JP2012076487A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁に設けられたフランジにはウエザストリップが取り付けられている。ウエザストリップは上記フランジに取付けられる取付部及び取付部の車外側側壁部の先端から一体的に延長されている保持底部、車体開口部開閉部材に当接してシールするシール部を備えている。上記取付部に設けられているフランジを保持するための保持リップ、及び上記フランジに設けられた段部に係止する係止突起、上記保持底部は取付部を形成する高硬度のソリッド材よりも低硬度のソリッド材で形成されている。
【選択図】図1
Description
リップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうシール部を有し、
上記取付部の内部にフランジ保持リップを形成し、該フランジ保持リップにより上記取付部を上記フランジに保持させたことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
また、ドアフレーム2の内周には、チャンネル3が設けられ、このチャンネル3内にガラスランが取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ドアウエザストリップ10は、図2に示すように、リアドア1の上辺に取付けられる上辺押出部11と、リアドア1のリア側縦辺部に取付けられるリア縦辺押出部15と、リアドア1のフロント側縦辺部に取付けられるフロント縦辺サブシール部14から構成されている。そして、それぞれのコーナー部で、フロント縦辺サブシール部14と上辺押出部11を、型成形で成形されたフロント側接続部12で接続し、上辺押出部11とリア縦辺押出部15を、型成形で成形されたリア側接続部13で接続している。
フランジ2cにおいては、アウターパネル2aの先端が、インナーパネル2bや補強パネル等の先端を覆うように曲げられて、インナーパネル2bの側面に圧接される。アウターパネル2aの先端とインナーパネル2bの側面は段差部2dを形成する。
取付部20は、断面が略コ字形に形成され、車外側側壁部21、車内側側壁部22及び底壁部23から構成され、高硬度のソリッド材で形成される。
また、係止突起を設けることによって、ウエザストリップ取付後には、アウターパネル2aの先端がインナーパネル2bや補強パネル等の先端を覆うように曲げられて形成される段差部2dに係止突起25が当接するので、ドアウエザストリップ10が抜けてしまうのを防ぐことができるようになる。
また、保持底部31を取付部20より低硬度のソリッド材で形成することができる。この場合は、取付部20をリアドア1のフロント側先端部のフランジ2cに取付けると、保持底部31と車外側側壁部21がリアドア1のアウターパネル2aの直角に屈曲した部分に当接して安定して保持されることができる。このため、シール部30がフロントドア8後端に確実に当接することができ、確実にフロントドア8とリアドア1の間をシールすることができる。
また、シール部30がフロントドア8後端に当接する際の、シール部30の変形荷重を保持底部31で吸収することができるので、変形荷重による影響が取付部20まで及ぶことが無くなり、取付部20をフランジ2cに安定して把持することができる。
なお、シール部30はスポンジ材で形成しているため、フロントドア8に当接したときに柔軟に撓むことができ、ドア閉力を減少させることができる。
ドアウエザストリップ10を、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材で形成すると、耐候性とリサイクル性のよい製品を得ることができる。
ドアウエザストリップ10の直線状の部分の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。柔軟性を向上させるためにこれらの材料を発泡させてスポンジ材として使用することができる。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、通常の方法で加熱されて加硫、発泡が行われる。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
2 ドアフレーム
3 チャンネル
5 ドアガラス
6 車体開口部周縁
8 フロントドア
10 ドアウエザストリップ
11 上辺押出部
12 フロント側接続部
13 リア側接続部
14 フロント縦辺サブシール部
15 リア縦辺押出部
20 取付部
21 車外側側壁部
22 車内側側壁部
23 底壁部
24 フランジ保持リップ
25 係止突起
26 凹部
2a アウターパネル
2b インナーパネル
2c フランジ
2d 段差部
30 シール部
31 保持底部
Claims (8)
- 断面が略コ字形に形成された、車外側側壁部、車内側側壁部、及び底壁部から構成されフランジに取り付けられる高硬度のソリッド材で形成された取付部と 低硬度のソリッド材で形成され、上記取付部の車外側側壁部の先端から屈曲して形成された保持底部と、
リップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうシール部を有し、
上記取付部の内部にフランジ保持リップを形成し、該フランジ保持リップにより上記取付部を上記フランジに保持させたことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。 - 上記取付部内部の底壁部と車外側側壁部との連結部分には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ
- 上記取付部内部の車内側側壁部の先端部付近に係止突起を形成し、該係止突起はフランジに形成された段差部に係止することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記取付部は、開口側が底壁側よりも狭く形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記フランジ保持リップと上記係止突起は、上記保持底部と同じ低硬度のソリッド材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ウエザストリップ
- 上記取付部の材料は、IRHD75°〜90°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 上記フランジ保持リップと上記係止突起、及び上記保持底部の材料は、IRHD50°〜75°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の自動車用ウエザストリップ。
- 自動車用ウエザストリップはリアドアに取り付けられ、シール部はフロントドアに当接することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
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