JP2012077858A - ガス充填システム、ガス充填方法、ガス充填装置およびタンク搭載装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タンク搭載装置では、複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクの温度を検出し、検出した前記第1のタンクの温度情報を前記ガス充填装置に送信する。ガス充填装置では、少なくとも第1のタンクの温度情報に基づいて第1のタンクの充填率を算出し、算出した充填率が充填率規定値を超えないように、ガス充填装置からタンク搭載装置へ供給する燃料ガスの供給条件を制御して、複数のタンクへのガスの充填を実行する。
【選択図】図1
Description
複数のタンクを有するタンク搭載装置に対してガス充填装置から燃料ガスを供給するためのガス充填システムであって、
前記タンク搭載装置は、
燃料ガスを貯蔵するための前記複数のタンクと、
前記複数のタンクにそれぞれ等しい圧力の燃料ガスを供給するガス充填路と、
前記ガス充填装置との間で通信を行なうタンク搭載装置側通信装置と、
を備え、
前記ガス充填装置は、
前記ガス充填路へ燃料ガスを供給するガス供給部と、
前記タンク搭載装置側通信装置との間で通信を行なうガス充填装置側通信装置と、
前記ガス供給部から前記ガス充填路に供給する燃料ガスの供給条件を制御する制御部と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクに前記第1のタンクの温度を検出する第1の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度センサーで検出された前記第1のタンクの温度情報を含むタンク情報が、前記タンク搭載装置側通信装置および前記ガス充填装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
前記制御部は、
少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて算出した前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填システム。
上記ガス充填システムにおいては、複数のタンクのうち、放熱性が最も良く、ガスの充填率が最も早くなる第1のタンクの温度を監視し、その温度に基づいて第1のタンクの充填率を求めて、求めた充填率が充填率の規定値を超えないように制御してガスの充填を実行することができるので、複数のタンクが充填率の規定値を超えないように充填を実行することが可能である。従って、従来のように複数のタンクのそれぞれについて圧力と温度を監視する必要がなく、燃料ガスのタンクへの充填仕様を満たしつつ、簡便な構成で複数のタンクに対して燃料ガスを同時に充填することができる。
適用例1に記載のガス充填システムであって、
前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクにも前記第2のタンクの温度を検出する第2の温度センサーが設けられており、
前記第1のタンクの温度情報に加えて前記第2の温度センサーで検出された前記第2のタンクの温度情報も、前記タンク情報として前記タンク搭載装置側通信装置および前記ガス充填装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
前記制御部は、
前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填システム。
上記ガス充填システムにおいては、複数のタンクのうち、放熱性が最も良く、ガスの充填率が最も早くなる第1のタンクの温度とともに放熱性が最も悪い第2のタンクの温度を監視し、第2のタンクの温度がガス充填仕様で規定されているタンクの温度規定値を超えないように制御するとともに、第1のタンクの温度に基づいて第1のタンクの充填率を求めて、求めた充填率が充填率の規定値を超えないように制御して、ガスの充填を実行することができるので、複数のタンクが温度規定値を超えないように、かつ、複数のタンクが充填率の規定値を超えないように充填を実行することが可能である。
複数のタンクを有するタンク搭載装置に対して燃料ガスを供給するためのガス充填装置であって、
前記タンク搭載装置へ燃料ガスを供給するガス供給部と、
前記タンク搭載装置との間で通信を行なうガス充填装置側通信装置と、
前記ガス供給部から前記タンク搭載装置に供給する燃料ガスの供給条件を制御する制御部と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクの温度情報がタンク情報として前記タンク搭載装置から前記ガス充填装置側通信装置に送信され、
前記制御部は、
少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて算出した前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填装置。
上記ガス充填装置を用いることにより、上記ガス充填システムを実現することができる。
適用例3に記載のガス充填装置であって、
前記第1のタンクの温度情報に加えて、前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクの温度情報もタンク情報として前記タンク搭載装置から前記ガス充填装置側通信装置に送信され、
前記制御部は、
前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填装置。
上記ガス充填装置を用いることにより、上記ガス充填システムを実現することができる。
複数のタンクを有し、ガス充填装置により前記複数のタンクへの燃料ガスの供給が可能なタンク搭載装置であって、
燃料ガスを貯蔵するための前記複数のタンクと、
前記複数のタンクにそれぞれ等しい圧力の燃料ガスを供給するガス充填路と、
前記ガス充填装置との間で通信を行なうタンク搭載装置側通信装置と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクに前記第1のタンクの温度を検出する第1の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度センサーで検出された前記第1のタンクの温度情報を含むタンク情報が、タンク搭載装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
送信した前記タンク情報のうち、前記第1のタンクの温度情報に基づいて、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給される
ことを特徴とするタンク搭載装置。
上記タンク搭載装置を用いることにより、上記ガス充填システムを実現することができる。
適用例5に記載のタンク搭載装置であって、
前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクにも前記第2のタンクの温度を検出する第2の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度情報に加えて前記第2の温度センサーで検出された前記第2のタンクの温度情報も、前記タンク情報としてタンク搭載装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
送信した前記タンク情報のうち、前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給されるとともに、前記第1のタンクの温度情報に基づいて、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給される
ことを特徴とするタンク搭載装置。
上記タンク搭載装置を用いることにより、上記ガス充填システムを実現することができる。
燃料ガスを貯蔵する複数のタンクを有するタンク搭載装置に対してガス充填装置から燃料ガスを供給するためのガス充填方法であって、
前記タンク搭載装置では、前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクの温度を検出し、検出した前記第1のタンクの温度情報を前記ガス充填装置に送信し、
前記ガス充填装置では、少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて前記第1のタンクの充填率を算出し、算出した充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から前記タンク搭載装置へ供給する燃料ガスの供給条件を制御して、前記複数のタンクへのガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填方法。
このガス充填方法によれば、従来のように複数のタンクのそれぞれについて圧力と温度を監視する必要がなく、燃料ガスのタンクへの充填仕様(規定)を満たしつつ、簡便な構成で複数のタンクに対して燃料ガスを同時に充填することができる。
適用例7に記載のガス充填方法であって、
前記タンク搭載装置では、前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクの温度を検出し、検出した前記第2のタンクの温度情報も前記ガス充填装置に送信し、
前記ガス充填装置では、前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記算出した充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から前記タンク搭載装置へ供給する燃料ガスの供給条件を制御して、前記複数のタンクへのガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填方法。
このガス充填方法によっても、従来のように複数のタンクのそれぞれについて圧力と温度を監視する必要がなく、燃料ガスのタンクへの充填仕様(規定)を満たしつつ、簡便な構成で複数のタンクに対して燃料ガスを同時に充填することができる。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.変形例:
A1.システム構成:
図1は、第1実施例としての水素充填システムの構成を示す説明図である。水素充填システムは、水素ステーション10が、燃料ガスとしての水素を、車両20に供給し、車両20に備える燃料タンクに充填するシステムである。
図2は、第1実施例としての水素充填システムにおける水素充填処理について示す説明図である。この水素充填処理は、ステーション側コントローラ150によって実行される。ここで、タンクの仕様は、温度85℃以下、充填率100%以下、タンク内圧力87.5MPa以下と法律により規定されているものとする。なお、SAE(Society of Automotive Engineers)規格においては、水素の充填のための仕様として、タンクの温度仕様である85℃を越えないための昇圧速度が規定されている。そこで、本実施例では、ステーション側コントローラ150は、この規定に従って、圧縮機110および送出バルブ120の動作を制御する。従って、以下で説明する水素充填処理は、基本的には、車両20の第1〜第3の車載タンク210〜230の温度がタンクの温度仕様として規定されている85℃を越えることはないという前提のもとに、充填率が100%を越えないように監視すればよい、という観点のもとに設計されている。
SOC[%]={(Z0×T0×P1)/(Z1×T1×P0)}×100 ・・・(1)
上記(1)式中、Zは圧縮係数、Tは温度、Pは圧力を示し、添え字「0」は基準値、添え字「1」は充填中の取得値を示す。なお、本例では、基準値としてZ0=Z1=0.99、T0=15℃、P0=70MPaを用いるものとする。また、充填中の取得値T1としては、放熱性の最もよい第1の車載タンク210に設けられた温度センサーTAが検出した温度が用いられる。従って、算出される充填率SOCは、放熱性の最も良い第1の車載タンク210の充填率となる。また、充填中の取得値P1としては、水素ステーション10から送出される水素の圧力、すなわち、圧力センサーPsが検出したステーション側水素圧力を利用し、このステーション側水素圧力から既知の圧損等を除去した値が用いられる。これは、車両20の圧力センサーPmが検出する車両側水素圧力は、車両依存性が高く精度が悪いため、水素ステーション10の圧力センサーPsが検出した信頼性の高いステーション側水素圧力を利用することとしたものである。
B1.システム構成:
図3は、第2実施例としての水素充填システムの構成を示す説明図である。第2実施例の水素充填システムも、水素ステーション10と車両20とから構成される点では同じである。ただし、車両20に備える第1〜第3の車載タンク210〜230のうち、放熱性の最も悪い第2の車載タンク220にも温度センサーTBが設けられており、第2の車載タンク220の温度の情報も、車両側通信装置240およびステーション側通信装置140を介して水素ステーション10に送信する点が異なっている。そして、これに対応すべく、車両側コントローラ260を車両側コントローラ260Bとしている。また、後述するように、第2の車載タンク220の温度情報も用いて水素充填処理を実行する点が異なっており、これに対応すべく、ステーション側コントローラ150をステーション側コントローラ150Bとしている。
図4は、第2実施例としての水素充填システムにおける水素充填処理について示す説明図である。この水素充填処理も、第1実施例と同様に、ステーション側コントローラ150Bによって実行される。
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、負荷的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
20…車両
100…貯蔵タンク
110…圧縮機
120…送出バルブ
130…送出ノズル
140…ステーション側通信装置
150…ステーション側コントローラ
150B…ステーション側コントローラ
200…レセプタクル
210…第1の車載タンク
220…第2の車載タンク
230…第3の車載タンク
240…車両側通信装置
250…充填路
250T…分岐管
252…第1の経路
254…第2の経路
256…第3の経路
258…第4の経路
260…車両側コントローラ
260B…車両側コントローラ
TA…温度センサー
TB…温度センサー
Ps…圧力センサー
Pm…圧力センサー
Claims (8)
- 複数のタンクを有するタンク搭載装置に対してガス充填装置から燃料ガスを供給するためのガス充填システムであって、
前記タンク搭載装置は、
燃料ガスを貯蔵するための前記複数のタンクと、
前記複数のタンクにそれぞれ等しい圧力の燃料ガスを供給するガス充填路と、
前記ガス充填装置との間で通信を行なうタンク搭載装置側通信装置と、
を備え、
前記ガス充填装置は、
前記ガス充填路へ燃料ガスを供給するガス供給部と、
前記タンク搭載装置側通信装置との間で通信を行なうガス充填装置側通信装置と、
前記ガス供給部から前記ガス充填路に供給する燃料ガスの供給条件を制御する制御部と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクに前記第1のタンクの温度を検出する第1の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度センサーで検出された前記第1のタンクの温度情報を含むタンク情報が、前記タンク搭載装置側通信装置および前記ガス充填装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
前記制御部は、
少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて算出した前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填システム。 - 請求項1に記載のガス充填システムであって、
前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクにも前記第2のタンクの温度を検出する第2の温度センサーが設けられており、
前記第1のタンクの温度情報に加えて前記第2の温度センサーで検出された前記第2のタンクの温度情報も、前記タンク情報として前記タンク搭載装置側通信装置および前記ガス充填装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
前記制御部は、
前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填システム。 - 複数のタンクを有するタンク搭載装置に対して燃料ガスを供給するためのガス充填装置であって、
前記タンク搭載装置へ燃料ガスを供給するガス供給部と、
前記タンク搭載装置との間で通信を行なうガス充填装置側通信装置と、
前記ガス供給部から前記タンク搭載装置に供給する燃料ガスの供給条件を制御する制御部と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクの温度情報がタンク情報として前記タンク搭載装置から前記ガス充填装置側通信装置に送信され、
前記制御部は、
少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて算出した前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填装置。 - 請求項3に記載のガス充填装置であって、
前記第1のタンクの温度情報に加えて、前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクの温度情報もタンク情報として前記タンク搭載装置から前記ガス充填装置側通信装置に送信され、
前記制御部は、
前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記燃料ガスの供給条件を制御して、前記タンク搭載装置の前記複数のタンクへの燃料ガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填装置。 - 複数のタンクを有し、ガス充填装置により前記複数のタンクへの燃料ガスの供給が可能なタンク搭載装置であって、
燃料ガスを貯蔵するための前記複数のタンクと、
前記複数のタンクにそれぞれ等しい圧力の燃料ガスを供給するガス充填路と、
前記ガス充填装置との間で通信を行なうタンク搭載装置側通信装置と、
を備え、
前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクに前記第1のタンクの温度を検出する第1の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度センサーで検出された前記第1のタンクの温度情報を含むタンク情報が、タンク搭載装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
送信した前記タンク情報のうち、前記第1のタンクの温度情報に基づいて、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給される
ことを特徴とするタンク搭載装置。 - 請求項5に記載のタンク搭載装置であって、
前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクにも前記第2のタンクの温度を検出する第2の温度センサーが設けられており、
前記第1の温度情報に加えて前記第2の温度センサーで検出された前記第2のタンクの温度情報も、前記タンク情報としてタンク搭載装置側通信装置を介して前記ガス充填装置に送信され、
送信した前記タンク情報のうち、前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給されるとともに、前記第1のタンクの温度情報に基づいて、前記第1のタンクの充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から燃料ガスが供給される
ことを特徴とするタンク搭載装置。 - 燃料ガスを貯蔵する複数のタンクを有するタンク搭載装置に対してガス充填装置から燃料ガスを供給するためのガス充填方法であって、
前記タンク搭載装置では、前記複数のタンクのうち、最も放熱性の良い第1のタンクの温度を検出し、検出した前記第1のタンクの温度情報を前記ガス充填装置に送信し、
前記ガス充填装置では、少なくとも前記第1のタンクの温度情報に基づいて前記第1のタンクの充填率を算出し、算出した充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から前記タンク搭載装置へ供給する燃料ガスの供給条件を制御して、前記複数のタンクへのガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填方法。 - 請求項7に記載のガス充填方法であって、
前記タンク搭載装置では、前記複数のタンクのうち、さらに、最も放熱性の悪い第2のタンクの温度を検出し、検出した前記第2のタンクの温度情報も前記ガス充填装置に送信し、
前記ガス充填装置では、前記第2のタンクの温度情報に基づいて、前記第2のタンクの温度が温度規定値を超えないように、かつ、前記算出した充填率が充填率規定値を超えないように、前記ガス充填装置から前記タンク搭載装置へ供給する燃料ガスの供給条件を制御して、前記複数のタンクへのガスの充填を実行する
ことを特徴とするガス充填方法。
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