JP2012071344A - 溶接ワイヤ送給装置 - Google Patents

溶接ワイヤ送給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012071344A
JP2012071344A JP2010220155A JP2010220155A JP2012071344A JP 2012071344 A JP2012071344 A JP 2012071344A JP 2010220155 A JP2010220155 A JP 2010220155A JP 2010220155 A JP2010220155 A JP 2010220155A JP 2012071344 A JP2012071344 A JP 2012071344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wire guide
welding wire
groove
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010220155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5618360B2 (ja
Inventor
Fumio Shimizu
文夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2010220155A priority Critical patent/JP5618360B2/ja
Priority to CN201110257164.9A priority patent/CN102441726B/zh
Publication of JP2012071344A publication Critical patent/JP2012071344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5618360B2 publication Critical patent/JP5618360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

【課題】送給ロール10とコンジットケーブル2との間に取り付けられ、溶接ワイヤ3をコンジットケーブル2に送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイド50の交換作業を簡略化できる、溶接ワイヤ送給装置1を提供する。
【解決手段】ワイヤガイド50の送給ロール10側端部外周面に溝部50aを設ける。ワイヤガイド50の径方向に弾性的に縮径可能な係止部60cが、溝部50aに嵌り込んでワイヤガイドを係止する係止部材60を備えることにより、ワイヤガイド50を交換するときに、ワイヤガイド50の送給ロール10側端面を係止部材60の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、溝部50aの係止が外れてワイヤガイド50を取り外すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶接ワイヤ送給装置の改良に関するものである。
消耗電極式アーク溶接において、安定して溶接ワイヤを送給するために溶接ワイヤ送給装置が使用されている。(例えば、特許文献1参照。)従来、この溶接ワイヤ送給装置として、図4に示す装置が広く用いられている。図4は、従来の溶接ワイヤ送給装置の構成を示す部分断面図である。同図において、溶接ワイヤ送給装置1は、送給モータ(図示省略)が取り付けられ、この送給モータのモータ軸に送給ロール10が送給ロール取付ねじ11で取り付けられている。
送給ロール10に対向して加圧ロール12が配置されている。加圧ロール12は加圧ロール保持部材13のほぼ中央に取り付けられ、加圧ロール保持部材13の基端部が、ワイヤ送給装置本体に回転可能に取り付けられている。加圧力調整機構14は、加圧ロール保持部材13の先端側に設けられ、基端部が溶接ワイヤ送給装置本体に傾動可能に取り付けられている。加圧力調整機構14のばね部は、加圧ロール保持部材13の先端部を加圧しており、このばね力によって送給ロール10と加圧ロール12とで溶接ワイヤ3を狭持している。溶接ワイヤ3は、送給ロール10と加圧ロール12とで挟まれて加圧され図の左方向から右方向に送給される。
送給ロール10と加圧ロール12との溶接ワイヤ送出側には、溶接ワイヤ3を溶接トーチのコンジットケーブル2へとガイドするワイヤガイド5と、ワイヤガイド5を保持するとともに溶接ワイヤ送給装置1とコンジットケーブル2とを連結する部材である接続部材4が取り付けられ、接続部材4にコンジットケーブル2が着脱可能に取り付けられている。
消耗電極式アーク溶接において、溶接条件に応じて太径から細径まで種々の径の溶接ワイヤが用いられる。上記ワイヤガイド5は溶接ワイヤ径に適した内径のものを使用する必要があるため、溶接ワイヤ径を変える場合は、ワイヤガイド5を交換する作業が必要である。溶接ワイヤ径に対してワイヤガイド5の内径が小さすぎる場合には、溶接ワイヤ表面が剥がれて、この削りカスがワイヤガイド5の入り口に堆積して溶接ワイヤの送給変動を引き起こし、安定したアーク溶接を行えなくなるおそれがある。溶接ワイヤ径に対しワイヤガイド5の内径が大きすぎる場合には、溶接トーチ内を溶接ワイヤが送給される際に、何らかの原因により溶接トーチ内において挿通抵抗が増大したとき、両ロールの挟持部から送出される溶接ワイヤが、ワイヤガイド5と両ロールとの間で座屈してワイヤ送給が不可能になり、安定したアーク溶接を行えなくなるおそれがある。
溶接作業現場を移動する場合は、通常、コンジットケーブル2を溶接ワイヤ送給装置1から取り外して、溶接ワイヤ送給装置1を運搬する。このため、ワイヤガイド5の基端部に段部5aを設けて、この段部5aを接続部材4の送給ロール10側端面に当てて、コンジットケーブル2を取り外した状態でも、ワイヤガイド5が溶接ワイヤ送給装置1から脱落しないようにしている。
特開平6−71444号公報
溶接ワイヤ径を変える場合やワイヤガイド5が消耗した場合に、ワイヤガイド5を交換するときは、まず、加圧力調整機構14を、基端部を中心にコンジットケーブル2側に傾動させて、加圧力調整機構14のばね部を加圧ロール保持部材13の先端部から取り外す。次に、加圧ロール保持部材13を、基端部を中心に回転させて送給ロール10から離間させる。次に、送給ロール取付ねじ11を取り外して、送給ロール10をモータ軸から取り外す。この後、ワイヤガイド5をモータ軸側に引き抜いて取り外す。
ワイヤガイド5を取り外すためには、上記のように送給ロール10などを取り外す必要があり、交換作業が面倒であった。
本発明は、ワイヤガイドの交換作業を簡略化できる、溶接ワイヤ送給装置を提供することを目的としている。
第1の発明は、
送給ロールとコンジットケーブルとの間に取り付けられ、溶接ワイヤをコンジットケーブルに送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイドと、
前記ワイヤガイドが挿入されかつコンジットケーブルを溶接ワイヤ送給装置に取り付けるための接続部材とを備えた溶接ワイヤ送給装置において、
前記ワイヤガイドの前記送給ロール側端部外周面に設けた溝部と、
径方向に弾性的に縮径可能な係止部が、前記溝部に嵌り込んで前記ワイヤガイドを係止する係止部材と、を備えて、
前記ワイヤガイドを取り外すときに、前記ワイヤガイドの送給ロール側端面を前記係止部材の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、前記溝部の係止が外れて前記ワイヤガイドを取り外すことができることを特徴とする溶接ワイヤ送給装置である。
第2の発明は、
前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に前記溝部に対して対向する位置に係止部が設けられて、前記溝部を挟み込むように設けられたU字形ばねであることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第3の発明は、
前記係止部材は、前記ワイヤガイドの外周部に挿入された円筒状部材であり、基端側から先端側へ向けて軸方向に加工された複数のスリットと、基端側に内径方向に突出した係止部とを備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第4の発明は、
前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に設けられたリング形弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第5の発明は、
前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に設けられて内径方向に突出した係止部を複数箇所備えた円盤形弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第6の発明は、
前記溝部の送給ロール側壁面が送給ロール側に傾斜した溝部テーパ面である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第7の発明は、
前記ワイヤガイドの前記送給ロール側端面が、ワイヤ送出方向に傾斜した端部テーパ面であり、
前記ワイヤガイドを取り外すときに、前記ワイヤガイドの送給ロール側端面を前記係止部材の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、前記溝部の係止が外れて前記ワイヤガイドがワイヤ送出方向に移動した後、前記端部テーパ面が前記係止部材の係止部により内径方向に押圧されて、前記ワイヤガイドがワイヤ送出方向に押し出されることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
本発明の溶接ワイヤ送給装置は、ワイヤガイドの送給ロール側端面を係止部材の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、ワイヤガイドを取り外すことができるので、ワイヤガイドの交換作業を簡略化できる。
図1は、本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図である。 図2は、本発明の実施の形態2の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図である。 図3は、本発明の実施の形態3の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図である。 図4は、従来の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図である。
[実施の形態1]
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図であり、図1(b)は、図1(a)のA断面図である。図1(c)、(d)、(e)は、本発明の実施の形態1の作動状態を示す図であり、図1(d)は図1(c)のB断面図である。
本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置のワイヤガイド50と従来の溶接ワイヤ送給装置のワイヤガイド5との相違点は以下の通りである。
図1(a)、(c)、(e)において、ワイヤ送出方向をX1方向、その逆方向をX2方向としている。接続部材40の送給ロール10側(X2方向)端部内径に雌ねじが設けられている。保持部材70は円筒状部材であって、先端(X1方向)外周部に接続部材40の雌ねじにねじ込まれる雄ねじが設けられ、他端(X2方向)にフランジ70aを設けて、接続部材40の送給ロール10側(X2方向)端面にフランジ70a端面が押し当てられる。保持部材70の軸中心にワイヤガイド50の挿入穴が設けられて、ワイヤガイド50が挿入される。ワイヤガイド50の送給ロール側(X2方向)端部外周面には溝部50aが設けられている。
保持部材70の雄ねじとフランジ70aとの間には、軸心に対して対向するスリット70bが軸直角方向に設けられていて、対向するスリット70bの距離は、ワイヤガイド50の溝部50a外径とほぼ同じになっており、スリット70bの中央付近は保持部材7のワイヤガイド50の挿入穴に連通している。
平行な係止部60cの距離が保持部材70の対向するスリット70bの距離と同じに形成された弾性部材であるU字形ばね60がスリット70bに挿入され、係止部60cがワイヤガイド50の溝部50aに嵌め合わされている。スリット70bの軸方向の幅は、U字形ばね60の素線径とほぼ同じに形成されている。
ワイヤガイド50の溝部50aがU字形ばね60の係止部60cに挟まれて、U字形ばね60が保持部材70のスリット70bによって軸方向に移動不能に保持されている。このため、コンジットケーブル2を取り外して溶接ワイヤ送給装置1を運搬する場合でも、ワイヤガイド50が脱落することはない。
以下、動作を説明する。ワイヤガイド50を取り外すときは、コンジットケーブル2を取り外した状態で、ワイヤガイド50の送給ロール10側(X2方向)端面を、U字形ばね60の弾性力に抗してワイヤ送出方向(X1方向)に押し込むと、図1(c)及び(d)に示すように、係止部60cが溝部50aから外れるので、送給ロール10をモータ軸から取り外すことなく、ワイヤガイド50をコンジットケーブル2側(X1方向)に取り外すことができる。
内径の異なるワイヤガイドや新品のワイヤガイドを溶接ワイヤ送給装置に取り付けるときは、ワイヤガイド50を接続部材40のコンジットケーブル取付部側(X1方向)から挿入してX2方向に押し込むと、ワイヤガイド50端部がU字形ばね60の係止部60c間距離を広げながら挿入でき、溝部50aが係止部60cに嵌り込んだときに節度感を生じて、ワイヤガイド50が正しい位置に取り付けできたことを作業者が認識できる。
この結果、ワイヤガイド50の径方向に弾性的に縮径可能なU字形ばね60によって溝部50aを保持しているので、溶接作業現場を移動する場合に、コンジットケーブル2を溶接ワイヤ送給装置1から取り外して溶接ワイヤ送給装置1を運搬するときでも、ワイヤガイド50は溶接ワイヤ送給装置1から脱落するおそれがない。また、ワイヤガイド50を交換するときに送給ロール10をモータ軸から取り外すことなく簡単に取り外しができるので、交換作業が簡便になるという効果を奏する。
溝部50aの送給ロール10側壁面を送給ロール10側端面方向(X2方向)に傾斜させてテーパ面を形成しておくと、ワイヤガイド50の送給ロール10側(X2方向)端面を、ワイヤ送出方向(X1方向)に押し込んだとき、係止部60cが溝部50aから外れやすくなるので、より簡便に取り外すことができるという効果を奏する。
図1(e)に示すように、ワイヤガイド50の送給ロール10側(X2方向)端面を、ワイヤ送出方向(X1方向)に傾斜した端部テーパ面50bを形成すると、ワイヤガイド50をワイヤ送出方向(X1方向)に移動させて端部テーパ面50bが係止部60cに達したとき、端部テーパ面50bにU字形ばね60の弾性力が内径方向に作用することにより、ワイヤガイド50がワイヤ送出方向(X1方向)に押し出されるので、取り外し作業をより簡便に行うことができるという効果を奏する。
[実施の形態2]
図2(a)は、本発明の実施の形態2の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図であり、図2(b)、図2(a)のA断面図である。図2(c)、(d)は、本発明の実施の形態2の作動状態を示す図であり、図2(d)は図2(c)のB断面図である。図2(a)、(c)において、ワイヤ送出方向をX1方向、その逆方向をX2方向としている。接続部材40の送給ロール10側(X2方向)端部内径に雌ねじが設けられている。保持部材71は円筒状部材であって、先端(X1方向)外周部に接続部材40の雌ねじにねじ込まれる雄ねじが設けられ、他端(X2方向)にフランジ71aを設けて、接続部材40の送給ロール10側(X2方向)端面にフランジ71a端面が押し当てられる。
保持部材71の他端(X2方向)側は軸中心にワイヤガイド50の挿入穴71bが設けられ、先端(X1方向)側はワイヤガイド50の挿入穴より径の大きい保持穴71cが設けられている。保持穴71cのX2方向端と挿入穴71bのX1方向端との間に内壁71dが形成されている。保持部材71の先端(X1方向)側から内壁71dに押し当たるように、円筒状部材61が挿入されている。
円筒状部材61の先端(X1方向)にはフランジ61aが形成されており、フランジ61aの外径は保持部材71の保持穴71c内径と同じに形成されている。円筒状部材61は、他端(X2方向)からフランジ61aへ向けて軸方向に加工された複数のスリット61bが形成されている。円筒状部材61の先端側(X1方向)内径はワイヤガイド50の外径と同じに形成され、他端側(X2方向)は内径に突出した係止部61cが形成されている。
円筒状部材61のフランジ61aのX1方向端面は、接続部材40の雌ねじ端部面に押し当てられ、他端(X2方向)端面は、保持部材71の内壁71dに押し当てられて、軸方向に移動不能に保持されている。円筒状部材61の他端(X2方向)は弾性的に径方向に移動可能となっており、保持部材71の保持穴71c内径は円筒状部材61の弾性的な径方向の移動を妨げない大きさに形成されている。ワイヤガイド50は、保持部材71の挿入穴71b及び円筒状部材61の内径に挿入され、円筒状部材61の係止部61cがワイヤガイド50の溝部50aに嵌め合わされている。
ワイヤガイド50の溝部50aが円筒状部材61の係止部61cによって径方向に弾性的に保持され、円筒状部材61が保持部材71の内壁71d及び接続部材40の雌ねじ端部面によって軸方向に動かないように保持されている。このため、コンジットケーブル2を取り外して溶接ワイヤ送給装置1を運搬する場合でも、ワイヤガイド50が脱落することはない。
動作及び効果は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
[実施の形態3]
図3(a)は、本発明の実施の形態3の溶接ワイヤ送給装置の部分断面図であり、図3(b)は図3(a)のA断面図である。図3(c)、(d)は、本発明の実施の形態3の作動状態を示す図であり、図3(d)は図3(c)のB断面図である。図3(a)、(c)において、ワイヤ送出方向をX1方向、その逆をX2方向としている。
接続部材41の送給ロール10側(X2方向)端部外径に雄ねじが設けられ、雄ねじ終端から外周部に向かう段部41aを形成している。保持部材72は円筒状部材であって、先端(X1方向)内径部に接続部材41の雄ねじにねじ込まれる雌ねじが設けられ、先端(X1方向)が接続部材4の雄ねじ終端の段部41aに押し当てられる。
保持部材72の他端(X2方向)は軸中心にワイヤガイド50の挿入穴72bが設けられ、挿入穴のX1方向端と雌ねじのX2方向端との間に、軸直角な内壁72dを形成している。保持部材72の内壁72dと接続部材41の送給ロール10側(X2方向)端面との間に円盤状弾性部材62が挿入されている。円盤状弾性部材62の外径は保持部材72の雌ねじ内径と同じ大きさに形成されている。
円盤状弾性部材62の内径はワイヤガイド50の外径より大きく形成されるとともに、この内径より中心方向に突出した係止部62cが複数箇所形成されている。円盤状弾性部材62の係止部62cと外周部との間に切り欠き62dが設けられており、係止部62cが径方向に弾性的に移動可能となっている。保持部材72の内壁72dと接続部材41の送給ロール10側(X2方向)端面との距離は円盤状弾性部材62の厚みと同じに形成され、円盤状弾性部材62は軸方向に移動不能となっている。ワイヤガイド50が保持部材72の挿入穴、円盤状弾性部材62の内径及び接続部材41の内径部に挿入され、ワイヤガイド50の溝部50aに円盤状弾性部材62の係止部62cが嵌り込んでいる。
ワイヤガイド50の溝部50aが円盤状弾性部材62の係止部62cによって径方向に弾性的に保持され、円盤状弾性部材62が保持部材72の内壁72dと接続部材41の送給ロール10側(X2方向)端面とで軸方向に移動不能に保持されている。このため、コンジットケーブル2を取り外して溶接ワイヤ送給装置1を運搬する場合でも、ワイヤガイド50が脱落することはない。
動作及び効果は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
保持部材72の内壁72dとの挿入穴72bとの間に凹部72eを設けたり、接続部材4の送給ロール10側(X2方向)端面と挿入穴との間に凹部41bを設けたりしてもよく、円盤状弾性部材62の係止部62cが径方向に、より移動しやすくすることができる。
円盤状弾性部材62の代わりに、ゴム製のOリングやばね材料で形成されたC形リングを用いてもよく、上記と同様の動作及び効果を奏する。
1 溶接ワイヤ送給装置
2 コンジットケーブル
3 溶接ワイヤ
4 接続部材
5 ワイヤガイド
5a 段部
10 送給ロール
12 加圧ロール
13 加圧ロール保持部材
14 加圧力調整機構
41 接続部材
41a 段部
41b 凹部
50 ワイヤガイド
50a 溝部
50b 端部テーパ面
60c 係止部
61 円筒状部材
61a フランジ
61b スリット
61c 係止部
62 円盤状弾性部材
62c 係止部
70 保持部材
70a フランジ
70b スリット
71 保持部材
71a フランジ
71b 挿入穴
71c 保持穴
71d 内壁
72 保持部材
72b 挿入穴
72d 内壁
72e 凹部

Claims (7)

  1. 送給ロールとコンジットケーブルとの間に取り付けられ、溶接ワイヤをコンジットケーブルに送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイドと、
    前記ワイヤガイドが挿入されかつコンジットケーブルを溶接ワイヤ送給装置に取り付けるための接続部材とを備えた溶接ワイヤ送給装置において、
    前記ワイヤガイドの前記送給ロール側端部外周面に設けた溝部と、
    径方向に弾性的に縮径可能な係止部が、前記溝部に嵌り込んで前記ワイヤガイドを係止する係止部材と、を備えて、
    前記ワイヤガイドを取り外すときに、前記ワイヤガイドの送給ロール側端面を前記係止部材の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、前記溝部の係止が外れて前記ワイヤガイドを取り外すことができることを特徴とする溶接ワイヤ送給装置。
  2. 前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に前記溝部に対して対向する位置に係止部が設けられて、前記溝部を挟み込むように設けられたU字形ばねであることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  3. 前記係止部材は、前記ワイヤガイドの外周部に挿入された円筒状部材であり、基端側から先端側へ向けて軸方向に加工された複数のスリットと、基端側に内径方向に突出した係止部とを備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  4. 前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に設けられたリング形弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  5. 前記係止部材は、前記溝部を含む軸直角平面内に設けられて内径方向に突出した係止部を複数箇所備えた円盤形弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  6. 前記溝部の送給ロール側壁面が送給ロール側に傾斜した溝部テーパ面である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  7. 前記ワイヤガイドの前記送給ロール側端面が、ワイヤ送出方向に傾斜した端部テーパ面であり、
    前記ワイヤガイドを取り外すときに、前記ワイヤガイドの送給ロール側端面を前記係止部材の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、前記溝部の係止が外れて前記ワイヤガイドがワイヤ送出方向に移動した後、前記端部テーパ面が前記係止部材の係止部により内径方向に押圧されて、前記ワイヤガイドがワイヤ送出方向に押し出されることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置。
JP2010220155A 2010-09-30 2010-09-30 溶接ワイヤ送給装置 Active JP5618360B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010220155A JP5618360B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 溶接ワイヤ送給装置
CN201110257164.9A CN102441726B (zh) 2010-09-30 2011-09-01 焊丝进给装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010220155A JP5618360B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 溶接ワイヤ送給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012071344A true JP2012071344A (ja) 2012-04-12
JP5618360B2 JP5618360B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=46004930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010220155A Active JP5618360B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 溶接ワイヤ送給装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5618360B2 (ja)
CN (1) CN102441726B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094348A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社ダイヘン 溶接ワイヤ送給装置、トーチコネクションおよびトーチ側接続部材
CN109093230A (zh) * 2018-09-18 2018-12-28 昆山华恒焊接股份有限公司 用于棒状焊丝的自动送丝机构及自动焊接机

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10703557B2 (en) * 2017-06-07 2020-07-07 Illinois Tool Works Inc. Drums for transporting and feeding wire
JP6973891B2 (ja) * 2018-04-18 2021-12-01 株式会社ダイヘン ワイヤ送給装置
CN112935489B (zh) * 2021-02-01 2022-12-13 荆门市博众机械加工有限公司 一种电焊机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07269541A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Three D Compo Res:Kk 止着機構
US5521355A (en) * 1995-03-09 1996-05-28 Genesis Systems Group, Ltd. Welding torch assembly and method
JP2002095204A (ja) * 2000-09-18 2002-03-29 Nidec Copal Corp モータ軸の抜け止め構造
JP2002276295A (ja) * 2001-03-13 2002-09-25 Ohbayashi Corp セグメント継手
JP2005510669A (ja) * 2001-11-21 2005-04-21 バル・シール・エンジニアリング・カンパニー・インコーポレーテッド ばねリングを備えたコネクタ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL102935A (en) * 1992-08-25 1996-10-31 Planetics Welding Systems Ltd Palmetric feed heads
JP3633228B2 (ja) * 1997-08-19 2005-03-30 日本軽金属株式会社 高速mig溶接用溶接トーチ
JP3529043B2 (ja) * 2000-11-06 2004-05-24 大同特殊鋼株式会社 アーク溶接装置
CN2717605Y (zh) * 2004-04-03 2005-08-17 深圳市微迅自动化设备有限公司 精密焊机焊丝进给装置
CN201529836U (zh) * 2009-05-27 2010-07-21 无锡华联科技集团有限公司 焊丝导向板机构

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07269541A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Three D Compo Res:Kk 止着機構
US5521355A (en) * 1995-03-09 1996-05-28 Genesis Systems Group, Ltd. Welding torch assembly and method
JP2002095204A (ja) * 2000-09-18 2002-03-29 Nidec Copal Corp モータ軸の抜け止め構造
JP2002276295A (ja) * 2001-03-13 2002-09-25 Ohbayashi Corp セグメント継手
JP2005510669A (ja) * 2001-11-21 2005-04-21 バル・シール・エンジニアリング・カンパニー・インコーポレーテッド ばねリングを備えたコネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094348A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社ダイヘン 溶接ワイヤ送給装置、トーチコネクションおよびトーチ側接続部材
CN109093230A (zh) * 2018-09-18 2018-12-28 昆山华恒焊接股份有限公司 用于棒状焊丝的自动送丝机构及自动焊接机
CN109093230B (zh) * 2018-09-18 2024-01-30 昆山华恒焊接股份有限公司 用于棒状焊丝的自动送丝机构及自动焊接机

Also Published As

Publication number Publication date
CN102441726A (zh) 2012-05-09
CN102441726B (zh) 2015-08-19
JP5618360B2 (ja) 2014-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5618360B2 (ja) 溶接ワイヤ送給装置
US10981242B2 (en) Collar assembly for securing consumables of an arc welding apparatus
US7977604B2 (en) Wire drive roll
EP2651588B1 (en) Welding wire feeder with a wire guide and a pushbutton for holding the wire guide
US11173565B2 (en) Adjustable drive shaft assembly
EP2888068B1 (en) Drive roll carrier for welding wire feeder with gear, hub and retainer for the drive roll
CN110593775A (zh) 用于钻头的切削区段
EP2508774A1 (en) Vibration-proof tool holder
EP2070629B1 (en) Welding torch
JP5908220B2 (ja) ワイヤガイド
JP2011088181A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP6359383B2 (ja) トーチコネクション、溶接ワイヤ送給装置及びトーチ接続給電部材
JP5349200B2 (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP7319659B2 (ja) フィンガーチャックの連結装置
JP5956366B2 (ja) 線状はんだ供給装置
KR20140078826A (ko) 용접용 토치
JP2010247275A (ja) 樹脂管用スクレーパ
JP7368208B2 (ja) タングレスインサート挿入工具及びタングレスインサート挿入工具の製造方法
US20140178140A1 (en) Cutting assembly
JP2016190246A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP6272038B2 (ja) 送給装置、送給ローラ、およびアーク処理システム
JP2015058453A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP2019025530A (ja) 給電チップ、および溶接トーチ
JP2009121508A (ja) ランスパイプ用ホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5618360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250