JP2014141930A - 液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法 - Google Patents

液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液化ガス燃料を燃料タンクに充填したときに、配管の破損などによる漏れ以外の理由で作動した過流防止弁を、内燃機関の始動時に容易に元に戻すことができる液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法を提供する。
【解決手段】DMEの充填及び移充填に均圧方式を用い、移充填用タンク4及び供給用タンク5のそれぞれと気相ライン10との間に介設された第一気相用バルブ20a及び第二気相用バルブ20bに、過流防止弁27の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路40と、圧力均等化流路40を閉鎖又は開放する電磁弁41とを備えると共に、エンジン3の始動時に、電磁弁41を開いて、圧力均等化流路40を開放し、過流防止弁27の上流側と下流側の間に発生している圧力差を均等化するCU42を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ジメチルエーテル(以下、DMEという)などの液化ガス燃料を燃料とする内燃機関に液化ガス燃料を供給し、外部に液化ガス燃料が漏れ出ることを防ぐ過流防止弁を備える液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法に関する。
現在、ディーゼルエンジンに使用される軽油の代替燃料として、DME(ジメチルエーテル)などの液化ガス燃料を用いることが注目されている。このDMEをスタンドの貯蔵槽から車両に搭載した供給システムの燃料タンクに充填する際には、DMEの燃料の性状がLPガスに似て常温では5気圧程度で液化することから、スタンド側にてDMEを加圧する必要があり、押し込み充填方式が採用されている。
しかし、押し込み充填方式による充填中において、燃料タンク内の圧力とスタンドの充填設備の充填圧との間の差圧が少ない場合には、充填速度が遅く、充填時間が長くかかるという問題があった。特に夏場などの気温の高い条件のもとでは、燃料タンクの温度が上昇し、燃料タンク内の圧力が高くなり、さらに充填速度が遅くなる場合があり、特にトラックなどの燃料を多く積む必要のある車両では、問題となっていた。
そこで、燃料タンクの気相部分と、スタンドの貯蔵槽の気相部分とを配管で連通し、燃料タンクの内圧と貯蔵槽の内圧を均等にする、所謂均圧方式を採用した液化ガス燃料の供給システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、その均圧方式を採用した液化ガス燃料の供給システムについて、図7〜図9を参照しながら説明する。図7に示すように、車両1Xに搭載されたDMEの供給システム2Xは、エンジン3にDMEを供給するシステムであって、移充填用タンク4、供給用タンク5、充填用液相ライン6、移充填用液相ライン7、供給用液相ライン8、環流用液相ライン9、及び気相ライン10を備える。
また、充填用液相ライン6、移充填用液相ライン7、供給用液相ライン8、及び環流用液相ライン9とのそれぞれに設けられる第一液相用バルブ11〜第五液相用バルブ15と、移充填用液相ライン7を介して移充填用タンク4のDMEを供給用タンク5に供給する移充填用ポンプ16と、供給用液相ライン8を介してエンジン3にDMEを供給する供給用ポンプ17と、接続用のカップリング(充填口)18と、充填用液相ライン6及び移充填用液相ライン7にそれぞれ設けられるチェックバルブ(逆止弁)19a及び19bと、気相ライン10に設けられる第一気相用バルブ20aX及び第二気相用バルブ20bXと、を備える。
なお、以後、スタンド30から移充填用タンク4及び供給用タンク5にDMEを導くことを充填といい、移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを導くことを移充填といい、供給用タンク5からエンジン3にDMEを導くことを供給という。
充填時は、計量器32を経由して、スタンド30の貯蔵槽31に接続され、液相用充填口33aと気相用充填口33bを有するノズル33に、カップリング18を接続し、第一気相用バルブ20aX、第二気相用バルブ20bX、第一液相用バルブ11、及び第二液相用バルブ12を開いた状態で充填する。
このときのカップリング18は気液一体となっているので、DMEを充填するのと同時
に移充填用タンク4と供給用タンク5のそれぞれの気相部分Ga及びGbと、貯蔵槽31の気相部分Gsが連通することで、それぞれの気相部分Ga、Gb、及びGsの圧力を均等にして、DMEの充填速度を高めることができる。
車両1Xの走行中に、供給用タンク5のDMEが消費され、移充填用タンク4から供給用タンク5へDMEを移充填するときは、移充填用タンク4の第三液相用バルブ13と供給用タンク5の第二液相用バルブ12を予め開いておき、移充填用ポンプ16から移充填用液相ライン7を介して供給用タンク5に移充填する。
このとき、第一気相用バルブ20aXと第二気相用バルブ20bXを開放して、DMEを充填したときと同様に、移充填用タンク4の気相部分Gaと、供給用タンク5の気相部分Gbとを連通することで、それぞれの圧力を均等にして、安価な低圧ポンプで移充填可能とする。
エンジン3への供給時は、供給用ポンプ17から供給用液相ライン8を介してエンジン3へDMEを供給し、エンジン3から環流用液相ライン9を介して余剰となったDMEを環流する。このとき、供給用液相ライン8と環流用液相ライン9に設けた第四液相用バルブ14と第五液相用バルブ15を開く。
一方、LPガスやDMEなどの液化ガス燃料の配管には、事故などによる燃料配管の破損により燃料が大量に漏れ出ることを防ぐ装置を設ける必要がある。そこで、上記の供給システム2Xには、図8に示すように、第一気相用バルブ20aXと第二気相用バルブ20bX(以後、同様の構成のため、第一気相用バルブ20aXを例に説明する)に規定流量以上にDMEの気体が流れた場合に、流路を遮断する過流防止弁27が備わっている。
この第一気相用バルブ20aXは、ハウジング(筐体)21内に主流通路22を備え、主流通路22の第一開口部23を移充填用タンク4の連通口とし、また、第二開口部24を気相用ライン10との連通口とする。また、その主流通路22を開放又は閉鎖する主弁25と、第一開口部23を遮断する過流防止弁27とを備える。この主弁25とハウジング21の間をオーリングOrによりシールする。
過流防止弁27は、図9に示すように、主流通路22内に配置したスプリング(弾性体)28と主流通路22を流れるDMEの気相の通過抵抗の関係により、DMEの気体が規定流量以上流通するとスプリング28のセット圧以上となり主流通路22を塞ぐ構造となっている。過流防止弁27が図中の上方に閉じて第一開口部23を塞ぐと、固定軸29も上方に移動する。
従来の供給システム2Xは、上記のように、DMEの気相用ライン10を備えることで、移充填用タンク4、供給用タンク5、及び貯蔵槽31間の圧力を均圧して、円滑に移充填することができると共に、第一気相用バルブ20aX及び第二気相用バルブ20bXに過流防止弁27を備えることにより、DMEが配管から漏れ出ることを防止している。
しかし、上記の均圧方式を採用した供給システム2Xの場合は、カップリング18をノズル33に接続し、充填を開始すると、移充填用タンク4と供給用タンク5の内圧が、貯蔵槽31の内圧より高いことがあり、瞬間的に気相用ライン10のDMEの気体が移充填用タンク4及び供給用タンク5から貯蔵槽31へ流れることになり、過流防止弁27が作動する場合がある。
過流防止弁27は、気相用弁装置20aの内側に設置されたスプリング28と過流防止弁27とハウジング21との主流通路22(隙間)を流れるDMEの通過抵抗の関係により、設定流量以上になるとスプリング28のセット圧以上になり主流通路22を塞ぐ構造
となっている。
よって、機械的にスプリング28のセットにより閉止する流量が決められており、過流防止弁27としての流量セットと、供給時の流量セットが異なると単一の弁として両立することが困難である。
仮に過流防止弁27が閉じても、充填流量が低下するが充填は可能であるため、運転者は、過流防止弁27が作動しDMEの気体が流通する主流通路22が閉じていることに気がつかないことがある。そして、過流防止弁27が閉じた状態で車両1Xが走行し、移充填用タンク4から供給用タンク5へDMEの移充填作業が開始される。しかし、過流防止弁27が作動して主流通路22が遮断されて、気相用ライン10が閉鎖されている状態になっているため、移充填用タンク4と供給用タンク5との間の圧力が均等にならずに、供給用タンク5の圧力のみが上昇し、移充填作業時間が長くなり、最悪移充填が行えなくなるという可能性がある。
特開2007−262903号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、液化ガス燃料を燃料タンクに充填したときに、配管の破損などによる漏れ以外の理由で作動した過流防止弁を、内燃機関の始動時に容易に元に戻すことができる液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の液化ガス燃料の供給システムは、貯蔵槽から複数の燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、液化ガス燃料の液相部分を移送する充填用液相ラインと、走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、液化ガス燃料の液相部分を移送する移充填用液相ラインと、前記他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を供給する際に、液化ガス燃料を移送する供給用液相ラインと、前記貯蔵槽から各前記燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、前記貯蔵槽と各前記燃料タンクの気相部分を連通し、走行中に前記一方の燃料タンクから前記他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、前記一方の燃料タンクと前記他方の燃料タンクの気相部分を連通する気相ラインと、を備えると共に、前記燃料タンクと前記気相ラインとの間に介設された気相用弁装置が、液化ガス燃料の気体が流通する主流通路と、液化ガス燃料の気体が前記燃料タンクから前記貯蔵槽に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記主流通路を遮断する過流防止弁と、を備えて構成される液化ガス燃料の供給システムにおいて、前記気相用弁装置に、前記過流防止弁の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路と、該圧力均等化流路を閉鎖又は開放する開閉弁とを備えると共に、前記内燃機関の始動時に、前記開閉弁を開いて、前記圧力均等化流路を開放し、前記過流防止弁の上流側と下流側の間に発生している圧力差を均等化する制御装置を備えて構成される。
この構成によれば、充填元の貯蔵槽から液化ガス燃料を燃料タンクに充填した際に、燃料タンク内圧力と貯蔵槽の圧力の差圧が大きくなり、貯蔵槽と接続したときに気相用ラインを通過している気相の流量が瞬間的に大きくなる場合に、過流防止弁が作動したとしても、内燃機関の始動時に、開閉弁を開いて、圧力均等化流路を開放することで、過流防止弁の前後の圧力を均等にして、過流防止弁を元の状態に戻すことができる。
また、気相用弁装置に圧力均等化流路と開閉弁を設けることで、従来の気相用弁装置を交換するだけで、上記の作用効果を得ることができるので、部品点数を少なくすると共に、容易に設置することができる。
なお、ここでいう充填とは、供給システムの外部の貯蔵槽から燃料タンクに液化ガス燃料を導くことをいい、移充填とは、走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を導くことをいい、供給とは、他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を導くことをいう。
また、上記の液化ガス燃料の供給システムにおいて、前記制御装置が、前記内燃機関の始動信号を受信すると前記開閉弁を開き、予め設定した時間が経過した後に前記開閉弁を閉じる手段を備えて構成されると、液化ガス燃料を充填した際に、過流防止弁が作動した場合であっても、車両の走行開始時に予め定められた時間内で開閉弁を開き、過流防止弁の前後の圧力を均等することができる。
これにより、過流防止弁が開き、主流通路が開放されるので、走行中の燃料タンク間で燃料を移送することができる。また、予め設定した時間が経過すると開閉弁は閉じるので、過流防止弁の機能を維持することができる。
なお、ここでいう、予め設定された時間とは、過流防止弁の前後の圧力を均等することが可能な時間であり、例えば、5秒〜10秒ぐらいに設定すると、内燃機関の始動直後に過流防止弁の機能を有効にすることができる。
加えて、上記の問題を解決するための車両は、上記に記載の液化ガス燃料の供給システムを搭載して構成される。この構成によれば、内燃機関の始動時に、過流防止弁を開いた状態にすることができるので、走行中の燃料タンク間の液化ガス燃料の移充填に支障を生じさせずに、行うことができる。
さらに、上記の問題を解決するための車両の始動方法は、貯蔵槽から複数の燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、液化ガス燃料の液相部分を移送する充填用液相ラインと、走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、液化ガス燃料の液相部分を移送する移充填用液相ラインと、前記他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を供給する際に、液化ガス燃料を移送する供給用液相ラインと、前記貯蔵槽から各前記燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、前記貯蔵槽と各前記燃料タンクの気相部分を連通し、走行中に前記一方の燃料タンクから前記他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、前記一方の燃料タンクと前記他方の燃料タンクの気相部分を連通する気相ラインと、を備えると共に、前記燃料タンクと前記気相ラインとの間に介設された気相用弁装置が、液化ガス燃料の気体が流通する主流通路と、液化ガス燃料の気体が前記燃料タンクから前記貯蔵槽に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記主流通路を遮断する過流防止弁と、を備えて構成される液化ガス燃料の供給システムを搭載する車両の始動方法において、前記内燃機関の始動時に、前記過流防止弁の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路を閉鎖又は開放する開閉弁を開いて、前記圧力均等化流路を開放し、前記過流防止弁の上流側と下流側との間で発生している圧力差を均等化し、予め設定した時間が経過した後に前記開閉弁を閉じて、前記圧力均等化流路を閉鎖することを特徴とする方法である。
上記の方法によれば、内燃機関の始動時に、液化ガス燃料の充填時に配管から漏れ以外の理由で作動した過流防止弁を元の状態に戻すので、車両走行時の燃料タンク間の液化ガス燃料の移充填を行うことができる。また、仮に配管に漏れがあった場合は過流防止弁の
機能が働き、再度主流通路を閉じることができる。
本発明によれば、液化ガス燃料を燃料タンクに充填したときに、配管の破損などによる漏れ以外の理由で作動した過流防止弁を、内燃機関の始動時に容易に元に戻すことができる。これにより、車両の走行中に、過流防止弁の本来の機能を維持しつつ、一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填することができる。
本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムを示す概略図であり、供給時の状態を示す。 本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムを示す概略図であり、走行中の移充填時、及び供給時の状態を示す。 図1の弁装置を示す拡大断面図であり、供給時に過流防止弁が閉じた状態を示す。 図1の弁装置を示す拡大断面図であり、内燃機関の始動時に弁装置が開いた状態を示す。 図1の弁装置を示す拡大断面図であり、主弁を閉じた状態を示す。 本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムを搭載した車両の始動時の電気信号を示す。 従来の液化ガス燃料の移充填システムを示す概略図である。 図7の弁装置を示す拡大断面図であり、過流防止弁が開いた状態を示す。 図7の弁装置を示す拡大断面図であり、過流防止弁が閉じた状態を示す。
以下、本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システム、車両、及び車両の始動方法について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、液化ガス燃料として、ジメチルエーテル(以下、DMEとする)を用いた車両について説明するが、例えば、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)、液化ブタンガス(LBG)、及び液化水素燃料などにも適用することができる。また、DMEを貯蔵する燃料タンクを二本搭載した車両について説明するが、本発明は二本以上の燃料タンクを搭載したものにも適用することができる。
また、これ以降、充填とは供給システムの外部の貯蔵槽から燃料タンクに液化ガス燃料を導くこととし、移充填とは走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を導くこととし、供給とは他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を導くこととする。
まず、本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システムと、それを搭載した車両について、図1及び図3を参照しながら説明する。図1及び図3に示すように、車両1に搭載された供給システム2は、図7に示す従来の供給システム2Xの第一気相用バルブ20aXと第二気相用バルブ20bXに代えて、過流防止弁27の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路40と、圧力均等化流路40を閉鎖又は開放する電磁弁(開閉弁)41とを備える第一気相用バルブ(気相用弁装置)20a及び第二気相用バルブ(気相用弁装置)20bを備えて構成される。
また、エンジン3の始動時に、電磁弁41を開いて、圧力均等化流路40を開放し、過流防止弁27の上流側と下流側の間に発生している圧力差を均等化するCU(制御装置)42を備えて構成される。
詳しくは、図1に示すように、図7に示す従来の供給システム2Xと同様に、貯蔵槽31から移充填用タンク4及び供給用タンク5にDMEを充填する際にノズル33に接続され、DMEの液相部分Fsを移充填用タンク4及び供給用タンク5のそれぞれの液相部分Fa及びFbに移送する充填用液相ライン6と、走行中に移充填用タンク4(一方の燃料タンク)から供給用タンク5(他方の燃料タンク)にDMEを移充填する際に、DMEの液相部分Faを供給用タンク5の液相部分Fbに移送する移充填用液相ライン7と、供給用タンク5からエンジン(内燃機関)3にDMEを供給する際に、DMEを移送する供給用液相ライン8と、貯蔵槽31から移充填用タンク4及び供給用タンク5にDMEを充填する際にノズル33に接続され、貯蔵槽31、移充填用タンク4、及び供給用タンク5のそれぞれの気相部分Gs、Ga、及びGbを連通し、走行中に移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填する際に、移充填用タンク4の気相部分Gaと供給用タンク5の気相部分Gbを連通する気相ライン10と、を備える。
移充填用タンク4と気相ライン10との間にそれぞれ介設された第一気相用バルブ20a(第二気相用バルブ20bは第一気相用バルブ20aと同様の構成のため、説明は省略する)は、図3に示すように、ハウジング(筐体)21内に主流通路22を備え、主流通路22の第一開口部23を移充填用タンク4の連通口とし、また、第二開口部24を気相用ライン10との連通口とする。また、その主流通路22を開放又は閉鎖する主弁25と、第一開口部23を遮断する過流防止弁27と、過流防止弁27を移充填用タンク4側に付勢するスプリング(弾性体)28と、過流防止弁27と接合され、過流防止弁27と共に上下に作動する固定軸29と、を備える。
上記の構成に加えて、本発明は、第一気相用バルブ20aに圧力均等化流路40と電磁弁41とを備えると共に、その電磁弁41の開閉動作を制御するCU(制御装置)42を備える。
圧力均等化流路40は、第一気相用バルブ20aのハウジング21に主流通路22と別に設けられ、DMEの気相を流通させる流路であり、過流防止弁27の上流側と下流側とを連通する流路である。この実施の形態では、移充填用タンク4の気相部分Gaと気相ライン10とを連通する流路として形成されたが、本発明はこれに限定せずに、例えば、移充填用タンク4の気相部分Gaと主流通路22とを連通する流路として形成してもよい。
電磁弁41は、周知の技術の電磁弁であるが、圧力均等化流路40を閉鎖又は開放することができればよく、油圧弁などを用いてもよい。
CU42は、エンジンキー43と連動し、電気回路によって電磁弁41の開閉制御を行うマイクロコントローラであり、エンジン3の始動信号を受信時、つまりキーON時に電磁弁41を開弁して、圧力均等化流路40を開放し、予め設定した時間T1が経過した後に電磁弁41を閉弁して、圧力均等化流路40を閉鎖する圧力均等化手段S1を備えて構成される。
この圧力均等化手段S1により、貯蔵槽31から移充填用タンク4及び供給用タンク5にDMEを充填する際に、移充填用タンク4及び供給用タンク5のそれぞれのタンク内圧力と貯蔵槽31内圧力の差圧が大きく、気相ライン10内の通過DMEの気相の流量が瞬間的に大きくなり過流防止弁27が作動しても、図4に示すように、電磁弁41を開弁することによって、圧力均等化流路40を開放し、移充填用タンク4及び供給用タンク5から気相ライン10に圧力を抜くことができる。
これにより、過流防止弁27の上流側と下流側の圧力が均等化され、スプリング28の付勢力により過流防止弁27を開くことができ、過流防止弁27を元の状態に戻すことが
できる。よって、図2に示すように、車両1の走行中に、移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填することができる。また、過流防止弁27の本来の機能、つまり、事故などによる各ラインの破損によりDMEが大量に漏れ出ることを防ぐ機能を維持することもできる。
上記のCU42は、この実施の形態では、エンジン3の制御などを行うECU(エンジンコントロールユニット)とは別に設けたが、圧力均等化手段S1を有したECUを代わりに用いてもよい。
次に、この供給システム2を備える車両1の始動方法について、図6を参照しながら説明する。この車両1の始動方法は、車両1の始動時、つまりエンジン3の始動時に、圧力均等化手段S1を行うものである。具体的には、図6に示すように、キーON時に、つまりエンジン3の始動信号をCU42が受信した時に、CU42が、電磁弁41を開ける。そして、予め定めた時間T1が経過した後に、CU42が電磁弁41を閉じる。
この予め定めた時間T1とは、過流防止弁27の上流側(実施の形態では、移充填用タンク4側)と下流側(この実施の形態では気相ライン10側)の圧力が均等化するまでの時間であり、圧力均等化流路40の流通量に基づいて任意の値に設定することができる。この実施の形態では、5秒〜10秒程度に設定した。
この車両1の始動方法によれば、DMEを充填した際に、図3に示すように、過流防止弁27が作動したとしても、図6に示すように、車両1の走行開始時に予め定められた時間T1内で電磁弁41を開き、過流防止弁27の前後の圧力を均等することができる。これにより、図4に示すように、過流防止弁27が開き、主流通路22が開放されるので、走行中の移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移送して移充填することができる。また、予め設定した時間T1が経過すると電磁弁41は閉じるので、過流防止弁27の機能を維持することができる。
車両1の走行中に移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填する際に、過流防止弁27が閉じた場合は、移充填用液相ライン7、あるいは気相ライン10に破損があり、DMEが漏れている状態である。この場合は、図5に示すように、第一気相用バルブ20a及び第二気相用バルブ20bのそれぞれのハンドル26を操作し、主弁25を閉じて主流通路22を遮断する。
このとき、主弁25は、主流通路22を遮断すると同時に、固定軸29を図中の下方に押し、固定軸29に接合された過流防止弁27を開放状態にする。過流防止弁27が開放状態であっても主弁25自体が主流通路22を遮断しているため、DMEの気相は流れることがないため、DMEの流出を防止することができる。
この状態で、車両1内の充填用液相ライン6、移充填用液相ライン7、供給用液相ライン8、環流用液相ライン9、及び気相ライン10(以下、配管で統一する)を点検し、DMEの漏れがないか否かを判断する。配管からの漏れなどがあれば、速やかに修理などを行う。一方、点検の結果、配管からの漏れなどが無ければ、ハンドル26を操作し、主弁25を開けて主流通路22を開放する。
なお、この実施の形態ではハンドル26を手動で回転させて主弁25を閉じるように構成された第一気相用バルブ20aを例に説明したが、本発明はこれに限定せず、例えば、ハンドル26の代わりに電磁弁などを備え、その電磁弁で主弁25を開閉するように構成してもよい。電磁弁で主弁25を開閉するように構成すると、運転者が運転席から主弁25の開閉を操作することが可能となり、利便性が向上する。
次に、この供給システム2の充填方法について、図1を参照しながら説明する。なお、ここで、図1では、白抜き矢印はDMEの気相の流れを示し、塗り潰し矢印はDMEの液相の流れを示す。
貯蔵槽31から移充填用タンク4及び供給用タンク5にDMEを充填する場合は、図1に示すように、まずカップリング18をノズル33に接続する。カップリング18はノズル33と接続されると、流路が開放され、接続されていないと遮断されるように構成される。また、このカップリング18はノズル33を接続すると充填用液相ライン6と気相ライン10とが同時にスタンド30側と接続されるように構成される。
カップリング18とノズル33とが接続されると、移充填用タンク4の第一気相用バルブ20aと供給用タンク5の第二気相用バルブ20bを介して、気相部分Ga、Gb、及びGsが連通し均圧され、また、図示しないポンプによりDMEの液体が加圧されて、移充填用タンク4の第一液相用バルブ11と供給用タンク5の第二液相用バルブ12を介して、貯蔵槽31の液相部分FsからDMEが移充填用タンク4の液相部分Fa及び供給用タンク5の液相部分Fbに移送される。
このとき、移充填用タンク4又は供給用タンク5の各圧力が、貯蔵槽31側の圧力より高いことがあり、瞬間的に車両1側からスタンド30側にDMEの気体が流れることにより、第一気相用バルブ20a及び第二気相用バルブ20bの各過流防止弁27が作動してしまう可能性がある。この場合、貯蔵槽31からの充填速度は下がるが、充填は行われる。
充填が完了した後に、第一気相用バルブ20a及び第二気相用バルブ20bの各過流防止弁27が閉じたままだと、車両1の走行中に移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填しようとしても、過流防止弁27が閉じて、移充填用タンク4と供給用タンク5の圧力が均圧されないため、移充填に支障が生じる。そこで、本発明は、車両1の走行開始時、つまりエンジン3の始動時に、前述した始動方法を用いることで、過流防止弁27を開け、走行中の移充填用タンク4から供給用タンク5へのDMEの移充填を、配管に問題がない場合は、確実に行えるようにした。
次に、移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填する場合について、図2を参照しながら説明する。図2に示すように、走行中に、供給用タンク5から供給用ポンプ17によりDMEをエンジン3に供給する。このとき、余剰燃料はエンジン3から環流用液相ライン9を介して、供給用タンク5に戻される。
そして、供給用タンク5のDMEが消費されると、移充填用ポンプ16により移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填する。このとき、第一気相用バルブ20aと第二気相用バルブ20bが開いているので、移充填用タンク4と供給用タンク5の内圧を均等にして、移充填用タンク4から供給用タンク5にDMEを移充填することができる。
本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の供給システム2を搭載した車両1は、エンジン3の始動時に、過流防止弁27を開いた状態にすることができるので、走行中の移充填用タンク4から供給用タンク5へのDMEの移充填に支障を生じさせずに、行うことができる。特に、本発明は、大型、且つ長距離走行可能なトラックに備えられる大容量の移充填用タンク4及び供給用タンク5に充填及び移充填する場合に好適である。
本発明の液化ガス燃料の供給システムは、液化ガス燃料を燃料タンクに充填したときに、配管の破損などによる漏れ以外の理由で作動した過流防止弁を、内燃機関の始動時に容易に元に戻し、車両の走行中に、過流防止弁の本来の機能を維持しつつ、一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填することができるので、DMEなどの液化ガス燃料を用いるエンジンを搭載し、且つ複数の燃料タンクを備えたトラックなどの車両に利用することができる。
1 車両
2 供給システム
3 エンジン(内燃機関)
4 移充填用タンク(一方の燃料タンク)
5 供給用タンク(他方の燃料タンク)
6 充填用液相ライン
7 移充填用液相ライン
8 供給用液相ライン
9 環流用液相ライン
10 気相ライン
11〜15 第一液相用バルブ〜第五液相用バルブ
16 移充填用ポンプ
17 供給用ポンプ
18 カップリング(充填口)
19 チェックバルブ(逆止弁)
20a 第一気相用バルブ(気相用弁装置)
20b 第二気相用バルブ(気相用弁装置)
21 ハウジング
22 主流通路
23 第一開口部
24 第二開口部
25 主弁
26 ハンドル
27 過流防止弁
28 スプリング(弾性体)
29 固定軸(離隔部材)
30 スタンド
31 貯蔵槽
32 計量器
33 ノズル
40 圧力均等化流路
41 電磁弁(開閉弁)
42 CU(コントロールユニット;制御装置)
43 エンジンキー
S1 圧力均等化手段

Claims (4)

  1. 貯蔵槽から複数の燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、液化ガス燃料の液相部分を移送する充填用液相ラインと、
    走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、液化ガス燃料の液相部分を移送する移充填用液相ラインと、
    前記他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を供給する際に、液化ガス燃料を移送する供給用液相ラインと、
    前記貯蔵槽から各前記燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、前記貯蔵槽と各前記燃料タンクの気相部分を連通し、走行中に前記一方の燃料タンクから前記他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、前記一方の燃料タンクと前記他方の燃料タンクの気相部分を連通する気相ラインと、を備えると共に、
    前記燃料タンクと前記気相ラインとの間に介設された気相用弁装置が、液化ガス燃料の気体が流通する主流通路と、液化ガス燃料の気体が前記燃料タンクから前記貯蔵槽に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記主流通路を遮断する過流防止弁と、を備えて構成される液化ガス燃料の供給システムにおいて、
    前記気相用弁装置に、前記過流防止弁の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路と、該圧力均等化流路を閉鎖又は開放する開閉弁とを備えると共に、
    前記内燃機関の始動時に、前記開閉弁を開いて、前記圧力均等化流路を開放し、前記過流防止弁の上流側と下流側の間に発生している圧力差を均等化する制御装置を備えることを特徴とする液化ガス燃料の供給システム。
  2. 前記制御装置が、前記内燃機関の始動信号を受信すると前記開閉弁を開き、予め設定した時間が経過した後に前記開閉弁を閉じる手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液化ガス燃料の供給システム。
  3. 請求項1又は2に記載の液化ガス燃料の供給システムを搭載することを特徴とする車両。
  4. 貯蔵槽から複数の燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、液化ガス燃料の液相部分を移送する充填用液相ラインと、
    走行中に一方の燃料タンクから他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、液化ガス燃料の液相部分を移送する移充填用液相ラインと、
    前記他方の燃料タンクから内燃機関に液化ガス燃料を供給する際に、液化ガス燃料を移送する供給用液相ラインと、
    前記貯蔵槽から各前記燃料タンクに液化ガス燃料を充填する際に、前記貯蔵槽に接続され、前記貯蔵槽と各前記燃料タンクの気相部分を連通し、走行中に前記一方の燃料タンクから前記他方の燃料タンクに液化ガス燃料を移充填する際に、前記一方の燃料タンクと前記他方の燃料タンクの気相部分を連通する気相ラインと、を備えると共に、
    前記燃料タンクと前記気相ラインとの間に介設された気相用弁装置が、液化ガス燃料の気体が流通する主流通路と、液化ガス燃料の気体が前記燃料タンクから前記貯蔵槽に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記主流通路を遮断する過流防止弁と、を備えて構成される液化ガス燃料の供給システムを搭載する車両の始動方法において、
    前記内燃機関の始動時に、前記過流防止弁の上流側と下流側とを連通する圧力均等化流路を閉鎖又は開放する開閉弁を開いて、前記圧力均等化流路を開放し、前記過流防止弁の上流側と下流側との間で発生している圧力差を均等化し、
    予め設定した時間が経過した後に前記開閉弁を閉じて、前記圧力均等化流路を閉鎖することを特徴とする車両の始動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016156288A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社デンソー 燃料タンクシステム
JP2016156371A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社デンソー 燃料供給装置及び制御方法

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