JP2012089812A - 埋め込み印刷回路基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁距離が一定である埋め込み印刷回路基板を具現することにより、印刷回路基板の電気的特性を一定に維持し、歪み問題を改善して、内蔵密集度が向上された埋め込み印刷回路基板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による埋め込み印刷回路基板の製造方法は、(A)第1金属層112、第1硬化絶縁層114、第1半硬化絶縁層116が順に積層された第1構造体110及び第2金属層122、第2硬化絶縁層124、第2半硬化絶縁層126が順に積層された第2構造体120を備える段階、(B)第1半硬化絶縁層116上にキャビティ132が備えられた内層基材130を積層し、キャビティ132に配置されるように第1半硬化絶縁層116の表面に電子素子140を固定する段階、及び(C)第1半硬化絶縁層116と第2半硬化絶縁層126が互いに向い合うように配置し、内層基材130の方向に第1構造体110と第2構造体120を圧着して、電子素子140を埋め込む段階を含む。
【選択図】図8

Description

本発明は、埋め込み印刷回路基板の製造方法に関する。
最近、電子機器製品の小型化、軽量化の趨勢により、半導体素子などの電子素子を内蔵した印刷回路基板の開発が注目を集めている。
電子素子内蔵型印刷回路基板を具現するために、印刷回路基板にIC(Interated Circuit)チップなどの半導体素子を実装する表面実装技術が多く存在しており、このような技術としては、ワイヤボンディング(Wire Bonding)、フリップチップ(Flip Chip)などの方法がある。
ここで、ワイヤボンディングによる実装方法は、設計回路が印刷された電子素子を接着剤を利用して印刷回路基板にボンディングさせて、印刷回路基板のリードフレームと電子素子の金属端子(即ち、パッド)の間に情報の送受信のために金属ワイヤで接続させた後、電子素子及びワイヤを熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂などでモールディング(molding)させることである。
また、フリップチップによる実装方法は、電子素子に金、半田、あるいはその他の金属などの素材で数十μmから数百μmまでのサイズの外部接続端子(即ち、バンプ)を形成し、既存のワイヤボンディングによる実装方法と反対に、バンプが形成された電子素子を裏返して(flip)表面が基板方向に向けるように実装させることである。
しかし、このような表面実装方法は、電子素子を印刷回路基板の表面に実装することであり、実装後の全体厚さを印刷回路基板及び電子素子の厚さの和より小さくすることができないため、高密度化に困難があった。
このような問題点を解決するために、電子素子を印刷回路基板内、即ち、外部でなく印刷回路基板の内部に実装して、ビルドアップ(Build−up)層を形成して電気的接続をすることにより、小型化及び高密度化を図るための方法が開発されている。
図1から図4は、従来技術による電子素子内蔵型印刷回路基板の製造方法を説明するための工程断面図であり、これを参照して、その製造方法を説明すると、次の通りである。
まず、銅箔積層板に内層回路層11及び電子素子14(図2参照)を収容するためのキャビティ(cavity)12が形成されたコア基板10を製造して、コア基板10の一面に電子素子を支持するためのテープ13を付着する(図1参照)。
次に、電極端子15を有する電子素子14がキャビティ12に収容されるように、テープ13に電子素子14をフェイスアップ(face−up)状態で付着する。次に、テープ13が付着されていないコア基板10の他面に、電子素子14とキャビティ12の間の空間を含んで第1絶縁層16を形成した後、硬化させる(図2参照)。
次に、コア基板10の一面に付着されたテープ13(図2参照)を除去し、テープ13が除去されたコア基板10の他面に第2絶縁層17を形成する(図3参照)。
最後に、内層回路層11または電子素子14の電極端子15と連結されるビア19を有する外層回路層18を、第1絶縁層16または第2絶縁層17に形成する(図4参照)。
しかし、図1から図4に図示された従来技術によって電子素子14を印刷回路基板に内蔵する場合、電子素子14を支持するために支持用テープ13が用いられ、後で除去されるため、製造コストが増加するだけでなく、テープ13を着脱するテーピング(taping)工程により製造工程が複雑になるという問題点があった。
また、テープ13で電子素子14を支持した状態で、テープ13が付着されていない面に第1絶縁層16を形成した後、テープ13を除去し、その後、テープ13が除去されたコア基板10の一面に再度第2絶縁層17を形成するため、工程時間が長くなるという問題点があった。
さらに、前記第1絶縁層16または第2絶縁層17に用いられるプリプレグ(prepreg)またはRCC(Resin Coated Copper)は、積層条件及び製品設計によって流れ性が変わるため、半硬化状態の第1絶縁層16または第2絶縁層17をコア基板10に積層することだけでは、印刷回路基板の絶縁距離が均一に具現されず、その結果、製品の電気的特性が一定に維持されないという問題点があった。
また、不均一な絶縁距離により、印刷回路基板の外部から作用する応力による歪み(warpage)が発生する可能性があるという問題点があった。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決するために導き出されたものであり、本発明は、絶縁距離が一定である埋め込み印刷回路基板を具現することにより、印刷回路基板の電気的特性を一定に維持し、歪み問題を改善して、内蔵密集度が向上された埋め込み印刷回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法は、(A)第1金属層、第1硬化絶縁層、第1半硬化絶縁層が順に積層された第1構造体及び第2金属層、第2硬化絶縁層、第2半硬化絶縁層が順に積層された第2構造体を備える段階、(B)前記第1半硬化絶縁層上にキャビティが備えられた内層基材を積層し、前記キャビティに配置されるように前記第1半硬化絶縁層の表面に電子素子を固定する段階、及び(C)前記第1半硬化絶縁層と前記第2半硬化絶縁層が互いに向い合うように配置し、前記内層基材の方向に前記第1構造体と前記第2構造体を圧着して、前記電子素子を埋め込む段階を含むことを特徴とする。
また、前記(A)段階で、前記第1金属層及び前記第2金属層は、銅で形成されたことを特徴とする。
また、前記(A)段階で、前記第1硬化絶縁層及び前記第2硬化絶縁層は、熱硬化性絶縁材で形成され、シリカフィラー(silica filler)またはガラス繊維(glass fiber)を含むことを特徴とする。
また、前記(A)段階で、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、熱硬化性絶縁材で形成され、シリカフィラー(silica filler)を含むことを特徴とする。
また、前記(A)段階で、前記第2半硬化絶縁層の厚さは、前記第1半硬化絶縁層の厚さより厚いことを特徴とする。
また、前記(A)段階で、前記第1硬化絶縁層の厚さと前記第2硬化絶縁層の厚さが同一であることを特徴とする。
また、前記第1硬化絶縁層及び前記第2硬化絶縁層は、厚さが20μm以上50μm以下であることを特徴とする。
また、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、厚さが2μm以上10μm以下であることを特徴とする。
また、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、硬化率が25%以上であることを特徴とする。
本発明の特徴及び利点は、添付図面に基づいた以下の詳細な説明によってさらに明らかになるであろう。
本発明の詳細な説明に先立ち、本明細書及び請求範囲に用いられた用語や単語は、通常的かつ辞書的な意味に解釈されてはならず、発明者が自らの発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則にしたがって本発明の技術的思想にかなう意味と概念に解釈されるべきである。
本発明による埋め込み印刷回路基板の製造方法は、絶縁距離が均一な埋め込み印刷回路基板の具現が可能であり、印刷回路基板の電気的特性を一定に維持することができるという長所がある。
また、厚さが調節可能な半硬化絶縁層を用いてキャビティの充填性を向上させることにより、電子素子の内蔵信頼度を改善することができるという長所がある。
また、電子素子支持用テープを着脱するテーピング(taping)工程が不必要であるため、製造コストが減少するだけでなく、工程時間を効果的に短縮することができる長所がある。
さらに、電子素子を基準に、絶縁層及び金属層が上下対称に積層された構造を形成することにより、印刷回路基板に作用する応力によって発生する歪み(Warpage)問題を改善することができるという長所がある。
従来技術による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(1)である。 従来技術による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(2)である。 従来技術による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(3)である。 従来技術による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(4)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(1)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(2)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(3)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(4)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(5)である。 本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図(6)である。
本発明の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付図面に係わる以下の詳細な説明および好ましい実施例によってさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際し、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面に示されても、できるだけ同一の番号を付けるようにしていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、係わる公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要にぼかす可能性があると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
以下、添付された図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図5から図10は、本発明の好ましい実施例による埋め込み印刷回路基板の製造方法を工程順に図示した断面図である。
まず、図5及び図6に図示したように、第1金属層112、第1硬化絶縁層114、第1半硬化絶縁層116が順に積層された第1構造体110(図5参照)及び第2金属層122、第2硬化絶縁層124、第2半硬化絶縁層126が順に積層された第2構造体120(図6参照)を備える。
前記第1金属層112または前記第2金属層122は、本発明によって製造された埋め込み印刷回路基板を用いたビルドアップ基板または電子素子140パッケージ基板を製作するにおいて、選択的にパターニングされて回路層に形成される構成である。従って、その構成材質に制限はないが、一般的に用いられる銅箔で形成することが好ましい。
前記第1硬化絶縁層114または前記第2硬化絶縁層124は、熱硬化性絶縁材の中に補強材を含有させて形成される。ここで、熱硬化性絶縁材には、エポキシ系樹脂、BT樹脂、SiOが用いられることができ、補強材には、シリカフィラー(silica filler)またはセラミックス系フィラーなどのようなフィラーや、ガラス繊維(glass fiber)またはアラミド繊維などのような繊維を含むことができる。熱硬化性絶縁材に補強材を含有させて硬化絶縁層114、124を形成すると、熱硬化性絶縁材のみを用いた場合に比べて、印刷回路基板に作用する応力に対する抵抗力が強くなり、剛性が増大される。従って、印刷回路基板の歪み問題を改善することができ、層間の絶縁距離を一定に維持することができる。
第1硬化絶縁層114は、第1金属層112に積層された後、完全硬化状態(C−stage)になり、第2硬化絶縁層124は、第2金属層122に積層された後、完全硬化状態(C−stage)になる。印刷回路基板の上下対称構造を具現することにより、全体的な歪み問題を改善するためには、第1硬化絶縁層114の厚さTと第2硬化絶縁層124の厚さTが同一に形成されるように、構造体を構成することが好ましい。また、第1硬化絶縁層114及び第2硬化絶縁層124が金属層112、122に積層された後、完全硬化状態になり、製造工程が完了された後にも初期設計値がそのまま維持されて、ビルドアップ基板の製造時にビアが形成される部分であるため、印刷回路基板の全体的なサイズや厚さ及びビアの高さを考慮して、20μm以上50μm以下の厚さを有する構成に選択することが好ましい。
前記第1半硬化絶縁層116または前記第2半硬化絶縁層126は、熱硬化性絶縁材の中に補強材を含有させて形成される。ここで、熱硬化性絶縁材には、エポキシ系樹脂、BT樹脂、SiOが用いられることができ、補強材には、シリカフィラー(silica filler)またはセラミックス系フィラーなどを含むことができる。熱硬化性絶縁材にシリカフィラー(silica filler)またはセラミックス系フィラーなどの補強材を含有させて半硬化絶縁層116、126を形成すると、絶縁層の熱膨脹係数が低くなり、ガラス繊維(glass fiber)をさらに含んだ第1硬化絶縁層114、第2硬化絶縁層124より流動性が優れるため、後述する工程で電子素子140を埋め込む時、内層基材130に形成されたキャビティ132を効率的に充填することができる。
また、第1半硬化絶縁層116は、第1硬化絶縁層114に半硬化状態(B−stage)で積層され、第2半硬化絶縁層126は、第2硬化絶縁層116に半硬化状態(B−stage)で積層される。
また、第1半硬化絶縁層116は、電子素子140を固定させる役割をする層であり、もしその厚さTが2μmより小さいと半硬化絶縁層の粘着性が低下して電子素子140を固定させることができなく、反対にその厚さTが20μmより大きいと積層過程で電子素子140が動く可能性がある。一方、10μmより厚い半硬化絶縁層で印刷回路基板を製作すると、最終構造物の体積が大きくなるため、電子製品の小型化、軽薄短小化の趨勢に対応できなくなる。従って、第1半硬化絶縁層116は、2μm以上10μm以下の厚さを有することが好ましい。
一方、第2半硬化絶縁層126の厚さTは、第1半硬化絶縁層116の厚さTより厚いことが好ましい。第2半硬化絶縁層126は、第2構造体120を構成し、電子素子140が第1構造体110に固定された後、電子素子140を間に置いて第1構造体110と第2構造体120を圧着する過程で、電子素子140の周りのキャビティ132を充填する役割をする。従って、第2半硬化絶縁層126の厚さTは、内蔵される電子素子140の厚さによって、流動的に調節が可能であるように構成される。
また、25%未満の熱硬化率を有する絶縁層では、電子素子140が固定されないため、第1半硬化絶縁層116及び第2半硬化絶縁層126は、SMT(Surface Mounting Technology)作業時、40度以上100度以下の作業環境でレジン硬化率が25%以上であることが好ましい。
ここで、前記硬化率は、硬化前の絶縁材組成物と硬化後の絶縁材組成物に含有される硬化成分のFT−IRの成分ピーク強度から算出することができる。例えば、硬化前の絶縁材組成物における硬化成分のピーク強度をI、硬化後の絶縁材組成物における硬化成分のピーク強度をIとすると、次の式によって硬化率を算出することができる。
Figure 2012089812
また、DSCの吸熱/発熱ピーク強度から算出することも可能である。
次に、図7に図示したように、第1半硬化絶縁層116上にキャビティ132が備えられた内層基材130を積層し、キャビティ132に配置されるように第1半硬化絶縁層116の表面に電子素子140を固定する。
ここで、レーザーなどを利用して、内蔵しようとする電子素子140のサイズより大きいキャビティ132を内層基材130に形成し、内層基材130を第1半硬化絶縁層116に積層する。ここで、内層基材130は、完全硬化された状態の絶縁層または金属層で構成されることができる。その後、キャビティ132に配置されるように電子素子140を第1半硬化絶縁層116に固定する。一方、第1半硬化絶縁層116に電子素子140を固定した後、電子素子140が貫通するようにキャビティ132を配置して、内層基材130を第1半硬化絶縁層116に積層することも可能である。
次に、図8及び図9に図示したように、第1半硬化絶縁層116と第2半硬化絶縁層126が互いに向い合うように配置し、内層基材130方向に第1構造体110と第2構造体120を圧着して電子素子140を埋め込む。
第2構造体120を構成する第2半硬化絶縁層126は、電子素子140を埋め込むための資材であり、キャビティ132に電子素子140を配置して残りの空間を充填する役割をする。本発明による埋め込み印刷回路基板の製造工程で、第2半硬化絶縁層126の厚さTは、内蔵される電子素子140の厚さによって、流動的に選択して構成することが可能である。
次に、図10に図示したように、電子素子140を埋め込んだ後、印刷回路基板を硬化させる。硬化工程が完了されると、第1半硬化絶縁層116及び第1硬化絶縁層114、第2半硬化絶縁層126及び第2硬化絶縁層124が一つの内層絶縁層136を形成する。
以上、本発明を好ましい実施例に対して詳細に説明したが、これは、本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明による埋め込み印刷回路基板の製造方法は、これに限定されず、該当分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想内にての変形や改良が可能であることは明白であろう。
本発明の単純な変形乃至変更は、いずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は、添付の特許請求の範囲により明確になるであろう。
本発明は、印刷回路基板の電気的特性を一定に維持し、歪み問題を改善して、内蔵密集度が向上された埋め込み印刷回路基板の製造方法に適用可能である。
110 第1構造体
112 第1金属層
114 第1硬化絶縁層
116 第1半硬化絶縁層
120 第2構造体
122 第2金属層
124 第2硬化絶縁層
126 第2半硬化絶縁層
130 内層基材
132 キャビティ
136 内層絶縁層
140 電子素子

Claims (9)

  1. (A)第1金属層、第1硬化絶縁層、第1半硬化絶縁層が順に積層された第1構造体及び第2金属層、第2硬化絶縁層、第2半硬化絶縁層が順に積層された第2構造体を備える段階;
    (B)前記第1半硬化絶縁層上にキャビティが備えられた内層基材を積層し、前記キャビティに配置されるように前記第1半硬化絶縁層の表面に電子素子を固定する段階;及び
    (C)前記第1半硬化絶縁層と前記第2半硬化絶縁層が互いに向い合うように配置し、前記内層基材の方向に前記第1構造体と前記第2構造体を圧着して、前記電子素子を埋め込む段階;
    を含むことを特徴とする埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  2. 前記(A)段階で、前記第1金属層及び前記第2金属層は、銅で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  3. 前記(A)段階で、前記第1硬化絶縁層及び前記第2硬化絶縁層は、熱硬化性絶縁材で形成され、シリカフィラー(silica filler)またはガラス繊維(glass fiber)を含むことを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  4. 前記(A)段階で、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、熱硬化性絶縁材で形成され、シリカフィラー(silica filler)を含むことを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  5. 前記(A)段階で、前記第2半硬化絶縁層の厚さは、前記第1半硬化絶縁層の厚さより厚いことを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  6. 前記(A)段階で、前記第1硬化絶縁層の厚さと前記第2硬化絶縁層の厚さが同一であることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  7. 前記(A)段階で、前記第1硬化絶縁層及び前記第2硬化絶縁層は、厚さが20μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  8. 前記(A)段階で、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、厚さが2μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
  9. 前記(A)段階で、前記第1半硬化絶縁層及び前記第2半硬化絶縁層は、硬化率が25%以上であることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み印刷回路基板の製造方法。
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