JPS61115805A - 連続封着機の封着温度制御装置 - Google Patents

連続封着機の封着温度制御装置

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JPS61115805A
JPS61115805A JP59237366A JP23736684A JPS61115805A JP S61115805 A JPS61115805 A JP S61115805A JP 59237366 A JP59237366 A JP 59237366A JP 23736684 A JP23736684 A JP 23736684A JP S61115805 A JPS61115805 A JP S61115805A
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sealing
packaging material
speed
heating
control device
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世古 清
眞人 畑野
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Fuji Corp
Fuji Kikai Seisakusho KK
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Fuji Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、連続封@機の封着m度制御装置に関し、詳し
くは包装材料の速度により封着温度を制御する連続封着
機の封548度制御装置に関する。
〔従来技術1 連続する包装材料、例えば包装紙やポリエチレン等のフ
ィルムを連続してセンタシールし、筒状に形成しながら
被包装物を包み込み、エンドシールすることによって包
装を行なう所謂ビロー包装機を初めとし、四方または三
方シール包装機やその他の包装機、あるいは単に封着に
より袋を成形する製袋機等において、従来より、加熱・
加圧による封着が用いられている。これは連続する包装
材料として加熱により融着性を有する樹脂フィルム、ま
たはこれらの樹脂をfa層した包装紙等を用い、センタ
シーラ、エンドシーラ等と呼ばれる加熱・加圧封着機(
シーラ)にかけることにより、熱融着によって封着する
ものである。
こうした封着機においては、封着状態は加圧圧力、包装
材料の材質、その厚み、加熱された包装材料の温度等の
多様な条件によって左右され、封着状態を良好に保つに
は、操作者による緻密な制御が必要であった。一般に、
上記諸元のうち温度以外は変更できないので、出来あが
った袋・包装物等の状態を引張検査機等の種々の検査機
にかけての試験や目視検査等によって判別し、いちいち
、操作者が封着機のヒータの温度をコントロールする必
要があった。
又、従来より、加熱された包装材料の温度を一定に保つ
ように、ヒータの温度等に応じて包装材料の送り速度を
自動的に制御する封j4機も提案されているが、封着包
装機においては被包装物の送り速度は前工程のラインの
生産速19等と連彷しており、実際的な解決とはならな
かった。
[この発明が解決しようとする問題点]かかる従来技術
を背景として、この発明が解決しようとする問題点は次
の点にある。即ち、(1)包装材料の多様な材質・形状
・厚さ等に応じて、いちいち操作者が加熱温度を変更し
、封着状態が良好となるよう調整せねばならないことは
、段取り工数が大きくなってしまい製造コストを押し上
げる要因となるばかりか、操作者にとってもこの調整は
煩しいものであったという問題、(2)しかしながら、
調整の手間を省けば良好な封着を維持しえず、シール面
の外観の悪化のみならず封着そのものが充分でなくなる
ことがあるという問題、 (3)ラインの製造能力といった要求によって包装速度
、あるいは製袋の速度が変化すると、加熱手段を通過す
る包装材料の速度も変化することから、加熱手段の熱漬
が一定だと加熱された包装材料の温度は変動する。しか
も、包装材料の送り速度が違うと、最適な封着温度も異
なる場合が多い。従って、包装材料が同一でも包装ある
いは製袋の速度が変化する毎に、加熱4度を調整せねば
ならず、上述した(1)(2>と同様の問題を生じてし
まうという問題、 (4)材質や厚みが同一の包装材料を用い、包装速度が
同一であっても、操作者が出来上った製品を検査して加
熱温度を調整していたのでは、加熱封着の品質を一定に
保つことは困難であり、操作者の熟練の度合や体調等に
よっても封着の状態がバラついてしまうという問題、 等である。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、連続封着機における封着速度または/LB
よび包装材料の種類(厚み、材質等)毎に必要となる包
装材料の封着部の加熱の調整を容易とし、良好なる封着
を実現する連続封@機の封着温度制御装置を提供するこ
とにある。
[発明の構成] かかる目的を達成する為に、2つの発明がなされたが、
第1の発明の構成は、第1図に図示する如く、 包装材料M1の封着部を加熱する加熱手段M2と、 手動により前記加熱手段M2の包装材料M1加加熱度を
調節する手動温度調整手段M3と、を備えた連続封着ぼ
の封着温度制御装置において、 前記加熱手段M2を通過する包装材料M1の速度を検出
する速度検出手段M4と、 該検出された包装材料M1の所定の速度に対して手動で
調整された前記加熱温度を記憶し、包装材料M1の速度
に応じて前記記憶した加熱温度からR適封着濡度を求め
て、前記加熱手段M2を制御する制御手段M5と、 を備えたことを特徴とする連続封着機の封着温度υj御
装置を要旨としている。
一方、同様の目的を達成する第2の発明の構成は、第2
図に図示する如く、 包装材料M11の封着部を加熱する加熱手段M12と、 手動により前記加熱手段M12の包装材料M11加熱温
麿を調節する手動温度調整手段M13と、を1箱えた連
続封着筬の封着温度iI制御装置において、 前記包装材料M11の種類を設定する包装材料設定手段
M14と、 前記加熱手段M12を通過する包装材料M11の速度を
検出する速度検出手段M15と、前記包装材料設定手段
M14によって設定された個々の包装材料M11につい
て、前記検出された包装材料M11の所定の速度に対し
て手助で調整された前記加熱温度を記憶し、包装材料M
11の種類と速度とに応じて前記記憶した加熱温度から
最適封着温度を求めて、前記加熱手段M12を制御する
制御手段M16と、 を備えたことを特徴とする連続封着機の封着温度制御装
置を要旨としている。
[発明の作用1 従って第1の発明の構成によれば、連続封着機の封着温
度制御装置において、予め加熱手段を通過づる包装材料
の速度に対して封着状態が良好となるよう手動で調整さ
れた加熱手段の加熱温度を記憶しておぎ、包装材料の実
際の速度に応じて、この記憶された加熱温度から最適封
着温度を求めて加熱手段を制御するので、包装材料の速
度が変化しても、常に包装材料を封着にとって好適な温
度に加熱することができる。
一方、第2の発明の構成によれば、連続封着機の封着温
度制御装置において、包装材料の種類を予め設定してお
き、使用される各々の包装材料毎に、第1発明の作用に
つい′C説明した如く、包装材料の速度と加熱手段の加
熱温度との関係を記憶しておき、包装材料の速度に応じ
て加熱手段を制御するので、すでに用いたことのある包
装材料であれば包装材料の種類を指定してやるのみで、
常に包装材料を封着にとって好適な温度に加熱すること
ができる。
ここで、第1.第2発明において加熱手段とは、連続す
る包装材料の封着部を加熱する手段を言い、包装材料に
押しつけられ、あるいは対向したローラ等で包装材料を
はさんだ電熱ヒータ等が一般的である。ピロー包装機に
おいては、センタシールに設けられた鋳込みヒータやエ
ンドシーラに埋没されたカートリッジヒータ等が加熱手
段にあたる。
ヒータとしてはニクロム線亡セラミックヒータ等が用い
られ、多くは数十ワットから数百ワット程度の熱隋を生
じ、包装材料の加熱温度としては数十℃から数百℃に亘
ることもめずらしくない。これらのヒータは用いられる
封着部の態様、例えばセンタシール、エンドシールある
いは、四方封着等に応じて選択すればよい。又、必要に
応じて予熱ヒータと組合わせて使用してもよい。
包装材料としては、加熱による融着性を有する樹脂フィ
ルム、例えばポリエチレン等や、あるいは和紙等の包装
紙に上記樹脂を積層したものなど、加熱封着できるもの
であれば何でも使用することができる。
速度検出手段としては、包装材料の送り速度を包装材料
を付されたレジマークの検出間隔等によって直接検出し
てもよいし、回転式の封着機を用いている場合には、そ
の回転数から、あるいは包装機にあってはその回転数と
カットピッチ等から、計算により包装材料の送り速度を
求めてもよい。
第2発明における包装材料設定手段としては、包装材料
の種類毎に番号を与え、これを指定するディジタル・ス
イッチを用いてもよく、又コンピュータ等をメモリと組
合わせてキーボードから指定するよう構成してもよい。
更には包装材料に対応した磁気カードを用いたり、ピン
ボールや音声入力等により包装vJ料を指定することも
できる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図は第1.第2発明の実施例として説明する横型ビ
ロー包装機の概略構成図、第4図は同じくその電気系統
を示すブロック図である。
第3図において、1は被包装物1a、1bを供給する供
給コンベア、2はフォーマ3に包装用の帯状の包装フィ
ルム(ポリエチレン)4を供給する繰出ローラ、5はフ
ォーマ3からフィルムを引き出す送りローラ、7はフォ
ーマ3より筒状にフォーミングされた包装フィルム4の
重合部をシールするセンタシール装置(以下センタシー
ルと呼ぶ)、8は包装フィルム4の前後の封着(エンド
シール)と切断とを行なうエンドシール装置(以下、エ
ンドシーラと呼ぶ)、9は搬出コンベア、を各々表わし
ている。センタシーラフは対向して回転する手前側のロ
ーラ7aと奥側のローラ7bとが包装フィルム4の重な
り合った部分を挟み、加圧・加熱することによって封着
を行なうよう構成されており、O−ラフaにはヒータC
Hrtが、ローラ7bにはヒータC1−11tが組込ま
れている。
又、エンドシーラ8は対向して上下動する上部シールカ
ッタ8aと下部シールカッタ8bとが被包装物を包み込
んでセンターシールの行なわれた包装フィルム4の被包
装物の間を挟みつけ、各々のシールカッタの先端に埋没
されたカートリッジヒータ(上部ヒータE1」(叩、下
部ヒータE HIW)の熱螢によって加熱・封着するよ
う構成されている。
尚、上下のシールカッタ8a、8bにはカッタ刃も備え
られており、封着後、封n部の中央でこれを切断する。
次に、第4図について説明する。図にJ5いて1Oは横
型ビロー包装機の各8iυfillを行なう制御回路で
あり1本発明の構成としては制御手段に相当する。制御
回路10は、データの入出力や演算等を行なう周知の中
央処理ユニット(CPU)12を備え、後述の制御・処
1!!を行なうよう構成されている。14は処理用のプ
ログラムや各種の定数等が格納された読み出し専用のメ
モリ(ROM>、16はデータ等が自由に読み占きされ
る一時記憶用のメモリ(RAM)、17は図示しないバ
ッテリによってバックアップされ包装機の電源が切られ
1=あとも書き込まれたデータの内容を保持するメ七り
(バックアップRAM)、18はCPU12からのデー
タに従って外部の表示装置 (CRT>19をコントロ
ールし制御情報等の表示を行なうCRTコントローラ、
20は外部のキーボード22よりデータを入力する為の
キーボード入力回路、24は横型ビロー包装機の主モー
タM及び種々の制御用のモータM1ないしMiを駆動す
るモータ駆動回路、26は、モータの制御位置を検出す
るパルス発生器P l−I S +ないしP l−I 
S +からの信号と運転スイッチ27からの信号とを入
力するパルス入力回路、28はセンタシーラフやエンド
シーラ8に設けられたヒータCHrt、 C)−11[
、El−目印。
E H1wを制御するヒータ制御回路、2つは上記各ヒ
ータによる加熱温度を検出する感温素子3eu、3el
、3cr、 3clからの信号を入力するアナログ入力
回路、30は上記CPU12.ROM14等の各素子、
・回路を相互に接続するバス、を各々表わしている。こ
こでモータM1ないしMi、パルス発生器PH8+ない
しP)−(Siの個々の制御等については横型ビロー包
装機における周知の制御と何らかわることがないので特
に説明しないが、この包装製全体の主モータMの駆動に
加えて、エンドシーラ8の回転速度等を設定・変更する
制御モータ等のfdJ filが、これらのモータの回
転位置を検出するパルス発生器からの信号に基づいて行
なわれている。
4つのヒータは第5図の回路図に承りように、ヒータ制
御回路2日と接続されており、ヒータ制御回路28内の
出力トランジスタTr+、Trz。
Tr 3+ Tr aをCPIJ12によってオン−オ
フすることにより、ソリッド・ステート・リレ・SSR
+ 、5SR2,5SR3,5SRaを各々介してヒー
タに供給される電力が制御されるよう構成されている。
尚、ヒータの制御はヒータに通電される時間の割合、デ
ユーティを変更することにより0〜100%の間で行な
われる。
次に、上述の構成を有する横型ビロー包装機における第
1発明の一実施例について、第6図のフローチャートに
随って説明する。
水制曲ルーチンは横型ビロー包装機のシリ御ルーチンの
一例を温度制御中心に示すもので、電源が投入されると
、まずステップ100でCPtJ12の内部レジスタの
クリアといった初期化の処理が行なわれる。続くステッ
プ110はメニューより次の制御し一ドを選ぶステップ
であって、包装機の立ら上げ直後にはここで操作者によ
り回転数やカットピッチ等の設定を行なうモード(設定
モード)が選ばれなければならない。モードの選択はキ
ーボード22よりCRT19上に表示された制御モード
の番号を指定することによって行なわれる。本実施例で
は他の制御モードとして一旦運転が行なわれたあとで、
再び同じ条件で運転を継続するモーf(継続モード)が
ある。
ステップ110で設定モードが選択された時には、処理
はステップ120へ進み、キーボード22を操作するこ
とによりキーボード入力回路20を介して、被包装物の
カットピッチPや毎分あたりの包装数、即らエンドシー
ラ8の回転viN等を設定する処理が行なわれる。続く
ステップ130では、ステップ120で設定されたカッ
トピッチP2回転数Nから次式(1)により包装フィル
ム4の送り速度Vを計算する処理が行なわれる。
V=PXN   ・・・(1) ステップ130の処理の後、あるいはステップ110の
メニューにおいて継続モードが選択された時、処理はス
テップ140に進み、rsIETJ(第4図キーボード
22内の「S」ギー)が押されたか否かの判断を行なう
。rsETJキーが押されていれば処理はステップ15
0へ進んで、センタシーラ7の各ヒータCHrt、 C
HItおよびエンドシーク8上部ヒータEHup、下部
ヒータEHIWの加熱温度の目標値Tを設定する。これ
らの設定はいずれもキーボード22より数値を入力し、
CRT19上で確認することにより行なわれる。
一方、ステップ140で、rsETJキーが押されてい
なかった時には、処理はステップ160へ進み、ステッ
プ130で求めた送り速度■からマツプにより制御すべ
き上記各ヒータの加熱温度Tを算出する処理が行なわれ
る。ここで加熱温度Tf7)算出に用いられるマツプは
、第7図(A)。
(B)、(C)、(0)に示す如きものであって、後述
する処理により、次第に送り速度Vと加熱温度Tとの相
関関係を学習してゆくものである。第7図(A)は包装
医の初1tl状態であって、送り速度■と加熱温度Tと
はひとつの対応関係しか与えられていない。従って、こ
の場合は送り速度によらず、所定の温度T1が算出され
る。
ステップ150あるいはステップ160の処理の後、処
理はステップ170へ進み、ヒータ電力の制御を開始す
る。ヒータの電力は、ヒータの近傍に組込まれフィルム
4に接触しフィルム4の温度を検出する各感温素子Se
u、 Sel、 Scr、 5cl(例えば熱雷対やサ
ーミスタ)からの信号をアナログ入力ポート29を介し
て読み込むことによって現在の加熱温度を知り、これが
設定された目標温度Tとなるようヒータ$す陣回路28
のヒータに対応するトランジスタのオンの割合(デユー
ディ)を変更することにより行なわれる。続くステップ
180では、現在のヒータの温度が目標温度Tに対して
所定の許容範囲、ここでは±10℃以内であるか否かの
判断を行なう。ヒータによる加熱温度が目標温度の許容
範囲内に入っていなければ処理はステップ170へ戻る
よう構成されているので、ヒータの加熱温度が目4!!
温度±io’c以内となるまで、包装機を運転すること
はできない。従ってヒータの加熱温度が不充分のまま、
あるいは過熱状態で封着が行なわれることはない。制御
されているすべてのヒータの温度が許容範囲に入った時
、処理はステップ180よりステップ190へ進む。尚
、以上ステップ150ないしステップ180の処理は、
センタシーラフの2つのヒータC)Irt、 CHIt
および1ンドシーラ8の上部ヒータEHup、下部ヒー
タE H1wのすべてについて行なわれる。
ステップ190は包装機の運転を行なうかどうかを判断
するステップである。即ち包′JAiの本体に崗えられ
た起動スイッチ27の状態を判断し、オンにされた直後
であれば処理をステップ200に移して主モータMを起
動し運転を開始する。一方、寸でに運転中であったもの
が起動スイッチ27をオフにされた場合には、処理をス
テップ210に移行させて、主モータMを停止する。起
動スイッチ27がまだオンされていない時、あるいはオ
ンにされて主モータMを立も上げた後であれば、特に何
の処理も行なわず、そのまま制御を継続させて、ステッ
プ220へ処理を移行する。
ステップ220ではキーボード22上のrGOJスイッ
チがオンであるか否かの判断を行い、[GOJスイッチ
がオンであれば処理をステップ23Oへ移し、ステップ
230では現在の送り速度Vnに対するヒータの加熱温
度TnをマツプとしてバックアップRAM17に記憶す
る処理が行なわれる。ステップ230の処理の終了後、
あるいはステップ220の判断が「No」、即ち「GO
」スイッチがオンとなっていなかった時、処理はステッ
プ140へ戻り、上述の処理を繰返す。
一方ステップ210で主モータMを止め運転を停止させ
た後、処理はステップ110のメニューへ戻り、再び運
転モードの選択から上述の処理を繰返すことになる。
以上のように構成された本制御ルーチンを繰返し実行す
ると、種々の送り速度によって包装を行い、製品の封着
状態をチェックして最適の封着が行なえるよう加熱温度
を設定してゆくので、これを登録してゆけば次第に送り
速度と加熱温度との相関関係が広い範囲に亘って精密に
定められてゆく。第7図(A)は1点しか定まっていな
い時の相関を示し、第7図(B)は2点目の送り速度V
2にて加熱温aTzが設定された後の相関関係を、第7
図(C)は同じく4点が定まった時の相関を、第7図(
D)は6点が定まった時の相関を示している。実際に運
転が行なわれ登録された送り速度以外の送り速度での加
熱塩度は補間により第7区名図をマツプとして求められ
る。従って、包装機を運転して、本実施例の連続封着機
の封着温度制器装置を種々の送り速度で運転し、その時
の最適加熱温度を登録するに従って、封着の為の加熱手
段としてのヒータの加熱温度のルリ御はより緻密なもの
となる。
又、一旦これらの登録が行なわれてしまえば、その後の
運転においては送り速度、即ちここではカットピッチと
毎分あたりの包装個数を入力・設定すれば、煩わしい加
熱温度の設定をすることなく、常に好適な加熱温度にヒ
ータの温度をυJlllすることができる。この結果、
操作者が交替しても常に同じ条件で封着を行なうことが
でき、シール而の品質も良好に保ちえる。
次に第2発明の実施例について説明する。第2発明実施
例は、第3図、第4図に拠って上述した第1発明実施例
と同様の装置構成を有し、第8図のフローチャートに示
す制御が行なわれるものである。第2発明の本実施例は
、第1発明の実施例と較べて、第1発明実施例第6図の
フローチャートのステップ110.ステップ120の部
分が、ステップ310.ステップ315.ステップ32
0、ステップ324.ステップ326に変更されている
。他のステップ、即ち第2発明本実施例のステップ30
0.ステップ330ないしステップ430は、第1発明
実施例のステップ100.ステップ130ないしステッ
プ230に各々対応しており、その処理も同一なので説
明は省略する。
第2発明本実施例では、初期化のステップ300の処理
の終了後、処理はステップ310に進みメニューの選択
を行なう。これは、今から行なう制御が新規の包装材料
・包装形状での運転を行なうモード(設定モード)か、
すでに登録しである包装材料・包装物での運転を行なう
モード(呼出モード)であるか、あるいは先行して行な
われた運転を継続するモード(継続モード)か、を選択
するものである。ステップ310において、設定モード
が選択されると、処理はステップ315へ進み2桁の登
録番号をキーボード22より指定し、今から、包装を行
なう包装形状・包装材料に固有の登録番号の設定を行な
う。続くステップ320では、キーボード22より包装
・封着を行なうエンドシーラ8の回転数やカットピッチ
等の設定を行なう。
一方、ステップ310のメニューにおいて呼出モードが
選択された時には、処理はステップ324に進み、キー
ボード22より登録済の番号の指定を行なう。続くステ
ップ326では、ステップ324にて指定された番号に
対応する登録済みの回転数、カットピッチおよび送り速
度とヒータの加熱塩1良の相関を示すマツプ等をバック
アップRAM17より読み出し、CRT19上に設定値
を表示する。この処理の後、ステップ320へ移行し、
ステップ320ではステップ326で読み出され各設定
値に対して、必要があれば、キーボード22より数値を
入れて変更する。
ステップ3.10のメニューにおいて継続モードが選択
された場合には、処理はステップ340へ移行する。
ステップ330以下の処理は第1発明実施例と同一であ
る。
以上のように構成された第2発明本実施例では、包装材
料・包装形状毎に包装フィルムの送り速度とヒータの加
熱温度との相関をマツプとして登録しておけるので、第
1発明実施例の効果に加えて、次のような効果を奏する
。即ち、多種多様な包装材料や包装形状に応じて毎回ヒ
ータの加熱温度の調整をする必要がなく、操作者にとっ
ての煩わしい調整が低減される上、段取工数が大幅に抑
制でき、生産性を向上させることができる。又、包装材
料等を替えても良好なる封着状態を1することができる
尚、第1発明、第2発明の各実施例にJ3いて、各ヒー
タ温度の調整は感温素子3 eLI、 3 el、 S
 Cr。
3clを用いてフィードバック制御しているが、必ずし
もフィードバックは必要なく、供給づ−る電力を変える
ことだけで制御してもよい。フィードバック制御を行な
えば、温度の調整はよりN!にはなるが、感温素子の持
つ精度の範囲でのことであり、又、また、フィードバッ
ク制御をとらなければ部品点数も減り、構成も簡単なも
のとなるので、上述の発明の実施の態様に合わせていず
れの制御を行なうかは定めればよい。
以上、第1発明と第2発明の各々の実施例について説明
したが、これらの発明は上述の実施例に同等限定される
ものではなく、各発明の要旨を逸脱しない範囲において
、種々なる態様で実施し1りることは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、第1の発明の連続封着機の封着温
度制御装置によれば、ひとつの包装材料・包装形状にお
ける包装材料の送り速度と包装材料加熱温度との相関を
記憶しておき、包装材料の送り速度に応じて加熱温度を
好適に制御するので、操作の手間が大幅に省ける他、常
に同一の条件で封着を行なうことができ、封着の状態を
良好に保ち(ηるという優れた効果を*する。
又、第2発明の連続封着機の封着温度制御装置によれば
、上記第1発明の効果に加えて、複数の包装形状・包装
材料に対して各々包装材料の送り速度と加熱温度との相
関を記憶しておくことから、多種多様な包装材料等で封
着を行なう場合の操作の煩わしさが解消され、包装材料
等を替えてら1・1着の状態を常に良好に保ち得るとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の基本的v4Ia、図、第2図は第2
発明の基本的構成図、第3図は第1発明、第2発明の実
施例として説明する横型ピロー包装機の概略構成図、第
4図は同じく電気系統を示すブロック図、第5図はヒー
タ制御回路と各ヒータとの接続を示す回路図、第6図は
第1発明の実施例の制御ルーチンを示すフローチャート
、第7図(A)、(B)、(C)、CD>は各々送り速
度と加熱温度との相関の学習を示すグラフ、第8図は第
2発明の実施例の制御ルーチンを示すフロルチャート、
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 包装材料の封着部を加熱する加熱手段と、手動によ
    り前記加熱手段の包装材料への加熱温度を調節する手動
    温度調整手段と、 を備えた連続封着機の封着温度制御装置において、 前記加熱手段を通過する包装材料の速度を検出する速度
    検出手段と、 該検出された包装材料の所定の速度に対して手動で調整
    された前記加熱温度を記憶し、包装材料の速度に応じて
    前記記憶した加熱温度から最適封着温度を求めて、前記
    加熱手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする連続封着機の封着温度制御装
    置。 2 加熱手段がローラ式ヒータ、バー式ヒータ熱風式ヒ
    ータ、溶断シール式ヒータのいずれかのヒータである特
    許請求の範囲第1項記載の連続封着機の封着温度制御装
    置。 3 加熱手段により加熱される封着部がエンドシール部
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の連続封
    着機の封着温度制御装置。 4 加熱手段により加熱される封着部がセンターシール
    部である特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記
    載の連続封着機の封着温度制御装置。 5 速度検出手段が、包装材料の速度を封着間隔と封着
    速度とから検出する特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかの項に記載の連続封着機の封着温度制御装置
    。 6 速度検出手段が、包装材料の速度を包装材料に付さ
    れたレジマークを検出する間隔から検出する特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかの項に記載の連続封
    着機の封着温度制御装置。 7 制御手段が包装材料の速度から求める加熱温度に、
    上下限を設けた特許請求の範囲第1項ないし第6項のい
    ずれかの項に記載の連続封着機の封着温度制御装置。 8 包装材料の封着部を加熱する加熱手段と、手動によ
    り前記加熱手段の包装材料への加熱湿度を調節する手動
    温度調整手段と、 を備えた連続封着機の封着温度制御装置において、 前記包装材料の種類を設定する包装材料設定手段と、 前記加熱手段を通過する包装材料の速度を検出する速度
    検出手段と、 前記包装材料設定手段によって設定された個々の包装材
    料について、前記検出された包装材料の所定の速度に対
    して手動で調整された前記加熱温度を記憶し、包装材料
    の種類と速度とに応じて前記記憶した加熱温度から最適
    封着温度を求めて、前記加熱手段を制御する制御手段と
    、 を備えたことを特徴とする連続封着機の封着温度制御装
    置。 9 加熱手段がローラ式ヒータ、バー式ヒータ、熱風式
    ヒータ、溶断シール式ヒータのいずれかのヒータである
    特許請求の範囲第8項記載の連続封着機の封着温度制御
    装置。 10 加熱手段により加熱される封着部がエンドシール
    部である特許請求の範囲第8項または第9項記載の連続
    封着機の封着温度制御装置。 11 加熱手段により封着される封着部がセンターシー
    ル部である特許請求の範囲第8項、第9項または第10
    項記載の連続封着機の封着温度制御装置。 12 速度検出手段が、包装材料の速度を封着間隔と封
    着速度とから検出する特許請求の範囲第8項ないし第1
    0項のいずれかの項に記載の連続封着機の封着湿度制御
    装置。 13 速度検出手段が、包装材料の速度を包装材料に付
    されたレジマークを検出する間隔から検出する特許請求
    の範囲第8項ないし第11項のいずれかの項に記載の連
    続封着機の封着温度制御装置。 14 制御手段が包装材料の速度から求める加熱温度に
    、上下限を設けた特許請求の範囲第8項ないし第13項
    のいずれかの項に記載の連続封着機の封着温度制御装置
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