JP2006050796A - ラック - Google Patents

ラック Download PDF

Info

Publication number
JP2006050796A
JP2006050796A JP2004228506A JP2004228506A JP2006050796A JP 2006050796 A JP2006050796 A JP 2006050796A JP 2004228506 A JP2004228506 A JP 2004228506A JP 2004228506 A JP2004228506 A JP 2004228506A JP 2006050796 A JP2006050796 A JP 2006050796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
main
parent
girders
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004228506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4289255B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Takeda
和久 武田
Kaoru Tsuda
馨 津田
Satoshi Osonoi
悟史 遅野井
Kazunaga Saito
一永 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004228506A priority Critical patent/JP4289255B2/ja
Publication of JP2006050796A publication Critical patent/JP2006050796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289255B2 publication Critical patent/JP4289255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】 落とし込み接続できると共に、安定した仮固定ができるラックを提供する。
【解決手段】 基板30に折り曲げ片31、32を有した弾性部材からなり、互いに向かい合ってなる一組の親桁3と、親桁3の折り曲げ片32間に複数架設される子桁5とを備えて略梯子状からなり、親桁3の一端34の折り曲げ片32上に、他のラック4の他端44の下端部が載置されて、一端34の親桁3間に他のラック2の他端44を挟持してラック同士を接続する。親桁3は、基板30表面にラックの長手方向と平行に形成された凸条33と、折り曲げ片31を切り欠いて形成された親桁導入部310とを備える一方、他のラック2は凸条33に嵌合する凹条43を備え、凸条33及び凹条43は、親桁導入部310から他のラック2を挿入する際に、親桁3の短手方向から嵌合可能な高さに形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルや工場等の施設内に、ケーブルや冷媒管等の配線、配管を行う際に使用するラックに関するものである。
従来から、長尺状の親桁とその親桁に所定間隔毎に架設される子桁とから略梯子状に構成されてなるラックを、コンクリートスラブ等から垂設された吊りボルトに対し、吊り金具を用いて取り付けられた略短尺棒状のハンガー上に載置して固定したり、当該吊りボルトと接続される親桁ハンガーによって直接吊り下げ支持したりすることで敷設し、当該ラックの子桁上にケーブルや冷媒管等を載置することによって、当該施設内におけるケーブル等を整然と配線等することが行われている。配線等する場合、一つ一つのラックの大きさには当然限りがあるため、ケーブル等の長さに応じて当該ラックを延設することが必要となるが、その際には、一般的に親桁の端部同士を突き合わせて、それぞれの端部近傍を外側から覆うように係当する接続金具が用いられる。
この接続金具には、ボルト挿通孔が穿設されており、この挿通孔と、親桁の端部近傍に穿設されたボルト挿通孔とにボルトを通して、ナットを螺合させて締め付けることにより、相互のラックを接続することができるが、上述したように、ラックはコンクリートスラブ等から垂設された吊りボルトに懸吊されることになるため、ラックの接続作業は否応なく高所での作業となり危険を伴うことになる。従って、作業者の安全を確保するためにも、ラックの接続の際には、部品点数をできるだけ少なくして、より簡易な作業とすることが望まれる。そこで、かかる課題を解決するために、当該ラックに接続金具の機能を持たせることが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この接続金具の機能を持たせたラックは、一例として、図6の相互に接続される親桁端部を示す斜視図の通り、親桁3b、4bは、基板30、40の上下端部にそれぞれ折り曲げ片31、32、41、42を有して断面視略コ字状からなり、当該コ字の内側における基板30、40の表面に凸条33、凹条43を備え、曲げ応力等に対する剛性を有している。ここで、当該ラックは、接続機能を持たせるために、一方の親桁3bの一端34の近傍は、他方の親桁4bの一端44の近傍を保持できるよう、一回り大きく構成されている。具体的に述べると、当該一端34の近傍においては、少なくとも他方の折り曲げ片41、42の厚さ分の段差315、325を介して、折り曲げ片31よりも上側並びに、折り曲げ片32よりも下側に位置するよう、それぞれ折り曲げ片316、326が連接される。
また、親桁3bの基板30と、その親桁3bに接続される親桁4bの基板40、並びに凸条33の上面と凹条43の下面とが略面一となるように、一端34の近傍における基板305、凸条335は、それぞれ基板30、凸条33よりも、少なくとも他方の基板40、凹条43を形成する板の厚さ分、外方(後述する螺子6の挿入方向)に位置するように構成されている。そして、親桁3b、4bの凸条335、凹条43には、対応する位置に螺子挿通孔36、46が穿設されており、親桁4bの一端44を、親桁3bの一端34に長手方向Aから挿入して、当該親桁4bの一端44の近傍を親桁3bにて保持し、当該孔を介して螺子6を挿通して、ナット7を螺合させることによって、接続金具を用いることなく、親桁3bと4bとを相互に接続することができるとされる。
しかしながら、このラックにおいては強固に接続することのみを追及し、接続の際の作業性の点はあまり考慮されていない。すなわち、ラックは長尺で重量が相当量あるにも係らず、親桁3b、4bの両方を略水平になるようにしなければ、長手方向Aから親桁3bに親桁4bの一端44を挿入することができない。そこで、ラック間の接続強度については、螺子に負担させることとし、代わりに接続性を向上させたラックが知られている(例えば、特許文献2参照)。この接続性を向上させたラックは、一例として、図7の相互に接続される親桁端部を示す斜視図の通り、親桁3の一端34近傍における上側の折り返し片31が切除されて、親桁導入部310が形成されており、親桁4は長手方向Aから親桁3に挿入することのみならず、短手方向B(垂直方向)から落とし込んで、親桁3に取り付けることもできるようになっている。
一方、上側の折り返し片31が切除されているため、折り返し片31、32によって、例えば、親桁4の他端(一端44とは反対側の端部)が、一端44の高さよりも上下に移動するような動きを規制することはできない。このため、上述したラックよりも接続強度は脆弱となるが、その代わりに螺子の挿通孔36、46を増やすことで、ラック間の接続強度を確保したものである。
特開昭54−150695号公報 実開昭53−93699号公報
ところで、この技術では、一方のラックを落とし込んで接続することも可能としたため、最初の技術で説明した凸条335や凹条43が形成されていない(図6参照)。すなわち、親桁3に凸条があると、その凸条に、親桁4における下端部の折り曲げ片42が接触してしまい、落とし込み動作を阻害することになるため、このラックにあっては、当該凹凸部が形成されていないのである。しかしながら、そうすると、螺子によって固定する前の仮固定の際には、ラックの上下方向の移動を規制する部分が存在しないため、ラックは高所で不安定な状態で仮置きされるという問題がある。特に親桁4の他端(一端44とは反対側の端部)の位置が高くなったような場合には、当該親桁4の重量も相まって、親桁4の一端44が親桁3の折り曲げ片31と32との間に入り込み、噛み付きを起こしたり、それを無理に外そうとして、当該折り曲げ片31を変形させたりする恐れがあるという問題があった。
一方、最初に説明した技術(図6参照)には、凸条335や凹条43が形成されているため、曲げ応力等に対する剛性を備えつつ、安定した状態で仮置きすることができるが、上述したように、親桁3b、4bの両方を略水平になるようにしなければ、長手方向Aから親桁3bに親桁4bの一端44を挿入することができない。特に親桁3b、4bに対応する親桁との距離が長い場合、すなわち幅があるラックの場合には、厳密に水平にしないと挿入は困難を極めるという問題があった。
本発明は、上記種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、落とし込みによっても接続することができると共に、安定した仮固定をすることができるラックを提供することにある。
上記課題を解決するために、本願の発明者らは、請求項1に係る発明として、長尺板状からなる基板の上下端部に折り曲げ片を有して断面視略コ字状の弾性部材からなり、互いに対称となる向きに向かい合ってなる一組の親桁と、それら親桁の下端部の折り曲げ片間に複数架設される子桁とを備え、当該親桁の一端の下端部における折り曲げ片上に、他のラックの長手方向における他端の下端部が載置されて、前記一端の親桁間に当該他のラックの他端を挟持して当該ラック同士を接続するラックにおいて、前記親桁は、当該基板表面に当該ラックの長手方向と平行に形成された凸条と、長手方向の一端部近傍における上端部の折り曲げ片を切り欠いて形成された親桁導入部とを備える一方、前記他のラックは前記凸条に嵌合する凹条を備え、前記凸条及び凹条は、親桁導入部から他のラックを挿入する際に、親桁の短手方向から嵌合可能な高さに形成されていることを特徴としたものを提案している。
そして、請求項1に係る発明では、親桁の基板表面に当該ラックの長手方向と平行に形成された凸条が設けられると共に、他のラックにもその凸条と嵌合する凹条が設けられているため、これらの部分によって、仮固定の際に、ラックの上下方向の移動を規制することができ、ラックを高所でも安定な状態で仮置きすることができる。ここで、かかる仮固定における安定性を選択した場合には、従来は落とし込みによる接続は諦めざるを得ず、両者はトレードオフの関係にあった。しかしながら、本発明における親桁は弾性部材であり、凸条及び凹条は、親桁導入部から他のラックを挿入する際に、親桁の短手方向から嵌合可能な高さに形成されているから、落とし込みの際に、当該他のラックに下方への押圧を加えることによって、親桁間が広がって、当該凸条及び凹条が嵌合させることができるのである。
すなわち、請求項1に係る発明では、親桁の挟持力(弾性力)を超える過度の力が加わらない限り、ラックの上下方向の移動を規制して、安定な状態で仮置きすることができると共に、仮置きの安定性のために凸条及び凹条が設けられていても、親桁の弾性力と相まって、それが親桁導入部から他のラックを挿入する際に、嵌合可能な高さに形成されているため、落とし込みによっても接続可能であるという効果を奏するものである。
次に、上述の解決手段並びにその効果を踏まえて、本発明を実施するに当たって最良の実施の形態について以下に説明する。まず、相互に接続される親桁端部を示す斜視図である図1、並びにその要部拡大図である図2を参照して、本発明の特徴的な構成から説明すると、本発明に係る親桁3(親桁3a、3b)は、基板30の表面に当該ラック1の長手方向と平行に形成された凸条33と、長手方向の一端部近傍における上端部の折り曲げ片31を切り欠いて形成された親桁導入部310とを備えている。一方、他のラック2の親桁4(親桁4a、4b)の基板40の表面には、凸条33と嵌合する凹条43が備えられており、当該凸条33及び凹条43は、ラック1の親桁導入部310から、他のラック2を挿入する際に、親桁1の短手方向から嵌合可能な高さに形成されている。
ラック1、2を接続する際には、落とし込み又は、長手方向から挿入することで接続することができる。前者の場合には、図3(a)に示すように、ラック2の他端44を、ラック1に設けられた親桁導入部310から挿入すると、当該ラック2の基板40の側端部が、ラック1の凸条330の上端部と当接して係止する。この状態で当該他端44の上端部を、下方、すなわちラック1の方向に向って押圧すると、基板40の側端部が凸条330の上端部に設けられた傾斜面に沿って摺動し、徐々にラック1の親桁3(親桁3a、3b)の間が広げられる。そして、図3(b)に示すように、凸条33と凹条43とが嵌合し、ラック1の下端部における折り曲げ片32上に、ラック2の長手方向における他端44の下端部が載置されて、一端34の親桁3a、3b間に当該ラック2の他端44が挟持される。尚、このとき、ラック2の他端44が、ストッパ311と当接していない場合は、それが当接するまで長手方向にラック2を挿入するようにする。
一方、後者の場合には、当該ラック1の凸条33と、ラック2の凹条43が嵌合するように、ラック1の一端34に対して、ラック2の他端44を、ストッパ311と当接するまで挿入することで、同様にして、折り曲げ片32上に、他端44の下端部が載置されて、ラック1の一端34の親桁3a、3b間に当該ラック2が挟持される。そして、上述の何れの場合も、ラック2の他端44が、ストッパ311に当接するように接続すると、ラック1に穿設された螺子挿通孔36と、ラック2に穿設された螺子挿通孔46とが同心になるので、これらの螺子挿通孔36、46に螺子6を挿入してナット7に螺合して締め付けることにより、ラック1と2の接続が強固に完了する。
次に、上述の各構成も含め、親桁3の断面図である図4も参照して、より詳細な構成について説明すると、次の通りである。図1乃至図4に示すように、本発明に係るラック1は、長尺板状からなる基板30の上下端部に折り曲げ片31、32を有して断面視略コ字状をなしており、基板30の略中央部分の表面には、内方(互いに相対する親桁3)に向かって、当該基板30の表面と平行な面を有する凸条33が折り曲げ形成され、当該凸条33の上下端部には、基板30に連接する傾斜部が設けられている。この傾斜部のうち、特に上端の傾斜は、ラック2を落とし込み接続したり、取り外したりするためのガイドとなるものである。次に、親桁3の長手方向の両端部に着目すると、親桁3の一端34の近傍では、ラック1、2の接続強度が確保できる長さ分、上端部の折り曲げ片31が切り欠かれて、親桁導入部310が形成されている。ここで、上述した接続強度が確保できる長さとは、例えば、ラック2の一端45に何らかの応力が加わって、上下方向に移動しようとした場合であっても、当該ラック2の移動を規制するのに十分な長さ、すなわち曲げ応力に耐えうるだけの長さという意味である。
折り曲げ片31の切り欠いた端面は、ラック2の他端44と当接して、当該ラック2の挿入を規制するストッパ311を構成している。このストッパ311は、折り曲げ片31と同一の長さとしても、もちろん良いものであるが、ラックの接続作業の際に、引っ掛けたりしないよう、折り曲げ片31から傾斜部312を介して、当該折り曲げ片31よりも幅を狭く構成するようにしても良い。また、親桁3の一端34の近傍では、凸条330に螺子6を挿通する螺子挿通孔36が2箇所に近接して穿設される一方、その反対側の他端35の近傍においても、凸条33に螺子を挿通する螺子挿通孔37が2箇所に近接して穿設されている。ここで、凸条330は、凸条33と同様にして、基板30の表面と平行な面を有し、凸条33と絞り部331を介して連接され、当該凸条33よりも幅方向(短手方向)の長さが小さく形成されて、親桁4の凹条43に挿入し易いようになっている。
次に、下端に着目すると、親桁3a、3bの下端部の折り曲げ片32間には、所定の間隔毎に子桁5が架設されており、親桁3と子桁5とは溶接やカシメ等によって固定され、略梯子状からなっている。子桁5は短尺棒状の部材であって、長手方向の断面は、上方に開口を有する略コ字状の形状をしている。当該コ字の上端部分は、内方に向って垂直にそれぞれ折り曲げられており、当該棒状の中央部分に開口が形成されるよう、その折り曲げ片は当該子桁5の両側端部近傍にのみ形成されている。そして、子桁5には、図示しないセパレータ等が取り付けられ、当該セパレータは配線や冷媒管等の仕切りとして使用されて、ラック1、2上に、配線路や管路が形成されることになる。
次に、ラック2の構成について説明する。当該ラック2は、同様にして、長尺板状からなる基板40の上下端部に折り曲げ片41、42を有して断面視略コ字状をなしている。基板40の略中央部分の表面には、内方に向かって、当該基板40の表面と平行な面を有する凹条43が折り曲げ形成され、当該凹条43の上下端部には、基板40に連接する傾斜部が設けられている。次に、親桁4の長手方向の両端部に着目すると、親桁4の他端44の近傍では、凹条43に螺子6を挿通する螺子挿通孔46が2箇所に近接して穿設される一方、その反対側の一端45の近傍においても同様に穿設されている。次に、下端に着目すると、親桁4a、4bの下端部の折り曲げ片42間には、所定の間隔毎に子桁5が架設されており、親桁4と子桁5とは溶接やカシメ等によって固定され、略梯子状からなっている。子桁5の構成は、親桁2の場合と同様であるから、ここでは説明を省略する。
ところで、ラック1、2の材料について着目すると、当該ラック1、2は、ケーブルや冷媒管等を敷設し、その重みに耐えられる強度を有して、上述した落とし込み動作が可能な弾性部材であれば足りるが、例えば、鋼板や、アルミ、ステンレス等の材料が用いられる。尚、鋼板を用いた場合には、耐食性を確保するために、エポキシ系の粉体塗装や、溶融亜鉛メッキなどが施される。
以上に説明した構成を採用することで、落とし込みによっても接続することができると共に、安定した仮固定をすることができるラックを提供することが可能となるが、上述の実施形態のみならず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その実施形態を変更することは無論可能である。例えば、ラック1の一端34だけでなく、他端35に親桁導入部310を形成しても良いものである。また、直線状のラックのみならず、水平エルボ、水平クロス、角度ラック、ベンドラック等に採用しても良いものである。さらには、外直角水平エルボに採用しても良い。
具体的に説明すると、図5に示すように、本発明を適用した外直角水平エルボ8は、部材9aa、9abが直角に接続されたL字部材からなる親桁9aと、円弧状部材の親桁9bを具備し、上述のラック1、2と同様にして、基板90の上下端部に折り曲げ片91、92を有して断面視略コ字状をなしている。基板90の略中央部分の表面には、内方に向かって、当該基板90の表面と平行な面を有する凸条93が折り曲げ形成され、当該凸条93の上下端部には、基板90に連接する傾斜部が設けられている。親桁9の一端94の近傍では、ラックの接続強度が確保できる長さ分、上端部の折り曲げ片91が切り欠かれて、親桁導入部910が形成されている。また、折り曲げ片91の切り欠いた端面は、ラック2の他端44と当接して、当該ラック2の挿入を規制するストッパ911を構成している。
このストッパ911は、ラック1と同様にして、折り曲げ片91と同一の長さとしても、折り曲げ片91から傾斜部912を介して、当該折り曲げ片91よりも幅を狭く構成するようにしても良い。また、親桁9の一端94の近傍では、凸条930に螺子を挿通する螺子挿通孔96が2箇所に近接して穿設される一方、その反対側の他端95の近傍においても、凸条93に螺子を挿通する螺子挿通孔97が2箇所に近接して穿設されている。ここで、凸条930は、凸条93と同様にして、基板90の表面と平行な面を有し、凸条93と絞り部931を介して連接され、当該凸条93よりも幅方向(短手方向)の長さが小さく形成されて、親桁4の凹条43に挿入し易いようになっている。
下端に着目すると、親桁9a、9bの下端部の折り曲げ片92間には、所定の間隔毎に子桁5が架設されており、親桁9と子桁5とは溶接やカシメ等によって固定され、大略梯子状からなっている。ここで、外直角水平エルボ8では、円弧状の親桁9bを具備しているため、親桁9間は常に一定ではない。これを補うために、例えば、ハンガー50を介して、子桁5を固定するようにしても良い。尚、子桁5の構成は、親桁2の場合と同様であるから、ここでは説明を省略する。
本発明に係るラックを示す図であって、接続部分を拡大した要部拡大図である。 本発明に係るラックを示す図であって、相互に接続される親桁端部を示す斜視図である。 ラックが相互に接続される状況を示す断面図であって、(a)は落とし込み接続前、(b)は落とし込み接続後を示した図である。 図2に示した親桁の断面図であって、(a)は当該図のA−A矢視図であり、(b)は当該図のB方向の矢視図である。 本発明に係るラックの接続構造について、外垂直水平エルボに適用した場合の一例を示す図である。 第1の従来例のラックを示す図であって、相互に接続される親桁端部を示す斜視図である。 第2の従来例のラックを示す図であって、相互に接続される親桁端部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ラック
2 ラック
3 親桁
31 折り曲げ片
310 親桁導入部
32 折り曲げ片
33 凸条
34 一端
4 親桁
41 折り曲げ片
42 折り曲げ片
43 凹条
44 他端
5 子桁

Claims (1)

  1. 長尺板状からなる基板の上下端部に折り曲げ片を有して断面視略コ字状の弾性部材からなり、互いに対称となる向きに向かい合ってなる一組の親桁と、それら親桁の下端部の折り曲げ片間に複数架設される子桁とを備え、当該親桁の一端の下端部における折り曲げ片上に、他のラックの長手方向における他端の下端部が載置されて、前記一端の親桁間に当該他のラックの他端を挟持して当該ラック同士を接続するラックにおいて、前記親桁は、当該基板表面に当該ラックの長手方向と平行に形成された凸条と、長手方向の一端部近傍における上端部の折り曲げ片を切り欠いて形成された親桁導入部とを備える一方、前記他のラックは前記凸条に嵌合する凹条を備え、前記凸条及び凹条は、親桁導入部から他のラックを挿入する際に、親桁の短手方向から嵌合可能な高さに形成されていることを特徴とするラック。
JP2004228506A 2004-08-04 2004-08-04 ラック Expired - Fee Related JP4289255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228506A JP4289255B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228506A JP4289255B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 ラック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006050796A true JP2006050796A (ja) 2006-02-16
JP4289255B2 JP4289255B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=36028685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004228506A Expired - Fee Related JP4289255B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 ラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4289255B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276192A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Denro Corp 支持架台及び支持架台の構築方法
JP2014018058A (ja) * 2013-06-18 2014-01-30 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体用化粧ダクトの連結構造及び長尺体用化粧ダクト
WO2019111378A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 三菱電機株式会社 スイッチギヤ
JP2021027694A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 株式会社タチバナ ケーブルラックおよびケーブル敷設方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276192A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Denro Corp 支持架台及び支持架台の構築方法
JP2014018058A (ja) * 2013-06-18 2014-01-30 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体用化粧ダクトの連結構造及び長尺体用化粧ダクト
WO2019111378A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 三菱電機株式会社 スイッチギヤ
US11588306B2 (en) 2017-12-07 2023-02-21 Mitsubishi Electric Corporation Switchgear
JP2021027694A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 株式会社タチバナ ケーブルラックおよびケーブル敷設方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4289255B2 (ja) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8770885B2 (en) Wedge clamp
US9206927B2 (en) Utility conduit supporting device, system, and method
US9209609B2 (en) Cable tray system with splice plate
US10508446B2 (en) Bridge clip
CA2889168C (en) Strut system and strut fitting therefor
US5303887A (en) Universal pipe support and hanger
US7208679B2 (en) Combination electrical box and mounting bracket assembly
CA2912910A1 (en) Cross braced joist hanger
JP4289255B2 (ja) ラック
US20110197541A1 (en) Light gauge metal zee clip
JP4693737B2 (ja) 鋼殻沈埋トンネル内面への内装パネル取付構造
JP2008236830A (ja) 幅可変トラフ橋
KR101958153B1 (ko) 케이블 트레이용 렁, 상기 렁을 포함하는 케이블 트레이
US10498123B2 (en) Support bracket for mounting octagonal boxes on furring channels
KR20120030051A (ko) 미부착된 천장 패널과 천장 빔을 가진 천장 상에 물체를 부착하기 위한 방법과 장치
KR20090002157U (ko) 건설용 사각 파이프 접속기구
JP5242194B2 (ja) ランナー取付具
JP4166164B2 (ja) 支持材
JP6598940B1 (ja) セパレータ装置
US10107420B1 (en) Cable tray assembly with side rails and method of using
JP6863883B2 (ja) 配線・配管材布設具の布設構造、及びワイヤ保持装置
JP2021167525A (ja) 天井吊り金具及び天井吊り金具の固定方法
KR101063630B1 (ko) 천장패널과 프레임 부재를 이용한 천장 마감장치 및 설치방법
JP2011021443A (ja) 形状保持部材付き天井野縁、天井野縁ユニット及び天井面の構造
JP2847505B2 (ja) ダクト支持具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees