JP2012072787A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンの燃料カット中に変速歯車機構15の係合側クラッチ(例えばクラッチLC)に作用させる油圧を減少させて係合側クラッチを解放状態にする減圧制御を実行し、その後、エンジン再始動時に係合側クラッチに作用させる油圧を増加させて係合側クラッチを半係合状態にした後に係合状態に戻す増圧制御を実行する。更に、減圧制御中にクラッチ出力側回転速度(出力軸回転速度Noに1速の変速比を乗算した回転速度)と入力軸回転速度Ntとの回転速度差が所定値以上になった時点で、係合側クラッチが滑り始めたと判断して、そのときの油圧を基準油圧として学習し、減圧制御や増圧制御の際には、その基準油圧の学習値を基準にして係合側クラッチに作用させる油圧を制御する。
【選択図】図1
Description
まず、図1及び図2に基づいて自動変速機11の概略構成を説明する。
図2に示すように、エンジン(図示せず)の出力軸には、トルクコンバータ12の入力軸13が連結され、このトルクコンバータ12の出力軸14に、油圧駆動式の変速歯車機構15(変速機構)が連結されている。トルクコンバータ12の内部には、流体継手を構成するポンプインペラ31とタービンランナ32が対向して設けられ、ポンプインペラ31とタービンランナ32との間には、オイルの流れを整流するステータ33が設けられている。ポンプインペラ31は、トルクコンバータ12の入力軸13に連結され、タービンランナ32は、トルクコンバータ12の出力軸14に連結されている。
初期油圧=基準油圧+補正値A
最終油圧=基準油圧−補正値B
初期油圧=基準油圧−補正値C
図5に示す燃料カット制御ルーチンは、AT−ECU30とエンジン制御装置37の電源オン期間中(イグニッションスイッチのオン期間中)に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、アクセルセンサ(図示せず)の出力信号に基づいてアクセルOFF(アクセル操作が行われていない状態)であるか否かを判定する。
図6に示すエンジン自動停止条件判定ルーチンは、前記図5の燃料カット制御ルーチンのステップ103で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、車速センサ(図示せず)で検出した車速が所定値以下であるか否かを判定する。
図7に示すスタータ制御ルーチンは、AT−ECU30とエンジン制御装置37の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ301で、運転者がイグニッションスイッチ(図示せず)を操作してエンジンを始動する手動始動時であるか否かを判定し、手動始動時であると判定された場合には、ステップ304に進み、スタータ(図示せず)を駆動してエンジンのクランク軸を回転駆動(クランキング)することでエンジンを始動する。
図8に示すクラッチ油圧制御ルーチンは、AT−ECU30とエンジン制御装置37の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ401で、燃料カット状態から燃料噴射を再開してエンジンを始動する自動始動時(再始動時)であるか否かを判定する。
図9に示す減圧制御ルーチンは、前記図8のクラッチ油圧制御ルーチンのステップ404で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいう減圧制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ501で、減圧制御の段階を判定するための制御段階フラグFlagN_Gの値が0〜3のいずれであるかで、現在の減圧制御の段階を判定する。
補正値A=補正値A1+補正値A2
初期油圧=基準油圧+補正値A
一方、上記ステップ514で、油圧学習条件が不成立であると判定された場合には、ステップ519に進み、車速が所定値(例えば後述する下限側閾値)以下であるか否かを判定し、車速が所定値よりも高いと判定された場合には、油圧学習条件が成立する可能性があると判断して、ステップ520に進み、制御段階フラグFlagN_Gを「2」に維持したまま、本ルーチンを終了する。
補正値B=補正値B1+補正値B2
最終油圧=基準油圧−補正値B
図10に示す油圧学習条件判定ルーチンは、前記図9の減圧制御ルーチンのステップ513で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ601,602で、車速が所定範囲内(下限側閾値≦車速≦上限側閾値)であるか否かを判定し、車速が所定範囲内であると判定されれば、次のステップ603,604で、油温が所定範囲内(下限側閾値≦油温≦上限側閾値)であるか否かを判定する。
図11に示す増圧制御ルーチンは、前記図8のクラッチ油圧制御ルーチンのステップ405で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいう増圧制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ701で、増圧制御の段階を判定するための制御段階フラグFlagN_Kの値が0〜3のいずれであるかで、現在の増圧制御の段階を判定する。
補正値C=補正値C1+補正値C2
初期油圧=基準油圧−補正値C
Claims (8)
- 内燃機関の動力を変速機構を介して車輪側に伝達する車両に適用され、前記変速機構に設けられた摩擦係合要素に作用させる油圧を制御することで前記変速機構の動力伝達を連続的に断続を行い、所定の自動停止条件が成立したときに前記内燃機関の燃焼を停止させて所定の再始動条件が成立したときに前記内燃機関を再始動させるアイドリングストップ制御手段を備えた車両の制御装置において、
前記内燃機関の燃焼停止中に前記変速機構の係合側の摩擦係合要素に作用させる油圧を減少させて前記係合側の摩擦係合要素を解放状態にする減圧制御を実行する減圧制御手段と、
前記内燃機関の再始動時に前記係合側の摩擦係合要素に作用させる油圧を増加させて前記係合側の摩擦係合要素を半係合状態にした後に前記係合側の摩擦係合要素を係合状態にする増圧制御を実行する増圧制御手段と、
前記減圧制御中に前記変速機構の入力軸回転速度と出力軸回転速度に基づいて前記係合側の摩擦係合要素が滑り始める油圧(以下「基準油圧」という)を学習する油圧学習手段とを備え、
前記減圧制御手段及び前記増圧制御手段は、前記油圧学習手段で学習した基準油圧の学習値に基づいて前記係合側の摩擦係合要素に作用させる油圧を制御することを特徴とする車両の制御装置。 - 前記油圧学習手段は、前記出力軸回転速度に車両発進時の変速比を乗算した回転速度と前記入力軸回転速度との差が所定値以上になったときの油圧を前記基準油圧として学習することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
- 前記油圧学習手段は、前記入力軸回転速度と前記出力軸回転速度から求めた変速比が所定値以上になったときの油圧を前記基準油圧として学習することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
- 前記減圧制御手段は、前記基準油圧の前回学習値に対して所定の補正値だけ加算又は減算した油圧を前記減圧制御の初期油圧として設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記減圧制御手段は、前記基準油圧の学習値に対して所定の補正値だけ低い油圧を前記減圧制御の最終油圧として設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記減圧制御手段は、前記補正値を車速と油温に基づいて算出することを特徴とする請求項4又は5に記載の車両の制御装置。
- 前記増圧制御手段は、前記基準油圧の学習値に対して所定の補正値だけ低い油圧を前記増圧制御の初期油圧として設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記増圧制御手段は、前記補正値を車速と油温に基づいて算出することを特徴とする請求項7に記載の車両の制御装置。
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2010
- 2010-09-28 JP JP2010216389A patent/JP5534212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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