JP5349200B2 - 溶接ワイヤ送給装置 - Google Patents

溶接ワイヤ送給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5349200B2
JP5349200B2 JP2009188966A JP2009188966A JP5349200B2 JP 5349200 B2 JP5349200 B2 JP 5349200B2 JP 2009188966 A JP2009188966 A JP 2009188966A JP 2009188966 A JP2009188966 A JP 2009188966A JP 5349200 B2 JP5349200 B2 JP 5349200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
wire
welding wire
diameter
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009188966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011036907A (ja
Inventor
正行 平見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2009188966A priority Critical patent/JP5349200B2/ja
Publication of JP2011036907A publication Critical patent/JP2011036907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5349200B2 publication Critical patent/JP5349200B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

本発明は、消耗電極式アーク溶接に使用する溶接ワイヤ送給装置の改良に関するものである。
消耗電極式アーク溶接において、安定して溶接ワイヤを送給するために溶接ワイヤ送給装置が使用されている。(例えば、特許文献1参照。)従来、この溶接ワイヤ送給装置として、図7に示す装置が広く用いられている。図7は、従来の溶接ワイヤ送給装置の構成を示す部分断面図である。同図において、溶接ワイヤ送給装置1に取り付けられた送給ロール12は送給モータ軸11で回転する。送給ロール12に対向して加圧ロール13が配置されている。溶接ワイヤ4は、送給ロール12と加圧ロール13とで挟まれて加圧され図の左方向から右方向に送給される。送給ロール12と加圧ロール13との溶接ワイヤ送出側には、溶接ワイヤを溶接トーチのコンジットケーブル3へとガイドするワイヤガイド21と、ワイヤガイド21を保持するとともに溶接ワイヤ送給装置1とコンジットケーブル3とを連結する部材であるガイドアダプタ22とガイドアダプタ端部材23とが取り付けられている。なお、従来の溶接ワイヤ送給装置では、通常、ガイドアダプタ22とガイドアダプタ端部材23とは、一体に形成されている。
消耗電極式アーク溶接において、溶接条件に応じて太径から細径まで種々の径の溶接ワイヤが用いられる。上記ワイヤガイド21は溶接ワイヤ径に適した内径のものを使用する必要がある。溶接ワイヤ径に対してワイヤガイド21の内径が小さすぎる場合には、溶接ワイヤ表面が剥がれて、この削れカスがワイヤガイド21の入り口に堆積して溶接ワイヤの送給変動を引き起こし、安定したアーク溶接を行えなくなるおそれがある。溶接ワイヤ径に対しワイヤガイド21の内径が大きすぎる場合には、溶接トーチ内を溶接ワイヤが送給される際に、何らかの原因により溶接トーチ内において挿通抵抗が増大したとき、両ロールの挟持部から送出される溶接ワイヤが、ワイヤガイド21と両ロールとの間で座屈してワイヤ送給が不可能になり、安定したアーク溶接を行えなくなるおそれがある。
特開平6−71444号公報 特開平5−111769号公報
溶接条件を変えるため異なる外径の溶接ワイヤに交換する場合は、上記ワイヤガイド21を溶接ワイヤ径に適した内径のものに交換する必要がある。この場合、固定ねじ15を取り外し、ガイドアダプタ22を送給装置本体のガイドアダプタ固定部14から取り外し、ガイドアダプタ端部材23をコンジットケーブル3から取り外して、ワイヤガイド21をガイドアダプタ22から取り出す。この後、適正な内径のワイヤガイド21をガイドアダプタ22に挿入し、ガイドアダプタ端部材23をコンジットケーブル3に取付けて、ガイドアダプタ22を送給装置本体のガイドアダプタ固定部14に挿入して、固定ねじ15を取り付けるという一連の交換作業が必要となり、溶接前の準備作業に時間がかかるという問題があった。
本発明は、異なる溶接ワイヤ径に交換する場合に、ワイヤガイドの内径を容易に変更できる溶接ワイヤ送給装置を提供することを目的としている。
第1の発明は、
溶接ワイヤをコンジットケーブルに送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイドと、
ワイヤガイドを保持しかつコンジットケーブルを溶接ワイヤ送給装置に取り付けるための連結部材であるガイドアダプタと、
ガイドアダプタ端部材とを備えた溶接ワイヤ送給装置において、
ワイヤ送出部に設けられ、中心に前記溶接ワイヤをコンジットケーブルにガイドする穴と外周面の中央部から両端へ向けたテーパとが形成され、一端側から他端側へ向けて軸方向に加工されたスリットと他端側から一端側へ向けて軸方向に加工されたスリットとが形成されて、縮径可能なワイヤガイドと、
前記ワイヤガイドの一方のテーパに対応するテーパ穴を設けて前記ワイヤガイドのテーパにはめ合わされるガイドアダプタと、
前記ワイヤガイドの他方のテーパに対応するテーパ穴を設けて前記ワイヤガイドのテーパにはめ合わされる加圧調整部材と、
前記加圧調整部材の軸方向摺動手段とを備え、
前記加圧調整部材を軸方向に摺動させることにより前記ワイヤガイドの内径を縮径または拡径することを特徴とする溶接ワイヤ送給装置である。
第2の発明は、
請求項1に記載の加圧調整部材の軸方向摺動手段は、
先端部に雄ねじが形成されて円周方向に突出する突起片を有する前記加圧調整部材と、
前記突起片が挿入されて軸心回りに回転不能にかつ軸方向に沿って移動できるように配置した切り欠き部を有する前記ガイドアダプタと、
前記雄ねじにねじ込まれ前記ガイドアダプタ外周部に形成されたフランジと前記ガイドアダプタ端部材に形成されたフランジとの間に挟まれて軸心回りに回転可能でかつ軸方向への移動が不能に取り付けられた操作部材とを備え、
前記操作部材を軸心回りに回転させることにより前記加圧調整部材を軸方向に摺動させることを特徴とする、請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第3の発明は、
前記加圧調整部材を軸方向に移動させるアクチュエータを備える請求項1または2のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第4の発明は、
前記アクチュエータがモータによって作動するものである請求項3に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
第5の発明は、
前記ワイヤガイドの内径寸法を検出する手段と、
溶接ワイヤ径と最適なワイヤガイドの内径寸法とを記憶する記憶部と、
使用する溶接ワイヤ径を設定する溶接ワイヤ径設定部とを備え、
設定された溶接ワイヤ径に最適なワイヤガイド内径に自動的に縮径または拡径することを特徴とした請求項3または4のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置である。
本発明の溶接ワイヤ送給装置は、加圧調整部材を軸方向に動かすことにより、ワイヤガイドの内径を自在に変えることができるため、異なる外径の溶接ワイヤに交換する場合に、ワイヤガイドの交換作業をする必要がない。
本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の構成を示す部分断面図である。 本発明の内径調整機構の主な部材の分解斜視図である。 本発明の内径調整機構の動作を説明する図である。 本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の別の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2の溶接ワイヤ送給装置の構成を一部模式的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態3の溶接ワイヤ送給装置の構成を一部模式的に示す部分断面図である。 従来の溶接ワイヤ送給装置の構成を示す部分断面図である。
[実施の形態1]
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の構成を示す部分断面図であり、図2は、本発明の内径調整機構の主な部材の分解斜視図である。溶接ワイヤ送給装置1に取り付けられた送給ロール12は送給モータ軸11で回転する。送給ロール12に対向して加圧ロール13が配置されている。溶接ワイヤ4は、送給ロール12と加圧ロール13とで挟まれて加圧され図の左方向から右方向に送給される。送給ロール12と加圧ロール13との溶接ワイヤ送出側には、溶接ワイヤを溶接トーチのコンジットケーブル3へとガイドするワイヤガイド21が設けられ、ワイヤガイド21を保持するガイドアダプタ22は、ガイドアダプタ固定部14に挿入され、固定ねじ15で着脱可能に固定されている。
ワイヤガイド21は、中心に溶接ワイヤ4をガイドする穴があけられており、一端側から他端側へ向けて軸方向に加工されたスリット21aと、他端側から一端側へ向けて軸方向に加工されたスリット21bとが形成されていて、外周面が押圧されたときに内径が縮径し押圧力を開放したときに元の内径に拡径するようになっている。ワイヤガイド21は外周面のほぼ中央部から両端へ向けてテーパ21cとテーパ21dとを有している。
ガイドアダプタ22の内面にテーパ21cに対応するテーパ穴22bが設けられており、ワイヤガイド21のテーパ21cにはめ合わされている。
加圧調整部材24の内面にテーパ21dに対応するテーパ穴が設けられており、ワイヤガイド21のテーパ21dにはめ合わされている。
ガイドアダプタ22は、ガイド穴22dが設けられ、切り欠き22eが2箇所軸方向に沿って形成されていて、ガイド穴22dと連通している。ガイドアダプタ22には切り欠き22eを2箇所有することにより、ガイド片22fが2箇所形成されている。
加圧調整部材24は、外周面に円筒状の摺接部24aと、この摺接部24aの周囲に偏平状をなす2個の突起片24bとを有し、突起片24bの先端部には雄ねじ24cが形成されている。摺接部24aはガイド穴22dに軸方向に摺動自在にはめ合わされている。突起片24bは、2箇所の切り欠き22eそれぞれに挿入されてガイド片22fの切り欠き面に摺接可能となっているとともに、加圧調整部材24に軸心回りの回転力が付与された際、ガイド片22fの切り欠き面に当たって軸心回りに回転しないようになっている。なお、切り欠き22e、ガイド片22fおよび突起片24bはそれぞれ3箇所以上形成してもよい。
操作部材25の内周面には雌ねじ25aが形成されていて加圧調整部材24の雄ねじ24cにねじ込まれている。ガイドアダプタ22のガイド片22fのワイヤ送給方向先端部端面にガイドアダプタ端部材23が取り付けられている。ガイドアダプタ22およびガイドアダプタ端部材23にはそれぞれフランジ22aとフランジ23aとが形成されていて、フランジ22aとフランジ23aとの距離が操作部材25の幅とほぼ等しくなるように取り付けられている。このため、操作部材25は加圧調整部材24の軸心の回りに回転可能でかつ軸方向には移動不能になっている。この結果、操作部材25を加圧調整部材24の軸心回りに回転させると、加圧調整部材24が軸心回りに回転せず軸方向に沿って移動する。
ガイドアダプタ端部材23には溶接トーチのコンジットケーブル3を接続するための雄ねじ23bを有しており、コンジットケーブル3が着脱可能に取り付けられている。
以下、動作を説明する。
図3は本発明の内径調整機構の動作を説明する図であり、図3(a)はワイヤガイド内径を縮経させた状態を示す断面図であり、図3(b)はワイヤガイド内径を拡経させた状態を示す断面図である。図3(a)のように、操作部材25を加圧調整部材24の軸心の回りに回転させ、加圧調整部材24を軸方向に沿ってX2からX1方向に移動させると、ワイヤガイド21のテーパ21cがガイドアダプタ22の内面テーパに押し込まれて、ワイヤガイド21のテーパ21dが加圧調整部材24の内面テーパに押し込まれることにより、ワイヤガイド21を縮径させることができる。
ワイヤガイド21が縮径した状態から、図3(b)のように、操作部材25を加圧調整部材24の軸心の回りに回転させ、加圧調整部材24を軸方向に沿ってX1からX2方向に移動させると、加圧調整部材内面テーパがワイヤガイド21のテーパ21dから遠ざかることにより、ワイヤガイド外周面への押圧力が開放されるため、ワイヤガイドの内径は拡径されて元の内径に戻る。
上述したように、本発明の溶接ワイヤ送給装置1は、操作部材25を回転させて加圧調整部材24をX方向に動かすことにより、ワイヤガイドの21内径を自在に変えることができる。従って、溶接条件を変えるために異なる外径の溶接ワイヤに交換する場合でも、時間のかかるワイヤガイドの交換作業をする必要がなく、しかも迅速にワイヤガイドの内径調整を行うことができるという効果を奏する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば図4のように構成してもよい。図4は本発明の実施の形態1の溶接ワイヤ送給装置の別の構成を示す部分断面図である。すなわち、操作部材25を、加圧調整部材24の突起片24bを加圧調整部材24の軸方向に対して左右から挟み込むように形成し、加圧調整部材24の軸方向に設けた長穴25cに固定ねじ25dを通して、固定部16に固定ねじ25dをねじ込むように構成する。
操作部材25を左方向または右方向に動かすことにより加圧調整部材24も操作部材25と同じ方向に移動する。これにより上記実施形態と同様の効果を奏する。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2の溶接ワイヤ送給装置の構成を一部模式的に示す部分断面図である。操作部材25の外周面に歯車25bが形成されている。ピニオン26は歯車25bにかみ合っており、アクチュエータ27の回転駆動軸に取り付けられていて、アクチュエータ27は、動力供給部28を介して操作スイッチ29が取り付けられている。この結果、操作スイッチ29によりアクチュエータ27を回転駆動させると、アクチュエータ27の回転力により操作部材25を回転させて加圧調整部材24を軸方向に動かすことにより、ワイヤガイド21の内径を自在に変えることができる。
上記アクチュエータ27はモータを用いてもよいし、回転揺動型のシリンダを用いても同様に構成することができる。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3の溶接ワイヤ送給装置の構成を一部模式的に示す部分断面図である。操作部材25の外周面に歯車25bが形成されている。ピニオン26は歯車25bにかみ合っており、アクチュエータ27の回転駆動軸に取り付けられている。アクチュエータ27にはアクチュエータの軸回転角度を検出する回転角度検出部30が取り付けられている。記憶部32は、回転角度検出部30と、アクチュエータ27に動力を供給する動力供給部28と、溶接ワイヤ径設定部31と、に接続されている。
ワイヤガイド21の内径寸法は溶接ワイヤ外径に応じた適正値が決まっている。一方、ピニオン26と歯車25bとの減速比と、加圧調整部材24の雄ねじ24cとかみ合う雌ねじ25aのねじピッチと、ワイヤガイド21のテーパ21cおよび21dのテーパ角度とを適宜に設計することにより、アクチュエータ27の回転角度とワイヤガイド21の内径寸法との関係を一次関数として決めることができる。この結果、溶接ワイヤ外径とアクチュエータ27の回転角度との関係を一次関数として決めておくことができ、この関数を記憶部32に記憶しておく。
記憶部32は、溶接ワイヤ径設定部31に設定された溶接ワイヤ外径から決まるアクチュエータ27の回転角度を指令値として、回転角度検出部30の回転角度と上記指令値とを比較し、上記指令値と等しくなるまで動力供給部28を作動させてアクチュエータ27を回転させ、回転角度検出部30の回転角度が上記指令値と一致すれば動力供給部28の作動を停止させるという機能を持っている。
以下、動作を説明する。
溶接作業者は、溶接作業開始前に使用する溶接ワイヤ外径を、溶接ワイヤ径設定部31に設定する。記憶部32は、溶接ワイヤ径設定部31で設定された溶接ワイヤ外径から決まるアクチュエータ27の回転角度θcと回転角度検出部30から送られるアクチュエータ27の回転角度θaを比較して、θaがθcと等しくなるようにアクチュエータ27を回転させる。この結果、作業者が溶接ワイヤ外径を設定すると自動的にワイヤガイド21の内径が適正値に拡縮されるので、ワイヤガイドの交換作業をする必要がなくなって作業効率が改善されるだけでなく、ワイヤガイド21の内径変更忘れを防止することにより溶接不良を減らすことができるという効果を奏する。
1 溶接ワイヤ送給装置
3 コンジットケーブル
4 溶接ワイヤ
11 送給モータ軸
12 送給ロール
13 加圧ロール
14 ガイドアダプタ固定部
15 固定ねじ
16 固定部
21 ワイヤガイド
21a スリット
21b スリット
21c テーパ
21d テーパ
22 ガイドアダプタ
22a フランジ
22b テーパ穴
22d ガイド穴
22e 切り欠き
22f ガイド片
23 ガイドアダプタ端部材
23a フランジ
23b 雄ねじ
24 加圧調整部材
24a 摺接部
24b 突起片
24c 雄ねじ
25 操作部材
25a 雌ねじ
25b 歯車
25c 長穴
25d 固定ねじ
26 ピニオン
27 アクチュエータ
28 動力供給部
29 操作スイッチ
30 回転角度検出部
31 溶接ワイヤ径設定部
32 記憶部
θa 回転角度
θc 回転角度

Claims (5)

  1. 溶接ワイヤをコンジットケーブルに送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイドと、
    ワイヤガイドを保持しかつコンジットケーブルを溶接ワイヤ送給装置に取り付けるための連結部材であるガイドアダプタと、
    ガイドアダプタ端部材とを備えた溶接ワイヤ送給装置において、
    ワイヤ送出部に設けられ、中心に前記溶接ワイヤをコンジットケーブルにガイドする穴と外周面の中央部から両端へ向けたテーパとが形成され、一端側から他端側へ向けて軸方向に加工されたスリットと他端側から一端側へ向けて軸方向に加工されたスリットとが形成されて、縮径可能なワイヤガイドと、
    前記ワイヤガイドの一方のテーパに対応するテーパ穴を設けて前記ワイヤガイドのテーパにはめ合わされるガイドアダプタと、
    前記ワイヤガイドの他方のテーパに対応するテーパ穴を設けて前記ワイヤガイドのテーパにはめ合わされる加圧調整部材と、
    前記加圧調整部材の軸方向摺動手段とを備え、
    前記加圧調整部材を軸方向に摺動させることにより前記ワイヤガイドの内径を縮径または拡径することを特徴とする溶接ワイヤ送給装置。
  2. 請求項1に記載の加圧調整部材の軸方向摺動手段は、
    先端部に雄ねじが形成されて円周方向に突出する突起片を有する前記加圧調整部材と、
    前記突起片が挿入されて軸心回りに回転不能にかつ軸方向に沿って移動できるように配置した切り欠き部を有する前記ガイドアダプタと、
    前記雄ねじにねじ込まれ前記ガイドアダプタ外周部に形成されたフランジと前記ガイドアダプタ端部材に形成されたフランジとの間に挟まれて軸心回りに回転可能でかつ軸方向への移動が不能に取り付けられた操作部材とを備え、
    前記操作部材を軸心回りに回転させることにより前記加圧調整部材を軸方向に摺動させることを特徴とする、請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  3. 前記加圧調整部材を軸方向に移動させるアクチュエータを備える請求項1または2のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  4. 前記アクチュエータがモータによって作動するものである請求項3に記載の溶接ワイヤ送給装置。
  5. 前記ワイヤガイドの内径寸法を検出する手段と、
    溶接ワイヤ径と最適なワイヤガイドの内径寸法とを記憶する記憶部と、
    使用する溶接ワイヤ径を設定する溶接ワイヤ径設定部とを備え、
    設定された溶接ワイヤ径に最適なワイヤガイド内径に自動的に縮径または拡径することを特徴とした請求項3または4のいずれか1項に記載の溶接ワイヤ送給装置。
JP2009188966A 2009-08-18 2009-08-18 溶接ワイヤ送給装置 Expired - Fee Related JP5349200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188966A JP5349200B2 (ja) 2009-08-18 2009-08-18 溶接ワイヤ送給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188966A JP5349200B2 (ja) 2009-08-18 2009-08-18 溶接ワイヤ送給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011036907A JP2011036907A (ja) 2011-02-24
JP5349200B2 true JP5349200B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43765235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009188966A Expired - Fee Related JP5349200B2 (ja) 2009-08-18 2009-08-18 溶接ワイヤ送給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5349200B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6359383B2 (ja) * 2014-08-22 2018-07-18 株式会社ダイヘン トーチコネクション、溶接ワイヤ送給装置及びトーチ接続給電部材
US9713853B1 (en) * 2016-02-29 2017-07-25 Lincoln Global, Inc. Wire feeder

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160669U (ja) * 1980-04-28 1981-11-30
JPH0671444A (ja) * 1992-08-25 1994-03-15 Sansha Electric Mfg Co Ltd 電極ワイヤ送給装置
JP4435959B2 (ja) * 2000-05-29 2010-03-24 株式会社ダイヘン 消耗電極ガスシールドアーク溶接用トーチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011036907A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11173565B2 (en) Adjustable drive shaft assembly
JP6668585B2 (ja) ワイヤ送給機構
WO2008018960A1 (en) Wire drive roll with a plurality of grooves for advancingwires and having mounting features uniquely associated with only one of the grooves; a drive mechanism with such wire drive roll; welding system with such drive mechanism
JP5349200B2 (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP2011088181A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP2012071344A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
US20120211479A1 (en) Self-cleaning welding wire conduit
JP5109906B2 (ja) ワイヤー送給チューブ、ワイヤー送給装置、及び、アーク溶接装置
JP6359383B2 (ja) トーチコネクション、溶接ワイヤ送給装置及びトーチ接続給電部材
US20180324989A1 (en) Mounting shaft device, mounting head, and surface mounter
JP6607767B2 (ja) 溶接ワイヤ送給装置およびトーチコネクション
JP6300690B2 (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP2005238376A (ja) インサート挿入装置
EP0662364B1 (en) Wire cut electric discharge machine
JP6272038B2 (ja) 送給装置、送給ローラ、およびアーク処理システム
JP5998417B2 (ja) 棒材供給機
JP2007038265A (ja) スポット溶接用電極の研磨装置
JP2014128829A (ja) 溶接用電極棒の研磨ホルダー
JP7478025B2 (ja) 溶接トーチ
JP2017132010A (ja) チューブ切断装置
AT503608B1 (de) Rolle für eine einrichtung zur förderung eines schweissdrahtes
JP2016193452A (ja) ウェルドナット供給装置
KR20170001707U (ko) 와이어 송급기
JP2023092113A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JP2023037160A (ja) ライナ押圧機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120727

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees