JP2019145526A - 燃料ガス貯蔵供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料ガスの充填中に燃料ガスが燃料電池に流れてしまうことを抑制し、燃料ガスの消費中に燃料ガスが外部に漏洩することを抑制する。【解決手段】燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス貯蔵供給システムの制御装置は、第1逆止弁を有する充填口と、減圧弁と、燃料ガス配管と、上流側ガスタンクと充填口との間に設けられた上流側シャットバルブと、充填口と上流側シャットバルブとの間に設けられた第2逆止弁と、上流側シャットバルブと減圧弁との間に設置された圧力センサと、圧力センサの圧力測定値を用いて上流側シャットバルブの開閉を制御する制御装置と、を備える。制御装置は、上流側ガスタンクに燃料ガスが充填口を通じて充填されるときに、圧力センサから圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さい場合に、上流側シャットバルブを閉鎖させる。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス貯蔵供給システムに関するものである。
特許文献1には、燃料ガス用の第1タンク部と第2タンク部を備える燃料電池車が開示されている。第1タンク部と第2タンク部は、第1配管によって直列に接続されている。第1タンク部には、外部から燃料ガスを充填する際に用いる充填口が充填配管を介して接続されている。第2タンク部には、燃料ガスを燃料電池に供給する前に減圧するための高圧減圧弁が第2配管を介して接続されている。燃料ガスの充填時には、高圧減圧弁を閉鎖し、燃料ガスが充填口から第1タンク部と第2タンク部に充填される。燃料電池車の走行時には、高圧減圧弁が動作状態となり、第1タンク部から第1配管を経由して第2配管に流れた燃料ガス、及び、第2タンク部から第2配管に流れた燃料ガスが、高圧減圧弁によって減圧され、燃料電池に供給される。
特開2015−148234号公報
一般に、充填口から燃料ガスが外部に漏れることを防止するために、充填口には逆止弁が設けられている。燃料ガスの充填時において、高圧減圧弁が故障によって開放した場合には、燃料ガスが第1タンク部と第2タンク部に十分に充填されず、燃料電池に流れてしまう恐れがある。一方、燃料電池車の走行時において、充填口の逆止弁が故障によって開放した場合には、燃料ガスが第1タンク部と第2タンク部から充填口に逆流して、外部に漏洩してしまう恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料ガス貯蔵供給システムが提供される。この燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス貯蔵供給システムは、第1逆止弁を有する充填口と、前記燃料ガスの圧力を調整する減圧弁と、前記充填口と前記減圧弁を連結する燃料ガス配管と、前記燃料ガス配管に接続された1つ以上のガスタンクと、前記1つ以上のガスタンクのうちで前記充填口に最も近い上流側ガスタンクと、前記充填口との間の前記燃料ガス配管に設けられた上流側シャットバルブと、前記充填口と前記上流側シャットバルブとの間の前記燃料ガス配管に設けられた第2逆止弁と、前記上流側シャットバルブと前記減圧弁との間の前記燃料ガス配管に設置された圧力センサと、前記圧力センサの圧力測定値を用いて前記上流側シャットバルブの開閉を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記1つ以上のガスタンクに前記燃料ガスが前記充填口を通じて充填されるときに、前記圧力センサから前記圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、前記圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さい場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させる。
この形態の燃料ガス貯蔵供給システムによれば、燃料ガスをガスタンクに充填する際、圧力センサの圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さい場合には、減圧弁が故障して開放している可能性が高い。このとき、制御装置が上流側シャットバルブを閉鎖させるので、燃料ガスがガスタンクに充填されずに燃料電池に流れてしまうことを抑制できる。また、充填口と上流側シャットバルブとの間に第2逆止弁が設けられているので、燃料ガスの充填中でないときに、充填口の第1逆止弁が故障して開放した場合に、第2逆止弁によって燃料ガスの充填口への逆流が抑制され、燃料ガスが外部に漏洩することを抑制できる。
(2)上記形態の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、前記制御装置は、更に、前記燃料電池で前記燃料ガスが消費されるときに、前記圧力センサから前記圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、前記圧力測定値の低下率が予め定められた低下率閾値よりも大きい場合、又は、前記圧力測定値が予め定められた圧力閾値よりも小さい場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させてもよい。
この形態の燃料ガス貯蔵供給システムによれば、燃料ガスが燃料電池で消費される際、圧力センサの圧力測定値の低下率が予め定められた低下率閾値よりも大きい場合、又は、圧力測定値が予め定められた圧力閾値よりも小さい場合には、第1逆止弁が故障して開放している可能性が高い。このとき、制御装置が上流側シャットバルブを閉鎖させるので、燃料ガスが外部に漏洩することを更に抑制できる。
(3)上記形態の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、前記1つ以上のガスタンクは、前記上流側ガスタンクに相当する第1ガスタンクと、第2ガスタンクとを含み、前記第1ガスタンク及び前記第2ガスタンクのそれぞれは、口金と、前記口金に接続されたバルブモジュールと、を有し、前記バルブモジュールは、前記燃料ガス配管の一部を構成するサブ配管と、前記サブ配管から分岐して前記口金と接続された分岐配管と、前記分岐配管に設けられたシャットバルブと、を有し、前記上流側シャットバルブは、前記第1ガスタンクの前記バルブモジュールと前記充填口との間の前記燃料ガス配管に設けられていてもよい。
この形態の燃料ガス貯蔵供給システムにおいても、燃料ガスをガスタンクに充填する際に、燃料ガスがガスタンクに充填されずに燃料電池に流れてしまうことを抑制できる。また、燃料ガスが燃料電池で消費される際に、燃料ガスが外部に漏洩することを抑制できる。
(4)上記形態の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、前記1つ以上のガスタンクのそれぞれには、温度センサが設置されており、前記制御装置は、前記1つ以上のガスタンクに前記燃料ガスが前記充填口を通じて充填されるときに、更に、前記1つ以上のガスタンクのうちの少なくとも1つのガスタンクに設置された前記温度センサの温度測定値が、予め定められた温度閾値よりも高い場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させるものとしてもよい。この形態の燃料ガス貯蔵供給システムによれば、燃料ガス充填中に何らかの異常によりガスタンクが高温になった場合に上流側シャットバルブを閉鎖させるので、燃料ガスの充填を停止できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池システム等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態における燃料ガス貯蔵供給システムの概略説明図。 燃料ガス充填中の燃料ガス貯蔵供給システムの動作を説明する図。 燃料ガス充填中のフローチャート。 車両走行中の燃料ガス貯蔵供給システムの動作を説明する図。 車両走行中のフローチャート。 第2実施形態における燃料ガス貯蔵供給システムの概略説明図。 第3実施形態における燃料ガス貯蔵供給システムの概略説明図。
・第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における燃料ガス貯蔵供給システム900の概略説明図である。燃料ガス貯蔵供給システム900は、例えば燃料電池車両に搭載され、燃料電池400に水素(燃料ガス)を供給する。燃料ガス貯蔵供給システム900は、充填口100と、燃料ガス配管200と、第1ガスタンク510と、第2ガスタンク520と、制御装置600とを備える。第1ガスタンク510は、2つのガスタンク510,520のうちで、充填口100に最も近い上流側ガスタンクに相当する。
充填口100は、燃料ガス配管200の一端に取り付けられており、レセプタクル110と第1逆止弁120とを有する。レセプタクル110は、外部からの燃料ガスの入口である。第1逆止弁120は、燃料ガス貯蔵供給システム900内の燃料ガスがレセプタクル110に逆流して外部に漏洩するのを防止する弁である。
燃料ガス配管200は、サブ配管201〜205によって構成されている。サブ配管201には、充填口100から、第2逆止弁210と、上流側シャットバルブ220とがこの順に設けられている。第2逆止弁210は、燃料ガスの充填口100への逆流を防止する弁である。上流側シャットバルブ220は、電磁開閉弁であり、制御装置600が供給する信号により開閉を切り替える。
サブ配管201とサブ配管203の間には、第1ガスタンク510に付属する第1バルブモジュール230が接続されている。第1バルブモジュール230は、U型配管231と分岐配管239とを有する。U型配管231は、燃料ガス配管200の一部を構成し、サブ配管202に相当する。分岐配管239は、一端がU型配管231に接続されており、他端が第1ガスタンク510の口金511に接続されている。分岐配管239には、シャットバルブ232と安全弁233とが設けられている。
サブ配管203とサブ配管205の間には、第2ガスタンク520に付属する第2バルブモジュール240が接続されている。第2バルブモジュール240は、第1バルブモジュール230と同様に、U型配管241と分岐配管249とを有する。U型配管241は、燃料ガス配管200の一部を構成し、サブ配管204に相当する。分岐配管249は、一端がU型配管241に接続されており、他端が第2ガスタンク520の口金521に接続されている。分岐配管249には、シャットバルブ242と安全弁243とが設けられている。
サブ配管205には、上流側から順に減圧弁250とインジェクタ260とが設けられている。減圧弁250は、ガスタンク510,520から供給された高圧の燃料ガスを低圧の燃料ガスに調整する。インジェクタ260は、燃料ガスを噴射させて燃料電池400に供給する。
2つのバルブモジュール230,240の間のサブ配管203には、圧力センサ330が設置されている。圧力センサ330は、サブ配管203を流れる燃料ガスの圧力を測定し、その圧力測定値を制御装置600に供給する。また、第1ガスタンク510と第2ガスタンク520にはそれぞれ、第1温度センサ310と第2温度センサ320が設置されている。温度センサ310,320は、ガスタンク510,520の温度を測定し、その温度測定値を制御装置600に供給する。
制御装置600は、中央処理装置と、主記憶装置とを備えるマイクロコンピュータによって構成され、燃料ガス貯蔵供給システム900内の各種機器の動作を制御する。図1では、図示の便宜上、制御装置600と、上流側シャットバルブ220と温度センサ310,320及び圧力センサ330との間の制御信号やセンサ信号のための接続関係を破線で示している。制御装置600は、温度センサ310,320から供給される温度測定値、及び、圧力センサ330から供給される圧力測定値を用いて、上流側シャットバルブ220の開閉を制御する。
ここで、燃料ガスをガスタンク510,520に充填する際、減圧弁250は閉鎖した状態であり、上流側シャットバルブ220及びバルブモジュール230,240それぞれのシャットバルブ232,242は開いた状態である。燃料ガスは充填口100のレセプタクル110からサブ配管201,202に流れ込み、分岐配管239を経由して第1ガスタンク510に充填される。また、サブ配管202に流れた燃料ガスの一部は、サブ配管203,204及び分岐配管249を経由して、第2ガスタンク520に充填される。
一方、燃料ガス貯蔵供給システム900と燃料電池400を搭載した車両が走行する際、減圧弁250及び上流側シャットバルブ220、バルブモジュール230,240それぞれのシャットバルブ232,242は開いた状態である。第1ガスタンク510に貯蔵された燃料ガスは、分岐配管239と、U型配管231と、サブ配管203,204,205とを順に流れて燃料電池400に供給される。第2ガスタンク520に貯蔵された燃料ガスは、分岐配管249と、U型配管241と、サブ配管205とを順に流れて燃料電池400に供給される。なお、充填口100が第1逆止弁120を有するので、燃料ガスは充填口100から外に流れ出ない。また、充填口100と上流側シャットバルブ220との間に第2逆止弁210が設けられているので、第1逆止弁120が故障した場合にも、第2逆止弁210によって燃料ガスの逆流が防止され、燃料ガスが外部に漏洩することを抑制できる。
図2は、燃料ガスをガスタンク510,520に充填する際、減圧弁250が故障して開放した場合の燃料ガス貯蔵供給システム900の動作を説明する図である。制御装置600は、例えば赤外線によって水素ステーション700と信号を授受することが可能である。制御装置600と水素ステーション700との間の制御信号の接続関係を破線で示している。
水素ステーション700に貯蔵されている水素(燃料ガス)は、充填口100のレセプタクル110に接続されたノズル710を通じて燃料ガス貯蔵供給システム900に供給される。燃料ガス充填中、減圧弁250が正常に動作した場合、すなわち、減圧弁250が閉鎖している場合には、燃料ガスがガスタンク510,520に充填されるにつれ、圧力センサ330の圧力測定値が正常に上昇する。しかし、減圧弁250が故障して開放した場合には、燃料ガスがガスタンク510,520に充填されず、燃料電池400に流れてしまう。このため、圧力センサ330の圧力測定値の上昇率が正常の場合に比べて減少する。ここで、制御装置600は、圧力センサ330から圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、その圧力測定値の上昇率が過小の場合(図2の事象E11)には、上流側シャットバルブ220を閉鎖させる(図2の事象E12)。従って、減圧弁250が故障して開放した場合にも、燃料ガスがガスタンク510,520に充填されずに燃料電池400に流れてしまうことを抑制できる。制御装置600は、更に、水素ステーション700に警報を出させるようにしてもよい(図2の事象E13)。この警報により、燃料ガス充填の操作者は水素の充填を停止することができる。
制御装置600は、第1温度センサ310の第1温度測定値と、第2温度センサ320の第2温度測定値の少なくとも一方が、予め定められた温度閾値(例えば80〜90℃範囲内の任意の温度値)よりも高い場合に、上流側シャットバルブ220を閉鎖させるようにしてもよい。こうすれば、燃料ガス充填中に何らかの異常でガスタンク510,520が高温になった場合に燃料ガスの充填を停止できる。ただし、温度センサ310,320は省略してもよい。
図3は、燃料ガスをガスタンク510,520に充填する際のフローチャートである。充填開始後、ステップS810において、圧力センサ330(図1)は、燃料ガス配管200のサブ配管203(図1)を流れる燃料ガスの圧力を測定し、その圧力測定値を制御装置600(図1)に供給する。ステップS820において、制御装置600は、圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さいか否かを判定する。ここで、上昇率閾値は、予め制御装置600に記憶され、燃料ガスの圧力上昇率が正常と判定される最小値である。この上昇率閾値は、一定値としてもよく、あるいは、燃料ガスの充填に関連する1つ以上のパラメータ(例えば充填開始前の燃料ガスの残量や環境温度)に応じて決まる値としてもよい。
ステップS820において、圧力測定値の上昇率が上昇率閾値よりも小さいと判定された場合には、制御装置600はステップS850において上流側シャットバルブ220を閉鎖させる。これにより、ステップS860において、燃料ガスの充填が停止される。一方、圧力測定値の上昇率が上昇率閾値以上と判定された場合には、ステップS830において充填が継続される。ステップS840において、充填が終了した場合には、水素ステーション700のノズル710(図2)が充填口100のレセプタクル110から取り外されて充填終了となる。充填が終了していない場合には、再度、ステップS810において圧力センサ330が燃料ガスの圧力を測定する。なお、温度センサ310,320の温度測定値と温度閾値との比較に応じて上流側シャットバルブ220の閉鎖要否を判断する場合には、その判断はステップS820で実行される。
図4は、燃料ガス貯蔵供給システム900と燃料電池400を搭載した車両が走行する際、充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合の燃料ガス貯蔵供給システム900の動作を説明する図である。車両走行中に充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合、充填口100と上流側シャットバルブ220との間に第2逆止弁210が設けられているので、第2逆止弁210によって燃料ガスの充填口100への逆流が抑制され、燃料ガスの漏洩を抑制できる。また、燃料ガスの漏洩を更に抑制するために、以下の制御を行うことも可能である。
図4において、車両走行中に、ガスタンク510,520から供給される燃料ガスが燃料電池400に消費されるにつれ、圧力センサ330の圧力測定値が正常に低下する。しかし、充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合には、ガスタンク510,520から供給される燃料ガスの一部が充填口100のレセプタクル110から外部に漏洩してしまう可能性がある。このとき、第2逆止弁210が完全に閉鎖すれば、燃料ガスの外部への漏洩は発生しないが、第2逆止弁210も完全に閉鎖しない可能性がある。この場合には、圧力センサ330の圧力測定値の低下率が正常の場合に比べて増大し、燃料ガスの漏洩につれ圧力測定値が正常の場合に比べて低下する。ここで、制御装置600は、圧力センサ330から圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、その圧力測定値の低下率が過大か、又は圧力測定値が過小の場合(図4の事象E21)には、上流側シャットバルブ220を閉鎖させる(図4の事象E22)。これにより、燃料ガスが充填口100へ逆流して外部に漏洩するのが抑制される。制御装置600は、更に、車両の運転者に警報を発するようにしてもよい。
図5は、燃料ガス貯蔵供給システム900と燃料電池400を搭載した車両が走行する際のフローチャートである。走行開始後、ステップS910において、圧力センサ330(図1)は、燃料ガス配管200のサブ配管203(図1)を流れる燃料ガスの圧力を測定し、その圧力測定値を制御装置600(図1)に供給する。ステップS920において、制御装置600は、圧力測定値の低下率が予め定められた低下率閾値よりも大きいか否か、又は、圧力測定値が予め定められた圧力閾値よりも小さいか否かを判定する。ここで、低下率閾値は、予め制御装置600に記憶され、燃料ガスの圧力低下率が正常と判定される最大値である。また、圧力閾値は、予め制御装置600に記憶され、燃料電池400(図1)の正常な作動を維持するための燃料ガスの最低圧力である。低下率閾値は、一定値としてもよく、あるいは、燃料ガスの消費に関連する1つ以上のパラメータ(例えば、燃料電池400への燃料ガスの供給量や環境温度)に応じて決まる値としてもよい。圧力閾値も同様である。
ステップS920において、圧力測定値の低下率が低下率閾値よりも大きいと判定された場合、又は、圧力測定値が圧力閾値よりも小さいと判定された場合には、制御装置600はステップS930において上流側シャットバルブ220を閉鎖させて、ステップS940に移行する。一方、圧力測定値の低下率が低下率閾値以下、かつ、圧力測定値が圧力閾値以上と判定された場合には、そのままステップS940に移行する。ステップS940において、走行が終了した場合には、車両が停止する。走行が終了していない場合には、再度、ステップS910において圧力センサ330が燃料ガスの圧力を測定する。なお、このような車両走行中に圧力測定値に応じて上流側シャットバルブ220を閉鎖させる制御は、省略してもよい。
以上説明したように、第1実施形態では、燃料ガスを充填する際、圧力センサ330の圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さいと判定された場合に、制御装置600が上流側シャットバルブ220を閉鎖させるので、燃料ガスがガスタンク510,520に充填されずに燃料電池400に流れてしまうことを抑制できる。また、充填口100と上流側シャットバルブ220との間に第2逆止弁210が設けられているので、車両が走行する際に充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合に、第2逆止弁210によって燃料ガスの充填口100への逆流が抑制され、燃料ガスが外部に漏洩することを抑制できる。
なお、ガスタンク510,520のうち、減圧弁250により近い第2ガスタンク520及び第2バルブモジュール240は省略してもよい。逆に、3つ以上のガスタンクを設けるようにしてもよい。換言すれば、燃料ガス貯蔵供給システム900は、1つ以上のガスタンクを有するように構成される。この場合に、上流側シャットバルブ220は、充填口100と充填口100に最も近い上流側ガスタンク(第1ガスタンク510)との間の燃料ガス配管200(サブ配管201)に設けられる。また、圧力センサ330は、上流側シャットバルブ220と減圧弁250との間の燃料ガス配管200(サブ配管201〜205のいずれか)に設置される。
・第2実施形態:
図6は、第2実施形態における燃料ガス貯蔵供給システム900bの概略説明図であり、図1に対応した図である。図1に示す第1実施形態との違いは、圧力センサ330の設置位置、及び、バルブモジュール230b,240bの構成のみであり、他の構成は第1実施形態と同様である。図6において、圧力センサ330は、第2ガスタンク520のバルブモジュール240b内のU型配管241に接続されている。第1ガスタンク510のバルブモジュール230bのU型配管231には、フィルタ234,237と、逆止弁236,238と、開閉弁235とが設けられている。バルブモジュール240bも同様である。フィルタ234,237を設ければ、外部から充填された燃料ガスの中の異物を除去することができる。また、逆止弁236,238を設ければ、燃料ガスが充填口100側への逆流をより確実に抑制できる。
図6において、燃料ガス充填中に減圧弁250が故障して開放した場合の動作(図示せず)は、図2に示した第1実施形態の事象E11,E12と同様である。また、車両走行中に充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合の動作(図示せず)は、図4に示した第1実施形態の事象E21,E22と同様である。この第2実施形態も、第1実施形態とほぼ同様の効果を有する。
・第3実施形態:
図7は、第3実施形態における燃料ガス貯蔵供給システム900cの概略説明図であり、図1に対応した図である。図1に示す第1実施形態との違いは、燃料ガス配管200cの構成、及び、バルブモジュール230c,240cの構成のみであり、他の構成は第1実施形態と同様である。燃料ガス配管200cは、充填口100と減圧弁250を連結し、その途中に分岐流路270,280が設けられている。バルブモジュール230c,240cはそれぞれ、U型配管が省略されている。第1バルブモジュール230cの配管239が第1分岐流路270と接続されており、第2バルブモジュール240cの配管249が第2分岐流路280と接続されている。図7において、上流側シャットバルブ220は、第1分岐流路270の分岐点と充填口100との間の燃料ガス配管200cに設けられている。こうすれば、走行中に充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合に、第1ガスタンク510と第2ガスタンク520両方からの燃料ガスの逆流を抑制でき、燃料ガスが外部に漏洩することを抑制できる。
図7において、燃料ガス充填中に減圧弁250が故障して開放した場合の動作(図示せず)は、図2に示した第1実施形態の事象E11,E12と同様である。また、車両走行中に充填口100の第1逆止弁120が故障して開放した場合の動作(図示せず)は、図4に示した第1実施形態の事象E21,E22と同様である。この第3実施形態も、第1実施形態とほぼ同様の効果を有する。
・変形例:
なお、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
以上の実施形態では、燃料ガス貯蔵供給システム900は車載の燃料電池400に用いられていたが、本発明は定置型の燃料電池のための燃料ガス貯蔵供給システムにも適用可能である。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中や変形例の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
100…充填口
110…レセプタクル
120…第1逆止弁
200,200c…燃料ガス配管
201〜205…サブ配管
210…第2逆止弁
220…上流側シャットバルブ
230,230b,230c…第1バルブモジュール
231…U型配管
232…シャットバルブ
233…安全弁
234,237…フィルタ
235…開閉弁
236,238…逆止弁
239…分岐配管
240,240b,240c…第2バルブモジュール
241…U型配管
242…シャットバルブ
243…安全弁
249…分岐配管
250…減圧弁
260…インジェクタ
270…第1分岐流路
280…第2分岐流路
310…第1温度センサ
320…第2温度センサ
330…圧力センサ
400…燃料電池
510…第1ガスタンク
511…口金
520…第2ガスタンク
521…口金
600…制御装置
700…水素ステーション
710…ノズル
900,900b,900c…燃料ガス貯蔵供給システム
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するものであり、以下の形態として実現することが可能である。本発明の一形態は、燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス貯蔵供給システムであって、第1逆止弁を有する充填口と、前記燃料ガスの圧力を調整する減圧弁と、前記充填口と前記減圧弁を連結する燃料ガス配管と、前記燃料ガス配管に接続された単一のガスタンクと、前記ガスタンクと、前記充填口との間の前記燃料ガス配管に設けられた上流側シャットバルブと、前記充填口と前記上流側シャットバルブとの間の前記燃料ガス配管に設けられた第2逆止弁と、前記上流側シャットバルブと前記減圧弁との間の前記燃料ガス配管に設置された圧力センサと、前記圧力センサの圧力測定値を用いて前記上流側シャットバルブの開閉を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記ガスタンクに前記燃料ガスが前記充填口を通じて充填されるときに、前記圧力センサから前記圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、前記圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さい場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させる、
燃料ガス貯蔵供給システムとして提供される。

Claims (4)

  1. 燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス貯蔵供給システムであって、
    第1逆止弁を有する充填口と、
    前記燃料ガスの圧力を調整する減圧弁と、
    前記充填口と前記減圧弁を連結する燃料ガス配管と、
    前記燃料ガス配管に接続された1つ以上のガスタンクと、
    前記1つ以上のガスタンクのうちで前記充填口に最も近い上流側ガスタンクと、前記充填口との間の前記燃料ガス配管に設けられた上流側シャットバルブと、
    前記充填口と前記上流側シャットバルブとの間の前記燃料ガス配管に設けられた第2逆止弁と、
    前記上流側シャットバルブと前記減圧弁との間の前記燃料ガス配管に設置された圧力センサと、
    前記圧力センサの圧力測定値を用いて前記上流側シャットバルブの開閉を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記1つ以上のガスタンクに前記燃料ガスが前記充填口を通じて充填されるときに、前記圧力センサから前記圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、前記圧力測定値の上昇率が予め定められた上昇率閾値よりも小さい場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させる、
    燃料ガス貯蔵供給システム。
  2. 請求項1に記載の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、
    前記制御装置は、更に、前記燃料電池で前記燃料ガスが消費されるときに、前記圧力センサから前記圧力測定値を経時的に繰り返し取得し、前記圧力測定値の低下率が予め定められた低下率閾値よりも大きい場合、又は、前記圧力測定値が予め定められた圧力閾値よりも小さい場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させる、
    燃料ガス貯蔵供給システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、
    前記1つ以上のガスタンクは、前記上流側ガスタンクに相当する第1ガスタンクと、第2ガスタンクとを含み、
    前記第1ガスタンク及び前記第2ガスタンクのそれぞれは、口金と、前記口金に接続されたバルブモジュールと、を有し、
    前記バルブモジュールは、前記燃料ガス配管の一部を構成するサブ配管と、前記サブ配管から分岐して前記口金と接続された分岐配管と、前記分岐配管に設けられたシャットバルブと、を有し、
    前記上流側シャットバルブは、前記第1ガスタンクの前記バルブモジュールと前記充填口との間の前記燃料ガス配管に設けられている、
    燃料ガス貯蔵供給システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料ガス貯蔵供給システムにおいて、
    前記1つ以上のガスタンクのそれぞれには、温度センサが設置されており、
    前記制御装置は、前記1つ以上のガスタンクに前記燃料ガスが前記充填口を通じて充填されるときに、更に、前記1つ以上のガスタンクのうちの少なくとも1つのガスタンクに設置された前記温度センサの温度測定値が、予め定められた温度閾値よりも高い場合に、前記上流側シャットバルブを閉鎖させる、
    燃料ガス貯蔵供給システム。
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