JP2010096849A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な光学特性を維持した上で露光速度を高速化することができる光走査装置及び画像形成装置を得る。
【解決手段】ポリゴンミラー92に入射する光ビームLは、主走査断面において、ポリゴンミラー92の反射面92Aの面幅より長い線状とされている。所謂、光源90からの光ビームLがポリゴンミラー92の複数の反射面92Aに跨がるように入射するオーバーフィルドタイプの光走査装置46である。また、第1fθレンズ100の第1入射面100A及び第1出射面100Bの面形状は非軸対称非球面とされ、第2fθレンズ120の第2入射面122の面形状はトーリック面とされ、第2fθレンズ120の第2入射面122の面形状は変形シリンドリカル面とされる。この構成により、良好な光学特性を維持した上で露光速度を高速化することができる
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、複数個の光源を用いて複数本の光ビームを回転多面鏡の1つの反射面で偏向走査させ、光ビームを分離させた後、複数個の被走査面上へ夫々の光ビームを導く光走査装置が記載されている。
特開2004−70190号公報
本発明の目的は、良好な光学特性を維持した上で露光速度を高速化することである。
本発明の請求項1に係る光走査装置は、光ビームを出射する複数の光源と、複数の反射面を備え、回転して前記光源から出射された光ビームを反射して被走査面の主走査方向に走査させる回転多面鏡と、前記光源と前記回転多面鏡との間に配置されると共に、前記光源から出射された光ビームを主走査断面において前記回転多面鏡の反射面の面幅より長い線状の光ビームとして前記反射面へ導く入射光学手段と、前記入射光学手段によって導かれて前記反射面で反射した複数本の光ビームが共通透過すると共に、光ビームが入射する第1入射面及び前記第1入射面から入射した光ビームが出射する第1出射面が非軸対称非球面で構成された第1のレンズ部材と、前記第1のレンズ部材から出射した複数本の光ビームが透過して夫々異なる被走査面上に光ビームを結像走査させると共に、各被走査面毎に設けられ、光ビームが入射する第2入射面がトーリック面であって、前記第2入射面から入射した光ビームが出射する第2出射面が変形シリンドリカル面である第2のレンズ部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る光走査装置は、請求項1記載の光走査装置において、主走査断面において、前記入射光学手段から出射して前記反射面に導かれた光ビームと前記第1のレンズ部材の光軸との成す角をαとし、前記第1のレンズ部材の有効画像領域に対応した前記反射面における有効半画角をθとした場合に、
tan(θ/2)・tan(α/2)≦0.11
の関係が満たされることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る光走査装置は、請求項1又は2記載の光走査装置において、主走査断面において、前記入射光学手段から出射して前記反射面に導かれた光ビームと前記第1のレンズ部材の光軸との成す角をαとし、前記第1のレンズ部材の有効画像領域に対応した前記反射面における有効半画角をθとし、前記反射面から前記第1のレンズ部材の第1入射面までの距離をLとした場合に、
19≦{L×(tanα−tanθ)}≦46
の関係が満たされることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3何れか1に記載の光走査装置と、前記光走査装置から出射した光ビームが結像走査する被走査面を備えた像保持体と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の光走査装置によれば、この構成を有さない場合と比して、良好な光学特性を維持した上で露光速度を高速化することができる。
本発明の請求項2の光走査装置によれば、この構成を有さない場合と比して、被走査面上の有効画像領域における主走査方向の光ビームの最大スポット径に対する光ビームの最小スポット径の割合を80%以内に納めることができる。
本発明の請求項3の光走査装置によれば、この構成を有さない場合と比して、回転多面鏡に入射する光ビームと第1のレンズ部材との干渉を防止し、回転多面鏡に入射する光ビームと回転多面鏡の反射面によって走査される光ビームとの光路を分離した上で、光走査装置を小型化することができる。
本発明の請求項4の画像形成装置によれば、この構成を有さない場合と比して、良好な画像を高速で出力することができる。
本発明の実施形態に係る光走査装置の一例が採用された画像形成装置を図1から図11に従って説明する。
(全体構成)
図11に示されるように、画像形成装置10には、4つの色(本実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のプロセスカートリッジ14が上下方向に配列されている。
プロセスカートリッジ14は、感光体16を有する感光体カートリッジ20と、現像カートリッジ22とで構成されている。
図10に示されるように、感光体カートリッジ20は、感光体16と、感光体16の周囲に配設されたクリーニング装置24、帯電ロール26、イレーズランプ28、及びクリーニング装置24の横方向に配設されたサブトナー補給ユニット30とで構成されている。
また、サブトナー補給ユニット30には、感光体16の軸方向に直交する方向に延びる一対の支持突起32が設けられている。この支持突起32を画像形成装置10のカートリッジ受部(図示省略)に挿通させることで、画像形成装置10にプロセスカートリッジ14が装着されるようになっている。
さらに、現像カートリッジ22には、感光体16上の静電潜像を現像剤Gでトナー画像へと現像する現像ロール34が、感光体16に対向配置されている。また、現像ロール34の下方には、現像ロール34へ現像剤収納室36内に収納された現像剤Gを供給する第1攪拌搬送オーガー38及び第2攪拌搬送オーガー40が配設されている。
これにより、第1攪拌搬送オーガー38及び第2攪拌搬送オーガー40から供給された現像剤Gが現像ロール34上に付着し、現像ロール34がこの現像剤Gを感光体16と対向する位置まで搬送する。そして、感光体16に形成された静電潜像が現像ロール34上の現像剤Gによってトナー画像として可視化される構成となっている。
また、図11に示されるように、プロセスカートリッジ14は、用紙搬送経路44の上流側からイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の順に配設されており、プロセスカートリッジ14の側方には、プロセスカートリッジ14に走査光を照射する光走査装置46が配設されている。この光走査装置46から照射される光ビームLによって、感光体16に、画像データに応じた静電潜像が形成されるようになっている。なお、光走査装置46については詳細を後述する。
さらに、感光体16に対して用紙搬送経路44を挟んで対向する位置には、搬送ユニット50が配設されている。搬送ユニット50は、画像形成装置10の側壁10Aに沿って設けられた一対の張架ロール52、54と、この張架ロール52、54に巻き掛けられた搬送ベルト56とで構成されている。また、張架ロール54は、図示しないモータによって回転され、搬送ベルト56が移動するようになっている。
張架ロール52の近傍には、吸着ロール58が配設されており、この吸着ロール58に電圧が印加されることによって、搬送ベルト56にシート材Pが静電的に吸着されるようになっている。
また、搬送ベルト56の裏面における各色の感光体16に対向する位置には、それぞれ転写ロール60が配設されており、転写ロール60と感光体16で画像形成部62が構成されている。この画像形成部62で、感光体16上のトナー画像が、搬送ベルト56によって搬送されるシート材Pに転写される。
そして、画像形成装置10の下部には、シート材Pが収納された給紙カセット64が設けられている。給紙カセット64の近傍には、シート材Pを所定のタイミングで送り出すピックアップロール66が設けられている。このピックアップロール66によって給紙カセット64から送り出されたシート材Pは、複数の搬送ロール68、及び搬送装置70に備えられたレジストロール72によって搬送され所定のタイミングで用紙搬送経路44へ送り出される。用紙搬送経路44に送り出されたシート材Pは、各色の画像形成部62でトナー画像が転写され、定着装置74でトナー画像がシート材Pに定着される。そして、トナー画像が定着されたシート材Pは、排出ロール76によって排出トレイ78へ排出される。
さらに、搬送ユニット50のプロセスカートリッジ14と反対側には、定着装置74によって片面に画像が定着されたシート材Pの表裏を反転させた状態で再度画像形成部62へシート材Pを搬送する両面印刷用の反転搬送路80が設けられている。反転搬送路80には、反転させるシート材Pを搬送する複数の搬送ロール82が配設されており、シート材Pは、搬送ロール82によって反転搬送路80を搬送され、搬送装置70に備えられたレジストロール72によって所定のタイミングで画像形成部62に送り込まれる構成となっている。
上記構成による画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
図11に示されるように、まず、電圧が印加された帯電ロール26は、感光体16の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電する。
さらに、帯電された感光体16上の画像部分が予定の露光部電位になるように光走査装置46で露光を行ない静電潜像が形成される。
すなわち、図示しない制御装置から供給される画像データに基づき、半導体レーザ(図示省略)をオン・オフして変調することによって画像に対応した潜像が感光体16上に形成される。
さらに、図10に示されるように、現像カートリッジ24の第1攪拌搬送オーガー38、及び第2攪拌搬送オーガー40によって攪拌搬送された現像剤Gが現像ロール34に供給され、現像剤Gは、現像ロール34の磁力によって現像ロール34上に吸着される。吸着された現像剤Gは、現像ロール34によって感光体16と対向する位置まで搬送される。
現像ロール34には各色毎に所定の現像バイアス電圧が電源装置(図示省略)から印加されており、感光体16上の静電潜像は、現像ロール34の位置を通過する時に、現像剤Gのトナーが電気力によって付着しトナー画像として可視化される。
そこで、図11に示される給紙カセット64に載置されたシート材Pがピックアップロール66によって、用紙搬送経路44に送りだされ、さらに、搬送ロール68及び搬送装置70に備えられたレジストロール72によって所定のタイミングで画像形成部62へ搬送され、感光体16上のトナー画像がシート材Pに転写される。この転写されたトナー画像は定着装置74で定着され、トナー画像が定着されたシート材Pは、排出ロール76によって排出トレイ78へ排出される。
さらに、シート材Pの両面に画像を形成させる場合には、定着装置74から排出されたシート材Pが搬送ロール82によって反転搬送路80に沿って搬送され、搬送装置70に備えられたレジストロール72によって所定のタイミングで画像形成部62に再度送り込まれる。これにより、シート材Pの表面に画像が形成されたのと同様にシート材Pの裏面に画像が形成され、シート材Pは排出ロール76によって排出トレイ78へ排出される。
(要部)
次に、光走査装置46について説明する。
図4に示されるように、光走査装置46は、4本の感光体16Y、16M、16C、16Kにそれぞれ光ビームLY、LM、LC、LKを照射して感光体16上に静電潜像を形成する。
詳細には、光走査装置46に設けられた光源90Y、光源90M、光源90C、光源90Kは、イエロー色の光ビームLY、マゼンタ色の光ビームLM、シアン色の光ビームLC、ブラック色の光ビームLKを発光する。
なお、以下では、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。
さらに、複数の反射面92Aを備え、駆動モータによって回転して光源90から出射された光ビームLを反射して感光体16上の主走査方向に走査させる回転多面鏡としてのポリゴンミラー92が設けられている。
また、光源90からポリゴンミラー92に至るまでの光路中には、入射光学手段として第1の光学手段及び第2の光学手段が設けられている。夫々の光源90に対応するように設けられた第1の光学手段としてのコリメータレンズ94が設けられている。そして、このコリメータレンズ94は、光源90から出射された光ビームLを平行光とする機能を有している。
さらに、4個のコリメータレンズ94の光路下流には、コリメータレンズ94を透過した平行光を、副走査方向において光ビームLを収束し、主走査断面(図1参照)においてポリゴンミラー92の反射面92Aの面幅より長い線状の光ビームLとして反射面92Aへ導く第2の光学手段としてのシリンダレンズ96が1個設けられている。
また、シリンダレンズ96とポリゴンミラー92の間には、シリンダレンズ96を透過した光ビームLをポリゴンミラー92に向けて反射する第1平面ミラー98が設けられている。そして、第1平面ミラー98によって導かれた光ビームLは、12個の反射面92Aを備えると共に、回転駆動するポリゴンミラー92に入射し、ポリゴンミラー92が、光ビームLY、LM、LC、LKを所定の速度で走査させるようになっている。
ここで、前述したように、ポリゴンミラー92に入射する光ビームLは、主走査断面において、ポリゴンミラー92の反射面92Aの面幅より長い線状とされている。所謂、光源90からの光ビームLがポリゴンミラー92の複数の反射面92Aに跨がるように入射するオーバーフィルドタイプの光走査装置46である。オーバーフィルドタイプの走査光学系では、アンダーフィルドタイプの走査光学系よりもポリゴンミラー92の反射面92Aの幅を小さくし、面数を多く出来ることによりポリゴンミラー92を低速回転にしても、走査の高速化を図ることができるようになっている。
一方、図3に示されるように、ポリゴンミラー92の光路下流には、反射面92Aで反射した4本の光ビームLY、LM、LC、LKが共通透過する第1のレンズ部材としての第1fθレンズ100が設けられている。そして、第1fθレンズ100に備えられた光ビームLが入射する第1入射面100A及び第1入射面100Aから入射した光ビームLが出射する第1出射面100Bは、非軸対称非球面で構成されている。
さらに、第1fθレンズ100の光路下流には、4本の光ビームLY、LM、LC、LKが反射する第2平面ミラー102が設けられ、第2平面ミラー102の光路下流には、2本の光ビームLY、LMを反射する第3平面ミラー104と2本の光ビームLC、LKを反射する第4平面ミラー106が設けられている。
また、第3平面ミラー104の光路下流には、光ビームLYを感光体16Yに向けて反射させる第5平面ミラー108と、光ビームLMを感光体16Mに向けて反射させる第6平面ミラー110と第7平面ミラー112が設けられている。
これに対し、第4平面ミラー106の光路下流には、光ビームLKを感光体16Kに向けて反射させる第8平面ミラー114と、光ビームLCを感光体16Cに向けて反射させる第9平面ミラー116と第10平面ミラー118が設けられている。
さらに、第5平面ミラー108、第7平面ミラー112、第10平面ミラー118、第8平面ミラー114の光路下流には、各色の感光体16Y、16M、16C、16Kの被走査面上に各色の光ビームLY、LM、LC、LKを結像走査させる第2のレンズ部材としての第2fθレンズ120Y、120M、120C、120Kが夫々設けられている。そして、第2fθレンズ120Y、120M、120C、120Kに備えられた光ビームが入射する第2入射面122Y、122M、122C、122Kはトーリック面で構成され、光ビームが出射する第2出射面124Y、124M、124C、124Kは変形シリンドリカル面で構成されている。
この第2fθレンズ120と前述した第1fθレンズによって、ポリゴンミラー92で等角度走査された光ビームLが感光体16の被走査面上で等速走査させるようになっている。
また、第2fθレンズ120の光路下流には、筐体箱48に嵌められた防塵ガラス128Y、128M、128C、128Kが設けられており、筐体箱48への塵等の浸入が防止されている。
ここで、非軸対称非球面とされる第1fθレンズ100の第1入射面100A及び第1出射面100Bの面形状、トーリック面とされる第2fθレンズ120の第2入射面122の面形状、変形シリンドリカル面とされる第2fθレンズ120の第2出射面124の面形状について説明する。なお、以下に示す面形状は100A、100B、122、及び124各々において光軸上光学面頂点を原点に取り、主走査断面方向をy、副走査断面方向をx、光軸方向をzとなるように座標系を設定し記述したものである。
第1fθレンズ100の第1入射面100Aの面形状は、
Ry:−84.2702(図5参照)、
Rx:−51.4819(図5参照)、
KY:5.425701、
KX:−18.660096、
AR:0.738023E−06、
BR:−0.145428E−06、
CR:−0.145143E−09、
DR:−0.197831E−14、
AP:0.118431E−01、
BP:−0.105585E+01、
CP:−0.894911E+00、
DP:−0.361117E−01、
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、第1fθレンズ100の第1出射面100Bの面形状は、
Ry:−53.2083(図5参照)、
Rx:−44.1373(図5参照)、
KY:1.379139、
KX:−6.547636、
AR:0.128945E−05、
BR:0.633293E−10、
CR:0.160719E−12、
DR:−0.128159E−14、
AP:−0.868077E−01、
BP:0.259141E+00、
CP:0.490774E+00、
DP:−0.171558E−01、
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、第2fθレンズ120Y、120Kの第2入射面122Y、122Kの面形状は、
Ry:−1099.0437(図5参照)、
Rx:−203.2735(図5参照)、
K:12.407986、
A:0.703634E−07、
B:−0.394750E−11、
C:0.327186E−15、
D:−0.162598E−19、
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、第2fθレンズ120Y、120Kの第2出射面124Y、124Kの面形状は、
Ry:∞(図5参照)、
Rx:−46.3076(図5参照)、
A2:−0.001062
A4:8.76971E−08
A6:−7.999042E−15
A8:−1.210117E−15
A10:1.689589E−19
X0:0.071738
B2:−2.919024E−05
B4:1.0583605E−08
B6:−4.354321E−12
B8:7.736456E−16
B10:−4.798319E−20、
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、第2fθレンズ120M、120Cの第2入射面122M、122Cの面形状は、
Ry:−1036.783(図5参照)、
Rx:−201.3309(図5参照)、
K:14.32020
A:0.69786E−07
B:−0.330532E−11
C:0.240843E−15
D:−0.121459E−19
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、第2fθレンズ120M、120Cの第2出射面124M、124Cの面形状は、
Ry:∞(図5参照)、
Rx:−45.6211(図5参照)、
A2:−0.001062、
A4:8.76971E−08、
A6:−7.999042E−15、
A8:−1.210117E−15、
A10:1.689589E−19、
X0:−0.292869、
B2:−1.011910E−05、
B4:2.130138E−09、
B6:−7.034184E−13、
B8:1.183392E−16、
B10:−7.309962E−21、
とすると、
Figure 2010096849
なる式で記述される。
また、図5に示されるように、各部品間の距離、各レンズの厚さ及び屈折率が決められている。
一方、図1、図2には、ポリゴンミラー92の光路下流に設けられた平面ミラーを除き、光ビームLの光路に着目した光路展開図が示されている。
本実施形態では、図1に示されるようにシリンダレンズ96から出射して第1平面ミラー98を介してポリゴンミラー92の反射面92Aに導かれた光ビームLと、第1fθレンズ100の光軸との成す角をαとし、第1fθレンズ100の有効画像領域に対応した反射面92Aにおける有効半画角をθとした場合に、
tan(θ/2)・tan(α/2)≦0.11 (条件式1)
の関係が満たされるように、各部品の配置が決められている。このように設定することで、感光体16の被走査面上の有効画像領域における主走査断面方向の最大スポット径に対する最小スポット径の割合が80%以内に収めることが出来、有効画像領域において画像の一様性(画像濃度、ライン幅等)を確保することが出来る構成となっている。
なお、αは0でないことが望ましい。αを0とするとポリゴンミラー92の反射面92Aに入射する光ビームとポリゴンミラー92の反射面92Aから出射して第1fθレンズ方向に出射する光ビームとを空間的に分離する必要が生じる。このことは光走査装置や第1fθレンズ100の副走査断面方向のサイズを大きくするのみならず、ポリゴンミラー92の反射面92Aに入出射する光ビームに副走査断面方向に大きな角度をつける必要が生じるため、特性を確保することが困難になる。
さらに、ポリゴンミラー92の反射面92Aから第1fθレンズ100の第1入射面100Aまでの距離をLとした場合に、
19≦{L×(tanα−tanθ)}≦46 (条件式2)
の関係が満たされるように、各部品の配置が決められている。このように設定することで、下記1〜5の要素を考慮しても、第1fθレンズ100の主走査断面サイズをコンパクトに収めることができ、さらに、ポリゴンミラー92に入射する光ビームLと第1fθレンズ100との干渉を防止し、ポリゴンミラー92への入射光ビームと、ポリゴンミラー92の反射面92Aにより偏向された後、有効画像領域に対応した有効半画角の端部を通過する出射光ビームLとの光路が分離される構成となっている。
1.有効画像領域に対応した有効半画角の端部を通過する出射光ビームの位置のバラツキ
2.書込開始信号に使用する光ビームの通過幅、
3.第1fθレンズ100の非有効部、
4.第1fθレンズの筐体への取付部、
5.ポリゴンミラー92への入射光ビームのビーム幅
なお、本発明の第1fθレンズ100のように非球面のレンズを使用して光学特性を実現しようとする場合、安価に製作することができる樹脂成形でレンズを製作することが一般的である。しかし、レンズのサイズが大きくなると樹脂成形でレンズを製作することは困難なり、また、レンズ端部の出来は良好でないため、端部には非有効部を設けておくことが必要である。
また、、条件式2において下限である19を下回ると光路分離が困難である。また、上限である46を越えると、第1fθレンズ100のサイズを不必要に大きくなり、走査光学系とポリゴンミラー92の同一の反射面に入射する光ビームLとのなす角であるαを不必要に大きくすることになり高画質化に適さなくなってしまう。
さらに、図6には、本実施形態の光走査装置46の走査光学系の特性であるBOW(走査線湾曲)が示されており、図7には、Linearity(fθ特性)が示されており、図8には、像面湾曲が示されており、図9には、P/R上(感光体ドラム上)ビーム径が示されている。これらの図からも分るように、本実施形態の光走査装置46の走査光学系は良好な光学特性が維持されている。
本発明の実施形態に係る光走査装置における光ビームの光路を主走査断面方向からみた光路展開図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置における光ビームの光路を副走査断面方向からみた光路展開図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置に備えられたレンズの曲面、屈折率及び部品間距離等を示した図面である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の特性をグラフで表した図面である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の特性をグラフで表した図面である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の特性をグラフで表した図面である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の特性をグラフで表した図面である。 本発明の実施形態に係る光走査装置が採用された画像形成装置に備えられたプロセスカートリッジを示した概略構成図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置が採用された画像形成装置を示した概略構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
16 感光体(像保持体)
46 光走査装置
90 光源
92 ポリゴンミラー(回転多面鏡)
92A 反射面
94 コリメータレンズ(第1の光学手段)
96 シリンダレンズ(第2の光学手段)
100 第1fθレンズ(第1のレンズ部材)
100A 第1入射面
100B 第1出射面
120 第2fθレンズ(第2のレンズ部材)
122 第2入射面
124 第2出射面

Claims (4)

  1. 光ビームを出射する複数の光源と、
    複数の反射面を備え、回転して前記光源から出射された光ビームを反射して被走査面の主走査方向に走査させる回転多面鏡と、
    前記光源と前記回転多面鏡との間に配置されると共に、前記光源から出射された光ビームを主走査断面において前記回転多面鏡の反射面の面幅より長い線状の光ビームとして前記反射面へ導く入射光学手段と、
    前記入射光学手段によって導かれて前記反射面で反射した複数本の光ビームが共通透過すると共に、光ビームが入射する第1入射面及び前記第1入射面から入射した光ビームが出射する第1出射面が非軸対称非球面で構成された第1のレンズ部材と、
    前記第1のレンズ部材から出射した複数本の光ビームが透過して夫々異なる被走査面上に光ビームを結像走査させると共に、各被走査面毎に設けられ、光ビームが入射する第2入射面がトーリック面であって、前記第2入射面から入射した光ビームが出射する第2出射面が変形シリンドリカル面である第2のレンズ部材と、
    を備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 主走査断面において、前記入射光学手段から出射して前記反射面に導かれた光ビームと前記第1のレンズ部材の光軸との成す角をαとし、前記第1のレンズ部材の有効画像領域に対応した前記反射面における有効半画角をθとした場合に、
    tan(θ/2)・tan(α/2)≦0.11
    の関係が満たされる請求項1に記載の光走査装置。
  3. 主走査断面において、前記入射光学手段から出射して前記反射面に導かれた光ビームと前記第1のレンズ部材の光軸との成す角をαとし、前記第1のレンズ部材の有効画像領域に対応した前記反射面における有効半画角をθとし、前記反射面から前記第1のレンズ部材の第1入射面までの距離をLとした場合に、
    19≦{L×(tanα−tanθ)}≦46
    の関係が満たされる請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 請求項1〜3何れか1に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置から出射した光ビームが結像走査する被走査面を備えた像保持体と、
    を備えた画像形成装置。
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