JP2012075208A - ロータ - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク低下を招くことなく更なる軽量化が可能なロータを提供する。
【解決手段】ロータは、リブ部7によって連結されたハブ部5とロータコア部6とを備え、リブ部7間に穴部8が形成されている。ロータコア部6の外周部における隣り合う開口部11,11間に突極10が形成され、ロータを軸線方向から見た正面視にて、永久磁石11が配置されたロータコア部6の磁極部9の周方向における中央Q1とハブ部5の中心Pとを結ぶ第1の仮想線S1と、磁極部9に対してロータの回転方向前側にて隣接する突極10の周方向における中央Q2とハブ部5の中心Pとを結ぶ第2の仮想線S2とによって挟まれた領域内に、ロータコア部6の内周面の一部が他部よりも径方向外側に膨出して形成された凹部8を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、永久磁石電動機のロータに関するものである。
永久磁石電動機のロータには、軽量化等を目的として肉抜きをしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8の図面を参照して、肉抜きをした従来のロータを簡単に説明すると、ロータ100は、出力軸に固定される筒状のハブ部101と、ハブ部101の径方向外側に配置された環状のロータコア部102と、ハブ部101とロータコア部102とを連結する複数のリブ部103とが一体に形成されており、ハブ部101とロータコア部102との間にはリブ部103によって複数に区画された穴部104が形成されている。この穴部104が肉抜き孔である。ロータコア部104の外周部には磁極部105と突極106が周方向に交互に設けられており、各磁極部105に形成された開口部107に永久磁石108が挿入固定されている。
磁極部105と突極106との間にはコア部102の外周面から径方向内側に向かって延びる溝部109が設けられており、換言すると、一対の溝部109に挟まれて突極106が形成されている。穴部104は全て同一形状をなしており、穴部104の径方向外側の壁面(換言すると、ロータコア部の内周面)110はハブ部101およびロータコア部102と同心上の円に沿った円弧面に形成されている。
特許第3954018号公報
ところで、穴部104の外径を大きくすれば(換言すると、ロータコア部102の内径を大きくすれば)ロータ100の軽量化を図ることはできるが、ロータコア部102は磁路として機能するため、必要以上にロータコア部102の内径を拡大すると磁路を狭めることとなり、磁束飽和を起こしてトルクが低下してしまう。したがって、所定のトルクを確保しつつロータ100の軽量化を図る場合、ロータコア部102の内径拡大には限界があり、軽量化に限界があった。
そこで、この発明は、トルク低下を招くことなく更なる軽量化が可能なロータを提供するものである。
この発明に係るロータでは、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、出力軸に固定される筒状のハブ部(例えば、後述する実施例におけるハブ部5)と、前記ハブ部の径方向外側に配置され複数のリブ部(例えば、後述する実施例におけるリブ部7)を介して前記ハブ部に連なり該ハブ部と一体に形成された環状のロータコア部(例えば、後述する実施例におけるロータコア部6)と、前記ハブ部と前記ロータコア部の間にて各リブ部間に形成された穴部(例えば、後述する実施例における穴部8)と、前記ロータコア部の外周側に周方向略等間隔に形成された開口部(例えば、後述する実施例における開口部11,11A,11B)内に保持された永久磁石(例えば、後述する実施例における永久磁石3,3A,3B)と、を備えたロータ(例えば、後述する実施例におけるロータ1)であって、前記ロータコア部の外周部における隣り合う前記開口部間に突極(例えば、後述する実施例における突極10)が形成され、前記ロータを軸線方向から見た正面視にて、前記永久磁石が配置された前記ロータコア部の磁極部の周方向における中央と前記ハブ部の中心とを結ぶ第1の仮想線(例えば、後述する実施例における第1の仮想線S1)と、前記磁極部に対してロータの回転方向前側にて隣接する前記突極の周方向における中央と前記ハブ部の中心とを結ぶ第2の仮想線(例えば、後述する実施例における第2の仮想線S2)とによって挟まれた領域内に、前記ロータコア部の内周面の一部が他部(例えば、後述する実施例における主部35)よりも径方向外側に膨出して形成された凹部(例えば、後述する実施例における凹部36)を有することを特徴とするロータである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記凹部はロータの径方向外側に膨出する曲面からなる壁面を有し、この壁面の一端が前記リブ部を形成する壁面に直結していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記凹部は、前記第1の仮想線と前記第2の仮想線とに挟まれた領域内であって、且つ前記ロータの最高出力時にロータコア部を通過する磁束が疎となる部位に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、トルク低下を招くことなくロータの軽量化が可能となる。
請求項2に係る発明によれば、ロータの回転時においてリブ部の径方向外側端部に応力集中が生じるのを緩和することができる。また、ロータの形状を簡素化することができるので、歩留まりが向上し、コストを低減することができる
請求項3に係る発明によれば、最高出力を低下させることなくロータの軽量化が可能となる。
この発明に係るロータの実施例における正面図である。 前記実施例のロータの要部を拡大して示す正面図である。 前記実施例のロータの最大トルク時における磁束線図である。 凹部を有さないロータにおける無通電時の磁束線図である。 凹部を有さないロータにおける低負荷時の磁束線図である。 凹部を有さないロータにおける高負荷時の磁束線図である。 この発明に係るロータの他の実施例における正面図である。 従来のロータの一部を示す正面図である。
以下、この発明に係るロータの実施例を図1から図7の図面を参照して説明する。なお、この実施例におけるロータは、車両用モータユニットのモータに組み込まれるロータとしての態様である。
図1はこの実施例におけるロータを軸線方向から見た正面図であり、図2はその一部を拡大した図である。
このロータ1は、複数積層された正面視略円形の磁性鋼板をかしめて一体化されたコア2と、コア2の外周近傍に保持された複数の永久磁石3とを備えて構成されている。なお、以下の説明において径方向とは、特に断らない限りコア2の径方向をいうものとする。
コア2は、中央に出力軸固定用の丸孔4を有する筒状のハブ部5と、ハブ部5に対し径方向外側に配置された環状のロータコア部6と、ハブ部5とロータコア部6とを連結する複数のリブ部7とが一体に形成されてなり、ハブ部5とロータコア部6との間にはリブ部7によって区画された穴部8が複数形成されている。ハブ部5は図示しない出力軸に固定される。
ロータコア部6の外周部には、8つの磁極部9が周方向等間隔(即ち、45度間隔)に設けられ、隣接する磁極部9,9間に突極10が設けられている。磁極部9の外周面は、周方向における中央Q1においてハブ部5の中心Pからの半径が最大となっていて、周方向の端部に接近するに従って徐々に半径が小さくなり、周方向の端部Q3において最小半径となっている。
磁極部9には永久磁石3を保持するための開口部11が形成されている。開口部11は、径方向に沿って形成されたリブ12によって、ロータ1の回転方向前側(図1,図2において左側)の開口部11Aと、回転方向後側(図1,図2において右側)の開口部11Bに二分割されている。リブ12は磁極部9において周方向の中央に位置している。永久磁石3も同一磁性の2つの永久磁石3A,3Bに分割されていて、開口部11Aに永久磁石3Aが、開口部11Bに永久磁石3Bが装着されている。永久磁石3A,3Bは薄い直方体形状をなし、同一形状、同一寸法に形成されている。
開口部11A,11Bはリブ12を挟んで左右対称形をなしている。ここでは、ロータ1の回転方向前側の開口部11Aについて説明し、開口部11Bについては説明を省略する。
開口部11Aは、永久磁石3Aの各側面を保持する4つの壁部13,14,15,16を備え、リブ12の外面に対応する第1壁部13と第1壁部13に対向して配置された第2壁部14は、ほぼ径方向に沿って直線状に形成され、径方向内側と外側にて互いに平行に配置された第3壁部15と第4壁部16は、第1壁部13および第2壁部14に対して直交する方向に直線状に形成されている。第2壁部14と第4壁部16との間には、隣接する突極10に接近する方向に膨出するフラックスバリア17が形成されている。
ロータコア部6の磁極部9と突極10との間には、ロータコア部6の外周面から径方向内側に延びる溝部20が形成されている。つまり、突極10は、隣り合う開口部11,11間において周方向に離間して形成された一対の溝部20,20に挟まれて形成されている。溝部20と開口部11のフラックスバリア17との間にはリブ21が形成されている。溝部20は最深部(つまり、径方向の最も内側部分)を除いて周方向の幅がほぼ同一となっており、前記最深部は周方向の幅を徐々に狭めながらリブ21から遠ざかる方向に湾曲している。
ハブ部5とロータコア部6との間に形成されている穴部8は、磁極部9に対応して計8つ形成されている。隣り合う穴部8,8の間に形成されているリブ部7は直線状をなし、磁極部9の外周面の周方向の中央Q1とハブ部5の中心Pとを結ぶ第1の仮想線S1に対して約45度の傾きで交差するように配置されており、リブ部7の径方向外側に向かう延長線上に開口部11Aのフラックスバリア17が位置するように設定されている。また、リブ部7における径方向外側の端部7aは、ハブ部5の中心Pと、磁極部9の周方向の端部Q3であってロータ1の回転方向後側の端部Q3とを結ぶ仮想線上に、ほぼ位置している。
穴部8は、リブ部7の一方の側面に対応する第1壁面31と、リブ部7の他方の側面およびハブ部5の外面に対応する第2壁面32と、ロータコア部6の内周面に対応する第3壁面33によって囲まれて形成されており、第3壁面33が磁極部9における開口部11と対向するように配置されている。
第1壁面31と第2壁面32は直線状をなし、これらは径方向内側において円弧部34によって滑らかに接続されている。
第3壁面33は、ハブ部5の中心Pを中心とする円弧状の主部35と、主部35よりもロータ1の回転方向前側に形成され径方向外側に膨出する略半円状の凹部36とを備え、主部35と凹部36とは、径方向内側に膨出する円弧部37によって滑らかに接続されている。なお、凹部36は、ロータコア部6の内周面の一部が他部(主部35)よりも径方向外側に膨出して形成されていると言うこともできる。
第2壁面32と第3壁面33の主部35は、径方向外側に膨出する円弧部38によって滑らかに接続されている。第1壁面31と第3壁面33の凹部36は、径方向外側に膨出する円弧部39とこれに連続して径方向内側に膨出する円弧部40とによって滑らかに接続されている。
このように穴部8の壁面を円弧部によって滑らかに接続することにより、ロータ1の回転時において穴部8の内面に応力集中が生じるのを緩和することができる。
凹部36は、磁極部9の外周面の周方向の中央Q1とハブ部5の中心Pとを結ぶ第1の仮想線S1と、この磁極部9に対してロータ1の回転方向前側にて隣接する突極9の外周面の周方向における中央Q2とハブ部5の中心Pとを結ぶ第2の仮想線S2とによって挟まれた領域内に配置されている。
ここで、穴部8の第3壁面33に凹部36を設けず主部35を第1壁面31まで延長してそれ以外は同一形状、同一寸法に形成したコア(以下、比較例のコアという)と、この実施例のコア1とを比較すると、実施例のコア1は、穴部8に凹部36を設けた分だけ、比較例のコアよりも軽量にすることができる。
次に、穴部8の凹部36の位置について考察する。
図4から図6は、前記比較例と同様に凹部36を有さないロータをステータに組み付けたときの磁束ループを解析したものであり、図中細線は磁束を示す。図中、符号50はステータであり、多数のティース51にコイル52が巻回されている。ロータ60はステータ50の内側に配置され、コイル52への通電により発生する回転磁界により図中反時計回り方向に回転するものとする。なお、以下の説明では、ロータ60のロータコア部62において、永久磁石61A,61Bよりも径方向内側部分をバックヨーク部と称す。
図4は、無通電時を示し、この場合には、ロータ60の永久磁石61A,61Bによる磁束のみとなり、図4において太線で示す磁束ループが主となる。そして、ロータ60にロータコア部62の内周面側であっては磁極部63の周方向中央に対応する部位に、磁束密度が極めて低い部分(以下、低磁束密度部という)Lが生じる。
図5は、コイル52に低負荷に相当する電流を流したときを示し、この場合には、q軸電流(トルクを発生させる電流)による磁束が付加されるので、永久磁石61の磁束と総合すると図5において太線で示す磁束ループが主となる。そして、ロータコア部62のバックヨーク部において、回転方向前側の永久磁石61Aの磁束の一部が、回転方向後側の永久磁石61Bの磁束が通る部分と同一箇所を通るため、永久磁石61Bの回転方向後側のバックヨーク部で磁束密度が高くなり(以下、この部位を高磁束密度部Hという)、逆に低磁束密度部Lが回転方向前側へ移動する。
図6は、コイル52に高負荷に相当する電流を流したときを示し、この場合には、q軸電流による磁束の寄与度が高くなるので、低磁束密度部Lがさらに回転方向前側へ移動する。但し、低磁束密度部Lは、コイル52に最大負荷に相当する電流を流しても、磁極部63に対してロータ60の回転方向前側にて隣接する突極64の外周面の周方向における中央とロータ60の中心とを結ぶ仮想線よりも回転方向前側へ移動することはない。
このように、ロータコア部62の内周面側には、磁路として殆ど利用されない低磁束密度部Lが生じる。そこで、高磁束密度部Hにおいて磁束飽和しないようにロータコア部62の径方向長さを確保すれば、低磁束密度部Lに対応する部分を切り欠いても、トルク低下を起こさず、ロータの軽量化が可能となる。
前述した実施例のロータ1は、この考えに基づいて穴部8における凹部36の位置を設定している。したがって、穴部8における第3壁面33の主部35の内径は、主部35の径方向内側のロータコア部6において磁束飽和が生じない大きさに設定する。
また、凹部36は、磁極部9の外周面の周方向の中央Q1とハブ部5の中心Pとを結ぶ第1の仮想線S1と、この磁極部9に対してロータ1の回転方向前側にて隣接する突極9の外周面の周方向における中央Q2とハブ部5の中心Pとを結ぶ第2の仮想線S2とによって挟まれた領域内に配置するが、好ましくは、ロータ1の最高出力時において低磁束密度部Lとなる部位に形成するのがよい。このようにすると、最高出力を低下させることなくロータ1の軽量化を達成することができる。
図3は、最高出力時において低磁束密度部Lとなる部位に凹部36を形成したロータ1の場合の磁束線図であり、最高出力時に磁束が凹部36を避けるようにして通ることがわかる。
なお、このように穴部8に凹部36を形成しても、中負荷トルクと磁気特性、最大トルク負荷時のコア2の各部の機械的強度、磁石飛散強度などに悪影響を及ぼさないことが実験により確認された。
図7は、別の実施例におけるロータ1の正面図である。前述した実施例のロータ1との相違点は、穴部8の形状にある。以下、相違点についてのみ説明し、前述した実施例と同一態様部分には同一符号を付して説明を省略する。
この実施例のロータ1では、第3壁面33の凹部36(ロータ1の径方向外側に膨出する曲面からなる壁面)の回転方向前側の縁部(壁面の一端)が、穴部8の第1壁面31(リブ部7を形成する壁面)の径方向外縁に直結しており、該縁部において凹部36に対して引いた接線上に第1壁面31が配置された構成となっている。つまり、前述した実施例において凹部36と第1壁面31とを接続する円弧部39,40がない。
このようにすると、ロータ1の回転時においてリブ部7の径方向外側端部7aに応力集中が生じるのを緩和することができる。また、コア2の形状を簡素化することができるので、歩留まりが向上し、コストを低減することができる
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、穴部8の形状、および、凹部36の形状は実施例の形状に限られるものではない。また、磁極部9および突極10の数もそれぞれ8つに限るものではない。
1 ロータ
3,3A,3B 永久磁石
5 ハブ部
6 ロータコア部
7 リブ部
8 穴部
9 磁極部
10 突極
11,11A,11B 開口部
35 主部(他部)
36 凹部
S1 第1の仮想性
S2 第2の仮想線

Claims (3)

  1. 出力軸に固定される筒状のハブ部と、前記ハブ部の径方向外側に配置され複数のリブ部を介して前記ハブ部に連なり該ハブ部と一体に形成された環状のロータコア部と、前記ハブ部と前記ロータコア部の間にて各リブ部間に形成された穴部と、前記ロータコア部の外周側に周方向略等間隔に形成された開口部内に保持された永久磁石と、を備えたロータであって、
    前記ロータコア部の外周部における隣り合う前記開口部間に突極が形成され、
    前記ロータを軸線方向から見た正面視にて、前記永久磁石が配置された前記ロータコア部の磁極部の周方向における中央と前記ハブ部の中心とを結ぶ第1の仮想線と、前記磁極部に対してロータの回転方向前側にて隣接する前記突極の周方向における中央と前記ハブ部の中心とを結ぶ第2の仮想線とによって挟まれた領域内に、前記ロータコア部の内周面の一部が他部よりも径方向外側に膨出して形成された凹部を有することを特徴とするロータ。
  2. 前記凹部はロータの径方向外側に膨出する曲面からなる壁面を有し、この壁面の一端が前記リブ部を形成する壁面に直結していることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記凹部は、前記第1の仮想線と前記第2の仮想線とに挟まれた領域内であって、且つ前記ロータの最高出力時にロータコア部を通過する磁束が疎となる部位に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロータ。
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