JP2013183908A - 引出し及びキャビネット - Google Patents

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康弘 笹田
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Abstract

【課題】絞り加工で形成したリブにより、引出し本体の左右側面板と底面板とを一体的に連続させることで立体的な強度を得ることができ、スポット溶接を一切不要とし、金属板の折曲げ加工だけで製造することができる引出し、及びこの引出しを備えたキャビネットを提供する。
【解決手段】金属板を折曲げ加工して形成した引出し1であって、一枚の金属板を折り曲げて、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとを連成した引出し本体20を備え、引出し本体20となる一枚の金属板には、左右側面板20A、20Bになる部分と、底面板20Cになる部分とに連続して、リブ代となる余剰部分を確保し、前記余剰部分を絞り加工することで、折曲げ加工した左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの端縁にわたって連続する略U字形のリブ25を一体成形し、また、引出し本体20内におけるリブ25の近傍に着脱可能な背面板30Cを取り付けて、引出し本体20の後端部の開放を塞いだ構成としてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、金属板を折曲げ加工して形成した引出し、及びこの引出しを備えたキャビネットに関し、特に、絞り加工で形成したリブにより、引出し本体の左右側面板と底面板とを一体的に連続させることで立体的な強度を得ることができ、スポット溶接を一切不要とし、金属板の折曲げ加工だけで製造することができる引出し、及びこの引出しを備えたキャビネットに関する。
オフィス家具や家庭用什器として、鋼板を折曲げ加工したキャビネットが広く知られている。図7は、従来のキャビネットに備えられた引出しを示す分解斜視図である。同図において、従来の引出し100は、図面左側から前面板111、裏蓋112、引出し本体120及び背面板130の合計4枚の鋼板からなっていた。
前面板111は、引出し100の前面を構成するものであり、1枚の鋼板を折曲げ加工して形成していた。前面板111の裏側には、見栄えを良くするための裏蓋112が組み付けてあった。該裏蓋112は、引出し本体120との連結部としての役割も果たす。引出し本体120は、1枚の鋼板を折曲げ加工して、左右側面板120A、120B及び底面板120Cを連成した構成となっていた。背面板130は、1枚の鋼板の上端縁を折返し、中央に手掛け部131を開口した構成となっていた。
ここで、従来の引出し100は、引出し本体120の前端及び後端に、それぞれ裏蓋112と背面板130とをスポット溶接で接合していた。例えば、図8に示すように、左右側面板120A、120B及び底面板120Cの後端には、それぞれ片状の溶接代121、121、121が内側に向かって折り返してある。これら溶接代121、121、121の内側に背面板130を配置し、溶接代121、121、121の複数箇所をスポット溶接121a、121a、121a…することで、左右側面板120A、120B及び底面板120Cの後端に背面板130を固定していた。
その他、従来の引出しとしては、例えば、以下に列挙する特許文献1〜25で提案されているものがあった。
特表2010−502331号公報 特開2010−75414号公報 特開2000−316651号公報 特開平11−128009号公報 特開平9−313275号公報 特開平7−223394号公報 特開平7−143919号公報 特開平6−141942号公報 特許第3734319号公報 特許第3175537号公報 実開平6−84940号公報 実開平6−84939号公報 実開平5−80334号公報 実開平5−31643号公報 実開平4−77342号公報 実開平4−48846号公報 実開平3−29029号公報 実開平2−74845号公報 実開平2−74845号公報 実開平2−19332号公報 実開昭63−64246号公報 実開昭61−177045号公報 実開昭61−28441号公報 実開昭61−28440号公報 実用新案登録第3043380号公報
<スポット溶接の問題>
ところが、上述した従来の引出し100では、鋼板どうしをスポット溶接121aにより接合していたために、鋼板を折曲げ加工する工程以外に、スポット溶接121aする工程が必要であった。1つの溶接代について複数箇所をスポット溶接121aしなければならず、スポット溶接121aに要する工数が嵩むという問題があった。
スポット溶接121aを採用した場合には、工場内に折曲げ加工を行うエリアとは別に、スポット溶接121a専用のエリアを設けなければならず、スポット溶接121aを行うための専用のスペースと設備とを確保しなければならないという問題があった。特に、折曲げ加工が完了した半製品をスポット溶接121a専用のエリアまで搬送しなければならず、円滑なライン生産が阻害されるという問題もある。
スポット溶接121aには、溶接工の熟練した技術が必要であり、優秀な溶接工の確保及び育成が困難であり、溶接不良の発生を避けることができないという問題があった。また、スポット溶接121aの良否は、溶接箇所の外観で判断することができず、溶接不良の発見が困難であるという問題もある。溶接不良のままで製品が出荷された場合には、強い衝撃を受けたときにスポット溶接121aが外れてしまうことがあった。スポット溶接121aが外れてしまった場合には、もはや顧客の側で修理することはできない。
スポット溶接121aを行った場合には、醜く盛り上がった溶接箇所を平らに研磨し、溶接跡を塗装で隠すなどの後処理工程が必要であるという問題があった。但し、スポット溶接121aの溶接跡は、単一塗装では塗膜が薄くて完全に隠すことができず、安価なキャビネットの引出し100は、塗装を介して溶接跡が視認可能なものが一般的であった。
<背面板の問題>
上述したように、従来の引出し100では、背面板130を引出し本体120の後端にスポット溶接121aしていたので、引出し本体120を製造するために、鋼板の切断工程、折曲げ工程及び溶接工程を経なければならない。一方、スポット溶接121aを不要とするために、引出し本体120の構成から背面板130を省略すれば、引出し本体120内に収納した物が後方から落ちてしまうだけでなく、左右側面板120A、120Bが内外に撓んでしまい、特に、左右側面板120A、120Bが外へ広がる方向の立体強度を確保することができないという問題がある。
このように、従来の引出し100では、背面板130が引出し本体120の立体強度を確保するための必須部材であり、背面板130を構成から省略したり、代替部材に置き換えたりすることは行われていなかった。
<本発明の目的>
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、絞り加工で形成したリブにより、引出し本体の左右側面板と底面板とを一体的に連続させることで立体的な強度を得ることができ、スポット溶接を一切不要とし、金属板の折曲げ加工だけで製造することができる引出し、及びこの引出しを備えたキャビネットの提供を目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の引出しは、金属板を折曲げ加工して形成した引出しであって、一枚の金属板を折り曲げて、左右側面板と底面板とを連成した引出し本体を備え、前記引出し本体となる一枚の金属板には、前記左右側面板になる部分と、前記底面板になる部分との少なくとも端部の境界付近に、リブ代となる余剰部分を確保し、前記余剰部分を絞り加工することで、折曲げ加工した前記左右側面板と前記底面板との少なくとも各角部に連続するリブを一体成形した構成としてある。
上記構成からなる本発明の引出しによれば、左右側面板を立ち上げるときの折曲げ加工と同時に、リブ代となる余剰部分を絞り加工することで、左右側面板と底面板とに連続するリブを一体成形することができる。このようなリブにより、左右側面板と底面板とを強固に結合し、左右側面板の内外への撓みを阻止し、十分な立体強度を確保することが可能となる。
したがって、本発明の引出しによれば、引出し本体に背面板を接合するためのスポット溶接を省略することができ、所定形状に切断した一枚の金属板を折曲げ加工するだけで引出し本体の製造を完了させることができる。また、絞り加工で一体成形されたリブは、その表面が平坦な外観を呈し、一旦絞り加工したリブの結合が事後的に解除されることもない。これにより、従来のスポット溶接により阻害されていた引出しの生産性、外観及び信頼性を大幅に向上させることが可能となる。
ここで、絞り加工でリブを一体成形する位置は「前記左右側面板になる部分と、前記底面板になる部分との少なくとも端部の境界付近」であれば、引出し本体の前端部か後端部かは問わない。少なくともいずれか一方にリブを一体成形すれば、左右側面板の内外への撓みを阻止することができ、十分な立体強度を確保することが可能である。
なお、引出し本体の前端部には、後述する前面板が連結されるので、リブは引出し本体の後端部に一体成形することが好ましい。もちろん、前面板を連結する場合であっても、引出し本体の前端部及び後端部の両方にリブを一体成形してもかまわない。この場合は、前面板の連結によって引出し本体の前端部における立体強度の確保の必要性が軽減され、前面板と引出し本体との連結構造を簡略化することが可能となる。これにより、前面板の構造やデザインの自由度が拡大する。
(2)好ましくは、前記リブが、前記左右側面板と前記底面板との端縁にわたって連続する略U字形である構成にするとよい。
上記構成によれば、絞り加工したリブが、左右側面板と底面板との全体にわたって一体的に連続し、断面略U字形の引出し本体の立体強度を極めて高くすることができる。
(3)好ましくは、一枚の金属板の少なくとも左右両側と上端部とを裏側に向かって折り曲げた前面板を備え、前記引出し本体の少なくとも後端部に前記リブを一体成形するとともに、前記引出し本体の前端部に前記前面板を連結した構成にするとよい。
上記構成によれば、絞り加工したリブにより、引出し本体の後端部における立体強度を確保するとともに、一枚の金属板を折り曲げ加工した前面板を連結させることにより、引出し本体の前端部における立体強度を確保することができる。また、合計2枚の金属板を折曲げ加工するだけで引出し全体を形成することが可能となり、部品点数と溶接工程とを削減しつつ、引出し全体の強度向上を図ることができる。
(4)好ましくは、前記引出し本体の少なくとも後端部に前記リブを一体成形するとともに、前記引出し本体内における前記リブの近傍に着脱可能な背面板を取り付けて、前記引出し本体の後端部の開放を塞いだ構成にするとよい。
上記構成によれば、絞り加工したリブにより、引出し本体の後端部における立体強度を確保することができるので、背面板と引出し本体との結合が不要となり、背面板の構成を、単に引出し本体の後端部の開放を塞ぐためだけの着脱自在な板とすることができる。これにより、引出し本体の収納空間を区分けする仕切板と背面板とを同一材料、同一構成の共通部品とすることが可能となり、製造及び管理に要するコストを大幅に削減することができる。
(5)好ましくは、前記引出し本体内における前記前面板の近傍に着脱可能な裏板を取り付けて、前記前面板の背面を目隠しした構成にするとよい。
上述したように、本発明における前面板は、一枚の金属板の少なくとも左右両側と上端部とを裏側に向かって折り曲げた構成となっており、その裏側中央は、引出し本体の前端部が挿し込まれる空間が開口している。上記構成によれば、前面板裏側の空間を着脱可能な裏板で目隠しすることができ、前面板裏側の美感を向上させることが可能となる。このような裏板は、前面板裏側の空間に使用者の指や収納物が入り込むのを防止する役割も果たす。
(6)好ましくは、前記引出し本体内における前端部から後端部の間の複数の位置に、一枚以上の着脱可能な仕切板を選択的に取り付けることを可能とした構成にするとよい。
上記構成によれば、引出し本体内の収納空間を使用者の任意に区分けすることができ、引出しの利便性を向上させることができる。
(7)好ましくは、前記背面板、前記裏板及び前記仕切板を全て同一の構成とし、互いに汎用可能とした構成にするとよい。
上述のとおり、本発明特有の背面板及び裏板を、引出し本体の収納空間を区分けする仕切板と同一材料、同一構成の共通部品とすることにより、これら背面板、裏板、仕切板の製造及び管理に要するコストを大幅に削減することができる。また、仕切板と同一の背面板及び裏板は、いずれも金属又は合成樹脂製の一枚板とすることができ、板厚と溝との単純な係合によって引出し本体に取り付けることが可能である。したがって、これら背面板及び裏板の取り付けには、従来の背面板のようなスポット溶接は不要であり、また、従来の裏蓋のような複雑な取付構造も不要である。
(8)好ましくは、前記引出しの前面となる前面板を備え、前記前面板は、一枚の金属板からなり、当該金属板の左右両側を、それぞれ裏側に向かって折り曲げて、前記左右側面板の前端に対向する板面である第1連結部を形成し、各第1連結部には、横方向の第1切欠溝を設け、前記引出し本体の後端部に前記リブを一体成形し、前記左右側面板の上縁を、それぞれ外側に向かって折り曲げて、前後方向に延びる断面略逆L字形の第2連結部を形成し、各第2連結部には、前記第1切欠溝に係合する断面略逆L字形の第2切欠溝を設け、各第1切欠溝に各第2切欠溝を係合させて、前記左右側面板の横方向の開きを各第1連結部によって抑えた構成にするとよい。
上記構成からなる本発明の引出しでは、前面板の各第1連結部に設けた第1切欠溝と、引出し本体の各第2連結部に設けた第2切欠溝とを係合させることで、引出し本体の前端部における左右側面板の外への広がりを阻止し、引出し本体の前端部における立体強度を確保することができる。
(9)上記目的を達成するための、本発明のキャビネットは、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の引出しを備えた構成としてある。
上記構成からなる本発明のキャビネットによれば、スポット溶接を一切用いることなく、金属板の折曲げ加工だけで、立体強度の高い複数の引出しを効率よく製造することができる。これにより、キャビネットの製造コストを大幅に低減し、従来と同様の品質を維持しつつ、従来よりも安価な製品を効率よく量産することができるようになる。
上述した本発明の引出しは、絞り加工で形成したリブにより、引出し本体の左右側面板と底面板とを一体的に連続させることで立体的な強度を得ることができ、スポット溶接を一切不要とし、金属板の折曲げ加工だけで製造することができる。また、このような引出しを複数備えた本発明のキャビネットは、大幅な部品点数の削減と、生産性の向上とを図ることができ、従来と同様の品質を維持しつつ、従来よりも安価な製品を効率よく量産することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る引出しを示す分解斜視図である。 図1に示す引出しの完成状態を示す斜視図である。 同図(a)はリブを示す背面図、同図(b)は引出し本体の後半分の展開図である。 同図(a)〜(c)は引出し本体の折曲げ加工及び絞り加工の工程を示す説明図である。 図4におけるリブの絞り加工を補足するための説明図である。 同じく図4におけるリブの絞り加工を補足するための説明図である。 従来の引出しを示す分解斜視図である。 図7に示す従来の引出しの左右側面板と背面板とのスポット溶接箇所を示す背面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る引出しについて図1〜6を参照しつつ説明する。
<全体構成>
図1において、本実施形態に係る引出し1は、主として、前面板10と引出し本体20との2部品からなり、引出し本体20に着脱自在な裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cが付属する。前面板10及び引出し本体20は、それぞれ1枚の金属板を折り曲げた構成となっており、従来のようなスポット溶接を一切用いずに、構成部品どうし及び構成部分どうしを、全て嵌合、係合及び加締めにより連結してある。裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cは、いずれも前面板10及び引出し本体20と同じ材質の金属板からなり、互いに同一の構成となっている。以下、前面板10、引出し本体20、裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cについて詳細に説明する。
<前面板>
図1に示す前面板10は、引出し1の前面となるものであり、所定形状に切断した1枚の金属板の上下左右を裏側に向かって折り曲げて、全体を薄い箱状とした構成となっている。
<<第1連結部>>
前面板10の左右両側には、それぞれ第1連結部11、11が形成してある。これら第1連結部11は、金属板の左右両側を裏側に向かって折り曲げたものであり、引出し本体20の左右側面板20A、20Bの前端に対向する板面を有する。
各第1連結部11の板面における中央よりも上側には、横方向の第1切欠溝11a、11aがそれぞれ設けてある。これら第1切欠溝11aの下方には、前記板面を略U字状に打ち抜いて、折り曲げ可能な片状の第1加締部11b、11bがそれぞれ設けてある。このような第1連結部11、11は、前面板10と引出し本体20とを連結させるとき、両者の上側における結合を担う。
<<折返し部>>
前面板10の上側には、第1連結部11、11の各上端部に覆い被さる折返し部12が形成してある。折返し部12は、金属板の上端部を裏側に向かって折り曲げたものである。例えば、図示しないキャビネットから引出し1を引き出したときに、折返し部12の左右両側が第1連結部11、11の各上端部に覆い被さり、前面板10の開きを防止する。また、折返し部12の中央部分は、各第1連結部11の間に入って面一となる。
<<嵌合空間>>
本実施形態では、引出し本体20の下側との結合手段として、嵌合空間13が形成してある。この嵌合空間13は、各第1連結部11の間に位置する下側の金属板を、裏側に向かって折り曲げて形成した横方向に延びる空間である。嵌合空間13を形成する金属板は、各第1連結部11の間に入って面一となる。上述した各第1連結部11、折返し部12、嵌合空間13を形成する金属板は、引出し本体20の前端部を収容する凹部を囲む、上下左右に連続する面一の整った外観を呈し、前面板10の裏面の意匠を構成する。この結果、従来の裏蓋を省略することが可能となる。
<引出し本体>
図1に示す引出し本体20は、所定形状に切断した1枚の金属板を表側に向かって折り曲げて、左右側面板20A、20B及び底面板20Cを連成した構成となっている。
<<左右側面板>>
図1に示す左右側面板20A、20Bは、金属板の左右両側を表側に向かって折り曲げたものである。左右側面板20A、20Bには、上述した前面板10との連結手段として、第2連結部21、嵌合片23、係合片24が形成してある。以下、これらの連結手段について詳述する。
<<<第2連結部>>>
右側面板20A、20Bの上縁には、当該箇所の金属板を外側に向かって折り曲げて、前後方向に延びる断面略逆L字形の第2連結部21、21がそれぞれ形成してある。各第2連結部21の前端側には、前面板10の各第1切欠溝11aに係合する断面略逆L字形の第2切欠溝21a、21aがそれぞれ設けてある。
ここで、各第2連結部21の横幅は、第1及び第2切欠溝11a、21aを互いに係合させたときに、第2連結部21の垂直な壁部の内側に、第1加締部11bが位置する寸法としてある。このような第2連結部21、21は、前面板10と引出し本体20とを連結させるとき、両者の上側における結合を担う。
<<<係合片>>>
左右側面板20A、20Bの前端部中央には、当該箇所の金属板を外側に向かって折り曲げて、各第2連結部21の下側に位置する係合片24、24が形成してある。各係合片24の前後方向の幅は、第1及び第2切欠溝11a、21aを互いに係合させたときに、第1連結部11の裏面に当接する寸法としてある。このような係合片24は、前面板10と引出し本体20とを連結させるとき、両者の中央における結合を担う。
<<底面板・嵌合片>>
底面板20Cの左右両端には、上述した左右側面板20A、20Bが連成してあり、その前端には、当該箇所の金属板を裏側に向かって折り曲げて、断面略L字形の嵌合片23が連成してある。この嵌合片23は、前面板10の嵌合空間13に嵌合可能な寸法形状となっており、前面板10と引出し本体20とを連結させるとき、両者の下側における結合を担う。
<前面板と引出し本体との連結手順>
次に、前面板10と引出し本体20との連結手順について説明する。図1において、前面板10の各第1連結部11の間に、引出し本体20の左右側面板20A、20Bの前端側、及び嵌合片23を挿し込む。例えば、最初に、引出し本体20の左右側面板20A、20Bを内側に撓ませつつ、前面板10の嵌合空間13に、引出し本体20の嵌合片23を嵌合させる。
次いで、左右側面板20A、20Bを外側に広げつつ、第1切欠溝11aと第2切欠溝21aとを係合させる。これと同時に、第1連結部11の裏側に係合片24を押し込んで、第1連結部11の裏面に係合片24の後端縁を当接させる。これにより、前面板10と引出し本体20との仮組み立てが完了する。
その後、各第1連結部11の第1加締部11b、11bを前面板10の裏面に向かって折り曲げる。すると、各第1加締部11bの外側端面が、各第2連結部21aの垂直面内側にそれぞれ当接する。この結果、左右側面板20A、20Bの内側への移動が阻止され、第1切欠溝11aと第2切欠溝21aとの係合が保持される。これにより、前面板10と引出し本体20との連結が完了し、図2に示す構成の引出し1が完成する。
<リブ>
次に、本実施形態に係る引出し1の特徴の一つであるリブ25について、図1〜6を参照しつつ説明する。
図1〜図3(a)に示すように、引出し本体20の後端には、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの端縁にわたって連続する略U字形のリブ25が一体成形してある。リブ25は、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとを一体的に連続させることで、引出し本体20の立体的な強度を得るためのものである。
図3(b)に示すように、引出し本体20となる一枚の金属板において、左右側面板20A、20Bになる部分と、底面板20Cになる部分との後端部には、リブ代となる余剰部分25a、25b及び25aが連成してある。このうち、左右側面板20A、20Bの後端部に連続する符号25a、25aは縦リブ、底面板20Cに連続する符号25bは横リブになる。左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの境界における、各縦リブ25aと横リブ25bとが連続する箇所には、以下に述べる絞り加工を見越して金属板の材料を減らした凹部25c、25cがそれぞれ形成してある。
<<リブの形成方法>>
以下、図1に示す一体かつ連続的なリブ25の形成方法について説明する。まず、図3(b)に示す金属板(20)を予め折曲げ加工して、上述した第2連結部21、21及び嵌合片23を先に形成する。また、このときの折曲げ加工により、リブ代25a、25b、25aを、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの境界線に沿って折り曲げて、予め立ち上げておく(図4(a)を参照)。
次いで、図4(a)に示すように、上述した折曲げ加工の済んだ金属板(20)を、スライド型41、押さえ型42、ベース43及び曲げ型44、44にセットし、リブ25の絞り加工を実施する。まず、図4(b)に示すように、押さえ型42を下降させて、ベース43上に載置した金属板(20)を押さえ付ける。その後、左右の曲げ型44、44を駆動させて、左右側面板20A、20Bを底面板20Cの表側に向かって曲げる。そして、各曲げ型44と同期してスライド型41を前進させ、リブ代25a、25b、25aを押さえ型42の方向に曲げる。
このとき、図5及び図6(a)に示すように、各曲げ型44によって右側面板20A、20Bが立ち上げられると、各縦リブ25aがそれぞれ凹部25c、25cに寄せられ、各凹部25cが外側に自由変形しようとする。この自由変形が、スライド型41の押圧に伴って矯正される。その後、図6(b)に示すように、スライド型41、押さえ型42、ベース43及び各曲げ型44が完全に閉じたとき、一体かつ連続的な略U字形のリブ25が形成される。
<<リブの作用効果>>
上述した絞り加工でリブ25を一体成形することにより、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとを強固に結合することができる。これにより、左右側面板20A、20Bの内外への撓みを阻止し、十分な立体強度を確保することが可能となる。特に、絞り加工したリブ25が、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの全体にわたって一体的に連続し、断面略U字形の引出し本体20の立体強度を極めて高くすることができる。
したがって、本実施形態の引出し1によれば、引出し本体20に背面板30Cを接合するためのスポット溶接を省略することができ、所定形状に切断した一枚の金属板を折曲げ加工するだけで引出し本体20の製造を完了させることができる。また、絞り加工で一体成形されたリブ25は、その表面が平坦な外観を呈し、一旦絞り加工したリブ25の結合が事後的に解除されることもない。これにより、従来のスポット溶接により阻害されていた引出しの生産性、外観及び信頼性を大幅に向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態の引出し1では、絞り加工したリブ25により、引出し本体20の後端部における立体強度を確保するとともに、一枚の金属板を折り曲げ加工した前面板10を連結させることにより、引出し本体20の前端部における立体強度を確保することができる。また、合計2枚の金属板を折曲げ加工するだけで引出し1全体を形成することが可能となり、部品点数と溶接工程とを削減しつつ、引出し全体の強度向上を図ることができる。
<裏板、仕切板、背面板>
次に、本実施形態の引出し1における裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cについて、図1及び2を参照しつつ説明する。
これら図面において、本実施形態の裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cは、前面板10及び引出し本体20と同じ材料の金属板からなり、全て同一形状、同一構成としてあり、互いに汎用可能となっている。すなわち、本実施形態では、説明の便宜として異なる名称及び符号を附しているが、これら裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cは、引出し本体20中の取付位置によって、いずれもが裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cのいずれかになり得る。例えば、図中の背面板30Cを引出し本体20内の中央に取り付ければ、背面板30Cは、収納空間を区分けする仕切板30Bとなる。
<<取付構造>>
裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cの左右上端部には、それぞれ一対の上部係合突起31、31が横方向に突設してあり、下端の左右両側には、それぞれ一対の下部係合突起32、32が下方に突設してある。
一方、引出し本体20の左右側面板20A、20Bの上縁には、上部係合突起31、31に対応して、それぞれ一対の上部係合溝26、26が、引出し本体20の前後方向にわたって多数形成してある。また、引出し本体20の底面板20Cの左右両側には、下部係合突起32、32に対応して、それぞれ一対の下部係合溝27、27が、引出し本体20の前後方向にわたって多数形成してある。
これら上部及び下部係合溝26、27のうち、各第2切欠溝21aに最も近接する前端側の上部及び下部係合溝26A、27Aは、裏板30Aの取付部となっている。また、リブ25に最も近接する後端側の上部及び下部係合溝26B、27Bは、背面板30Cの取付部となっている。
<<裏板、仕切板、背面板の作用効果>>
図2に示すように、前端側の上部及び下部係合溝26A、27Aに、裏板30Aの上部及び下部係合突起31、32をそれぞれ挿し込むことにより、裏板30Aが前面板10の真裏に取り付けられる。これにより、前面板10の裏側の空間を裏板30Aで目隠しすることができ、前面板10の裏側の美感を向上させることが可能となる。このような裏板30Aは、前面板10の裏側の空間に使用者の指や収納物が入り込むのを防止する役割も果たす。
後端側の上部及び下部係合溝26B、27Bに、背面板30Cの上部及び下部係合突起31、32をそれぞれ挿し込むことにより、背面板30Cがリブ25の直前に取り付けられる。これにより、引出し本体20の後端部の開放を背面板30Cで塞ぐことができ、引出し本体20内に収納した物が後方から落ちることはない。
そして、引出し本体20内における多数の上部及び下部係合溝26、27のうち、任意のものに一又は複数の仕切板30Bを選択的に取り付けることで、引出し本体20内の収納空間を使用者の任意に区分けすることができ、引出し1の利便性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態の引出し1によれば、絞り加工したリブ25により、引出し本体20の後端部における立体強度を確保することができるので、背面板30Cと引出し本体20との結合が不要となり、背面板30Cの構成を、単に引出し本体20の後端部の開放を塞ぐためだけの着脱自在な板とすることができる。
これにより、本実施形態の引出し1に特有の裏板30A及び背面板30Cを、引出し本体20の収納空間を区分けする仕切板30Bと同一材料、同一構成の共通部品とすることができ、これら裏板30A、仕切板30B、背面板30Cの製造及び管理に要するコストを大幅に削減することが可能となる。
また、仕切板30Bと同一の裏板30A及び背面板30Cは、いずれも金属又は合成樹脂製の一枚板とすることができ、板厚と溝との単純な係合によって引出し本体20に取り付けることが可能である。したがって、これら裏板30A及び背面板30Cの取り付けには、従来の背面板130(図7を参照)のようなスポット溶接は不要であり、また、従来の裏蓋112(図7を参照)のような複雑な取付構造も不要である。
そして、本実施形態の引出し1を複数備えたキャビネットは、スポット溶接を一切用いることなく、金属板の折曲げ加工だけで、立体強度の高い複数の引出し1、1、1…を効率よく製造することができる。これにより、キャビネットの製造コストを大幅に低減し、従来と同様の品質を維持しつつ、従来よりも安価な製品を効率よく量産することができるようになる。
<その他の変更>
なお、本発明の引出しは、上述した第1実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上述した第1実施形態では、リブ25を、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの端縁にわたって連続する略U字形としたが、これに限定されるものではなく、リブ25は、左右側面板20A、20Bと底面板20Cとの少なくとも角部付近にあれば、引出し本体20の立体強度に寄与する。
また、絞り加工でリブ25を一体成形する位置は、引出し本体20の前端部か後端部かは問わない。少なくともいずれか一方にリブ25を一体成形すれば、左右側面板の内外への撓みを阻止することができ、十分な立体強度を確保することが可能である。
本実施形態では、引出し本体20の前端部に前面板10を連結しているので、リブ25は、引出し本体20の後端部に一体成形することが好ましい。しかし、前面板10を連結する場合であっても、引出し本体20の前端部及び後端部の両方にリブ25、25を一体成形してもかまわない。この場合は、前面板10の連結によって引出し本体20の前端部における立体強度の確保の必要性が軽減され、前面板10と引出し本体20との連結構造を簡略化することが可能となる。これにより、前面板10の構造やデザインの自由度が拡大する。
さらに、本実施形態の裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cの材料、取付構造及びデザインなどは一例にすぎず、例えば、裏板30A、仕切板30B及び背面板30Cを合成樹脂製とし、取付構造やデザインを任意に変更することができる。
1 引出し
10 前面板
11 第1連結部
11a 第1切欠溝
11b 第1加締部
12 折返し部
13 嵌合空間
20 引出し本体
20A、20B 左右側面板
20C 底面板
20D 背面板
21 第2連結部
21a 第2切欠溝
23 嵌合片
24 係合片
25 リブ
25a 縦リブ
25b 横リブ
25c 凹部
26、26A、26B 上部係合溝
27、27A、27B 下部係合溝
30A 裏板
30B 仕切板
30C 背面板
31 上部係合突起
32 下部係合突起
41 スライド型
42 押さえ型
43 ベース
44 曲げ型

Claims (9)

  1. 金属板を折曲げ加工して形成した引出しであって、
    一枚の金属板を折り曲げて、左右側面板と底面板とを連成した引出し本体を備え、
    前記引出し本体となる一枚の金属板には、前記左右側面板になる部分と、前記底面板になる部分との少なくとも端部の境界付近に、リブ代となる余剰部分を確保し、
    前記余剰部分を絞り加工することで、折曲げ加工した前記左右側面板と前記底面板との少なくとも各角部に連続するリブを一体成形した、ことを特徴とする引出し。
  2. 前記リブが、前記左右側面板と前記底面板との端縁にわたって連続する略U字形である、請求項1に記載の引出し。
  3. 一枚の金属板の少なくとも左右両側と上端部とを裏側に向かって折り曲げた前面板を備え、前記引出し本体の少なくとも後端部に前記リブを一体成形するとともに、前記引出し本体の前端部に前記前面板を連結した、請求項1又は2に記載の引出し。
  4. 前記引出し本体の少なくとも後端部に前記リブを一体成形するとともに、前記引出し本体内における前記リブの近傍に着脱可能な背面板を取り付けて、前記引出し本体の後端部の開放を塞いだ、請求項1〜3のいずれか1項に記載の引出し。
  5. 前記引出し本体内における前記前面板の近傍に着脱可能な裏板を取り付けて、前記前面板の背面を目隠しした、請求項4に記載の引出し。
  6. 前記引出し本体内における前端部から後端部の間の複数の位置に、一枚以上の着脱可能な仕切板を選択的に取り付けることを可能とした、請求項4又は5に記載の引出し。
  7. 前記背面板、前記裏板及び前記仕切板を全て同一の構成とし、互いに汎用可能とした、請求項6に記載の引出し。
  8. 前記引出しの前面となる前面板を備え、
    前記前面板は、一枚の金属板からなり、当該金属板の左右両側を、それぞれ裏側に向かって折り曲げて、前記左右側面板の前端に対向する板面である第1連結部を形成し、各第1連結部には、横方向の第1切欠溝を設け、
    前記引出し本体の後端部に前記リブを一体成形し、前記左右側面板の上縁を、それぞれ外側に向かって折り曲げて、前後方向に延びる断面略逆L字形の第2連結部を形成し、各第2連結部には、前記第1切欠溝に係合する断面略逆L字形の第2切欠溝を設け、
    各第1切欠溝に各第2切欠溝を係合させて、前記左右側面板の横方向の開きを各第1連結部によって抑えた、請求項1〜7のいずれか1項に記載の引出し。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の引出しを備えたことを特徴とするキャビネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104433354A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 伍志勇 抽屉侧板与后背板的连接机构
JP2017194083A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 共栄工業株式会社 金属板の結合構造、引出し及びキャビネット

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