JP2012085610A - 苗移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1〜3予備苗載台38a〜38cが前後一列に並んだ「展開状態」と、上下多段に並んだ「収納状態」とを第1〜3移動リンク部材39a〜39cにより切替可能な予備苗載台と、駆動力が与えられると、回動軸ax1,ax2を中心に第1〜3移動リンク部材39a〜39cを回動させる回動ギア300gと、回動ギア300gに駆動力を与える切替モータ300mとを設けた。
【選択図】図9
Description
圃場を走行する走行車体(2)
この走行車体(2)の後部にリンク機構(3)を介して昇降部材(46)により昇降自在に設けられた苗植付部(4)
上記走行車体(2)の前部に設けられるとともに、予備の苗を積載する複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)と、これら複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)を回動自在に連結するリンク機構(39a,39b,39c)を備え、このリンク機構(39a,39b,39c)の動作により、上記複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)が前後一列に並んだ「展開状態」と、上下多段に並んだ「収納状態」に切替可能な予備苗枠(38)
を設けた苗移植機において、
上記リンク機構(39a,39b,39c)を動作させ、上記「展開状態」と上記「収納状態」に切り替える切替装置(300)
を設けたことを特徴とするものである。
走行車体(2)に設けられ、リンク機構(39a,39b,39c)の回動軸(ax1,ax2)を上部の取付支柱(49p1,49p2)により支持する支持フレーム(49)
上記回動軸(ax1,ax2)を中心に上記リンク機構(39a,39b,39c)を回動させる回動部材(300g)
この回動部材(300g)を回動させる切替アクチュエータ(300m)
この切替アクチュエータ(300m)の作動を任意の位置で停止させる停止位置調節部材
から切替装置(300)を構成したことを特徴とするものである。
走行車体(2)の前後進及び走行速度を切り替える変速操作レバー
この変速操作レバーの操作位置を検知する検知部材(401)
この検知部材(401)からの検知結果を受ける制御装置(400)
を備え、
上記検知部材(401)の検知結果が前後進の「中立」以外である場合は、上記制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とするものである。
検知部材(401)の検知結果が前進または後進であって、
且つ、走行車体(2)の走行速度が一定速度以上である場合は、
制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とするものである。
検知部材(401)の検知結果が「後進」である場合は、
制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とするものである。
苗植付部(4)の昇降動作に連動して制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させる
構成としたことを特徴とするものである。
苗植付部(4)に載せた苗が無くなった、または苗植付部(4)に載せた苗の残量が僅かであることを「苗切れ」として検知する苗切れ検知部材(404)
を設け、
上記苗切れ検知部材(404)が上記「苗切れ」を検知すると、制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を所定時間または所定回数作動させる
構成としたことを特徴とするものである。
走行車体(2)の旋回動作を検出する旋回検出部材(405)
を設け、
上記旋回検出部材(405)が旋回動作を検出すると、予備苗枠(38)が「収納状態」となる方向に制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させる
構成としたことを特徴とするものである。
取付支柱(49p1,49p2)に「作業姿勢」と「非作業姿勢」に切替自在であるとともに、「作業姿勢」で予備苗枠(38)のリンク機構(39a,39b,39c)による予備苗載部材(38a,38b,38c)の移動領域内に配置された補助苗載部材(408)
この補助苗載部材(408)が「作業姿勢」かどうかを検知する姿勢検知部材(409)
を設け、
上記姿勢検知部材(409)が「作業姿勢」を検知している場合は、制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とするものである。
また、切替アクチュエータ(300m)の作動を停止位置調節部材により任意の位置で停止させることができるので、予備苗枠(38)を「展開状態」と「収納状態」との動作途中で停止させ、予備苗枠(38)の端部が圃場端にぶつからない程度に予備苗枠(38)を「展開状態」に近い状態に移動することにより、予備苗枠(38)の破損を防止しつつ苗の積み込みを容易にすることができるという効果が得られる。
また、予備苗枠(38)が圃場端に接触して破損することを防止できるので、機体の耐久性が向上すると共に、積載した苗が圃場に落下することが防止されるので、作業者が落ちた苗を拾い集める作業が省略され、作業能率が向上する。
また、高速走行中や植付作業中には予備苗枠(38)の操作を受け付けないことにより、作業者や補助作業者は予備苗枠(38)の軌道上から退避する必要がなく、作業能率が向上する。
そして、高速走行中や植付作業中に予備苗枠(38)が「展開状態」及び「収納状態」に切り替わらないことにより、予備苗枠(38)の重心位置が移動して走行車体(2)全体の重心が変化することを防止できるので、機体の走行方向が乱れることが防止され、高速時の移動能率が向上すると共に、植付作業時の苗の植付精度が向上する。
また、予備苗枠(38)のリンク機構(39a,39b,39c)の回動軌跡内に補助苗載部材(408)を設けたことにより、予備苗枠(38)の最上段又は最下段の予備苗載部材(38a)と補助苗載部材(408)の上下間隔を小さくすることができるので、苗の積み降ろしが容易になり、作業能率が向上するという効果が得られる。
さらに、補助苗載部材(408)が「作業姿勢」であるときには、切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させないことにより、予備苗枠(38)のリンク機構(39a,39b,39c)と補助苗載部材(408)とがぶつかり合うことを防止できるので、部材の破損が防止されるという効果が得られる。
図1及び図2は本発明の苗移植機の典型例である粉粒体繰出し装置として施肥装置を装着した乗用型田植機の側面図と平面図である。この施肥装置付き乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。搭乗オペレータが苗移植機の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向と後進方向をそれぞれ前、後という。
上で述べたように、予備苗枠としての予備苗載台38において、そのリンク機構を電動モータで作動させることも可能である。このときの予備苗載台38の構成例を図8,図9に示す。ここでは、予備の苗を積載する複数の予備苗載部材である第1予備苗載台38a,第2予備苗載台38b,第3予備苗載台38cを上下三段に並べた「収納状態」の予備苗載台38と、第1予備苗載台38a,第2予備苗載台38b,第3予備苗載台38cを前後一列・同一平面に並べた「展開状態」の予備苗載台38とを重ねて図示している。
次に図8,図9に示した第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cの形状について説明する。第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cの形状は、図10に示すように、以下の(1)〜(7)の特徴を持つ。
(2) 第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cの後側端部に、後方に向かって突出する後側突出部38a−R,38b−R,38c−Rを形成。
(3) 予備苗載台38を「展開状態」に切り替えると、機体前側に位置する第1,第2予備苗載台38a,38bの後側突出部38a−R,38b−Rが、機体後側に位置する第2,第3予備苗載台38b,38cの前側突出部38b−F,38c−Fと側面視で重複する構成。
(4) 前側突出部38b−F,38c−Fの左右間で且つ第2,第3予備苗載台38b,38cの底部に、前側の第1,第2予備苗載台38a,38bの後側突出部38a−R,38b−Rを受ける受け部材38b−S,38c−Sを配置。
(5) 前側突出部38a−F,38b−F,38c−Fを後上り傾斜姿勢に形成。
(6) 前側突出部38a−F,38b−F,38c−Fの後部の上面を第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cの苗載面よりも上位に形成。
(7) 後側突出部38a−R,38b−R,38c−Rを第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cの苗載面よりも上位で、且つ前側突出部38a−F,38b−F,38c−Fの上面と同じか、上面より下位に形成。
図11のように、予備苗載台38を「展開状態」としたときに、前側の第1,第2予備苗載台38a,38bの後側突出部38a−R,38b−Rが後側の第2,第3予備苗載台38b,38cの前側突出部38b−F,38c−Fに設けた受け部材38b−S,38c−Sに接触して受け止められることにより、第1,第2予備苗載台38a,38bが下がり過ぎることを防止でき、図12(a),(b)の側面図に示すように、第1,第2,第3予備苗載台38a,38b,38cを略直線状に並べることができる。
走行車体2の走行時や、PTOで苗植付部4を動かしている時に、誤作動などで予備苗載台38が動いてしまうと、予備苗載台38が壁や土手等に接触して破損したり、接触の衝撃で積載した苗を下方に落下させてしまうおそれがある。
この対策として、例えば、走行車体2の前後進および走行速度を傾斜角度に応じて切り替える変速操作レバーとしてのHSTレバーが「中立」のポジションでなければ予備苗載台38を作動させない機能を追加しても良い。図14(a)のブロック図では、検知部材としてのHSTレバーポテンショ401によりHSTレバーの傾斜角度を検知し、HSTレバーポテンショ401からの検知結果を受けて制御装置としてのマイコン400が切替装置300を用いて電動式の予備苗載台38の作動を制御している。
また、予備苗載台38が圃場端の壁や土手等に接触して破損することが防止されるので、予備苗載台38の耐久力が長期に亘って保持されると共に、接触の衝撃で積載した苗を下方に落下させることを防止できるので、落下した苗を作業者が拾う作業が省略され、作業者の労力が軽減される。
上記の誤操作防止構成を、高速走行時に応用することもできる。
すなわち、走行車体2が低速以外の速度で動いている時に予備苗載台38が動いてしまうと、誤操作に気付いても元に戻すための操作が間に合わず、予備苗載台38が壁や土手等に接触するおそれがある。なお、植付作業中などの低速時の移動速度であれば、誤操作で予備苗載台38を「収納状態」から「展開状態」にしても、予備苗載台38の前端部が壁等に接触する前に「収納状態」に戻す、あるいは前端部が接触しない位置まで後退させる操作を行い、接触を免れることは可能である。
また、苗補給時やトラックへの積み込み時以外で予備苗載台38を作動させることは考えられない。
また、走行車体2の高速走行中や植付作業中には予備苗載台38が動作しないので、予備苗載台38が壁や土手等に接触して破損することが防止されるので、予備苗載台38の耐久力が長期に亘って保持されると共に、接触の衝撃で積載した苗を下方に落下させることを防止できるので、落下した苗を作業者が拾う作業が省略され、作業者の労力が軽減される。
同様に、上記の誤操作防止構成を「後進」時に応用しても良い。
走行車体2の「後進」時は作業者の注意が前方から逸れるため、この際に前方の予備苗載台38を誤作動すると、作業者は予備苗載台38が切替動作していることに気付かず、壁等の障害物に予備苗載台38を接触させてしまう可能性がより高くなる。このため、図14(a),(b)において、HSTレバーポテンショ401の検知結果により、HSTレバーのポジションが「後進」かどうかをマイコン400が判断し(ステップST2)、HSTレバーのポジションが「後進」の場合には(ステップST2でYES)マイコン400が切替装置300の切替モータ300mを作動させないようにする(ステップST1)。このことにより、作業者が後方を確認中に予備苗載台38が動作することを防止できるので、壁や土手等に接触して破損することが防止され、予備苗載台38の耐久力が長期に亘って保持される。
なお、上記のHSTレバー位置に応じた作動制限その1、HSTレバー位置に応じた作動制限その2及びHSTレバー位置に応じた作動制限その3の構成は、何れか1つの構成のみを採用してもよく、任意の構成を組み合わせて採用してもよい。
苗移植機は後ろ重心であり、前よがりになると後方へ転倒しやすい乗り物である。そこで例えば、苗植付部4のチョイ上げ動作、つまりリンク機構である昇降リンク装置3を介して昇降部材の昇降油圧シリンダ46により苗植付部4を少しずつ上げていく動作に連動して予備苗載台38を「展開状態」とし、苗移植機の前後バランスを取る機能を追加しても良い。この連動機能により、予備苗載台38でモーメントが稼げることを多くの人に気づいてもらうことも可能となり、知ってもらうという宣伝効果もあげられる。
図16(a)のブロック図に示すように、苗植付部4に積載した苗が無くなったり、または苗植付部4の苗の残量が僅かになると、これらの「苗切れ」状態に反応して“ON”となる苗切れ検知部材としての苗切れセンサ404を設けておき、この苗切れセンサ404からの検知結果を受けてマイコン400が切替装置300の切替モータ300mを用いて予備苗載台38を「展開状態」とすることもできる。
また、畦際で予備苗載台38を操作する必要がなくなって作業者の負担を軽減できる。
さらに、適切なタイミングで苗の補給が行えるため、苗の植付精度を向上させることができる。
機体の旋回中に予備苗載台38が「展開状態」のままだと、壁や土手に接触する可能性が高くなるので、旋回動作に連動して「展開状態」から「収納状態」になる機能を予備苗載台38に加えても良い。
昨今、住宅地の中に圃場があることは珍しくなく、こうした圃場では旋回時に壁に接近する機会が多いため、旋回前に予備苗載台38を「収納状態」に切り替えておくことは必須となる。
また、作業者が旋回の直前に予備苗載台38を閉じる操作が不要になり、操作性が向上する。
さらに、旋回動作中に予備苗載台38の端部が圃場端に接触して破損することが防止される。
苗移植機では、補給用の苗の積載量をさらに増加し、苗の補給頻度を減少して作業効率を向上するために、補給用の苗の積載する補助苗載部材としての補助苗載台を予備苗載台38の上に追加して4段構成とすることがある。この4段目の補助苗載台は、予備苗載台38のリンク機構の「展開状態」から「収納状態」までの回動軌跡を避ける必要があるため、予備苗載台38から高く離して配置しなければならなかった。したがって、補助苗載台は使い勝手が悪く、外観も良くないという課題があった。
また、予備苗載台38のリンク機構の回動軌跡内に補助苗載台408を設けたことにより、予備苗載台38の最上段の予備苗載台38aと補助苗載台408との上下間隔を小さくすることができるので、補助苗載台408を従来よりも低い位置に設置することができ、使い勝手と外観とが向上する。
さらに、「作業姿勢」と「非作業姿勢」とに切替自在な補助苗載台408の状態に応じて予備苗載台38の開閉を規制し、補助苗載台408が「作業姿勢」であるときには、切替装置300の切替モータ300mを作動させないことにより、誤作動の防止にもつながり、安全性が向上するようになり、予備苗載台38のリンク機構と補助苗載台408とがぶつかり合うことを防止できるので、部材の破損を防止でき、苗の積み降ろしが容易になり、作業能率が向上する。
苗移植機に予備苗載台38を2つ設ける場合に、両方の予備苗載台38を電動式とするとコストが大きくなる。しかしながら、両方の予備苗載台38を動かすことは一度に行えるほうが便利である。そこで、一方を手動式予備苗載台に、もう一方を切替装置300による電動式予備苗載台38にし、図23(a),(b)に示すように、作業者が手動式予備苗載台を開閉操作すると、この手動式予備苗載台の状態を手動式予備苗載台状態検知センサ410が検知し(ステップST17)、この検知結果に応じてマイコン400が切替装置300の切替モータ300mにより電動式予備苗載台38の開閉を連動するようにしても良い(ステップST18,ST19)。このことにより、上のコストと利便性との問題を同時に解決することができる。
「植付速」以外での予備苗載台38の作動を制限するようにしても良い。つまり、図24(a)に示すように、副変速レバーが「植付速」か否かを検知する副変速レバー検知センサ411を設けておく。そして図24(b)において、この副変速レバー検知センサ411の検知結果より、マイコン400が、副変速レバーが「植付速」以外の場合には(ステップST20またはステップST21でNO)、予備苗載台38を「展開状態」に開かないように制御する(ステップST15)。これにより、「植付速」以外の場合すなわち移動中に、誤操作により予備苗載台38が「展開状態」に開いて破損してしまうのを防ぐことができる。
3 昇降リンク装置 4 苗植付部
5 施肥装置 10 前輪
11 後輪 12 ミッションケース
13 前輪ファイナルケース 15 メインフレーム
18 後輪ギヤケース 20 エンジン
21 ベルト伝動装置 23 HST
25 植付クラッチケース 26 植付伝動軸
27 ロータ 27a 第1ロータ
27b 第2ロータ 28 施肥伝動機構
30 エンジンカバー 31 座席
32 フロントカバー 34 ハンドル
35 フロアステップ 36 リヤステップ
38 予備苗載台 38a 第1予備苗載台
38b 第2予備苗載台 38c 第3予備苗載台
38a1,38a2,38b1,38b2,38b3,38c1,38c2 回動軸
38a−F〜38c−F 前側突出部
38a−R〜38c−R 後側突出部
38a−S〜38c−S 受け部材
38a−G〜38c−G 側板
39a 第1移動リンク部材
39b 第2移動リンク部材
39c 第3移動リンク部材
40 上リンク
41 下リンク
42 リンクベースフレーム
43 縦リンク
44 連結軸
45a〜45d 第1〜4補助リンク
46 昇降油圧シリンダ
47a〜47f 第1〜6ストッパ
48a〜48c 第1〜3仕切板
49 支持部材、支持フレーム
49a 回動軸
49p1,49p2 取付支柱
50 伝動ケース
51 苗載台
51a 苗取出口
51b 苗送りベルト
52 苗植付装置
52a 苗植付具
53 ブロア用電動モータ
55 センターフロート
56 サイドフロート
58 ブロア
59 エアチャンバ
60 肥料ホッパ
61 繰出部
62 施肥ホース
65 支持枠体
65a 支持ローラ
65b 両側辺部材
73a 回動ロック板
73b 回動ロックレバー
73c 回動ロックピン
73d ケーブル
73e 補強板
184 線引きマーカ
300 切替装置
300m 切替モータ
300g 回動ギア
ax1,ax2,ax3 回動軸
400 マイコン
401 HSTレバーポテンショ
402 チョイ上げボタン
403 予備苗載台開閉ボタン
404 苗切れセンサ
404a リードカム回転数検知センサ
404b ウエコミカン回転数検知センサ
405 ハンドル切角センサ
406 自動スイッチ
407 マーカスイッチ
408 補助苗載台
409 補助苗載台状態検知センサ
410 手動式予備苗載台状態検知センサ
411 副変速レバー検知センサ
Claims (9)
- 圃場を走行する走行車体(2)
この走行車体(2)の後部にリンク機構(3)を介して昇降部材(46)により昇降自在に設けられた苗植付部(4)
上記走行車体(2)の前部に設けられるとともに、予備の苗を積載する複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)と、これら複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)を回動自在に連結するリンク機構(39a,39b,39c)を備え、このリンク機構(39a,39b,39c)の動作により、上記複数の予備苗載部材(38a,38b,38c)が前後一列に並んだ「展開状態」と、上下多段に並んだ「収納状態」に切替可能な予備苗枠(38)
を設けた苗移植機において、
上記リンク機構(39a,39b,39c)を動作させ、上記「展開状態」と上記「収納状態」に切り替える切替装置(300)
を設けたことを特徴とする苗移植機。 - 走行車体(2)に設けられ、リンク機構(39a,39b,39c)の回動軸(ax1,ax2)を上部の取付支柱(49p1,49p2)により支持する支持フレーム(49)
上記回動軸(ax1,ax2)を中心に上記リンク機構(39a,39b,39c)を回動させる回動部材(300g)
この回動部材(300g)を回動させる切替アクチュエータ(300m)
この切替アクチュエータ(300m)の作動を任意の位置で停止させる停止位置調節部材
から切替装置(300)を構成したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。 - 走行車体(2)の前後進及び走行速度を切り替える変速操作レバー
この変速操作レバーの操作位置を検知する検知部材(401)
この検知部材(401)からの検知結果を受ける制御装置(400)
を備え、
上記検知部材(401)の検知結果が前後進の「中立」以外である場合は、上記制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機。 - 検知部材(401)の検知結果が前進または後進であって、
且つ、走行車体(2)の走行速度が一定速度以上である場合は、
制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の苗移植機。 - 検知部材(401)の検知結果が「後進」である場合は、
制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない
構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の苗移植機。 - 苗植付部(4)の昇降動作に連動して制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させる
構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の苗移植機。 - 苗植付部(4)に載せた苗が無くなった、または苗植付部(4)に載せた苗の残量が僅かであることを「苗切れ」として検知する苗切れ検知部材(404)
を設け、
上記苗切れ検知部材(404)が上記「苗切れ」を検知すると、制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を所定時間または所定回数作動させる
構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の苗移植機。 - 走行車体(2)の旋回動作を検出する旋回検出部材(405)
を設け、
上記旋回検出部材(405)が旋回動作を検出すると、予備苗枠(38)が「収納状態」となる方向に制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させる
構成としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の苗移植機。 - 取付支柱(49p1,49p2)に「作業姿勢」と「非作業姿勢」に切替自在であるとともに、「作業姿勢」で予備苗枠(38)のリンク機構(39a,39b,39c)による予備苗載部材(38a,38b,38c)の移動領域内に配置された補助苗載部材(408)
この補助苗載部材(408)が「作業姿勢」かどうかを検知する姿勢検知部材(409)
を設け、
上記姿勢検知部材(409)が「作業姿勢」を検知している場合は、制御装置(400)が切替装置(300)の切替アクチュエータ(300m)を作動させない構成としたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の苗移植機。
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JP2010237388A JP5736723B2 (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | 苗移植機 |
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