JP2011166644A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電子機器の筐体の内部において、操作部と操作検出部が実装された基板との相対的な位置関係に制約が生じることを低減する。
【解決手段】携帯電話機1は、押圧操作により通常位置と押圧位置との間を移動可能に構成される入力操作キー部材14bと、キー基板50に実装され、押圧された場合に入力操作キー部材14bに対する押圧操作がなされたと判定するキースイッチ52と、入力操作キー部材14bとキースイッチ52との間に配置され、入力操作キー部材14bの通常位置から押圧位置への移動に伴いキースイッチ52を押圧するアクチュエータ45と、を備え、キースイッチ52は、入力操作キー部材14bが前記第1位置から前記第2位置へ向かう方向において入力操作キー部材14bと対向しない位置に実装され、アクチュエータ45は、入力操作キー部材14bに対向する領域からキースイッチ52に対向する領域にわたって配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
開口部が形成された筐体と、筐体の内部に配設され、筐体の外部側の面が開口部を介して筐体の外部に露出する第1位置と筐体の外部側の面に対する押圧操作により第1位置に比して筐体の内部側である第2位置との間を移動可能に構成される操作部と、操作部の筐体の内部側に配置される基板と、基板の操作部側の面に実装され、所定の動作がなされた場合に操作部に対する押圧操作がなされたと判定する操作検出部と、操作部と操作検出部との間に配置され、操作部の第1位置から第2位置への移動に伴い操作検出部に対して所定の動作を行う中間部材とを備え、操作検出部は、基板上で操作部が第1位置から第2位置へ向かう方向において操作部と対向する位置に実装される携帯電子機器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−73301号公報
しかし、特許文献1に開示される携帯電話機においては、操作部における筐体の外部側の面が開口部を介して筐体の外部に露出するとともに、操作検出部が基板上で操作部と対向する位置に実装されるため、筐体内部において操作部と基板との相対的な位置関係に制約が生じ、携帯電話機を設計する上での自由度が制限される場合があった。
本発明は、携帯電子機器の筐体内部において操作部と操作検出部が実装された基板との相対的な位置関係に制約が生じることを低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯電子機器は、開口部が形成された筐体と、前記筐体の内部に配設され、前記筐体の外部側の面が前記開口部を介して前記筐体の外部に露出する第1位置と前記筐体の外部側の面に対する押圧操作により前記第1位置に比して前記筐体の内部側である第2位置との間を移動可能に構成される操作部と、前記操作部の前記筐体の内部側に配置される基板と、前記基板に実装され、所定の動作がなされた場合に前記操作部に対する押圧操作がなされたと判定する操作検出部と、前記操作部と前記操作検出部との間に配置され、前記操作部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴い前記操作検出部に対して前記所定の動作を行う中間部材と、を備え、前記操作検出部は、前記操作部が前記第1位置から前記第2位置へ向かう方向において前記操作部と対向しない位置に実装され、前記中間部材は、前記操作部に対向する領域から前記操作検出部に対向する領域にわたって配置される。
また、前記基板は、前記操作部と対向する位置に配置され、前記操作検出部は、前記基板において前記操作部側の面に実装されてもよい。
また、筐体の内部において、前記操作部と対向する位置に配置されるアンテナ部をさらに有し、前記操作検出部は、導電性を有する部材で構成されていてもよい。
また、前記アンテナ部は、前記操作検出部と対向しない位置に配置されていてもよい。
また、前記操作部または前記基板に設けられ、前記操作部に対する押圧操作が行われた場合にクリック感を提供するクリック機構をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、携帯電子機器の筐体内部において操作部と操作検出部が実装された基板との相対的な位置関係に制約が生じることを低減できる。
携帯電話機1を操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態で示す斜視図である。 携帯電話機1の操作部側筐体2の分解斜視図である。 (a)図1において、入力操作キー部材14bが通常位置にある場合のIII−III断面図である。(b)図1において、入力操作キー部材14bが押圧位置にある場合のIII−III断面図である。 アクチュエータ45を操作部側筐体2の操作部材40A方向側から視た図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
以下、本発明に係る携帯電子機器の実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明に係る携帯電子機器の第1実施形態としての携帯電話機1の基本構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、携帯電話機1を操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態で示す斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース21とリアケース22とにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース21側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー15とにより構成される。
操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の下端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の下端部側に配置される。
表示部側筐体3は、外面がフロントケース3aとリアケース3bとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3a側には、各種情報を表示するための表示部30と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部31と、が露出するように配置される。ここで、表示部30は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
次に、操作部側筐体2の内部構造について、図2を参照しながら説明する。図2は、図1に示す携帯電話機1の操作部側筐体2の分解斜視図である。なお、図2は、操作部側筐体2の内部に配置される部材を概念的に示す図であり、部材同士の位置関係は図2に示す位置関係に限定されるものではない。
図2に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース2aと、キー構造部40と、キー基板50と、台座60と、基準電位パターン層75及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュール等の各種電子部品を備える回路基板70と、アンテナ部90と、バッテリリッド2cを備えたリアケース2bと、バッテリ80とを備える。また、操作部側筐体2は、フロントケース2aに形成されたキー開口部13a、14a、15aを有する。
フロントケース2aとリアケース2bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース2aとリアケース2bとの間には、キー構造部40と、キー基板50と、ケース体60と、回路基板70と、アンテナ部90とが挟まれるようにして内蔵される。
フロントケース2aには、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3の表示部30と対向する内側面に、キー開口部13a、キー開口部14a(開口部)、キー開口部15aが形成される。
キー構造部40は、操作部材40Aと、キーフレーム40Bと、キーシート40C(ラバーシート)と、により構成される。
操作部材40Aは、複数のキー操作部材により構成される。具体的には、本実施形態において、操作部材40Aは、4個の機能設定操作キー部材13bと、15個の入力操作キー部材14b(キートップ)と、1個の決定操作キー部材15bとにより構成される。ここで、入力操作キー部材14bは、全部又は一部が透光性部材で形成される。これにより、入力操作キー部材14bは、後述するLED150から照射される所定の光を外部に透過させることができる。
機能設定操作キー部材13bは、押圧面103がキー開口部13aを介して外部に露出するよう操作部側筐体2の内部に配設される。また、機能設定操作キー部材13bは、押圧面103がキー開口部13aを介して外部に露出する通常位置(第1位置)と、通常位置よりも操作部側筐体2における内部側である押圧位置(第2位置)との間を移動可能に構成される。
複数の入力操作キー部材14b(キートップ)は、押圧面104(筐体外部側の面)が開口部14aを介して外部に露出するよう操作部側筐体2の内部に配設される。また、入力操作キー部材14bは、押圧面104(筐体外部側の面)が開口部14aを介して外部に露出する通常位置(第1位置)と、通常位置よりも操作部側筐体2における内部側である押圧位置(第2位置)とに移動可能に構成される。
決定操作キー部材15bは、押圧面105がキー開口部15aを介して外部に露出するよう操作部側筐体2の内部に配設される。また、決定操作キー部材15bは、押圧面105がキー開口部15aを介して外部に露出する通常位置(第1位置)と、通常位置よりも操作部側筐体2における内部側である押圧位置(第2位置)とに移動可能に構成される。
キーフレーム40Bは、孔部14cが複数形成された金属製の板状部材である。キーフレーム40Bは、入力操作キー部材14bの押圧による回路基板70等への悪影響を防ぐための補強部材である。また、キーフレーム40Bは導電性の部材であり、入力操作キー部材14bにおける静電気を逃がすための部材としても機能する。キーフレーム40Bに形成される複数の孔部14cには、後述するキーシート40Cに形成される凸部14dが嵌合するように配置される。そして、この凸部14dに入力操作キー部材14bが接着される。
キーシート40C(ラバーシート)は、複数の入力操作キー部材14bにおける押圧面104と反対の面側、すなわち複数の入力操作キー部材14bよりも操作部側筐体2における内部側に配置される。
キーシート40C(ラバーシート)は、可撓性を有するシリコンゴム製のシート状部材である。キーシート40Cには、上述の通り、複数の凸部14dが形成される。複数の凸部14dは、キーシート40Cにおけるキーフレーム40Bが配置される側の面に形成される。
複数の凸部14dそれぞれは、後述するキースイッチ52に対応する位置に形成されると共に、キーフレーム40Bに形成される複数の孔部14cに挿通して配置される。複数の凸部14dそれぞれの表面には、所定の接着剤により入力操作キー部材14bが接着される。キーシート40Cは、少なくとも複数の入力操作キー部材14bそれぞれに対応する領域が光透過性部材で形成される。
アクチュエータ45は、外力が加わると変形する流体性を有するゲル等の部材を、可撓性および強度を有する樹脂膜の中に封入したものである(図4も参照)。アクチュエータ45は、操作部材40Aと後述するキー基板50との間に配置される。アクチュエータ45は、キーシート40Cとキー基板50との間に配置される。アクチュエータ45は、光透過性を有する材質で構成されている。
キー基板50(基板)は、キーフレーム40Bにおける複数の入力操作キー部材14bと反対側に配置される。キー基板50は、キーシート40C側に実装される複数のキースイッチ51、52、53を有する。
キースイッチ51、52、53は、キー基板50におけるキーシート40C側の実装面50aに実装(配置)される。複数のキースイッチ51、52、53それぞれは、操作部材40Aの機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b、決定操作キー部材15bが上述の通常位置から押圧位置へ向かう方向において機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b、決定操作キー部材15bのそれぞれに対向しない位置に配置される。
キー基板50に配置されるキースイッチ51、52、53は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドーム54を有する構造になっている。メタルドーム54は、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子56に接触して電気的に導通するように構成される。なお、キー基板50は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んだものである。
また、キー基板50には、所定の光を発光するLED150(発光素子)が実装(配置)される。LED150は、前述のアクチュエータ45に対向して配置される。LED150は、アクチュエータ45に向けて光を照射する。
また、キー基板50は、キーシート40C側に樹脂ドーム55が設けられる。樹脂ドーム55は、メタルドーム54と同様に椀状に湾曲して立体的に形成されている。ただし、樹脂により形成されている点およびキー基板50において対応する位置にスイッチ端子が配置されていない点でメタルドーム54と異なる。樹脂ドーム55は、操作部材40Aの入力操作キー部材14bが上述の第1位置から第2位置に移動するのに伴い、アクチュエータ45を介してその椀状形状の頂点が押圧されることでクリック感を提供することができる。
台座60は、非導電性の部材、例えばポリカーボネート樹脂(PCB)により形成され、直方体の形状を有する。台座60は、キー基板50の載置面となると共にキー基板50を支持する平板状の平板部61を備える。台座60は、操作部側筐体2の一部であってもよい。
回路基板70には、アンテナ部90が送受信する信号を処理する信号処理部を含む不図示の各種電子部品や回路が配置される。各種電子部品は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、RF(Radio Frequency)回路、電源回路等を含む各種回路ブロックが形成される。
回路基板70における台座60側の第1面70aには、上述の各種電子部品のほか、基準電位部を構成する基準電位パターン層75が形成される。基準電位パターン層75は、上述の各回路ブロックを区画するように形成される。基準電位パターン層75は、回路基板70の第1面70aの表面に導電性の部材を所定パターンで印刷することで形成される。
アンテナ部90は、基台上に所定形状のアンテナエレメントが配置されることにより構成される。アンテナ部90は、携帯電話機1における連結部4側と反対の端部側に配置される。このアンテナ部90のアンテナエレメントは、帯状の板金により形成される。また、アンテナ部90は、不図示の給電端子を介して回路基板70から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板70から給電されると共に、回路基板70のRFモジュール等と接続される。
リアケース2bの一端側(図2において)には、取り外し可能なバッテリリッド2cが設けられており、バッテリ80をリアケース2bの外側から収納した後、リアケース2bに装着される。また、リアケース2bにおける一端側には、ユーザの音声を入力する不図示の音声入力部12(特にマイク)が収容される。
次いで、図3により、操作部筐体2における詳細な内部構造について説明する。図3は、図1におけるIII−III断面図である。なお、図3において図示を省略している部材もある。
図3に示すように、アクチュエータ45は、入力操作キー部材14bに対向する領域からキースイッチ52に対向する領域にわたって設けられる。また、上述の通り、キースイッチ52は、入力操作キー部材14bが通常位置から押圧位置へ向かう方向(図3における矢印Aの方向)において入力操作キー部材14bと対向しない位置に配置される。また、アンテナ部90は、入力操作キー部材14bに対向すると共にキースイッチ52に対向しない位置に配置される。
ここで、入力操作キー部材14bに対して押圧操作がなされると、入力操作キー部材14bは上述の通常位置から押圧位置へと移動する。これに伴い、アクチュエータ45のゲル状部材が押圧されて変形する。ゲル状部材は流動性を有しているので、入力操作キー部材14bが通常位置にある際に入力操作キー部材14bに対向する位置にあったゲル状部材は、入力操作キー部材14bに対する押圧に伴いキースイッチ52へ向かう方向(図3における矢印Bの方向)に動く。
そして、図3(b)に示すように、アクチュエータ45のうちキースイッチ52に対向する部分が膨らむ。このとき、キーフレーム40Bおよびキーシート40Cにより、アクチュエータ45は筐体の外部側への移動が制限され、キーフレーム40Bおよびキーシート40Cからの反発力によってキースイッチ52のメタルドーム54に押圧力が働く。これによりメタルドーム54における椀状形状の頂点が押圧され、上述のようにキー基板50の表面に印刷された電気回路に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通する。すなわち、入力操作キー部材14bに対して押圧操作がなされたと判定する。
その後、入力操作キー部材14bの押圧状態が解消すると、アクチュエータ45は、メタルドーム54が元の形に戻ろうとする力を受け、図3(a)の状態に戻る。
また、入力操作キー部材14bが押圧されるのに伴い樹脂ドーム55に対しても押圧力が働く。これにより樹脂ドーム55における椀状形状の頂点が押圧され、上述のメタルドーム54と同様に変形する。この樹脂ドーム55によって、使用者は入力操作キー部材14bに対して押圧操作を行う際にクリック感を得ることができる。
以上の構成を有する携帯電子機器によれば、筐体内部においてキートップとキースイッチ部が実装された基板との相対的な位置関係に制約が生じることを低減できる。これにより、携帯電話機を設計する上での自由度が向上し、携帯電子機器の小型化・薄型化に有用である。
また、アンテナ部はキートップに対向しかつキースイッチ部と対向しない位置に配置されるため、キースイッチ部におけるメタルドームや信号線がアンテナの特性に与える影響が低減される。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態においては、携帯電子機器として携帯電話機について説明しているが、本発明はこれに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、等のその他の携帯電子機器であってもよい。
また、本実施形態においては、連結部により折り畳み可能な携帯電話機の説明をしているが、このような折り畳み式に限定されるものではなく、操作部側筐体と表示部側筐体との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体と表示部側筐体との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体と表示部側筐体とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態においては、入力操作キー部材に対する押圧操作が行われた場合にキースイッチを押下するアクチュエータを設けているが、本発明はこれに限定されず、入力操作キー部材に対して押圧操作が行われた場合に、入力操作キー部材が通常位置から押圧位置へ向かう方向において入力操作キー部材と対向しない位置に実装されるキースイッチに対して所定の動作を行うことができる構造であればよく、例えば図5のように、入力操作キー部材14bの下に樹脂性の腕部46を設け、入力操作キー部材に対する押圧操作がなされた場合にメタルドーム54と樹脂ドーム55とが共に押圧される構造であってもよい。
また、本実施形態においては、操作検出部として導電性のメタルドームおよびスイッチ端子からなるキースイッチを用いて説明を行っているが、本発明はこれに限定されず、操作部に対する操作を検出可能なものであれば、他の構造のスイッチであってもよい。また、操作部に対する操作を検出可能なものであれば、非導電性の部材であってもよい。
また、本実施形態においては、キー基板と入力操作キー部材を含む操作部材とは互いに平行に配置されているが、本発明はこれに限定されず、上述のアクチュエータ等によりキースイッチが押圧される構造であれば、例えば筐体の厚さ方向に垂直な面にキースイッチが配置されてもよい。
また、本実施形態においては、キースイッチは入力操作キー部材側の面に実装されているが、本発明はこれに限定されず、上述のアクチュエータ等によりキースイッチが押圧される構造であれば、例えばキー基板において入力操作キー部材側の面と反対側の面に実装されていてもよい。
また、本実施形態においては、アクチュエータは入力操作キー部材とキースイッチとの間に配置される別部材であるが、本発明はこれに限定されず、入力操作キー部材とキースイッチとの間に配置されていれば、例えば入力操作キー部材とアクチュエータとが一体に形成されていてもよい。
また、本実施形態においては、アクチュエータはゲル状部材から構成されているが、本発明はこれに限定されず、流動性を有する部材であれば、例えば空気を封入したものであってもよい。また、封入するものに限られない。
また、本実施形態においては、クリック機構として樹脂ドームを用いて説明を行っているが、本発明はこれに限定されず、クリック感を提供できる機構であれば、例えば入力操作キー部材が押圧操作された際に、キーシートにおける入力操作キー部材の周縁部分のみが基板側へ移動することでクリック感を提供するような構造であってもよい。
1 携帯電話機(携帯電子機器)
2 操作部側筐体(筐体)
3 表示部側筐体
11 操作キー群
14b 入力操作キー部材(操作部)
45 アクチュエータ(中間部材)
46 腕部(中間部材)
50 キー基板(基板)
52 キースイッチ(操作検出部)
55 樹脂ドーム(クリック機構)
70 回路基板
90 アンテナ部

Claims (5)

  1. 開口部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に配設され、前記筐体の外部側の面が前記開口部を介して前記筐体の外部に露出する第1位置と前記筐体の外部側の面に対する押圧操作により前記第1位置に比して前記筐体の内部側である第2位置との間を移動可能に構成される操作部と、
    前記操作部の前記筐体の内部側に配置される基板と、
    前記基板に実装され、所定の動作がなされた場合に前記操作部に対する押圧操作がなされたと判定する操作検出部と、
    前記操作部と前記操作検出部との間に配置され、前記操作部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴い前記操作検出部に対して前記所定の動作を行う中間部材と、を備え、
    前記操作検出部は、前記操作部が前記第1位置から前記第2位置へ向かう方向において前記操作部と対向しない位置に実装され、
    前記中間部材は、前記操作部に対向する領域から前記操作検出部に対向する領域にわたって配置される携帯電子機器。
  2. 前記基板は、前記操作部と対向する位置に配置され、
    前記操作検出部は、前記基板において前記操作部側の面に実装される
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 筐体の内部において、前記操作部と対向する位置に配置されるアンテナ部をさらに有し、
    前記操作検出部は、導電性を有する部材で構成されている
    請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記アンテナ部は、前記操作検出部と対向しない位置に配置される
    請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記操作部または前記基板に設けられ、前記操作部に対する押圧操作が行われた場合にクリック感を提供するクリック機構をさらに備える
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023058913A1 (ko) * 2021-10-05 2023-04-13 삼성전자 주식회사 키 버튼과 안테나 모듈의 중첩 구조를 포함하는 전자 장치

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