JP2006346812A - プリワインダー装置および電動プリワインダー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動ドライバーのトルク調整機構をそのまま機能させることができるプリワインダー装置および電動プリワインダー装置を提供する。
【解決手段】 トルク調整機構を有する電動ドライバー2に連結されるプリワインダー装置2である。タングレスコイルスレッド用工具4と、この工具4を電動ドライバー2に保持させるための取付カバー5とを備える。工具4は、プリワインダーボディ6と、マンドル7と、マンドル7の溝14内に挿入配置され、かつフック部24を有するパウル8とを備え、マンドル7の後端側が、電動ドライバー2の駆動軸40に連結する連結部22とされている。取付カバー5は、電動ドライバー2に接続する接続部と、工具4を保持する保持部とを備え、電動ドライバー2のトルク調整機構のトルク調整ナット41を外挿するとともに、トルク調整ナット41を外側に露出させる開口部35を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、タングレスコイルスレッド挿入体(ワイヤ・コイル状のねじ挿入体)を他部材のタップ穴に取付け・取外しするためのタングレスコイルスレッド用工具を備えたプリワインダー装置、および電動プリワインダー装置に関する。
慣用的なワイヤからなるタングレスコイルスレッド挿入体は、外周面と内周面とにそれぞれ外側ねじと内側ねじとを形成したコイルであり、その内側ねじの両端部に、取り付けあるいは取り外し用の切欠を形成したものである。
タングレスコイルスレッド用工具は、前記タングレスコイルスレッド挿入体の切欠に駆動力(回転力)を付与して該挿入体を他部材のタップ穴(取付穴)に取り付け・取り外しをなすためのものである。このようなタングレスコイルスレッド用工具によって取付穴に取り付けられるタングレスコイルスレッド挿入体は、硬度の不足する部材に雌ねじを形成する場合に広く利用されており、挿入時の引っ掛け用で後に折り取る必要のあるタングが最初からないことを特徴としている。
タングレスコイルスレッド用工具としては、管状体内に、その先端部が該管状体から突出するように、かつその突出寸法が調整可能となるようにマンドルが挿入配置され、前記マンドルに、該マンドルの軸線に沿って該マンドルの側面側が開口する溝が形成されると共に、該溝内に先端部にフック部を有する長尺のパウルが挿入配置され、該パウルが、その中間部がピンを介して前記マンドルに回動自在、かつ回動したときに前記フック部が前記マンドルの先端部にて前記溝の開口部から出没自在となるように取り付けられ、前記溝内には、常態において前記フック部を前記溝の開口部から突出するように付勢する付勢部材が配置され、前記溝は、少なくとも前記ピンの位置する部位から前記先端部に到る間が前記マンドルの軸線に沿って直線的に連続する前記フック部の出没する開口部を含む開口部とされているものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このタングレスコイルスレッド用工具によれば、パウルが装着される溝の開口部は、パウルのフック部が突出する開口部を含んでいるので、この溝を機械加工する際に、内部に段差が生じることがなく、パウルが回動不良を起こすことが阻止される。また、従来必要とされていた、溝加工部の段差を取り除く研削加工が不要となり、加工工数が減るのでコストを下げて安価とすることが可能となる。また、開口部の数が従来に比較して少なくて済むので、マンドルの強度を上げることが可能となる。
また、特に近年のタングレスコイルスレッド用工具では、管状体となるプリワインダーボディの先端部に絞り込み用のナットを取り付けておき、このナットを介してタングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付けるようにしている。このようにすることで、ナットによって絞り込まれたタングレスコイルスレッド挿入体は取付穴の入り口の状態、入り口の形状、他部材の材質に影響されずに、部材の取付穴に挿入することが可能になる。
ところで、このような絞り込み用のナットを取り付けたタングレスコイルスレッド用工具では、通常、マンドルの後端部が専用の連結治具を介して電動ドライバーやエアー式ドライバーの駆動軸に間接的に連結され、これの駆動力(回転力)によってタングレスコイルスレッド挿入体の取り付け・取り外しがなされるように構成されている。
特開平11−333751号公報
しかしながら、前記のタングレスコイルスレッド用工具では、特にその使用に際して以下の改善すべき課題がある。
前記タングレスコイルスレッド用工具は、前述したように専用の治具(専用の連結治具)を介して例えば電動ドライバーに連結され、使用されるが、その際、この連結を可能にするため、電動ドライバーから一部の部材が取り外され、この部材に代えて前記の専用治具が取り付けられるようになっている。
すなわち、電動ドライバーには通常トルク調整機構が設けられているが、これのトルク調整をなすためのトルク調整ナットをトルク調整ボルトから取り外し、その状態で前記の専用治具を取り付けるようにしている。ところが、このようにトルク調整ナットを取り外してしまうと、電動ドライバーのトルク調整機構が機能しなくなってしまう。ここで、トルク調整機構は、駆動軸のトルク量を調整するとともに、トルク調整ボルトに対するトルク調整ナットの締付の度合いによって設定された力(負荷)が駆動軸に働くと、リミットスイッチが働いて駆動軸の回転が逆になるようにした機構である。
したがって、この電動ドライバーを用いて例えば前記タングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付ける場合、本来であれば予めタングレスコイルスレッド挿入体のサイズ等に合わせて適宜なトルク量を設定しておき、その状態で取り付けを行うことにより、取り付け終了時に駆動軸を逆回転させることができ、これによりタングレスコイルスレッド挿入体に対して過剰な回転力が付与されるのを防止することができる。すなわち、絞り込み用のナットを通り、取付穴に対して挿入体が挿入されつつあるときには駆動軸に対して大きな力が働かないが、絞り込み用のナットを通り抜け、挿入体が取付穴の底まで到達すると、それ以上進めないことで駆動軸に対して大きな力が働き(負荷がかかり)、これにより駆動軸が逆回転するようになるのである。
しかして、前述したように従来では、専用の治具を用いることで電動ドライバーのトルク調整機構が機能しなくなっている。したがって、例えば専用治具にクラッチ機構を設け、挿入時に一定以上の負荷が加わると、このクラッチ機構によってマンドルと専用治具の回転機構部との連結を解除するようにしている。
しかしながら、このようなクラッチ機構では、トルク調整を行うことができず、したがってタングレスコイルスレッド挿入体のサイズに関係なく一定のトルクを該挿入体に与えることになる。よって、特にタングレスコイルスレッド挿入体のサイズが小さく、これに対応するマンドルの径も小さい場合などでは、必要以上に大きなトルクが与えられることにより、タングレスコイルスレッド挿入体の挿入時にマンドルやパウルが破損してしまうおそれがある。
また、このようなクラッチ機構を備えて構成されることで、前記従来の専用治具は複雑な構造となってしまい、その分コストも高くなり、メンテナンスも面倒になるといった課題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電動ドライバーのトルク調整機構をそのまま機能させることができ、しかも簡易な構造の取付カバーを用いることでコストが高くなるなどの不都合を解消した、プリワインダー装置および電動プリワインダー装置を提供することにある。
本発明のプリワインダー装置は、トルク調整機構を有する電動ドライバーに連結されて該電動ドライバーの駆動力により、コイル端部の内側ねじに切欠が形成されたタングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付けあるいはこれから取り外すためのプリワインダー装置であって、
タングレスコイルスレッド用工具と、該タングレスコイルスレッド用工具を前記電動ドライバーに保持させるための取付カバーと、を備えてなり、
前記タングレスコイルスレッド用工具は、管状のプリワインダーボディと、先端部が前記プリワインダーボディから突出し、かつその突出寸法が調整可能となるように前記プリワインダーボディ内に挿通配置されたマンドルと、前記マンドルの軸線に沿って該マンドルの側面側に開口して形成された溝内に挿入配置され、かつ先端部にフック部を有するとともに、該フック部が前記マンドルの先端部にて前記溝の開口部から出没自在となるように取り付けられたパウルと、を備えて構成され、かつ、前記マンドルの後端側が、前記電動ドライバーの駆動軸に着脱可能に連結する連結部とされてなり、
前記取付カバーは、前記電動ドライバーに接続する接続部と、前記タングレスコイルスレッド用工具を保持する保持部とを備え、かつ、前記電動ドライバーのトルク調整機構によるトルク調整をなすためのトルク調整部材を外挿するとともに、該トルク調整部材を操作可能に外側に露出させるための開口部を有して構成されていることを特徴としている。
このプリワインダー装置によれば、タングレスコイルスレッド用工具のマンドルの後端側が、電動ドライバーの駆動軸に着脱可能に連結する連結部とされ、取付カバーが、トルク調整部材を操作可能に外側に露出させるための開口部を有して構成されているので、前記マンドルの後端側の連結部に電動ドライバーの駆動軸を連結し、かつ取付カバーでその状態を保持することで、従来の専用治具を用いることなく、したがってトルク調整機構のトルク調整ナットをトルク調整ボルトから取り外すことなく、電動ドライバーにタングレスコイルスレッド用工具を連結することができる。また、このように連結した際、トルク調整をなすためのトルク調整部材(トルク調整ナット)を取付カバーの前記開口部から外側に露出させることができるので、この連結した状態のままでトルク調整部材を操作することができ、したがってタングレスコイルスレッド挿入体のサイズに対応してタングレスコイルスレッド用工具を変えた場合にも、このタングレスコイルスレッド用工具に対応したトルクに容易に設定し直すことが可能になる。
また、このように電動ドライバーのトルク調整機構をそのまま機能させることができるので、従来の専用治具におけるクラッチ機構を取付カバーに設ける必要がなく、したがってこの取付カバーの構造が簡易になることにより、コストが高くなるのが抑えられ、メンテナンスも容易になる。
また、前記プリワインダー装置においては、前記取付カバーをアルミニウム製にするのが好ましい。
このプリワインダー装置にあっては、タングレスコイルスレッド用工具に取付カバーを介して電動ドライバーが連結されることで、全体が重くなって使い勝手が悪くなるものの、前述のように取付カバーをアルミニウム製にすれば、例えば鋼(鉄)製にする場合に比べて大幅に軽量化することができるので、装置全体の軽量化により、プリワインダー装置の使い勝手が向上する。
本発明のプリワインダー装置は、トルク調整機構を有する電動ドライバーと、該電動ドライバーに連結されて該電動ドライバーの駆動力により、コイル端部の内側ねじに切欠が形成されたタングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付けあるいはこれから取り外すためのプリワインダー装置と、からなる電動プリワインダー装置であって、
前記プリワインダー装置は、タングレスコイルスレッド用工具と、該タングレスコイルスレッド用工具を前記電動ドライバーに保持させるための取付カバーと、を備えてなり、
前記タングレスコイルスレッド用工具は、管状のプリワインダーボディと、先端部が前記プリワインダーボディから突出し、かつその突出寸法が調整可能となるように前記プリワインダーボディ内に挿通配置されたマンドルと、前記マンドルの軸線に沿って該マンドルの側面側に開口して形成された溝内に挿入配置され、かつ先端部にフック部を有するとともに、該フック部が前記マンドルの先端部にて前記溝の開口部から出没自在となるように取り付けられたパウルと、を備えて構成され、かつ、前記マンドルの後端側が、前記電動ドライバーの駆動軸に着脱可能に連結する連結部とされてなり、
前記取付カバーは、前記電動ドライバーに接続する接続部と、前記タングレスコイルスレッド用工具を保持する保持部とを備え、かつ、前記電動ドライバーのトルク調整機構によるトルク調整をなすためのトルク調整部材に外挿するとともに、該トルク調整部材を操作可能に外側に露出させるための開口部を有して構成されていることを特徴としている。
この電動プリワインダー装置によれば、電動ドライバーと、該電動ドライバーに連結される前記プリワインダー装置とからなるので、前述したように、従来の専用治具を用いることなく、したがってトルク調整機構のトルク調整ナットをトルク調整ボルトから取り外すことなく、電動ドライバーにタングレスコイルスレッド用工具を連結することができる。よって、タングレスコイルスレッド挿入体のサイズに対応してタングレスコイルスレッド用工具を変えた場合にも、このタングレスコイルスレッド用工具に対応したトルクに容易に設定し直すことが可能になる。また、取付カバーの構造が簡易になることにより、コストが高くなるのが抑えられ、メンテナンスも容易になる。
本発明によれば、従来の専用治具を用いることなく、したがってトルク調整機構のトルク調整ナットを取り外すことなく、電動ドライバーにタングレスコイルスレッド用工具を連結することができるので、タングレスコイルスレッド挿入体のサイズに対応してタングレスコイルスレッド用工具を変えた場合にも、このタングレスコイルスレッド用工具に対応したトルクに容易に設定し直すことができ、これによりマンドルやパウルの破損を防止することができる。
また、取付カバーの構造が簡易になることにより、コストが高くなるのが抑え、さらにメンテナンスを容易にすることができる。
以下、本発明を詳しく説明する。
図1、図2は本発明の電動プリンワインダー装置の一実施形態を示す図であり、これらの図において符号1は電動プリンワインダー装置である。この電動プリワインダー装置1は、電動ドライバー2と、該電動ドライバー2に連結されるプリワインダー装置3とからなるものである。プリワインダー装置3は、本発明のプリワインダー装置の一実施形態となるもので、タングレスコイルスレッド用工具4と、該タングレスコイルスレッド用工具4を前記電動ドライバー2に保持させるための取付カバー5とを備えてなるものである。
タングレスコイルスレッド用工具4は、図3に示すように管状のプリワインダーボディ6と、このプリワインダーボディ6内に挿通配置されたマンドル7と、該マンドル7の溝内に挿入配置されたパウル8とを備えて構成されたものである。
プリワインダーボディ6は、その先端部に絞り込み用のナット9を保持固定し、後端側に案内ナット10を保持固定したもので、その内部孔にマンドル7を回動可能かつ着脱可能に保持したものである。また、このプリワインダーボディ6には、その先端側の側周部に、内部孔に連通する開口11が形成されている。この開口11は、タングレスコイルスレッド挿入体をプリワインダーボディ6内にセットするためのものである。さらに、このプリワインダーボディ6には、その後端側にフランジ部12が形成されており、このフランジ部12には、大径の鍔部12aが形成されている。この鍔部12aは、後述するように取付カバー5の保持部に保持固定される部分となる。
絞り込み用のナット9は、その先端側に雌螺子を形成したもので、後述するようにこの雌螺子内にマンドル7によって前進させられたタングレスコイルスレッド挿入体を通すことにより、該挿入体の外側を規制してこれを絞り込むためのものである。
案内ナット10は、プリワインダーボディ6内の後端側に保持され、前記フランジ部12の側面から挿通されたセットスクリュー13によって固定されたもので、後述するようにマンドル7に形成された雄螺子部に螺合したものである。このような構成のもとに案内ナット10は、マンドル7が回転した際、その回転量に応じて該マンドル7を前進または後退させるようになっている。
マンドル7は、図4(a)、(b)に示すように略円柱状のもので、その中心軸に沿って、側面側に開口する溝14を形成したものである。この溝14は、後述するパウル8のレリース部の配置箇所から、マンドル7の先端まで直線的に連続して形成されたもので、その開口は、後述するパウル8のフック部を出没させる開口部分を含んで形成されている。
また、この溝14内には、ばね装着孔15と、後述するパウル8のレリース部を操作するための操作孔16が形成されている。この操作孔16は、前記溝14の開口と反対の側の側面と、溝14の底面との間を貫通して形成されたもので、その内周面に雌螺子が切られたものである。これら装着孔15と操作孔16との間には、ピボットピン17(図3参照)を装着するための貫通孔18が、マンドル7の中心軸と直交する方向に形成されている。
また、マンドル7の先端側には、その外周面に、タングレスコイルスレッド挿入体を装着するための第1雄螺子部19が形成されている。この第1雄螺子部19は、前記絞り込み用のナット9の雌螺子の内径より十分小径に形成されたもので、この第1雄螺子部19と絞り込み用のナット9の雌螺子との間を、タングレスコイルスレッド挿入体が通り抜けられるようにしたものである。
マンドル7の中央部には、その外周面に、前記プリワインダーボディ6の案内ナット10に螺合する第2雄螺子部20が形成されている。このように案内ナット10に第2雄螺子部20が螺合していることにより、前述したように、マンドル7が回転した際、その回転量に応じて該マンドル7が前進または後退するようになっている。そして、このように前進または後退することによってマンドル7は、その先端部、すなわち前記第1雄螺子部19が、前記プリワインダーボディ6から突出し、かつその突出寸法が調整可能となっている。
また、マンドル7の前記第2雄螺子部20より後端側には、プリワインダーボディ6に挿通される前に予めストッパー21が取り付けられており、さらに、このストッパー21より後端側には、六角ピット22が外挿されて螺子止めされている。六角ピット22は、前記電動ドライバー2の駆動軸に着脱可能に連結する連結部となるもので、図5に示すように略六角筒状のものである。この六角ピット22には、その六つの側面のうちの一つおきに配置された三つの面に、その中心軸方向に沿って溝部22aが形成されている。また、図4(a)、(b)に示したようにこの六角ピット22には、その中心軸と直交する方向に一対の開口(図示せず)が形成されており、これら開口は、マンドル7の後端部に形成された貫通孔(図示せず)に連通するようになっている。そして、これら開口および貫通孔に、スプリングピン23が挿通されたことにより、六角ピット22はマンドル7の後端部に固定されている。
パウル8は、図3に示したようにマンドル7の溝14内に配設された細長い板状のもので、その先端側にフック部24を形成し、後端側にレリース部25を形成したものである。このパウル8には、その略中央部に貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔に前記のピボットピン17が挿通させられている。このような構成によってパウル8はマンドル7に保持され、かつ、ピボットピン17を回動軸としてその先端側および後端側が溝14の深さ方向に回動し、特に先端側のフック部24が溝14から出没させられるようになっている。なお、レリース部25は、案内ナット10に対するマンドル7の移動の妨げにならぬよう、溝14の外に突出しないようになっている。
フック部24は、図6に示すようにパウル8の一方の側面側に向けて湾曲しかつ尖って形成されたフック本体24aと、これの内面によって形成された係合部24bとからなるもので、後述するようにフック本体24aをタングレスコイルスレッド挿入体の切欠に係合させ、係合部24bで前記切欠を押圧することにより、タングレスコイルスレッド挿入体を回転させて取付穴に取り付けるようにしたものである。
また、図3に示すように、マンドル7の前記ばね装着孔15にはばね26が装着されている。このバネ26は、フック部24とピボットピン17とを結ぶ直線間に配設されて、フック部24を溝14の開口より外側に突出させるように、付勢するものである。
さらに、マンドル7の前記操作孔16には止め螺子27が螺合しており、これによってパウル8のレリース部25側の回動が規制されている。すなわち、止め螺子27によってレリース部25側の、溝14の開口と反対の側への回動が規制されていることにより、フック部24の前記開口より外に突出する度合いが規制されているのである。
また、このタングレスコイルスレッド用工具4には、プリワインダーボディ6とマンドル7のストッパー21との間に、調整ワッシャー28およびスペーサー29が設けられている。
このような構成からなるタングレスコイルスレッド用工具4によって他部材の取付穴(タップ穴)にタングレスコイルスレッド挿入体を取り付けるには、まず、マンドル7の先端側(第1雄螺子部19)を後退させた状態でプリワインダーボディ6の開口11からタングレスコイルスレッド挿入体を入れ、その状態でマンドル7を前進させ、その先端側の第1雄螺子部19をタングレスコイルスレッド挿入体の中に挿通させ、かつ螺合させる。その際、図7に示すようにタングレスコイルスレッド挿入体50の切欠51にパウル8のフック部24のフック本体24aを係合させ、その状態でパウル8を回転させることにより、フック部24の係合部24bでタングレスコイルスレッド挿入体50を押圧し、これを回転させる。
このようにしてマンドル7を前進させ、タングレスコイルスレッド挿入体50を回転させつつ前進させると、このタングレスコイルスレッド挿入体50は絞り込み用のナット9を通ることにより、その外周側が絞り込まれ、その状態で取付穴に挿入させられる。
なお、このようなマンドル7の前進は、後述するようにマンドル7の後端部の六角ピット22が電動ドライバー2の駆動軸に連結され、この電動ドライバー2の駆動力が六角ピット22を介してマンドル7に伝えられることにより、なされる。
図2に示すように、タングレスコイルスレッド用工具4を電動ドライバー2に保持させるための取付カバー5は、略円筒状のカバー本体30と、このカバー本体30の先端側に着脱可能に取り付けられる蓋部材31とからなるものである。この取付カバー5は、特にアルミニウムによって形成されたことにより、ステンレス等に比べ十分軽量化が図られたものとなっている。
カバー本体30は、先端側に前記蓋部材31に螺合する雄螺子部32を有し、特にこの先端側の開口部を小径部33としたものである。また、後端側に雌螺子部(図示せず)を有し、これを電動ドライバー2に接続する接続部34としたものである。また、このカバー本体30には、前記接続部34より先端側の側周面に、相対向する一対の開口部35が形成されている。これら開口部35は、カバー本体30が前記接続部34で電動ドライバー2に接続し、この電動ドライバー2の先端側を内部に挿通させた際、そのトルク調整機構におけるトルク調整ナット(トルク調整部材)を操作可能に外側に露出させるためのものである。また、カバー本体30の側周面には、前記一対の開口部35、35の間にそれぞれ、内部に連通した開口からなる窓部36が形成されている。
蓋部材31は、その先端側に蓋板37を有し、内周面に雌螺子を形成した略円筒状のもので、蓋板37の中央部に、前記タングレスコイルスレッド用工具4の先端側を突出させるための開口38を形成したものである。この蓋部材31の蓋板37は、前記カバー本体30の小径部33とともに、前記タングレスコイルスレッド用工具4を保持する保持部を構成するものである。すなわち、タングレスコイルスレッド用工具4を取付カバー5内に保持させるには、まず、このタングレスコイルスレッド用工具4をその後端側からカバー本体30の小径部33側に挿通する。そして、タングレスコイルスレッド用工具4のフランジ部12における鍔部12aを小径部33に当接させる。その後、蓋部材31をカバー本体30に螺着する。これにより、小径部33と蓋板37との間に前記フランジ部12の鍔部12aを挟着し、ここにタングレスコイルスレッド用工具4を保持する。
このような構成からなる取付カバー5と、前記のタングレスコイルスレッド用工具4とにより、本発明のプリワインダー装置の一実施形態となるプリワインダー装置3が構成される。
電動ドラーバー2は、トルク調整機構を有した従来の公知のもので、その先端側に駆動軸40を有し、この駆動軸40より後端側にトルク調整ナット(トルク調整部材)41とトルク調整ボルト42とを有したものである。トルク調整ボルト42は、トルク調整ナット41に螺合する小径部42aと、前記取付カバー5の接続部34に螺合する大径部42bとからなっている。なお、これらトルク調整ナット41とトルク調整ボルト42とからなるトルク調整部より後端側には、このトルク調整部によって駆動軸40のトルク量やリミットスイッチを働かせる際の力(負荷)が設定される、トルク調整機構(図示せず)が内蔵されている。
また、このトルク調整機構よりさらに後端側には、前記駆動軸40を回転させるためのモータ(図示せず)が内蔵され、さらにこのモータの回転軸には、前記のトルク調整機構によりリミットスイッチが働いた際、駆動軸40の回転を逆にするための逆転機構(図示せず)が設けられている。さらに、この電動ドラーバー2には、その外周部に、前記モータを駆動させるためのトリガースイッチ43が設けられている。なお、図示しないものの、この電動ドライバー2には駆動軸40の回転方向を逆転させる逆転機構が設けられており、これによって、タングレスコイルスレッド挿入体50を取付穴に取り付けるだけでなく、例えば取付孔から取り外すこともできるようになっている。
前記駆動軸40は、その先端から後端側に向かって、前記マンドル7の六角ピット22に係合する連結孔44が形成されている。この連結孔44は、駆動軸40の先端に正六角形の開口を有して形成されたもので、前記六角ピット22をこの開口から奥側に向けて挿入させ、これを該連結孔44内にて回転不能に保持するためのものである。また、この駆動軸40の内面には、図示しないものの、その六つの面のうちの一つおきに配置された三つの面に、それぞれボール(鋼球)が回転可能に設けられており、これらボールが前記六角ピット22の溝部22aに係合するようになっている。このような構成により、タングレスコイルスレッド用工具4は電動ドライバー2の駆動軸40に確実に保持固定され、駆動軸40の回転がマンドル7に良好に伝わるようになっている。
なお、前記駆動軸40については、従来と異なり、これが直接マンドル7に連結することから、マンドル7の六角ピット22を良好に保持固定できるよう、十分な長さに形成されている。
このような構成の電動ドライバー2に、前記プリワインダー装置3を連結するには、まず、前記取付カバー5を電動ドライバー2の先端側に外挿し、その接続部34をトルク調整ボルト42の武井部42aに螺着して接続する。すると、トルク調整ナット41は取付カバー5に外挿され、図1に示すように取付カバー5の開口部35内にて外側に露出するようになる。このとき、開口部35は十分な大きさを有しているので、これから外側に露出したトルク調整ナット41については、これを指先で容易に回動させることができるようになっている。よって、取付カバー5が取り付けられた状態のままで、トルク調整ナット41によるトルク調整操作が行えるようになっているのである。
また、このとき、取付カバー5の窓部36内には、トルク調整ナット41とトルク調整ボルト42との間に設けられた目盛り45(図2参照)が臨むようになっている。したがって、この目盛り45を見ながら前記トルク調整ナット41の締め具合を調整することにより、トルク量等を所望の値に設定することができる。
このようにして取付カバー5を電動ドライバー2に接続したら、この取付カバー5の先端側にタングレスコイルスレッド用工具4を挿通し、図2に示したマンドル7の後端側の六角ピット22を前記駆動軸40の連結孔44内に挿し込むとともに、フランジ部12の鍔部12aを小径部33に当接させる。その後、前述したようにして蓋部材31をカバー本体30に螺着し、小径部33と蓋板37との間に前記鍔部12aを挟着することで、ここにタングレスコイルスレッド用工具4を保持する。このようにすることで、タングレスコイルスレッド用工具4はその後端側が前記駆動軸40に保持され、その中央部の鍔部12aが取付カバー5に保持されることにより、電動プリワインダー装置1に一体的に組み込まれたものとなる。
なお、電動ドライバー2と前記プリワインダー装置3との連結については、前述したようにして取付カバー5にタングレスコイルスレッド用工具4を保持させてなるプリワインダー装置3を、そのマンドル7の六角ピット22を電動ドライバー2の駆動軸40に係合させ、かつ、取付カバー5の接続部34を電動ドライバー2のトルク調整ボルト42に螺着することで、行ってもよい。
次に、このようにして一体化された電動プリワインダー装置1の使用方法について説明する。
まず、取付カバー5の窓部36から目盛り45を見つつトルク調整ナット41を適宜に調整(回動)することにより、駆動軸40のトルク量やリミットスイッチを働かせる際の力(負荷)を設定する。なお、タングレスコイルスレッド用工具4については、予め電動ドライバー2のモータを駆動させてその駆動軸40を逆回転させ、マンドル7を逆回転させることでマンドル7の先端側(第1雄螺子部19)を後退させておく。
次に、プリワインダーボディ6の開口11からタングレスコイルスレッド挿入体50を入れる。そして、その状態でマンドル7を前進させ、その先端側の第1雄螺子部19をタングレスコイルスレッド挿入体の中に挿通させ、かつ螺合させる。
さらに、このようなマンドル7の回転・前進を続けることで、タングレスコイルスレッド挿入体50を回転させつつ前進させ、これによってタングレスコイルスレッド挿入体50を絞り込み用のナット9に通し、その外周側を絞り込む。
その後、絞り込み用のナット9を通り抜けたタングレスコイルスレッド挿入体50の先端側を取付穴に挿入し、さらにその状態で挿入を続ける。
このようにして挿入を続けると、タングレスコイルスレッド挿入体50が絞り込み用のナット9を通り抜け、取付穴の底まで到達してそれ以上進めなくなる。すると、マンドル7を介して駆動軸40に対して大きな力(負荷)が働き、設定した負荷を越えることにより、トルク調整機構が働いて駆動軸40が逆回転する。そして、このように駆動軸40が逆回転し、マンドル7も逆回転して後退することにより、その先端側の第1雄螺子部19がタングレスコイルスレッド挿入体50から外れ、取付穴にタングレスコイルスレッド挿入体50のみが残るようになる。なお、作業者はこのように電動ドライバー2が逆回転することにより、タングレスコイルスレッド挿入体50の挿入・取付が終了したことを容易に認知することができる。
ここで、タングレスコイルスレッド挿入体50については、異なるサイズのものが複数用意されており、取付孔の大きさ等によって適宜選択され用いられる。一方、タングレスコイルスレッド用工具4についても、タングレスコイルスレッド挿入体50のサイズに対応して、特にマンドル径が異なる複数種のものが用意されている。
そして、前記の電動プリワインダー装置1によって取付穴にタングレスコイルスレッド挿入体50を取り付けた後、別の取付穴に異なるサイズのタングレスコイルスレッド挿入体50を取り付ける場合には、新たに取り付けるタングレスコイルスレッド挿入体50に対応したタングレスコイルスレッド用工具4を用意し、これを先に使用したタングレスコイルスレッド用工具4と交換する。この交換にあたっては、取付カバー5を電動ドライバー2から外すことなく、単に取付カバー5の蓋部材31を取り外し、さらにタングレスコイルスレッド用工具4を駆動軸40から外した後、新たなタングレスコイルスレッド用工具4を取り付けるようにすればよい。
このような構成からなる電動プリワインダー装置1にあっては、タングレスコイルスレッド用工具4のマンドル7の後端側が、電動ドライバー2の駆動軸40に着脱可能に連結する六角ピット22(連結部)とされ、取付カバー5が、トルク調整ナット41を操作可能に外側に露出させるための開口部35を有して構成されているので、六角ピット22に駆動軸40を連結し、かつ取付カバー5でその状態を保持することで、従来の専用治具を用いることなく、したがってトルク調整機構のトルク調整ナット41をトルク調整ボルト42から取り外すことなく、電動ドライバー2にタングレスコイルスレッド用工具4を連結することができる。よって、タングレスコイルスレッド挿入体50のサイズに対応して、タングレスコイルスレッド用工具4を最適なマンドル7を有するものに変えた場合にも、これに対応したトルクに容易に設定し直すことができ、これによりマンドル7やパウル8の破損を防止することができる。
また、このように電動ドライバー2のトルク調整機構をそのまま機能させることができるので、従来の専用治具におけるクラッチ機構を取付カバー5に設ける必要がなく、したがって取付カバー5の構造が簡易になることにより、コストが高くなるのを抑えることができる。さらに、取付カバー5のメンテナンスも容易にすることができる。
また、タングレスコイルスレッド用工具4に取付カバー5を介して電動ドライバー2が連結されることで、全体が重くなって使い勝手が悪くなるものの、取付カバー5をアルミニウム製にしていることにより、例えば鋼(鉄)製にする場合に比べて大幅に軽量化することができ、したがって装置全体が軽量化することにより、電動プリワインダー装置1の使い勝手を向上し、作業者の負担を軽減することができる。
さらに、従来の専用治具を用いることなく、タングレスコイルスレッド用工具4を直接電動ドライバー2の駆動軸40に連結しているので、従来に比べ電動プリワインダー装置1全体の長さが短くなり、したがって装置の使い勝手が向上し、これによっても作業者の負担を軽減することができる。
本発明の電動プリワインダー装置の一実施形態の、概略構成を示す側面図である。 図1に示した電動プリワインダー装置の分解図である。 タングレスコイルスレッド用工具の概略構成を示す側断面図である。 (a)、(b)はマンドルの概略構成を示す図であり、(a)は底面図、(b)は側断面図である。 六角ピットの後端面を示す図である。 フック部の形状を説明するための図であって、パウルの先端面を示す要部拡大図である。 フック部によるタングレスコイルスレッド挿入体の回転を説明するための時図である。
符号の説明
1…電動プリワインダー装置、2…電動ドライバー、3…プリワインダー装置、4…タングレスコイルスレッド用工具、5…取付カバー、6…プリワインダーボディ、7…マンドル、8…パウル、22…六角ピット(連結部)、24…フック部、30…カバー本体、31…蓋部材、33…小径部、34…接続部、35…開口部、37…蓋板、40…駆動軸、41…トルク用調整ナット(トルク用調整部材)、42…トルク用調整ボルト、50…タングレスコイルスレッド挿入体、51…切欠

Claims (3)

  1. トルク調整機構を有する電動ドライバーに連結されて該電動ドライバーの駆動力により、コイル端部の内側ねじに切欠が形成されたタングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付けあるいはこれから取り外すためのプリワインダー装置であって、
    タングレスコイルスレッド用工具と、該タングレスコイルスレッド用工具を前記電動ドライバーに保持させるための取付カバーと、を備えてなり、
    前記タングレスコイルスレッド用工具は、管状のプリワインダーボディと、先端部が前記プリワインダーボディから突出し、かつその突出寸法が調整可能となるように前記プリワインダーボディ内に挿通配置されたマンドルと、前記マンドルの軸線に沿って該マンドルの側面側に開口して形成された溝内に挿入配置され、かつ先端部にフック部を有するとともに、該フック部が前記マンドルの先端部にて前記溝の開口部から出没自在となるように取り付けられたパウルと、を備えて構成され、かつ、前記マンドルの後端側が、前記電動ドライバーの駆動軸に着脱可能に連結する連結部とされてなり、
    前記取付カバーは、前記電動ドライバーに接続する接続部と、前記タングレスコイルスレッド用工具を保持する保持部とを備え、かつ、前記電動ドライバーのトルク調整機構によるトルク調整をなすためのトルク調整部材を外挿するとともに、該トルク調整部材を操作可能に外側に露出させるための開口部を有して構成されていることを特徴とするプリワインダー装置。
  2. 前記取付カバーがアルミニウム製であることを特徴とする請求項1記載のプリワインダー装置。
  3. トルク調整機構を有する電動ドライバーと、該電動ドライバーに連結されて該電動ドライバーの駆動力により、コイル端部の内側ねじに切欠が形成されたタングレスコイルスレッド挿入体を取付穴に取り付けあるいはこれから取り外すためのプリワインダー装置と、からなる電動プリワインダー装置であって、
    前記プリワインダー装置は、タングレスコイルスレッド用工具と、該タングレスコイルスレッド用工具を前記電動ドライバーに保持させるための取付カバーと、を備えてなり、
    前記タングレスコイルスレッド用工具は、管状のプリワインダーボディと、先端部が前記プリワインダーボディから突出し、かつその突出寸法が調整可能となるように前記プリワインダーボディ内に挿通配置されたマンドルと、前記マンドルの軸線に沿って該マンドルの側面側に開口して形成された溝内に挿入配置され、かつ先端部にフック部を有するとともに、該フック部が前記マンドルの先端部にて前記溝の開口部から出没自在となるように取り付けられたパウルと、を備えて構成され、かつ、前記マンドルの後端側が、前記電動ドライバーの駆動軸に着脱可能に連結する連結部とされてなり、
    前記取付カバーは、前記電動ドライバーに接続する接続部と、前記タングレスコイルスレッド用工具を保持する保持部とを備え、かつ、前記電動ドライバーのトルク調整機構によるトルク調整をなすためのトルク調整部材に外挿するとともに、該トルク調整部材を操作可能に外側に露出させるための開口部を有して構成されていることを特徴とする電動プリワインダー装置。
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