JP2012073458A - 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングの基盤に形成された開口部近傍の剛性低下を防ぎ、該基盤に配された光学部品の振動を抑えて画像劣化の発生を防ぐことができる光走査装置を提供すること。
【解決手段】内部が基盤25Aによって上下に区画されたハウジング25に、少なくとも光源と、該光源から出射される光ビームを偏向するポリゴンミラー(偏向器)26と、該ポリゴンミラー26によって偏向された光ビームを等速走査光に変換する第1結像レンズ32,42及び第2結像レンズ33,43と、等速走査光を折り返して感光ドラム(感光体)2a,2bに導く第1折り返しミラー34,44、第2折り返しミラー35,45及び第3折り返しミラー36,46を収容し、基盤25に光が通過するための第1及び第2の開口部25a,25bを形成して成る光走査装置13において、基盤25に形成された第1及び第2開口部25a,25bに光透過性部材49,50をそれぞれ嵌着する。
【選択図】図3

Description

本発明は、感光体を光走査するための光走査装置とこれを備えた複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、帯電器によって表面が一様に帯電された感光体が光走査装置によって光走査され、その表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。そして、静電潜像は現像装置によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として顕像化され、このトナー像は、転写装置によって用紙上に転写された後に定着装置によって加熱及び加圧されて用紙上に定着され、トナー像が定着された用紙が装置外へ排出されることによって一連の画像形成動作が終了する。
ところで、感光体を光走査してその表面に静電潜像を形成する光走査装置は、光源と、該光源から出射される光ビームを偏向する偏向器と、該偏向器によって偏向された光ビームを等速走査光に変換する結像レンズと、等速走査光を折り返して感光体に導く折り返しミラー等をハウジング内に収容して構成されている。
斯かる光走査装置に関して、例えば特許文献1には、光走査装置の光学系全体の必要光路長を確保しつつコンパクト化と強度アップを図るため、ハウジングを基盤とその周囲を囲む枠状の側壁とでH型構造とし、基盤に中央に偏向器であるポリゴンミラーを配置するとともに、結像レンズや折り返しミラー等の複数の光学部品をハウジング内の基盤によって切られる上下の空間に振り分けて配置する構成が提案されている。
特開2002−148542号公報
ところで、特許文献1において提案された光走査装置においては、結像レンズや折り返しミラー等の光学部品がハウジング内の基盤によって仕切られた上下の空間に別れてそれぞれ配置されているため、基盤には光が通過するための開口部が形成されている。このように基盤に開口部が形成されていると、基盤の開口部近傍の剛性が低下し、その部分がポリゴンミラーや画像形成装置の振動の影響を受けて他の部位よりも振動し易くなる。このように基盤の開口部近傍が振動し易いと、基盤の開口部を挟む位置に配置されている光学部品が振動するため、ジッダ等の画像劣化が発生するという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ハウジングの基盤に形成された開口部近傍の剛性低下を防ぎ、該基盤に配された光学部品の振動を抑えて画像劣化の発生を防ぐことができる光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、内部が基盤によって上下に区画されたハウジングに、少なくとも光源と、該光源から出射される光ビームを偏向する偏向器と、該偏向器によって偏向された光ビームを等速走査光に変換する結像レンズと、等速走査光を折り返して感光体に導く折り返しミラーを収容し、前記基盤に光が通過するための開口部を形成して成る光走査装置において、前記基盤に形成された前記開口部に光透過性部材を嵌着したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記光透過性部材を締まり嵌めによって前記開口部に嵌着したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記光透過性部材を平行平板で構成したことを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1〜3の何れかに記載の光走査装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングの基盤に形成された開口部に光透過性部材を嵌着したため、基盤の開口部による剛性の低下が防がれ、開口部近傍に配置された結像レンズや折り返しミラー等の光学部品の振動が抑制されてジッダ等の画像劣化の発生が防がれる。
又、光透過性部材を締まり嵌めによって基盤の開口部に嵌着することによって光走査装置の生産性が高められる。
本発明に係る画像形成装置(カラーレーザープリンタ)の側断面図である。 本発明に係る光走査装置の内部構造を示す平面図である。 図2のA−A線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの断面図であり、図示のカラーレーザープリンタはタンデム型であって、その本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、感光体である感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、不図示の駆動モータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電器3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7は、駆動ローラ8とテンションローラ9との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記駆動ローラ8は、二次転写部において中間転写ベルト7を介して二次転写ローラ10に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9の近傍にはベルトクリーニング装置11が設けられている。
ところで、プリンタ本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、プリンタ本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方には、2台の光走査装置13が用紙搬送方向に並設され、これらの光走査装置13の下方のプリンタ本体100の底部には給紙カセット14が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14の近傍には、該給紙カセット14から用紙を取り出すピックアップローラ15と、取り出された用紙を分離して搬送パスSへと1枚ずつ送り出すフィードローラ16とリタードローラ17が設けられている。
又、プリンタ本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスSには、用紙を搬送する搬送ローラ対18と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19が設けられている。尚、搬送パスSの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスS’が形成されており、この搬送パスS’には複数の反転ローラ対20が適当な間隔で設けられている。
ところで、プリンタ本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスSは、プリンタ本体100の上面に設けられた排紙トレイ21まで延びており、その途中には定着装置22と排紙ローラ対23,24が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電器3a〜3dによって一様に帯電される。又、各光走査装置13は、各色毎のカラー画像信号によって変調された光ビームを出射し、その光ビームを各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図示矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7上のフルカラートナー像の先端が駆動ローラ8と二次転写ローラ10間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14からピックアップローラ15とフィードローラ16及びリタードローラ17によって搬送パスSへと送り出された用紙がレジストローラ対19によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23,24によって排紙トレイ21上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11によって除去され、中間転写ベルト7は次の画像形成に備えられる。
[光走査装置]
次に、本発明に係る前記光走査装置13を図2及び図3に基づいて説明する。尚、図2は本発明に係る光走査装置1台の内部構造を示す平面図、図3は図2のA−A線断面図である。尚、図1に示すカラーレーザープリンタに備えられた2台の光走査装置13の基本構成は同じであるため、以下、1台の光装置装置13についてのみ図示及び説明する。
光走査装置13は、樹脂にて一体成形されたハウジング25を有しており、該ハウジング25は、図3に示すように、その内部を上下に区画する水平な基盤25Aとその周囲を囲む枠状の側壁25Bとで側断面H型に形成されている。そして、ハウジング25の基盤25Aの上面中心部には偏向器であるポリゴンミラー26が配置されており、ハウジング25内の基盤25Aによって区画される上下の空間には前記ポリゴンミラー26を中心としてこれの両側に2つの走査光学系30,40が対称に配置されている。
上記走査光学系30,40は、ハウジング25内の基盤25Aの上面に配された光源であるレーザーダイオード31,41を備えている。尚、各レーザーダイオード31,41には不図示のコリメータレンズが組み込まれている。
而して、各レーザーダイオード31,41から出射される光ビームLは、不図示のコリメータレンズによって線状の光束に集光された後、所定の速度で回転駆動されるポリゴンミラー26に対して対称な2方向から入射する。そして、ポリゴンミラー26に入射した各光ビームLは、ポリゴンミラー26によって偏向されるが、各走査光学系30,40は、基盤25Aの上面側に光ビームLの進行方向に沿って配された第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43及び第1折り返しミラー34,44と、基盤25Aの下面側に光ビームLの進行方向に沿って配された第2折り返しミラー35,35と第3折り返しミラー36,46をそれぞれ備えている。
ところで、図2及び図3に示す1台の光走査装置13は、図1に示すマゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2aとシアン画像形成ユニット1Cの感光ドラム2bを露光走査するものであって、基盤25Aの第3折り返しミラー36,46と感光ドラム2a,2bを結ぶ光路上であって且つ第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43の間には、主走査方向(図2の左右方向)に長い矩形の第1の開口部25aがそれぞれ形成され、基盤25Aの第1折り返しミラー34,44と第2折り返しミラー35,45を結ぶ光路上には、同じく主走査方向に長い矩形の第2の開口部25bがそれぞれ形成されている。
他方、図2に示すように、各走査光学系30,40には、ポリゴンミラー26が配された基盤25A上の第2結像レンズ33,43の横であって、ポリゴンミラー26を中心とする点対称位置には同期検知器(BDセンサ)37,47がそれぞれ配置されている。これらの同期検知器37,47は、各感光ドラム2a,2bの光ビームLによる有効走査範囲外に配置されており、同期検知用の光ビームL’を検知することによって光ビームLによる感光ドラム2a,2b上への露光走査(書き出し)開始タイミングが決定される。
又、各走査光学系30,40においては、基盤25Aの下面であって有効走査範囲外(ポリゴンミラー26を中心とする点対称位置)には、同期検知用の光ビームL’を反射させて前記同期検知器37,47に導くための同期検知用ミラー38,48がそれぞれ配置されている。
而して、本実施の形態では、ポリゴンミラー26から各同期検知用ミラー38,48に至る同期検知用光路の途中には第1折り返しミラー34,44と第2折り返しミラー35,45がそれぞれ配置されている。又、ポリゴンミラー26から第1折り返しミラー34,44に至る同期検知用光路の途中には第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43がそれぞれ配置されている。
ところで、本実施の形態においては、基盤25Aに各走査光学系30,40についてそれぞれ形成された第1の開口部25aと第2の開口部25bには、これらの開口部25aと第2の開口部25bの形状を有した細長い矩形の透明な平行平板から成る光透過性部材49,50が締まり嵌めによってそれぞれ嵌着されている。
次に、以上のように構成された光走査装置13の作用について説明する。
1台の光走査装置13において各走査光学系30,40にそれぞれ設けられたレーザーダイオード31,41から出射する光ビームLは、不図示のコリメータレンズによって線状の光束に集光された後、所定の速度で回転駆動されるポリゴンミラー26に対して対称な2方向から入射する。
上述のようにポリゴンミラー26に入射した各光ビームLは、ポリゴンミラー26によって偏向された後、第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43を通過することによって等速走査光Lに変換される。そして、この等速走査光Lは、第1折り返しミラー34,44によって下方に向かって直角に折り返され、基盤25Aに形成された第2の開口部25bを通過して第2折り返しミラー35,45に至り、該第2折り返しミラー35,45によって直角に折り返されて基板25Aの下面に沿って水平に進行する。その後、光ビームLは、第3折り返しミラー36,46によって直角上方に折り返され、基板25Aに形成された第1の開口部25aを通過して感光ドラム2a,2bに向かい、これらの感光ドラム2a,2bをそれぞれ露光走査する。
図2及び図3に示す1台の光走査装置13は、図1に示すマゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2aとシアン画像形成ユニット1Cの感光ドラム2bをそれぞれ露光走査するものであるが、図1に示すカラーレーザープリンタには同様の光走査装置13が2台並設されており、これら2台の光走査装置13によって他のイエロー画像形成ユニット1Y及びブララック画像形成ユニット1Kの各感光ドラム2c,2dを含む4つの感光ドラム2a〜2dの全てが光ビームLによって露光走査される。
又、ポリゴンミラー26によって偏向された同期検知用の光ビームL’は、第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43を通過することによって絞られた後、第1折り返しミラー34,44によって直角下方へと折り返され、基盤25Aに形成された第2の開口部25bを通過して第2折り返しミラー35,45に至り、該第2折り返しミラー35,45によって直角に折り返され、基板25Aの下面に沿って水平に進行して同期検知用ミラー38,48に至る。その後、光ビームL’は、同期検知用ミラー38,48で反射して第2折り返しミラー35,45に至り、該第2折り返しミラーで35,45再び反射して直角上方に折り返され、基盤25Aに形成された第2の開口部25bを通過して再び第1折り返しミラー34,44に至る。
そして、光ビームL’は、第1折り返しミラー34,44によって直角に折り返されて基盤25Aの上面に沿って平行に進んで同期感知器37,47に導かれ、該同期検知器37,47によって検知され、これによって前述のように光ビームLによる感光ドラム2a,2b上への露光走査(書き出し)開始タイミングが決定される。ここで、本実施の形態では、図3に示すようにポリゴンミラー26から同期検知器37,47に至る同期検知用光路の長さをポリゴンミラー26から感光ドラム2a,2bに至る走査用光路の長さに略等しく設定している。
ところで、以上において、本実施の形態では、前述のようにハウジング25の基盤25Aに各走査光学系30,40についてそれぞれ形成された第1の開口部25aと第2の開口部25bに光透過性部材49,50をそれぞれ嵌着したため、基盤25の第1及び第2の開口部25a,25bによる剛性の低下が防がれ、第1及び第2の開口部25a,25bの近傍に配置された第1結像レンズ32,42と第2結像レンズ33,43や第1折り返しミラー34,44、第2折り返しミラー35,45、第3折り返しミラー36,46等の光学部品の振動が抑制される。このため、図1に示すカラーレーザープリンタによって形成されるカラー画像にジッダ等の画像劣化が発生することがなく、高質なカラー画像が安定的に得られる。
又、本実施の形態では、光透過性部材49,50を締まり嵌めによって基盤25の第1及び第2の開口部25a,25bにそれぞれ嵌着するようにしたため、光走査装置13の生産性が高められるという効果も得られる。
尚、以上は本発明をカラーレーザープリンタ及びこれに備えられた光走査装置に対して適用した形態について説明したが、本発明は、カラープリンタ以外の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた光走査装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
2a〜2d 感光ドラム(感光体)
3a〜3d 帯電器
4a〜4d 現像装置
5a〜5d 転写ローラ
6a〜6d ドラムクリーニング装置
7 中間転写ベルト
8 駆動ローラ
9 テンションローラ
10 二次転写ローラ
11 ベルトクリーニング装置
12a〜12d トナーコンテナ
13 光走査装置
14 給紙カセット
15 ピックアップローラ
16 フィードローラ
17 リタードローラ
18 搬送ローラ対
19 レジストローラ対
20 搬送ローラ対
21 排紙トレイ
22 定着装置
23,24 排紙ローラ対
25 ハウジング
25A ハウジングの基盤
25B ハウジングの側壁
25a ハウジングの第1の開口部
25b ハウジングの第2の開口部
26 ポリゴンミラー(偏向器)
30,40 走査光学系
31,41 レーザーダイオード(光源)
32,42 第1結像レンズ
33,43 第2結像レンズ
34,44 第1折り返しミラー
35,45 第2折り返しミラー
36,46 第3折り返しミラー
37,47 第3反射ミラー
38,48 同期検知器
37,47 同期検知用ミラー
49,50 光透過性部材
L,L’ 光ビーム
S,S’ 搬送パス

Claims (4)

  1. 内部が基盤によって上下に区画されたハウジングに、少なくとも光源と、該光源から出射される光ビームを偏向する偏向器と、該偏向器によって偏向された光ビームを等速走査光に変換する結像レンズと、等速走査光を折り返して感光体に導く折り返しミラーを収容し、前記基盤に光が通過するための開口部を形成して成る光走査装置において、
    前記基盤に形成された前記開口部に光透過性部材を嵌着したことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記光透過性部材を締まり嵌めによって前記開口部に嵌着したことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記光透過性部材を平行平板で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の光走査装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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