JP2012079986A - プリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】半田ブリッジを防止できると同時に、プリント基板の生産性を向上できるプリント基板を提供すること。
【解決手段】複数のリード端子を有する電子部品を半田付けするため各リード端子に対応する半田ランドが半田ディップ方向に対して略直列状態に配設された半田ランド群を有するプリント基板において、半田ランド群の半田ランドのうち半田ディップ方向後側に配設される端末半田ランドの形状を、半田ディップ方向後側に略左右対称となるよう2方向に尖らせるとともに、端末半田ランドの尖らせた後方に各々半田引きランドを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント基板の半田付け構造に関するものであり、特に半田ブリッジ防止構造に関するものである。
従来から電子部品を実装するプリント基板の構造として、絶縁基板上に配線パターンを印刷形成してなるプリント基板上にICやコネクタ等の電子部品が実装され、この電子部品の各リード部はプリント基板に形成される複数の半田ランドが連なる直線配列半田ランドに各々設けられた貫通穴に挿入され、各半田ランドと各リード部を半田により固定している。
このように電子部品をプリント基板に実装し半田付けを行う際はフロー半田工程(半田ディップ)により実施されるが、プリント基板の搬送方向に対し最も下流側となる直線配列半田ランドに半田ブリッジを発生させないようにするため、直線配列半田ランドの搬送方向に対して最も下流側となる半田ランドの下流側近傍に半田引きランドを設けているものが提案されている。(特許文献1)
特開平03−222493
しかしながら、プリント基板の生産性を向上させるため複数枚の同じプリント基板を一体にした複数枚取りプリント基板を半田ディップする場合は、半田ディップ槽上を搬送中に複数枚取りプリント基板が撓んでしまい、複数枚取りプリント基板の各プリント基板上で半田の流動方向が同じにならないため、同じプリント基板でありながら異なる半田引きランドを設ける必要があった。
つまり、各プリント基板の電子部品の配置は同じであるが半田引きランドが異なるプリント基板を個々に設計する必要があり、設計コスト上昇や設計図管理が面倒となるため生産性が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、半田ブリッジを防止できると同時に、プリント基板の生産性を向上できるプリント基板を提供することを目的とする。
本発明は、複数のリード端子を有する電子部品を半田付けするため各リード端子に対応する半田ランドを有し、前記半田ランドが半田ディップ方向に対して略直列状態に配設された半田ランド群を有するプリント基板において、前記半田ランド群の半田ランドのうち半田ディップ方向後側に配設される端末半田ランドの形状を、半田ディップ方向後側に略左右対称となるよう2方向に尖らせるとともに、前記端末半田ランドの尖らせた後方に各々半田引きランドを設けたことを特徴とするプリント基板に係わるものである。
また、前記プリント基板は複数枚取り基板であり半田ディップ方向に複数枚同時に流すことを特徴とする請求項1記載のプリント基板に係わるものである。
また、前記端末半田ランドの半田ディップ方向後側に半田引きランドを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプリント基板に係わるものである。
前述のように構成することにより、複数枚取りプリント基板の各プリント基板において半田ブリッジを防止できると同時に、各プリント基板を共通化できるので生産性を向上できる。
本発明の実施例1の2枚取りプリント基板の裏上面図である。 本発明の実施例1の2枚取りプリント基板の正面図である。 本発明の実施例1のプリント基板の半田ランド要部の裏上面図である。 本発明の実施例2のプリント基板の半田ランド要部の裏上面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のプリント基板は、複数のリード端子を有する電子部品を半田付けするための半田ランド群が半田ディップ方向に対して略直列状態に設けられている。そして、この半田ランド群の半田ランドのうち半田ディップ方向後側に配設される端末半田ランドの形状を半田ディップ方向後側に略左右対称となるよう2方向に尖らせるとともに、この端末半田ランドの尖らせた後方に各々半田引きランドを設けている。
つまり、複数枚のプリント基板を一体にした複数枚取りプリント基板を半田ディップする場合、半田ディップ槽上を搬送中に複数枚取りプリント基板が撓んで各プリント基板上で半田の流動方向が左右方向に流れた場合でも、端末半田ランドの尖らせた後方に各々半田引きランドを設けているので、半田ランド群へは半田ディップ前方側から順次半田付けされるとともに半田の表面張力の作用により半田が後方の半田引きランドに引き取られることにより半田ランド間の半田ブリッジを発生させることなくスムーズな半田付けが行われるのである。
また、従来のように複数枚取りプリント基板において各プリント基板の電子部品の配置は同じであるが半田引きランドが異なるプリント基板を個々に設計する必要がなくなるので、設計コスト上昇を抑えられ設計図管理が楽になるため生産性が向上できるのである。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細な説明をする。尚、本実施例1及び実施例2では、複数枚取りプリント基板は2枚取りプリント基板について説明する。
図1は本発明の実施例1の2枚取りプリント基板の裏上面図、図2は本発明の実施例1の2枚取りプリント基板の正面図、図3は本発明の実施例1のプリント基板の半田ランド要部の裏上面図である。
図1において、2枚取りプリント基板1は、電子部品3や半田ランド群5、半田引きランド6a、6bの配置が全く同じ2枚のプリント基板2(2a、2b)より構成され、同時に2枚のプリント基板2a、2bの半田付けができるようになっており、半田ディップ後に個別のプリント基板2a、2bに分割出来るように予めVカット加工あるいはミシン目加工が施されている。
また、図2より半田ディップ槽8には熱で溶かされた半田が入っており、2枚取りプリント基板1が半田ディップ槽8上を半田ディップ方向に搬送される際に半田ランド群5にこの半田が接触し、電子部品3のリード端子4と半田ランド群5の半田ランドに付着するようになっている。
また、図3より2枚取りプリント基板1の各プリント基板2a、2bには、電子部品3の複数のリード端子4を半田付けするための半田ランドが半田ディップ方向(白抜矢印)と略直列状態になるように配置されて形成され、同時に半田ランド群5の各半田ランドにはリード端子4を挿入する貫通孔9が設けられ、この貫通孔9内に電子部品3のリード端子4が半田により固定される。
さらに、プリント基板2a、2bに設けられた半田ランド群5の半田ランドのうち半田ディップ方向後側に配設される端末半田ランド7の形状を半田ディップ方向後側に略左右対称となるよう2方向に尖らせるとともに、この端末半田ランド7の尖らせた後方に各々半田引きランド6a、6bが設けられている。
次に、上述のように構成されるプリント基板に半田付けを行う場合について説明する。
2枚取りプリント基板1は、図1に示すように半田ディップ槽8上を搬送中に半田の表面張力の作用により半田ランド群5の半田ディップ方向の半田ランドから端末半田ランド7まで順次半田付けされるが、図2に示すように電子部品3等の重みにより2枚取りプリント基板1は中央付近が撓んだ状態で半田ディップされる。
そして、端末半田ランド7においては2枚取りプリント基板1の撓みにより、図1に示すように各プリント基板2a、2b上での半田が2枚取りプリント基板1の中央に向かって流れ落ちるため(流動方向)、片方のプリント基板2aでは半田引きランド6bが半田を引き取り、一方のプリント基板2bでは半田引きランド6aが半田を引き取ることになる。
つまり、半田ディップ槽8上を搬送中に2枚取りプリント基板1が撓んで各プリント基板2a、2b上で半田の流動方向が左右方向に流れた場合でも、端末半田ランド7の尖らせた後方に各々半田引きランド6a、6bを設けているので、この各々の半田引きランド6a、6bに半田が引き取られることにより半田ランド間の半田ブリッジを発生させることなくスムーズな半田付けが行われるのである。
また、従来のように2枚取りプリント基板1において各プリント基板2a、2bの電子部品3の配置は同じであるが半田引きランド6a、6bが異なるプリント基板2a、2bを個々に設計する必要がなくなるので、設計コスト上昇を抑えられ設計図管理が楽になるため生産性が向上できるのである。
実施例2は図4に示すように端末半田ランド7の半田ディップ方向後側に半田引きランド6cを設けたプリント基板2である。
つまり、端末半田ランド7の尖らせた後方に各々半田引きランド6a、6bを設け、さらに半田ディップ方向後側にも半田引きランド6cを設けたので、半田ランド間の半田ブリッジを確実に防止できるのである。
尚、本実施例では2枚取りプリント基板1について説明を実施したが、複数のプリント基板を一体とする枚数は本実施例の2枚に限定されるものではない。
1 2枚取りプリント基板
2 プリント基板
3 電子部品
4 リード端子
5 半田ランド群
6a 半田引きランドa
6b 半田引きランドb
6c 半田引きランドc
7 端末半田ランド

Claims (3)

  1. 複数のリード端子を有する電子部品を半田付けするため各リード端子に対応する半田ランドを有し、前記半田ランドが半田ディップ方向に対して略直列状態に配設された半田ランド群を有するプリント基板において、前記半田ランド群の半田ランドのうち半田ディップ方向後側に配設される端末半田ランドの形状を、半田ディップ方向後側に略左右対称となるよう2方向に尖らせるとともに、前記端末半田ランドの尖らせた後方に各々半田引きランドを設けたことを特徴とするプリント基板。
  2. 前記プリント基板は複数枚取り基板であり半田ディップ方向に複数枚同時に流すことを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  3. 前記端末半田ランドの半田ディップ方向後側に半田引きランドを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプリント基板。
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