JP6863883B2 - 配線・配管材布設具の布設構造、及びワイヤ保持装置 - Google Patents
配線・配管材布設具の布設構造、及びワイヤ保持装置 Download PDFInfo
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Description
配線・配管材の布設構造が設けられる建築物の空間は、図1に示すように、天井Tと床Fと壁Wで区画されている。建築物には、壁Wに沿って左右方向に長手が延びる形鋼材10が設置されている。形鋼材10は、形鋼材10の長手方向に直交した断面視がI型のI形鋼である。形鋼材10は、長尺状をなし、上下に対向する一対の板部11と、一対の板部11の短手方向の中央部同士を連結する連結部12とを有する。板部11の短手方向両端部は、それぞれ連結部12から突出しており、板部11の短手方向両端部を突出端部11aとする。
布設具20は梯子状である。布設具20は、2本のワイヤ21と、2本のワイヤ21に架設された複数の小桁部材24とを備える。小桁部材24は、ワイヤ21の長手方向に間隔をあけてワイヤ21に取り付けられている。なお、小桁部材24の取付間隔は、ワイヤ21の長手方向に等間隔おきでもよいし、等間隔おきでなくてもよい。小桁部材24は、棒状である。小桁部材24の長手方向への寸法は、一対のワイヤ21のピッチより長い。
図2及び図3に示すように、ワイヤ保持装置40は、形鋼材10における板部11の突出端部11aに取着される取着部材41と、取着部材41を板部11に固定するための固定部材としての通しボルト39及びナット54と、を備える。また、ワイヤ保持装置40は、形鋼材10の長手方向に並ぶ2つの取着部材41の間隔を、一対のワイヤ21のピッチと同じにすべく、一対の取着部材41に取り付けられる間隔形成部材としての補助部材51を有する。
図1に示すように、布設具20のワイヤ21の長手は、建築物の高さ方向に延びている。布設具20は、布設経路Kを構成する。そして、布設具20に沿って配線・配管材Pが布設されている。布設具20のワイヤ21は張力が付与されている。
まず、天井Tの台座30に天井用リング部材31を設置し、床Fの台座30に床用リング部材32を設置する。次に、天井用リング部材31に布設具20の第1連結部22を連結し、床用リング部材32に、ターンバックル33を介して布設具20の第2連結部23を連結する。すると、天井Tと床Fの間に布設具20が布設される。
(1)布設具20の布設構造において、形鋼材10と布設具20の交差箇所Zでは、形鋼材10に設置された補助部材51により、補助部材51と形鋼材10の突出端部11aとの間にワイヤ21が保持されている。このため、布設具20のワイヤ21を、建築物の固定物である形鋼材10に保持させることができる。よって、ワイヤ21に揺れが生じたとき、形鋼材10は揺れることがなく、交差箇所Zでのワイヤ21の揺れを抑制できる。
○ ワイヤ保持装置40において、取着部材41の取着と補助部材51の設置とを共通の通しボルト39及びナット54を用いて行ったが、取着部材41の取着と補助部材51の設置とを別々のボルト及びナットを用いて行ってもよい。また、取着部材41の取着及び補助部材51の設置を、ボルト及びナットを用いない他の方法で行ってもよい。
○ 小桁部材24や補助部材51に対し配線・配管材Pを固定する方法は、バインド線56による縛り付けでなくてもよい。例えば、配線・配管材Pを保持する保持部材を小桁部材24や補助部材51に取り付けて、配線・配管材Pを固定してもよい。
○ 形鋼材10は、等辺山形鋼(L形鋼)、不等辺山形鋼(L形鋼)であってもよい。この場合、等辺山形鋼(L形鋼)や不等辺山形鋼(L形鋼)において、形鋼材10の有する2面がなす角部であり、L字の角部となる形鋼材角部に取着部材41が取着され、その取着部材41に補助部材51が設置される。又は、形鋼材角部に補助部材51が直接設置される。
○ スリット43aに板部11を挿入したとき、突出端部11aが固定壁42の内面42bから離間した位置に位置決めできれば、スリット43aの形状は変更してもよい。例えば、第1縁部44と第2縁部45の両方を傾斜させて、スリット43aを、開口幅を徐々に狭くする形状としてもよい。
(1)前記取着部材は、前記区画壁にスリットを備えるワイヤ保持装置。
Claims (4)
- 一対のワイヤと、該一対のワイヤの長手方向に間隔をあけて前記一対のワイヤに架設され、かつ配線・配管材が固定される複数の小桁部材と、を有し、前記ワイヤの長手方向に張力が付与された状態で布設された配線・配管材布設具の設置構造であって、
前記配線・配管材布設具の布設場所には、前記一対のワイヤの長手方向と交差する方向に長手が延びる形鋼材が設置されているとともに、該形鋼材と前記配線・配管材布設具との交差箇所が存在し、
前記交差箇所において、前記形鋼材のうち、該形鋼材の長手方向に延び、かつ前記配線・配管材布設具に向けて突出した板部の突出端部、又は前記形鋼材の有する2面がなす形鋼材角部には、前記配線・配管材を固定可能な補助部材が設置されるとともに、該補助部材によって前記一対のワイヤが前記形鋼材に保持されていることを特徴とする配線・配管材布設具の布設構造。 - 前記補助部材は、前記突出端部又は前記形鋼材角部から離間しているとともに、前記突出端部又は前記形鋼材角部と、前記補助部材と、の間には、前記形鋼材の長手方向に沿った2箇所にワイヤ挿通空間が形成され、前記ワイヤ挿通空間それぞれに前記ワイヤが1本ずつ挿通されている請求項1に記載の配線・配管材布設具の布設構造。
- 前記補助部材は、前記突出端部又は前記形鋼材角部に取着された一対の取着部材を介して前記形鋼材に設置されることで前記突出端部又は前記形鋼材角部から離間しているとともに、前記ワイヤ挿通空間は、各取着部材と、前記突出端部又は前記形鋼材角部と、の間に区画され、前記取着部材は、前記形鋼材の長手方向に沿った前記ワイヤ挿通空間での前記ワイヤの移動を規制すべく、前記形鋼材の長手方向に沿って各ワイヤの両側に配置された区画壁を備える請求項2に記載の配線・配管材布設具の布設構造。
- 一対のワイヤと、該一対のワイヤの長手方向に間隔をあけて前記一対のワイヤに架設され、かつ配線・配管材が固定される複数の小桁部材と、を有し、前記ワイヤの長手方向に張力が付与された状態で布設された配線・配管材布設具によって形成された布設経路に前記配線・配管材が布設されており、
前記配線・配管材布設具の布設場所には、前記一対のワイヤの長手方向に交差する方向に長手が延びる形鋼材が設置され、
該形鋼材と前記配線・配管材布設具との交差箇所において前記形鋼材に前記一対のワイヤを保持するワイヤ保持装置であって、
前記形鋼材に取着され、前記ワイヤの長手方向への移動を許容するワイヤ挿通空間を前記形鋼材とともに区画する区画壁を備える取着部材と、
前記取着部材を前記形鋼材に固定するための固定部材と、
2つの前記取着部材を、前記ワイヤ挿通空間が前記一対のワイヤのピッチで配置されるように、2つの前記取着部材に取り付けられる間隔形成部材と、を有することを特徴とするワイヤ保持装置。
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