JP2003078064A - インターポーザ、半導体パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

インターポーザ、半導体パッケージおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤等の接着成分を用いることなく半導体
素子との接着が可能なインターポーザおよびその製造方
法を提供することである。また、薄型化し得る半導体パ
ッケージおよびその製造方法を提供することである。 【解決手段】 本発明のインターポーザは、プリプレグ
と、前記プリプレグの片面に形成された導体パターン
(回路)と、前記導体パターンの少なくとも一部を覆う
ように形成された被覆層(ソルダーレジスト層)とを有
することを特徴とするものである。また、本発明の半導
体パッケージは、上記インターポーザに半導体素子を搭
載してなることを特徴とするものである。また、本発明
のインターポーザの製造方法は、片面に金属箔を接合し
てなるプリプレグの金属箔にエッチングにより導体パタ
ーンを形成する工程と、前記導体パターンの少なくとも
一部を覆うように被覆層を形成する工程とを有すること
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターポーザ、
半導体パッケージおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、プリント配線板等を構成するプリ
プレグは、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性
樹脂ワニスをガラスクロス等の基材に含浸した後、加熱
乾燥、反応する工程により得られる。次いでこのプリプ
レグを用いて、銅張り積層板やプリント配線板等が製造
される。プリプレグを構成する樹脂が未硬化の場合、プ
リプレグの表面がべた付くため(タックの発生)、作業
性が低下するといった問題点を有していた。また、加熱
加圧時に樹脂フローが大きくなり、成形性が低下すると
いった問題点を有していた。そこで、一般にプリプレグ
は、上述の加熱反応する工程により、構成する熱硬化性
樹脂を、半硬化の状態とすることで、プリプレグ表面の
タックの発生を抑え、加熱加圧時のフローを制御してい
る。しかし、半硬化状態のプリプレグは、可撓性に欠
け、割れ易いといった問題点を有していた。そのため、
半硬化状態のプリプレグを直接回路加工することができ
なかった。また、半硬化の樹脂と基材との接着強度が十
分でない等の理由より、プリプレグを切断加工した際
に、樹脂組成物や基材からなる粉が発生し、作業性が低
下するといった問題点を有していた。更に、この粉が、
積層のためにプリプレグを取り扱う場合にプリプレグか
ら離脱して、銅箔等の金属箔や積層成形用の金属プレー
トに付着し、成形を終えた積層板やプリント配線板に、
いわゆる打痕を生じさせるといった問題点を有してい
た。したがって、未硬化の状態または半硬化の状態のプ
リプレグに直接回路加工等できる材料は存在しなかっ
た。更には、未硬化の状態または半硬化の状態のプリプ
レグに回路加工等をするといった発想は存在しなかっ
た。
【0003】近年の電子機器の高機能化並びに軽薄短小
化の要求に伴い、電子部品の高密度集積化、さらには高
密度実装化が進んできており、これらの電子機器に使用
される半導体パッケージは、従来にも増して益々小型化
かつ多ピン化が進んできている。半導体パッケージはそ
の小型化に伴って、従来のようなリードフレームを使用
した形態のパッケージでは、小型化に限界がきているた
め、最近では回路基板上にチップを実装したものとし
て、BGA(Ball Grid Array)や、C
SP(Chip Scale Package)と言っ
た、エリア実装型の新しいパッケージ方式が提案されて
いる。BGAやCSP等の新しいパッケージに用いられ
るインターポーザは、完全に硬化した樹脂組成物から構
成される積層板や熱可塑性ポリイミドで構成されるもの
である。樹脂組成物が完全に硬化した積層板で構成され
るインターポーザでは、半導体素子をインターポーザに
搭載する際に半導体素子とインターポーザを接着するた
めの接着成分が必要となっていた。また、熱可塑性ポリ
イミドで構成されるインターポーザでは、耐熱性(イン
ターポーザ自身)と接着性(インターポーザと半導体素
子)との両立が困難であった。すなわち、接着性を向上
するためには低温での接着を容易にする必要があるが、
その場合は耐熱性が低下するものであった。一方、耐熱
性を向上させると接着性が低下するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接着
剤等の接着成分を用いることなく半導体素子との接着が
可能なインターポーザおよびその製造方法を提供するこ
とである。また、本発明の目的は、薄型化し得る半導体
パッケージおよびその製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(17)の本発明により達成される。 (1)プリプレグと、前記プリプレグの片面に形成され
た導体パターンと、前記導体パターンの少なくとも一部
を覆うように形成された被覆層とを有することを特徴と
するインターポーザ。 (2)前記プリプレグは、貫通孔を有するものである上
記(1)に記載のインターポーザ。 (3)前記貫通孔にメッキが施されている上記(2)に
記載のインターポーザ。 (4)前記プリプレグは、基材に樹脂組成物を含浸して
なるものである上記(1)ないし(3)のいずれかに記
載のインターポーザ。 (5)前記基材は、有機繊維で構成される不織布である
上記(4)に記載のインターポーザ。 (6)前記基材は、開繊処理されたガラス繊維基材であ
る上記(4)に記載のインターポーザ。 (7)前記樹脂組成物の反応率は、30%以下である上
記(4)ないし(6)のいずれかに記載のインターポー
ザ。 (8)前記樹脂組成物は、少なくとも1以上の液状の樹
脂を含むものである上記(4)ないし(7)のいずれか
に記載のインターポーザ。 (9)前記樹脂組成物は、前記液状樹脂よりも分子量の
高い樹脂を含むものである上記(8)に記載のインター
ポーザ。 (10)上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のイ
ンターポーザに半導体素子を搭載してなることを特徴と
する半導体パッケージ。 (11)上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のイ
ンターポーザと半導体素子は、バンプにより接合されて
いるものである半導体パッケージ。 (12)片面に金属箔を接合してなるプリプレグの金属
箔にエッチングにより導体パターンを形成する工程と、
前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
を形成する工程とを有することを特徴とするインターポ
ーザの製造方法。 (13)片面に金属箔を接合してなるプリプレグの金属
箔にエッチングにより導体パターンを形成する工程と、
前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
を形成する工程と、前記プリプレグに貫通孔を形成する
工程とを有することを特徴とするインターポーザの製造
方法。 (14)前記貫通孔は、レーザー加工により形成される
ものである上記(13)に記載のインターポーザの製造
方法。 (15)前記プリプレグを構成する樹脂組成物の反応率
は、30%以下である上記(12)ないし(14)のい
ずれかに記載のインターポーザの製造方法。 (16)片面に金属箔を接合してなるプリプレグの金属
箔にエッチングにより導体パターンを形成する工程と、
前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
を形成する工程とから作製されるインターポーザに、半
導体素子を搭載する工程を有することを特徴とする半導
体パッケージの製造方法。 (17)前記インターポーザと前記半導体素子とをプリ
プレグを構成する未硬化の樹脂組成物の接着力を利用し
て接着する上記(16)に記載の半導体パッケージの製
造方法。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターポーザ、
半導体パッケージおよびその製造方法について詳細に説
明する。本発明のインターポーザは、プリプレグと、前
記プリプレグの片面に形成された導体パターン(回路)
と、前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように形
成された被覆層(ソルダーレジスト層)とを有すること
を特徴とするものである。また、本発明の半導体パッケ
ージは、上記インターポーザに半導体素子を搭載してな
ることを特徴とするものである。また、本発明のインタ
ーポーザの製造方法は、片面に金属箔を有するプリプレ
グの金属箔にエッチングにより導体パターンを形成する
工程と、前記導体パターンの少なくとも一部を覆うよう
に被覆層を形成する工程とを有することを特徴とするも
のである。また、本発明の半導体パッケージの製造方法
は、片面に金属箔を有するプリプレグの金属箔にエッチ
ングにより導体パターンを形成する工程と、前記導体パ
ターンの少なくとも一部を覆うように被覆層を形成する
工程とから作製されるインターポーザに、半導体素子を
搭載する工程を有することを特徴とするものである。
【0007】以下、本発明のインターポーザ、半導体パ
ッケージおよびその製造方法を添付図面に示す好適な実
施形態に基づいて詳細に説明する。まず、本発明のイン
ターポーザおよびその製造方法について説明する。図1
は、本発明のインターポーザを説明するための模式的な
側面図である。図1に示すようにインターポーザ1は、
プリプレグ11と、プリプレグ11の片面に形成された
導体パターン(回路)12と、導体パターン12の少な
くとも一部を覆うように形成された被覆層(ソルダーレ
ジスト層)13とを有する。プリプレグ11には、樹脂
面(図1中上面)側から貫通孔(ビア孔)111が形成
される。この貫通孔は、どのような方法で形成しても良
いが、特にレーザー加工で貫通孔を形成することが好ま
しい。貫通孔111および後述するランド14によって
露出している導体パターン12の接続信頼性を維持また
は向上するために、貫通孔111およびランド14内に
それぞれ金または半田などのメッキ処理を行うことが好
ましい。
【0008】プリプレグの片面に形成された導体パター
ンは、例えば図2に示す金属箔21を接合したプリプレ
グ11に対し導体パターンの加工(その他の処理を含
む)を施すことにより得ることができる。
【0009】金属箔を有するプリプレグは、例えば金属
箔面へのエッチングレジスト層の形成→所定の形状を有
する導体パターンの露光→エッチングレジスト層の現像
→現像されたエッチングレジスト層をマスクとして金属
箔のエッチング→レジスト層(マスク)の除去等の工程
を経て導体パターンが形成される。前記金属箔を構成す
る金属としては、例えば銅または銅系合金、アルミまた
はアルミ系合金等を挙げることができる。金属箔の厚さ
は、3〜70μmが好ましく、特に12〜35μmが好
ましい。また、前記金属箔は、プリプレグの両面に積層
されても構わない。
【0010】被覆層13は、例えば図1に示すように導
体パターン12の少なくとも一部を覆うように形成され
る。被覆層13は、例えば図1に示す導体パターン12
が形成されている面全体への被覆層の形成→特定の形状
を有するパターンの露光→被覆層の現像という工程で形
成される。これにより、導体パターンの少なくとも一部
が被覆され、ランド14(非被覆部)が形成される。上
述の工程により、本発明のインターポーザを製造するこ
とができる。上述の方法により得られた本発明のインタ
ーポーザは、接着剤等の接着成分を用いることなく半導
体素子との接着が可能となるものである。これは、プリ
プレグ状態で半導体素子を搭載することが可能となるた
めである。また、本発明のインターポーザに半導体素子
を搭載後における後工程での加熱により、樹脂が硬化さ
れるため耐熱性にも優れたインターポーザを提供するこ
とができる。
【0011】以下、前記インターポーザを構成するプリ
プレグ、導体パターン、被覆層について詳細に説明す
る。前記プリプレグは、樹脂組成物と基材から構成され
るものである。前記プリプレグ11は、例えば図3に示
すように、樹脂組成物22が基材23に含浸されている
ものである。これにより、インターポーザの剛性を向上
することができる。インターポーザの剛性が向上する
と、作業性が向上する。前記樹脂組成物を構成する樹脂
としては、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、シア
ネート樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げることができる。特
に、後述するようにシアネート樹脂を主とすることが好
ましい。また、前記樹脂組成物は、硬化触媒、無機充填
材等を含むことができる。前記樹脂組成物は、特に限定
されないが、少なくとも1以上の液状の樹脂を含むこと
が好ましい。これにより、プリプレグに可撓性を付与す
ることができる。液状とは、常温で流動性を示すものを
いう。前記樹脂組成物は、特に限定されないが、少なく
とも1以上の液状の樹脂と、前記液状の樹脂よりも分子
量の高い樹脂とを併用することが好ましい。これによ
り、前記効果に加え、プリプレグ表面のタックの発生を
防止することができる。
【0012】前記プリプレグ中における樹脂組成物の反
応率は、特に限定されないが、反応率30%以下が好ま
しく、特に反応率0.1〜20%が好ましい。これによ
り、上述の効果に加え、粉の発生を防止することができ
る。更に、レーザービア加工性を向上することもでき
る。
【0013】前記反応率は、示差走査熱量測定(DS
C)により求めることができる。すなわち、未反応の樹
脂組成物と、プリプレグ中における樹脂組成物の双方に
ついてDSCの反応による発熱ピークの面積を比較する
ことにより、次式(I)により求めることができる。な
お、測定は昇温速度10℃/分、窒素雰囲気下で行うこ
とができる。 反応率(%)=(1−プリプレグ中における樹脂組成物の反応ピークの面積/未 反応の樹脂組成物の反応ピーク面積)×100(I) 未反応の樹脂組成物の発熱ピークは、本発明の樹脂組成
物からなるワニスを基材に含浸し、40℃で10分風乾
後、40℃、1kPaの真空下、1時間で、溶剤を除去
したものをサンプルとして用いて測定した。
【0014】前記樹脂組成物は、特に限定されないが、
第1のシアネート樹脂と、第1のシアネート樹脂よりも
重量平均分子量が低い第2のシアネート樹脂を含むこと
が好ましい。これにより、プリプレグにより可撓性を付
与することができる。また、プリプレグの割れの発生を
防止することができる。従って、導体パターン加工時の
加工プロセス耐性に優れる。加工プロセス耐性に優れる
とは、例えば材料搬送時の搬送ロールと抑えロール間で
の圧力により割れが発生しない事、導体パターンエッチ
ング時のエッチング液のシャワー圧力により割れが発生
しない事等である。更に、プリプレグが可撓性を有する
ことで連続的に巻き取り可能なプリプレグを得ることが
できる。
【0015】前記第1のシアネート樹脂の重量平均分子
量は、特に限定されないが、2,000以上が好まし
く、特に2,200〜10,000が好ましい。第1の
シアネート樹脂の重量平均分子量が、前記上限値を超え
ると樹脂組成物をワニスにしたときの粘度が高くなり、
基材への含浸性が低下する場合があり、前記下限値未満
であると樹脂フローが大きくなりすぎ、成形性が低下す
る場合がある。なお、第1のシアネート樹脂の重量平均
分子量が、前記範囲内であると、プリプレグ中における
樹脂組成物が未硬化の状態でも、プリプレグ表面のタッ
クの発生を防止することができる。タックの発生を防止
できると、プリプレグ搬送時の作業性を向上することが
できる。
【0016】また、前記第2のシアネート樹脂の重量平
均分子量は、特に限定されないが、1,500以下が好
ましく、特に200〜1,300が好ましい。第2のシ
アネート樹脂の重量平均分子量が前記上限値を超える
と、プリプレグからの粉の発生を抑制する効果が低減す
る場合があり、前記下限値未満であると、樹脂フローが
大きくなりすぎ、成形性が低下する場合がある。なお、
第2のシアネート樹脂の重量平均分子量が前記範囲内で
あると、プリプレグの可撓性をより向上することができ
る。また、プリプレグからの粉の発生を抑制することが
できる。更に、樹脂組成物中への後述する充填剤の分散
性を向上することもできる。なお、シアネート樹脂の重
量平均分子量は、例えばゲルパーミエションクロマトグ
ラフィーを用いたポリスチレン換算で測定することがで
きる。
【0017】前記第1のシアネート樹脂は、特に限定さ
れないが、常温で固形状であることが好ましい。これに
より、プリプレグ中における樹脂組成物が未硬化の状態
でも、プリプレグ表面のタックの発生を防止することが
できる。また、前記第2のシアネート樹脂は、特に限定
されないが、常温で液状であることが好ましい。これに
より、プリプレグの可撓性をより向上できることに加
え、プリプレグからの粉の発生を抑制することができ
る。なお、液状とは、常温で流動性を示すものをいう。
例えば、前記第2のシアネート樹脂の粘度は、特に限定
されないが、500Pa・s以下が好ましく、特に1〜
300Pa・sが好ましい。前記粘度は、E型粘度計を
用いて、温度25℃、せん断速度0.5、1.0、2.
5および5.0rpmの各条件で測定したものである。
前記粘度は、前記各条件の中で、最も低い回転数で測定
可能であった値を用いるものとする。
【0018】前記第1および第2のシアネート樹脂は、
例えばハロゲン化シアン化合物とフェノール類とを反応
させることにより得ることができる。具体的には、ノボ
ラック型シアネート樹脂、ビスフェノール型シアネート
樹脂等を挙げることができる。これらの中でも第1のシ
アネート樹脂と第2のシアネート樹脂の少なくとも一方
が、ノボラック型シアネート樹脂を含むことが好ましい
(特に、ノボラック型シアネート樹脂を樹脂組成物全体
の15重量%以上含むことが好ましい)。更には、第1
および第2のシアネート樹脂の両方が、ノボラック型シ
アネート樹脂を含むことが特に好ましい。これにより、
プリプレグの耐熱性(ガラス転移温度、熱分解温度)を
向上できる。またプリプレグの熱膨張係数(特に、プリ
プレグの厚さ方向の熱膨張係数)を低下することができ
る。プリプレグの厚さ方向の熱膨張係数が低下すると、
多層プリント配線の応力歪みを軽減できる。更に、微細
な層間接続部を有する多層プリント配線板においては、
その接続信頼性を大幅に向上することができる。また、
前記第1と第2のシアネート樹脂は、異なる分子構造で
も良いが、同じ分子構造であることが好ましい。これに
より、分子量の異なるシアネート樹脂同士の相溶性を向
上することができる。
【0019】前記第1および第2のノボラック型シアネ
ート樹脂としては、例えば式(I)で示されるものを使
用することができる。
【化1】 前記式(I)で示されるノボラック型シアネート樹脂を
第1のシアネート樹脂として用いる場合、その重量平均
分子量は、特に限定されないが、2,000〜10,0
00が好ましく、特に2,200〜3,500が好まし
い。重量平均分子量が前記範囲内であると、プリプレグ
を構成する樹脂が未硬化状態でも、プリプレグ表面のタ
ックの発生を有効に防止することができる。また、前記
式(I)で示されるノボラック型シアネート樹脂を第2
のシアネート樹脂として用いる場合、重量平均分子量
は、特に限定されないが、300〜2,000が好まし
く、特に500〜1,500が好ましい。重量平均分子
量が前記範囲内であると、プリプレグの可撓性がより向
上する。また、プリプレグからの粉の発生を抑制するこ
とができる。更に、樹脂組成物中への後述する充填剤の
分散性を向上することもできる。
【0020】前記第1のシアネート樹脂の含有量は、特
に限定されないが、樹脂組成物全体の5〜23重量%が
好ましく、特に6〜18重量%が好ましい。第1のシア
ネート樹脂の含有量が前記範囲内であると、プリプレグ
を構成する樹脂が未硬化の状態でも、プリプレグ表面の
タックの発生を防止することができる。また、前記第2
のシアネート樹脂の含有量は、特に限定されないが、樹
脂組成物全体の2〜15重量%が好ましく、特に4〜1
0重量%が好ましい。第2のシアネート樹脂の含有量が
前記範囲内であると、プリプレグに可撓性をより向上で
きることに加え、プリプレグからの粉の発生を抑制する
ことができる。
【0021】前記樹脂組成物は、特に限定されないが、
第1および第2のシアネート樹脂よりも吸湿性が低い樹
脂を含むことが好ましい。これにより、プリプレグの耐
湿性(特に、吸湿後の半田耐熱性)を向上することがで
きる。前記吸湿性が低い樹脂としては、例えば酸素原子
(特に水酸基の型)の含有量が少ない樹脂(特に、酸素
原子の含有量5重量%以下の樹脂)が好ましい。また、
結晶化度、充填度が大きく、構成分子がC、H、Cl、
Fのみからなるものが好ましい(但し、最近の環境保護
の問題からハロゲン含有は避けた方が良い)。例えば、
樹脂骨格にナフタレン骨格、ビフェニル骨格、シクロペ
ンタジエン骨格から選ばれる1種以上が導入された樹脂
を挙げることができる。具体的には、ナフトールノボラ
ック型エポキシ樹脂等を挙げることができる。
【0022】また、シアネート樹脂との反応性を考慮す
れば、前記吸湿性が低い樹脂としては、エポキシ樹脂
(特にアラルキル型エポキシ樹脂)が好ましい。これに
より、耐湿性を特に向上することができる。また、アラ
ルキル型エポキシ樹脂の中でもビフェニル型エポキシ樹
脂が、特に好ましい。これにより、耐湿性を向上する効
果に加え、良好な耐熱性を得ることができる。前記吸湿
性の低い樹脂の含有量は、特に限定されないが、樹脂組
成物全体の20重量%以下が好ましく、特に10〜18
重量%が好ましい。これにより、シアネート樹脂の特性
である耐熱性、低膨張性と耐湿性とのバランスに優れ
る。また、ノンハロゲンでの難燃化を図ることができ
る。
【0023】前記樹脂組成物は、特に限定されないが、
硬化触媒を含むことが好ましい。これにより、シアネー
ト樹脂の架橋密度を制御することができる。前記硬化触
媒は、シアネート樹脂の硬化触媒として、公知のものを
用いることができる。例えば、ナフテン酸亜鉛、ナフテ
ン酸コバルト、オクチル酸スズ、オクチル酸コバルト等
の有機金属塩、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン等の3級アミン
類、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−
ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−
メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール等のイミダ
ゾール類、フェノール、ビスフェノールA、ノニルフェ
ノール等のフェノール化合物、フェノール樹脂および有
機酸等が挙げられる。これらを単独またはこれらの混合
物として用いることができる。これらの中でもフェノー
ル樹脂(特に、フェノールノボラック樹脂)が好まし
い。
【0024】前記硬化触媒の含有量は、特に限定されな
いが、0.01〜5.0重量%が好ましく、特に0.0
5〜3.0重量%が好ましい。硬化剤の含有量が前記範
囲内であると、良好な耐湿性、耐熱性を得ることができ
る。また、前記吸湿性の低い樹脂を含有し、その硬化剤
としても作用する硬化触媒を用いる場合の硬化触媒の含
有量は、特に限定されないが、前記吸湿性の低い樹脂官
能基当量の50〜100%官能基当量が好ましく、かつ
樹脂組成物全体の15重量%以下が好ましい。硬化剤の
含有量が前記範囲内であると、良好な耐湿性、耐熱性を
得ることができる。また、前記吸湿性の低い樹脂の硬化
剤としても作用する硬化触媒は、特に限定されないが、
常温で液状のものを使用することができる。
【0025】前記樹脂組成物は、特に限定されないが、
充填剤を含むことが好ましい。これにより、プリプレグ
を未硬化の状態で成形した場合の樹脂フローを制御する
ことができる。樹脂フローを制御することができると、
本発明のプリプレグを積層板等に成形する際の成形性を
向上することができる。前記充填剤は、特に限定されな
いが、粉末状のものが好ましく、特に粉末状の無機充填
剤が好ましい。これにより、樹脂組成物の流動性をより
制御できる。また、プリプレグをより低熱膨張化するこ
とができる。前記充填剤としては、例えばタルク、クレ
ー、マイカ、ガラス等のケイ酸塩、アルミナ、シリカ等
の酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸
塩、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸
化物等を挙げることができる。これらの中でもシリカ等
の酸化物が好ましい。これにより、プリプレグをより低
熱膨張化(特にプリプレグの厚さ方向の熱膨張係数を低
下できる)することができる。前記シリカの中でも溶融
シリカが好ましい。更に、シリカの形状は破砕状、球状
があるが、ガラス基材への含浸性を確保するなど、樹脂
組成物の溶融粘度を下げるためには球状が好ましい。こ
れにより、充填効率を向上し、プリプレグをより低熱膨
張化することができる。
【0026】前記充填剤の平均粒径は、特に限定されな
いが、2.0μm以下が好ましく、特に0.2〜1.0
μmが好ましい。充填剤の平均粒径が前記範囲内である
と、チキソ性の付与に加え、樹脂の流動性をより良好に
制御することができる。前記充填剤の含有量は、特に限
定されないが、樹脂組成物全体の40〜80重量%が好
ましく、特に50〜70重量%が好ましい。充填剤の含
有量が前記範囲内であると、樹脂組成物にチキソ性を付
与することできる。樹脂組成物にチキソ性が付与される
と、本発明の樹脂組成物からプリプレグをプレス成形す
る際に、樹脂フローを制御することができる。
【0027】前記プリプレグを構成する基材としては、
例えばガラス織布、ガラス不繊布、ガラスペーパー等の
ガラス繊維基材、紙(パルプ)、アラミド、ポリエステ
ル、フッ素樹脂等の有機繊維からなる織布や不織布、金
属繊維、カーボン繊維、鉱物繊維等からなる織布、不織
布、マット類等が挙げられる。これらの基材は単独又は
混合して使用してもよい。これらの中でも有機繊維で構
成される不織布が好ましい。これにより、レーザービア
加工性を向上することができる。また、ガラス繊維基材
の中でも開繊加工されたものが好ましい。これにより、
レーザービア加工性を向上することができる。開繊加工
とは、タテ糸及びヨコ糸ともに隣り合う糸同士が実質的
に隙間なく配列されたものをいう。
【0028】前記樹脂組成物と基材を用いてプリプレグ
を製造する方法としては、例えば樹脂組成物を基材に含
浸させる方法、樹脂組成物を基材に塗布する方法等が挙
げられる。これらの中でも前記樹脂組成物を基材に含浸
させる方法が好ましい。前記樹脂組成物を前記基材に含
浸させる方法は、例えば基材を樹脂ワニスに浸漬する方
法、各種コーターによる塗布する方法、スプレーによる
吹き付ける方法等が挙げられる。これらの中でも、基材
を樹脂ワニスに浸漬する方法が好ましい。これにより、
基材に対する樹脂組成物の含浸性を向上することができ
る。なお、基材を樹脂ワニスに浸漬する場合、通常の含
浸塗布設備を使用することができる。
【0029】前記樹脂ワニスに用いられる溶媒は、前記
樹脂組成物に対して良好な溶解性を示すことが望ましい
が、悪影響を及ぼさない範囲で貧溶媒を使用しても構わ
ない。良好な溶解性を示す溶媒としては、例えばメチル
エチルケトン、シクロヘキサノン等が挙げられる。前記
樹脂ワニスの固形分は、特に限定されないが、前記樹脂
組成物の固形分40〜80重量%が好ましく、特に50
〜65重量%が好ましい。これにより、樹脂ワニスの基
材への含浸性を更に向上できる。
【0030】本発明のインターポーザを構成するプリプ
レグは、上述の導体パターン加工およびそれ以後の各プ
ロセスにおいても充分な加工プロセス耐性を有している
ものである。従って、このようなインターポーザおよび
半導体パッケージの組み立て作業に際してもプリプレグ
の割れ、粉の発生等の不都合が生じないものである。
【0031】次に、半導体パッケージについて説明す
る。本発明の半導体パッケージ3は、例えば図3に示す
ようにインターポーザ1に、半導体素子(ICチップ)
31を搭載してなるものである。半導体素子31は、下
面(図1中下側)にバンプ32を有している。半導体素
子31は、インターポーザ1のプリプレグ11の樹脂面
に搭載される。この際、半導体素子31と導体パターン
12とを、貫通孔111においてバンプ32にて接合さ
れる。なお、図示とは異なるが、インターポーザ1の貫
通孔111に予めバンプ32が形成されていても構わな
い。このようにして、半導体パッケージ3を得ることが
できる。そして、半導体パッケージ3のランド14に、
半田ボール33を形成する。半導体パッケージ3は、こ
の半田ボール33により図示しないプリント板と接合さ
れる。前述の方法で得られた半導体パッケージは、薄く
しても割れが発生し難いため、薄型化が可能なものであ
る。さらに、薄型化が可能となることにより、配線距離
を短くすることができるので高速動作が可能となるもの
である。
【0032】なお、半導体素子は、いかなるものをも使
用することができる。例えば半導体記憶装置、中央処理
装置や超小型処理装置等が挙げられる。また、図示はさ
れないが、半導体素子は樹脂でモールドしても良い。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により詳
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0034】まず、インターポーザについての実施例お
よび比較例を説明する。 インターポーザの製造 (実施例1) <プリプレグの作製> 樹脂ワニスの調製 第1のノボラック型シアネート樹脂(ロンザジャパン株
式会社製、プリマセット PT−60 重量平均分子量
2,300)10重量部(以下、部と略す)、第2のノ
ボラック型シアネート樹脂(ロンザジャパン株式会社
製、プリマセットPT−30 重量平均分子量1,30
0 粘度500〜1000Pa・s)10部、ビフェニ
ルジメチレン型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製、N
C−3000SH)12部、ビフェニルジメチレン型フ
ェノール樹脂(明和化成株式会社製、MEH−7851
−3H)8部、平均粒径0.3μmの球状溶融シリカS
FP−10X(電気化学工業株式会社製)60部添加
し、メチルエチルケトンに常温で溶解し、高速攪拌機で
10分間攪拌して樹脂ワニスを得た。
【0035】ワニスの含浸、乾燥 上述の樹脂ワニスを開繊処理されたガラス繊維基材(厚
さ50μm、日東紡績(株)製、WEA−05E)に含
浸し、120℃の加熱炉で2分乾燥してプリプレグを得
た。前記プリプレグに銅箔(古河サーキットホイル社
製、GTS、厚さ18μm)を積層し、全体の厚さ70
μmの金属箔付きプリプレグを得た。なお、得られたプ
リプレグ中の樹脂組成物の反応率は5%であった。
【0036】<インターポーザの作製> 導体パターンの作製 上述の金属箔付きプリプレグは、ドライフィルムレジス
ト(ニチゴー・モートン社製 38A212)を形成し
た後、所定形状を有する導体パターンを露光した。次に
レジスト層を炭酸ナトリウム1.5wt%水溶液で現像
した。次に、ドライフィルムレジストをマスクとして金
属箔をエッチングし、水酸化ナトリウム3wt%水溶液
でレジストを除去することにより所定の導体パターンを
作製した。
【0037】被覆層の形成 次に、上述のプリプレグの導体パターンを覆うようにド
ライフィルムソルダーレジスト(住友ベークライト社製
CFP−1122)で被覆層を形成した。次に、所定
の形状を有するパターンを露光し、被覆層を水酸化ナト
リウム1.5wt%水溶液で現像した。
【0038】貫通孔の形成 次に、上述のプリプレグの樹脂面にCOレーザーでビ
ア孔を形成し、インターポーザを作製した。
【0039】(実施例2)プリプレグにおける第1のシ
アネート樹脂を13部、第2のシアネート樹脂13部、
吸湿性の低い樹脂を8部、硬化触媒を6部とした以外
は、実施例1と同様に行った。
【0040】(実施例3)プリプレグ作製時に乾燥温度
160℃にして、プリプレグ中の樹脂組成物の反応率を
約20%にした以外は、実施例1と同様にした。
【0041】(実施例4)プリプレグ作製時に乾燥温度
170℃にして、プリプレグ中の樹脂組成物の反応率を
約30%にした以外は、実施例1と同様にした。
【0042】(実施例5)プリプレグにおける第1のシ
アネート樹脂の代わりにビスフェノールA型エポキシ樹
脂(ジャパンエポキシレジン(株)製 EP−1007、
エポキシ当量2000)28部、第2のシアネート樹脂
の代わりにビスフェノールF型エポキシ樹脂(日本化薬
(株)製RE−404S、エポキシ当量165)11部と
し、ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂及びビフェニ
ルジメチレン型フェノール樹脂を用いずに、2−フェニ
ル−4−メチルイミダゾールを1部添加した以外は実施
例1と同様にした。
【0043】(実施例6)第1のシアネート樹脂の代わ
りにビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキ
シレジン(株)製 EP−1001、エポキシ当量47
5)32部、第2のシアネート樹脂の代わりにフェノー
ル樹脂(住友ベークライト(株)製 HF−3)7部と
し、ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂及びビフェニ
ルジメチレン型フェノール樹脂を用いずに、2−フェニ
ル−4−メチルイミダゾールを1部添加した以外は実施
例1と同様にした。
【0044】(比較例1)プリプレグを構成するエポキ
シ樹脂がほぼ完全に硬化したものである下記に記載の積
層板をインターポーザとして用いた。厚さ100μmの
絶縁層、厚さ18μmの銅箔からなる両面銅張り積層板
(住友ベークライト(株)製 ELC−4781)の所定
の位置に、メカニカルドリル等で貫通孔(スルーホー
ル)を設け、銅でスルーホールメッキして両面の銅回路
層を接続した。
【0045】(比較例2)インターポーザを構成するプ
リプレグの代わりに、下記に記載のポリイミドフィルム
を用いた。それ以外は、実施例1と同様にした。厚さ7
5μmのポリエステルフィルム上に、イミド化後の線膨
張係数が10ppmのポリアミド酸の15重量%NMP
溶液を、ダイコータで塗布し、100℃で10分間乾燥
して、厚みが80μmのポリアミド酸フィルムを得た。
18μmの圧延銅箔(日本鉱業製)上に、上記のポリア
ミド酸フィルムを重ねて、ロールラミネータを用いて1
40℃で加熱圧着した。得られた銅箔付ポリアミド酸フ
ィルムを窒素乾燥機内で、連続的に150℃、200
℃、250℃、300℃、350℃で各々15分加熱
し、さらに400℃で2時間加熱し、イミド化を行っ
た。イミド化後のポリイミド層の厚みは40μmであっ
た。このポリイミド層上に、シリコーン変成ポリイミド
とエポキシ樹脂を混合した接着剤樹脂のNMP溶液を、
バーコータで流延塗布し、80℃、150℃、220℃
で各々3分乾燥して、10μmの接着剤層を形成した。
全体の厚さ70μmの金属箔付きポリイミド接着フィル
ムを得た。
【0046】上述の実施例および比較例により得られた
結果を表1に示す。なお、各評価については以下の方法
で行った。 チップ接着性 チップ接着性は、上述の方法で得られたインターポーザ
にフリップチップタイプの半導体素子を、3kg/cm
、10秒の加圧下で搭載し、硬化後のチップ引き剥が
し強度が0.8kN/m以上となる搭載温度を測定し
た。表中には、それらの搭載温度と、成形性を示す。成
形性の◎は、成形性が良好なものを示す。○は、僅かな
ボイド発生が認められるが、実用上問題ないものを示
す。△は、僅かなボイド発生が認められ、実用上支障を
きたすおそれのあるものを示す。×は、ボイド発生が多
数認められ、実用上問題あるものを示す。なお、比較例
1については、半導体素子を前記の両面インターポーザ
のバンプ接続用パッドが配置された面に搭載後、半導体
素子とインターポーザの間隙にアンダーフィル材を充填
し、機能面を封止した。
【0047】製造コスト 製造コストは、従来法である比較例1の製造コストを1
00として、比較した。
【0048】
【表1】
【0049】表1に示すように、実施例1〜6のインタ
ーポーザは、チップの接着性に優れていた。また、実施
例1〜2および6のインターポーザは、チップ接着性に
優れ、特に低温でのチップ接着が可能であった。また、
実施例1〜6のインターポーザは、チップ接着時の成形
性に優れていた。
【0050】次に、半導体パッケージについての実施例
および比較例を説明する。 半導体パッケージの製造 (実施例11〜16)インターポーザは、各々表中に示
すものを用いた。インターポーザへの半導体素子の搭載
は以下のように行った。マウントツールで半田バンプを
有するフリップチップタイプの半導体素子を吸着して移
送し、半導体素子と予熱したインターポーザの位置合わ
せを行った。その後、半導体素子をインターポーザに搭
載した。そして、最適温度で、3kg/cm、10秒
間熱圧着した。その後、180℃、60分間アフターキ
ュアして、半導体パッケージを得た。
【0051】(比較例11)半田バンプを有するフリッ
プチップタイプの半導体素子を比較例1で得られた両面
インターポーザのバンプ接続用パッドが配置された面に
搭載後、半導体素子とインターポーザの間隙にアンダー
フィル材を充填し、180℃、60分間アフターキュア
して、半導体パッケージを得た。
【0052】(比較例12)比較例2で得られたインタ
ーポーザを用いた以外は、実施例11〜16と同様にし
た。
【0053】上述の方法により得られた結果を表2に示
す。なお、各評価については以下の方法で行った。 温度サイクル試験 温度サイクル試験は、上記で得られた半導体パッケージ
の初期導通を確認後、−40℃で30分、125℃で3
0分を1サイクルとする試験を実施した。投入した10
個の半導体パッケージの、温度サイクル試験1000サ
イクル後の断線不良数の結果をまとめて表2に示した。
【0054】吸湿絶縁性 吸湿絶縁性は、上記で得られた半導体パッケージの初期
絶縁抵抗を測定した後、85℃/85%RHの雰囲気中
で、直流電圧5.5Vを印加し、1000時間経過後の
絶縁抵抗を測定した。測定時の印加電圧は100Vで1
分とし、初期絶縁抵抗および処理後絶縁抵抗をまとめて
表2に示した。なお、絶縁抵抗は、ライン/スペース=
50μm/50μmの櫛型電極で測定した。
【0055】吸湿リフロー 吸湿リフローは、上記で得られたインターポーザを85
℃/85%RHの雰囲気中で、168時間処理した後、
ピーク温度を260℃に設定したリフロー装置を3回通
し、その後の状態を観察した。10個処理した中の不良
個数を表2に示した。
【0056】半導体パッケージの厚さ 半導体パッケージの厚さは、マイクロメータで測定し
た。
【0057】
【表2】
【0058】表から明らかなように実施例11〜16の
半導体パッケージは、パッケージの厚さを薄くできた。
また、実施例11〜16の半導体パッケージは、吸湿後
の耐熱性に優れていて、良好な品質、性能を有してい
た。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤等の接着成分を
用いることなく半導体素子との接着が可能なインターポ
ーザおよび半導体パッケージを提供することができる。
また、特定の基材を用いたプリプレグによりインターポ
ーザを作成した場合、特にレーザービア加工性に優れる
インターポーザおよび半導体パッケージを得ることがで
きる。また、本発明によれば、薄型化しても高品質で高
性能な半導体パッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるインターポーザの一例を模式的
に示す断面図である。
【図2】本発明におけるプリプレグに金属箔を接合した
場合の一例を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明における半導体パッケージの一例を模式
的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 インターポーザ 11 プリプレグ 111 貫通孔 12 導体パターン(回路) 13 被覆層(ソルダーレジスト層) 14 ランド 21 金属箔 22 樹脂組成物 23 シート状基材 3 半導体パッケージ 31 半導体素子(ICチップ) 32 バンプ 33 半田ボール
フロントページの続き (72)発明者 馬場 孝幸 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 ベークライト株式会社内 (72)発明者 矢吹 健太郎 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 ベークライト株式会社内 Fターム(参考) 4F072 AA06 AB02 AB09 AB29 AC02 AD11 AD13 AD28 AD54 AF06 AF28 AG03 AH02 AH21 AL12 4J002 AA00W AA00X AB01Z BD12Z CD03Y CD05Y CD06Y CF00Z CL06Z CM02W CM02X DA016 DA066 DL006 FA04Z FA046 GF00 GQ05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリプレグと、前記プリプレグの片面に
    形成された導体パターンと、前記導体パターンの少なく
    とも一部を覆うように形成された被覆層とを有すること
    を特徴とするインターポーザ。
  2. 【請求項2】 前記プリプレグは、貫通孔を有するもの
    である請求項1に記載のインターポーザ。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔にメッキが施されている請求
    項2に記載のインターポーザ。
  4. 【請求項4】 前記プリプレグは、基材に樹脂組成物を
    含浸してなるものである請求項1ないし3のいずれかに
    記載のインターポーザ。
  5. 【請求項5】 前記基材は、有機繊維で構成される不織
    布である請求項4に記載のインターポーザ。
  6. 【請求項6】 前記基材は、開繊処理されたガラス繊維
    基材である請求項4に記載のインターポーザ。
  7. 【請求項7】 前記樹脂組成物の反応率は、30%以下
    である請求項4ないし6のいずれかに記載のインターポ
    ーザ。
  8. 【請求項8】 前記樹脂組成物は、少なくとも1以上の
    液状の樹脂を含むものである請求項4ないし7のいずれ
    かに記載のインターポーザ。
  9. 【請求項9】 前記樹脂組成物は、前記液状樹脂よりも
    分子量の高い樹脂を含むものである請求項8に記載のイ
    ンターポーザ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    インターポーザに半導体素子を搭載してなることを特徴
    とする半導体パッケージ。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    インターポーザと半導体素子は、バンプにより接合され
    ているものである半導体パッケージ。
  12. 【請求項12】 片面に金属箔を接合してなるプリプレ
    グの金属箔にエッチングにより導体パターンを形成する
    工程と、 前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
    を形成する工程とを有することを特徴とするインターポ
    ーザの製造方法。
  13. 【請求項13】 片面に金属箔を接合してなるプリプレ
    グの金属箔にエッチングにより導体パターンを形成する
    工程と、 前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
    を形成する工程と、 前記プリプレグに貫通孔を形成する工程とを有すること
    を特徴とするインターポーザの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記貫通孔は、レーザー加工により形
    成されるものである請求項13に記載のインターポーザ
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記プリプレグを構成する樹脂組成物
    の反応率は、30%以下である請求項12ないし14の
    いずれかに記載のインターポーザの製造方法。
  16. 【請求項16】 片面に金属箔を接合してなるプリプレ
    グの金属箔にエッチングにより導体パターンを形成する
    工程と、 前記導体パターンの少なくとも一部を覆うように被覆層
    を形成する工程とから作製されるインターポーザに、 半導体素子を搭載する工程を有することを特徴とする半
    導体パッケージの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記インターポーザと前記半導体素子
    とをプリプレグを構成する未硬化の樹脂組成物の接着力
    を利用して接着する請求項16に記載の半導体パッケー
    ジの製造方法。
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