JP4207837B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
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Description
まず、図1に基づいて内燃機関であるエンジン11の制御システム全体の概略構成を説明する。エンジン11の吸気管12の上流側にはエアクリーナ13が装着され、その下流側には吸入空気量Ga を測定するエアフローメータ14(吸入空気量検出手段)が設置され、更に、その下流側にスロットルバルブ15が設けられている。このスロットルバルブ15の回動軸15aにはDCモータ等のモータ17が連結され、このモータ17の駆動力によってスロットルバルブ15の開度(スロットル開度)が制御され、このスロットル開度がスロットル開度センサ18によって検出される。
運転者がアクセルペダル26を大きく踏み込んでスロットル開度が急激に開放されると、パワーオンダウンシフトと判定されて、ダウンシフトの変速指令が出力される。この時点t0 で、解放側クラッチの油圧指令値を初期油圧まで低下させた後、解放側クラッチの油圧指令値を一定勾配で低下させる。これにより、解放側クラッチの係合力が低下して入力トルクを伝達しきれなくなるため、変速歯車機構55の入力軸回転速度Nt(トルクコンバータ52の出力軸回転速度)が上昇し始める。
Te=Ie×dNe/dt
Te=Ie×{Ne0×(gr2/gr1)/Tt}
gr1:変速前ギヤ比
gr2:変速後ギヤ比
Tt:目標変速時間
Ie:エンジン側イナーシャ
Ne0:時刻t0におけるエンジン回転数
図8の変速制御ルーチンは、エンジン運転中に所定時間毎(例えば8〜32msec毎)に実行される変速制御のメインルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ100で、変速が必要か否か(変速指令が出力されたか否か)を判定し、変速が必要でなければ、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
[変速種類判定]
次に、図8の変速制御ルーチンのステップ101で実行される図9の変速種類判定ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まずステップ111で、現在の変速指令がアップシフトかダウンシフトかを判定し、アップシフトと判定されれば、ステップ112に進み、自動変速機51に加わる負荷状態がパワーオン(エンジン11側から自動変速機51が駆動される状態)かパワーオフ(駆動輪側から自動変速機51が駆動される状態)かを判定する。そして、この判定結果に応じて、現在の変速指令に応じた変速種類がパワーオンアップシフト(ステップ118)、パワーオフアップシフト(ステップ119)のいずれに該当するかを判定する。
図10の変速油圧制御ルーチンは、変速種類がETC協調ダウンシフトの場合に実行される。本ルーチンが起動されると、まずステップ131で、後述する図11に示す解放側クラッチ油圧制御ルーチンを実行して、解放側クラッチの油圧を制御すると共に、次のステップ132で、後述する図12に示す係合側クラッチ油圧制御ルーチンを実行して、係合側クラッチの油圧を制御する。
次に、図10の変速油圧制御ルーチンのステップ131で実行される図11の解放側クラッチ油圧制御ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まずステップ141で、制御段階フラグFlag1の値が0〜3のいずれであるか否かで、現在の解放側クラッチ油圧制御の段階を判定する。この制御段階フラグFlag1は、解放側クラッチ油圧制御の各段階に進む毎に1ずつ増加するフラグであり、初期値は0で最大値は4である。従って、解放側クラッチ油圧制御は、4段階のシーケンス制御となる。
次に、図10の変速油圧制御ルーチンのステップ132で実行される図12の係合側クラッチ油圧制御ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まずステップ161で、制御段階フラグFlag2の値が0〜4のいずれであるか否かで、現在の係合側クラッチ油圧制御の段階を判定する。この制御段階フラグFlag2は、係合側クラッチ油圧制御の各段階に進む毎に1ずつ増加するフラグであり、初期値は0で最大値は5である。従って、係合側クラッチ油圧制御は、5段階のシーケンス制御となる。
図13のスロットル開き制御ルーチンは、図8の変速制御ルーチンのステップ103で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいうエンジン出力増大制御手段としての役割を果たす。
図14のスロットル開き制御開始判定ルーチンは、図13のスロットル開き制御ルーチンのステップ203で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ221で、今回のETC協調ダウンシフトで解放制御する解放側クラッチ(y)の実油圧推定値Prealを当該解放側クラッチ(y)の油圧指令値PyDrの1次遅れ系で近似し、今回の解放側クラッチ(y)の実油圧推定値Prealを次のなまし処理式により算出する。
ここで、PrealOは前回の実油圧推定値、mはなまし係数(0<m<1)である。尚、実油圧推定値Prealの初期値は、図11の解放側クラッチ油圧制御ルーチンのステップ143で、待機油圧設定直前の解放側クラッチの油圧指令値PyDrに設定される。
N=(Ta+Tb)/tcal
ここで、tcalは実油圧推定値PrealFの演算周期である。尚、演算回数Nは、小数点以下を切り捨て又は四捨五入して整数値とする。
ここで、PrealFOは前回の実油圧推定値PrealF、mはなまし係数(0<m<1)である。この後、ステップ228で、カウンタcountをカウントアップして前記ステップ226に戻る。このような処理を繰り返すことで、カウンタcountの値が上記Nに達するまで、応答遅れ期間の実油圧推定値PrealFの演算を繰り返す。
Tin=C(e)×tr(e)×Ne2
C(e):トルクコンバータ容量係数
tr(e):トルク比
Ne:エンジン回転速度
ここで、トルクコンバータ容量係数C(e)とトルク比tr(e)は、それぞれ速度比e(=Nt/Ne)に応じてマップ又は数式等により算出される。
図15のスロットル開き制御終了判定ルーチンは、図13のスロットル開き制御ルーチンのステップ204で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ241で、スロットルバルブ15の全閉動作の応答遅れ(Td)と、スロットルバルブ15が実際に全閉してから実際にエンジン出力増大がなくなるまでの応答遅れ(Te)と、更に終了判定から目標スロットル開度を“0”に減衰させるまでの時間(Tsd)を演算する。ここで、スロットルバルブ15の閉弁動作の応答遅れ(Td)については、電子スロットルシステムのモータ17の駆動応答性に関連したパラメータ(冷却水温、バッテリ電圧等)のマップにより演算される。また、スロットルバルブ15の全閉からエンジン出力増大がなくなるまでの応答遅れ(Te)については、スロットルバルブ15の全閉により減少した吸入空気がシリンダ内に吸入されてから燃焼に至るまでの遅れと、吸気流速に関連したパラメータ(エンジン回転速度、スロットル開度等)のマップにより演算される。また、終了判定から目標スロットル開度を“0”に減衰させるまでの時間(Tsd)については、目標スロットル開度/減衰勾配により算出される。
SftRed=100−DSftR×(Td+Te+Tsd)/tsmp
ここで、DSftRは、変速進行割合SftRの演算周期当たりの変化量(SftRの今回値−前回値)であり、tsmpは、DSftRの演算周期である。
図16の目標スロットル開度演算ルーチンは、図13のスロットル開き制御ルーチンのステップ209で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ260で、クランク角センサ24の出力パルスのパルス間隔に基づいて検出された時刻t0におけるエンジン回転数Ne0を読み込み、次のステップ261で、変速応答時間の要求値から定められる変速期間におけるエンジン回転数の目標変化波形Neを算出する。続くステップ262で、標変化波形Neの時間微分値であるエンジン回転数変化速度dNe/dtを算出した後、ステップ263に進み、このエンジン回転数変化速度dNe/dtにエンジン側イナーシャIeを乗算して要求トルクTeを求める。
Te=Ie×dNe/dt
図17の目標スロットル開度補正制御ルーチンは、図13のスロットル開き制御ルーチンのステップ210で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ251で、スロットル開き量補正制御の実行条件が成立しているか否かを判定する。この実行条件は、例えば、スロットル開き指令からの経過時間が応答遅れ相当時間以上であるか否かで判定し、スロットル開き指令からの経過時間が応答遅れ相当時間未満である場合は、スロットル開き量補正制御の実行条件が不成立となり、そのまま本ルーチンを終了する。その後、スロットル開き指令からの経過時間が応答遅れ相当時間以上になった時点で、スロットル開き量補正制御の実行条件が成立し、ステップ252に進み、目標スロットル開度tangleatを次式により補正する。
ここで、DGaTは、吸入空気量Gaの目標値で、目標スロットル開度tangleatに応じてテーブル等により設定される。GaBは、図13のスロットル開き制御ルーチンのステップ207で記憶されたスロットル開き制御開始直前の吸入空気量である。上式により目標スロットル開度tangleatを補正することで、システムの製造ばらつき、経時変化によるばらつき、大気圧や吸気温等の運転条件によるばらつきを補正する。
図18の燃料噴射復帰制御ルーチンは、図8の変速制御ルーチンのステップ104で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいうエンジン出力増大制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ300で、エンジン側で燃料カット要求が発生しているか否かを判定し、燃料カット要求が発生していない場合は、ステップ307に進み、燃料噴射を継続する。
図19の燃料噴射開始判定ルーチンは、図19の燃料噴射復帰制御ルーチンのステップ303で実行されるサブルーチンであり、特許請求の範囲でいう出力増大開始タイミング制御手段としての役割を果たす。
Preal=m・PyDr+(1−m)・PrealO
M=Tc/tcal
ここで、tcalは実油圧推定値PrealFの演算周期である。尚、演算回数Mは、小数点以下を切り捨て又は四捨五入して整数値とする。
PrealF=m・PyDr+(1−m)・PrealFO
図20の燃料噴射終了判定ルーチンは、図18の燃料噴射復帰制御ルーチンのステップ304で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ341で、燃料カットを再開してからエンジン出力がなくなるまでの応答遅れ(Tf)を算出する。この際、クランク軸が720℃A回転するのに要する時間T720℃Aを応答遅れ(Tf)として算出する。
SftRed=100−DSftR×Tf/tsmp
ここで、DSftRは、変速進行割合SftRの演算周期当たりの変化量(SftRの今回値−前回値)であり、tsmpは、DSftRの演算周期である。
a(n) ={Vsp(n) −Vsp(n-1) }/Δt
ここで、Vsp(n) は今回の車速、Vsp(n-1) は前回の車速、Δtは車速Vspのサンプリング周期である。
Te=Ie×[Ne0×{(gr2+k・δi)/gr1}/Tt]
gr1:変速前ギヤ比
gr2:変速後ギヤ比
Tt:目標変速時間
Ie:エンジン側イナーシャ
Ne0:時刻t0におけるエンジン回転数
k:定数
上式により、路面勾配δiに応じて要求トルクTeが補正される。具体的には、要求トルクTeが上り勾配では減少側、下り勾配では増加側に補正される。
Te=Ie×[Ne0×{(gr2+k・a)/gr1}/Tt]
上式により、車体加速度aに応じて補正された要求トルクTeが算出される。
次に、図28の変速種類判定ルーチンが起動されると、まずステップ111で、現在の変速指令がアップシフトかダウンシフトかを判定し、アップシフトと判定されれば、ステップ112に進み、自動変速機51に加わる負荷状態がパワーオン(エンジン11側から自動変速機51が駆動される状態)かパワーオフ(駆動輪側から自動変速機51が駆動される状態)かを判定する。そして、この判定結果に応じて、現在の変速指令に応じた変速種類がパワーオンアップシフト(ステップ118)、パワーオフアップシフト(ステップ119)のいずれに該当するかを判定する。
図29の変速油圧制御ルーチンは、変速種類がETC協調ダウンシフトの場合に実行される。本ルーチンが起動されると、まずステップ131で、図11に示す解放側クラッチ油圧制御ルーチンを実行して、解放側クラッチの油圧を制御すると共に、次のステップ132で、図12に示す係合側クラッチ油圧制御ルーチンを実行して、係合側クラッチの油圧を制御する。
図24の目標スロットル開度演算ルーチンが起動されると、まずステップ501で、第1のダウンシフト判定フラグxEtc1が1であるか否かで、マニュアルダウンシフトであるか否かを判定し、「Yes」と判定されれば、ステップ503に進み、図25のマニュアルダウンシフト用目標スロットル開度設定マップを検索して、現在の入力軸回転速度Ntと冷却水温に応じてマニュアルダウンシフト時の目標スロットル開度を設定する。
目標スロットル開度=kp×δNe+kd×{δNe(n) −δNe(n-1) }
+ki×ΣδNe(n)
ここで、kpは比例ゲイン、kdは微分ゲイン、kiは積分ゲインである。
(1)走行する道路形状(道路のカーブや路面の勾配等)を例えばナビゲーションシステムの情報等に基づいて判定する道路形状判定手段と、前記道路形状判定手段の判定結果に基づいてダウンシフトを実行する道路形状ダウンシフト実行手段とを備えたシステムにおいては、前記道路形状ダウンシフト実行手段によるダウンシフトが実行されるときに、本発明のエンジン出力増大制御を実行するようにしても良い。このようにすれば、道路形状に応じて自動的にダウンシフトが実行される場合でも、変速時間を短くできると共に、変速ショックを低減することができる。
Claims (13)
- 複数の摩擦係合要素に作用させる油圧を油圧制御手段で個別に制御することで、各摩擦係合要素の係合と解放を選択的に切り換えて、変速機構の変速段を切り換える自動変速機の制御装置において、
運転者の減速意思に基づいて前記変速機構がダウンシフトされる際に運転者のアクセル操作によらずエンジン出力を増大させるエンジン出力増大制御を実行するエンジン出力増大制御手段を備え、
前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に所望のエンジン回転数変化速度に対応するエンジントルクが発生するようにエンジン出力を増大させるエンジン制御量(以下「出力増大制御量」という)を設定することを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に変速によるギヤ比変化分と変速時間とに基づいて出力増大制御量を設定することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
- 前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に車体減速度に基づいて出力増大制御量を減速時には出力減少側、加速時には出力増加側に補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動変速機の制御装置。
- 走行する路面の勾配を判定する路面勾配判定手段を備え、
前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に前記路面勾配判定手段で判定した路面の勾配に基づいて出力増大制御量を上り勾配では出力減少側、下り勾配では出力増加側に補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。 - 前記エンジン出力増大制御手段は、出力増大制御量の指令値を発してから実際にエンジン出力が増減するまでの応答遅れを考慮して出力増大制御量を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- 前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に前記所望のエンジン回転数又はエンジン回転数変化速度となるように目標エンジン回転数を設定し、出力増大制御量をフィードバック制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- エンジンへの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段を備え、
前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御中に吸入空気量を増大させると共に、前記吸入空気量検出手段による吸入空気量の検出結果に基づいて吸入空気量の増大量を補正することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。 - 前記エンジン出力増大制御手段は、前記エンジン出力増大制御が実行されるダウンシフトにおいては、実行されない場合に比べて、解放制御する摩擦係合要素の作動油圧の低下を促進させ、かつ/または係合制御する摩擦係合要素の作動油圧の上昇を促進させることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- 前記エンジン出力増大制御手段は、運転者のブレーキ操作によって発生するダウンシフトによってエンジンブレーキが作用する変速段へ強制変速されるときに、前記エンジン出力増大制御を実行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- 前記エンジン出力増大制御手段は、運転者の減速意思に基づくダウンシフトであって、車体の減速度が所定値以上であるときに、前記エンジン出力増大制御を実行することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- 走行する道路形状を判定する道路形状判定手段と、
前記道路形状判定手段の判定結果に基づいてダウンシフトを実行する道路形状ダウンシフト実行手段とを備え、
前記エンジン出力増大制御手段は、前記道路形状ダウンシフト実行手段によるダウンシフトが実行されるときに、前記エンジン出力増大制御を実行することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。 - 前記エンジン出力増大制御手段は、運転者によるシフトレバーやスイッチ等の操作によって発生するダウンシフト(以下「マニュアルダウンシフト」という)である場合と、車体の減速度やブレーキ操作によって発生するダウンシフト(以下「オートダウンシフト」という)である場合と、変速線で予め設定されるシフトスケジュールによって発生するダウンシフト(以下「コーストダウンシフト」という)である場合に、前記エンジン出力増大制御を実行すると共に、前記マニュアルダウンシフトと前記オートダウンシフトと前記コーストダウンシフトとの間でエンジン出力増大量又はその目標値を変更することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の自動変速機の制御装置。
- 前記エンジン出力増大制御手段は、前記コーストダウンシフトよりも前記マニュアルダウンシフト又は前記オートダウンシフトの方がエンジン出力増大量又はその目標値が大きくなるように制御することを特徴とする請求項12に記載の自動変速機の制御装置。
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