JP2012068583A - 光ファイバ及び光ファイバの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ファイバ1を略一定の直径で1.5〜1.75周分の長さで螺旋状に巻回し、少なくとも巻き始めと巻き終わりの箇所に接着部3を設けることで互いに重なる光ファイバ同士を接着した螺旋固定部4と、巻き終わりの箇所に連続する、螺旋状の光ファイバの0.25〜0.5周分の長さの変形部5とを交互に繰り返した光ファイバ1を提供する。
【選択図】図4
Description
請求項4に係る光ファイバは、前記螺旋固定部において、前記接着部は1/M周毎に設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る光ファイバは、前記接着部は、指で裂ける程度の硬さの接着物を用いることを特徴とする。
請求項6に係る光ファイバは、前記接着部は、螺旋の軸方向に互いに重なる前記光ファイバの、螺旋の内面側と外面側の少なくともいずれかに接着物を塗布したものであることを特徴とする。
請求項8に係る光ファイバの製造方法は、前記巻き付け工程の前に、前記光ファイバに螺旋状の光ファイバの周長の1/Mの間隔で印を付けることを特徴とする。
また、接着部に指で裂ける程度の硬さの接着物を用いることによって、容易に螺旋固定部の固定を解くことができるため、スプライス接続の作業性が高まる。
本発明の光ファイバは、クロージャ等の光接続箱からスプライス接続等の作業を行うために引き出される光ファイバテープ心線2に適用されるもので、光ファイバテープ心線2をコイル状に巻回した上で固定した箇所(螺旋固定部4)と、固定せずに光ファイバテープ心線2の変形を許容する箇所(変形部5)とを交互に繰り返して設けたものである。
螺旋固定部4は、光ファイバテープ心線2が有する剛性によって略円形の形状となっており、各螺旋固定部4の直径は約60mmである。このような螺旋固定部4は、光ファイバテープ心線2の長さに応じて複数設けられる。
まず、図6に示すように、光ファイバテープ心線2の接着部3となる箇所に任意の方法で印部6を記す。本実施形態の光ファイバ1の螺旋固定部の直径Dは60mmであり、接着部3は、1/3周毎に設けられるため、接着部3の間隔は、(π×D/3=)63mmに設定する。
図10は、光ファイバ1を余長収納トレイ10に収納した状態を示したものである。余長収納トレイ10は、長円状のトレイ底板部11と、底板部の周囲に形成された側壁12と、側壁の上縁部から内側に延出する心線押さえ用舌片13と、側壁が一部オフセットすることによって形成された2つの光ファイバ口14,14からなる。
光ファイバ20は、接続作業時に余長収納トレイ10から引き出す際には、可能な限り図5に示したような引き出し形態を保持した状態で、すなわち螺旋固定部4を保持した状態で引き出される。作業に際して、引き出し長さが足りない場合は、接着部3の接着を一部解除して作業に必要な長さを確保する。
巻回形態とするには、変形部5のみを螺旋固定部4に沿うように変形させるだけでよいため、容易に、図1に示すような形態から図4に示すような巻回状態にすることができる。すなわち、本実施形態の光ファイバ1は、接続現場などで接続作業を終えた後に、容易に巻回形態に変形させることができる。
光ファイバ1は、引き出し形態においても、螺旋固定部4が螺旋状態を保持しているため、螺旋固定部4を重ね合わせるように移動させることによって容易に図4に示すような巻回形態に戻すことができる。すなわち、本実施形態の光ファイバ1は、光ファイバテープ心線2の一部を、螺旋状に巻かれた状態(螺旋固定部4)に保持しながら、引き出し形態に変形させることができる。
上述したように、螺旋固定部4と変形部5の長さの和が螺旋状の光ファイバの2周分の長さと等しくすることは、後述する製造工程の接着部3の形成工程において、接着剤の塗布が容易となる効果を奏するものとなる。
図13は、M=4とした場合の変形例であり、螺旋固定部4Bは光ファイバテープ心線2を1.75周巻回すことによって形成されている。接着部3Bは、1/4周毎に設けられている。
Claims (8)
- 光ファイバを略一定の直径で1.5〜1.75周分の長さで螺旋状に巻回し、少なくとも巻き始めと巻き終わりの箇所に接着部を設けることで互いに重なる光ファイバ同士を接着した螺旋固定部と、
前記巻き終わりの箇所に連続する、螺旋状の光ファイバの0.25〜0.5周分の長さの変形部とを交互に繰り返した光ファイバ。 - 前記螺旋固定部と前記変形部の光ファイバの長さの和が、螺旋状の光ファイバの2周分の長さと略等しい請求項1に記載の光ファイバ。
- 光ファイバを略一定の直径で2−1/M周分(M=2,3,…)の長さで螺旋状に巻回し、少なくとも巻き始めと巻き終わりの箇所に接着部を設けることで互いに重なる光ファイバ同士を接着した螺旋固定部と、
前記巻き終わりの箇所に連続する、螺旋状の光ファイバの1/M周分の長さの変形部とを交互に繰り返した光ファイバ。 - 前記螺旋固定部において、前記接着部は1/M周毎に設けられている請求項3に記載の光ファイバ。
- 前記接着部は、指で裂ける程度の硬さの接着物を用いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の光ファイバ。
- 前記接着部は、螺旋の軸方向に互いに重なる前記光ファイバの、螺旋の内面側と外面側の少なくともいずれかに接着物を塗布したものである請求項1〜5のいずれか1項に記載の光ファイバ。
- 光ファイバを略一定の直径で2−1/M周分(M=2,3,…)の長さで螺旋状に巻回し、少なくとも巻き始めと巻き終わりの箇所に接着部を設けることで互いに重なる光ファイバ同士を接着した螺旋固定部と、
前記巻き終わりの箇所に連続する、螺旋状の光ファイバの1/M周分の長さの変形部とを交互に繰り返した光ファイバの製造方法であって、
前記光ファイバを前記直径よりもやや小なる直径の円柱ドラムに巻き付ける巻き付け工程と、
隣り合う光ファイバ同士を螺旋状の光ファイバの1/M周分の間隔で接着する工程と、を有する光ファイバの製造方法。 - 前記巻き付け工程の前に、前記光ファイバに螺旋状の光ファイバの周長の1/Mの間隔で印を付ける請求項7に記載の光ファイバの製造方法。
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