JP2012081984A - 製袋充填機におけるシール温度制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製袋充填機は、シール体24,30による目標シール温度を包装品種ごとに設定する設定手段40と、シール体24,30の温度を検出する温度検出手段28,36と、シール体24,30の温度が、温度検出手段28,36により検出された温度に基づき、適正シール温度内になるように、ヒータ26,34で該シール体24,30を加熱する温度調節手段38を備えている。制御手段42は、フィルム14の搬送状況に応じて、温度調節手段38によって、温度検出手段28,36で検出しサンプリングした温度が包装品種ごとに設定された目標シール温度に対応した適正シール温度の範囲内になるように温度制御信号を生成して、シール体24,30を加熱する温度補正運転モードを備えている。
【選択図】図1
Description
供給源から引出したフィルムを筒状に成形し、フィルム搬送手段によって搬送されるフィルムに加熱手段によって加熱されたシール体で所要のシールを施すよう制御する制御手段を備えた製袋充填機において、
前記シール体による目標シール温度を包装品種ごとに設定する設定手段と、
前記シール体の温度を検出する温度検出手段と、
前記シール体の温度が、前記温度検出手段により検出された温度に基づき、適正シール温度内になるように、前記加熱手段で該シール体を加熱する温度調節手段を備え、
前記制御手段は、前記フィルム搬送手段によるフィルムの搬送状況に応じて、前記温度調節手段によって、前記温度検出手段で検出しサンプリングした温度が前記包装品種ごとに設定された目標シール温度に対応した適正シール温度の範囲内になるように温度制御信号を生成して、前記シール体を加熱する温度補正運転モードを備えたことを特徴とする。
前記設定手段は、シール体ごとの日標シール温度を設定可能であり、
前記温度調節手段は、前記サンプリング結果から得た温度が前記包装品種ごとに設定された目標シール温度に対応した適正シール温度の範囲内になるように前記温度制御信号を生成するようにしたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、フィルムを挟む両側に配設した一対のシール体に設けた各加熱手段の夫々に補正された温度制御信号を生成して適用するようにしたので、より高精度なシール温度管理を実施できシール状態を一層安定したものとすることが可能となる。
請求項3に係る発明によれば、温度検出手段によるサンプリングが未完了であることを例えば、「サンプリング中です」などの表示をディスプレイに表示して知らせるなどによって報知することで、作業者はサンプリングが終了しているか否かを判別することができる。
請求項4に係る発明によれば、サンプリング前またはサンプリング完了後において、温度補正運転モードを適用するか否かを製袋充填機に配設した複数のシール体について切換設定することができるので、製袋充填機に設けられた複数のシール体の構造、その他のシール条件の相違などに応じて、細かな温度調節設定が可能となり、より一層良好なシールをなし得る。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得るものであって、例えば、以下のようにも変更実施可能である。
(1)縦シール手段としては、特公平8−11576号公報に示されたシール手段のように、運転中は筒状フィルムの重合端部から離れた位置から、該重合端部に加熱エアーを継続して吹付けてシーラントを溶かした状態でフィルムを搬送し、その下流で重合端部をローラなどによって押えて重合端部をシールする構成であってもよい。この場合には、運転開始時に加熱エアーを吹付開始する際または運転停止時に加熱エアーを吹付停止する際に、シール体内を流通する冷えたエアーの流通量が変動することから、適正シール温度から外れるが、温度補正運転モードで温度制御信号を生成すれば、シール体の温度を適正シール温度範囲内に維持することが可能となる。
(2)温度補正運転モードにおいて、運転開始時のシール体24,30の温度をサンプリングする前に、ヒータ温度が立ち上がっていることをオペレータが設定手段等の画面などで確認することなく、自動的にヒータ温度の立ち上がり安定を判断してサンプリングするようにしてもよい。
(3)横シール手段にも適用可能であり、また、横形製袋充填機以外に、縦形製袋充填機や三方シール装置などの様々なシール手段を有する製袋充填機などに適用可能である。
(4)横シール手段においては、シール体30を駆動するサーボモータに付設されたエンコーダなどのパルスに基づき、シール体30がフィルム14を挟持するタイミングをサンプリングによって得られたシール体30の温度の値に関連付けて記憶させること、およびその記憶した温度の値に基づく温度制御信号を生成することが可能である。
(5)温度検出手段28,36は、シール体24,30の表面に配設してもよく、非接触方式によるものなどでもよい。
(6)ボタンやダイヤルなどのスイッチ等で設定手段における入力機能を構成してもよい。
(7)サンプリングの未完了などの状況について、画面表示、音や音声などで報知してもよい。
26,34 ヒータ(加熱手段),28,36 温度検出手段,38 温度調節手段,
40 設定手段,42 制御手段
Claims (4)
- 供給源(12)から引出したフィルム(14)を筒状に成形し、フィルム搬送手段(22)によって搬送されるフィルム(14)に加熱手段(26,34)によって加熱されたシール体(24,30)で所要のシールを施すよう制御する制御手段(42)を備えた製袋充填機において、
前記シール体(24,30)による目標シール温度を包装品種ごとに設定する設定手段(40)と、
前記シール体(24,30)の温度を検出する温度検出手段(28,36)と、
前記シール体(24,30)の温度が、前記温度検出手段(28,36)により検出された温度に基づき、適正シール温度内になるように、前記加熱手段(26,34)で該シール体(24,30)を加熱する温度調節手段(38)を備え、
前記制御手段(42)は、前記フィルム搬送手段(22)によるフィルム(14)の搬送状況に応じて、前記温度調節手段(38)によって、前記温度検出手段(28,36)で検出しサンプリングした温度が前記包装品種ごとに設定された目標シール温度に対応した適正シール温度の範囲内になるように温度制御信号を生成して、前記シール体(24,30)を加熱する温度補正運転モードを備えた
ことを特徴とする製袋充填機におけるシール温度制御装置。 - 前記シール体は、前記フィルム(14)を挟む両側に配設された一対のシール体(24,24,30,30)であって、該シール体(24,24,30,30)の夫々に設けた加熱手段(26,26,34,34)を個別に温度調節可能であり、
前記設定手段(40)は、シール体(24,24,30,30)ごとの日標シール温度を設定可能であり、
前記温度調節手段(38)は、前記サンプリング結果から得た温度が前記包装品種ごとに設定された目標シール温度に対応した適正シール温度の範囲内になるように前記温度制御信号を生成するようにした請求項1記載の製袋充填機におけるシール温度制御装置。 - 前記温度補正運転モードにおいて、前記温度制御信号が生成されるまでは前記温度検出手段(28,36)によるサンプリングが未完了であることを報知する請求項1または2記載の製袋充填機におけるシール温度制御装置。
- 前記設定手段(40)は、前記サンプリング前または前記サンプリング完了後における前記温度補正運転モードを適用するか否かを製袋充填機に配設した複数のシール体(24,30)について切換設定する選択手段を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の製袋充填機におけるシール温度制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013252866A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Ishida Co Ltd | 包装装置 |
JP2014237476A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社フジキカイ | 横形充填包装機における噛み込み防止制御方法およびその装置 |
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JPS61115805A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | 株式会社フジキカイ | 連続封着機の封着温度制御装置 |
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JP2002193217A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Nippon Seiki Co Ltd | ヒートシール装置及びヒートシール方法 |
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