JP2012087458A - 足場板用巾木 - Google Patents

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Abstract

【課題】巾木本体の端部に足場のパイプへの係止部材として板状体のフックを突設した足場板用巾木において、簡単な構造で異なる長さの足場枠に対応できるもので、かつ、巾木を容易かつ確実に固定でき、既製の足場板にも容易に実施できる足場板用巾木を提供する。
【解決手段】巾木本体2の一方の端部に設ける垂直フック23は、巾木本体2側に対して巾木長さ方向に突出スライド可能に重畳するスライド板体17の下部にこれを形成し、巾木本体2側にはこのスライド板体17のスライドを行い、かつ、位置規制を行うカムロックとしての長方形カム26を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設作業現場等に設置される枠組足場の足場板に取付ける巾木に関するものである。
建設作業現場等に設置される枠組足場の足場板上での高所作業では、作業者が足元に置いたボルト、金具類等の部品や工具類などを誤って落下させることがある。
建設業等において、高所からの墜落・転落による労働災害が多発していることから、今回、足場等からの墜落防止等の対策の強化を図るため、足場、架設通路及び作業構台からの墜落防止措置等に関し、労働安全衛生規則の一部が改正され、平成21年6月1日から施行されている。
その内容は、足場からの墜落防止措置等の充実であり、足場の種類に応じて次の墜落防止措置が必要になる。枠組足場においても、交さ筋かい下部のすき間からの墜落を防止するため、交さ筋かいに加え、「下さん」や「幅木」等の設置、又は、「手すりわく」の設置が義務付けられる。
枠組足場においても、従来から足場板の側縁に巾木を取付けることは行われているが、取付方法としては定まったものがなく、例えば帯状の板材を足場板の側縁に堰板状に立てて枠組足場の支柱に針金や番線で縛り付けている。金属製の巾木では端部にクランプを設けて、枠組み足場のパイプに止めるようにしたものもある。
しかしこのような方法では、巾木の取り付けと取り外しに時間と労力を要して施工性がよくなかった。
そこで、かかる不都合を解消し、足場板にワンタッチ的に取付けられる巾木として、係止にフックを用いるものが例えば下記特許文献などにある。
特開2003−213927号公報
この特許文献1の巾木は、足場布材の長さに相当する長さを有すると共に、所定高さを有するよう構成され、前後端に取付けられた係脱金物は、所定幅の板を素材として正面方形の接続面と、接続面の右方辺より前方に向け折曲げた側面方形の連結面と、接続面の左方辺より前方に向け平面略半円状に折曲げたフックとからなる。
前記特許文献1の従来技術は、巾木をワンタッチ的に取付けられるものではあるが、巾木を1個のフックで足場枠に係止するものであり、何らかの外力によって押されると作業中であっても簡単に外れるおそれがある。
出願人は先に、簡単な構造で足場板に巾木を確実に固定でき、固定後は外力が加わっても外れるおそれがなく、取り付けもワンタッチ的に行えて簡単であり、既製の足場板にも容易に実施できる足場板用巾木を提案し、出願した。(特願2009−097117号)
これは、図9に示すように、巾木1は、枠組足場の足場板3に取付けるものであり、基本構造としては、図8に示すように、帯状の板体で構成する巾木本体2の両端部に、該巾木本体2の長さ方向で、枠組足場の横パイプ4と縦パイプ5とにそれぞれ掛止する垂直フック6と水平フック7とを突出させて取付けた。
巾木本体2は、アルミニウム合金板や鋼板などによる帯状金属板材の上端を外側に下向きのL字形に折り曲げ加工し、下端の僅か上部を内側に水平に折り曲げて水平突片2aとして足場板3への載置部とした。
垂直フック6は、板状体6aの先端を下向きのU字形の切欠きに形成し、この切欠き部を枠組足場の横パイプ4に上方から掛止する掛止部6bに形成した。
水平フック7は、垂直フック6の上方位置で巾木本体2に取付けられるもので、図10に示すように、板状体の先端に横向きのU字形の切欠きを設けて縦パイプ5への掛止部7aとし、この掛止部7aが形成された板状体を溶接などによりスライド杆8に固定する。
水平フック7の巾木本体2への取り付けは、コイルバネ12を支持部材10の範囲内でスライド杆8に巻回し、スライド杆8の後端にストッパー8bとしてのリングを取付けた。
これにより、図10(b)に示すようにスライド杆8および水平フック7はコイルバネ12の伸張力で突出方向に付勢され、水平フック7が巾木本体2から突出して掛止部7aが縦パイプ5に押圧されて掛止される。
この状態で、水平フック7には前記のようにコイルバネ12によって縦パイプ5の方向への押圧力が加わっているから、水平フック7が縦パイプ5から外れることはない。
なお、水平フック7を縦パイプ5に掛止していない状態でも、水平フック7には巾木本体2から突出する方向への力がコイルバネ12によって付勢されているが、スライド杆8の後端にストッパー8bが設けてあり、これが支持部材10の外側に当接するから、スライド杆8が支持部材10から抜け出ることはない。
水平フック7を巾木本体2内に没入させるには、コイルバネ12の弾力に抗して押し込めばよい。
かかる巾木1を足場板に取付けるには、巾木1を足場板3の側縁に配置し、枠組足場を構成する横パイプ4に垂直フック6の掛止部6bを上方から引っ掛ける。
以上のようにして垂直フック6を横パイプ4に取付けたならば、次に水平フック7を巾木本体2から引き出して掛止部7aを縦パイプ5に差し込んで掛止する。この状態で、スライド杆8および水平フック7はコイルバネ12の伸張力で突出方向に付勢され、水平フック7が巾木本体2から突出して掛止部7aが縦パイプ5に押圧されて掛止される。
このようにして垂直フック6と水平フック7とが枠組足場の横パイプ4と縦パイプ5に固定されることで、巾木1が足場板の側縁に配設される。
前記従来技術は、巾木をワンタッチ的に取付けられるものではあるが、巾木の長さも所定のものに固定されているため、異なる長さの足場枠に対しては、その都度、これに対応する長さの巾木を用意する必要があり、汎用性に乏しい。
例えば、枠組足場が国産のものと、欧米系の国からの輸入のものとでは、枠組足場を組み立てた際の枠組縦材の芯―芯が、メートル・インチの違いがあり、1800サイズの場合は、メートル:1800mm、インチ:1829mmとなる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消するものとして、第1に、簡単な構造で異なる長さの足場枠に対応できるもので、かつ、巾木を容易かつ確実に固定でき、既製の足場板にも容易に実施できる足場板用巾木を提供するものである。
前記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、巾木本体の端部に足場のパイプへの係止部材として板状体のフックを突設した足場板用巾木において、巾木本体の一方の端部に設ける垂直フックは、巾木本体側に対して巾木長さ方向に突出スライド可能に重畳するスライド板体の下部にこれを形成し、巾木本体側にはこのスライド板体のスライドを行い、かつ、位置規制を行うカムロックとしての長方形カムを設けたことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、足場の横パイプへの係止部材としての垂直フックは、巾木本体側に対して巾木長さ方向に突出スライド可能に重畳するスライド板体の下部にこれを形成することで、スライド板体とともに移動可能となり、長さの足場枠に対応できるものである。
また、長方形カムを回転させることで、長方形カムがスライド板体に係合してこのスライド板体のスライドを行い、かつ、位置規制を行うことができ、長方形カムの長辺と短辺のうち、長辺をインチ対応、短辺をメートル対応とすれば、簡単に巾木長さの設定ができる。
請求項2記載の本発明は、長方形カムには、回動用摘みとしての摘み片を長手方向の一辺に折り曲げ形成したことを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、長方形カムはこれを回動することでスライド板体を押しだすものであるが、回動用摘みを設けることで容易に回転させることができる。また、この回動用摘みは、長方形カムの長手方向の一辺に折り曲げ形成したものであるので、部材点数が少なく設けることができ、しかも、長方形カムを回転させるに適する最大限の長さのものとなる。
請求項3記載の本発明は、スライド板体の上部には足場の縦パイプに添わせる係合片を形成することを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、足場の横パイプへの係止部材としての垂直フックの移動とともに、足場の縦パイプへの係合もこのスライド板体に設けた係合片で行うことができ、しかも、水平と垂直方向の2方向で固定され、足場枠への安定した係止が可能となる。
請求項4記載の本発明は、他方の巾木本体の端部に設けるフックは、巾木本体の端部外面側で巾木本体の長さ方向に、足場のパイプへの固定部材として下向きの垂直フックと、水平フックとを突設し、水平フックはスライド杆により横スライド可能としたことを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明によれば、巾木本体は垂直フックと水平フックとで足場を形成する横パイプと縦パイプとにそれぞれ係止されて固定される。よって、巾木本体は足場板に直接固定されるのではなく、しかも、水平と垂直方向の2方向で固定され、さらに、フックによる係止であるから、外力により外れにくく固定が確実になされる。また、取り付けもフックを掛けるだけでよいからワンタッチ的に行えて容易である。
さらに、垂直フックと水平フックを設けるに、水平フックがスライド杆により横スライド可能とすることは重要である。両者が固定では位置合わせが難しく足場を形成する横パイプと縦パイプとに同時に掛けることは困難であるが、水平フックが横スライド可能とすることで、これが容易になる。なお、垂直フックを先に掛け、巾木本体を寝かした状態から立てるようにすれば、水平フックを容易に縦パイプに掛けることが可能となる。
隣接する巾木本体との関係において、水平フックはこれが係合する足場の縦パイプを同一として隣の巾木本体のスライド板体に設けた係合片の上に位置し、該係合片を上から押えるので、本発明のスライド板体部分も足場枠のパイプに水平と垂直方向の2方向での固定がより確実なものとなる。
以上述べたように本発明の足場板用巾木は、異なる長さの足場枠に対応できるものであり、また、足場板への取り付けは、足場のパイプに掛止するから確実に固定でき、取付もワンタッチ的に行えて簡単なものである。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の足場板用巾木の1実施形態を示す要部の正面図、図2は同上平面図で、本発明の巾木1は、枠組足場の足場板3に取付けるものであり、基本構造としては、前記図8に示す従来例と同じであり、帯状の板体で構成する巾木本体2の両端部に、該巾木本体2の端部に枠組足場のパイプ掛止する板状体のフックを取付けている。
巾木本体2は、後述の図4に示すようにアルミニウム合金や鋼板などによる帯状金属板材の上端を外側に下向きのL字形に折り曲げ加工し、下端の僅か上部を内側に水平に折り曲げて水平突片2aとして足場板への載置部とした。
本発明は、アルミニウム合金の押し出し形材を用いた巾木本体2の一端には、スライド受板16を固定して取り付け、このスライド受板16を介してスライド板体17を巾木本体2側に対して巾木長さ方向に突出スライド可能に重畳させる。
図3はこれらスライド受板16とスライド板体17を構成するアルミニウム合金の押し出し形材を示し、図4は巾木本体2にこれらを重畳させた図である。
スライド受板16は巾木本体2にリベット18により固定される。
スライド受板16は表面にガイド突起19を設け、一方、スライド板体17はこのガイド突起19、19′を受け入れる横長穴20を数か所形成した。このようにして、スライド板体17はガイド突起19が横長穴20を移動することによりスライドする。また、ガイド突起19′はスライド受板16がスライド板体17を離脱しないように保持する止め具を兼ねる。
図3、図4に示すように、スライド受板16とスライド板体17を構成するアルミニウム合金の押し出し形材には、係合突条21とこれを受ける係合溝条22をそれぞれ形成しておくこともできる。
前記スライド板体17の下部に足場枠の横パイプ4に掛止めする垂直フック23を形成し、また、上部には足場枠の縦パイプ5に添わせる係合片24を形成した。この係合片24は厚みを持たせるため、二股片で構成し、また、スライド板体17にはこの係合片24を設ける上部と、前記垂直フック23を設ける下部とを分離すべく、横に開口する切欠き25を形成している。
スライド板体17の前記切欠き25が開口する辺と反対側の縁辺は、垂直辺17aであり、ここに当接するようにスライド板体17のスライドを行い、かつ、位置規制を行うカムロックとしての長方形カム26を設けた。
長方形カム26は、巾木本体2側に設けるものとして、長方形板の一角部に近い個所を軸支して偏心回転させるようにしたものであり、長手方向の一辺である長手辺αに回動用摘みとしての摘み片27を長手方向の一辺に折り曲げ形成した。
長方形カム26は、これを回動させることによりスライド板体17を押し出すが、押し出す前に立った状態になり長手辺αが垂直辺17aに接し、回動後は横になり短手辺βが垂直辺17aに接する。
このようなスライド受板16やスライド板体17を設ける巾木本体2の端に対して、もう一方の端は前記図8〜図10に示す従来と同じであり、巾木本体2の端部に、該巾木本体2の長さ方向で、枠組足場の横パイプ4と縦パイプ5とにそれぞれ掛止する垂直フック6と水平フック7とを突出させて取付けた。
垂直フック6は、板状体6aの先端を下向きのU字形の切欠きに形成し、この切欠き部を枠組足場の横パイプ4に上方から掛止する掛止部6bに形成した。
水平フック7は、垂直フック6の上方位置で巾木本体2に取付けられるもので、図10に示すように、板状体の先端に横向きのU字形の切欠きを設けて縦パイプ5への掛止部7aとし、この係止部7aが形成された板状体を溶接などによりスライド杆8に固定する。
スライド杆8の巾木本体2への取付手段は、巾木本体2の外側面に帯板状部材を折り曲げ加工した横長コ字形の支持部材10を固定し、スライド杆8は支持部材10でスライド自在に支承される。
コイルバネ12を支持部材10の範囲内でスライド杆8に巻回した。
これにより、図10(b)に示すようにスライド杆8および水平フック7はコイルバネ12の伸張力で突出方向に付勢され、水平フック7が巾木本体2から突出して掛止部7aが縦パイプ5に押圧されて掛止され、水平フック7には前記のようにコイルバネ12によって縦パイプ5の方向への押圧力が加わっているから、水平フック7が縦パイプ5から外れることはない。
水平フック7を巾木本体2内に没入させるには、コイルバネ12の弾力に抗して押し込めばよい。
次に使用法について説明する。まず、足場枠に対する巾木の長さの対応であるが、長方形カム26によりこれを行う。長方形カム26は、短手辺βがメートル対応、長手辺αがインチ対応の寸法となっており、長手辺αが垂直辺17aに接して立った状態になっている場合には、スライド板体17は押し出される前であり、巾木全体の長さも短く、枠組縦材の芯―芯が、1800サイズの場合は1800mmに対応する。
長方形カム26は、摘み片27をもってこれを回動させることによりその角がスライド板体17の垂直辺17aに当たり、このスライド板体17を押し出す。
そして、横向きになった時点では、短手辺βが垂直辺17aに接し、この状態でスライド板体17を固定する。
この状態では、スライド板体17は最大に押し出された状態であり、巾木全体の長さが長くなり、枠組縦材の芯―芯が、1800サイズの場合のインチ単位での寸法1829mmに対応する。
メートまたはインチ対応のいずれかを選択し、全体長さを決定する。
かかる巾木1を足場板に取付けるには、巾木1を足場板の側縁に配置し、水平突片2aを足場板3の上に載せ、スライド受板16やスライド板体17を設ける側と反対の巾木本体2の端から取り付けを決めていく。
枠組足場を構成する横パイプ4に垂直フック6の掛止部6bを上方から引っ掛ける。この場合、連続する足場板相互の間では、対向する足場板から垂直フック6が向かい合わせで突出するが、垂直フック6は前記のように入れ違いに突出しているから、両垂直フック6の先端がぶつかることはなく、並行して同じ横パイプ4に引っ掛けられる。
この状態で、垂直フック6は掛止部6bが下向きに形成されているから、巾木本体2の荷重が加わることで、垂直フック6が横パイプ4から外れるおそれはない。
なお、このように水平フック7を巾木本体2から引き出して掛止部7aを縦パイプ5に差し込んで掛止するのに、巾木本体2はすでに垂直フック6が横パイプ4に係止されているので安定して行うことができるが、特に巾木本体2を斜めに倒すことで水平フック7を縦パイプ5に邪魔にならずに移動でき、掛止部7aと縦パイプ5が合った所で巾木本体2を垂直に立てれば、簡単かつ迅速に係止が可能となる。
次いで、巾木本体2の他の片側のスライド板体17の下部に形成した垂直フック23を足場枠の横パイプ4に掛止する。この状態ではスライド板体17の上部に形成した係合片24が足場枠の縦パイプ5の裏側に添う。
以上のようにして垂直フック6、垂直フック23を横パイプ4に取付けたならば、次に水平フック7を巾木本体2から引き出して掛止部7aを縦パイプ5に差し込んで掛止する。この状態で、スライド杆8に形成してある係止凹部8aに板バネ11の係止突起11aが弾力により嵌り込み、水平フック7はその位置で巾木本体2に固定され、縦パイプ5から外れるおそれはない。
また、スライド板体17側では、図5に示すように隣接する巾木1との関係において、隣接する巾木1の前記水平フック7はこれが係合する足場の縦パイプ5を同一として隣の巾木1のスライド板体17に設けた係合片24の上に位置し、該係合片24を上から押えるので、スライド板体17の部分も足場枠のパイプに水平と垂直方向の2方向での固定がより確実なものとなる。
本発明の足場板用巾木の1実施形態を示す要部の正面図である。 本発明の足場板用巾木の1実施形態を示す要部の平面図である。 スライド受板とスライド板体の形材の端面図である。 スライド受板とスライド板体を巾木本体に重畳させた状態を示す端面図である。 隣接する巾木との係合関係を示す平面図である。 本発明の足場板用巾木の1実施形態を示す全体の正面図である。 本発明の足場板用巾木の1実施形態を示す全体の平面図である。 従来の足場板用巾木の正面図である。 従来の足場板用巾木の側面図である。 足場板用巾木の水平フックの巾木本体に取付けた状態の横断平面図である。
1 巾木 2 巾木本体
2a 水平突片 3 足場板
4 横パイプ 5 縦パイプ
6 垂直フック 6a 板状体
6b 掛止部 6c 斜部
7 水平フック 7a 掛止部
8 スライド杆 8a 係止凹部
8b ストッパー 9 取付板
10 支持部材 11 板バネ
11a 係止突起 12 コイルバネ
13 突起状段差 14 狭隘部
16 スライド受板 17 スライド板体
17a 垂直辺 18 リベット
19、19′ ガイド突起 20 横長穴
21 係合突条 22 係合溝条
23 垂直フック 24 係合片
25 切欠き 26 長方形カム
27 摘み片
メートまたはインチ対応のいずれかを選択し、全体長さを決定する。

Claims (4)

  1. 巾木本体の端部に足場のパイプへの係止部材として板状体のフックを突設した足場板用巾木において、巾木本体の一方の端部に設ける垂直フックは、巾木本体側に対して巾木長さ方向に突出スライド可能に重畳するスライド板体の下部にこれを形成し、巾木本体側にはこのスライド板体のスライドを行い、かつ、位置規制を行うカムロックとしての長方形カムを設けたことを特徴とする足場板用巾木。
  2. 長方形カムには、回動用摘みとしての摘み片を長手方向の一辺に折り曲げ形成した請求項1記載の足場板用巾木。
  3. スライド板体の上部には足場の縦パイプに添わせる係合片を形成する請求項1または請求項2記載の足場板用巾木。
  4. 他方の巾木本体の端部に設けるフックは、巾木本体の端部外面側で巾木本体の長さ方向に、足場のパイプへの固定部材として下向きの垂直フックと、水平フックとを突設し、水平フックはスライド杆により横スライド可能とした請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の足場板用巾木。
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