JP2012085913A - キャビネットボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単でコーナー部の補強が確実に出来、製作が容易なキャビネットボックスを提供する。
【解決手段】天板2と側板3,4と背面板5と底板6とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたキャビネットボックス1であって、天板2、側板3,4、背面板5、底板6のうちの少なくとも何れか1つの筐体内面に接合される第1の接合片10eと、第1の接合片10eに対して折曲して起立されると共に、第1の接合片10eとの接合部の両端部と頂点部とが略三角形状に形成され、第1の接合片10eが接合される筐体内面と交差する他の筐体の一部に接合される第2の接合片10bとを有する補強接合部材10により筐体コーナー部が接合される。
【選択図】図1

Description

本発明は、天板と側板と背面板と底板とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたパチンコ台やスロット台等の遊戯機の筐体として使用されるキャビネットボックスに関するものである。
従来、天板と側板と背面板と底板とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたパチンコ台やスロット台等の遊戯機の筐体として使用されるキャビネットボックスにおいて、上下横材と右縦材とのコーナー接合部、下横材と左縦材とのコーナー接合部にそれぞれL字形状のコーナー補強部材を設け、上横材の左端部と左縦材の上端との接合部分に断面L字形状の蝶番の上ヒンジを取り付けて枠体コーナー部を補強したものが提案されている(特許文献1)。
実公平4−13030号公報(第4図)
しかしながら、前述の特許文献1のコーナー補強部材は構造が複雑となり、ビス止め部も多数となって製作に手間がかかるといった問題があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、構造が簡単でコーナー部の補強が確実に出来、製作が容易なキャビネットボックスを提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係るキャビネットボックスの第1の構成は、天板と側板と背面板と底板とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたキャビネットボックスであって、前記天板、前記側板、前記背面板、前記底板のうちの少なくとも何れか1つの筐体内面に接合される第1の接合片と、前記第1の接合片に対して折曲して起立されると共に、前記第1の接合片との接合部の両端部と頂点部とが略三角形状に形成され、前記第1の接合片が接合される筐体内面と交差する他の筐体の一部に接合される第2の接合片とを有する補強接合部材により筐体コーナー部が接合されることを特徴とする。
また、本発明に係るキャビネットボックスの第2の構成は、前記第1の構成において、前記補強接合部材の前記第1の接合片は、該第1の接合片が接合される筐体内面の全長に亘る長さを有する長尺状で形成され、前記第1の接合片の両端部に前記第2の接合片がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
また、本発明に係るキャビネットボックスの第3の構成は、前記第1、第2の構成において、前記補強接合部材の前記第1の接合片は、前記筐体の前記前面側が開口した開口縁の近傍で前記底板または前記天板のうちの少なくとも1つの内面に接合され、前記第1の接合片の端部に設けられた前記第2の接合片が前記側板の一部に接合されたことを特徴とする。
本発明に係るキャビネットボックスの第1の構成によれば、第1の接合片と第2の接合片との接合部の両端部と、該第2の接合片の頂点部とが略三角形状に形成されるため筐体のコーナー部の固定が強固に出来る。
また、本発明に係るキャビネットボックスの第2の構成によれば、第1の接合片が接合される筐体内面の全長に亘る長さを有する長尺状で形成され、該第1の接合片の両端部に第2の接合片がそれぞれ設けられたことで、天板、左右側板、底板のうちの互いに隣接される何れか3つの筐体により形成される2箇所のコーナー部を1つの補強接合部材で接合することが出来る。
また、本発明に係るキャビネットボックスの第3の構成によれば、例えば、金属板の板厚が0.8mm程度の薄板で構成され、前面側が開口した構造の筐体で、且つその開口部にヒンジ部材により比較的重量のあるフロントパネルを開閉可能に取り付ける必要がある筐体であってもコーナー部の補強が確実に出来る。
本発明に係るキャビネットボックスの構成を示す斜視図である。 (a),(b)は補強接合部材の第1の接合片をキャビネットボックスの底板に接合すると共に、第2の接合片をキャビネットボックスの右側板に接合する様子を示す分解説明図である。 本発明に係るキャビネットボックスを底板側から天板の内面側を見た様子を示す斜視説明図である。 (a)〜(d)は第1の接合片がキャビネットボックスの底板に接合される補強接合部材の構成を示す平面図、正面図、左側面図及び右側面図、(e)は(a)のA−A断面図である。 第1の接合片がキャビネットボックスの底板に接合される補強接合部材の構成を示す斜視図である。 (a)〜(d)は第1の接合片がキャビネットボックスの天板に接合される補強接合部材の構成を示す平面図、正面図、左側面図及び右側面図、(e)は(a)のB−B断面図である。 第1の接合片がキャビネットボックスの天板に接合される補強接合部材の構成を示す斜視図である。 (a),(b)はリベット止めを行う様子を示す断面説明図である。
図により本発明に係るキャビネットボックスの一実施形態を具体的に説明する。
図1及び図3において、1はパチンコ台やスロット台等の遊戯機の筐体として使用され、例えば厚さ0.8mm程度のメッキ鋼板やアルミニウム板等の金属板をプレス成形により作成されたキャビネットボックスであり、天板2と側板3,4と背面板5と底板6とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成される。尚、本実施形態では、天板2と左右側板3,4とは連続した金属板をコの字形状に折り曲げて構成された一例である。キャビネットボックス1の開口した前面側には図示しないヒンジ部材により開閉可能な図示しないフロントパネルが取り付けられる。
天板2、側板3,4、背面板5、底板6のうちの少なくとも何れか1つの筐体内面には、図4〜図7に示す補強接合部材10の第1の接合片10eが接合される。第1の接合片10eの両端部には該第1の接合片10eに対して折曲して起立される第2の接合片10bがそれぞれ設けられている。第2の接合片10bは、第1の接合片10eとの接合部の両端部10b1,10b2と頂点部10b3とが略三角形状に形成されている。
そして、図2に示すように、第1の接合片10eがリベット接合される筐体内面と交差する他の筐体の一部に第2の接合片10bがリベット接合される。これにより第1、第2の接合片10e,10bを有する補強接合部材10により筐体コーナー部が接合される。
図1及び図3に示すように、本実施形態の補強接合部材10の第1の接合片10eは、該第1の接合片10eがリベット接合される筐体の一例として、底板6及び天板2のそれぞれの内面の全長に亘る長さを有する長尺状で形成される。そして、第1の接合片10eの両端部に略三角形状の第2の接合片10bがそれぞれ該第1の接合片10eに対して折曲起立して設けられる。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、図4及び図5に示す補強接合部材10の第1の接合片10eが筐体の前面側が開口した開口縁の近傍で底板6の内面にリベット止めにより接合され、該第1の接合片10eの両端部に設けられた第2の接合片10bが左右側板3,4の一部となる筐体の前面側の開口内側に向かって張り出した張出部3a,4aにリベット止めにより接合される。
また、図3に示すように、図6及び図7に示す補強接合部材10の第1の接合片10eが筐体の前面側が開口した開口縁の近傍で天板2の内面にリベット止めにより接合され、該第1の接合片10eの両端部に設けられた第2の接合片10bが左右側板3,4の一部となる筐体の前面側の開口内側に向かって張り出した張出部3a,4aにリベット止めにより接合される。
本実施形態では、筐体となる天板2、側板3,4、背面板5、底板6の表面側にはリベット8の頭部8aの高さに対応する凹部9aが複数形成され、該凹部9aにはリベット挿通孔9cが形成されている。
本実施形態の補強接合部材10は、キャビネットボックス1の筐体表面に設けられた凹部9aの該キャビネットボックス1の内側に突出する凸部9bの形状に対応した断面形状の溝部10dを有する。補強接合部材10はキャビネットボックス1の筐体表面に設けられた複数の凹部9aに亘って連続される長尺状で構成され、補強接合部材10の溝部10dには凹部9aに形成されたリベット挿通孔9cに対応する位置にリベット挿通孔10aが形成されている。また、補強接合部材10の一部としての両端部には該補強接合部材10本体である第1の接合片10eから垂直に起立した略三角形状の第2の接合片10bが設けられ、該第2の接合片10bにはリベット挿通孔10cが設けられている。
図2に示すように、キャビネットボックス1の筐体となる天板2及び底板6のそれぞれの表面に設けられた凹部9aの該キャビネットボックス1の内側に突出する凸部9bに沿って図4〜図7に示すそれぞれの補強接合部材10の溝部10dを嵌合して被せ、互いのリベット挿通孔9c,10aにリベット8を挿通してリベット止めする。
ここで、図8を用いてリベット止めを行う様子について説明する。本実施形態に用いられるリベット8はブラインドリベットと言われるもので、該リベット8内には貫通路8bが形成されており、該貫通路8b内には引きピン11が挿通可能とされている。引きピン11の一端部には、貫通路8bの内径よりも大径の拡径部11aが形成されており、該拡径部11aの基部には貫通路8bの内径よりも小径の折曲部11bが形成されている。尚、リベット8はアルミニウム製、鉄製、ステンレス製等の種々の材質のものが適用可能である。
そして、図8(a)に示されるように、キャビネットボックス1の筐体となる天板2及び底板6のそれぞれの表面に設けられた凹部9aに形成されたリベット挿通孔9cに、図4〜図7に示すそれぞれの補強接合部材10の溝部10dに形成されたリベット挿通孔10aを合致させた後にキャビネットボックス1の筐体表面に設けられた凹部9a側からリベット8を差し込む。そのとき、凹部9a内にリベット8の頭部8a全体が突出することなく収容される。その状態で図示しない所定の工具を使用して引きピン11を図8(a)の矢印a方向に引くと、引き込まれた拡径部11aが図8(b)に示すようにリベット8の端部8cに係止され、リベット8の端部8cが変形される。さらに引き込まれた拡径部11aの移動が貫通路8bにおける補強接合部材10のリベット挿通孔10a近傍位置にて規制された時点で、リベット8の変形した端部8cとリベット8の頭部8aとによりキャビネットボックス1の筐体となる天板2及び底板6と図4〜図7に示すそれぞれの補強接合部材10とが挟持された状態となり、その後、引きピン11をさらに強く引っ張ることにより、折曲部11bから先端部11cが折れて分離する。
図4〜図7に示すそれぞれの補強接合部材10の両端部に設けられた第2の接合片10bは、図1〜図3に示すように、該補強接合部材10がリベット止めされた部材となる天板2或いは底板6以外の部材となる左右側板3,4に設けられた張出部3a,4aの表面に設けられた凹部9aのリベット挿通孔9cと第2の接合片10bのリベット挿通孔10c内に該凹部9a側からリベット8を挿入すると共に、該凹部9a内にリベット8の頭部8aが収容されて前述したと同様にリベット止めにより接合される。
上記構成によれば、第1の接合片10eと第2の接合片10bとの接合部の両端部10b1,10b2と、該第2の接合片10bの頂点部10b3とが略三角形状に形成され、第2の接合片10bに設けられた1箇所或いは2箇所のリベット挿通孔10cに挿通されるリベット8を用いてリベット止めにより接合されるため筐体のコーナー部の固定が強固に出来る。
また、第1の接合片10eが接合される筐体となる天板2或いは底板6の内面の全長に亘る長さを有する長尺状で形成され、該第1の接合片10eの両端部に第2の接合片10bがそれぞれ設けられたことで、天板2、左右側板3,4、底板6の互いに隣接される3つの筐体により形成される2箇所のコーナー部を1つの補強接合部材10で接合することが出来、部品点数を削減することが出来る。
また、例えば、金属板の板厚が0.8mm程度の薄板で構成され、前面側が開口した構造の筐体で、且つその開口部にヒンジ部材により比較的重量のあるフロントパネルを開閉可能に取り付ける必要がある筐体であってもコーナー部の補強が確実に出来る。
本発明の活用例として、天板と側板と背面板と底板とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたパチンコ台やスロット台等の遊戯機の筐体として使用されるキャビネットボックスに適用出来る。
1 …キャビネットボックス
2 …天板
3,4 …側板
3a,4a…張出部
5 …背面板
6 …底板
8 …リベット
8a …頭部
8b …貫通路
8c …端部
9a …凹部
9b …凸部
9c …リベット挿通孔
10 …補強接合部材
10a …リベット挿通孔
10b …第2の接合片
10b1,10b2…接合部の両端部
10b3…頂点部
10c …リベット挿通孔
10d …溝部
10e…第1の接合片
11 …引きピン
11a …拡径部
11b …折曲部
11c …先端部

Claims (3)

  1. 天板と側板と背面板と底板とを有し、前面側が開口した略矩形箱状に形成されたキャビネットボックスであって、
    前記天板、前記側板、前記背面板、前記底板のうちの少なくとも何れか1つの筐体内面に接合される第1の接合片と、
    前記第1の接合片に対して折曲して起立されると共に、前記第1の接合片との接合部の両端部と頂点部とが略三角形状に形成され、前記第1の接合片が接合される筐体内面と交差する他の筐体の一部に接合される第2の接合片と、
    を有する補強接合部材により筐体コーナー部が接合されることを特徴とするキャビネットボックス。
  2. 前記補強接合部材の前記第1の接合片は、該第1の接合片が接合される筐体内面の全長に亘る長さを有する長尺状で形成され、前記第1の接合片の両端部に前記第2の接合片がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1に記載のキャビネットボックス。
  3. 前記補強接合部材の前記第1の接合片は、前記筐体の前記前面側が開口した開口縁の近傍で前記底板または前記天板のうちの少なくとも1つの内面に接合され、前記第1の接合片の端部に設けられた前記第2の接合片が前記側板の一部に接合されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャビネットボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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