JP5697029B2 - 支持金具、耐火材配置用底板支持構造、長尺物貫通部防火処置方法 - Google Patents
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Description
前記支持金具は、前記開口部に固定され上端部にフランジが形成される枠体の内面に沿って設けられ、前記第1の張出部に下方に突出する係止片が形成され、前記係止片により前記フランジに係止可能であることを特徴とする支持金具である。
また、保持片で棒材を保持しこれを支持材として用いることにより、細い棒材を使用して支持材の占有面積を小さくでき、ケーブルの本数が多い場合やケーブルの本数が増える場合にも容易に対応可能である。一方、上記のように保持片でチャンネル材を保持してこれを支持材として用いることにより、チャンネル材の上面で底板が支持されるので、支持される面積が広がり底板がより安定して支持される。これらはケーブルの敷設状況に応じて選択すればよい。
さらに、開口部に枠体を取り付けて防火処置を行なう場合でも、支持金具の枠体への取り付けについてねじ等が不要となり、取り付けや取り外し、位置の変更などが容易にできるようになる。
また、支持材を保持片により固定せず保持するので、棒材を支持材として用いる場合、対向する開口部の辺において位置をずらして配置した支持金具の間で、棒材を斜めに配置することなども容易で、様々なケーブルの敷設状況に適用することができ、敷設状況の変更にも対応が容易である。また、細い棒材を用いて支持材の占有面積を小さくでき、ケーブルの本数が多い場合やケーブルの本数が増える場合にも容易に対応可能である。一方、上記のように保持片でチャンネル材を保持してこれを支持材として用いることにより、チャンネル材の上面で底板が支持されるので、支持される面積が広がり底板がより安定して支持される。これらはケーブルの敷設状況に応じて選択すればよい。
また、支持材を保持片により固定せず保持するので、棒材を支持材として用いる場合、位置をずらして配置した支持金具の間で、棒材を斜めに配置することなども容易で、様々なケーブルの敷設状況に適用することができ、敷設状況の変更にも対応が容易である。また、細い棒材を用いて支持材の占有面積を小さくでき、ケーブルの本数が多い場合やケーブルの本数が増える場合にも容易に対応可能である。一方、上記のように保持片でチャンネル材を保持してこれを支持材として用いることにより、チャンネル材の上面で底板が支持されるので、支持される面積が広がり底板がより安定して支持される。これらはケーブルの敷設状況に応じて選択すればよい。
まず、図1を参照して、本実施形態の支持金具について説明する。
図2は支持金具10の取り付けおよび棒材(支持材)20の配置を示す図である。図2(a)は支持金具10を取り付け棒材20を配置した開口部50を上から見た図、図2(b)は図2(a)の線C−Cに沿った断面図、図2(c)は支持金具10で棒材20を架け渡した箇所を示す斜視図である。
以上の枠体60、支持金具10、棒材20により、耐火材を配置するための後述する底板を支持する底板支持構造2(耐火材配置用底板支持構造)が形成される。棒材20は、張出部15の両側の保持片151により幅方向に脱落しない。
図3はその例を示すもので、支持金具10に支持材としてチャンネル材22を配置する例を示す図である。図3(a)、図3(b)は支持金具10へのチャンネル材22の配置を示す図、図3(c)は支持金具10を取り付けチャンネル材22を配置した場合の開口部50を上から見た図である。
図4は脱落防止金具30の取り付けを示す図である。図4(a)は脱落防止金具30を示す図、図4(b)、(c)は脱落防止金具30の取り付けを示す斜視図、図4(d)は脱落防止金具30の挿入箇所の断面図である。
なお、この場合でも棒材20は保持片151や脚部33の間に配置されるだけであり固定はされない。また、棒材20の両端部21、21以外の上記した中間部の上面は、脱落防止金具30の上面31と同程度の高さあるいはこれより高い位置にある。
図5は底板80の配置を示す図である。図5(a)は底板80を設置した開口部50を上から見た図、図5(b)は図5(a)の線D−Dに沿った断面図、図5(c)は底板80を配置した開口部50を示す、図5(a)の線E−Eを断面とした斜視図である。
図6は耐火材90の設置を示す図である。図6(a)は耐火材90を設置した開口部50を上から見た図、図6(b)は図6(a)の線F−Fに沿った断面図、図6(c)は耐火材90を設置した開口部50を示す、図6(a)の線G−Gを断面とした斜視図である。
また、張出部13の係止片131の間に先程の棒材20を先程と同様に配置することができる。棒材20は張出部13の両側の係止片131、131により幅方向に脱落しない。さらに張出部13には張出部15と同様の一対の穴部133が設けられているので、この穴部133に先程の脱落防止金具30を取り付けることができ、これにより棒材20が上方に移動し係止片131を乗り越えて脱落することもなくなる。チャンネル材22についても先程と同様にして配置でき、係止片131により脱落を防ぐことができる。
例えば、枠体60を省略して支持金具10を開口部50に直接取り付けることも可能で、その場合は係止片131を省略した支持金具を用いて、あるいは支持金具10の係止片131を折り取って、張出部13を開口部50近傍の構造体40に取り付けつつ支持金具を開口部50の内面に沿って配置すればよい。
10、100………支持金具
13、15、103、105………張出部
20………棒材
22………チャンネル材
30………脱落防止金具
33………脚部
40………構造体
50………開口部
60………枠体
61………フランジ
70………ケーブル
80………底板
90………耐火材
131………係止片
151………保持片
133、153………穴部
200………支持材
Claims (8)
- 長尺物が貫通する構造体の開口部に設けられ、前記開口部に耐火材を配置するための底板を支える支持材を保持する支持金具であって、上部から第1の張出部が張り出し、下部から第2の張出部が前記第1の張出部と逆側に張り出し、前記第2の張出部の両側に上方に突出する一対の保持片が形成され、一対の前記保持片の間に前記支持材としての棒材を配置して前記第2の張出部から脱落することなく保持したり、あるいは前記支持材としてのチャンネル材を側壁を下方に向けつつ前記保持片に被せるように配置して前記第2の張出部から脱落することなく保持することを可能とし、
前記支持金具は、前記開口部に固定され上端部にフランジが形成される枠体の内面に沿って設けられ、前記第1の張出部に下方に突出する係止片が形成され、前記係止片により前記フランジに係止可能であることを特徴とする支持金具。 - 前記第2の張出部に一対の穴部が形成され、
端部が折り曲げられる一対の脚部を有する、前記棒材が前記保持片の上方へ移動し脱落することを防止するための脱落防止金具が、前記脚部の前記端部が前記穴部に挿入されることで取り付けられることを特徴とする請求項1記載の支持金具。 - 前記第1の張出部と前記第2の張出部は張り出す長さが異なり、前記支持金具を上下反転させて前記第1の張出部の前記係止片で前記支持材を保持し前記第2の張出部の前記保持片で前記フランジに係止可能とすることにより、前記支持金具を異なる幅の前記フランジに係止可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持金具。
- 長尺物が貫通する構造体の開口部に耐火材を配置するための底板を支える耐火材配置用底板支持構造であって、
前記開口部に上端部にフランジが形成される枠体を固定し、
前記枠体の内面に沿って耐火材を配置するための底板を支える支持材を保持する支持金具を設け、
前記支持金具は、
上部から第1の張出部が張り出し、前記第1の張出部に下方に突出する係止片が形成され、下部から第2の張出部が前記第1の張出部と逆側に張り出し、前記第2の張出部の両側に上方に突出する一対の保持片が形成され、
一対の前記保持片の間に前記支持材としての棒材を配置するか、あるいは前記支持材としてのチャンネル材を側壁を下方に向けつつ前記保持片に被せるように配置して、前記第2の張出部から脱落することなく保持し、
前記係止片により前記フランジに係止されることを特徴とする耐火材配置用底板支持構造。 - 前記第2の張出部に一対の穴部が形成され、
一対の前記保持片の間に前記支持材としての棒材が配置され、
端部が折り曲げられる一対の脚部を有する、前記棒材が前記保持片の上方へ移動し脱落することを防止するための脱落防止金具が、前記脚部の前記端部が前記穴部に挿入されることで前記支持金具に取り付けられることを特徴とする請求項4記載の耐火材配置用底板支持構造。 - 一対の前記保持片の間に前記支持材としての棒材が配置され、
前記棒材が、前記支持金具が取り付けられる辺の法線方向に対して斜めに配置されることを特徴とする請求項4または請求項5記載の耐火材配置用底板支持構造。 - 長尺物が貫通する構造体の開口部において、第1の張出部が上部から張り出し、前記第1の張出部に下方に突出する係止片が形成され、下部から第2の張出部が前記第1の張出部と逆側に張り出し、前記第2の張出部の両側に上方に突出する一対の保持片が形成される支持金具を、前記開口部に固定され上端部にフランジが形成される枠体の内面に沿って、前記係止片により前記フランジに係止して複数設ける工程(a)と、
前記長尺物の敷設状況に応じて、支持材としての棒材を一対の前記保持片の間に配置しつつ、または支持材としてのチャンネル材を側壁を下に向けて前記保持片に被せて配置しつつ、一対の略対向配置された前記支持金具の間に前記支持材を架け渡す工程(b)と、
前記支持材の上方に、底板を配置する工程(c)と、
前記底板の上方に、耐火材を配置する工程(d)と、
を具備することを特徴とする長尺物貫通部防火処置方法。 - 前記第2の張出部に一対の穴部が形成され、
前記工程(b)では、一対の前記保持片の間に支持材としての棒材が配置され、端部が折り曲げられる一対の脚部を有する、前記棒材が前記保持片の上方へ移動し脱落することを防止するための脱落防止金具が、前記脚部の前記端部が前記穴部に挿入されることで前記支持金具に取り付けられることを特徴とする請求項7記載の長尺物貫通部防火処置方法。
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