JP2012089184A - 光ディスク装置及び半導体データ処理装置 - Google Patents

光ディスク装置及び半導体データ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスク装置のシーク動作時にトラッキングサーボ制御への切り換えを行ったときトラッキング引込に失敗する虞を未然に防止する。
【解決手段】トラックジャンプにおいてピックアップ(4)と一体的に移動するレンズユニット(11)の速度を一定に制御することによってレンズユニットにランダムな加速度が作用することを抑制し、且つ、レンズユニットが弾性的な中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき、トラッキングアクチェータを用いてレンズユニットの位置を所定範囲に復帰させる。トラックジャンプにおいて、レンズユニットに対する速度一定制御を前提に、レンズユニットの位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収めるものであるから、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに形成された情報記録トラックから記録情報を読み取る光ディスク装置におけるシーク動作、特に、トラッキングサーボ制御をオフにしてピックアップを移動するときピックアップ上の光学ユニットに対する位置制御に関する。
CD(コンパクトディスク)やDVD(ディジタルビデオディスク)などの光ディスクに形成された情報記録トラックから記録情報を読み取る光ディスク装置は、ピックアップに搭載されたレンズユニットを情報記録トラックに追従させるトラッキングサーボ制御、及びレンズユニットを情報記録トラックに合焦させるフォーカスサーボ制御を行って、情報の記録再生を行う。スレッドアクチェータによって光ディスクの半径方向に移動可能に架台が配置され、架台の上にピックアップが構成される。例えばピックアップは弾性力に抗して光ディスクの半径方向に移動可能なレンズユニットを備え、レンズユニットと一体的に設けたコイルにマグネットを隣接してトラッキングアクチェータを構成し、コイルに流す電流を制御することによって架台に対するレンズユニットの位置を制御することができる。
ピックアップを目的の情報記録トラックに移動するシーク動作ではトラックジャンプが行われる。トラックジャンプの操作とし、スレッドアクチェータによってピックアップを目的とするトラック位置に対しておおよその位置に移動させる操作、レンズユニットを用いてアドレス情報を参照しながら目的とするトラック位置にピックアップを移動させる操作などが行われる。例えば、制御回路が、現在のアドレスを検出して移動先のアドレスまでの移動トラック本数を算出し、トラッキングアクチェータのコイルによるサーボ駆動制御をオフにし、架台を移動させるスレッドモータをフィードフォワード制御によって駆動し、所定のトラック本数を横切るまで移動させる。この移動中に、制御回路は、トラックの横断によって得られるトラッキングエラー信号の周期が一定になるように、トラッキングアクチェータのコイルへの電流を制御することにより、架台と一体的に移動されるレンズユニットの移動速度を一定速度に制御する。制御回路は、ピックアップが所定のトラック本数を横断したとき、トラッキングサーボをオンにして、ピックアップを情報記録トラックに追従させて、アドレスを読み取り、目的とするトラックでなければ架台上で再度レンズユニットにトラックを横断させてトラック位置の微調整を行う。この種のトラックジャンプに類似の技術について特許文献1,2に記載がある。
また、文献3にはトラックジャンプにおいてレンズユニットの位置に着目し、中立位置に対して閾値を超えるときはスレッド(架台)の速度を制御して中立位置に近付けようとする制御技術が示される。
特開平9−167358号公報 特開2001−23184号公報 特開2008−269676号公報
トラックジャンプにおいてピックアップと一体的に移動するレンズユニットの速度を一定に制御することによってレンズユニットにランダムな加速度が作用することを抑制でき、これによってピックアップ上でレンズユニットが弾性的に振動することを緩和することができる。
これにより弾性的な振動を緩和することができきる。しかしながら、レンズユニットが弾性的な中立位置にあることを保証することはできない。
また、トラックジャンプにおいてレンズユニットの位置に着目し、中立位置に対して閾値を超えるときはスレッド(架台)の速度を制御して中立位置に近付けようとする制御では、ピックアップと一体的に移動されるレンズユニットをトラッキングアクチェータを用いて速度制御することを前提とするものではないから、スレッドの速度変更によって振動を抑えてもそれが逆方向に働いて結局振動が収まらないという事態が想定される。
上記トラックジャンプの何れの技術においても、レンズユニットがトラッキングの動作範囲中心から離れたとき、即ち、レンズユニットが弾性的中立位置から離れたとき、トラッキング制御を速度一定制御からトラッキングサーボ制御に切り換えられる場合があり、そうすると、レンズユニットには弾性的に中立位置に戻ろうとする加速度が作用された状態でトラッキング引込動作が行われるため、そのサーボ制御系が当該加速度を抑圧できずにトラッキング引込に失敗する虞がある。
本発明の目的は、シーク動作時にトラッキングサーボ制御への切り換えを行ったときトラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、シーク動作時にトラッキングサーボ制御への切り換えを行ったときトラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができるシーク動作の制御に好適な半導体データ処理装置を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、トラックジャンプにおいてピックアップと一体的に移動するレンズユニットの速度を一定に制御することによってレンズユニットにランダムな加速度が作用することを抑制し、且つ、レンズユニットが弾性的な中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき、トラッキングアクチェータを用いてレンズユニットの位置を所定範囲に復帰させ、又は、レンズユニットの位置を所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドアクチェータを用いてピックアップに作用する。或いは、レンズユニットの位置が所定範囲に復帰するまでトラッキングアクチェータ及びスレッドアクチェータの駆動を一時的に停止する制御を行う。
トラックジャンプにおいて、レンズユニットに対する速度一定制御を前提に、レンズユニットの位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収めるものであるから、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができる。したがって、速度一定制御によりピックアップを移動させた後にトラッキングサーボ制御に切り換えたとき、レンズユニットには弾性的に中立位置に戻ろうとする大きな加速度が作用されることを阻止でき、サーボ制御系が当該加速度を抑圧できずにトラッキング引込に失敗することはない。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、シーク動作時にトラッキングサーボ制御への切り換えを行ったときトラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。
図1は本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置のブロック図である。 図2はフォトディテクタによるビームスポットの種別を例示する説明図である。 図3はレンズエラー信号LEaとレンズエラー信号LEの関係を概念的に例示する説明図である。 図4はレンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚量Devと閾値Dthとの関係を例示する説明図である。 図5は実施の形態1においてレンズユニットを弾性的中立位置へ復帰させる制御動作の説明図である。 図6は本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置のブロック図である。 図7は実施の形態2においてレンズユニットを弾性的中立位置へ復帰させる制御動作の説明図である。 図8は本発明の実施の形態3に係る光ディスク装置のブロック図である。 図9は実施の形態3においてレンズユニットを弾性的中立位置へ復帰させる制御動作の説明図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるトラッキングアクチェータ制御>
本発明の代表的な実施の形態に係る光ディスク装置(1)は、回転駆動される光ディスク(2)に形成された螺旋状の情報記録トラック(TRACK)から記録情報を読み取るピックアップ(4)と、前記ピックアップを制御する制御部(5)とを有する。前記ピックアップは、光ディスクの半径方向に移動可能に配置された架台(10)に設けられ、レーザ光源(14)から放射されたレーザ光を情報記録トラックに合焦させるレンズレンズユニット(11)、及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータ(13)を有する。前記制御部は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と前記速度制御に代わる回復制御とを行う。前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御である。前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置(Dev)が弾性的中立位置を基準に所定範囲(Dth)から逸脱したときに前記トラッキングアクチェータを用いて前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる制御である。
トラックジャンプにおいて、速度制御によるレンズユニットに対する速度一定の制御を前提に、回復制御によりレンズユニットの位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収める制御が行われるから、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができる。したがって、速度一定制御によりピックアップを移動させた後にトラッキングサーボ制御に切り換えたとき、レンズユニットには弾性的に中立位置に戻ろうとする大きな加速度が作用されることを阻止でき、サーボ制御系が当該加速度を抑圧できずにトラッキング引込に失敗することはない。
〔2〕<回復制御の動作タイミング>
項1の光ディスク装置において、前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う。
レンズ位置検出信号を用いて容易に前記回復制御を行う事ができる。
〔3〕<トラッキングサーボのターンオン>
項2の光ディスク装置において、前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。
このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。
〔4〕<トラッキング制御>
項3の光ディスク装置において、前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。
トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行することができる。
〔5〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるスレッドアクチェータ制御>
本発明の別の実施の形態に係る光ディスク装置(1A)は、制御部(5A)による項1と同様の速度制御として、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御を行うが、回復制御には、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置から所定範囲を逸脱したときに前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドアクチェータを用いて前記架台に与える制御を採用する。
項1と同様に、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御を速度制御と共に行う事ができるので、速度制御が過剰な回復制御を抑制するように作用するから、レンズユニットの振動抑制及び回復制御処理時間の短縮に対して望ましい方向に作用する。
〔6〕<回復制御の動作タイミング>
項5の光ディスク装置において、前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う。
レンズ位置検出信号を用いて容易に前記回復制御を行う事ができる。
〔7〕<トラッキングサーボのターンオン>
項6の光ディスク装置において、前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。
このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。
〔8〕<トラッキング制御>
項7の光ディスク装置において、前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。
トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行することができる。
〔9〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずる不作為による弾性的復帰制御>
本発明の更に別の実施の形態に係る光ディスク装置(1B)は、制御部(5B)による項1と同様の速度度制御として、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための速度制御を行うが、その途上で前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき前記所定範囲に復帰するまで前記トラッキングアクチェータ及び前記架台のスレッドアクチェータの駆動を一時的に停止する回復制御を行う。
項1と同様に、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御において、トラッキングアクチェータ及びスレッドアクチェータの双方の駆動を停止して、弾性力によるレンズユニットの自然回復を用いるから、制御が極めて容易になる。
〔10〕<回復制御の動作タイミング>
項9の光ディスク装置において、前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う。
レンズ位置検出信号を用いて容易に前記回復制御を行う事ができる。
〔11〕<トラッキングサーボのターンオン>
項10の光ディスク装置において、前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。
このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。
〔12〕<トラッキング制御>
項11の光ディスク装置において、前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。
トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行することができる。
〔13〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるトラッキングアクチェータ制御>
本発明の実施の形態に係る半導体データ処理装置(5)は、回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るためのレンズレンズユニット及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを用いて前記記録情報を読み取る光ディスク装置に搭載される半導体集積回路化された装置であって、外部インタフェース回路(36)と、前記外部インタフェース回路から入力された指示に基づいて前記ピックアップを制御するためのプログラム制御回路(33)とを有する。前記プログラム制御回路は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と前記速度制御に代わる回復制御とを行う。前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御である。前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したときに前記トラッキングアクチェータを用いて前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる制御である。
トラックジャンプの制御において、速度制御によるレンズユニットに対する速度一定の制御を前提に、回復制御によりレンズユニットの位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収める制御が行われるから、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができる。したがって、速度一定制御によりピックアップを移動させた後にトラッキングサーボ制御に切り換えたとき、レンズユニットには弾性的に中立位置に戻ろうとする大きな加速度が作用されることを阻止でき、サーボ制御系が当該加速度を抑圧できずにトラッキング引込に失敗することはない。
〔14〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるスレッドアクチェータ制御>
本発明の別の半導体データ処理装置(5A)は、プログラム制御回路(33A)による項13と同様の速度制御として、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御を行うが、回復制御には、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置から所定範囲を逸脱したときに前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドアクチェータを用いて前記架台に与える制御を採用する。
項13と同様に、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御を速度制御と共に行う事ができるので、速度制御が過剰な回復制御を抑制するように作用するから、レンズユニットの振動抑制及び回復制御処理時間の短縮に対して望ましい方向に作用する。
〔15〕<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずる不作為による弾性的復帰制御>
本発明の更に別の半導体データ処理装置(5B)は、プログラム制御回路(33B)による項13と同様の速度制御として、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための速度制御を行うが、その途上で前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき前記所定範囲に復帰するまで前記トラッキングアクチェータ及び前記架台のスレッドアクチェータの駆動を一時的に停止する回復制御を行う。
項13と同様に、レンズユニットの弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニットの位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御において、トラッキングアクチェータ及びスレッドアクチェータの双方の駆動を停止して、弾性力によるレンズユニットの自然回復を用いるから、制御が極めて容易になる。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
《実施の形態1》
<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるトラッキングアクチェータ制御>
図1には実施の形態1に係る光ディスク装置1が示される。図1は主にシーク動作の制御及びトラッキング制御に着目した構成を示すものである。
光ディスク2は図示しないターンテーブルに搭置されてスピンドルモータ(SPNM)3により例えば線速度一定で回転駆動される。光ディスク2には螺旋状に譲歩記録トラックが形成され、情報記録トラックに情報を記録し、また、記録された情報を読み取るのにピックアップ4が用いられる。ピックアップ4から読み取られた信号を用いたデータ処理やピックアップなどに対する制御などは半導体データ処理装置としてのマイクロコンピュータ5を用いて行なわれる。マイクロコンピュータ5はパーソナルコンピュータなどのホスト装置6からの指示を受けてデータ処理動作若しくは制御動作を行う。
ピックアップ4は図示を省略するスライドレールに嵌合され、スレッドモータ(SLDM)7の回転力によって光ディスク2の半径方向に往復動可能にされる。スレッドモータ7はスレッドモータ駆動回路8によって駆動される。ピックアップ4は図示を省略する前記スライドレールに嵌合してスライドする架台(スレッド)10の上に構成され、架台10に一端が固定さて弾性変形するワイヤ若しくは板ばねなどの図示を省略する弾性体の他端にレンズユニット11が支持され、これによってレンズユニット11は前記弾性体の弾性力に抗してピックアップ4の移動方向と平行な向きに変移可能になっている。弾性的な中立位置からレンズユニット11を変移させる力は例えばトラッキングコイル12による磁力を用いて発生させる。トラッキングコイル12の駆動にはトラッキングコイル駆動回路13を用い、それによってトラッキングコイル12に流す電流の向きと大きさによって、レンズユニット11の変移方向と変移量が制御可能される。
レンズユニット11は、レーザ光源14からのレーザ光をハーフミラー15に照射し、その反射光を収差補正レンズ16及び対物レンズ17を介してディスクに照射し、その反射光をハーフミラー15を介してフォトディテクタ(PD)18で光電変換する機能を有する。対物レンズ17は図示を省略するフォーカスサーボ機構によって情報記録トラックに合焦され、収差補正レンズ16はアクセス対象とする情報記録トラックが形成される記録層の深さに応じて図示を省略する補正機構により位置決め制御される。
フォトディテクタ18は例えば図2に例示されるメインスポットMSPTを有する構成、或いはメインスポットMSPTと共にその左右に2個のサブスポットSSPT1,SSPT2を有して構成される。メインスポットMSPTは情報記録トラックTRACKの形成方向に対して前後左右で4分割されたA,B,C,Dの位置で光電変換信号を得る。サブスポットSSPT1は情報記録トラックTRACKの形成方向に対して左右で2分割されたE,Fの位置で光電変換信号を得る。サブスポットSSPT2は情報記録トラックTRACKの形成方向に対して左右で2分割されたG,Hの位置で光電変換信号を得る。
信号検出回路20はフォトディテクタ18の出力を受けて、アナログ信号としてのトラッキング得信号TEa、レンズ位置検出信号としてレンズエラー信号LEa、データ信号RFa、及びフォーカスエラー信号FEなどを生成してマイクロコンピュータ5に与える。
メインスポットMSPT及びサブスポットSSPT1,SSPT2を用いる場合、各領域A、B,C,D,E,F,G,Hからの光電変換信号をa,b,c,d,e,f,g,hとすれば、
TEa={(a+d)−(b+c)}+{(e−f)+(g−h)}、
LEa={(a+d)−(b+c)}−{(e−f)+(g−h)}、
FEa=(a+c)−(b+d)、
RFa=a+c+b+d、
となる。
メインスポットMSPTだけを用いる場合は、各領域A、B,C,Dからの光電変換信号をa,b,c,dとすれば、
TEa={(a+d)−(b+c)}、
LEa={(a+d)−(b+c)}、
FEa=(a+c)−(b+d)、
RFa=a+c+b+d、
となる。
マイクロコンピュータ5は、プログラムを実行するCPU(中央処理装置)、CPUが実行するプログラムを保有するROM、CPUのワーク領域などに用いられるRAM、CPUに代わって音声処理や画像処理などを行うアクセラレータ、外部インタフェース回路、及びその他周辺回路を供えて、SOC(システムオンチップ)として構成され、前記ROMのプログラムを実行してデータ処理を行うプログラム制御機能を実現する。図1ではマイクロコンピュータ5によるプログラム制御機能によって実現される機能を機能ブロックとして図示し、レンズ位置検出部30、復調部31、トラッキング信号生成部32、システムコントロール部33、論理和ゲート34、論理和ゲート35、及びホストインタフェース部36が代表的に示される。
復調部31はデータ信号RFをディジタル変換して復調することによって読み取り情報を取得し、取得した読み取り情報をシステムコントロール部33に供給する。システムコントロール部33は読み取り情報からデータ情報や情報記録トラックのアドレス情報などを識別し、アドレス情報を用いて情報記録トラック上におけるピックアップ4の位置を判別し、また、データ情報をホスト装置などに供給する。
トラッキング信号生成部32はトラッキングエラー信号TEaのディジタル変換やフィルタ処理などを行ってトラッキングエラー信号TEを生成する。トラッキングエラー信号TEaは公知のDPP(ディファレンシャルプッシュプル)法によって生成される信号であって、ディジタル変換されたトラッキングエラー信号TEを受けるシステムコントロール部33はその値若しくは信号波形(信号周波数)を利用した判別処理を行う。即ち、第1に、トラッキングサーボ制御において情報記録トラックに対するピックアップの追従状態を判別する。第2に、シーク動作においてピックアップのレンズユニット11が情報記録トラックを横断した回数を判別する。第3に、シーク動作において架台10と共に移動されるレンズユニットの速度を判別する。
レンズ位置検出部30は、レンズエラー信号LEaに対するディジタル変換、フィルタ処理及びサンプルホールド処理などを行って、ピックアップの弾性的な中立位置からのずれ量に応ずる値を持つレンズエラー信号LEを生成する。ここでレンズエラー信号LEaとレンズエラー信号LEの関係の代表例を図3を参照して概念的に説明する。シーク動作においてスレッドモータ7を駆動してピックアップ4を光ディスク2の半径方向に移動するとき、ピックアップ4上でレンズユニット11に慣性が作用することによって弾性的に振動した場合、レンズエラー信号LEaの直流成分LEa_dcは振動に応じて変化する。この直流成分LEa_dcをレンズエラー信号LEとして取り出すために、ハイパスフィルタで信号LEaの交流成分LEa_acを抽出し、この交流成分LE_acのゼロクロスポイントzcpを生成し、生成したゼロクロスポイントzcpをサンプルホールドタイミングSHTとして信号TEaの値を順次サンプリングすることにより、そのサンプリングデータによってレンズエラー信号LEを生成することができる。
システムコントロール部33はホスト装置6から与えられるコマンドの指示に従って、前記レンズエラー信号LE、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEa、及びデータ信号RFから抽出したアドレス情報などに基づいて、光ディスク2から記録情報を読み出す動作などを行なう。読み出し動作では、ピックアップに対する情報記録トラックの線速度が一定となるようにスピンドルモータ3を回転制御すると共に、レンズユニットを情報記録トラックに合焦させるフォーカスサーボ制御、レンズユニットの位置を情報記録トラックに追従させるトラッキングサーボ制御、トラッキングサーボ制御可能な範囲で架台10を動作するスレッドサーボ制御などが行われる。また、ピックアップ11を所望の情報記録トラックのアドレス位置に移動させるためにシーク動作の制御が行われる。システムコントローラ33は読み出し動作及びシーク動作等のために必要な制御信号として代表的に示されたスレッドサーボ用駆動信号40、スレッド送り駆動信号41、トラッキングサーボ用駆動信号42、速度制御用駆動信号43、回復動作用駆動信号44を生成する。スレッドサーボ用駆動信号40及びスレッド送り駆動信号41は論理和ゲート34を介してスレッドモータ駆動回路8に供給され、スレッドモータの回転速度と回転方向を制御する。トラッキングサーボ用駆動信号42、速度制御用駆動信号43及び回復動作用駆動信号44は、論理和ゲート35を介してトラッキングコイル駆動回路8に供給され、トラッキングコイルに流す電流量とその向きを制御する。
シーク動作では、現在のピックアップの位置を示すアドレスを取得し、取得したアドレスから目的のアドレスまでに横断するトラック数を演算し、フォーカスサーボをオンとし、スレッドサーボ制御及びトラッキングサーボ制御をオフにした状態でスレッドモータ7を駆動してピックアップ4に移動を開始する。トラッキングエラー信号TEによって判別されるトラック横断数が所定数に達したところで、トラッキングサーボ制御をターンオンしてアドレス情報を読み出し、目的トラックに達するまで再度同様の動作を繰り返し、或いはレンズユニット11の移動だけを行う。
実施の形態1ではシーク動作において、前記システムコントロール部33は、トラッキングサーボ制御がオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップ4を所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と前記速度制御に代わる回復制御とを行う。トラッキングサーボ制御のオフ状態においてトラッキングサーボ用駆動信号42及びスレッドサーボ用駆動信号40は非活性状態にされる。
前記速度制御は、スレッドアクチェータとしてのスレッドモータ7によって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータとしてのトラッキングコイル12を用いて一定にするための制御である。スレッドモータ7の回転速度と回転方向はスレッド送り駆動信号41によって指示され、トラッキングコイル12によるレンズユニット11の変移方向と変移量は速度制御用駆動信号43によって決定される。このとき、トラッキングサーボ用駆動信号42及び回復動作用駆動信号44は非活性状態にされる。レンズユニット11の移動速度はトラッキングエラー信号TEの周波数に基づいてシステムコントロール部33が判別し、規定の一定速度となるようにスレッド送り駆動信号41及び速度制御用駆動信号43のレベルをシステムコントロール部33が制御する。
前記回復制御は、前記ピックアップ4上におけるレンズユニット11の位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したときに前記トラッキングコイル駆動回路13を用いて前記ピックアップ4上におけるレンズユニット11の位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる制御である。レンズユニット11の弾性的中立位置からの偏倚量はレンズエラー信号LEによって示され、システムコントロール部33は図4に例示されるようにその偏倚量Devが閾値Dthを超えているか否かを判別する。超えているときシステムコントロール部33は速度制御用駆動信号43を非活性とし、これに代えて、レンズユニット11を閾値の範囲に戻す方向に移動させる回復動作用駆動信号44を生成する。例えば図5に例示されるように偏倚量Devが正側(架台の移動方向A側)に閾値Dthを超えていれば、閾値Dthの範囲に戻るまでレンズユニット11を架台10の移動方向とは逆方向に移動させるように回復動作用駆動信号44を生成する。要するに、架台10に対してレンズユニット11を閾値Dthの範囲まで積極的に移動させるためにトラッキングコイル12を駆動制御する。戻ったところで、回復動作用駆動信号44を非活性に転じ、再び速度制御用駆動信号43を非活性状態の前の状態に戻す。信号の切換えに際してトラッキングコイル12の通電が途切れないようにしてレンズユニット11に不所望な慣性力が働かないように考慮されている。
このようにトラックジャンプにおいて、速度制御によるレンズユニット11に対する速度一定の制御を前提に、回復制御によりレンズユニット11の位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収める制御が行われるから、レンズユニット11の弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニット11の位置を所定範囲に維持することを保証することができる。したがって、速度一定制御によりピックアップ4を移動させた後にトラッキングサーボ制御に切り換えたとき、レンズユニット11には弾性的に中立位置に戻ろうとする大きな加速度が作用されることを阻止でき、サーボ制御系が当該加速度を抑圧できずにトラッキング引込に失敗することはない。
トラックジャンプにおいてピックアップ4を目的の情報記録トラックに移動させたとき、前記システムコントロール部33は前記レンズユニット11の位置が閾値Dthの範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。システムコントロール部33は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、トラッキングサーボ用駆動信号42を用いてトラッキングコイル12を駆動して架台10上のレンズユニット11を情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行して、必要なアドレス情報などを読み込み可能になる。
《実施の形態2》
<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずるスレッドアクチェータ制御>
図6には実施の形態2に係る光ディスク装置1Aが示される。図6は主にシーク動作の制御及びトラッキング制御に着目した構成を示すものであり、図1との相違点は回復動作用駆動信号44を廃止し、シーク動作時における定速駆動制御と回復制御を可能とするスレッド送り駆動信号41Aを実施の形態1のスレッド送り駆動信号41に代えて採用し、また、回復制御に際しても速度制御に用いる速度制御用駆動信号43Aを実施の形態1の速度制御信号43に代えて採用した点である。その他の点については実施の形態1と同様であるから、ここでは、シーク動作時にけるレンズユニットの速度制御と回復制御を中心に説明する。尚、5Aはマイクロコンピュータ、33Aはシステムコントロール部であり、図1と同一機能を有する回路ブロックには同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
実施の形態2ではシーク動作において、システムコントロール部33Aは、トラッキングサーボ制御がオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップ4を所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と回復制御とを行う。トラッキングサーボ制御のオフ状態においてトラッキングサーボ用駆動信号42及びスレッドサーボ用駆動信号40は非活性状態にされる。
前記速度制御は、実施の形態1と同様であり、スレッドアクチェータとしてのスレッドモータ7によって移動される架台上のレンズユニット11の速度をトラッキングアクチェータとしてのトラッキングコイル12を用いて一定にするための制御である。スレッドモータ7の回転速度と回転方向はスレッド送り駆動信号41Aによって指示され、トラッキングコイル12によるレンズユニット11の変移方向と変移量は速度制御用駆動信号43Aによって決定される。このとき、トラッキングサーボ用駆動信号42は非活性状態にされる。レンズユニット11の移動速度はトラッキングエラー信号TEの周波数に基づいてシステムコントロール部33Aが判別し、規定の一定速度となるようにスレッド送り駆動信号41A及び速度制御用駆動信号43Aのレベルをシステムコントロール部33Aが制御する。
実施の形態2における回復制御としては、前記ピックアップ4上におけるレンズユニット11の位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲を逸脱したときに前記ピックアップ4上のレンズユニット11の位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドモータ7の駆動によって前記架台10に与える制御を採用する。レンズユニット11の弾性的中立位置からの偏倚量は図4に基づいて先に説明したように偏倚量Devが閾値Dthを超えているか否かを判別する。超えているときシステムコントロール部33Aは速度制御用駆動信号43Aによる速度制御をそのまま行いながら、これに加えて、レンズユニット11を閾値の範囲に戻す方向に慣性力を作用するようにスレッド送り駆動信号41Aを変化させる。例えば図7に例示されるように偏倚量Devが正側(架台の移動方向A側)に閾値Dthを超えていれば、閾値Dthの範囲に戻るまで架台10のA方向への移動速度を比較的短時間で加速してから徐々に元の速度に減速するようにスレッド送り駆動信号41Aを変化する。図7とは逆に偏倚量Devが負側(架台の移動方向Aと反対側)に閾値Dthを超えていれば、閾値Dthの範囲に戻るまで架台10のA方向への移動速度を原則してから徐々に元の速度に加速するようにスレッド送り駆動信号41Aを変化する。要するに実施の形態2では、架台10に対してレンズユニット11が閾値Dthの範囲に慣性力で戻るようにスレッドモータ7を駆動制御する。
このようにトラックジャンプにおいて、速度制御によるレンズユニット11に対する速度一定の制御を前提に、回復制御によりレンズユニット11の位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収める制御が行われるから、実施の形態1と同様に、レンズユニット11の弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニット11の位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御を速度制御と共に行う事ができるので、速度制御が過剰な回復制御を抑制するように作用するから、レンズユニット11の振動抑制及び回復制御処理時間の短縮に対して望ましい方向に作用する。
トラックジャンプにおいてピックアップ4を目的の情報記録トラックに移動させたとき、前記システムコントロール部33Aは前記レンズユニット11の位置が閾値Dthの範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。システムコントロール部33Aは、トラッキングサーボがオンにされた状態で、トラッキングサーボ用駆動信号42を用いてトラッキングコイル12を駆動して架台10上のレンズユニット11を情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行して、必要なアドレス情報などを読み込み可能になる。
《実施の形態3》
<スレッド移動中のレンズ位置偏倚検知に応ずる不作為による弾性的復帰制御>
図8には実施の形態3に係る光ディスク装置1Bが示される。図8は主にシーク動作の制御及びトラッキング制御に着目した構成を示すものであり、図1との相違点は回復動作用駆動信号44を廃止し、シーク動作時における定速駆動制御と一時的停止による回復制御に用いるスレッド送り駆動信号41Bを実施の形態1のスレッド送り駆動信号41に代えて採用し、また、速度制御と一時停止による回復制御に用いる速度制御用駆動信号43Bを実施の形態1の速度制御信号43に代えて採用した点である。その他の点については実施の形態1と同様であるから、ここでは、シーク動作時にけるレンズユニットの速度制御と回復制御を中心に説明する。尚、5Bはマイクロコンピュータ、33Bはシステムコントロール部であり、図1と同一機能を有する回路ブロックには同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
実施の形態3ではシーク動作において、システムコントロール部33Bは、トラッキングサーボ制御がオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップ4を所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と回復制御とを行う。トラッキングサーボ制御のオフ状態においてトラッキングサーボ用駆動信号42及びスレッドサーボ用駆動信号40は非活性状態にされる。
前記速度制御は、実施の形態1と同様であり、スレッドアクチェータとしてのスレッドモータ7によって移動される架台上のレンズユニット11の速度をトラッキングアクチェータとしてのトラッキングコイル12を用いて一定にするための制御である。スレッドモータ7の回転速度と回転方向はスレッド送り駆動信号41Bによって指示され、トラッキングコイル12によるレンズユニット11の変移方向と変移量は速度制御用駆動信号43Bによって決定される。このとき、トラッキングサーボ用駆動信号42は非活性状態にされる。レンズユニット11の移動速度はトラッキングエラー信号TEの周波数に基づいてシステムコントロール部33Bが判別し、規定の一定速度となるようにスレッド送り駆動信号41B及び速度制御用駆動信号43Bのレベルをシステムコントロール部33Bが制御する。
実施の形態3における回復制御としては、速度制御の途上で前記ピックアップ4上におけるレンズユニット11の位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき前記所定範囲に復帰するまで前記トラッキングコイル12及びスレッドモータ7の駆動を一時的に停止する制御を採用する。レンズユニット11の弾性的中立位置からの逸脱は図4に基づいて先に説明したように偏倚量Devが閾値Dthを超えているか否かを判別する。超えているときシステムコントロール部33Bは速度制御用駆動信号43Bを非活性状態にしてトラッキングコイルの駆動を停止し、且つ、スレッド送り駆動信号41Bを非活性状態にしてスレッドモータ7の駆動を停止し、これによってレンズユニット11の自由振動の振幅が閾値Dthの範囲に縮小するのを待って、レンズユニット11の速度制御を可能にしてスレッドモータ7とトラッキングコイル12の駆動を再開し、中断したシーク動作を継続する。例えば図9に例示されるように偏倚量Devが正側(架台の移動方向A側)に閾値Dthを超えていれば、閾値Dthの範囲に戻るまでスレッドモータ7とトラッキングコイル12の駆動を停止し、レンズユニット11の自由振動の振幅が閾値Dthの範囲に縮小するのを待つ。図9とは逆に偏倚量Devが負側(架台の移動方向Aと反対側)に閾値Dthを超えた場合も同様である。スレッドモータ7とトラッキングコイル12の駆動を再開するときは架台10やレンズユニット10の加速は徐々に行う。
このようにトラックジャンプにおいて、速度制御によるレンズユニット11に対する速度一定の制御を前提に、回復制御によりレンズユニット11の位置を弾性的な中立位置から所定範囲に収める制御が行われるから、実施の形態1と同様に、レンズユニット11の弾性的な振動を緩和でき、且つ、レンズユニット11の位置を所定範囲に維持することを保証することができ、トラッキング引込に失敗する虞を未然に防止することができる。特に、回復制御において、トラッキングコイル12及びスレッドモータ7の双方の駆動を停止して、弾性力によるレンズユニット11の自然回復を用いるから、時間はかかるが制御が極めて容易になる。
トラックジャンプにおいてピックアップ4を目的の情報記録トラックに移動させたとき、前記システムコントロール部33Bは前記レンズユニット11の位置が閾値Dthの範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする。このトラッキングサーボのターンオンタイミングは、上記速度制御及び回復制御により速やかに得ることが保証される。システムコントロール部33Bは、トラッキングサーボがオンにされた状態で、トラッキングサーボ用駆動信号42を用いてトラッキングコイル12を駆動して架台10上のレンズユニット11を情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う。トラッキング引き込みに失敗せずに速やかにトラッキング制御に移行して、必要なアドレス情報などを読み込み可能になる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明は情報記録トラックに対する記録機能を備えた光ディスク装置にも適用することができる。またレンズエラー信号やトラッキングエラー信号の生成手法、更には架台に対するレンズユニットの駆動機構などについても種々変更可能である。また、上記実施の形態では制御回路による処理をマイクロコンピュータを用いたプログラム処理で実現する場合について説明したが、本発明はそれに限定されず、アナログ回路によって実現し、或いはプログラム処理とアナログ回路を混在させて実現するようにしてもよい。
1、1A、1B 光ディスク装置
2 光ディスク
3 スピンドルモータ(SPNM)
4 ピックアップ
5、5A、5B マイクロコンピュータ
7 スレッドモータ(SLDM)
10 架台(スレッド)
11 レンズユニット
12 トラッキングコイル
14 レーザ光源
18 フォトディテクタ(PD)
TEa、TE トラッキング得信号
LEa、LE レンズエラー信号
FEa フォーカスエラー信号
20 信号検出回路
30 レンズ位置検出部
31 復調部
32 トラッキング信号生成部
33、33A、33B システムコントロール部
40 スレッドサーボ用駆動信号
41、41A、41B スレッド送り駆動信号
42 トラッキングサーボ用駆動信号
43、43A、43B 速度制御用駆動信号
44 回復動作用駆動信号
Dev 偏倚量
Dth 閾値

Claims (15)

  1. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るピックアップと、前記ピックアップを制御する制御部とを有する光ディスク装置であって、
    前記ピックアップは、光ディスクの半径方向に移動可能に配置された架台に設けられ、レーザ光源から放射されたレーザ光を情報記録トラックに合焦させるレンズレンズユニット、及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを有し、
    前記制御部は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と前記速度制御に代わる回復制御とを行い、
    前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御であり、
    前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したときに前記トラッキングアクチェータを用いて前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる制御である、光ディスク装置。
  2. 前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う、請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする、請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う、請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るピックアップと、前記ピックアップを制御する制御部とを有する光ディスク装置であって、
    前記ピックアップは、光ディスクの半径方向に移動可能に配置された架台に設けられ、レーザ光源から放射されたレーザ光を情報記録トラックに合焦させるレンズレンズユニット、及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを有し、
    前記制御部は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と回復制御とを行い、
    前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御であり、
    前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置から所定範囲を逸脱したときに前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドアクチェータを用いて前記架台に与える制御である、光ディスク装置。
  6. 前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う、請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする、請求項6記載の光ディスク装置。
  8. 前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う、請求項7記載の光ディスク装置。
  9. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るピックアップと、前記ピックアップを制御する制御部とを有する光ディスク装置であって、
    前記ピックアップは、光ディスクの半径方向に移動可能にう配置された架台に設けられ、レーザ光源から放射されたレーザ光を情報記録トラックに合焦させるレンズレンズユニット、及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを有し、
    前記制御部は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための速度制御を行い、その途上で前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき前記所定範囲に復帰するまで前記トラッキングアクチェータ及び前記架台のスレッドアクチェータの駆動を一時的に停止する回復制御を行う、光ディスク装置。
  10. 前記制御部は、レンズユニットの弾性的中立位置からの偏倚状態を示すレンズ位置検出信号を入力し、前記レンズ位置検出信号によって前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱した状態を検出したとき、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲内に入るまで前記回復制御を行う、請求項9記載の光ディスク装置。
  11. 前記制御部は、前記レンズユニットの位置が前記所定範囲に入っている状態でトラッキングサーボをターンオンする、請求項10記載の光ディスク装置。
  12. 前記制御部は、トラッキングサーボがオンにされた状態で、前記トラッキングアクチェータを用いて架台上のレンズユニットを情報トラックに追従させるトラッキング制御を行う、請求項11記載の光ディスク装置。
  13. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るためのレンズレンズユニット及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを用いて前記記録情報を読み取る光ディスク装置に搭載される半導体データ処理装置であって、
    外部インタフェース回路と、前記外部インタフェース回路から入力された指示に基づいて前記ピックアップを制御するためのプログラム制御回路とを有し、
    前記プログラム制御回路は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と前記速度制御に代わる回復制御とを行い、
    前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御であり、
    前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したときに前記トラッキングアクチェータを用いて前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる制御である、半導体データ処理装置。
  14. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るためのレンズレンズユニット及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを用いて前記記録情報を読み取る光ディスク装置に搭載される半導体データ処理装置であって、
    外部インタフェース回路と、前記外部インタフェース回路から入力された指示に基づいて前記ピックアップを制御するためのプログラム制御回路とを有し、
    前記プログラム制御回路は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、速度制御と回復制御とを行い、
    前記速度制御は、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための制御であり、
    前記回復制御は、前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置から所定範囲を逸脱したときに前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置を弾性的中立位置に対して所定範囲に復帰させる方向の加速度をスレッドアクチェータを用いて前記架台に与える制御である、半導体データ処理装置。
  15. 回転駆動される光ディスクに形成された螺旋状の情報記録トラックから記録情報を読み取るためのレンズレンズユニット及び弾性力に抗して前記レンズユニットを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチェータを用いて前記記録情報を読み取る光ディスク装置に搭載される半導体データ処理装置であって、
    外部インタフェース回路と、前記外部インタフェース回路から入力された指示に基づいて前記ピックアップを制御するためのプログラム制御回路とを有し、
    前記プログラム制御回路は、トラッキングサーボがオフにされた状態で前記情報記録トラックを横断して前記ピックアップを所要のトラック位置に移動させるとき、スレッドアクチェータによって移動される架台上のレンズユニットの速度をトラッキングアクチェータを用いて一定にするための速度制御を行い、その途上で前記ピックアップ上におけるレンズユニットの位置が弾性的中立位置を基準に所定範囲から逸脱したとき前記所定範囲に復帰するまで前記トラッキングアクチェータ及び前記架台のスレッドアクチェータの駆動を一時的に停止する回復制御を行う、半導体データ処理装置。
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