JP5966793B2 - 液化ガス燃料の充填システムと、その充填方法。 - Google Patents

液化ガス燃料の充填システムと、その充填方法。 Download PDF

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Description

本発明は、ジメチルエーテル(以下、DMEという)などの液化ガス燃料が漏れ出ることを防ぐ過流防止弁を備える液化ガス燃料の充填システムと、その充填システムの充填方法に関する。
現在、ディーゼルエンジンに使用される軽油の代替燃料として、ジメチルエーテル(DME)などの液化ガス燃料を用いることが注目されている。このDMEを充填スタンドから車両に充填する際には、DMEの燃料の性状がLPガスに似て、常温では5気圧程度で液化することから、充填スタンド側にてDMEを加圧する、押し込み充填方式が採用されていた。
押し込み充填方式による充填中に燃料タンク内の圧力と充填設備の充填圧の差圧が少ない場合が発生し、その場合には、充填速度が遅く、充填時間が長くかかっていた。特に夏場などの気温の高い条件では、燃料タンク内の圧力が高くなり、さらに充填速度が遅くなる場合があった。特にトラックなどの燃料を多く積む必要のある車両では、問題となる。
そこで、車両の燃料タンクの気相と、充填スタンドの貯槽の気相とを配管でつなぎ、燃料タンクの内圧と貯槽の内圧を均等にする、均圧方式と呼ばれている充填方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、その均圧方式の充填方法について、図7を参照しながら説明する。車両1Xのエンジン2にDMEを供給する充填システム3Xは、メインタンク4、サブタンク5、及びカップリング6を備え、カップリング6に液相用充填口6aと、気相用充填口6bを設ける。
液相用ライン7は、液相用充填口6aから途中で分岐し、メインタンク4の第1液相用バルブ20aとサブタンク5の第2液相用バルブ20bに接続される充填用配管21、第1ポンプ22からエンジン2に接続される供給用配管23、エンジン2から余剰燃料をメインタンク4に戻す戻り用配管24、及びサブタンク5の第2ポンプ25からメインタンク4に接続される補充用配管26を備え、充填用配管21と補充用配管26にはそれぞれチェックバルブ(逆止弁)27aと27bを設ける。
気相用ライン8は、気相用充填口6bから途中で分岐し、メインタンク4の第1気相用バルブ10aとサブタンク5の第2気相用バルブ10bに接続される。
充填時は、充填スタンド30の貯槽31と接続された計量器32に接続されている液相用充填口33aと気相用充填口33bを有するノズル33をカップリング6に接続し、第1気相用バルブ10a、第2気相用バルブ10b、第1液相用バルブ20a、及び第2液相用バルブ20bを開いた状態で充填する。
このときのカップリング6は気液一体となっているので、DMEを充填するのと同時にメインタンク4とサブタンク5のそれぞれの気相Ga及びGbと、貯槽31の気相Gsが連通することで、それぞれの気相Ga、Gb、及びGsの圧力が均等になり、DMEの充填速度を高めることができる。
エンジン2への供給時は、第1ポンプ22から供給用配管23を介してエンジン2へ供
給し、エンジン2から戻り用配管24を介して余剰燃料を戻す。このとき、供給用配管23と戻り用配管24に備えた第3液相用バルブ20cと第4液相用バルブ20dを開く。
メインタンク4のDMEが消費され、サブタンク5からメインタンク4へDMEを補充するときは、サブタンク5の第5液相用バルブ20eとメインタンク4の第1液相用バルブ20aを開き、第2ポンプ25から補充用配管26を介してメインタンク4に補充する。
このとき、第1気相用バルブ10aと第2気相用バルブ10bを開放して、DMEを補充するのと同時に、メインタンク4の気相Gaと、サブタンク5の気相Gbとを連通することで、それぞれの圧力が均等となり、DMEの補充速度を高めることができる。
一方、LPガスやDMEなどの液化ガス燃料の配管には、事故などによる燃料配管の破損により燃料が大量に漏れ出ることを防ぐ装置を設ける必要がある。そこで、上記の充填システム3Xには、図8に示すように、メインタンク4の第1気相用バルブ10aとサブタンク5の第2気相用バルブ10bに規定流量以上にDMEの気相が流れた場合に、流路を遮断する過流防止弁17が備わっている。
この第1気相用バルブ10aは、ハウジング11内に流通路12を備え、流通路12の第1開口部13をメインタンク4の連通口とし、また、第2開口部14を気相用ライン8との連通口とする。また、その流通路12を開放又は遮断する主弁15と、第1開口部13を遮断する過流防止弁17とを備える。この主弁15とハウジング11の間をオーリングOrによりシールする。加えて、過流防止弁17と固定軸19とを接合する。
過流防止弁17は、図9に示すように、流通路12内に配置したスプリング18と流通路12を流れるDMEの気相の通過抵抗の関係により、DMEの気相が規定流量以上流通するとスプリング18のセット圧以上となり流通路12を塞ぐ構造となっている。過流防止弁17が図中の上方に閉じて第1開口部13を塞ぐと、固定軸19も上方に移動する。
従来の充填システム3Xは、上記のように、DMEの気相用ライン8を備えることで、各タンク4、5、及び31間の圧力を均圧して、円滑に充填することができると共に、第1気相用バルブ10a及び第2気相用バルブ10bに過流防止弁17を備えることにより、DMEが配管から漏れ出ることを防止している。
しかし、上記の均圧式の充填システム3Xの場合は、ノズル33を車両側のカップリング6に接続し、充填を開始すると、メインタンク4とサブタンク5の内圧が、貯槽31の内圧より高いことがあり、瞬間的に気相用ライン8のDMEの気相がメインタンク4及びサブタンク5から貯槽31へ流れることになり、過流防止弁17が作動する。
その場合でも、充填流量が低下するが充填は可能であるため、運転者は、過流防止弁17が作動しDMEの気相が流通する流通路12が閉じていることに気がつかないことがある。そのように過流防止弁17が閉じた状態で車両の走行を開始した場合で、サブタンク5からメインタンク4へDMEの充填作業が開始されると、過流防止弁17が作動して流通路12が遮断されている為、気相用ライン8が閉まっている状態になっているため、メインタンク4とサブタンク5間の圧力均等にならずに、メインタンク4の圧力のみが上昇し、充填作業時間が長くなり、最悪充填が行えなくなるという可能性がある。
特開2007−262903号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、液化ガス燃料が規定流量以上に流出することを防ぐ過流防止弁が作動しているか否かを、運転者が確認することができる液化ガス燃料の充填システムと、その充填方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の液化ガス燃料の充填システムは、液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、液化ガス燃料の気相を前記燃料タンクと充填元との間で弁装置を介して流通する気相用ラインと、液化ガス燃料の液相を前記燃料タンクに前記充填元から移送する液相用ラインとを備えると共に、前記弁装置が、液化ガス燃料の気相が流通する流通路と、液化ガス燃料の気相が前記燃料タンクから前記充填元に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記流通路を遮断する過流防止弁とを備えて構成される液化ガス燃料の充填システムにおいて、前記燃料タンク内の液化ガス燃料の気相の充填先圧力と、前記充填元内の液化ガス燃料の気相の充填元圧力との差圧が、予め定めた差圧判定値以上の場合に、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したと判断し、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したとの警告を発生する警告装置を備えて構成される。
この構成によれば、燃料タンクと充填元の差圧から過流防止弁が流通路を遮断したことを判断し、運転者に警告するので、運転者が、過流防止弁が流通路を遮断したか否かを知ることができる。これにより、液化ガス燃料が配管から漏れている場合は速やかに対応することができ、一方、液化ガス燃料が漏れていない場合は過流防止弁を元の状態に戻して充填を円滑に行うことができる。
なお、ここでいう過流防止弁とは、液化ガス燃料の気相が流通路の一方から他方へ規定流量以上に流出することを防ぐことができ、液化ガス燃料の気相が他方から一方へ流出することを可能にする装置である。これにより、弁装置が設けられたシステム内で配管の破損などにより液化ガス燃料の液相又は気相が大量に漏れ出ることを防ぐことができる。
また、上記の液化ガス燃料の充填システムにおいて、前記弁装置が、前記流通路を前記過流防止弁とは別に遮断し、且つ前記流通路を遮断するときに前記過流防止弁を開放する主弁を備えて構成されると、過流防止弁が作動したことを警告された運転者は、主弁を閉じて、配管からの液化ガス燃料の漏れなどに対応することができる。そして、配管からの液化ガス燃料の漏れなどが無い場合は、その閉じた主弁を開けて、過流防止弁を元の状態に戻すので、過流防止弁が作動したまま液化ガス燃料を充填することを防止し、充填作業時間が長くなること、又は充填作業が行えなくなることを抑制することができる。
加えて、上記の液化ガス燃料の充填システムにおいて、前記燃料タンクをメインタンクで、前記充填元を少なくとも一つのサブタンク、又は、充填スタンドの貯槽でそれぞれ構成すると、充填元をサブタンクで構成する場合は、車両の運転中に、過流防止弁が作動したか否かを、運転者が確認することができる。また、充填元を充填スタンドの貯槽で構成する場合は、車両へ液化ガス燃料を充填する際に、過流防止弁が作動したか否かを、運転者が確認することができる。
さらに、上記の問題を解決するための液化ガス燃料の充填システムの充填方法は、液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、液化ガス燃料の気相を前記燃料タンクと充填元との間で弁装置を介して流通する気相用ラインと、液化ガス燃料の液相を前記燃料タンクに前記充填元から移送する液相用ラインとを備えると共に、前記弁装置が、液化ガス燃料の気相が流通する流通路と、液化ガス燃料の気相が前記燃料タンクから前記充填元に予め定めた
流量以上の流量で流通するときに、前記流通路を遮断する過流防止弁とを備えて構成される液化ガス燃料の充填システムの充填方法において、前記燃料タンク内の液化ガス燃料の気相の充填先圧力と、前記充填元内の液化ガス燃料の気相の充填元圧力との差圧が、予め定めた差圧判定値以上の場合に、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したと判断し、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したとの警告を発生することを特徴とする方法である。
その上、上記の液化ガス燃料の充填システムの充填方法において、警告後に、前記弁装置に設けた主弁で、前記流通路を前記過流防止弁とは別に遮断して充填システムを点検し、前記充填システムに液化ガス燃料の液相又は気相の漏れが無い場合に、前記主弁で遮断した前記流通路を開放するときに前記過流防止弁を開放することが好ましい。
従来の均圧方式の充填システムの場合、充填ホースを車両に接続し、充填を開始する際は車両側燃料タンクの内圧が、貯槽側圧力より高いことがあり、瞬間的に車両より貯槽へ気相ラインのガスが流れることにより、過流防止弁が作動してしまう可能性がある。その状態で走行を開始した場合、メインタンクからサブタンクへの充填作動が開始されると、過流防止弁が作動し流通路を遮断しているため、タンク間の圧力均等にならず、メインタンクの圧力が上昇し、充填作業が長くなり、充填が行えなくなる可能性がある。
上記の充填方法によれば、過流防止弁が作動し、流通路を遮断したことを運転者に警告することができる。これにより、配管に漏れなどがある場合は、運転者が主弁で流通路を遮断する対応を行うことができる。また、配管に漏れが無い場合は、運転者がその主弁を開放することで、過流防止弁を開放することができるので、上記の問題を解決することができる。
本発明によれば、液化ガス燃料が規定流量以上に流出することを防ぐ過流防止弁が作動しているか否かを、運転者が確認することができる。その後、運転者は弁装置の主弁を閉じて配管からの漏れなどを確認することができる。そして、配管からの漏れなどが無ければ、過流防止弁も元の状態に戻すことができる。
本発明に係る第1の実施の形態の液化ガス燃料の充填システムを示す概略図である。 本発明に係る第1の実施の形態の液化ガス燃料の充填システムの動作を示すフローチャートである。 図1の弁装置を示す拡大断面図であり、主弁を閉じた状態を示す。 図1の充填システムを示す概略図であり、充填スタンドから各燃料タンクに充填する状態を示す。 図1の充填システムを示す概略図であり、サブタンクからメインタンクに充填する状態を示す。 本発明に係る第2の実施の形態の液化ガス燃料の充填システムを示す概略図である。 従来の液化ガス燃料の充填システムを示す概略図である。 図7の弁装置を示す拡大断面図であり、過流防止弁が開いた状態を示す。 図7の弁装置を示す拡大断面図であり、過流防止弁が閉じた状態を示す。
以下、本発明に係る実施の形態の液化ガス燃料の充填システムと、その充填システムの充填方法について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、液化ガス燃料として、ジメチルエーテル(以下、DMEとする)を用いた車両について説明するが
、例えば、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)、液化ブタンガス(LBG)、及び液化水素燃料などにも適用することができる。また、DMEを貯蔵するタンクを二本搭載した車両について説明するが、本発明は二本以上のタンクを搭載したものにも適用することができる。
まず、本発明に係る第1の実施の形態の液化ガス燃料の充填システムを搭載した車両について、図1を参照しながら説明する。この充填システム3は、図7の従来の充填システム3Xの構成に加えて、図1に示すように、メインタンク(燃料タンク)4に充填先圧力センサ40aと、サブタンク(充填元)5に充填元圧力センサ40bをそれぞれ備えると共に、各圧力センサ40a及び40bと接続されたCU(コントロールユニット;制御装置)41と、そのCU41に制御される警告灯42を備えて構成される。
この各圧力センサ40a及び40bは、周知の技術のセンサで構成され、それぞれメインタンク4のDMEの気相Gaの圧力と、充填元となるサブタンク5のDMEの気相Gbの圧力を検出している。充填先圧力センサ40aと充填元圧力センサ40bは信号線によりCU41と接続される。
よって、この充填システム3は、メインタンク4を充填先の燃料タンクとし、充填先圧力センサ40aが充填先圧力Paを検知し、サブタンク5を充填元とし、充填元圧力センサ40bがサブタンク5の気相Gbの充填元圧力Pbを検知するように構成されている。
なお、この実施の形態では、各圧力センサ40a及び40bとCU41とを信号線により接続したが、例えば、各圧力センサ40a及び40bで検知した情報を無線信号でCU41に入力するように構成してもよい。
CU41は、電気回路によって警告灯42の点灯と消灯の制御を行うマイクロコントローラであり、各圧力センサ40a及び40bの検知した圧力の差圧の値を予め定めた差圧判定値と比較して、過流防止弁17が閉じたか否かを判断している。この実施の形態では、エンジン2の制御などを行うECU(エンジンコントロールユニット)とは別に設けたが、その制御機能を有したECUを代わりに用いてもよい。
警告灯42は、点灯することにより、過流防止弁17が閉じて、流通路12が遮断されたことを運転者に報知することができる装置である。この実施の形態では、点灯によりその状態を運転者に報知する装置を用いたが、本発明はこれに限定しない。例えば、過流防止弁17が閉じて、流通路12が遮断したときに、警告音を発する装置を用いてもよい。
次に、この充填システム3の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、車両1の走行中に、充填元であるサブタンク5からメインタンク4へDMEを充填する際の動作について説明する。また、メインタンク4の気相Gaの充填先圧力をPaとし、サブタンク5の気相Gbの充填元圧力をPbとする。
この動作は、エンジンキーがONにされ、エンジン2を始動すると開始される動作であり、あるいは、エンジン2の作動中には、ある一定の時間毎に行われる動作である。まず、充填先圧力センサ40aがメインタンク4の気相Gaの充填先圧力Paを、また、充填元圧力センサ40bがサブタンク5の気相Gbの充填元圧力Pbを検知するステップS10を行う。
次に、CU41が、充填先圧力Paと充填元圧力Pbの差圧ΔPが、予め定めた差圧判定値Pnよりも大きいか否かを判断するステップS20を行う。このステップS20で差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きい場合は、メインタンク4と充填元のサブタンク5と
の間で均圧できていない、つまり第1気相用バルブ10a及び第2気相用バルブ10bの少なくともどちらか一方の過流防止弁17が閉じている状態と判断する。
差圧ΔPが、サブタンク5からメインタンク4へDMEを移送する第2ポンプ25の能力を超えた場合は、充填不可となる。そのため、差圧判定値Pnは、その第2ポンプ25のポンプ差圧(ポンプ能力ともいう)が目安となる。例えば、第2ポンプ25のポンプ差圧(通常は0.3MPa〜0.5MPa)が0.5MPaとすると、差圧判定値Pnは0.5MPa、あるは0.5MPa〜0.7MPaに設定される。
このステップS20で、差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きいと判断されると、次に、CU41が警告灯42を点灯するステップS30を行って、再度ステップS10へと戻る。一方、ステップS20で、差圧ΔPが差圧判定値Pn以下と判断されると、次に、警告灯42を消灯するステップS40を行って、スタートへと戻る。
この動作によれば、差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きい場合に、過流防止弁17が作動し、DMEの気相が流通する流通路12を遮断したと判断し、警告灯42を点灯するので、運転者は、車両1の走行中に、過流防止弁17が作動したこと、あるいは充填スタンド30から充填した際に過流防止弁17が作動していたことを知ることができる。
次に、警告灯42が点灯した後の対処について、図3、図8、及び図9を参照しながら説明する。まず、警告灯42が点灯したことにより、図9に示すように、過流防止弁17が閉じて、流通路12が遮断されたことを知った運転者は、図3に示すように、第1気相用バルブ10a及び第2気相用バルブ10bのそれぞれのハンドル16を操作し、主弁15を閉じて流通路12を遮断する。
このとき、主弁15は、流通路12を遮断すると同時に、固定軸19を図中の下方に押し、固定軸19に接合された過流防止弁17を開放状態にする。過流防止弁17が開放状態であっても主弁15自体が流通路12を遮断しているため、DMEの気相は流れることがない。
次に、車両1内の液相用ライン7、気相用ライン8、充填用配管21、及び補充用配管26(以下、配管で統一する)を点検し、DMEの漏れがないか否かを判断する。配管からの漏れなどがあれば、速やかに修理などを行う。一方、点検の結果、配管からの漏れなどが無ければ、ハンドル16を操作し、図8に示すように、主弁15を開けて流通路12を開放する。
この動作によって、過流防止弁17を通常の位置に戻すことができる。これにより、従来の均圧方式の充填システム3Xの場合に発生していた問題、つまり充填時に配管からの漏れが無い場合で、過流防止弁17が作動して、流通路12が遮断された状態で、サブタンク5からメインタンク4への充填作動が開始され、メインタンク4とサブタンク5の圧力均等ができずに、メインタンク4の圧力が上昇し、充填作業が長くなり、充填が行えなくなるという問題を解決することができる。
なお、この実施の形態ではハンドル16を手動で回転させて主弁15を閉じるように構成された第1気相用バルブ10aを例に説明したが、本発明はこれに限定せず、例えば、ハンドル16の代わりに電磁弁を備え、その電磁弁で主弁15を開閉するように構成してもよい。電磁弁で主弁15を開閉するように構成すると、運転者が運転席から主弁15の開閉を操作することが可能となり、利便性が向上する。
次に、この充填システム3の充填方法について、図4及び図5を参照しながら説明する
。なお、ここで、図4及び図5では、白抜き矢印はDMEの気相の流れを示し、塗り潰し矢印はDMEの液相の流れを示す。
貯槽31からメインタンク4及びサブタンク5にDMEを充填する場合は、図4に示すように、まずカップリング6にノズル33を接続する。カップリング6はノズル33と接続されると、流路が開放され、接続されていないと遮断されるように構成される。また、このカップリング6はノズル33を接続すると液相用ライン7と気相用ライン8とが同時に充填スタンド30側と接続されるように構成される。
各バルブ10a、10b、20a〜20eは過流防止弁17が閉じて、充填システム3の修理が必要な場合や、車両の整備を行う場合以外は通常開いた状態であり、カップリング6とノズル33とが接続されると、メインタンク4の第1気相用バルブ10aとサブタンク5の第2気相用バルブ10bを介して、気相Ga、Gb、及びGsが連通し、また、メインタンク4の第1液相用バルブ20aとサブタンク5の第2液相用バルブ20bを介して、液相部Fa、Fb、及びFsが連通する。
図示しないポンプによりDMEの液相が加圧されて、充填スタンド30からメインタンク4及びサブタンク5に充填が開始される。そして、液相用ライン7を介してメインタンク4とサブタンク5にDMEの液相が充填され、このとき、気相用ライン8によって、各気相Ga、Gb、及びGsが均圧される。
このとき、メインタンク4又はサブタンク5の各圧力Pa又はPbが、貯槽31側の圧力Psより高いことがあり、瞬間的に車両1より貯槽31へDMEの気相が流れることにより、過流防止弁17が作動してしまう可能性がある。しかし、本発明は前述したように、エンジン2が始動した後に、その過流防止弁17の作動状況を運転者が警告灯42の点灯により知ることでき、各配管を点検し、問題が無ければ、過流防止弁17を元の状態に戻すことができる。これにより、車両1の走行中の充填作業が長くなること、あるいは、充填が行えなくなることを抑制することができる。
次に、サブタンク5からメインタンク4にDMEを充填する場合を説明する。走行時に、メインタンク4から第1ポンプ22によりDMEをエンジン2に供給する。このとき、余剰燃料はエンジン2からメインタンク4に戻される。
メインタンク4のDMEが消費されると、第2ポンプ25によりサブタンク5からメインタンク4にDMEを補充する。このとき、第1気相用バルブ10aと第2気相用バルブ10bが開いているので、メインタンク4とサブタンク5の内圧を均等にする、つまりそれぞれの気相GaとGbの圧力を均等にする。
このとき、第1気相用バルブ10a又は第2気相用バルブ10bの少なくともどちらか一方の過流防止弁17が作動して、メインタンク4とサブタンク5の間の均圧ができない場合が発生しても、本発明は前述したように、その過流防止弁17の作動状況を運転者が警告灯42の点灯により知ることでき、各配管を点検し、問題が無ければ、過流防止弁17を元の状態に戻すことができる。これにより、サブタンク5からメインタンク4にDMEを充填するときも、充填速度が低下することなく、サブタンク5からメインタンク4にDMEを充填することができる。
上記の充填システム3は、従来の充填システム3Xの構成に各圧力センサ40a及び40bと、CU41と、警告灯42を追加するだけで上記の作用効果を得ることができ、充填システム3のレイアウトの大幅な変更や、各気相用バルブ10a及び10bの構成の変更もないため、安価に問題の解決を図ることができる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態の液化ガス燃料の充填システム50について、図6を参照しながら説明する。この充填システム50は、第1の実施の形態の充填システム3の構成からサブタンク5を外して、カップリング6との間に液相用ライン51、気相用ライン52、及びチェックバルブ53を備えるメインタンク4のみで構成し、充填スタンド54の貯槽31には、貯槽31のDMEの気相Gsの充填元圧力Psを検知する充填元圧力センサ55を備える。また、充填先圧力センサ40aと充填元圧力センサ55と接続されるCU56と、そのCU56に制御される警告灯57を備える。
この充填システム50は、第1の実施の形態の充填システム3と異なり、メインタンク4を充填先の燃料タンクとし、充填先圧力センサ40aが充填先圧力Paを検知し、また、貯槽31を充填元とし、充填元圧力センサ55が貯槽31の気相Gsの充填元圧力Psを検知するように構成される。
充填元圧力センサ55とCU56との信号線は、カップリング6とノズル33とが接続されると接続されるように構成される。この実施の形態では、各圧力センサ40a及び55とCU56とを信号線により接続したが、例えば、各圧力センサ40a及び55で検知した情報を無線信号でCU56に入力するように構成してもよい。
次に、この充填システム50の動作は、図2に示すフローチャートの充填元圧力Pbを充填元圧力Psとすると説明することができる。また、メインタンク4へのDMEの充填方法については、図4を参照しながら説明した方法と略同様のためその詳細な説明については省略する。
この充填システム50の動作は、カップリング6にノズル33を接続すると開始される動作である。動作が開始されると、充填先圧力センサ40aがメインタンク4の気相Gaの充填先圧力Paを、また、充填元圧力センサ55が貯槽31の気相Gsの充填元圧力Psを検知する。
次に、CU56が、充填先圧力Paと充填元圧力Psの差圧ΔPが、予め定めた差圧判定値Pnよりも大きいか否かを判断する。ここで差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きい場合は、メインタンク4と充填元の貯槽31との間で均圧できていない、つまり第1気相用バルブ10aの過流防止弁17が閉じている状態と判断する。そして、差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きいと判断されると、次に、CU56が警告灯57を点灯する。一方、差圧ΔPが差圧判定値Pn以下と判断されると、次に、警告灯57を消灯する。
この動作によれば、差圧ΔPが差圧判定値Pnよりも大きい場合に、過流防止弁17が作動し、DMEの気相が流通する流通路12を遮断したと判断し、警告灯57を点灯するので、運転者は、充填スタンド54から充填システム50のメインタンク4にDMEを充填するときに、過流防止弁17が作動したことを知ることができる。
これにより、DMEを充填中に、過流防止弁17の作動状況を運転者が警告灯57の点灯により知ることでき、各配管を点検し、問題が無ければ、過流防止弁17を元の状態に戻すことができる。これにより、DMEを充填中に、その充填作業が長くなること、あるいは、充填が行えなくなることを抑制することができる。
なお、第1の実施の形態の充填スタンド30に代えて、この第2の実施の形態の充填スタンド54を備え、CU41と充填元圧力センサ55とを接続し、充填スタンド54からメインタンク4及びサブタンク5にDMEを充填する場合と、走行中のサブタンク5からメインタンク4にDMEを充填する場合の両方で警告を発するように構成してもよい。こ
の場合は、充填先の燃料タンクをメインタンク4とし、充填元を貯槽31とする差圧判断と、充填先の燃料タンクをサブタンク5とし、充填元を貯槽31とする差圧判断の両方を行うこととする。
また、第2の実施の形態では、CU56と警告灯57を車両に設置しているが、充填スタンド54に設置してもよい。この場合、充填作業者が過流防止弁17の作動を確認でき、早期に対応が可能となる。
本発明に係る第1又は第2の実施の形態の液化ガス燃料の充填システム3又は50を搭載した車両1は、過流防止弁17の働きによってDMEが大量に漏れ出ることを防ぐと共に、DMEの充填作業中に過流防止弁17が作動し、流通路12が遮断した場合に、その過流防止弁17の作動状況を各タンク4、5、及び31間の差圧から判断し、過流防止弁17の作動状況を運転者に警告灯42を点灯することで知らせることができる。
これにより、DMEが配管から漏れ出ている場合は速やかにその対応を行うことができる。一方、配管から漏れ出ていない場合は、過流防止弁17を元の状態に戻して、DMEの充填を円滑に行うことができる。特に、本発明は、大型、且つ長距離走行可能なトラックに備えられる大容量の燃料タンクに充填する場合に好適である。
本発明の液化ガス燃料の充填システムは、液化ガス燃料が規定流量以上に流出することを防ぐ過流防止弁が作動しているか否かを、運転者が運転中に確認することができるので、DMEなどの液化ガス燃料を用いるエンジンを搭載した車両に利用することができる。
1 車両
2 エンジン(内燃機関)
3、50 充填システム
4 メインタンク(燃料タンク)
5 サブタンク(燃料タンク、又は充填元)
6 カップリング(充填口)
7、51 液相用ライン
8、52 気相用ライン
10a 第1気相用バルブ(弁装置)
10b 第2気相用バルブ(弁装置)
11 ハウジング
12 流通路
13 第1開口部
14 第2開口部
15 主弁
16 ハンドル
17 過流防止弁
18 スプリング(付勢部材)
19 固定軸(離隔部材)
20a〜20e 第1液相用バルブ〜第5液相用バルブ
21 充填用配管
22 第1ポンプ
23 供給用配管
24 戻り用配管
25 第2ポンプ
26 補充用配管
27a、27b、53 チェックバルブ(逆止弁)
30、54 充填スタンド
31 貯槽(充填元)
32 計量器
33 ノズル
40a 充填先圧力センサ
40b 充填元圧力センサ
41、56 CU(コントロールユニット;制御装置)
42、57 警告灯
55 充填元圧力センサ

Claims (5)

  1. 液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、液化ガス燃料の気相を前記燃料タンクと充填元との間で弁装置を介して流通する気相用ラインと、液化ガス燃料の液相を前記燃料タンクに前記充填元から移送する液相用ラインとを備えると共に、
    前記弁装置が、液化ガス燃料の気相が流通する流通路と、液化ガス燃料の気相が前記燃料タンクから前記充填元に予め定めた流量以上の流量が流通するときに、前記流通路を遮断する過流防止弁とを備えて構成される液化ガス燃料の充填システムにおいて、
    前記燃料タンク内の液化ガス燃料の気相の充填先圧力と、前記充填元内の液化ガス燃料の気相の充填元圧力との差圧が、予め定めた差圧判定値以上の場合に、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したと判断し、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したとの警告を発生する警告装置を備えることを特徴とする液化ガス燃料の充填システム。
  2. 前記弁装置が、前記流通路を前記過流防止弁とは別に遮断し、且つ前記流通路を遮断するときに前記過流防止弁を開放する主弁を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の液化ガス燃料の充填システム。
  3. 前記燃料タンクをメインタンクで、前記充填元を少なくとも一つのサブタンク、又は、充填スタンドの貯槽でそれぞれ構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の液化ガス燃料の充填システム。
  4. 液化ガス燃料を貯蔵する燃料タンクと、液化ガス燃料の気相を前記燃料タンクと充填元との間で弁装置を介して流通する気相用ラインと、液化ガス燃料の液相を前記燃料タンクに前記充填元から移送する液相用ラインとを備えると共に、
    前記弁装置が、液化ガス燃料の気相が流通する流通路と、液化ガス燃料の気相が前記燃料タンクから前記充填元に予め定めた流量以上の流量で流通するときに、前記流通路を遮断する過流防止弁とを備えて構成される液化ガス燃料の充填システムの充填方法において、
    前記燃料タンク内の液化ガス燃料の気相の充填先圧力と、前記充填元内の液化ガス燃料の気相の充填元圧力との差圧が、予め定めた差圧判定値以上の場合に、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したと判断し、前記過流防止弁が前記流通路を遮断したとの警告を発生することを特徴とする液化ガス燃料の充填システムの充填方法。
  5. 警告後に、前記弁装置に設けた主弁で、前記流通路を前記過流防止弁とは別に遮断して充填システムを点検し、前記充填システムに液化ガス燃料の液相又は気相の漏れが無い場合に、前記主弁で遮断した前記流通路を開放するときに前記過流防止弁を開放することを特徴とする請求項4に記載の液化ガス燃料の充填システムの充填方法。
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