JP2012086427A - 記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター - Google Patents

記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体のニアエンド状態の警告表示ができ、ニアエンド発生時の印刷停止の有無を適切に設定できるプリンターを提案すること。
【解決手段】ロール紙プリンター1は、エラーLED17と、ロール紙12がニアエンド状態になった場合に印刷動作を強制停止させるか否かを設定可能な設定部5と、ニアエンド状態が検出されるとエラーLED17を点滅駆動し、設定部5の設定内容に基づき印刷動作を強制停止させるか否かを制御する主制御部3とを有している。ニアエンド状態になるとエラーLED17の点滅が開始するので、ユーザーはロール紙12が近いうちに無くなることを事前に知ることができ、設定部5の設定内容に応じて印刷動作を強制停止するか否かが制御される。よって、事前にユーザーのプリンター使用形態に適するように設定部5を設定することで、ユーザーにとって使い勝手のよいプリンターを提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明はロール紙などの記録媒体が残り少なくなったニアエンド状態を表示するニアエンド表示機能を備えたプリンターに関する。
従来において、記録媒体収納部に収納されている記録媒体が予め定めた残量以下になったニアエンド状態、および記録媒体が無くなった(残量が零になった)リアルエンド状態の双方を検出可能な検出機構を備えたプリンターが知られている。特許文献1には、ニアエンド状態を検出するニアエンド検出ユニットを備えたロール紙プリンターが開示されている。
このようなプリンターでは、リアルエンド状態になると印刷動作が不能になるので、専用のリアルエンド表示用のLEDを点灯させてリアルエンドである旨をユーザーに警告表示してプリンターを強制的に停止状態(印刷不能状態)に切り替えている。記録媒体が補充されると、プリンターは再び動作可能状態に復帰する。これに対して、ニアエンド状態になった場合には、記録媒体が残っており印刷が可能である。このために、プリンターの機種によっては、ニアエンド検出機能は備わっているが、ニアエンド状態を上位のコンピューターに通知するのみで、ニアエンド状態をプリンター上において警告表示する表示機能が備わっていないものがあり、ユーザーにとっては分かりにくく不便である。
ここで、特許文献2には、LEDの点滅の周期を変えて複数の動作状態を表示できるようにした画像形成装置が提案されている。
特開2001−213553号公報 特開2008−284694号公報
ニアエンド状態の警告表示機能の無いプリンターにおいて、既設のLEDの点灯駆動形態を変えることにより、ニアエンド状態を警告表示することが考えられる。このようにすれば、LEDを増設することなく、ユーザーが事前にリアルエンドが近いことを知ることができ、突然、リアルエンドになってプリンターが停止してしまう事態を回避でき、ユーザーにとって使い勝手が良くなるので望ましい。
しかし、記録媒体のニアエンド状態をLEDによって警告表示する場合、リアルエンド状態の場合と同様にプリンターが強制停止してしまうと、残量があるニアエンド状態で記録媒体を補給する必要があり、記録媒体の補給頻度が多くなり、ユーザーにとっては不便である。また、ロール紙の場合には、ニアエンド状態で交換されてしまうと、印刷に使用されずに無駄になる量が多くなり経済的でない。これに対して、ニアエンド状態でプリンターが強制停止しない場合には、例えば、連続して多量の印刷を行う場合等において印刷の途中でリアルエンド状態(記録媒体切れ)に陥って印刷不能になり、事前にニアエンド状態を警告表示する意味が無くなってしまうことがある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、記録媒体のニアエンド状態を発光素子によって警告表示でき、ニアエンド発生時の印刷停止の有無を適切に設定することのできるプリンターを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプリンターは、
第1発光素子と、
記録媒体が予め定めた残量以下のニアエンド状態になると、前記第1発光素子を予め定めた第1形態で点灯駆動する発光制御部と、
前記ニアエンド状態になった場合に記録媒体への印刷動作を強制停止させるか否かを設定可能な設定部と、
前記ニアエンド状態になった場合に、前記設定部の設定内容に基づき前記印刷動作を強制停止させるか否かを制御する印刷制御部とを有していることを特徴としている。
本発明のプリンターでは、記録媒体がニアエンド状態になると第1発光素子が第1形態で点灯駆動され、ユーザーは当該第1発光素子の点灯あるいは点滅によって、記録媒体が近いうちに無くなることを事前に知ることができる。また、ニアエンド状態になった場合には、設定部の設定内容に応じて印刷動作を強制停止するか否かが制御されるので、事前にユーザーのプリンター使用形態に適するように設定部を設定しておくことができる。
ここで、ニアエンド状態の警告表示を必要としないユーザーに対応できるようにするために、前記発光制御部は、前記設定部に前記印刷動作を強制停止させる旨の設定がされていない場合には、前記ニアエンド状態になっても前記第1発光素子の点灯駆動を行わないようにすればよい。
また、ニアエンド状態において印刷動作を強制停止するか否かの設定、変更を容易に行うことができるようにするためには、前記設定部の設定を、プリンターに接続された外部装置から供給されるコマンドによって行うようにすることが望ましい。
ここで、前記プリンターは、外部装置と接続可能であり、
前記印刷制御部が、前記ニアエンド状態で前記印刷動作を強制停止する場合は、前記外部装置から送信され印刷動作中の一連の印刷ジョブにおいて、当該一連の印刷ジョブの終了を示すコマンド(印刷コマンド)またはデータ(印刷データ)を受信し処理した後で行うことが望ましい。
ニアエンド状態になっても、記録媒体の残量があるので直ちに停止せず、レシートなど所定の帳票の1枚分の印刷(一連の印刷ジョブ)の最後まで印刷することができる。一連の印刷ジョブの印刷が終了して区切りの良いところで停止すると、印刷途中となったものを再印刷する必要がない。
一連の印刷ジョブの終了は、コマンドやデータで検知できる。一連の印刷ジョブの中で、フォームフィード(FF)のコマンドを検出したり、プリンターが切断装置を備えていれば、切断コマンドの検出により、一連の印刷ジョブの最後であると検知できる。また、レシートの場合、合計やtotalという印刷ジョブの最後を示すデータを受信すれば、一連の印刷ジョブの最後であると判断することができる。これらのコマンドやデータを処理した後で停止すればよい。
さらに、第1発光素子を用いて記録媒体のリアルエンド状態の警告表示を行う場合には、前記発光制御部は、前記記録媒体の残量が零のリアルエンド状態になると、前記第1発光素子を予め定めた第2形態で点灯駆動して、ニアエンド状態の警告表示と区別できるようにすればよい。
ここで、ニアエンド状態およびリアルエンド状態を、発光素子を点滅駆動および連続点灯駆動に切り替えることにより区別することができる。すなわち、前記第1形態および前記第2形態のうち、一方の形態を点滅駆動とし、他方の形態を連続点灯として、双方の状態を区別することができる。
次に、ニアエンド状態とリアルエンド状態を別個の発光素子によって警告表示することもできる。すなわち、ニアエンド状態を警告表示するための第1発光素子に加えて、第2発光素子を配置し、前記発光制御部は、前記記録媒体の残量が零のリアルエンド状態になると、前記第2発光素子を所定の形態で点灯駆動すればよい。
また、一般にプリンターには、プリンターが動作不能状態(エラー状態)に陥ったことを警告表示するためのエラー表示用の発光素子が備わっている。したがって、ニアエンド状態を当該エラー表示用の発光素子を用いて行えば、ニアエンド状態を表示するための専用の発光素子を配置する必要がない。また、エラー表示用の発光素子を用いて、ニアエンド状態およびリアルエンド状態の双方を警告表示する場合には、リアルエンド状態を警告表示するための発光素子も不要となるので、プリンターの小型化、低コスト化に有利である。
本発明のプリンターでは、記録媒体がニアエンド状態になると第1発光素子が第1形態で点灯駆動されるので、ユーザーは当該第1発光素子の点灯あるいは点滅によって、記録媒体が近いうちに無くなることを事前に知ることができ、記録媒体を補充してリアルエンド状態に陥って印刷不能になることを回避できる。また、ニアエンド状態になった場合には、設定部の設定内容に応じて印刷動作を強制停止するか否かが制御されるので、事前にユーザーのプリンター使用形態に適するように設定部を設定しておくことができる。したがって、本発明によれば、ユーザーにとって使い勝手のよい仕様のプリンターを提供することができる。
本発明を適用したプリンターを示す概略ブロック図である。 図1のプリンターの動作説明図である。 図1のプリンターの各部の動作状態を示す図表である。
以下に、図面を参照して本発明を適用した記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンターの実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係るロール紙プリンターの主要部分を示す概略ブロック図である。ロール紙プリンター1は、例えば、店舗などにおいてPOSシステムにおけるPOS端末として用いられ、ホスト側のコンピューター2(外部装置)から印刷指令および印刷データを受信して、レシートなどの発行動作を行うものである。勿論、本発明はPOS端末用のロール紙プリンター以外のロール紙プリンターおよび所定サイズのシートなどの各種の形状の記録媒体に印刷を行うプリンターにも適用可能である。
ロール紙プリンター1の制御系はCPU、ROM、RAMを中心に構成された主制御部3(印刷制御部)、データ解析部4、設定部5、受信バッファー6および印刷バッファー7を備えている。ホスト側のコンピューター2からのコマンドは、通信インターフェース8および受信部9を介して受信バッファー6に取り込まれる。受信バッファー6に取り込まれたデータはデータ解析部4によって解析され、解析結果に基づき、主制御部3はプリンター各部の駆動制御を行う。解析結果が印刷指令である場合には、後続の印刷データを印刷バッファー7上に展開し、印刷機構部10を駆動して展開された印刷データの印刷動作を実行する。
印刷機構部10は、インクジェットヘッド、サーマルヘッドなどの印刷ヘッド11と、当該印刷ヘッド11の印刷位置を経由してロール紙12を搬送する紙送り機構13と、ロール紙12を収納するロール紙収納部14とを備えている。ロール紙収納部14には、ロール紙12の残り量が予め定めた残量以下になったニアエンド状態、ロール紙12の残量が零(紙切れ)になったリアルエンド状態を検出するための検出機構15が付設されている。
検出機構15としては各種の検出機構を用いることができる。例えば、ロール紙12の巻芯12aの位置の移動を検出する光学センサーあるいはメカニカルセンサーを用いてニアエンド状態、リアルエンド状態を検出できる。あるいは、ロール紙12の外径寸法の減少状態に基づきニアエンド状態、リアルエンド状態を検出できる。シート状の記録媒体の場合には、例えば、これを収納しているカセット内に積層されている記録媒体の厚さに基づきニアエンド、リアルエンド状態を検出できる。リアルエンド状態を検出するには、ロール紙の紙送り経路に光学センサーを備え、ロール紙の有無を検出するようにしてもよい。
主制御部3は、検出機構15の出力信号に基づき、ロール紙がニアエンド状態、リアルエンド状態になったことを検知する。また、主制御部3には、プリンターのハードウエアの異常、電源異常、ロール紙収納部14の開閉カバー(図示せず)の開閉状態、インク切れ、紙詰まり、その他の各種のプリンター異常状態(エラー)を示す検出信号が供給される。主制御部3は、これらの信号に基づき、スイッチングトランジスタ16を介して、プリンターケースの操作面(図示せず)に配置されているエラー表示用のLED17(以下、「エラーLED」と呼ぶ。)を駆動制御する発光制御部として機能する。
ここで、設定部5は、ロール紙12がニアエンド状態になったときに、プリンター動作の強制停止動作を有効および無効のいずれにするのかを設定するためのものである。主制御部3は、設定部5の設定内容に基づきロール紙12がニアエンド状態になったときにプリンター動作を強制的に停止するか否かを制御する印刷制御部として機能する。本例では、設定部5が「有効」に設定されている場合には、ロール紙12のニアエンド状態が検出されると、主制御部3によりプリンター動作が強制的に停止される。設定部5が「無効」に設定されている場合には、ロール紙12のニアエンド状態が検出されても、プリンター動作の強制停止は行われない。
一方、プリンター各部の動作状態は主制御部3の制御の下に、送信部18および通信インターフェース8を介してホスト側のコンピューター2に送信される。送信情報には、ロール紙12のニアエンド状態、リアルエンド状態を含む各種のエラーを表す情報が含まれている。
図2および図3はロール紙プリンター1の動作説明図であり、ロール紙12のニアエンド状態およびリアルエンド状態の検出時におけるエラーLED17の駆動状態とプリンター動作の強制停止の有無を示してある。これらの図を参照して説明すると、印刷時には、ホスト側のコンピューター2から印刷指令および印刷データを含む印刷コマンドがロール紙プリンター1に送信される(図2の矢印A1)。ロール紙プリンター1の側では印刷コマンドを受信すると、主制御部3の制御の下に、印刷機構部10を駆動制御して受信した印刷データをロール紙12に印刷する一連の印刷動作を行う(図2の矢印A2)。
ロール紙プリンター1の主制御部3は、印字動作において(図2の矢印A3、A4)、検出機構15からロール紙12がニアエンド状態になったことを示す信号を受信すると(ブロックB1)、予め定めた第1形態でエラーLED17を点灯駆動する(図2のブロックB2)。また、主制御部3は、ニアエンド状態になったことを示すニアエンドステータス信号をホスト側のコンピューター2に送信する(図2の矢印A5)。
ここで、ロール紙12のニアエンド状態を表すために、例えば、主制御部3からは一定のデューティ比のLED駆動信号S1(図1参照)がLED駆動用のスイッチングトランジスタ16のベースに供給される。これによって、エラーLED17が所定の間隔で点滅を開始する。エラーLED17の点滅によって、ユーザーはロール紙12がニアエンド状態になり、ロール紙12の無くなることを事前に知ることができる。
また、主制御部3は、ニアエンド状態が検出されたときには、設定部5が「有効」に設定されている場合には、印刷途中の一連の印刷ジョブの終了後に印刷動作を強制的に停止してプリンター停止状態にする。これに対して、設定部5が「無効」に設定されている場合には、プリンター停止状態に移行することなく、プリンターの印刷動作可能状態を維持する(印刷動作を継続して行う)。
具体的には、設定部5が「有効」に設定されている場合でニアエンド状態が検出されたときには、主制御部3は、コンピューター2から送信された一連の印刷ジョブが印刷動作中である場合、当該一連の印刷ジョブの終了を示す印刷コマンドまたは印刷データを受信し処理した後で、印刷動作を強制的に停止する。
ニアエンド状態になっても、ロール紙12の残量があるので、レシートなど長さが短いものの1枚分の印刷は、最後まで印刷することができる。主制御部3は、検出機構15の設定に基づき、ニアエンド状態になってから印刷可能なロール紙12の長さを算出することができ、また受信した印刷コマンドや印刷データから印刷に必要となるロール紙12の長さを算出することができ、受信した一連の印刷ジョブがニアエンド状態で印刷可能か、判断することができる。
また、一連の印刷ジョブの終了時点は、印刷コマンドや印刷データで検知できる。一連の印刷ジョブの中で、フォームフィード(FF)の印刷コマンドを検出により、ロール紙プリンター1が切断装置を備えていれば、切断コマンドの検出により、一連の印刷ジョブの最後であると検知できる。また、レシートの場合、合計やtotalという印刷ジョブの最後を示す印刷データを受信すれば、一連の印刷ジョブの最後であると判断することができる。これらの印刷コマンドや印刷データを処理した後で停止すればよい。
印刷可能と判断できた場合、一連の印刷ジョブの印刷が終了して停止すると、印刷途中となることがなく、再印刷をする必要がなくて済む。
一方、設定部5が「無効」に設定されている場合には、ロール紙12のニアエンド状態が検出された後も印刷動作が可能であるので、ホスト側のコンピューター2から印刷コマンドを受信すると(図2の矢印A6)印刷動作が行われる(図2の矢印A7)。ニアエンド状態が検出された後は、エラーLED17の点滅が継続する。この場合、オペレーターは、エラーLED17の点滅を見て、ロール紙12が終了間近だと気付き、顧客が途切れたときに、新たなロール紙12を補充することができる。この後に、ロール紙12のリアルエンド状態が検出されると(図2のブロックB3)、主制御部3は、LED駆動信号S1の代わりに、オン状態のLED駆動信号S2(図1参照)を出力する。これにより、エラーLED17は点滅状態から連続点灯状態に切り替わる。
エラーLED17が点滅状態から連続点灯状態に切り替わることにより(図2のブロックB4)、ユーザーはロール紙12が無くなったことを知ることができる。このリアルエンド状態を表すリアルエンドステータス信号はホスト側のコンピューター2に送信される(図2の矢印A8)。また、主制御部3はリアルエンド状態が検出されると、印刷動作を強制的に停止してプリンター停止状態に移行する(図2のブロックB5)。なお、この後に、ロール紙12が新たなロール紙に交換されると、リアルエンド状態が解除されて、プリンター動作可能状態に復帰する。
ここで、設定部5の設定内容は、ロール紙プリンター1の出荷時などにおいてユーザーの使用形態に応じて、「有効」および「無効」のいずれかに設定可能である。本例では、この設定部5の設定を、ホスト側のコンピューター2からの設定コマンドを用いて行うことが可能となっている。すなわち、設定コマンドを受信すると、データ解析部4での解析結果に応じて主制御部3は設定部5を設定する。したがって、必要に応じて、コンピューター2の側から設定コマンドをロール紙プリンター1に送信して設定部5の設定内容を切り替えることができるので便利である。
なお、エラーLED17は、ニアエンド状態、リアルエンド状態以外のプリンター異常状態(エラー)の表示も行う。したがって、プリンター異常状態に応じて、異なる形態でエラーLED17を点灯駆動して、異常内容を区別して表示できるようにすることも可能である。
以上説明したように、ロール紙プリンター1では、エラーLED17を用いて、ロール紙12のニアエンド状態を警告表示するので、ユーザーは、ホスト側のコンピューター2を確認することなく、エラーLED17の点滅によってロール紙12がニアエンドになったことを直接に知ることができるので便利である。また、ニアエンド状態の警告表示をプリンターには必ず備わっているエラーLED17を利用して行っているので、エラーLEDのみが備わっているプリンターに本発明を適用する場合に、LEDの増設を伴うことなく既存の回路構成のままニアエンド状態を表示することができる。よって、プリンターの小型化、低コスト化に有利である。
また、ロール紙12のニアエンド状態が検出されたときに、プリンターを停止させるか否かを設定部5によって設定できるようになっている。ユーザーのプリンター使用形態に適した設定内容にすることにより、ユーザーにとって使い勝手のよいプリンターを提供することができる。
(変更例1)
上記のロール紙プリンター1では、図3に示すように、ロール紙12のニアエンド状態が検出されるとエラーLED17を点滅し、設定部5が「有効」の場合にはプリンターを停止するようにしている。この代わりに、主制御部3は、ロール紙12のニアエンド状態が検出されたときに、設定部5が「有効」に設定されている場合にエラーLED17を点滅し、プリンターを停止させ、設定部5が「無効」に設定されている場合には、エラーLED17を駆動せずに消灯状態(非点灯)のままとし(図3の括弧書きの部分)、プリンターも停止させずに動作可能状態に維持することも可能である。一度に多量の印刷を行うことの無いユーザー等にとっては、ロール紙12のニアエンド状態の警告表示の必要性が低い場合があり、このような場合のユーザーの希望に対応することができる。
(変更例2)
上記のロール紙プリンター1はエラーLED17のみが備わっている場合であるが、エラーLEDと共にロール紙12のリアルエンド状態を警告表示するためのLED(以下、「ペーパーアウトLED」と呼ぶ。)が備わっている場合にも本発明を適用可能である。
図1において想像線で示すように、ペーパーアウトLED20および、その駆動用のスイッチングトランジスタ21が備わっている場合には、ペーパーアウトLED20によってロール紙12のリアルエンド状態が警告表示される。ロール紙12のニアエンド状態は、エラーLED17およびペーパーアウトLED20のいずれか一方を用いて警告表示することができる。
例えば、エラーLED17を用いてロール紙12のニアエンド状態を警告表示する場合には、一般的なエラー時にエラーLED17が連続点灯状態になる場合と区別できるように、一定の周期で点滅を繰り返す形態で当該エラーLED17を点灯駆動すればよい。同様に、ペーパーアウトLED20を用いてロール紙12のニアエンド状態を警告表示する場合にも、リアルエンド状態におけるペーパーアウトLED20の点灯状態とは異なる形態で点灯駆動して区別できるようにすることが望ましい。
例えば、リアルエンド状態が検出されるとLEDを連続点灯する場合には、ニアエンド状態が検出されるとLEDを点滅駆動して区別することができる。逆に、リアルエンド状態が検出されるとLEDを点滅駆動する場合には、ニアエンド状態が検出されるとLEDを連続点灯して区別すればよい。また、点滅の周期を変えることによって、双方を区別することも可能である。
1 ロール紙プリンター、2 コンピューター、3 主制御部、4 データ解析部、5 設定部、6 受信バッファー、7 印刷バッファー、8 通信インターフェース、9 受信部、10 印刷機構部、11 印刷ヘッド、12 ロール紙、12a 巻芯、13 紙送り機構、14 ロール紙収納部、15 検出機構、16 スイッチングトランジスタ、17 エラーLED、18送信部、20 ペーパーアウトLED、21 スイッチングトランジスタ

Claims (8)

  1. 第1発光素子と、
    記録媒体が予め定めた残量以下のニアエンド状態になると、前記第1発光素子を予め定めた第1形態で点灯駆動する発光制御部と、
    前記ニアエンド状態になった場合に印刷動作の強制停止の有効、無効を設定可能な設定部と、
    前記ニアエンド状態になった場合に、前記設定部の設定内容に基づき前記印刷動作を強制停止させるか否かを制御する印刷制御部とを有していることを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  2. 請求項1において、
    前記発光制御部は、前記設定部に前記無効が設定されている場合には、前記ニアエンド状態になっても前記第1発光素子の点灯駆動を行わないことを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  3. 請求項1または2において、
    前記設定部の設定内容は、プリンターに接続された外部装置から供給されるコマンドによって設定可能であることを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  4. 請求項1または2において、
    前記プリンターは、外部装置と接続可能であり、
    前記印刷制御部が、前記ニアエンド状態で前記印刷動作を強制停止する場合は、前記外部装置から送信され印刷動作中の一連の印刷ジョブにおいて、当該一連の印刷ジョブの終了を示すコマンドまたはデータを受信し処理した後で行うことを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記発光制御部は、前記記録媒体の残量が零のリアルエンド状態になると、前記第1発光素子を予め定めた第2形態で点灯駆動することを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  6. 請求項5において、
    前記第1形態および前記第2形態のうち、一方の形態は点滅駆動であり、他方の形態は連続点灯であることを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  7. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    第2発光素子を有しており、
    前記発光制御部は、前記記録媒体の残量が零のリアルエンド状態になると、前記第2発光素子を所定の形態で点灯駆動することを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
  8. 請求項1ないし7のうちのいずれかの項において、
    前記第1発光素子は、前記発光制御部の制御の下に、前記ニアエンド以外の予め定めたプリンターエラー状態を表示するエラー表示用発光素子であることを特徴とする記録媒体のニアエンド表示機能を備えたプリンター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016147473A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 キヤノン株式会社 画像形成装置、印刷前処理の実行方法およびプログラム

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