JP2012095059A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、フレキシブルプリント基板においてグランド層が剥離された部分から発生するノイズが筐体内部に伝播することを低減できる携帯電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯電話機1は、回路基板70と、回路基板70の第1面70aに配置される第1コネクタ210と、回路基板70の第1面70a側に配置されるシールド板金部材60と、第1面70aに対向する対向面側から信号線を含む導電層とグランド層とが順次積層されるキー基板50と、キー基板50の前記対向面に設けられて、第1コネクタ210と接続される第2コネクタ220と、キー基板50の前記対向面の前記シールド板金部材60と対向する位置に設けられると共に、前記信号線と電気的に接続される1又は複数のキースイッチ部52と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
従来、携帯電子機器としての携帯電話機において、筐体の内部には、複数の基板が収納配置されている。複数の基板は、それぞれに取り付けられたコネクタを介して電気的に接続される。
例えば、筐体内部に配置された基板とフレキシブルプリント基板とが、基板に実装された第1コネクタと、フレキシブルプリント基板に実装された第2コネクタとを介して電気的に接続された携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009―33681号公報
ここで、特許文献1に開示される携帯電話機において、フレキシブルプリント基板は、湾曲されている。フレキシブルプリント基板における湾曲された部分は、好適に湾曲されるよう金属層であるグランド層が剥離される場合が多い。
この場合、グランド層が剥離された部分からノイズが発生し、筐体内部に伝播する場合があった。
本発明は、フレキシブルプリント基板においてグランド層が剥離された部分から発生するノイズが筐体内部に伝播することを低減できる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、筐体と、回路基板と、前記回路基板の第1面に配置される第1コネクタと、前記回路基板の前記第1面に配置されるシールド部材と、前記第1面に対向する対向面側から信号線を含む導電層とグランド層とが順次積層されるフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板の前記対向面に設けられて、前記第1コネクタと接続される第2コネクタと、前記フレキシブルプリント基板の対向面の前記シールド部材と対向する位置に設けられると共に、前記信号線と電気的に接続される1又は複数のキースイッチ部と、を備える携帯電子機器に関する。
また、前記回路基板は、前記第1面に基準電位パターンが形成され、前記シールド部材は、前記第1面と対向する板部と、当該板部から前記回路基板側に突出すると共に前記基準電位パターンと電気的に接続される壁部とを有することが好ましい。
また、前記フレキシブルプリント基板における前記対向面と反対側であって、前記キースイッチ部それぞれに対応した位置に配置されると共に、前記筐体の外部に露出する1又は複数のキー部材を備えることが好ましい。
また、前記フレキシブルプリント基板は、厚さ方向に貫通すると共に前記キースイッチ部それぞれを囲むように形成される1又は複数のU字状のスリット部と、前記スリット部の延在方向の端部同士の間に形成される連結部と、を有することが好ましい。
また、前記連結部は、前記導電層を含むと共に、前記グランド層を含まないことが好ましい。
また、前記フレキシブルプリント基板における前記対向面に実装され、前記スリット部を挟んで前記キースイッチ部に対向配置されると共に、前記キースイッチ部側に光を照射可能な発光部を有することが好ましい。
また、前記シールド部材は、前記板部における前記フレキシブルプリント基板側に形成される凹部を有し、前記凹部それぞれには、前記キースイッチ部が収容配置されることが好ましい。
また、前記シールド部材は、前記凹部内に、前記キースイッチ部側に突出して形成される突出部を有することが好ましい。
また、前記フレキシブルプリント基板は、前記対向面側に露出して配置されると共に、前記グランド層と電気的に接続されるグランドパターンを有し、前記グランドパターンは、前記板部における前記凹部とは異なる部分に当接して配置されることが好ましい。
また、前記回路基板の前記第1面において、前記シールド部材の前記板部を挟んで前記キースイッチ部に対向して配置される電子部品と、前記板部の前記回路基板側の面に形成され、前記電子部品それぞれに当接又は近接する当て付け部と、を備えることが好ましい。
また、前記当て付け部は、前記電子部品側に突出して形成されることが好ましい。
本発明によれば、フレキシブルプリント基板においてグランド層が剥離された部分から発生するノイズが筐体内部に伝播することを低減できる携帯電子機器を提供することができる。
第1実施形態に係る携帯電話機を開いた状態における外観斜視図である。 第1実施形態に係る操作部側筐体に内蔵される部材の分解斜視図である。 第1実施形態に係る表示部側筐体に内蔵される部材の分解斜視図である。 第1実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分正面図である。 第1実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。 第1実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。 第1実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。 第2実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。 第2実施形態に係るキー基板を説明する模式図である。 第2実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。 第2実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。 第3実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。 第3実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための実施形態を説明する。
図1から図7により、第1実施形態に係る携帯電話機1について説明する。
まず、図1により、携帯電子機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、第1実施形態に係る携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。また、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉可能に連結する連結部4を備える。
携帯電話機1は、開状態と閉状態とに状態変化(変形)可能に構成される。ここで、閉状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重なるように配置された状態であり、詳細には、両筐体における所定の面同士が対向するように配置された状態である。
また、開状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重ならないように配置された状態であり、詳細には、両筐体における所定の面同士が対向せずに離間して配置された状態である。
操作部側筐体2は、外面(外郭)がフロントケース2aと、リアケース2bと、バッテリカバー2cとにより構成される。
操作部側筐体2には、操作キー群11と、使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12と、主電源操作部19とがそれぞれ外部に露出して配置される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15と、サイドキー16とを含んで構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、携帯電話機1における開閉状態、各種モードや起動されているアプリケーションの種類等に応じて、それぞれ所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者により各キーが押圧されることにより、押圧時において各キーに割り当てられている機能に応じた動作が携帯電話機1において実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)と、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。操作部側筐体2における他方側の側面には、所定の機能が割り当てられたサイドキー16が配置される。
表示部側筐体3は、外面(外郭)がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dとにより構成される。表示部側筐体3には、表示部21と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部22と、が外部に露出するように配置される。
表示部21は、文字情報や画像情報等の各種情報を表示可能に構成される。表示部21は、携帯電話機1が開状態において、使用者により視認される表示部である。
音声出力部25は、表示部側筐体32の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声出力部25は、携帯電話機1が開状態において他方の外端部側に配置される。
連結部4は、開閉ヒンジ機構を有して構成される。連結部4は、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部との間に配置される。連結部4は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに回動可能に連結する。
次いで、図2から図6により、操作部側筐体2及び表示部側筐体3の内部構造について説明する。図2は、第1実施形態に係る操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。図3は、第1実施形態に係る表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。図4は、第1実施形態に係るキー基板50の実装状態を説明する部分正面図である。図5は、第1実施形態に係るキー基板50の実装状態を説明する部分断面図である。図6は、第1実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。
図2に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース2aと、キー構造部40と、第2コネクタ220が実装されたキー基板50(フレキシブルプリント基板)と、シールド板金部材60と、第1コネクタ210が実装された回路基板70と、バッテリカバー2cを備えたリアケース2bと、バッテリ80と、アンテナ部90とを備える。
フロントケース2aとリアケース2bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース2aとリアケース2bとの間(操作部側筐体2の内部)には、キー構造部40と、キー基板50と、シールド板金部材60と、回路基板70と、アンテナ部90とが挟まれるようにして内蔵(配置)される。
フロントケース2aには、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3の表示部21と対向する内側面に、キー孔13a、14a、15aが形成される。キー孔13a、14a、15aそれぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13bの押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14bの押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bの押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材13b、ユーザが入力操作キー部材14b及び決定操作キー部材15bの押圧面を押し下げるように押圧可能に構成される。
キー構造部40は、操作部材40A(キー部材)と、キーシート40Cと、により構成される。
操作部材40Aは、複数のキー部材により構成される。具体的には、操作部材40Aは、機能設定操作キー部材13bと、入力操作キー部材14bと、決定操作キー部材15bを含んで構成される。操作部材40Aを構成する各操作キー部材それぞれは、キーシート40Cに接着される。キーシート40Cに接着された各操作キー部材それぞれにおける押圧面は、上述の通り、キー孔13a、14a、15aそれぞれから外部に露出して配置される。
操作部材40A(機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b、決定操作キー部材15b)は、キー基板50における後述する実装面50bと反対側の表面50a側に、押圧面が外部に露出して配置される。操作部材40A(機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b、決定操作キー部材15b)は、所定のキースイッチ部51、52、53に対応した位置に配置される。
キーシート40Cは、可撓性を有するシリコンゴム製のシート状部材である。キーシート40Cにおけるキー基板50と反対側の面には、上述の通り、機能設定操作キー部材13bと、入力操作キー部材14bと、決定操作キー部材15bとが接着される。
各操作キー部材は、キー基板50を挟んで後述するキースイッチ部51、52、53に対応する位置に配置(キーシート40Cに接着)される。
図2及び図4に示すように、キー基板50は、回路基板70の第1面70a(第1面)及びシールド板金部材60の平板部61(板部)に対向する実装面50b(第2面)を有する。後述する通り、キー基板50の実装面50bには、回路基板70に実装される第1コネクタ210に電気的に接続される第2コネクタ220と、複数のキースイッチ部51、52、53とが実装される。
また、図5に示すように、キー基板50は、複数の信号線192aを有する導電層192と、グランド層194とを有する可撓性基板である。
具体的には、キー基板50は、厚さ方向において中央部に配置される第2樹脂層193と、第2樹脂層193における実装面50b(第2面)側に積層配置される導電層192と、導電層192における実装面50bと反対側に積層配置されるグランド層194と、を有する。
詳細には、キー基板50は、実装面50b側から順に第1樹脂層191と、導電層192(信号線192aを含む層)と、第2樹脂層193(絶縁層)と、第2層(導電層)194と、第3樹脂層195とが順次積層配置されて構成される。
ここで、キー基板50において、グランド層194は、導電層192を覆うように配置される。グランド層194は、導電層192に対して、操作部側筐体2を基準として外面(外郭)側に配置される。
図4及び図5に示すように、キー基板50(フレキシブルプリント基板)は、キー基板本体99と、キー基板本体99の外縁から延出する延出部100とを有する。
図5及び図6に示すように、キー基板本体99は、シールド板金部材60の後述する平板部61に対向して配置される。キー基板本体99における実装面50bには、複数のキースイッチ部51、52、53が実装される。
図5及び図6に示すように、複数のキースイッチ部51、52、53は、キー基板本体99における実装面50b側に実装される。
複数のキースイッチ部51、52、53それぞれは、実装面50bにおける各操作部材40Aに対応する位置に配置される。複数のキースイッチ部51、52、53それぞれは、実装面50bにおけるキー基板本体99を挟んで各操作部材40Aに対応する位置に配置される。複数のキースイッチ部51、52、53それぞれは、キー基板50に対して、各操作部材40Aと反対の面側に実装される。
図5及び図6に示すように、複数のキースイッチ部51、52、53は、後述するシールド板金部材60における平板部61に対向して配置される。複数のキースイッチ部51、52、53は、平板部61に頂部が当接又は近接して配置される。
図5及び図6に示すように、複数のキースイッチ部51、52、53それぞれは、椀状(ドーム状)に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームと、メタルドームの内部に配置されるスイッチ端子とを有して構成される。キースイッチ部51、52、53それぞれは、メタルドームがへこむように変形されて頂点部分がスイッチ端子に接触することでスイッチ端子が電気的に導通するように構成される。ここで、本実施形態において、所定の操作部材40Aが押圧された場合、キー基板50における押圧された操作部材40Aに対応する部分が撓み変形することで、押圧された操作部材40Aに対応するキースイッチ部が(電気的に導通され)ON状態になる。
図4及び図5に示すように、延出部100は、キー基板本体99の外縁から延出して形成される。延出部100は、キー基板本体99よりも幅が狭い部分である。
延出部100は、厚さ方向に積層配置された各層の配置等の層構成において、キー基板本体99と同じ構成である。
本実施形態において、延出部100は、大きく湾曲されることがないので、グランド層194を剥離する必要がなく、厚さ方向において、グランド層194及び導電層192を有する構成となっている。
つまり、延出部100は、実装面50b側から順に第1樹脂層191(絶縁層)と、導電層192(信号線192aを含む層)と、第2樹脂層193(絶縁層)と、第2層(導電層)194と、第3樹脂層195(絶縁層)とが順次積層配置されて構成される。
また、延出部100において、グランド層194は、導電層192を覆うように配置される。
図4及び図5に示すように、延出部100における実装面50bには、第2コネクタ220が実装される。延出部100における自由端には、第1コネクタ210に電気的に接続される第2コネクタ220が実装される。
図5に示すように、第2コネクタ220は、延出部100における実装面50bに実装される。第2コネクタ220は、延出部100におけるキースイッチ部51、52、53と同じ側に実装される。第2コネクタ220は、延出部100における回路基板70側に第1コネクタ210と対向して実装される。
第2コネクタ220は、回路基板70に実装された第1コネクタ210に電気的に接続される。
図2に示すように、シールド板金部材60は、薄型の略直方体形状であって一の広い面が開口した形状を有する導電性の部材である。
シールド板金部材60は、回路基板70における第1面70a(第1面)側に配置される。
シールド板金部材60は、第1面70aに当接されるリブ62(壁部)と、リブ62に連続すると共にリブ62と略直交(交差)して配置される平板部61(板部)とを有する。
リブ62は、回路基板70に実装される各種電子部品のうち最も高さのある電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブ62は、平板部61の周縁及び内側に、基準電位部を構成する基準電位パターン層75に対応するように形成される。
また、シールド板金部材60は、リブ62が回路基板70の第1面70aに形成された基準電位パターン層75と当接して電気的に接続されることで、シールドケースとして機能する。シールド板金部材60は、外部からの高周波等のノイズが回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出(伝播)されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等に作用することを抑制する。
なお、シールド板金部材60は、金属により形成されるほか、骨格が樹脂により形成され、その表面に導体膜が形成されたものでもよい。
図2に示すように、回路基板70は、平板状の基板部71と、基板部71における第1面70a側に実装される複数の電子部品及び各種回路ブロックと、基板部71における第1面70aの表面に形成される基準電位パターン層75(グランドパターン層)とを有する。
基板部71に実装される電子部品は、例えば、アンテナ部90が送受信する信号を処理する信号処理部を含む電子部品等が例示される。また、回路ブロックは、例えば、RF(Radio Frequency)回路や電源回路が例示される。
基準電位パターン層75は、基板部71の外縁や、各回路ブロックを区画する箇所に形成される。基準電位パターン層75は、例えば、回路基板70における第1面70aの表面に導電性の部材を印刷することで形成される。
ここで、回路基板70における第1面70a(第1面)には、第1コネクタ210が実装される。
第1コネクタ210は、上述の通り、延出部100の先端に取り付けられた第2コネクタ220に接続される。
図2に示すように、アンテナ部90は、基台上に所定形状のアンテナエレメントが配置されることにより構成される。アンテナ部90は、携帯電話機1における連結部4側と反対の端部側に配置される。アンテナ部90のアンテナエレメントは、帯状の板金により形成される。また、アンテナ部90は、不図示の給電端子を介して回路基板70から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板70から給電されると共に、回路基板70のRFモジュール等と接続される。
図2に示すように、バッテリ80は、リアケース2bに形成されたバッテリ用開口81を介して操作部側筐体2に収容配置される。
バッテリカバー2cは、リアケース2bにおける外面側からバッテリ80を覆うように配置される。
操作部側筐体2には、上述した部材のほか、音声入力部12を構成するマイク等の部材が内部に収容配置される。
図3に示すように、表示部側筐体3は、フロントパネル3aと、表示部21と、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dを備える。
表示部側筐体3における外面(外郭)は、フロントケース3bとリアケース3cとが互いの外周縁が重なり合うようにして結合されると共に、フロントパネル3aにフロントケース3bが取り付け、リアケース3cにリアパネル3dが取り付けられることで形成される。
フロントパネル3aは、平板状の光透過性部材である。フロントパネル3aは、表示部21を保護すると共に、表示部21により表示された画像等を外部に透過させる部材である。
表示部21は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを含んで構成される。
表示部21は、フロントケース3bにおけるフロントパネル3a側に配置される。
リアケース3c及びフロントケース3bは、表示部21等を収容する。
リアパネル3dは、表示部側筐体3の裏面側における外観を構成する。
操作部側筐体2には、上述した部材のほか、音声入力部12等の部材が内部に収容配置される。
続けて、図6及び図7により、第1実施形態に係る携帯電話機1における作用について説明する。図7は、第1実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。
まず、図6に示すように、ユーザは、所望の操作部材40A(キー部材)を矢印F1方向に押圧する。押圧力は、操作部材40Aを介してキーシート40C及びキー基板50(キー基板本体99)に伝達される。
次いで、図7に示すように、キー基板50における押圧された操作部材40Aに対応する部分は、矢印F1方向に撓み変形する。
そして、押圧された操作部材40Aに対応する位置に配置されたキースイッチ部52(51、53)は、シールド板金部材60の平板部61に向かうよう移動されると共に、頂部が平板部61の表面に押し当てられて変形する。これにより、キースイッチ部52は、ON状態となる。
本実施形態によれば、キー基板50における回路基板70側の面(実装面50b、第2面)をキースイッチ部52や第2コネクタ220を実装する実装面としたので、第2コネクタ220を回路基板70に実装された第1コネクタ210に接続した場合、延出部100を大きく湾曲させる必要がない。
これにより、第1実施形態に係る携帯電話機1において、延出部100は、大きく湾曲させるためにグランド層194を剥離処理される必要がない。
また、延出部100において、剥離されないグランド層194は、信号線を含む導電層192を覆うように配置される。これにより、第1実施形態に係る携帯電話機1は、(導電層192に起因する)ノイズの発生を抑制できる。
また、本実施形態によれば、キー基板50において操作部材40A側と反対側である実装面50bに実装されたキースイッチ部52は、(頂部が)シールド板金部材60の平板部61に当接又は近接して配置される。
これにより、第1実施形態に係る携帯電話機1は、操作部材40Aが押圧された場合、押圧された操作部材40Aに対応する位置に実装されたキースイッチ部52がON状態となる。つまり、第1実施形態に係る携帯電話機1は、従来の携帯電話機と同様の操作によって操作することができる。
続けて、図8から図11により、第2実施形態に係る携帯電話機1Aについて説明する。図8は、第2実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。図9は、第2実施形態に係るキー基板を説明する模式図である。図10は、第2実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。図11は、第2実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。
以下、第1実施形態における携帯電話機1と異なる構成等を中心に説明する。他の構成等は、第1実施形態の携帯電話機1と同様である。
図8及び図9に示すように、キー基板50Aは、複数のスリット55と、複数の連結部56と、複数の実装部57とを有する。また、キー基板50Aにおける実装面50bには、複数のLED58(発光部)が実装される。
スリット55は、厚さ方向に貫通すると共に、複数のキースイッチ部52(51、53)それぞれを囲むように形成される。スリット55は、U字状(C字状)に形成される。スリット55は、連結部56の一端と他端とをつなぐと共に、キースイッチ部52を囲むように形成される。
連結部56は、前記スリット55における端部同士の間に形成される部分である。連結部56は、スリット55における一端と他端との間の部分である。換言すれば、連結部56は、スリット55が形成されない部分である。
連結部56は、キー基板50における所定領域と後述する実装部57とをつなぐ部分である。
連結部56は、実装部57に実装されたキースイッチ部52と電気的に接続される信号線192a(導電層192)を有する。
連結部56は、湾曲又は屈曲変形可能に構成される。
ここで、連結部56は、湾曲又は屈曲性を向上させるため、グランド層194を含まないように構成されてもよい。つまり、連結部56は、信号線192aを有する導電層192を含むと共に、グランド層194を含まないように構成されてもよい。
実装部57は、スリット55に囲まれた部分である。
実装部57は、連結部56によりキー基板50Aにおける所定領域と連結された部分である。
実装部57は、キースイッチ部52が実装された領域を含む部分である。
実装部57は、該実装部57に対応して配置された操作部材40Aが押圧された場合、連結部56の変形にともなって、自由端側が移動(回動移動)する部分である。
LED58は、キー基板50A(キー基板本体99)における実装面50b(第2面)に実装される。LED58は、スリット55を挟んで、キースイッチ部52に対向配置される。LED58は、発光面をキースイッチ部52側に向けてキー基板50Aに実装される。LED58は、スリット55及びキースイッチ部側に光を照射可能に配置される。
LED58は、本実施形態において、キースイッチ部52を基準に連結部56と反対側に配置される。
ここで、LED58から照射された光は、スリット55を介して、キー基板50Aにおける表面50a側にぬける。そして、LED58から照射された光は、光透過性のキーシート40Cを透過して、操作部材40Aの裏面側に照射される。ここで、操作部材40Aに文字形状の光透過部が形成されている場合には、携帯電話機1Aは、ユーザに対して、操作部材40Aに形成された文字形状の光透過部を明るく見えるようにすることができる。
続けて、図10及び図11により、第2実施形態に係る携帯電話機1Aにおける作用について説明する。
まず、図10に示すように、操作部材40Aに押圧力が加えられていない状態において、連結部56は、湾曲又は屈曲変形していない状態である。この場合、実装部57は、初期位置から移動されていない。また、キースイッチ部52も頂部が平板部61に当接又は近接した状態であって、変形されていない状態である。
この状態において、LED58は、キースイッチ部52及びスリット55側に光を照射する。このLED58から照射された光は、スリット55を介して、キー基板50Aにおける表面50a側にぬける。そして、LED58から照射された光であってスリット55を通過した光は、光透過性のキーシート40Cを透過すると共に、操作部材40Aの裏面側に照射される。ここで、操作部材40Aに文字形状の光透過部が形成されている場合には、上述の通り、携帯電話機1Aは、ユーザに対して、操作部材40Aに形成された文字形状の光透過部を明るく見えるようにすることができる。
次いで、図11に示すように、ユーザは、操作部材40Aを矢印F2方向に押圧する。押圧力は、操作部材40Aを介してキーシート40C及びキー基板50Aにおける実装部57に伝達される。
実装部57に対して矢印F2方向に押圧力が加えられることにより、連結部56が湾曲又は屈曲変形すると共に、実装部57がシールド板金部材60の平板部61側に回動移動される。
そして、ユーザの押圧操作にともなって移動されたキースイッチ部52は、頂部が平板部61の表面に押し当てられて変形する。これにより、キースイッチ部52は、ON状態となる。
本実施形態によれば、携帯電話機1Aは、第1実施形態における効果に加え、以下の効果を奏する。
本実施形態によれば、キー基板50Aがスリット55及び連結部56を有するので、キースイッチ部52が実装された実装部57は、キー基板50Aと独立して移動可能に構成される。これにより、ユーザが押圧操作した操作部材40Aに対応したキースイッチ部52のみが移動される。また、これにより、携帯電話機1Aは、ユーザが所望する操作部材40Aへの操作のみを検知することが可能に構成される。携帯電話機1Aは、誤打鍵が抑制される。
また、本実施形態によれば、連結部56は、導電層192を含むと共にグランド層194を含まないように構成できる。これにより、連結部56は、柔軟に変形するよう構成される。また、これにより、携帯電話機1Aは、操作に過剰な押圧力を必要とせず、好適な操作性を有する。
また、本実施形態によれば、キー基板50Aの実装面50bに実装されたLED58がキースイッチ部52(スリット55)側に光を照射するよう構成されるので、LED58から照射された光は、スリット55を通過すると共に、キー基板50Aの表面50a側に配置された操作部材40Aの文字形状光透過部を透過してユーザに視認される。これにより、携帯電話機1Aは、ユーザに対して、操作部材40Aに形成された文字形状の光透過部を明るく見えるようにすることができる。
続けて、また、図12及び図13により、第3実施形態に係る携帯電話機1について説明する。図12は、第3実施形態に係るキー基板の実装状態を説明する部分断面図である。図13は、第3実施形態に係る携帯電話機における作用を説明する図である。
以下、第1実施形態における携帯電話機1と異なる構成等を中心に説明する。他の構成等は、第1実施形態の携帯電話機1と同様である。
図12に示すように、シールド板金部材60は、平板部61における外面61a側に形成される複数の凹部65と、複数の凹部65それぞれに形成される突出部66と、平板部61における内面61b側に形成される複数の当て付け部67と、を有する。
また、キー基板50Bは、実装面50bに形成されるグランドパターン59を有する。
凹部65は、平板部61における外面61a側に形成される。凹部65は、キー基板50B側に形成される。
凹部65は、キー基板50Bの実装面50bに実装されるキースイッチ部52(51、53)に対応した位置に形成される。
凹部65には、キースイッチ部52が収容配置される。
凹部65の深さは、キースイッチ部52の突出長さ及びスイッチストロークに応じて設定される。
ここで、シールド板金部材60の平板部61における凹部65が形成されにない部分には、キー基板50Bの実装面50bが面接触される。
突出部66は、凹部65内に形成される。突出部66は、凹部65の底面に形成され、該底面から突出して形成される。突出部66は、キー基板50Bに実装されたキースイッチ部52側に突出して形成される。突出部66には、キースイッチ部52が当接又は近接して配置される。
当て付け部67は、平板部61における内面61b側に形成される。当て付け部67は、平板部61の回路基板70側の面に形成される。
当て付け部67は、回路基板70における第1面70aに実装された電子部品ICに対応した位置に形成される。当て付け部67は、電子部品IC側に突出して形成される。
当て付け部67は、端部が電子部品ICの天面に当接又は近接して形成される。
当て付け部67は、凹部65に対応した位置(裏側)に形成される。当て付け部67は、平板部61(凹部65)を挟んで、キースイッチ部52に対向する位置に形成される。
ここで、言い換えると、回路基板70の第1面70aに実装される電子部品ICは、当て付け部67に対応した位置に実装される。電子部品ICは、シールド板金部材60の平板部61を挟んでキースイッチ部52に対向して配置される。
キー基板50Bは、実装面50bに形成されるグランドパターン59を有する。
キー基板50Bは、実装面50b側に露出して配置されるグランドパターン59を有する。グランドパターン59は、例えばビア等を介してグランド層194に電気的に接続される。
キー基板50Bは、シールド板金部材60の外面60aに当接して積層配置される。
グランドパターン59は、平板部61における凹部65とは異なる部分に当接して配置される。
続けて、図12及び図13により、第3実施形態に係る携帯電話機1Bにおける作用について説明する。
まず、図12に示すように、操作部材40Aに押圧力が加えられていない状態において、キースイッチ部52は、凹部65に収容配置されると共に、頂部が突出部66に当接又は近接して配置される。
この状態において、キー基板50Bに形成されたグランドパターン59は、シールド板金部材60の平板部61に当接して配置される。これにより、携帯電話機1は、静電気やノイズに対するシールド性がより向上される。
次いで、図13に示すように、ユーザは、操作部材40Aを矢印F3方向に押圧する。押圧力は、操作部材40Aを介してキーシート40C及びキー基板50Bに伝達される。キー基板50Bにおける押圧された操作部材40Aに対応する部分は、矢印F3方向に撓み変形する。
そして、押圧された操作部材40Aに対応する位置に配置されたキースイッチ部52は、凹部65の底面に形成された突出部66に向かうよう移動されると共に、頂部が突出部66の端面に押し当てられて変形する。これにより、キースイッチ部52は、ON状態となる。
ここで、キースイッチ部52が凹部65に収容配置されると共に、キー基板50Bにおけるキースイッチ部52が実装されていない部分が平板部61に当接して配置されるので、矢印F3方向の押圧力により、キー基板50Bにおける凹部65に対向した部分(キースイッチ部52が実装された部分)だけが撓み変形する。
言い換えると、ユーザが押圧した操作部材40Aに対応するキースイッチ部52が実装された部分だけ撓み変形し、隣接するキースイッチ部52が実装された部分は撓み変形しない。
また、この状態においても、キー基板50Bに形成されたグランドパターン59は、シールド板金部材60の平板部61に当接して配置される。これにより、携帯電話機1は、静電気やノイズに対するシールド性がより向上される。
本実施形態によれば、携帯電話機1Aは、第1実施形態における効果に加え、以下の効果を奏する。
本実施形態によれば、シールド板金部材60の平板部61に凹部65が形成されると共に、キー基板50Bに実装されたキースイッチ部51が収容配置される。また、キー基板50Bにおけるキースイッチ部52が実装されていない部分は、平板部61に当接して配置される。
これにより、ユーザが押圧した操作部材40Aに対応するキースイッチ部52が実装された部分だけが撓み変形し、隣接するキースイッチ部52が実装された部分は撓み変形しない。これにより、携帯電話機1Bは、ユーザが所望しない操作部材40Aの操作を検知することが抑制される。携帯電話機1Bは、誤打鍵が抑制される。
また、本実施形態によれば、凹部65の底面にキースイッチ部52の頂部に当接又は近接配置される突出部66が形成されるので、キースイッチ部52は、ユーザからの押圧操作により移動された場合、突出部66に当接されて変形され、ON状態になる。これにより、携帯電話機1Bは、ユーザによる入力操作を好適に検知(認識)することができる。
また、本実施形態によれば、シールド板金部材60の内面60b側に当て付け部67が形成されるので、シールド板金部材60は、ユーザから押圧力により変形又は破損することが抑制される。
また、当て付け部67は、凹部65に対応した位置(裏側、厚さ方向において同じ位置)に形成されるので、凹部65を形成したことにより肉薄化された部分を補強することができる。これにより、シールド板金部材60の変形や破損が抑制される。
また、本実施形態によれば、キー基板50Bの実装面50bに露出して形成されるグランドパターン59がシールド板金部材60の平板部61に当接して配置されるので、携帯電話機1Bにおける静電気やノイズに対するシールド性は、より向上される。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、本実施形態において、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、このような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機1は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態において、キースイッチ部52は、シールド板金部材60に対向して近接又は当接配置されているが、これに限定されない。キースイッチ部52は、ケース部材の一部や、回路基板の一部や、ケースの内部に配置された部材の一部に対応して配置されていてもよい。
また、本発明を実施するための形態として、第1実施形態から第3実施形態までを挙げて説明を行っているが、これら実施形態を任意に組み合わせることも可能である。例えば、第3実施形態においては、キー基板にスリットは形成されていないが、シールド板金部材に形成される凹部に、スリットにより隔てられた実装部(キースイッチが実装される部分)が収容されるような構成であってもよい。当該構成により、ユーザが所望するキースイッチを好適に押下することができる。また、キー基板に設けられるLEDがキースイッチと共に凹部に収容されるような構成であってもよい。
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
50 キー基板
50b 実装面(第2面)
52 キースイッチ部
60 シールド板金部材
61 平板部
62 リブ
70 回路基板
70a 第1面
90 アンテナ部
99 キー基板本体
100 延出部
191 第1樹脂層(絶縁層)
192 導電層
194 グランド層
192a 信号線
210 第1コネクタ
220 第2コネクタ

Claims (11)

  1. 筐体と、
    回路基板と、
    前記回路基板の第1面に配置される第1コネクタと、
    前記回路基板の前記第1面に配置されるシールド部材と、
    前記第1面に対向する対向面側から信号線を含む導電層とグランド層とが順次積層されるフレキシブルプリント基板と、
    前記フレキシブルプリント基板の前記対向面に設けられて、前記第1コネクタと接続される第2コネクタと、
    前記フレキシブルプリント基板の対向面の前記シールド部材と対向する位置に設けられると共に、前記信号線と電気的に接続される1又は複数のキースイッチ部と、を備える
    携帯電子機器。
  2. 前記回路基板は、前記第1面に基準電位パターンが形成され、
    前記シールド部材は、前記第1面と対向する板部と、当該板部から前記回路基板側に突出すると共に前記基準電位パターンと電気的に接続される壁部とを有する
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記フレキシブルプリント基板における前記対向面と反対側であって、前記キースイッチ部それぞれに対応した位置に配置されると共に、前記筐体の外部に露出する1又は複数のキー部材を備える
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記フレキシブルプリント基板は、
    厚さ方向に貫通すると共に前記キースイッチ部それぞれを囲むように形成される1又は複数のU字状のスリット部と、
    前記スリット部の延在方向の端部同士の間に形成される連結部と、を有する
    請求項1から3のいずれかに記載の携帯電子機器。
  5. 前記連結部は、前記導電層を含むと共に、前記グランド層を含まない
    請求項4に記載の携帯電子機器。
  6. 前記フレキシブルプリント基板における前記対向面に実装され、前記スリット部を挟んで前記キースイッチ部に対向配置されると共に、前記キースイッチ部側に光を照射可能な発光部を有する
    請求項4又は5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記シールド部材は、前記板部における前記フレキシブルプリント基板側に形成される凹部を有し、
    前記凹部それぞれには、前記キースイッチ部が収容配置される
    請求項2記載の携帯電子機器。
  8. 前記シールド部材は、前記凹部内に、前記キースイッチ部側に突出して形成される突出部を有する
    請求項7に記載の携帯電子機器。
  9. 前記フレキシブルプリント基板は、前記対向面側に露出して配置されると共に、前記グランド層と電気的に接続されるグランドパターンを有し、
    前記グランドパターンは、前記板部における前記凹部とは異なる部分に当接して配置される
    請求項7又は8に記載の携帯電子機器。
  10. 前記回路基板の前記第1面において、前記シールド部材の前記板部を挟んで前記キースイッチ部に対向して配置される電子部品と、
    前記板部の前記回路基板側の面に形成され、前記電子部品それぞれに当接又は近接する当て付け部と、を備える
    請求項2、7から9のいずれかに記載の携帯電子機器。
  11. 前記当て付け部は、前記電子部品側に突出して形成される
    請求項10に記載の携帯電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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