JP2012069665A - Frp製クライオスタット - Google Patents

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哲平 津田
Yasuhiro Otake
泰弘 大竹
Hifumi Tabata
一二三 田畠
Kazuo Uematsu
和夫 上松
Akira Hamamoro
章 浜本
Atsuko Fukaya
敦子 深谷
Tomoya Ota
友哉 大田
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Abstract

【課題】金属製部材の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができるFRP製クライオスタットの提供。
【解決手段】冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットであって、上記金属製部材は、上記貫通孔の径よりも縮径し、上記貫通孔に対して空間をあけて上記挿通している管部と、該管部に設けられ、上記貫通孔の径よりも拡径したフランジ部とを備えており、上記フランジ部と上記壁部との間を接着すると共に、上記フランジ部と上記壁部との対向面に設けられているFRP金属間接着層と、上記対向面に対し垂直な方向において、上記フランジ部を上記壁部に対し押し付ける押付機構と、を有するという構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、FRP製クライオスタットに関し、特に冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットに関するものである。
超電導モーター等の低温応用機器においては、超電導コイル等の超電導部材を極低温で保持するクライオスタットを備えている。クライオスタットは、通常、超電導部材及び冷媒(液体窒素、液体ヘリウム、液体ネオン等)を収容する内部容器と、内部容器を囲う外部容器とを備える2重構造となっており、内部容器と外部容器との間において真空引きすることにより内部容器の外部に真空断熱層を形成し、超電導部材を極低温に保つ構成となっている。また、変動する磁場内で使用する際には、磁場の影響を受けない非金属製材料から形成されるFRP(繊維強化プラスチック)製クライオスタットが使用される。
FRP製クライオスタットの内部容器(FRP製容器)の壁部には、内部に収容された超電導コイルに給電するための電極や内部に冷媒を供給するためのパイプ等の金属製部材が取り付けられている。壁部に金属製部材を挿通して取り付けるためには、壁部に貫通孔を形成しなければならない。しかし、壁部に貫通孔を形成すると、内部容器には冷媒が収容されているため、外部への冷媒の漏出、そして、その冷媒の気化ガスによる真空断熱層の断熱性の低下が懸念される(所謂、真空リーク)。
このような課題に対して特許文献1には、FRP製容器の壁部に電極部材をフランジ付きの雄ネジ部材とフランジ付きの雌ネジ部材とを使用して貫通状態で取り付けるに際し、雄ネジ部材のフランジ部と壁部との間、雄ネジ部材の雄ネジ部と壁部との間、また、雌ネジ部材と壁部との間、雌ネジ部材の雌ネジ部と壁部との間に接着剤を塗布した後、それぞれのフランジ部が壁部の壁面と面一になるまで締め付け、さらに、面一になったフランジ部と壁部との間に跨るようにプリプレグを貼り付け積層することにより、真空リークを抑制するものが開示されている。
特開2008−218861号公報
しかしながら、上記従来技術の構成では、真空リークの発生を完全に防ぐことができない虞がある。その理由を、以下に述べる。
真空リークの第1の原因としては、FRP材と金属材との線膨張係数の相違による応力の作用が挙げられる。すなわち、冷媒より極低温になると、FRP材と金属材との熱収縮量の差に起因する熱荷重により、歪みが発生し、接着層に作用する応力が過大となり、接着破壊が生じる。特にFRP材はその積層構造上、その厚み方向(FRP積層方向)における線膨張係数の方が、その面内方向(内部強化繊維の繊維方向)の線膨張係数よりも大きいという特性を有する。このため、両者の熱収縮量の差が大きくなる壁部の厚み方向(貫通孔の形成方向)において両者を接着していると、接着破壊が起こる虞がある。
また、真空リークの第2の原因としては、真空差圧による応力の作用が挙げられる。すなわち、壁部には冷媒を収容する側から真空断熱層側へは常に圧力がかかっている。このため、フランジ部と壁部との間に跨るようにプリプレグを積層したとしても、その接着面の端部やFRP材と金属材との界面等で、真空差圧による応力が高くなり、接着破壊が起こる虞がある。
また、真空リークの第3の原因としては、金属材とFRP材を接着する際の周囲環境を、一貫して接着に適した条件に保つことが困難な点が挙げられる。前述のように、金属材とFRP材のように異種材を接着する場合、材料物性値の差により接着破壊が起こりやすい。このため、異種材の接着は均一な理想的な条件下で行うことが望ましいが、FRP製容器が大きい場合は温度・湿度等が管理された環境で作業することが困難になり、接着条件のバラツキ、およびそれに起因する接着品質のバラツキの原因になる。
本発明は、上記課題点に鑑みてなされたものであり、金属製部材の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができるFRP製クライオスタットの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットであって、上記金属製部材は、上記貫通孔の径よりも縮径し、上記貫通孔に対して空間をあけて上記挿通している管部と、該管部に設けられ、上記貫通孔の径よりも拡径したフランジ部とを備えており、上記フランジ部と上記壁部との間を接着すると共に、上記フランジ部と上記壁部との対向面に設けられているFRP金属間接着層と、上記対向面に対し垂直な方向において、上記フランジ部を上記壁部に対し押し付ける押付機構と、を有するという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、線膨張係数がFRPの面方向の線膨張係数に近い金属を選ぶことにより、金属製部材の管部をFRP製容器の壁部に形成された貫通孔に空間をあけて挿通し、金属製部材のフランジ部と壁部とを面方向においてのみ接着することで、熱収縮の差が大きくなる厚み方向における過大な応力がFRP金属間接着層に作用しなくなるため、線膨張係数の相違による接着破壊が生じ難くなる。また、フランジ部を壁部に対し垂直方向に押し付け、FRP金属間接着層に面圧をかけることにより、真空差圧による接着破壊を抑制することができる。
また、本発明においては、上記押付機構は、上記フランジ部の上記壁部と対向する面と逆側の面に当接する当接部を有する押付板と、上記FRP製容器の外側から上記押付板を上記壁部に対し押し付ける締結部材と、を有するという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、締結部材で押付板を壁部に対して締め付けることにより、フランジ部を壁部に対し垂直方向に押し付けることができる。
また、本発明においては、上記当接部は、上記押付板のベース部から上記フランジ部の位置に向けて突出した突出部に設けられ、上記フランジ部に対し環状に当接しているという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、締結部材で押付板を壁部に対して締め付けると、押付板のベース部から突出して設けられた当接部が、フランジ部を環状に当接して押し付けるため、FRP金属間接着層に対し均等に面圧をかけることができる。
また、本発明においては、上記押付機構は、上記管部に、上記フランジ部と上記壁部を挟んで逆側において設けられた第2のフランジ部と、上記第2のフランジ部を上記壁部に対し離間する方向に付勢する付勢部材と、を有するという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、管部に設けられた第2のフランジ部を壁部に対し離間する方向に付勢することにより、フランジ部を壁部に対し垂直方向に押し付けることができる。また、フランジ部は常に壁部を挟んで逆側に向けて引っ張られることとなるため、壁部が熱収縮しても、フランジ部と壁部との相対位置関係が変動することはなく、それによる接着破壊を抑制することができる。
また、本発明においては、上記付勢部材は、上記第2のフランジ部に対し環状に当接するバネ部材からなるという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、バネ部材が第2のフランジ部に対し環状に当接して付勢力を作用させることにより、逆側のフランジ部においても均等な力を作用させることができる。このため、FRP金属間接着層に対し均等に面圧をかけることができる。
また、本発明においては、上記第2のフランジ部は、上記管部に、上記垂直方向において移動自在に螺合しているという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、第2のフランジ部の管部に対する螺入量の調整により皿バネ部材に適切な荷重をかけて、付勢力を調整することができる。
また、本発明においては、上記壁部は、接着層を介して接着している接着用FRP板を有しており、上記接着用FRP板と上記フランジ部とが上記FRP金属間接着層を介して接着しているという構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、接着用FRP板に金属製部材を予め接着し、その接着用FRP板を、FRP製容器本体に接着させることができる。すなわち、FRP同士の接着は容易であるから、FRP製容器本体に比べて小型で品質が安定している接着用FRP板に金属製部材を予め接着することにより、FRP金属間の接着性を高めることができる。
本発明によれば、冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットであって、上記金属製部材は、上記貫通孔の径よりも縮径し、上記貫通孔に対して空間をあけて上記挿通している管部と、該管部に設けられ、上記貫通孔の径よりも拡径したフランジ部とを備えており、上記フランジ部と上記壁部との間を接着すると共に、上記フランジ部と上記壁部との対向面に設けられているFRP金属間接着層と、上記対向面に対し垂直な方向において、上記フランジ部を上記壁部に対し押し付ける押付機構と、を有するという構成を採用することによって、金属製部材の管部をFRP製容器の壁部に形成された貫通孔に空間をあけて挿通し、金属製部材のフランジ部と壁部とを面方向においてのみ接着することで、熱収縮の差が大きくなる厚み方向における過大な応力がFRP金属間接着層に作用しなくなるため、線膨張係数の相違による接着破壊が生じ難くなる。また、フランジ部を壁部に対し垂直方向に押し付け、FRP金属間接着層に面圧をかけることにより、真空差圧による接着破壊を抑制することができる。また、FRP製容器本体に比べて小型で品質が安定している接着用FRP板に金属製部材を予め接着すれば、FRP金属間の接着性をより高めることができる。
したがって、本発明では、金属製部材の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態におけるFRP製クライオスタットの内部構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態におけるFRP製クライオスタットの構成を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態におけるFRP製クライオスタットの構成を示す要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態における解析モデルイメージ図である。 本発明の第2実施形態における解析モデルイメージ図である。 本発明の第1実施形態におけるFRP金属間接着層にかかる面直応力の解析結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態におけるFRP金属間接着層にかかる面直応力の解析結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態におけるFRP製クライオスタット1の内部構成を示す断面図である。
本実施形態のFRP製クライオスタット1は、図に示すように、超電導コイル2を極低温に保持する断熱冷媒容器である。このFRP製クライオスタット1は、超電導コイル2及び冷媒(本実施形態では液体窒素)を収容するFRP製の内部容器(FRP製容器)3と、内部容器3を囲い、真空排気ポート4が接続されたFRP製の外部容器5とを備える。
本実施形態では、内部容器3に、超電導コイル2を巻回してスタックするコイルスタック部2aが設けられている。内部容器3の壁部3aには、複数の金属製部材が挿通して取り付けられている。この金属製部材としては、内部容器3の内部に収容された超電導コイル2に電気的に接続される電極7(7a,7b)と、内部容器3に液体窒素を供給する液体窒素供給ポート8aの金属継手と、内部容器3から液体窒素を排出する液体窒素排出ポート8bの金属継手と、がある。
以下、図2を参照して、金属製部材10の取り付け部位における構造について説明する。なお、以下の説明では、電極7の取り付け部位における構造を例示して説明する。
図2は、本発明の第1実施形態におけるFRP製クライオスタット1の構成を示す要部拡大断面図である。なお、図2において、壁部3aよりも紙面下方が液体窒素側で、また、壁部3aよりも紙面上方が真空側である。
金属製部材10は、図2に示すように、セラミックスシール11を介して電極7を支持するハーメッチックシールコネクタを有する構成となっている。また、壁部3aには、その厚み方向に所定の径で貫通孔12が形成されている。
金属製部材10は、貫通孔12の径よりも縮径し、貫通孔12に対して空間をあけて挿通している管部13と、該管部13に設けられ、貫通孔12の径よりも拡径したフランジ部14とを備えている。管部13とフランジ部14とは、溶接により一体的に固着している。本実施形態の管部13は、Fe‐Ni合金の42Niアロイから形成されている。また、本実施形態のフランジ部14は、SUS304から形成されている。
壁部3aは、外部壁面15から所定深さだけ掘り込まれた凹部16を有する。凹部16は、貫通孔12を中心として、フランジ部14の径よりも大きく形成されている。凹部16には、円環状(リング状)の接着用FRP板17が填め込んであり、接着層18を介して接着されている。壁部3aの一部を構成する接着用FRP板17は、規格品を用いている。壁部3a及び接着用FRP板17は同種のFRP材から形成されており、本実施形態ではGFRP(ガラス強化繊維プラスチック)から形成されている。なお、接着層18を形成する接着剤としては、2液性エポキシ接着剤を用いている。
金属製部材10と壁部3a(接着用FRP板17)とは、FRP金属間接着層19を介して接着されている。なお、FRP金属間接着層19を形成する接着剤としては、2液性エポキシ接着剤を用いている。FRP金属間接着層19は、フランジ部14と壁部3aとの間に設けられ、フランジ部14と壁部3aとが互いに対向する対向面20に沿う方向においてのみ、すなわち壁部3aの面方向においてのみ設けられている。
表1は、フランジ部14を構成するSUS材と、壁部3aを構成するFRP材との線膨張係数を示す。なお、表1における積層方向とは、図2における紙面上下方向を、また、表1における面内方向とは、図2における紙面左右方向を示す。
Figure 2012069665
表1に示すように、面内方向の線膨張係数において、SUS材とFRP材との差は小さいが、積層方向の線膨張係数においては、SUS材とFRP材との差が大きいことが分かる。これは、FRP材の積層構造上の特性によるものである。すなわち、FRP材の面方向(左右方向)においては、内部の強化繊維がクロス状となって延在しており、熱収縮し難い強化繊維の線膨張係数が支配的となるためである。一方、FRP材の厚さ方向(上下方向)は、FRP材の積層方向であり、熱収縮し易い樹脂材の線膨張係数が支配的となるためである。このため、面方向においては、SUS材とFRP材との線膨張係数の差が小さく、厚さ方向においては、SUS材とFRP材との線膨張係数の差が大きくなる。
したがって、本実施形態のように、金属製部材10の管部13を内部容器3の壁部3aに形成された貫通孔12に空間をあけて挿通し、フランジ部14と壁部3aとを対向面20の面方向に沿う方向においてのみ接着することにより、熱収縮の差が大きくなる厚み方向における過大な応力をFRP金属間接着層19に作用しないようにすることができる。
フランジ部14は、押付機構21により、対向面20に対し垂直な垂直方向において、壁部3aに対し押し付けられている。本実施形態の押付機構21は、第1の押付板(押付板)22と、第2の押付板(当接部)23と、ボルト(締結部材)24とを有している。なお、本実施形態の第1の押付板22及び第2の押付板23は、SUS304から形成されている。
第1の押付板22は、円板形状のベース部25を有する。ベース部25の中央部には、貫通孔12と略同径の孔部25aが形成されている。また、第1の押付板22は、ベース部25からフランジ部14の位置に向けて突出した突出部26を有する。突出部26は、孔部25aの縁部において、円環状に突出して設けられている。この突出部26により、図に示すように、ベース部25と外部壁面15との間に隙間が形成され、ボルト24の締め付けによる力を、外部壁面15に作用させずに、フランジ部14に優先的に作用させることができる。
なお、突出部26の代わりに、フランジ部14から第1の押付板22に向けて突出するような突出部を設けても良い。
第2の押付板23は、突出部26の先端部に設けられ、フランジ部14に対する当接面積を増加させ、FRP金属間接着層19に均等に荷重をかけさせる構成となっている。具体的に、第2の押付板23は、フランジ部14の壁部3aと対向する面と逆側の面に対して円環状に当接する構成となっている。また、第2の押付板23は、フランジ部14の縁と径方向で係止する係止部27を有し、フランジ部14との位置ズレを防止する構成となっている。なお、本実施形態では、第1の押付板22と第2の押付板23とは、別体ものであるが、一体ものとして構成してもよい。
ボルト24は、内部容器3の外側(真空側)から第1の押付板22を壁部3aに対し押し付ける構成となっている。壁部3aの外部壁面15には、雌ネジ孔28が形成されており、ボルト24は、第1の押付板22の縁部に設けられた孔部25bを介して雌ネジ孔28に螺入する構成となっている。なお、本実施形態のボルト24は、12本設けられ、第1の押付板22の縁部をその円周方向において等間隔12箇所で壁部3aに対し押し付ける構成となっている。
上述した金属製部材10の取り付け構造は、次のような手順で構築される。
先ず、管部13とフランジ部14とを溶接して金属製部材10を形成する。次に、壁部3a装着前に、接着に適した環境で接着できるよう、フランジ部14と接着用FRP板17とを2液性エポキシ接着剤を用いて事前に接着する。接着用FRP板17は、規格品なので、品質が内部容器3本体と比べて安定している。また、小型なので、温度・湿度が管理された環境において接着ができる。このため、FRP材と金属材との間に、シール性が高く液密で均質なFRP金属間接着層19を形成することができる。したがって、本実施形態では、FRP材と金属材との接着の困難性に起因するFRP金属間接着層19の接着破壊及び真空リークの発生を抑制することができる。
接着に適した環境の下でフランジ部14と接着用FRP板17とを接着したのち、接着用FRP板17に2液性エポキシ接着剤を塗布し、接着用FRP板17を壁部3aに形成された凹部16に填め込む。これにより、接着層18が形成される。なお、接着層18においては、FRP材同士間の接着であるため接着性がよく、FRP金属間接着層19よりもシール性は高い。また、このとき、金属製部材10の管部13は、貫通孔12に対して空間をあけて配置する。
次に、フランジ部14に、第2の押付板23を当てた後、第1の押付板22を取り付ける。なお、第2の押付板23は、係止部27をフランジ部14の縁に掛けるようにして当てる。第1の押付板22は、突出部26の先端部を第2の押付板23に当接させて、ボルト24を、孔部25bに挿通させ、壁部3aに形成された雌ネジ孔28に螺入し、所定量締め付けることで、FRP金属間接着層19に面圧をかけて、取り付ける。なお、この面圧は、少なくとも真空差圧を相殺できるような圧となるように調整する。
以上により、金属製部材10の取り付け構造が構築される。
続いて、上記金属製部材10の取り付け構造における作用について説明する。
内部容器3に冷媒(液体窒素)を供給し、室温(例えば293K(ケルビン))から極低温(例えば65K)まで冷却すると、壁部3aが熱収縮する。壁部3aは、表1で示したように、FRPの積層方向である厚み方向における熱収縮量が面方向に対して大きくなる。ここで、本実施形態では、金属製部材10の管部13を内部容器3の壁部3aに形成された貫通孔12に空間をあけて挿通し、フランジ部14と壁部3aとを対向面20の面方向に沿う方向においてのみ接着しているので、熱収縮の差が大きくなる厚み方向における過大な応力をFRP金属間接着層19に作用しないようにすることができる。すなわち、FRP金属間接着層19にかかる熱荷重は面方向のみであるので、その熱荷重は小さくなる。また、壁部3aの厚み方向では接着していないので、本実施形態のように壁部3aの面方向における線膨張係数が同程度となる金属材をフランジ部14に選択すれば、面方向においてはFRP材と金属材とが同様に熱収縮し、FRP金属間接着層19にかかる応力がより低減される。
したがって、本実施形態では、FRP材と金属材との線膨張係数の相違に起因する応力の作用による、FRP金属間接着層19の接着破壊及び真空リークの発生を抑制することができる。
また、内部容器3の外部を真空引きして、真空断熱層を形成すると、金属製部材10の取り付け部位に対し、真空差圧による応力が作用する。この応力は、フランジ部14と壁部3aとを引き剥がそうとする面直応力である。ここで、本実施形態では、押付機構21で、対向面20に対し垂直な垂直方向において、フランジ部14を壁部3aに対し押し付けてFRP金属間接着層19に面圧をかけているため、該真空差圧を相殺することができる。
したがって、本実施形態では、真空差圧に起因する応力の作用による、FRP金属間接着層19の接着破壊及び真空リークの発生を抑制することができる。
このため、上述の本実施形態によれば、金属製部材10の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができるFRP製クライオスタット1が得られる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図3は、本発明の第2実施形態におけるFRP製クライオスタット1の構成を示す要部拡大断面図である。なお、図3において、壁部3aよりも紙面下方が液体窒素側で、また、壁部3aよりも紙面上方が真空側である。
第2実施形態では、電極7及びセラミックスシール11を保持する管部13が、フランジ部14が一体成形された管部材(管部)30に溶接されている。管部材30は、貫通孔12の径よりも縮径し、貫通孔12に対して空間をあけて挿通している。本実施形態の管部材30は、SUS304から形成されている。
フランジ部14は、押付機構21により、対向面20に対し垂直な垂直方向において、壁部3aに対し押し付けられている。第2実施形態の押付機構21は、ロックナット(第2のフランジ部)31と、皿バネ部材(付勢部材、バネ部材)32とを有している。
ロックナット31は、フランジ部14と壁部3aを挟んで逆側(液体窒素側)において、管部材30に設けられている。管部材30の外周面には、雄ネジが切ってあり、ロックナット31は、管部材30の延在方向(対向面20に対し垂直な垂直方向)に移動自在に螺合している。ロックナット31は、フランジ部14の径よりも大きく形成されている。
第2実施形態の壁部3aは、内部壁面33から所定深さ掘り込まれた凹部34を有する。凹部34は、貫通孔12を中心として、フランジ部14の径よりも大きく形成されている。凹部34には、円環状の金属製の当て板35が填め込んで設けられている。本実施形態の当て板35は、SUS304から形成されている。当て板35は、壁部3aと広く接触することにより、皿バネ部材32からの局所荷重を分散させ、フランジ部14に均等に荷重を作用させる機能を有する。
皿バネ部材32は、ロックナット31と当て板35との間に設けられ、ロックナット31を壁部3aに対し離間する方向に付勢する構成となっている。また、皿バネ部材32は、ロックナット31及び当て板35とそれぞれ環状に当接することにより、真空側のフランジ部14を壁部3a側に引き付けて、FRP金属間接着層19に対し均等に面圧をかける構成となっている。なお、付勢部材としてコイルバネを用いても良いが、FRP金属間接着層19に対し均等に面圧をかける観点から、本実施形態では圧に偏りが少なくなる皿バネ部材32を用いている。
上述した金属製部材10の取り付け構造は、次のような手順で構築される。
先ず、管部13と管部材30とを溶接して金属製部材10を形成する。次に、壁部3a装着前に、接着に適した環境で接着できるよう、管部材30のフランジ部14と接着用FRP板17とを2液性エポキシ接着剤を用いて事前に接着する。フランジ部14と接着用FRP板17とを接着したら、接着用FRP板17に2液性エポキシ接着剤を塗布し、接着用FRP板17を壁部3aに形成された凹部16に填め込む。
次に、壁部3aに形成された凹部34に当て板35を填め込む。なお、当て板35は、皿バネ部材32により壁部3aに対して付勢されるので、填め込む際に接着剤を塗布しなくてもよい。また、接着剤を塗布するとしても、壁部3aの面方向に沿う方向のみにすることが好ましい。当て板35を填め込んだら、管部材30に皿バネ部材32を挿通させて配置した後、管部材30にロックナット31を取り付ける。そして、ロックナット31の締め付けで、皿バネ部材32に荷重をかけて変形させ、付勢力を調整する。
以上により、金属製部材10の取り付け構造が構築される。
続いて、上記金属製部材10の取り付け構造における作用について説明する。第2実施形態の金属製部材10の取り付け構造によれば、上述した実施形態と同様の作用の他に、以下の作用が得られる。
内部容器3に冷媒(液体窒素)を供給し、室温(例えば293K(ケルビン))から極低温(例えば65K)まで冷却すると、壁部3aが熱収縮する。壁部3aは、表1で示したように、FRPの積層方向である厚み方向における熱収縮量が面方向に対して大きくなる。ここで、第2実施形態では、押付機構21に皿バネ部材32を用いているので、極低温になった際の壁部3aと管部材30との熱収縮量の差分だけ、皿バネ部材32が伸長する。そうすると、FRP金属間接着層19に対し常に荷重を伝えることができる。なお、皿バネ部材32が伸長した分、付勢力は低減するが、壁部3aの厚み方向におけるFRP材と金属材の熱収縮量の差分を予め求めておき、その差分に基づいてロックナット31の締め付け量を事前に調整すればよい。また、フランジ部14は、壁部3aを挟んで逆側(液体窒素側)に向けて引っ張られることとなるため、壁部3aが熱収縮しても、フランジ部14と壁部3aとの相対位置関係が変動することはなく、それによる接着破壊を抑制することができる。加えて、皿バネ部材32がロックナット31に対し環状に当接して付勢力を作用させることにより、逆側のフランジ部14においても均等な力を作用させることができる。
このため、上述の第2実施形態によれば、金属製部材10の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができるFRP製クライオスタット1が得られる。
以下、図4〜図7に示す有限要素法に基づく構造解析結果に基づいて、上述の第1実施形態及び第2実施形態における効果をより明らかにする。
図4は、本発明の第1実施形態における解析モデルイメージ図である。図5は、本発明の第2実施形態における解析モデルイメージ図である。図6は、本発明の第1実施形態におけるFRP金属間接着層19にかかる面直応力の解析結果を示すグラフである。図7は、本発明の第2実施形態におけるFRP金属間接着層19にかかる面直応力の解析結果を示すグラフである。
解析コードとしては、ABAQUSの2次元軸対称解析を用いた。拘束条件及び荷重条件としては、図4及び図5に示すようにした。
すなわち、拘束条件としては、中心から十分距離をとった位置を拘束点とした。
また、荷重条件としては、以下のようにした。
荷重(A):ボルト、ナットによる締め付け荷重のみ(図4及び図5中の荷重(1)に対応)
荷重(B):真空圧による荷重のみ(図4及び図5中の荷重(2)に対応)
荷重(C):熱荷重(293.15Kから65Kへ冷却したときの熱荷重:図4及び図5中の荷重(3)に対応)
荷重(D):荷重(A)+荷重(B)
荷重(E):荷重(A)+荷重(B)+荷重(C)
解析モデルの各部位(K〜O:図4及び図5参照)の各材料物性値は、表2に示す。なお、図5に示すロックナット及び皿バネ部材はモデル化しない。
Figure 2012069665
図6に示す第1実施形態における構造解析結果によれば、真空圧のみがかかった場合(荷重(B)の場合)に、FRP金属間接着層19において、引き剥がし方向側(図中+側)の面直応力がでるが、荷重(D)及び荷重(E)では押付機構21により、圧縮方向側(図中−側)におさえることができていることが分かる。
また、図7に示す第2実施形態における構造解析結果によれば、真空圧のみがかかった場合(荷重(B)の場合)に、FRP金属間接着層19において、引き剥がし方向側(図中+側)の面直応力がでるが、荷重(D)及び荷重(E)では押付機構21により、圧縮方向側(図中−側)におさえることができていることが分かる。
なお、図6に示す第1実施形態における構造解析においては、ボルト24の締め付け荷重を大きく設定しすぎたために、FRP金属間接着層19の内径側(ゼロ寄り側)に引き剥がし成分がでているが、ボルト24の締め付け荷重を調整すれば、この引き剥がし成分を0以下に押さえることは可能である。また、第2の押付板23(当接部)の形状を調整する、例えば、その厚みを、内径側においてはその外径側の厚みより大きくすることで荷重を大きくさせる等により対応させてもよい。また、厚み方向の一部にFRP金属間接着層を設けてもよい。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、電極7における金属製部材10の取り付け部位における構成について説明したが、液体窒素供給ポート8aや液体窒素排出ポート8bの金属継手部位においても、本発明を適用することができる。
また、例えば、本発明は、超電導モーター、トランス、発電機、電磁石等のFRP製クライオスタットにも適用することができる。
1…FRP製クライオスタット、3…内部容器(FRP製容器)、3a…壁部、10…金属製部材、12…貫通孔、13…管部、14…フランジ部、17…接着用FRP板、18…接着層、19…FRP金属間接着層、20…対向面、21…押付機構、22…第1の押付板(押付板)、23…第2の押付板(当接部)、24…ボルト(締結部材)、26…突出部、30…管部材(管部)、31…ロックナット(第2のフランジ部)、32…皿バネ部材(付勢部材、バネ部材)

Claims (7)

  1. 冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットであって、
    前記金属製部材は、前記貫通孔の径よりも縮径し、前記貫通孔に対して空間をあけて前記挿通している管部と、該管部に設けられ、前記貫通孔の径よりも拡径したフランジ部とを備えており、
    前記フランジ部と前記壁部との間を接着すると共に、前記フランジ部と前記壁部との対向面に設けられているFRP金属間接着層と、
    前記対向面に対し垂直な方向において、前記フランジ部を前記壁部に対し押し付ける押付機構と、を有することを特徴とするFRP製クライオスタット。
  2. 前記押付機構は、
    前記フランジ部の前記壁部と対向する面と逆側の面に当接する当接部を有する押付板と、
    前記FRP製容器の外側から前記押付板を前記壁部に対し押し付ける締結部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載のFRP製クライオスタット。
  3. 前記当接部は、前記押付板のベース部から前記フランジ部の位置に向けて突出した突出部に設けられ、前記フランジ部に対し環状に当接していることを特徴とする請求項2に記載のFRP製クライオスタット。
  4. 前記押付機構は、
    前記管部に、前記フランジ部と前記壁部を挟んで逆側において設けられた第2のフランジ部と、
    前記第2のフランジ部を前記壁部に対し離間する方向に付勢する付勢部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載のFRP製クライオスタット。
  5. 前記付勢部材は、前記第2のフランジ部に対し環状に当接するバネ部材からなることを特徴とする請求項4に記載のFRP製クライオスタット。
  6. 前記第2のフランジ部は、前記管部に、前記垂直方向において移動自在に螺合していることを特徴とする請求項5に記載のFRP製クライオスタット。
  7. 前記壁部は、接着層を介して接着している接着用FRP板を有しており、
    前記接着用FRP板と前記フランジ部とが前記FRP金属間接着層を介して接着していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のFRP製クライオスタット。
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