JP7368208B2 - タングレスインサート挿入工具及びタングレスインサート挿入工具の製造方法 - Google Patents
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Description
本実施形態のタングレスインサート挿入工具10は、雌ねじに挿入されて雌ねじを補強する部材であるタングレスインサートI(図3参照)を雌ねじに挿入する工具である。
タングレスインサート挿入工具10の使用時は、まず、ガード7が接続されたハウジング6がマンドルMに接続され、ハウジング6からマンドルMの先端1t側が突出する長さが調整される。
まず、作業者は、第一部材1の窪み1hに付勢部材4を配置する。作業者は、付勢部材4を、開口1oを通して溝1g内に導入し、例えば金属用接着剤等により溝1gの底面1gbに接着し、窪み1hに配置する。
次に、作業者は、第二部材2にパウル3を接続する。作業者は、側面視でパウル3の貫通孔3hと第二部材2の接続孔2rとが重なるようにパウル3と第二部材2とを配置し、貫通孔3hと接続孔2rとにピン5を通し、パウル3を中間部3mを中心に回動自在に第二部材2に接続する。作業者は、ピン5を、後述する第二位置合わせ工程における操作孔2hへのピン5の圧入方法と同様の方法により、接続孔2rに圧入する。
次に、作業者は、第二部材2を固定する。作業者は、第二部材2の例えば基端2pを台座P等に固定する。第二部材2は、軸O方向に支持されるように固定されてもよく、軸O方向に垂直に支持されるように固定されてもよい。
次に、作業者は、第一部材1の雄ねじ1mとパウル3のフック部3fのポケット3pとの位置を合わせつつ、第一部材1と第二部材2との相対位置を決定する。
次に、作業者は、第一部材1と第二部材2とを連結する。第一位置合わせ工程で相対位置を決定した第一部材1と第二部材2とを、レーザ溶接、金属用接着による接着、又はアーク溶接等の手段を用いて連結する。
次に、作業者は、パウル3のフック部3fが開口1oから突出する寸法t調節する。図7に示すように、作業者は、フック部3fが開口1oから突出する寸法tを、パウル3のレリース部3lを、第二部材2に形成された操作孔2hに圧入したピン5により押し、中間部3mを中心としてパウル3が回動させることで調節する。
まず、作業者は、マンドルMAの窪み1hに付勢部材4が配置する。作業者は、付勢部材4を、開口1oを通して溝G内に導入し、例えば金属用接着剤等により溝Gの底面1gbに接着し、窪み1hに配置する。
次に、作業者は、マンドルMAにパウル3を接続する。作業者は、マンドルMAの貫通孔2eに、位置合わせ部材2aを内嵌する。作業者は、側面視でパウル3の貫通孔3hと位置合わせ部材2aの接続孔2rとが重なるようにパウル3を配置し、貫通孔3hと接続孔2rとにピン5を通し、パウル3を中間部3mを中心に回動自在に位置合わせ部材2aに接続する。
次に、作業者は、マンドルMAを固定する。作業者は、マンドルMAの例えば基端2pを台座P等に固定する。マンドルMAは、軸O方向に支持されるように固定されてもよく、軸O方向に垂直に支持されるように固定されてもよい。
次に、作業者は、マンドルMAの雄ねじ1mとパウル3のフック部3fのポケット3pとの位置を合わせつつ、マンドルMAと位置合わせ部材2aとの相対位置を決定する。
次に、作業者は、マンドルMAと位置合わせ部材2aとを連結する。作業者は、第一位置合わせ工程で相対位置を決定したマンドルMAと位置合わせ部材2aとを、レーザ溶接、金属用接着による接着、又はアーク溶接等の手段を用いて連結する。
1g 溝
1m 雄ねじ
1o 開口
10 タングレスインサート挿入工具
2 第二部材
2a 位置合わせ部材(第二部材)
2c 円筒部
2g 溝
2h 操作孔
2o 開口
3 パウル
3f フック部
3l レリース部
3m 中間部
4 付勢部材
5 ピン(係止部材)
6 ハウジング
7 ガード
8 六角ビット
B 間
D 深さ方向
G 溝
I タングレスインサート
Ic 切欠
L 中心軸
NT 隣り合うねじ山
O 軸
Op 開口
M マンドル
MA マンドル(第一部材)
P 台座
t フック部が開口から突出する寸法
Claims (8)
- コイル端部の内側ねじに切欠が形成されたタングレスインサートの挿入工具であって、
円柱状に形成され、外周に前記内側ねじに螺合する雄ねじが形成された第一部材と、前記第一部材と別体であって前記第一部材と連結された第二部材と、を有し、軸方向に沿って連続して開口する溝が前記第一部材に形成されるマンドルと、
前記溝内に挿入配置され、中間部が前記軸方向と前記溝の深さ方向とに垂直な中心軸回りに回動自在に前記第二部材に接続され、先端に前記切欠に係合されるフック部を有する長尺のパウルと、を備え、
側面視で前記フック部が前記雄ねじの隣り合うねじ山の間に配置される、
タングレスインサート挿入工具。 - 前記第二部材は、先端に、前記第一部材を内嵌する円筒部を有し、
前記溝が前記第二部材に形成される、
請求項1に記載のタングレスインサート挿入工具。 - 前記溝内に、前記フック部を前記溝の前記開口から突出するように付勢する付勢部材を備える、
請求項1又は請求項2に記載のタングレスインサート挿入工具。 - 前記パウルの基端にレリース部を有し、
前記マンドルの前記溝の前記開口と反対側の側面から前記溝に連通する操作孔に挿入される係止部材により前記レリース部が操作される、
請求項3に記載のタングレスインサート挿入工具。 - 前記レリース部は、前記操作孔内に延在するよう形成されている、
請求項4に記載のタングレスインサート挿入工具。 - 請求項1に記載のタングレスインサート挿入工具の製造方法であって、
前記第二部材に前記パウルを接続するパウル接続工程と、
前記第二部材を台座に固定する固定工程と、
前記パウルを前記溝に前記挿入配置しつつ、前記第一部材と前記第二部材とを相対的に移動させ、側面視で前記フック部を前記雄ねじの前記隣り合うねじ山の間に配置する第一位置合わせ工程と、
前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結工程と、を有する、
タングレスインサート挿入工具の製造方法。 - 請求項2に記載のタングレスインサート挿入工具の製造方法であって、
前記第二部材に前記パウルを接続するパウル接続工程と、
前記第二部材を台座に固定する固定工程と、
前記パウルを前記溝に前記挿入配置しつつ、前記第一部材と前記第二部材とを対向する方向に移動させ、又は前記第一部材と前記第二部材とを離間する方向に移動させて、側面視で前記フック部を前記雄ねじの前記隣り合うねじ山の間に配置する第一位置合わせ工程と、
前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結工程と、を有する、
タングレスインサート挿入工具の製造方法。 - 請求項4又は請求項5に記載のタングレスインサート挿入工具の製造方法であって、
前記第一部材に付勢部材を接続する付勢部材接続工程と、
前記第二部材に前記パウルを接続するパウル接続工程と、
前記第二部材を台座に固定する固定工程と、
前記パウルを前記溝に前記挿入配置しつつ、前記第一部材と前記第二部材とを相対的に移動させ、側面視で前記フック部を前記雄ねじの前記隣り合うねじ山の間に配置する第一位置合わせ工程と、
前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結工程と、
前記操作孔に係止部材を挿入して前記レリース部を操作して、前記フック部が前記マンドルの前記溝の前記開口から突出する寸法を調節する第二位置合わせ工程と、を有する、
タングレスインサート挿入工具の製造方法。
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JP2015062990A (ja) | 2013-09-02 | 2015-04-09 | 株式会社アドバネクス | タングレスコイルスレッド用工具 |
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