JP2012093416A - 光学シート、光学フィルター及び映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像源より観察者側に配置され、該映像源側から入射した光を制御して観察者側に出射する、複数の層を有する光学シート19であって、基材層11と、該基材層に積層された光学機能層12とを備え、光学機能層は、光を透過可能にシート面に沿って並列された光透過部13と、該光透過部間に光を吸収可能に並列された光吸収部14と、を有し、光吸収部は、シート厚方向断面において基材層とは反対側の面に曲線又は折れ線状に凹んだ窪みが形成され、光透過部は、シート厚方向断面において基材層とは反対側の面の両端部が曲線又は2以上の角を有する折れ線状であるものとする。
【選択図】図1
Description
また、図1に示した形態の光学フィルター10は、他の層として粘着剤層20、電磁波遮蔽層21、粘着剤層22、23、波長フィルター層24、ハードコート層25、反射防止層26を備えている。すなわち、光学シート19に各種機能を有する層が積層されて光学フィルター10とされている。
基材層11は、光学機能層12を形成するための基材となる層である。基材層11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)を主成分とした材料で構成されることが好ましい。基材層11がPETを主成分とする場合、基材層11には他の樹脂が含まれてもよい。また、各種添加剤を適宜添加してもよい。一般的な添加剤としては、フェノール系等の酸化防止剤、ラクトン系等の安定剤等を挙げることができる。ここで「主成分」とは、基材層を形成する材料全体に対して上記PETが50質量%以上含有されていることを意味する(以下、同様とする。)。
なお、本実施形態では性能に加え、量産性、価格、入手可能性等の観点からは、PETを主成分とする樹脂によって基材層11を構成した。
ここで、Rの大きさは特に限定されることはないが、後述する光吸収部14の窪み17の深さと同程度が好ましい。すなわち、0.5μm以上6.0μm以下であることが望ましい。さらに好ましくは窪み17の深さと同じである。
図4(a)は光透過部13’のシート面に沿った面のうち、短い上底側の面(光吸収部14’の窪みが形成される側の面)でその両端部の角が楕円の弧により形成されている例である。図4(a)からわかるように、長軸側の半径をX、短軸側の半径をYとする楕円の弧である。このX、Yの大きさは特に限定されることはないが、Xの大きさは2μm以上15μm以下が好ましい。さらに好ましくは光吸収部14’の窪みがある側の幅(図2にIIaに相当する大きさ。)の半分である。一方、Yの大きさは後述する光吸収部14’の窪みの深さと同程度が好ましい。すなわち、0.5μm以上6.0μm以下であることが望ましい。さらに好ましくは窪みの深さと同じである。光吸収部の窪みについては、あとで説明する。
図4(b)は、光透過部13’’のシート面に沿った面のうち短い上底側の面(光吸収部14’’の窪みが形成される側の面)でその両端部の角が2つの折れ線状にされているような形状で、いわゆる面取りがされている例である。図4(b)からわかるように、大きさCの面取りである。このCの大きさは特に限定されることはないが、光吸収部14’’の窪みの深さと同程度が好ましい。すなわち、0.5μm以上6.0μm以下であることが望ましい。さらに好ましくは窪み17の深さと同じである。
本実施形態では上記のようにNp>Nbの関係が好ましいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、光透過部と光吸収部との屈折率を同じとしたり、光透過部の屈折率を光吸収部の屈折率よりも小さく形成したりすることも可能である。
このときバインダ15が上記の屈折率Nbである材料により構成される。当該バインダとして用いられるものは特に限定されないが、例えば、光硬化型プレポリマー(P2)、反応性希釈モノマー(M2)及び光重合開始剤(I2)を配合した光硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。
粘着剤層20は、粘着剤が含まれた粘着剤組成物により構成された層である。粘着剤としては、必要な光透過性、粘着性、耐候性を得ることができる、公知のものを用いることができる。また、粘着剤組成物には紫外線吸収剤、近赤外線吸収剤、ネオン線吸収剤、および調色色素などを含める場合もある。
さらに、粘着剤層20の粘着剤組成物の貯蔵弾性率は0.1MPa以上0.8MPa以下であることが好ましい。貯蔵弾性率がこれより大きいと、被粘着層の凸凹への粘着剤の追従性が低下し、気泡を巻き込む不具合が発生する虞がある。また、貯蔵弾性率がこれより小さいと粘着剤組成物のはみ出しによる汚れの不具合が発生する等、取扱いに不便が生じることがある。
アクリル系粘着剤の市販品としては、例えば、日本合成化学社製、商品名:「5 407」等が好適に用いられる。
(1)粘着剤層/光学シート/粘着剤層/電磁波遮蔽層/波長フィルター層/ハードコート層/反射防止層
(2)粘着剤層/光学シート/粘着剤層/波長フィルター層/ハードコート層/反射防止層
(3)粘着剤層/光学シート/粘着剤層(ネオン光吸収機能を有する)/波長フィルタ層/ハードコート層/反射防止層
ここで、ネオン光吸収機能を有する粘着剤層は、粘着剤に上記したネオン光吸収のための色素を含ませたものである。
図10は光学機能層12内に入射した光の代表的な光路例を表わした図である。
光L1はPDP5から光透過部13に入射し、そのまま光透過部13を通過して観察者側に出射される。
光L2はPDP5から光透過部13に入射し、光吸収部14との界面で反射し、光透過部13を通過して観察者側に出射される。このとき、界面はシート法線に対してθの角度を有しているので、反射後の光は反射前の光よりもシート法線に対して大きな角度を有している。従って視野角を広げることができる。
光L3はPDP5から光透過部13に入射し、さらに光吸収部14に入射して光吸収粒子16に吸収される。これにより例えば迷光を吸収することができる。
ここで、光L2のように反射するか、又は光L3のように吸収されるかは、入射光の角度、光透過部13の屈折率、及び光吸収部14の屈折率によりスネルの法則に基づいて決まる。
光L4は観察者側からのいわゆる外光が光吸収部14に入射して光吸収粒子16に吸収された例である。これにより外光の一部を吸収することができ、コントラストの向上をはかることができる。
実施例1では、光透過部の出光面の両端部を長軸6μm、短軸3μmの楕円の弧状とすることにより光透過部の端部を曲線状にした。具体的には次のように光学シートの作製をおこなった。
光学機能層の製造に供される金型ロールを製作した。金型ロールは、全体として円柱状であり、銅メッキが施され、当該銅メッキ部分をバイトにより切削して光透過部に対応する溝を形成する。
バイトとしてはダイヤモンドバイトを用い、その先端部の形状を図12に示した。すなわち、先端幅35μmとし、その両端に深さ3μm、幅方向6μmの楕円の弧状の曲面を形成した。また、斜面角度は1.9度とし、深さ85μmのときの幅が41μmになるような形状である(図12は見やすさのため曲線部や斜面角度を誇張して表わしている。)
このようなダイヤモンドバイトを用いて、金型ロールの銅メッキ層の外周を切削して溝を形成した。これにより、溝底幅35μm、該溝底における角部に深さ3μm、幅6μm曲線形状を得た。そして金型表面側の溝幅は41μm、深さ85μmの略台形形状とされた。ロール軸方向の溝間ピッチは45μmとした。この切削したロールにクロムメッキを施した。
ビスフェノールA−エチレンオキシド2モル付加物を40.0質量部、イソホロンジイソシアネートを15.0質量部、ウレタン化触媒としてのビスマストリ(2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキサン酸50質量%溶液)を0.02質量部混合し、80℃で5時間反応させた。その後2−ヒドロキシエチルアクリレートを5.0質量部を加え、80℃で5時間反応させ光硬化性プレポリマー(P1)を得た。
次に光硬化性プレポリマー(P1)を60.02質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシエチルアクリレートを15.0質量部、及びビスフェノールA−エチレンオキシドを4モル付加したジアクリレートを25.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドの15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3質量部と、を混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
なお、この光透過部構成組成物を厚さ100μmで塗工し、高圧水銀灯により800mJ/cm2の紫外線を照射して光透過部構成組成物を硬化させた。これを多波長アッベ屈折計DR−M4(株式会社アタゴ製)を用いて589nmの屈折率を測定したところ、1.550であった。
アクリル系樹脂の粘着剤(商品名:SKダイン2094、綜研化学株式会社製、固形分25.0%、溶剤は酢酸エチルとメチルエチルケトン)を100質量部、架橋剤(E−5XM、L−45、綜研化学株式会社製、固形分5、0%)を0.28質量部、1,2,3−ベンゾトリアゾールを0.25質量部、及び希釈溶剤(トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=27.69g/27.69g/4.61g)を32質量部、混合して粘着剤塗液を得た。
この塗液を、基材(PETフィルム、商品名:A4300、東洋紡績社製、厚さ100μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、粘着剤層付き基材層(以下、単に「基材」という。)を作製した。
なお、この粘着剤層について、多波長アッベ屈折計DR−M4(株式会社アタゴ製)を用いて589nmの屈折率を測定したところ、1.490であった。また、この粘着剤層に用いた粘着剤組成物の23℃における貯蔵弾性率は0.2MPaであった。この貯蔵弾性率は固体粘弾性アナライザー(レオメトリックス社製RSAII)を用い、圧縮モードにて測定周波数1Hz、測定温度を−50℃〜150℃の範囲で昇温速度5℃/分で測定した値に基づいた。
上記(1)で作製した金型ロールとニップロールとの間に、上記(3)で作製した粘着剤層付きの基材を挿入して搬送した。この基材の搬送に合わせ、上記(2)で得られた光透過部構成組成物を基材層上に供給装置から供給し、金型ロール及びニップロール間の押圧力により、基材層と金型ロールとの間に光透過部構成組成物を充填した。その後、基材側から高圧水銀灯により800mJ/cm2の紫外線を照射して光透過部構成組成物を硬化させて、光透過部を形成した。その後、剥離ロールにより、金型ロールから光透過部を離型し、光透過部を含む厚さが273±20μmである中間シート(中間部材)を作製した。
光硬化型プレポリマー(P2)として、エチレンオキシド、2,2’−[(1−メチルエチリデン)ビス(4,1−フェニレンオキシメチレン)]ビス−、ホモポリマー、2−プロペノアートを20.0を質量部と、反応性希釈モノマー(M2)としての2−フェノキシエチル=アクリラート20.0を質量部、α−アクリロイル−ω−フェノキシポリ(オキシエチレン)を20.0質量部、及び2−{2−[2−(アクリロイルオキシ)(メチル)エトキシ](メチル)エトキシ}(メチル)エチル=アクリラートを13.0質量部と、光吸収粒子としての平均粒径4.0μmのカーボンブラックを25%含有したアクリル架橋微粒子(ガンツ化成株式会社製)20.0を質量部と、光重合開始剤(I2)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)7質量部と、を混合し、均一化して光吸収部構成組成物を得た。
なお、この光吸収部構成組成物の光吸収粒子を除いた組成物(すなわちバインダーの組成物)を厚さ10μmで塗工し、高圧水銀灯により800mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させ、多波長アッベ屈折計DR−M4(株式会社アタゴ製)を用いて589nmの屈折率を測定したところ、1.547であった。
上記(5)で得られた光吸収部構成組成物を、上記(4)で作製した中間部材上に供給装置から供給した。また、中間部材の進行方向と略垂直に配置されたドクターブレードを用いて、中間部材上に供給した光吸収部構成組成物を中間部材に形成された略V字形状の溝(光透過部間の溝)内に充填するとともに、余剰分の光吸収部構成組成物を掻き落とした。その後、高圧水銀灯により800mJ/cm2の紫外線を照射して光吸収部構成組成物を硬化させた(これを1回目の充填と記載することがある。)。この状態では、その表面には、深さ5.0μmの窪みが発生していた。次に窪みの平坦化を目的として、上記した光吸収部構成組成物から光吸収粒子を除いた組成物を、光吸収部構成組成物と同様にして光透過部間の溝に充填し、余剰分をドクターブレードで掻きとり、同様の条件で硬化をおこなった(これを2回目の充填と記載することがある。)。これにより光吸収部の表面の窪みの深さは3.0μmとなった。以上により光吸収部を形成した。
アクリル酸n−ブチルを65.0質量部と、アクリル酸メチルを30.0質量部と、アクリル酸2−ヒドロキシエチルを0.5質量部と、N,N−ジメチルアクリルアミドを4.5質量部と、開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルを0.2質量部とを、酢酸エチル300質量部中に添加し、60℃で12時間攪拌し、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。
得られたこの共重合体溶液の固形分100質量部に対し、架橋剤としてのイソシアネート系架橋剤TD−75(綜研化学株式会社製)を0.5質量部を加え、2−ブタノンにて濃度25質量%の溶液となるように希釈し、粘着剤溶液とした。
この塗液を、離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に他の離型フィルム(商品名:E7006、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、ノンキャリア粘着剤フィルムを作製した。
また、この粘着剤層に用いた粘着剤組成物の23℃における貯蔵弾性率は0.22MPaであった。この貯蔵弾性率は固体粘弾性アナライザー(レオメトリックス社製RSAII)を用い、圧縮モードにて測定周波数1Hz、測定温度を−50℃〜150℃の範囲で昇温速度5℃/分で測定した値に基づいた。
そして、この粘着剤組成物のE7006側を剥離し、光学機能層面に貼合した。
上記(4)で作製した中間部材について、光透過部の弾性率を、圧縮式微小硬度計(FISCHER HM2000)を用いて微小圧子材料に負荷をかけ、これを除荷することによって測定した。このとき、負荷力は100mN、負荷速度は4μm/10秒、保持時間は60秒とした。光透過部の弾性率は800MPaであった。
実施例2では、金型ロールの切削バイトの先端全体を曲線状に形成した。すなわち、図13に示したように、先端部分を深さ3μmの凸状となるように形成し、この形状に基づく光透過部の形状を得た。他の条件は実施例1と同様である。
実施例3では光透過部の弾性率が2000MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
光硬化性プレポリマー(P1)として、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレートを40.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのビスフェノールA−エチレンオキシドを4モル付加したジアクリレートを10.0質量部、及びジペンタエリスリトールのペンタアクリレート/ヘキサアクリレート(質量比60/40)の混合物を10.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドの15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3.0質量部と、を混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例4では光透過部の弾性率が1500MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
光硬化性プレポリマー(P1)として、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレートを5.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシエチルアクリレートを40.0質量部、ビスフェノールA−エチレンオキシドを4モル付加したジアクリレートを45.0質量部、及びジペンタエリスリトールのペンタアクリレート/ヘキサアクリレート(質量比60/40)の混合物を10.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドを15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3.0質量部と、を混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例5では光透過部の弾性率が500MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
光硬化性プレポリマー(P1)として、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレートを10.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシエチルアクリレートを50.0質量部、ビスフェノールA−エチレンオキシドを4モル付加したジアクリレートを30.0質量部、及びジペンタエリスリトールのペンタアクリレート/ヘキサアクリレート(質量比60/40)の混合物を10.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドを15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3.0質量部と、を混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例6では光透過部の弾性率が20MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
2,4−トリレンジイソシアネートを10.0質量部、ジラウリル酸ジ−n−ブチル酸を0.03質量部、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールを0.01質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレートを10.0質量部、及びポリテトラメチレングリコールを20.0質量部混合して光硬化性プレポリマー(P1)を得た。
次に得られた光硬化性プレポリマー(P1)を40.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシテトラエチレングリコールアクリレートを30.0質量部、2モルのエチレンオキシドを付加させたp−クミルフェノールのアクリレートを20.0質量部、及びジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを10.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドを15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3質量部と、硬化促進剤とてしてのトリフェニルホスフィンを3.0質量部混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例7では光透過部の弾性率が2500MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
光硬化性プレポリマー(P1)としてビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレートを40.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシエチルアクリレートを50.0質量部、及びジペンタエリスリトールのペンタアクリレート/ヘキサアクリレート(質量比60/40)の混合物を10.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドを15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3.0質量部と、を混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例8では光透過部の弾性率が9.0MPaとなる材料を用いた。具体的には次の通りである。
2,4−トリレンジイソシアネートを10.0質量部、ジラウリル酸ジ−n−ブチル酸を0.03質量部、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールを0.01質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレートを10.0質量部、及びポリテトラメチレングリコール(平均分子量647)を20.0質量部混合して光硬化性プレポリマー(P1)を得た。
次に得られた光硬化性プレポリマー(P1)を40.0質量部と、反応性希釈モノマー(M1)としてのフェノキシエチルアクリレートを15.0質量部、フェノキシテトラエチレングリコールアクリレートを15.0質量部、及び2モルのエチレンオキシドを付加させたp−クミルフェノールのアクリレートを20.0質量部と、金型離型剤(S1)としてのテトラデカノール−エチレンオキシドを10モル付加したリン酸エステル(モノエステル/ジエステル=モル比1/1)を0.05質量部、及びステアリルアミン−エチレンオキシドを15モル付加物を0.05質量部と、光重合開始剤(I1)としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャリティケミカルズ株式会社製)を3.0質量部と、その他テトラエチレングリコールジアクリレートを10.0質量部混合し、均一化して光透過部構成組成物を得た。
実施例9では、光学シートの窪み側に形成する粘着剤層の粘着剤組成物の貯蔵弾性率を0.14MPaとした光学フィルターを形成した。当該粘着剤層以外は実施例1と共通である。粘着剤層の形成は次の通りである。
アクリル酸n−ブチルを50.0質量部と、アクリル酸メチルを30.0質量部と、メタクリル酸メチルを19.5質量部と、アクリル酸2−ヒドロキシエチルを0.5質量部と、開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルを0.2質量部と、を酢酸エチル300質量部中に添加し、60℃で12時間攪拌し、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。
得られた共重合体溶液の固形分100質量部に対し、架橋剤としてのイソシアネート系架橋剤TD−75(綜研化学株式会社製)を0.5質量部を加え、2−ブタノンにて濃度25質量%の溶液となるように希釈し、粘着剤溶液とした。
この塗液を、離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に他の離型フィルム(商品名:E7006、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、ノンキャリア粘着剤フィルムを作製した。
実施例10では、光学シートの窪み側に形成する粘着剤層の粘着剤組成物の貯蔵弾性率を0.78MPaとした光学フィルターを形成した。当該粘着剤層以外は実施例1と共通である。粘着剤層の形成は次の通りである。
アクリル酸n−ブチルを50.0質量部と、アクリル酸メチルを30.0質量部と、アクリル酸2−ヒドロキシエチルを0.5質量部と、N,N−ジメチルアクリルアミドを19.5質量部と、開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリル0.2質量部と、を酢酸エチル300質量部中に添加し、60℃で12時間攪拌し、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。
得られた共重合体溶液の固形分100質量部に対し、架橋剤としてのイソシアネート系架橋剤TD−75(綜研化学株式会社製)0.5質量部を加え、2−ブタノンにて濃度25質量%の溶液となるように希釈し、粘着剤溶液とした。
この塗液を、離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に他の離型フィルム(商品名:E7006、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、ノンキャリア粘着剤フィルムを作製した。
実施例11では、光学シートの窪み側に形成する粘着剤層の粘着剤組成物の貯蔵弾性率を0.09MPaとした光学フィルターを形成した。当該粘着剤層以外は実施例1と共通である。粘着剤層の形成は次の通りである。
アクリル酸n−ブチルを75.0質量部と、アクリル酸メチル20.0質量部と、アクリル酸2−ヒドロキシエチル5.0質量部と、開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリル0.2質量部と、を酢酸エチル300質量部中に添加し、60℃で12時間攪拌し、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。
得られた共重合体溶液の固形分100質量部に対し、架橋剤としてのイソシアネート系架橋剤TD−75(綜研化学株式会社製)を0.5質量部を加え、2−ブタノンにて濃度25質量%の溶液となるように希釈し、粘着剤溶液とした。
この塗液を、離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に他の離型フィルム(商品名:E7006、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、ノンキャリア粘着剤フィルムを作製した。
実施例12では、光学シートの窪み側に形成する粘着剤層の粘着剤組成物の貯蔵弾性率を1.1MPaとした光学フィルターを形成した。当該粘着剤層以外は実施例1と共通である。粘着剤層の形成は次の通りである。
アクリル酸n−ブチルを45.0質量部と、アクリル酸メチルを30.0質量部と、アクリル酸2−ヒドロキシエチルを0.5質量部と、N,N−ジメチルアクリルアミドを24.5質量部と、開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルを0.2質量部と、を酢酸エチル300質量部中に添加し、60℃で12時間攪拌し、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。
得られた共重合体溶液の固形分100質量部に対し、架橋剤としてのイソシアネート系架橋剤TD−75(綜研化学株式会社製)を0.5質量部加え、2−ブタノンにて濃度25質量%の溶液となるように希釈し、粘着剤溶液とした。
この塗液を、離型フィルム(商品名:E7007、東洋紡績社製、厚さ38μm)上に厚さが25μmとなるように塗布して乾燥し、さらにその上に他の離型フィルム(商品名:E7006、東洋紡績社製、厚さ38μm)を貼合して、ノンキャリア粘着剤フィルムを作製した。
比較例では、実施例1のうち、金型ロールの切削バイトの先端部に楕円状の曲線部を形成しないバイトにより金型ロールを製作し、光透過部を得た。他の条件は実施例1と同じである。比較例はいわゆる従来の光学シートである。
参考例では、比較例のうち、光吸収部に窪みがない形状の光学シートを作製した。具体的にはドクターブレードにより掻き取る際の押圧力を下げ、掻き取る量を減らすことにより窪みが形成されないように調整した。
表1に結果を示す。
一方、比較例の場合、虹状の色むらが発生し、視野角の低下も観察された。比較例における当該視野角の低下は、図11(b)に示したように光透過部113から光L15、L16が出射する場合に、視野角を小さくする方向に屈折するからであると考えられる。
また、参考例では虹状の色むらの発生はなく、視野角の低下も見られなかったが、外観不良が認められた。これは、窪みをなくすためにドクターブレードの押圧力を低く抑えたため、本来除去されるべき光吸収粒子を除去することができなかったためと考えられる。
4 PDPユニット
5 PDPパネル(映像源)
10 光学フィルター
11 基材層
12 光学機能層
13 光透過部
14 光吸収部
15 バインダー
16 光吸収粒子
17 窪み
19 光学シート
20 粘着剤層
21 電磁波遮蔽層
22 粘着剤層
23 粘着剤層
24 波長フィルター層
25 ハードコート層
26 反射防止層
Claims (10)
- 映像源より観察者側に配置され、該映像源側から入射した光を制御して前記観察者側に出射する、複数の層を有する光学シートであって、
基材層と、該基材層に積層された光学機能層とを備え、
前記光学機能層は、光を透過可能にシート面に沿って並列された光透過部と、該光透過部間に光を吸収可能に並列された光吸収部と、を有し、
前記光吸収部は、シート厚方向断面において前記基材層とは反対側の面に曲線又は折れ線状に凹んだ窪みが形成され、
前記光透過部は、シート厚方向断面において前記基材層とは反対側の面の両端部が曲線又は2以上の角を有する折れ線状である、光学シート。 - 前記光透過部の弾性率は10MPa以上2000MPa以下である、請求項1に記載の光学シート。
- 前記光吸収部の窪みの深さが0.5μm以上6.0μm以下である、請求項1又は2に記載の光学シート。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学シートの前記光学機能層のうち、前記窪みが形成された側の面に粘着剤を含んでなる粘着剤層が形成されている光学フィルター。
- 前記粘着剤を構成する組成物の23℃における貯蔵弾性率は0.1MPa以上0.8MPa以下である、請求項4に記載の光学フィルター。
- 前記粘着剤層の厚さが20μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の光学フィルター。
- 最外層に反射防止層又は防眩層を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の光学フィルター。
- 所定の波長の光の透過を抑制する機能を有する波長フィルタ層を備えることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の光学フィルター。
- 電磁波を遮蔽する機能を有する電磁波遮蔽層を備えることを特徴とする請求項4〜8のいずれか一項に記載の光学フィルター。
- プラズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイパネルより観察者側に配置された請求項4〜9のいずれか一項に記載の光学フィルターと、を備え、前記光学フィルターの光吸収部の窪みが観察者側に向けられていることを特徴とする映像表示装置。
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