JP5933981B2 - 筐体 - Google Patents
筐体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5933981B2 JP5933981B2 JP2012011945A JP2012011945A JP5933981B2 JP 5933981 B2 JP5933981 B2 JP 5933981B2 JP 2012011945 A JP2012011945 A JP 2012011945A JP 2012011945 A JP2012011945 A JP 2012011945A JP 5933981 B2 JP5933981 B2 JP 5933981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- claw
- piece
- locking
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 118
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 19
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
ケースの片部が外側方へ開くのを防止するためには、止め点を追加する、つまり、片部の側縁同士をねじ止め固定、溶接、或いは、かしめ固定することが考えられる。しかしながら、止め点を追加するために、部品点数の増加や作業工数の増加につながり、必要以上のコスト増に繋がっていた。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、簡単な構造で片部が側方へ開かないように形状を保持することができる筐体を提供することを目的とする。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る筐体1を示す図である。図2は、図1に示す筐体1を分解した構成を示す斜視図である。
筐体1は、図1に示すように、第1ケース(アッパーケース)10と第2ケース(ロワーケース)20の組み合わせにより形成される箱形の筐体である。筐体1は、図2に示すように、第1ケース10を第2ケース20に覆い被せて用いられ、内部に電子制御基板(基板)2等の電子機器が収容される。このように、筐体1は、電子機器用の筺体であり、内部に電子機器を収容しユニット化されて、例えば車両等に取り付けられる。第1ケース10と第2ケース20は、組み合わせたときのクリアランスにより車両の走行に伴う振動等でガタが発生しないように、予め相互間にほとんど隙間のない形状、及び、大きさに形成されている。
第1ケース10は、天板部14、及び、片部16,17に複数の通気孔19を備える。筐体1の内部に収容された基板2が発する熱は、この通気孔19を介して筐体1の外部に放熱される。
底板部28には、基板2が載置される台座部29が複数設けられる。台座部29は、プレス加工によって底板部28から筐体1の内側に張り出すように、底板部28と一体に形成される。台座部29には、基板2を固定するためのねじが挿入されるねじ孔が形成される。基板2は、台座部29に載置されるため、基板2と底板部28の間には、基板2の裏面に取り付けられたチップ部品や、配線用等の半田が金属の底板部28に接触するのを防止する隙間が形成される。
一方の対向する側壁部21には、第1ケース10の固定部34に対応する位置に、固定部34に挿し込まれるねじ13がねじ止めされるねじ孔27が設けられる。また、側壁部21には、筐体1を任意の取付箇所に取り付けるための不図示のブラケットが固定される固定孔26が、第1ケース10の固定孔15に対応する位置に形成されている。
ところで、第1ケース10と第2ケース20は、組み合わせたときのクリアランスにより車両の走行に伴う振動等でガタが発生しないように、予め相互間にほとんど隙間が形成されない形状、及び、大きさに設定されている。しかしながら、第1ケース10は、金属の平板部材101を折り曲げることにより箱形に形成されるため、スプリングバックにより折り曲げられた片部16,17には外側方に開こうとする継続的な力が加わる。また、このように折り曲げて形成された片部16,17は、外的負荷などによってめくれ方向での変更を起こしやすい。このように、片部16,17が外側方に開いた場合には、第1ケース10と第2ケース20との間に想定以上のクリアランスが生じ、筐体1は、搭載された車両の走行等による振動を受けた際にガタが生じる。そこで、本実施形態は、簡単な構造で部品点数や製造工程を増やすことなく片部16,17を外側方に開かないように係止する構造を備えた筐体1を提供するものであり、以下にこの係止構造について詳述する。
第2の爪52は、爪部54の先端55がR形状に形成されている。平板部材101から4つの片部16,17を折り曲げるときには、まず、一方の対向する片部16が天板部14に対して略直角に折り曲げられる。他方の対向する片部17は、片部16を折り曲げた後に、天板部14に対して略直角に折り曲げられる。
第2係止部61は、図2に示すように、第2ケース20の底板部28の4隅にそれぞれ設けられ、第2ケース20を構成する不図示の平板上の部材を形成する際に、予め底板部28と一体に形成される。第2係止部61は、平板の状態から、側壁部21,22等を折り曲げて第2ケース20を形成する工程において、曲げ起こされて形成される。
そして、第1ケース10と第2ケース20が組み合わせられると、他方の片部17に設けられた第2の爪52は、爪部54が第2ケース20に設けられた第3の爪24,25に引き掛けられる。これにより、他方の片部17は、外側方に開かないように、第2ケース20に設けられた第2係止部61に係止されて動きが規制される。
10 第1ケース
16 一方の片部(片部)
16A 側縁
17 他方の片部(片部)
17A 側縁
20 第2ケース
24、25 第3の爪
24B、25B、56 テーパー
51 第1の爪
51A 先端部
51B レール溝
52 第2の爪
53 係止部
54 爪部
55 先端
60 第1係止部(係止構造)
61 第2係止部(係止構造)
62 係合部
Claims (4)
- 第1ケースと第2ケースの組み合わせにより形成される筐体において、
前記第1ケースは、平板の状態から4つの片部を折り曲げることにより箱形に形成され、かつ、一方の対向する片部が外側方に開かないように、当該一方の対向する片部を係止する第1係止部を備え、前記第2ケースは、前記第1ケースと組み合わせるときに、前記第1ケースにおける他方の対向する片部が外側方に開かないように、当該他方の対向する片部を係止する第2係止部を備え、
前記第1係止部は隣り合う片部のうち、一方の片部の側縁に形成される第1の爪と、この第1の爪が引き掛けられる、他方の片部の側縁に形成される第2の爪と、を備え、
前記第1の爪、及び、前記第2の爪は、隣り合う片部の内側面に沿って配置されていることを特徴とする筐体。 - 前記第1の爪は、先端が上方を向く略L字形状の鉤型に形成され、前記先端と、前記一方の片部の側縁との間には、レール溝が設けられ、
前記第2の爪は、前記第1の爪が係止される板状の係止部と、前記係止部から下方に鉤型に延びる爪部と、を有し、前記爪部の先端がR形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体。 - 前記第2ケースに備えられた前記第2係止部は、前記第1ケースと前記第2ケースを組み合わせるときに、前記第2の爪が引き掛けられる第3の爪を備えることを特徴とする請求項2に記載の筐体。
- 前記第2の爪、及び、前記第3の爪は、前記第1ケースと前記第2ケースを組み合わせるときに対応する位置に、互いに噛み合う方向に切り欠かれたテーパーを備えることを特徴とする請求項3に記載の筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012011945A JP5933981B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012011945A JP5933981B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013152997A JP2013152997A (ja) | 2013-08-08 |
JP5933981B2 true JP5933981B2 (ja) | 2016-06-15 |
Family
ID=49049152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012011945A Expired - Fee Related JP5933981B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5933981B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6122372B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-04-26 | 新光電気工業株式会社 | 電子部品用ケース及び電子部品装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57197677U (ja) * | 1981-06-09 | 1982-12-15 | ||
JP2004235228A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | 電子装置 |
-
2012
- 2012-01-24 JP JP2012011945A patent/JP5933981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013152997A (ja) | 2013-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5065647B2 (ja) | 電気接続箱の収納ボックスへの収納構造 | |
US5992955A (en) | Structure of computer | |
JP5386375B2 (ja) | 車両シートのシート構造を形成する組立方法及びシート構造 | |
JP5697809B2 (ja) | 表示モジュールの保持構造 | |
JP6469228B2 (ja) | 電子機器の筐体の組付け構造及び電子機器 | |
JP5187970B2 (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP2008027610A (ja) | コネクタ | |
JP2011072085A (ja) | ワイヤハーネス用のプロテクタ | |
JP5933981B2 (ja) | 筐体 | |
JP2013059139A (ja) | ロック機構を備えた組立部品 | |
JP5529592B2 (ja) | キャビネット用ファン取付具 | |
JP2009142125A (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
JP7220054B2 (ja) | 什器 | |
JP2005080434A (ja) | プロテクタのロック構造 | |
JP7234786B2 (ja) | 車両用外装部材の取付構造 | |
JP2020117080A (ja) | 車両外装部品の勘合構造 | |
JP5961526B2 (ja) | クリップ | |
JP3132351U (ja) | コイル用コア固定金具 | |
JP2008125332A (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP5189465B2 (ja) | プロテクタ | |
JP2010163094A (ja) | 荷室用仕切り部材の取付構造 | |
JP2008300697A (ja) | ブラケットへの電気部品ケースの取付構造 | |
JP2019121571A (ja) | コネクタハウジングの取付構造 | |
JP5112240B2 (ja) | プロテクタ及びロック機構 | |
JP5184712B2 (ja) | 螺子体取付部の構造及び配線器具取付体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5933981 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |