスクスロット5にDVDメディアMが挿入された状態で、機能キー41の1つである再生キーが操作された場合には、制御部20は、DVD再生部24に指示をして、DVDメディアMからの情報の読み取り、即ちDVDコンテンツの再生を開始させる。この結果、画像投写部10からDVDコンテンツの画像が投写され、スピーカ30からDVDコンテンツの音声が出力される。また、DVDコンテンツを再生している状態で、機能キー41の1つである音量(+)キーが操作された場合には、制御部20は、音声処理部28に対して音量レベルを上げる指示を行う。この結果、スピーカ30から出力される音声の音量は大きくなる。
一方、方向キー42又は決定キー43が操作されてステップS103に移行した場合には、制御部20は、機能選択モードに移行し、図6に示すサブルーチン(機能選択処理)を実行した後にフローを終了する。ここで、機能選択モードとは、プロジェクタ本体2に対する指示内容、即ちプロジェクタ本体2に実施させるべき機能を、方向キー42及び決定キー43の操作によって選択(指定)可能な動作状態であり、機能選択モードに移行すると、ユーザは、機能キー41を操作することなく、方向キー42及び決定キー43の操作のみによって、機能キー41を操作した場合と同様の指示を行うことが可能になる。
図6は、機能選択モードに移行した場合のプロジェクタ本体2の動作を説明するためのフローチャート、即ち機能選択モードに移行した場合に実行されるサブルーチンのフローチャートである。また、図7及び図8(a)〜(e)は、機能選択モードに移行した場合のプロジェクタ本体2の動作を説明するための説明図である。
図6に示すように、ステップS201では、制御部20は、OSD処理部26に指示をして、表示画像Pの上部に機能選択ガイドGを重畳させる(図7参照)。機能選択ガイドGは、横に細長い帯状のOSD画像であり、1行分の文字列を表示可能なっている。機能選択ガイドGの左端には、項目名(例えば、「再生」)が表記されている。そして、項目名の右側には、操作可能な操作キーとそれに対応する指示内容等が表記されており、表記されている操作キーを操作することによって、それに対応する指示内容を選択(指定)可能であることを示している。つまり、機能選択ガイドGは、指示内容の選択を案内するガイド画像に相当する。また、図8(a)〜(e)に示すように、本実施形態のプロジェクタ本体2は、全部で5つの機能選択ガイドG1〜G5を表示可能になっており、後述するように、ユーザは上下の方向キー42a,42bを操作することによって、表示(重畳)する機能選択ガイドGを切り替えることができる。
図8(a)に示すように、項目名が「再生」である機能選択ガイドG1には、「○」で表される決定キー43を操作することによってDVDコンテンツの再生と一時停止との切り替えが可能であること、及び「←」と「→」で表される左右の方向キー42c,42dを操作することによってスキップ動作(チャプターやトラック単位での再生位置の移動)が可能であることが示されている。
また、図8(b)に示すように、項目名が「音量」である機能選択ガイドG2には、項目名の右側の括弧内に、現在設定されている音量レベルの値が表記されており、その右側には、決定キーを操作することによって消音(音声出力の停止)とその解除との切り替えが可能であること、及び左右の方向キー42c,42dを操作することによって音量レベルの調整が可能であることが示されている。
また、図8(c)〜(e)に示すように、項目名が「音声」、「字幕」、或いは「画面」である機能選択ガイドG3,G4,G5には、項目名の右側の括弧内に、現在設定されているモード(音声モード、字幕モード、画面モード)が表記されており、その右側には、左右の方向キー42c,42dを操作することによって他のモードへの切り替えが可能であることが示されている。
なお、機能選択ガイドG2〜G5の括弧内に表記されている音量レベル、音声モード、字幕モード、及び画面モード等の現在の設定情報は、制御部20が備えるRAMに記憶されており、制御部20は、機能キー41の操作等によって各種指示を受けると、その指示に応じた制御を行うとともに、RAMに記憶している設定情報を必要に応じて更新する。また、制御部20は、OSD処理部26に機能選択ガイドG2〜G5の表示を指示する際には、これらの設定情報をRAMから読み出してOSD処理部26に出力し、OSD処理部26が、入力される設定情報に応じた文字列(画像)を括弧内に表示する。
図6に戻って、ステップS202では、制御部20は、タイマ20aをリセットして、タイマ20aによる計時を開始する。
続くステップS203では、制御部20は、受信部23で受信される制御情報に基づいて、リモコン3の上下の方向キー42a,42bが操作されたか否かを判断する。そして、上下の方向キー42a,42bが操作された場合にはステップS204に移行し、操作されていない場合にはステップS205に移行する。
上下の方向キー42a,42bが操作されてステップS204に移行した場合には、制御部20は、OSD処理部26に指示をして、表示する機能選択ガイドGを切り替えさせる。例えば、図8(a)〜(e)に示すように、制御部20は、下方向キー42bが操作された場合には、G1→G2→G3→…→G5→G1→…の順で次の機能選択ガイドGに切り替えさせ、上方向キー42aが操作された場合には、G1→G5→G4→…→G1→G5→…の順で次の機能選択ガイドGに切り替えさせる。機能選択ガイドGを切り替えた後、制御部20は、ステップS202に戻り、タイマ20aをリセットして計時を再開させ、ステップS203にて再度上下の方向キー42a,42bが操作されたか否かを判断する。
ステップS203において上下の方向キー42a,42bが操作されずにステップS205に移行した場合には、制御部20は、受信部23で受信される制御情報に基づいて、リモコン3の左右の方向キー42c,42d、又は決定キー43が操作されたか否かを判断する。そして、左右の方向キー42c,42d、又は決定キー43が操作された場合にはステップS206に移行し、操作されていない場合にはステップS207に移行する。
左右の方向キー42c,42d、又は決定キー43が操作されてステップS206に移行した場合には、制御部20は、その時点で表示されている機能選択ガイドGに従った処理(制御)を行う。具体的には、機能選択ガイドG1が表示されている状態で決定キー43が操作された場合には、制御部20は、DVD再生部24に指示をしてDVDコンテンツの再生(再生中の場合は一時停止)を行わせ、左右の方向キー42c,42dが操作された場合には、DVD再生部24に指示をしてスキップ動作を行わせる。また、機能選択ガイドG2が表示されている状態で決定キー43が操作された場合には、制御部20は、音声処理部28に指示をして消音とその解除とを切り替えさせ、左右の方向キー42c,42dが操作された場合には、音声処理部28に音量レベルの増減を指示する(左方向キー42cの操作で音量レベルを減少させ、右方向キー42dの操作で音量レベルを増大させる)。また、機能選択ガイドG3又は機能選択ガイドG4が表示さされている状態で左右の方向キー42c,42dが操作された場合には、制御部20は、DVD再生部24に指示をしてDVDコンテンツの音声モードや字幕モードを切り替えさせる。また、機能選択ガイドG5が表示されている状態で左右の方向キー42c,42dが操作された場合には、制御部20は、画像処理部25に指示をして画面モードを切り替えさせる。なお、機能選択ガイドG3〜G5が表示されている状態で決定キー43が操作された場合には、制御部20は、当該ステップS206をスキップする。
制御部20は、上記のような処理を行うとともに、RAMに記憶している設定情報を必要に応じて更新した後、ステップS201に戻って更新後の設定情報を含んだ機能選択ガイドGを表示させる。なお、機能選択ガイドGに表記される設定情報(音量レベルや各種モード)に変更がない場合には、ステップS202に戻るようにしてもよい。
ステップS205において左右の方向キー42c,42d、及び決定キー43のいずれも操作されずにステップS207に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aの計時結果に基づいて、ステップS202で計時を開始(再開)してからの経過時間、即ち方向キー42や決定キー43が操作されない時間が所定時間(例えば、5秒)に達したか否かを判断する。そして、所定時間に達した場合にはステップS208に移行し、所定時間に達していない場合にはステップS203に戻る。
ステップS208に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aによる計時を停止し、続くステップS209では、OSD処理部26に機能選択ガイドGの表示(重畳)を終了させて、図5に示したフローへ復帰する。これにより機能選択モードは解除され、これ以降、リモコン3の操作キーが操作された場合には、図5に示したフローに従って動作する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、DVDコンテンツの再生中におけるスキップ動作や、音量レベルの調整、或いは音声モード、字幕モード、画面モードの切り替えを、方向キー42a,42b,42c,42dのみの操作によって指示することが可能となる。また、DVDコンテンツの再生と一時停止との切り替えや、消音とその解除との切り替えを、上下の方向キー42a,42bと決定キー43の操作によって指示することが可能となる。つまり、方向キー42のみの操作、或いは方向キー42と決定キー43の操作によって、機能キー41に割り当てられている複数の指示内容の中から所望の指示を行うことができるため、指示内容を瞬時に識別することが困難な機能キー41を操作することなく、様々な指示を行うことが可能になる。この結果、暗い環境下や、表示画像Pを鑑賞しながらであっても、リモコン3によって容易に指示を行うことが可能となる。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、ユーザに指示内容を選択させる際、表示画像P上に、指示内容と、この指示内容を選択するために操作すべき操作キーとの対応を表記した機能選択ガイドGを重畳させるようにしているため、ユーザは、容易に所望の指示内容を選択することが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、方向キー42が機能キー41とは異なる形状を有しているため、手探りでも容易に方向キーを識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、表示画像Pを鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
(4)本実施形態のプロジェクタ1によれば、4つの方向キー42が機能キー41と隔てられて配置されているため、手探りでも容易に方向キー42を識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、表示画像Pを鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
(5)本実施形態のプロジェクタ1によれば、決定キー43が4つの方向キー42に囲まれて配置されているため、手探りでも容易に決定キー43を識別することが可能となる。このため、暗い環境下での操作や、表示画像Pを鑑賞しながらの操作がさらに容易になる。
(変形例)
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態において、周囲の明るさを検出する輝度検出部31(図9参照)をプロジェクタ本体2に備え、輝度検出部31の検出結果が所定の明るさよりも暗い場合にのみ、制御部20が機能選択モードに移行させるようにしてもよい。この構成によれば、機能キー41の操作が困難な暗い環境下におけるリモコン3の操作が容易になる一方、周囲が明るい場合には、方向キー42や決定キー43に他の指示内容を割り当てることが可能となる。なお、図9に示した回路構成は、輝度検出部31を備えたこと以外は、前記実施形態の回路構成(図2参照)と同一である。また、投写レンズ13から投写される画像光の影響を抑制するために、輝度検出部31を筐体4の背面側に備えることが望ましい。
前記実施形態では、5つの機能選択ガイドG1〜G5を切り替えて表示する構成を示しているが、切り替え可能な機能選択ガイドGの数は5つに限られず、5つ未満でも6つ以上でもよい。
前記実施形態では、上下の方向キー42a,42bで機能選択ガイドGを切り替えて、左右の方向キー42c,42d及び決定キー43で指示内容を選択(指定)させているが、左右の方向キー42c,42dで機能選択ガイドGを切り替えて、上下の方向キー42a,42b及び決定キー43で指示内容を選択させるようにしてもよい。
前記実施形態では、機能選択モードに移行した際に、表示画像P上に機能選択ガイドGを重畳させるようにしているが、機能選択ガイドGが表示画像Pを隠すことがないように、機能選択ガイドGを表示する際には、表示画像Pを縮小させるようにしてもよい。
前記実施形態では、DVDコンテンツを再生可能なDVD再生部24を備えた構成を示しているが、DVDメディアM以外の他の記録媒体に記録された画像を再生可能な画像再生部を備えるようにしてもよいし、外部の画像出力装置から入力される画像信号に基づく画像を投写(表示)する構成であってもよい。
前記実施形態では、リモコン3とプロジェクタ本体2とが赤外線により通信を行う態様を示しているが、赤外線以外の光通信であってもよいし、電波や超音波等を用いた通信方式を採用してもよい。
前記実施形態では、4つの方向キー42のそれぞれは、平面視で略三角形の形状になっているが、方向キー42の形状は三角形に限定されない。例えば、図10(a)に示すように、4つの方向キー42a,42b,42c,42dで略環状となるように、各方向キー42を略1/4円弧状とし、円形の決定キー43をその環内に備えるようにしてもよい。また、方向キー42は4つに分離された構成に限られず、例えば、図10(b)に示すように、1つの方向キー42に対して異なる位置を操作(押下)することによって、上下や左右を指定可能な構成にすることも可能である。この場合、決定キー43は、方向キー42の外側に配置するようにしてもよい。また、図10(c)に示すように、方向キー42が、機能キー41と略同一の形状(略矩形)の場合であっても、機能キー41と隔てて配置することや、機能キー41より大きなサイズにすることにより、機能キー41と混同することを抑制でき、手探りでも識別可能となる。
前記実施形態では、機能選択モードにおいて、4つの方向キー42と1つの決定キー43を操作することによって所望の指示内容を指定可能な態様を示しているが、すべての指示内容を方向キー42のみで指定できる態様にしてもよい。
前記実施形態では、方向キー42の近傍に配置される操作キー(補助キー)は決定キー43のみであるが、複数の補助キーを方向キー42の近傍に配置して、方向キー42と複数の補助キーの操作によって指示内容を指定できるようにしてもよい。ただし、補助キーを手探りで正確に識別するためには、補助キーの数は少ないほうが望ましい。
前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
前記実施形態では、プロジェクタ1を例にして説明しているが、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクタ、或いは、CRT(陰極線管)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、他の画像表示装置に適用することも可能である。ただし、前記実施形態のようにプロジェクタ1に適用した場合には、暗い環境、即ちリモコン3の機能キー41の操作が困難な環境で使用される頻度が高いため、方向キー42及び決定キー43のみで指示できることがより一層効果的になる。
プロジェクタの斜視図。 プロジェクタ本体の回路構成を示すブロック図。 リモコンの平面図。 リモコンの回路構成を示すブロック図。 リモコンの操作キーが操作された場合のプロジェクタ本体の動作を説明するためのフローチャート。 機能選択モードに移行した場合のプロジェクタ本体の動作を説明するためのフローチャート。 機能選択モードに移行した場合のプロジェクタ本体の動作を説明するための説明図。 (a)〜(e)は、機能選択モードに移行した場合のプロジェクタ本体の動作を説明するための説明図。 変形例に係るプロジェクタの回路構成を示すブロック図。 (a)〜(c)は、変形例に係るリモコンの方向キー及び決定キーを示す平面図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…プロジェクタ本体、3…リモコン、4…筐体、5…ディスクスロット、10…画像投写部、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…タイマ、21…記憶部、22…操作パネル、23…受信部、24…DVD再生部、25…画像処理部、26…OSD処理部、27…光源制御部、28…音声処理部、29…音声出力部、30…スピーカ、41…機能キー、42…方向キー、43…決定キー、60…制御部、61…記憶部、62…キー検出部、63…送信部、G…機能選択ガイド、M…DVDメディア、P…表示画像、SC…スクリーン。

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示部を備えた装置本体と、前記装置本体に対して遠隔操作で指示を行うための遠隔操作装置と、を有する画像表示装置であって、
    前記遠隔操作装置は、
    それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キーと、
    複数の方向を指定可能な方向キーと、
    前記方向キーの近傍に配置された補助キーと、
    操作されたキーに対応する制御情報を送信する送信部と、
    を備え、
    前記装置本体は、
    前記送信部から送信される前記制御情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記制御情報に基づいて、当該装置本体の制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させるとともに、選択された前記指示内容に基づく制御を行うことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記制御部は、前記指示内容を選択させる際に、前記指示内容の選択を案内するガイド画像を前記表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示装置であって、
    前記方向キーは、前記機能キーとは異なる形状を有していることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記方向キーは、前記機能キーと隔てられて配置されていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記補助キーは、前記方向キーに囲まれて配置されていることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記装置本体は、記録媒体に記録された情報を読み出して当該情報に基づく画像を前記表示部に表示させる画像再生部をさらに備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    周囲の明るさを検出する輝度検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記輝度検出部の検出結果が所定の明るさよりも暗いことを示す場合に、前記複数の指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させることを特徴とする画像表示装置。
  8. 画像を投写する画像投写部を備えたプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に対して遠隔操作で指示を行うための遠隔操作装置と、を有するプロジェクタであって、
    前記遠隔操作装置は、
    それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キーと、
    複数の方向を指定可能な方向キーと、
    前記方向キーの近傍に配置された補助キーと、
    操作されたキーに対応する制御情報を送信する送信部と、
    を備え、
    前記プロジェクタ本体は、
    前記送信部から送信される前記制御情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記制御情報に基づいて、当該プロジェクタ本体の制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から、前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって1つの指示内容を選択させるとともに、選択された前記指示内容に基づく制御を行うことを特徴とするプロジェクタ。
  9. 画像を表示する表示部を備えた装置本体と、前記装置本体に対して遠隔操作で指示を行うために、それぞれに個別の指示内容が割り当てられた複数の機能キー、複数の方向を指定可能な方向キー、及び前記方向キーの近傍に配置された補助キーを備えた遠隔操作装置と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
    前記機能キーに割り当てられている複数の前記指示内容の中から1つの指示内容を選択させるべく、前記指示内容の選択を案内するガイド画像を前記表示部に表示させるガイド画像表示ステップと、
    前記方向キーのみの操作、或いは前記方向キー及び前記補助キーの操作によって、前記指示内容を選択させる指示内容選択ステップと、
    前記指示内容選択ステップで選択された前記指示内容に基づいて、前記装置本体の制御を行う制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012159706A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Seiko Epson Corp 画像表示装置および画像表示装置の制御方法
US9122123B2 (en) 2009-06-11 2015-09-01 Seiko Epson Corporation Projector having focus adjusting section for adjusting projection based on projection distance information, computer program product, and image projecting method
US9240036B2 (en) 2010-09-16 2016-01-19 Seiko Epson Corporation Projector and control method for projector

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