JP2003212222A - 横型製袋充填機 - Google Patents

横型製袋充填機

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JP2003212222A JP2002011907A JP2002011907A JP2003212222A JP 2003212222 A JP2003212222 A JP 2003212222A JP 2002011907 A JP2002011907 A JP 2002011907A JP 2002011907 A JP2002011907 A JP 2002011907A JP 2003212222 A JP2003212222 A JP 2003212222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転開始時あるいは運転再開時等に行なわれ
るフィルム位置合わせ運転時においても、必要に応じて
帯状フィルムにプリント等の所要の処理を施すことので
きる横型製袋充填機を提供する。 【解決手段】 横型製袋充填機1は、帯状フィルム13
を下流側に移送するフィルム繰出しローラ12と、帯状
フィルム13を筒状フィルム14に成形する製袋手段3
と、筒状フィルム14に被包装物Wを供給する供給コン
ベヤ2と、筒状フィルム14を下流側に移送するフィル
ム送りローラ4と、筒状フィルム14にエンドシールを
施すエンドシール機構7と、帯状フィルム13にプリン
トを施すプリント装置8と、を備えている。フィルム位
置合わせ運転時において、制御手段9は、フィルム移送
量検出手段16から出力される検出信号を受信すると、
プリント装置8を作動させるための作動タイミング信号
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は横型製袋充填機に関
し、特に、一包装毎にプリント等の所要の処理が施され
た包装品を連続して得るための横型製袋充填機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状から筒状に成形されたフィル
ム(筒状フィルム)に被包装物を供給手段により順次供
給し、供給した被包装物の前後の位置にエンドシール手
段によってエンドシールを施すと共に切断することによ
り、製品であるピロー包装品(以下、包装品という)を
得る横型製袋充填機が知られている。このような横型製
袋充填機において、包装品毎に賞味期限等のプリントを
施したり、あるいは、包装品毎にラベルを貼着するため
に、プリント装置やラベルの貼着装置を備えたものが知
られている。
【0003】このような横型製袋充填機において、プリ
ント装置やラベルの貼着装置が帯状フィルムの移送経路
上に配設されたものが知られており、移送される帯状フ
ィルムに対してプリント等が所定間隔毎に施され、その
後帯状フィルムが筒状に成形されてその内部に被包装物
が供給される。これにより、一包装毎にプリント等が施
された包装品が連続して得られるようになっている。
【0004】ところで、このような横型製袋充填機の連
続運転を開始する前には、フィルムの送り手段と前記供
給手段とエンドシール手段等の各作動機構とを同期して
作動させるための初期位置合わせとしてフィルム送り手
段を所定期間作動させ、フィルムを所定の同期位置にセ
ットするための「フィルム位置合わせ運転」が行なわれ
る。具体的には、帯状フィルムを下流側に向けて移送す
るためのフィルム移送手段が作動され、そして、帯状フ
ィルムに所定間隔毎に付されたレジマークがレジマーク
検知手段によって検知されると、このレジマークを検知
した位置を基準として同期位置が決定され、フィルム移
送手段によるフィルムの移送が停止される。「フィルム
位置合わせ運転」並びに各作動機構の同期位置合わせ運
転が終了した後において包装機の起動操作を行なうこと
で、横型製袋充填機を構成する各作動機構、例えば、フ
ィルム移送手段、プリント装置、供給手段、エンドシー
ル手段等の連続運転が一斉に開始される。このとき、こ
れら複数の作動機構は、マイクロコンピューター等で構
成される制御手段により同期制御されて安定した連続運
転が行なわれるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の横型製袋充填機では、フィルム位置合わせ運転
時において、フィルム移送手段が作動されることによ
り、プリント等が施されていない帯状フィルムが下流側
に向けて移送されてしまう。この場合、各作動機構の連
続運転が開始された後に得られる包装品の中には、フィ
ルムに対して賞味期限等のプリント等が施されていない
不良品が含まれることとなり、既に内包されている被包
装物が無駄となるばかりか、フィルム材の無駄(フィル
ムロス)にもなるので問題となる。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みて創案さ
れたものであり、運転開始時あるいは運転再開時等に行
なわれるフィルム位置合わせ運転時においても、必要に
応じて帯状フィルムにプリント等の所要の処理を施すこ
とのできる横型製袋充填機を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特許請求の範囲の各請求項に記載した発明が構成さ
れる。請求項1に記載の横型製袋充填機によれば、制御
手段は、横型製袋充填機を構成する各作動機構の同期制
御を開始する前に、フィルム移送手段を作動させて「フ
ィルム位置合わせ運転」を行う。この「フィルム位置合
わせ運転」が行なわれることにより、各作動機構との同
期をとることのできる所定の同期位置にセットされる。
なお、ここでいう「同期」には、横型製袋充填機を構成
する各作動機構に個別のモータを配してそれらのモータ
の回転量や速度を各々電気的に制御して、各作動機構を
所定のタイミングと速度で動作させるもののみならず、
各作動機構を機械的に連結してそれらを所定のタイミン
グと速度で動作させるものも含まれる。そして、制御手
段は、フィルム位置合わせ運転時において、フィルム移
送量検出手段から出力される検出信号に基いて処理手段
を作動させる「フィルムロス減少制御」を行なう。処理
手段としては、フィルムが一包装長分移送される所定タ
イミング毎にフィルムへ所要の処理を施す手段、例え
ば、プリント手段、ラベル貼着手段、開封用ノッチ形成
手段、その他の各種手段が適用される。これにより、フ
ィルム位置合わせ運転時においても、帯状フィルムが所
定量移送される毎に処理手段が作動されて該帯状フィル
ムに所要の処理が施される。すると、フィルム位置合わ
せ運転時に帯状フィルムが下流側に移送されたとして
も、プリント等の所要の処理が施されていない包装品の
発生が防止され、被包装物の無駄やフィルムのロス等が
削減される。
【0008】請求項2に記載の横型製袋充填機は、帯状
フィルムに所定間隔毎に付されたレジマークを検知する
レジマーク検知手段を備え、制御手段は、前記レジマー
ク検知手段からの検知信号に応答してフィルム位置合わ
せ運転を停止して、フィルム移送手段及び処理手段及び
供給手段及びエンドシール手段の同期制御を開始する。
つまり、帯状フィルムに付されたレジマークを目印とし
て該フィルムを同期位置にセットすることができるの
で、フィルム位置合わせ運転時における各作動機構の制
御が容易となる効果がある。
【0009】請求項3に記載の横型製袋充填機によれ
ば、帯状フィルムに所要の処理を施す処理手段は、帯状
フィルムにプリントを施すプリント手段により構成され
る。この「プリント手段」は、帯状フィルムに対し製造
年月日や賞味期限等のプリントを施すインクジェットプ
リンタ等により構成されるが、これ以外のプリント装
置、例えば、転写式プリント機やホットプリンタ、レー
ザマーカやあるいは電子写真方式等による絵柄模様のプ
リント装置等により構成されるものであってもよい。こ
れにより、フィルム位置合わせ運転時においても、帯状
フィルムが所定量移送される毎にプリント手段が作動さ
れて該帯状フィルムにプリントが施される。すると、フ
ィルム位置合わせ運転時に帯状フィルムが下流側に移送
されたとしても、フィルムにプリントが施されていない
不良品の発生が防止され、被包装物の無駄やフィルムの
ロス等が削減される。
【0010】請求項4に記載の横型製袋充填機は、フィ
ルムロス減少制御を行うか否かを選択可能な選択手段を
備えている。制御手段は、前記選択手段によりフィルム
ロス減少制御を行うことが選択されている場合に、フィ
ルムロス減少制御を行う。これにより、例えばオペレー
ターの判断等により必要に応じてフィルムロス減少制御
を行わせることができるので、横型製袋充填機の利便性
が向上する。
【0011】請求項5に記載の横型製袋充填機は、フィ
ルムロス減少制御を行うか否かを設定するための設定値
が包装品種毎に記憶された記憶手段を備えており、制御
手段は、包装品種に応じた設定値を前記記憶手段から読
み込むことにより、フィルムロス減少制御を行うか否か
を判断する。これにより、包装品種に応じて自動的にフ
ィルムロス減少制御を行うか否かが判断されるので、横
型製袋充填機の利便性が向上する。なお、この「記憶手
段」は、例えばハードディスクやメモリ等の情報記憶装
置等により構成される。「記憶手段」は、制御手段に対
して外部的に接続された情報記憶装置等により構成され
てもよいし、制御手段の内部に設けられた情報記憶装置
等により構成されてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態におけ
る横型製袋充填機1の概略構成を模式的に表した図であ
る。図1に示すように、フィルム供給源となるフィルム
ロール10から複数のフィルム案内ローラ11並びにフ
ィルム繰出しローラ12を介して引き出された帯状フィ
ルム13は、製袋手段3によって筒状フィルム14に成
形される。製袋手段3によって成形された筒状フィルム
14の内部には、供給コンベヤ2によって被包装物Wが
一定間隔で順次供給される。
【0013】図1に示すように、供給コンベヤ2には、
被包装物Wの後部を支持して搬送する複数の供給アタッ
チ20が、無端チェーン21に一定間隔で取り付けら
れ、被包装物Wが所定数量ずつ供給アタッチ20の間に
供給される。被包装物Wが供給された筒状フィルム14
は、長手方向重合端縁部が一対のフィルム送りローラ4
により挟持されて下流側に向けて移送されると共に、そ
の下流側に配設される一対の加熱ローラ5によって挟持
されて縦シール(センターシール)が連続的に施され
る。縦シールが施された筒状フィルム14は、加熱ロー
ラ5よりも更に下流側に位置するエンドシール機構7へ
向けて移送される。
【0014】エンドシール機構7は、筒状フィルム14
の上下に配置された複数の加熱シール部材を有する一対
のシール体7a、7bを有しており、この上下に配置さ
れた一対のシール体7a、7bの噛合いによって、筒状
フィルム14中に供給された被包装物Wの前後の所要位
置に横シール(エンドシール)が施される。また、一対
のシール体7a、7bにはカッターが内装されており、
エンドシールを施すと共に筒状フィルム14を切断し、
被包装物Wが個別に内包されたピロー包装品Sが連続し
て得られるように構成されている。ピロー包装品Sは、
エンドシール機構7よりも更に下流側に位置する搬出コ
ンベヤ6に載置されて次工程へ向けて搬出される。な
お、本実施の形態において、前述したフィルム送りロー
ラ4及びフィルム繰出しローラ12が本発明における
「フィルム移送手段」に対応しており、供給コンベヤ2
が「供給手段」に対応しており、エンドシール機構7が
「エンドシール手段」に対応している。
【0015】図1に示すように、フィルム案内ローラ1
1及びフィルム繰出しローラ12を介して引き出される
帯状フィルム13の移送経路上には、移送される帯状フ
ィルム13にプリントを施すためのプリント装置8が設
置されている。このプリント装置8は、インキをノズル
から噴射させて帯状フィルム13上に文字やマーク等を
印刷することのできるインクジェットプリンタにより構
成されている。このプリント装置8によるプリント動作
は、後述する制御部9から発信される作動タイミング信
号によりそのタイミングが制御される。また、帯状フィ
ルム13の移送経路上には、帯状フィルム13に印刷さ
れた位置合わせマーク(レジマーク)を検知するレジマ
ーク検知センサ15が備えられ、レジマークが通過する
と制御部9に向けて検知信号が出力されるようになって
いる。このレジマーク検知センサ15から出力される検
知信号に基いて、フィルム繰出しローラ12を駆動する
モータM1やフィルム送りローラ4を駆動するモータM
3の速度等が微調整される。これにより、エンドシール
機構7によるシール位置とフィルムの位置とが合致する
ように制御され、横型製袋充填機1の運転中におけるフ
ィルムの伸びやスリップ等によるエンドシール位置の誤
差が解消されている。
【0016】また、図1に示すように、帯状フィルム1
3を下流側に向けて移送するフィルム繰出しローラ12
には、フィルム移送量検出手段16が設けられている。
このフィルム移送量検出手段16は、フィルム繰出しロ
ーラ12の回転軸に連結された回転板17と、その回転
板17の外周上に形成された溝(スリット)の通過を検
出するスリット検出装置18により構成されている。ス
リット検出装置18は、発光装置及び受光装置により構
成されており、発光装置より発せられた光がスリットを
通過して受光装置に到達することで、回転板17の外周
上に形成された溝の通過がパルス信号として検出され
る。これによって、帯状フィルム13がフィルム繰出し
ローラ12及びフィルム送りローラ4により所定量移送
される毎に、スリット検出装置18により検出されたパ
ルス信号に基づく検出信号が制御部9に向けて出力され
るようになっている。また、回転板17の外周上に形成
された溝の数や溝の間隔、回転板17の直径の大きさ等
を調整することにより、フィルム移送量検出手段16か
ら制御部9に向けて検出信号が出力されるための帯状フ
ィルム13の移送量が自在に設定できるようになってい
る。本実施の形態では、フィルム移送量検出手段16か
ら制御部9に向けて検出信号が出力されるための帯状フ
ィルム13の移送量は、帯状フィルム13に印刷された
あるレジマークから次のレジマークまでの長さ(つま
り、一包装長分のフィルム送り量に対応する長さ)以下
の長さに設定されている。これにより、後述するフィル
ムロス減少制御において、フィルム移送手段によって帯
状フィルム13が下流側に向けて移送された場合に、そ
の帯状フィルム13が一包装長移送される間に少なくと
も1回プリント装置8が作動されてプリントが施される
ようになっている。
【0017】本実施の形態において、横型製袋充填機1
を構成する各作動機構はそれぞれモータM1〜M4によ
って個別に駆動される。すなわち、帯状フィルム13を
下流側に移送するフィルム繰出しローラ12はモータM
1によって駆動され、筒状フィルム14に被包装物Wを
供給する供給コンベヤ2はモータM2によって駆動さ
れ、筒状フィルム14の重合端縁部を挟持して該筒状フ
ィルム14を下流側に向けて移送するフィルム送りロー
ラ4、及び、筒状フィルム14の重合端縁部を加熱して
縦シールを施す加熱ローラ5はモータM3によって駆動
され、筒状フィルム14にエンドシールを施すエンドシ
ール機構7はモータM4によって駆動される。供給コン
ベヤ2の駆動源となるモータM2は、インバータにより
変速制御可能な汎用モータであり、モータM2によって
作動する供給コンベヤ2の走行位置をエンコーダE2に
よって検出し、制御部9に入力されたエンコーダE2か
らのパルス信号に対応してその他の作動機構のモータM
1,M3,M4に対し同期位置信号を出力する従属制御
方式が採用されている。なお、モータM1,M3,M4
にはサーボモータが用いられている。
【0018】制御部9はマイクロコンピュータ等で構成
され、RAMやROM等に記憶された制御プログラムや
シーケンスデータ等を読み込むことにより、横型製袋充
填機1の各部を構成する作動機構の制御を実行する。こ
の制御部9が、本発明における「制御手段」に対応して
いる。制御部9には、オペレータ等が横型製袋充填機1
の起動指示信号を入力することのできる起動スイッチ1
9が接続されている。この起動スイッチ19は、通常の
押ボタンスイッチにより構成され、オペレータ等がこの
起動スイッチ19を押圧すると、横型製袋充填機1によ
るフィルム位置合わせ運転や連続運転が開始されるよう
になっている。また、制御部9には、包装品種や包装処
理速度、フィルムカットピッチ等の各種操作データを入
力することのできるタッチパネルディスプレイ22が接
続されている。このタッチパネルディスプレイ22の画
面23には、前記したような各種操作データを入力する
ための操作ボタンが表示されており、オペレータ等はこ
の操作ボタン表示部に触れることにより前記したような
各種操作データを簡単に入力することができるようにな
っている。タッチパネルディスプレイ22の画面23に
は、前記した各種操作データの他に、後述する「フィル
ムロス減少制御」を行うか否かを選択して設定すること
のできる選択用ボタンが表示されている。つまり、本実
施の形態において、この選択用ボタンが表示されたタッ
チパネルディスプレイ22が、本発明における「選択手
段」に対応している。タッチパネルディスプレイ22に
より入力された各種操作データや設定値は、制御部9に
内蔵されたROMやRAM、もしくは、制御部9に外部
的に接続された記憶手段24に記憶される。記憶手段2
4は、ハードディスク等の情報記憶装置により構成さ
れ、包装品種毎に操作データや設定値等をデータベース
として記憶しておくことができる。
【0019】上述のように構成される横型製袋充填機1
の制御の詳細について、図2〜図4を参照しながら以下
に説明する。
【0020】図2は、横型製袋充填機1を構成する各作
動機構(フィルム繰出しローラ12、供給コンベヤ2、
フィルム送りローラ4、エンドシール機構7)の連続運
転が開始されるまでの全体の制御を示すフローチャート
である。図2のフローチャートに示す全体の制御は、主
に制御部9において実行されるものであり、後述する
「フィルム位置合わせ運転」や「フィルムロス減少制
御」もこの全体の制御の中に含まれている。
【0021】図2のフローチャートに示すように、ま
ず、制御部9によって、電源投入があった直後か、ある
いは、品種設定変更があったかが判断される〔ステップ
S10〕。ここで、「電源投入」とは、例えば、横型製
袋充填機1の運転を停止し主電源ブレーカ等の継電手段
をOFFして電源供給を一時的にストップした後、再び
横型製袋充填機1を始動させるために主電源ブレーカを
ON作動させて電源供給を開始させる操作のことを指し
ている。また、「品種設定変更」とは、横型製袋充填機
1の運転を一時的に停止して被包装物Wのサイズや包装
用フィルムの種類等を変更する際に、オペレータ等がタ
ッチパネルディスプレイによって包装品種を切換えする
操作のことを指している。「電源投入」もしくは「品種
設定変更」があったか否かの判断は、制御部9によって
電源電圧の値が参照されたり、あるいは、品種設定に対
応したフラグや設定値等の書き換えが参照されることに
より行なわれる。このような判断が行なわれることによ
り、横型製袋充填機1の再起動や、包装品種の変更等が
あった直後には、各作動機構の同期位置合わせのための
セット運転が行なわれ、後述する「フィルム位置合わせ
運転」が実行されてフィルム送り位置が所定の同期位置
にセットされる。「電源投入直後」か、もしくは、「品
種設定変更」があったと判断された場合には(YE
S)、次のステップS11の処理に進む。
【0022】ステップS11の処理では、制御部9によ
って「フィルムロス減少制御」を行なうか否かが判断さ
れる。前述したように、制御部9に接続されたタッチパ
ネルディスプレイ22からは、オペレータ等によって
「フィルムロス減少制御」を行なうか否かが選択されて
設定値が入力される。具体的には、画面23に表示され
た選択用ボタン表示部に触れる等されることにより設定
値が入力され、入力された設定値は、制御部9に内蔵さ
れたRAMやROM、もしくは、制御部9に接続された
記憶手段24に記憶される。ステップS11の処理で
は、制御部9によってこのROM等に記憶された設定値
が読み込まれることにより、「フィルムロス減少制御」
を行なうか否かの判断が行なわれる。そして、フィルム
ロス減少制御を行なうものと判断された場合には(YE
S)、ステップS12の処理に進む。フィルムロス減少
制御を行なわないと判断された場合には(NO)、ステ
ップS17の処理に進む。
【0023】ステップS12の処理では、フィルム位置
合わせ運転時に「フィルムロス減少制御」を行なうよう
にセット(設定)が行なわれる。このような設定動作
は、フィルム位置合わせ運転時に制御部9によって随時
参照されるフラグや設定値等が書き換えられることによ
り行なわれる。他方、ステップS17の処理では、フィ
ルム位置合わせ運転時に「フィルムロス減少制御」を行
なわないようにセット(設定)が行なわれる。このよう
な設定動作は、ステップS12の処理と同様に、フィル
ム位置合わせ運転時に制御部9によって随時参照される
フラグや設定値等が書き換えられることにより行なわれ
る。ステップS12もしくはステップS17の処理が終
了すると、次に、ステップS13の処理に進む。
【0024】ステップS13の処理では、起動スイッチ
19がON操作されたか否かが判断される。この場合に
おける起動スイッチ19の操作は、次のステップS14
の「フィルム位置合わせ運転」を開始させるために行な
われるものであり、起動スイッチ19がON操作された
と判断された場合には(YES)、次のステップS14
の処理に進み、「フィルム位置合わせ運転」が開始され
る。
【0025】以上に説明した処理が行なわれることによ
り、横型製袋充填機1に電源投入がされた後、あるい
は、品種設定変更がされた後、フィルムロス減少制御を
行なうための(あるいは行なわないための)所要の設定
動作が行なわれ、オペレータ等による起動スイッチ19
のON操作をきっかけとして、「フィルム位置合わせ運
転」が開始されることになる。
【0026】次に、ステップS14の処理において開始
される「フィルム位置合わせ運転」の詳細について、図
3を参照しながら説明する。図3は、「フィルム位置合
わせ運転」の処理手順を示すフローチャートである。図
3のフローチャートに示すように、フィルム位置合わせ
運転では、まず、フィルム移送手段の低速運転が開始さ
れる〔ステップS20〕。具体的には、制御部9からフ
ィルム繰出しローラ12の駆動源であるモータM1、及
び、フィルム送りローラ4の駆動源であるモータM3に
向けて作動信号が出力され、これによって、帯状フィル
ム13と筒状フィルム14との各々が下流側に向けて低
速で移送される。フィルム移送手段の低速運転が開始さ
れると、次に、ステップS21の処理に進む。
【0027】ステップS21の処理では、「フィルムロ
ス減少制御」を行なうようにセットされているか否かが
判断される。「フィルムロス減少制御」を行なうように
セットされているか否かを判断するためには、前述のス
テップS12もしくはステップS17の処理において書
き換えられた設定値やフラグ等の値が制御部9によって
参照される。そして、「フィルムロス減少制御」を行な
うようにセットされていると判断された場合には(YE
S)、ステップS22の処理に進む。反対に、「フィル
ムロス減少制御」行なうようにセットされていないと判
断された場合には(NO)、ステップS25の処理に進
む。
【0028】ここで、ステップS22の処理において開
始される「フィルムロス減少制御」の詳細について、図
4を参照しながら説明する。この「フィルムロス減少制
御」は、横型製袋充填機1の「フィルム位置合わせ運
転」が行なわれている最中に実行されるものであり、プ
リントが施されていない帯状フィルム13が下流側に向
けて移送されることを防止するための制御である。
【0029】図4は、「フィルムロス減少制御」の処理
手順を示すフローチャートである。フィルムロス減少制
御では、まず、図4に示すように、フィルム移送量検出
手段16からの検出信号が制御部9によって受信される
〔ステップS30〕。そして、制御部9がフィルム移送
量検出手段16からの検出信号を受信すると、ステップ
S31の処理に進み、制御部9からプリント装置8へ作
動タイミング信号が出力される。プリント装置8が作動
タイミング信号を受信すると、プリント装置8が作動さ
れることにより、低速で移送されている帯状フィルム1
3に対し、例えば賞味期限や製造年月日等の文字が印刷
される。
【0030】図3のフローチャートに示す「フィルム位
置合わせ運転」において、フィルムロス減少制御が終了
すると〔ステップS22〕、次に、ステップS23の処
理に進む。ステップS23の処理では、制御部9によっ
てレジマーク検知センサ15からの検知信号が受信され
る。具体的には、帯状フィルム13に所定間隔毎に印刷
されたレジマークがレジマーク検知センサ15によって
検知された場合に、レジマーク検知センサ15からの検
知信号が制御部9に向けて出力される。そして、制御部
9が、レジマーク検知センサ15からの検知信号を受信
すると、次のステップS24の処理に進む。なお、ステ
ップS21の処理において、フィルムロス減少制御を行
なうようにセットされていないと判断された場合に進む
ステップS25の処理においても、ステップS23の処
理と同様に、制御部9によってレジマーク検知センサ1
5からの検知信号が受信される。そして、制御部9が、
レジマーク検知センサ15からの検知信号を受信する
と、ステップS24の処理に進む。
【0031】ステップS24の処理では、フィルム移送
手段の低速運転が停止される。具体的には、制御部9か
らフィルム繰出しローラ12の駆動源であるモータM
1、及び、フィルム送りローラ4の駆動源であるモータ
M3に向けて停止信号が出力され、これによって帯状フ
ィルム13の下流側への移送が停止される。フィルム移
送手段の低速運転が停止されると〔ステップS24〕、
図3のフローチャートに示す「フィルム位置合わせ運
転」が終了する〔リターン〕。
【0032】図2のフローチャートに示す全体の制御に
おいて、以上に説明した「フィルム位置合わせ運転」が
終了すると共に各作動機構の各々の同期位置合わせ運転
の終了によって連続運転可能な待機状態となり〔ステッ
プS14〕、次に、ステップS15の処理に進む。
【0033】ステップS15の処理では、起動スイッチ
19がON操作されたか否かが判断される。この場合に
おける起動スイッチ19の操作は、横型製袋充填機1の
連続運転を開始させるために行なわれものであり、制御
部9によって起動スイッチ19がON操作されたと判断
された場合には(YES)、次のステップS16の処理
に進み、横型製袋充填機1を構成する各作動機構の同期
制御が開始される。
【0034】ステップS16の処理では、制御部9によ
る同期制御が開始される。具体的には、供給コンベヤ2
の駆動源となるモータM2が変速制御され、モータM2
によって作動する供給コンベヤ2の走行位置がエンコー
ダE2によって検出される。制御部9は、エンコーダE
2からのパルス信号に対してその他の作動機構のモータ
M1,M3,M4に同期位置信号を出力する。これによ
り、横型製袋充填機1を構成する各作動機構(フィルム
繰出しローラ12、供給コンベヤ2、フィルム送りロー
ラ4、エンドシール機構7)が同期した状態を保ちなが
ら連続駆動される。また、制御部9は、フィルム移送量
検出手段16からの検出信号のみによってプリント装置
8の作動タイミングを発信していたが、エンコーダE2
からのパルス信号を受けてプリント装置8の作動タイミ
ング信号を発信する制御に切換えることにより、プリン
ト装置8とその他の作動機構とを同期させる。すると、
供給コンベヤ2による被包装物Wの供給速度、エンドシ
ール機構7によるシール体7a、7bの回転速度、フィ
ルム移送手段によるフィルムの移送速度等が微調整さ
れ、これによって正しい位置にエンドシールが施されか
つ一包装毎の一定位置に所定のプリントが施されたピロ
ー包装品Sが連続して得られるようになっている。横型
製袋充填機1を構成する各作動機構の同期制御が開始さ
れると、図2のフローチャートに示す全体の制御が終了
する〔リターン〕。
【0035】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、帯状フィルム13を所定の同期位置に移送させるフ
ィルム位置合わせ運転時において、オペレータ等がタッ
チパネルディスプレイ22を操作することにより、「フ
ィルムロス減少制御」を行なわせるように選択すること
ができる。「フィルムロス減少制御」を行なわせること
が選択された場合には、フィルム位置合わせ運転時にお
いて、帯状フィルム13が所定量移送される毎にプリン
ト装置8が作動されて、該帯状フィルム13にプリント
が施される。すると、フィルムにまったくプリントが施
されていない不良品の発生が防止され、ひいては、被包
装物Wの無駄や、フィルム材のロス等も削減されるとい
う効果が達成される。このとき、プリント装置8による
プリント動作は、帯状フィルム13の現在位置を認識し
た上で行なうプリント動作ではないので、ピロー包装品
Sの正規の位置にプリントが施されないことも懸念され
る。しかしながら、例えば賞味期限や製造年月日等が正
確に正規の位置にプリントされていない場合であって
も、良品として取り扱うことのできる包装品の種類は多
く、従来は無条件に不良品として廃棄されていた包装品
を良品として採用することが可能となるので、前述した
効果は十分に達成されるといえる。
【0036】なお、本発明は上記実施の形態に限定する
ものではない。上記実施の形態では、タッチパネルディ
スプレイ22の画面23に表示された選択用ボタンにオ
ペレータ等が触れることにより、「フィルムロス減少制
御」を行なうか否かの情報が設定値として入力される例
を示したが、このような態様に限定するものではない。
例えば、制御部9に接続された記憶手段24に対し、
「フィルムロス減少制御」を行なうか否かについての情
報を設定値として予め記憶しておき、制御部9がこの記
憶手段24に記憶された設定値を読み込むことにより、
ステップS11におけるフィルムロス減少制御を行なう
か否かについての判断が行なわれるようにしてもよい。
また、制御部9によって読み込まれる設定値は、包装品
種毎に、例えばテーブル式データベース等の形式によ
り、記憶手段24に記憶しておくのが好ましい。そし
て、制御部9は、包装品種に対応した設定値を、記憶手
段24から検索し、検索した設定値を読み込むことによ
り、ステップS11におけるフィルムロス減少制御を行
なうか否かについての判断を行なうようにしてもよい。
これにより、包装品種の種類が変更される度に、「フィ
ルム減少制御」を行なうか否かについての選択をあらた
めて行なう手間が解消されるので、横型製袋充填機の利
便性がさらに向上する効果がある。
【0037】上記実施の形態では、「処理手段」がプリ
ント装置8である例を示したが、「処理手段」は帯状フ
ィルム13に対して何らかの処理を施す装置等により構
成されればよく、このような態様に限定するものではな
い。例えば、「処理手段」として、商品名あるいはバー
コード等が印刷されたラベルを帯状フィルムに貼着する
ための貼着装置や、開封用ノッチを形成するためのノッ
チ形成手段、または、シュリンクパック用の空気抜き穴
を帯状フィルムに開けるための穴開け装置等が設置され
た横型製袋充填機に対しても、本発明を適用することが
できる。
【0038】上記実施の形態では、「フィルム移送量検
出手段」が、回転板17及びその回転板17の外周に形
成されたスリットを検出するスリット検出装置18によ
り構成される例を示したが、このような態様に限定する
ものではない。例えば、フィルム繰出しローラ12の駆
動源であるモータM1に設けられたエンコーダE1を、
「フィルム移送量検出手段」として用いることが可能で
ある。この場合には、モータM1の駆動軸が所定量回転
する毎にエンコーダE1から検出信号が出力されるの
で、帯状フィルム13が所定量移送される毎にプリント
装置8を作動させることが可能となる。また、フィルム
繰出しローラ12の回転軸に設けられたカムと、そのカ
ムによって作動されるリミットスイッチの組み合わせに
よって「フィルム移送量検出手段」を構成することもで
きる。この場合には、フィルム繰出しローラ12の回転
に応じてカムが回転し、フィルム繰出しローラ12が所
定量回転する毎にリミットスイッチから検出信号が出力
されるので、帯状フィルム13が所定量移送される毎に
プリント装置8を作動させることが可能となる。その他
にも、「フィルム移送量検出手段」は、帯状フィルム1
3が移送されることに伴ない直接的に又は間接的にその
移送量を計測可能な装置等により構成されていればよ
く、例えば、各作動機構の同期の基準となるクロックパ
ルス信号発信手段とそのパルス信号をカウントするパル
スカウンターとの組み合わせによる装置で構成すること
もできる。
【0039】上記実施の形態では、ステップS16の処
理において、供給コンベヤ2の駆動源であるモータM2
が変速制御され、供給コンベヤ2の走行位置がエンコー
ダE2により検出されて他の作動機構に対し同期位置信
号が出力される例を示したが、このような態様に限定す
るものではない。例えば、ステップS16の処理におい
て、横型製袋充填機1を構成する各作動機構(フィルム
繰出しローラ12、供給コンベヤ2、フィルム送りロー
ラ4、エンドシール機構7)の駆動源であるモータM1
〜M4に対してクロックパルス信号等の同期の基準とな
る信号が出力され、これによってモータM1〜M4が互
いに同期した状態を保ちながら連続駆動されるようにし
てもよい。
【0040】上記実施の形態では、各作動機構(フィル
ム繰出しローラ12、供給コンベヤ2、フィルム送りロ
ーラ4、エンドシール機構7)に個別のモータM1〜M
4を配して同期駆動する方式の横型製袋充填機1を例に
して説明したが、例えば、1つの駆動モータによって各
作動機構をチェーン等により連係させて駆動する方式の
横型製袋充填機に対しても、本発明を適用することがで
きる。つまり、本発明での「同期」とは、各作動機構に
個別のモータを配してそれらのモータの回転量や速度を
各々電気的に制御して、各作動機構を所定のタイミング
と速度で動作させるもののみならず、各作動機構を機械
的に連結してそれらを所定のタイミングと速度で動作さ
せるようなものをも含む。また、制御部による「同期制
御」は、各作動機構のすべてに配されたモータ等の駆動
源を同期制御する方式だけでなく、各作動機構のうち一
部の作動機構がチェーン等を介して共通のモータで駆動
され、その共通のモータと他の作動機構とが機械的にタ
イミング合わせされて駆動されるような方式のものも含
まれる。このように、各作動機構をチェーン等により連
係させて駆動する方式では、フィルム移送手段(フィル
ム繰出しローラ12、フィルム送りローラ4)と主駆動
源との連係部に差動機構とその調節用モータが配設さ
れ、フィルム位置合わせ運転時には、オペレータ等がフ
ィルム位置調節用のインチング操作スイッチをON操作
する。すると、帯状フィルムは調節用モータが駆動され
ることで差動機構によって一時的に引き出され、オペレ
ータ等は目視により帯状フィルムが所定の同期位置に達
したのを確認してから、インチング操作スイッチをOF
F操作して差動機構を停止させる。したがって、このよ
うな手動によるフィルム位置合わせ運転の方式が採用さ
れた場合には、差動機構のインチング操作スイッチがO
N操作されているときに、本発明の「フィルムロス減少
制御」が行なわれるようにすれば、上記実施の形態と同
様な効果を達成させることができる。
【0041】上記実施の形態では、「フィルム送り手
段」を、帯状フィルム13を下流側に移送するフィルム
繰出しローラ12と筒状フィルム14を下流側に移送す
るフィルム送りローラ4との各々に個別のモータM1,
M3を配して駆動する方式としたが、本発明はこれに限
らず、フィルム繰出しローラ12とフィルム送りローラ
4とを1つのモータで連動させるものであってもよい
し、あるいは、フィルム繰出しローラ12に代えて、フ
ィルムロール10を直接駆動するモータを設けて帯状フ
ィルム13を下流側に移送する方式等の各種の方式を採
用した場合であっても適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
横型製袋充填機の運転開始時あるいは運転再開時等に行
なわれるフィルム位置合わせ運転時においても、必要に
応じて、帯状フィルムにプリント等の所要の処理を施す
ことのできる技術を提供できる。これにより、フィルム
にプリント等が施されていない不良品の発生を防止で
き、被包装物の無駄やフィルム材の無駄等が削減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における横型製袋充填機の概略構成
を模式的に表した図である。
【図2】横型製袋充填機を構成する各作動機構の連続運
転が開始されるまでの全体の制御を示すフローチャート
である。
【図3】フィルム位置合わせ運転の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】フィルムロス減少制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 … 横型製袋充填機 2 … 供給コンベヤ(供給手段) 3 … 製袋手段 4 … フィルム送りローラ(フィルム移送手段) 5 … 加熱ローラ 7 … エンドシール機構(エンドシール手段) 8 … プリント装置(プリント手段) 9 … 制御部(制御手段) 10 … フィルムロール 12 … フィルム繰出しローラ(フィルム移送手段) 13 … 帯状フィルム 14 … 筒状フィルム 15 … レジマーク検知センサ(レジマーク検知手
段) 16 … フィルム移送量検出手段 22 … タッチパネルディスプレイ(選択手段) 24 … 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 CA06 CC08 CC09 CC10 DD04 DF02 FA02 FB02 FB07 GB05 HA01 HA02 HA07 HA10 HB03 HB06 HB09 3E056 AA02 BA05 DA01 FA01 FA04 FD04 GA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム供給源より引き出される帯状フ
    ィルムを下流側に向けて移送するフィルム移送手段と、
    前記帯状フィルムが所定量移送される毎に検出信号を出
    力するフィルム移送量検出手段と、前記フィルム移送手
    段により移送される帯状フィルムに所要の処理を施す処
    理手段と、前記処理手段により所要の処理が施された帯
    状フィルムを筒状フィルムに成形する製袋手段と、前記
    製袋手段により成形された筒状フィルムに被包装物を供
    給する供給手段と、被包装物が供給された筒状フィルム
    にエンドシールを施すエンドシール手段と、前記フィル
    ム移送手段及び前記処理手段及び前記供給手段及び前記
    エンドシール手段の同期制御をする制御手段と、を備
    え、 前記制御手段は、同期制御の開始前に前記フィルム移送
    手段を作動させて前記帯状フィルムを所定の同期位置に
    まで移送させるフィルム位置合わせ運転を行い、そのフ
    ィルム位置合わせ運転時において、前記フィルム移送量
    検出手段から出力される検出信号に基いて前記処理手段
    を作動させるフィルムロス減少制御を行うことを特徴と
    する横型製袋充填機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の横型製袋充填機であっ
    て、 帯状フィルムに所定間隔毎に付されたレジマークを検知
    するレジマーク検知手段を備え、 制御手段は、前記レジマーク検知手段からの検知信号に
    応答してフィルム位置合わせ運転を停止して、フィルム
    移送手段及び処理手段及び供給手段及びエンドシール手
    段の同期制御を開始することを特徴とする横型製袋充填
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の横型製
    袋充填機であって、 処理手段は、帯状フィルムにプリントを施すプリント手
    段であることを特徴とする横型製袋充填機。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の横型製袋充填機であって、 フィルムロス減少制御を行うか否かを選択可能な選択手
    段を備え、 制御手段は、前記選択手段によりフィルムロス減少制御
    を行うことが選択されている場合に、フィルムロス減少
    制御を行うことを特徴とする横型製袋充填機。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載の横型製袋充填機であって、 フィルムロス減少制御を行うか否かを設定するための設
    定値が包装品種毎に記憶された記憶手段を備え、 制御手段は、包装品種に応じた設定値を前記記憶手段か
    ら読み込むことにより、フィルムロス減少制御を行うか
    否かを判断することを特徴とする横型製袋充填機。
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