JP2012068177A - レーザレーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動可能な偏向部をレーザ光投射時及び反射光検出時に兼用するレーザレーダ装置において、投光時のレーザ光の経路と受光時の反射光の経路を適切に確保することができ、且つ投光時のノイズ光の発生を効果的に抑制し得る構成を提供する。
【解決手段】レーザレーダ装置1は、レーザ光L1の投光経路上且つ反射光L2の受光経路上においてミラー30が設けられている。このミラー30には、凹面鏡41にて偏向された反射光L2をフォトダイオード20に向けて反射する第1反射部31と、レーザダイオード10からのレーザ光L1を凹面鏡41に向けて反射する第2反射部32とが形成され、第1反射部31の第1反射面31aと第2反射部32の第2反射面32aは、傾斜状態又は湾曲状態が異なるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザレーダ装置に関するものである。
従来より、レーザ光を用いて検出物体までの距離や方位を検出する技術が提供されている。例えば、特許文献1のレーザレーダ装置は、レーザダイオード(10)から照射されたレーザ光の走査(空間側に向けた反射)と、空間に存在する検出物体からの反射光の集光(フォトダイオード(20)に向けた反射)を共通の凹面鏡(41)によって行っており、装置構成の簡素化、小型化等に有利な構成となっている。
特開2009−121836公報
ところで、上記のように回動可能な偏向部(特許文献1では凹面鏡(41))をレーザ光投射時及び反射光検出時に兼用する構成では、投光時のレーザ光が受光時の反射光の経路に入り込まないように技術的に担保する必要がある。なぜなら、投光時のレーザ光が何らかの形で反射光の経路に入り込んでしまうと、その光(ノイズ光)が光検出手段によって検出されてしまい、本来検出されるべき反射光(装置外の空間に存在する検出物体からの反射光)を正確に検出できなくなる虞があるからである。
このため、特許文献1のレーザレーダ装置では、レーザダイオード(10)からのレーザ光の光軸上にミラー(30)を設け、レーザダイオード(10)で発生したレーザ光については、ミラー(30)に形成された貫通路(32)を通過させて凹面鏡(41)に入射させている。一方、検出物体で反射して凹面鏡(41)に集められる反射光については、この凹面鏡(41)によってミラー(30)側に反射させ、この光を更にミラー(30)で反射させてフォトダイオード(20)に導いている。このような構成を採用すれば、レーザダイオード(10)からのレーザ光はミラー(30)を通過して上方から下方へ進み、他方、凹面鏡(41)から上方に進む反射光は、ミラー(30)で反射して水平方向に進むことになるため、投光経路と受光経路を別々の向きに確保することができ、投光されたレーザ光が反射光の経路に入り込むことを極力抑えることができる。
しかしながら、上記特許文献1のように、レーザダイオード(10)からのレーザ光がミラー(30)内の貫通路(32)を通過する構成の場合、レーザ光が貫通路(32)を通過する際に生じる回折現象や、レーザ光の一部が貫通路(32)を通過する際に当該貫通路(32)内の内壁や開口端部で反射する現象が生じ、これらの光がノイズ光となって反射経路に入り込んでしまうことがあるという問題がある。
特に、特許文献1のように凹面鏡(41)からの反射光をミラー(30)によって反射させる構成の場合、反射領域を極力確保するためにミラー(30)に形成する貫通路(32)の径をできるだけ小さくしたいという事情がある。他方、レーザダイオード(10)から照射されて貫通路(32)を通過しようとするレーザ光は、何ら措置を講じないと少なからず拡散が生じるため、これらの事情により、レーザ光の一部が貫通路(32)内でより反射しやすくなることが懸念される。そして、このような反射の問題は、レーザ光の拡散が広がる貫通路(32)の出口側ほどより深刻となるため、特に貫通路(32)の出口側(開口端部付近)でレーザ光の一部が反射して生じるノイズ光の問題が顕著となっていた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、回動可能な偏向部をレーザ光投射時及び反射光検出時に兼用するレーザレーダ装置において、投光時のレーザ光の経路と受光時の反射光の経路を適切に確保することができ、且つ投光時のノイズ光の発生を効果的に抑制し得る構成を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、レーザレーダ装置に係るものであって、レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、前記レーザ光発生手段が前記レーザ光を発生させたときに、当該レーザ光が検出物体にて反射して生じる反射光を検出する光検出手段と、所定の中心軸を中心として回動可能に構成された偏向部を備えるとともに、当該偏向部により前記レーザ光を空間に向けて偏向させ、且つ空間側からの前記反射光を前記光検出手段に向けて偏向する回動偏向手段と、前記回動偏向手段の前記偏向部を回転駆動する駆動手段と、前記偏向部にて偏向された前記反射光を前記光検出手段に向けて反射する第1反射面を備えた第1反射部と、前記第1反射面とは傾斜状態又は湾曲状態が異なる第2反射面を備え、前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光を前記第2反射面によって前記偏向部に向けて反射する第2反射部とを備えた反射部材と備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレーザレーダ装置において、前記第2反射部が、凹状に形成された前記第2反射面によって前記レーザ光を反射させつつ集光する凹面鏡からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレーザレーダ装置において、前記第1反射部の前記第1反射面が、前記中心軸の方向に対して所定角度をなす平坦面からなり、前記第2反射部が、前記反射部材において前記第1反射面から窪んで形成されており、前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光が前記第2反射部に入射する入射光と、当該入射光が前記第2反射部で反射した出射光とのなす角度が鋭角となっていることを特徴とする。
請求項1の発明では、レーザ光発生手段からのレーザ光の経路上且つ検出物体からの反射光の経路上に反射部材が設けられている。そして、この反射部材には、偏向部にて偏向された反射光を光検出手段に向けて反射する第1反射面を備えた第1反射部と、第1反射面とは傾斜状態又は湾曲状態が異なる第2反射面を備え、レーザ光発生手段からのレーザ光を第2反射面によって偏向部に向けて反射する第2反射部とが設けられている。
この構成によれば、回動可能な偏向部をレーザ光投射時及び反射光検出時に兼用して装置構成の小型化及び部品点数の削減を図りつつ、投光時のレーザ光の経路と受光時の反射光の経路を適切に確保することができるようになる。特に、反射部材では、レーザ光発生手段からのレーザ光を第2反射部によって反射させて偏向部に導いているため、反射部材を貫通させて偏向部に導く構成と比較すると、投光時に反射部材で回折や意図しない誤反射が生じにくく、このような不具合に起因するノイズ光の発生を効果的に抑制することができる。
請求項2の発明では、第2反射部が、凹状に形成された第2反射面によってレーザ光を反射させつつ集光する凹面鏡によって構成されている。この構成によれば、第2反射部(凹面鏡)によってレーザ光を偏向部に向けて反射する際にレーザ光を集光することができるため、より遠方の検出物体を精度高く検出し易くなる。また、レーザ光発生手段からのレーザ光を第2反射部によって反射させる際にレーザ光の広がりを抑えて絞ることができるため、それほど第2反射部の領域を広く確保しなくても反射後のレーザ光が第2反射部付近の他部分(例えば、第2反射部に隣接する領域等)に干渉し難くなる。従って、第2反射部の領域を抑え易く、ひいては、検出物体からの反射光を受ける領域をより広く確保し易い構成となる。
請求項3の発明では、反射部材において第2反射部が第1反射面から窪んで形成されており、レーザ光発生手段からのレーザ光が第2反射部に入射する入射光と、当該入射光が第2反射部で反射した出射光とのなす角度が鋭角となっている。
この構成では、反射部材の内部を利用して第2反射部を構成することができるため、第1反射面よりも外側に突起などを設けずに済み、第2反射部付近のコンパクト化を図ることができる。一方、このように反射部材の内部でレーザ光を反射させる場合、その反射する光が窪みの端部等に当り易くなることが懸念されるが、本発明では、レーザ光が第2反射部に入射する入射光と、第2反射部で反射した出射光とのなす角度が鋭角となるようにレーザ光の出射方向及び第2反射部の形状を設定しているため、窪みの内部において入射光に対する出射光の広がりが抑えられる。つまり、入射光に対して出射光があまり横向きに逃げないため、出射光が窪みの端部等に照射されにくくなり、その結果、出射光が窪みの端部等に反射することに起因する誤検出を効果的に防止することができる。
図1は、第1実施形態に係るレーザレーダ装置の全体構成を概略的に例示する断面図である。 図2(A)は、図1のレーザレーダ装置においてミラー付近を拡大して示す拡大図であり、図2(B)は、図1のレーザレーダ装置で用いられるミラーを下方側から見た構成を概略的に示す概略図である。 図3は、図1の一部(ミラー付近)を拡大して示す拡大図である。 図4は、第2反射部による反射及び集光の様子を説明する説明図である。 図5(A)は、第1実施形態のミラーを変形した変形例1を概略的に示す概略断面図であり、図5(B)は、ミラーの変形例2を概略的に示す概略断面図であり、図5(C)は、ミラーの変形例3を概略的に示す概略断面図である。 図6(A)は、第1実施形態のミラーを変形した変形例4を概略的に示す概略断面図であり、図6(B)は、ミラーの変形例5を概略的に示す概略断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明のレーザレーダ装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図1を参照して第1実施形態に係るレーザレーダ装置の全体構成について説明する。
図1は、第1実施形態に係るレーザレーダ装置の全体構成を概略的に例示する断面図であり、この図1では、第1実施形態に係るレーザレーダ装置1を凹面鏡41の回転中心軸42aに沿って切断した所定切断面(具体的には、レーザダイオード10からのレーザ光L1の照射方向に沿った切断面であって且つ中心軸42aの方向に沿った切断面)を概略的に示している。なお、以下の説明では、透過板の断面については白抜きで示すこととする。
図1に示すように、レーザレーダ装置1は、レーザダイオード10と、検出物体からの反射光L2を受光するフォトダイオード20とを備え、装置外の走査エリアに存在する検出物体までの距離や方位を検出する装置として構成されている。
レーザダイオード10は、「レーザ光発生手段」の一例に相当するものであり、制御回路70の制御により、図示しない駆動回路からパルス電流を受け、このパルス電流に応じたパルスレーザ光(レーザ光L1)を間欠的に出射している。なお、本実施形態では、レーザダイオード10から検出物体(図示略)に至るまでのレーザ光を符号L1にて概念的に示し、検出物体からフォトダイオード20に至るまでの反射光を符号L2にて概念的に示している。また、図4等では、レーザダイオード10から検出物体(図示略)に至るまでのレーザ光L1のうち、レーザダイオード10からミラー30までのレーザ光(ミラー30に入射する入射光)を符号L1aで示し、ミラー30から凹面鏡41までのレーザ光(ミラー30から出射する出射光)を符号L1bで示し、凹面鏡41からケース外の空間に照射されるレーザ光を符号L1cで示している。
フォトダイオード20は、「光検出手段」の一例に相当するものであり、例えばアバランシェフォトダイオード(avalanche photodiode)などによって構成されている。このフォトダイオード20は、レーザダイオード10からレーザ光L1が発生し、そのレーザ光L1が装置外に存在する検出物体(図示略)にて反射したとき、その反射光L2を受光して電気信号に変換している。なお、検出物体からの反射光については所定領域内のものが凹面鏡41に受けられる構成となっており、図1では、符号L2a,L2bで示す2つのライン付近を境界としてこのラインL2a,L2b間の領域(上下方向における凹面鏡41の配置領域)の反射光L2が凹面鏡41によって反射されるようになっている。
レーザダイオード10から出射されるレーザ光L1の光軸上にはレンズ60が設けられている。このレンズ60は、コリメートレンズとして構成されるものであり、レーザダイオード10で発生して拡散しようとするレーザ光L1を集光し略平行光に変換している。
レンズ60を通過したレーザ光L1の光路付近には、ミラー30が設けられている。このミラー30は、「反射部材」の一例に相当するものであり、レーザ光L1の光軸に対し所定角度(例えば45°)で傾斜してなる第1反射面31aを備えた第1反射部31と、この第1反射面31aとは傾斜が異なる第2反射面32aを備えた第2反射部32とを備えており、レーザダイオード10からのレーザ光L1を第2反射部32によって反射させる一方、装置外の検出物体からの反射光L2(より詳しくは凹面鏡41にて反射された反射光)を第2反射部32によってフォトダイオード20に向けて反射させるように機能している。なお、ミラー30の具体的構成については後に詳述する。
また、ミラー30で反射したレーザ光L1の光軸上には、回動反射機構40が設けられている。回動反射機構40は、「回動偏向手段」の一例に相当するものであり、回動可能に構成された凹面鏡41と、この凹面鏡41に連結された軸部42と、この軸部42を回動可能に支持する図示しない軸受とを備えている。そして、凹面鏡41によりレーザダイオード10からのレーザ光L1を装置外の空間に向けて反射させ、且つ、この凹面鏡41により装置外の検出物体からの反射光L2をフォトダイオード20に向けて反射させるように機能している。
凹面鏡41は、「偏向部」の一例に相当するものであり、ミラー30で反射したレーザ光L1の光軸上に配置される凹状の反射面41aを備えている。凹面鏡41の反射面41aは、例えば放物面として構成されており、水平方向に沿って平行に入射する所定領域の反射光を上方に向けて反射させつつ集光し、集光される反射光L2の焦点位置が中心軸42a上になるように形状が調整されている。なお、実際には、凹面鏡41で集光された光がミラー30の第1反射部31によって横方向に反射され、フォトダイオード20の受光面付近が焦点となっている。
また、凹面鏡41は、上下方向に延びる中心軸42aを中心として回転可能に配設されている。凹面鏡41の回転中心となる中心軸42aの方向は、ミラー30で反射して当該凹面鏡41に入射するレーザ光L1の方向と略一致しており、レーザ光L1が凹面鏡41に入射する入射位置P1が中心軸42a上の位置とされている。
また、本実施形態では、凹面鏡41の反射面41aにおいて位置P1付近の部分が、垂直方向(反射面41aに入射するレーザ光L1の方向)に対して略45°の角度で傾斜しており、凹面鏡41の反射面41aで反射したレーザ光L1が水平方向に照射されるようになっている。また、凹面鏡41は入射するレーザ光L1の方向と一致した方向の中心軸42aを中心として回転するため、凹面鏡41の回転位置に関係なくレーザ光L1の入射角度が常に約45°で維持され、位置P1からのレーザ光L1の向きは絶えず水平方向(中心軸42aと直交する方向)となるように構成されている。なお、本実施形態では、中心軸42aの方向を垂直方向(上下方向、縦方向)としており、中心軸42aと直交する平面方向を水平方向としている。
さらに、レーザレーダ装置1には、回動反射機構40を駆動するモータ50が設けられている。このモータ50は、「駆動手段」の一例に相当するものであり、軸部42を回転させることで、軸部42と連結された凹面鏡41を回転駆動している。なお、モータ50の具体的構成としては、例えば直流モータ、交流モータ、ステップモータなど様々なモータを使用できる。
また、本実施形態では、図1に示すように、モータ50の軸部42の回転角度位置(即ち凹面鏡41の回転角度位置)を検出する回転角度センサ52が設けられている。回転角度センサ52は、ロータリーエンコーダなど、軸部42の回転角度位置を検出しうるものであれば公知の様々なセンサを使用できる。
このように構成されるレーザレーダ装置1では、凹面鏡41の回転角度(所定の基準回転位置(例えば、ロータリエンコーダが原点を示す位置)からの回転角度)が定まれば装置からのレーザ光L1の投射方向が特定される。従って、レーザレーダ装置1が所望の傾斜状態(例えば、レーザ光L1の走査方向が常に鉛直方向と直交する方向となるような状態等)で設置されていれば、フォトダイオード20が検出物体からの反射光を受光したときの凹面鏡41の回転角度を回転角度センサ52によって検出することで、検出物体の方位を正確に検出できる。
また、レーザダイオード10にてレーザ光L1(パルスレーザ光)が発生してからフォトダイオード20によって当該レーザ光L1に対応する反射光L2が検出されるまでの時間Tを検出すれば、この時間Tと光速とに基づいて、レーザ光L1の発生から反射光L2受光までの光経路の長さを算出することができ、レーザレーダ装置1の所定基準位置(例えば位置P1)から検出物体までの距離も正確に求めることができる。つまり、レーザレーダ装置1から検出物体までの距離及び方位をいずれも正確に検出することができる。
また、本実施形態に係るレーザレーダ装置1では、レーザダイオード10、フォトダイオード20、ミラー30、レンズ60、回動反射機構40、モータ50等がケース3の内部に収容され、防塵や衝撃保護が図られている。このケース3は、主ケース部4と透過板5とを備えており、全体として箱状に構成されている。主ケース部4は、上壁部4a及び下壁部4bが上下に対向して配置され、周壁部4cが上方側の外周壁として構成されており、周壁部4cと下壁部4bの間が窓部4eとして導光可能に開放されている。窓部4eは、主ケース部4において光の出入りを可能とするように開放した部分であり、ケース3の下方側且つ凹面鏡41の周囲において周方向略全周に亘って形成され、且つ上下方向所定領域を開放する構成で設けられている。そしてこの開放形態の窓部4eを閉塞するように透明の樹脂板、ガラス板などからなる透過板5が配置されている。
(ミラーの構成)
次に、本実施形態の特徴の一つであるミラーについて説明する。
図2(A)は、図1のレーザレーダ装置においてミラー付近を拡大して示す拡大図であり、図2(B)は、図1のレーザレーダ装置で用いられるミラーを下方側から見た構成を概略的に示す概略図である。また、図3は、図1の一部(ミラー付近)を拡大して示す拡大図である。図4は、第2反射部による反射及び集光の様子を説明する説明図である。
図2(A)(B)に示すように、ミラー30は、全体として板状に構成されており、平坦な第1反射面31aを備えた第1反射部31と、湾曲した第2反射面32aを備えた第2反射部32とを有している。
第1反射部31は、図1に示すように、凹面鏡41で反射(偏向)された反射光L2をフォトダイオード20に向けて反射する部分であり、中心軸42aと所定の角度(例えば45°)をなす第1反射面31aを備えている。
第1反射面31aは全体として平面状に構成されており、図2(B)のように、第2反射部32の周囲を取り囲むように配置されている。本実施形態で用いられる凹面鏡41は、焦点位置が中心軸42a上となるように反射光L2を上方側に反射させつつ集光しており、第1反射部31は、このような反射光L2を第1反射面31aによって中心軸42aと直交する所定方向に反射させている。
第2反射部32は、図2(A)(B)に示すように、第1反射部31の中央部付近からミラー30の厚さ方向に窪んだ形態で凹状に構成されている。そして、第1反射部31の第1反射面31aよりも奥まった位置(ミラー30の板厚方向内部側)に、レーザダイオード10からのレーザ光L1を凹面鏡41に向けて反射する第2反射面32aが形成されている。
図3に示すように、第2反射面32aは、凹状且つ湾曲面に形成されており、レーザ光L1が入射する位置P2の傾斜状態及び湾曲状態が第1反射面31aとは異なっている。具体的には、第1反射面31aが平坦であるのに対し第2反射面32aが湾曲して構成されており、更に、第2反射面32aは、入射光La1の入射中心位置P2’に接する仮想面A1と中心軸42aとのなす角度が例えば50°程度となるように構成され、第1反射面31aと中心軸42aとのなす角度(45°程度)よりも大きくなっている。
更に、第2反射面32aは放物面として構成されており、第2反射部32は、この第2反射面32a(放物面)によってレーザ光L1を反射させつつ集光する凹面鏡として機能している。このように第2反射部32によって出射光L1bが集光されるようになっているため、図4のように、装置外の空間においてある程度遠い位置まで拡散しないようになっており、より遠距離の物体検出が可能となっている。
また、図3のように出射光L1bが集光されるため、図3の一点鎖線L1b’のように平行に出射される場合、或いはL1b’よりもやや拡散して出射される場合と比較して出射光L1bと第1反射部31に形成された窪みの下端部33aとの幅Wをより大きく確保することができ、出射光L1bの一部が第2反射部32以外の他部分に干渉することに起因するノイズ光の発生を効果的に抑えることができる。
また、本実施形態で用いられるミラー30は、第2反射部32が第1反射面31aから窪んで形成され、第2反射面32aが第1反射面31aから奥まった位置に配置されることで、第2反射面32aにおけるレーザ光L1の入射位置P2が第2反射部32に形成された窪みの中となっている。更に、レーザダイオード10からのレーザ光が第2反射部32に入射する入射光L1aと、当該入射光L1aが第2反射部32で反射した出射光L1bとのなす角度θが鋭角となっており、入射光L1aに対して出射光L1bが広がりすぎないようになっている。
また、第2反射部32は、上端部32b側において第2反射面32aが第1反射面31aの位置まで連続しており、第2反射面32aと第1反射面31aとのなす角度が鈍角となっている。従って、レーザダイオード10からの入射光L1aが上端部32bに干渉し難くなっている。
逆に、下端部33a側は、第2反射面32aが第1反射面31aの位置まで続いておらず、第2反射面32aの下端部32cから立ち上がるように窪みの下端をなす壁部33が形成されている。この壁部33は、壁面が第1反射面31aと直交するように形成されており、このように立ち上がる壁部33が形成されているため、第2反射面32aが破線B1のように下方側まで連続する構成と比較して、第1反射面31aの領域をより広く確保できるようになっている。
(第1実施形態の主な効果)
本実施形態に係るレーザレーダ装置1では、レーザダイオード10(レーザ光発生手段)からのレーザ光L1の経路上且つ検出物体からの反射光L2の経路上にミラー30が設けられている。そして、このミラー30には、凹面鏡41(偏向部)にて偏向された反射光L2をフォトダイオード20(光検出手段)に向けて反射する第1反射面31aを備えた第1反射部31と、第1反射面31aとは傾斜状態又は湾曲状態が異なる第2反射面32aを備え、レーザダイオード10(レーザ光発生手段)からのレーザ光L1を第2反射面32aによって凹面鏡41(偏向部)に向けて反射する第2反射部32とが設けられている。
この構成によれば、回動可能な凹面鏡41(偏向部)をレーザ光投射時及び反射光検出時に兼用して装置構成の小型化及び部品点数の削減を図りつつ、投光時のレーザ光L1の経路と受光時の反射光L2の経路を適切に確保することができるようになる。特に、ミラー30では、レーザダイオード10からのレーザ光L1を第2反射部32によって反射させて凹面鏡41に導いているため、ミラー30を貫通させて凹面鏡に導く構成と比較すると、投光時にミラー30で回折や意図しない誤反射が生じにくく、このような不具合に起因するノイズ光の発生を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、第2反射部32が、凹状に形成された第2反射面32aによってレーザ光L1を反射させつつ集光する凹面鏡によって構成されている。この構成によれば、第2反射部32(第2の凹面鏡)によってレーザ光を凹面鏡41(第1の凹面鏡)に向けて反射する際にレーザ光を集光することができるため、より遠方の検出物体を精度高く検出し易くなる。また、レーザダイオード19からのレーザ光L1を第2反射部32によって反射させる際にレーザ光の広がりを抑えて絞ることができるため、それほど第2反射部32の領域を広く確保しなくても反射後のレーザ光(出射光L1b)が第2反射部32付近の他部分(例えば、第2反射部32に隣接する領域等)に干渉し難くなる。従って、第2反射部32の領域を抑え易く、ひいては、検出物体からの反射光L2を受ける領域をより広く確保し易い構成となる。
また、本実施形態では、ミラー30において第2反射部32が第1反射面31aから窪んで形成されており、レーザダイオード10からのレーザ光が第2反射部32に入射する入射光L1aと、当該入射光L1aが第2反射部32で反射した出射光L1bとのなす角度θが鋭角となっている。
この構成では、ミラー30の内部を利用して第2反射部32を構成することができるため、第1反射面31aよりも外側に突起などを設けずに済み、第2反射部32付近のコンパクト化を図ることができる。一方、このようにミラー30の内部でレーザ光L1を反射させる場合、その反射する光が窪みの端部等に当り易くなることが懸念されるが、本発明では、レーザ光が第2反射部32に入射する入射光L1aと、第2反射部32で反射した出射光L1bとのなす角度θが鋭角となるようにレーザ光L1の出射方向及び第2反射部32の形状を設定しているため、窪みの内部において入射光L1aに対する出射光L1bの広がりが抑えられる。つまり、入射光L1aに対して出射光L1bがあまり横向きに逃げないため、出射光L1bが窪みの端部等に照射されにくくなり、その結果、出射光L1bが窪みの端部等に反射することに起因する誤検出を効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、凹面鏡41の上方にミラー30が配置され、このミラー30の側方にフォトダイオード20が配置されており、水平方向においてフォトダイオード20が配置された側と同じ側にレーザダイオード10が配置されている。そして、フォトダイオード20と凹面鏡41の間の領域を利用して、レーザダイオード10からレーザ光L1を斜め上方に向けて出射している。従って、上下方向においてレーザダイオード10をミラー30の上端部と凹面鏡41の上端部の間の領域C1に配置できるようになり、上下方向に嵩張らない構成となる(例えば、ケース3の上壁部4aを一点鎖線Fの位置まで下げても十分配置スペースが確保できる。
また、位置P2とフォトダイオード20の受光位置を通る方向(所定の横方向)において、フォトダイオード20の端部とミラー30の端部の間の領域C2にレーザダイオード10を配置することができるため、当該横方向にも嵩張らない構成となる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、第2反射部の第2反射面が湾曲面として構成される例を示したが、図5(A)〜図5(C)に示すように、第2反射面が平坦面として構成されていてもよい。図5(A)のミラー230は、第1実施形態のミラー30において第2反射部232の反射面を平坦にした構成であり、それ以外は第1実施形態と同様である。例えば第1反射部231は第1実施形態の第1反射部31と同様であり、壁部233は、第1実施形態の壁部33と同様である。
図5(B)のミラー330は、図5(A)と同様に第2反射部332の反射面を平坦にしており、第1実施形態と同様の第1反射部331を有している。一方、第2反射部332の下端部から平坦な外面を有するテーパ部333が形成されており、テーパ部333の外面と第1反射部331の反射面とのなす角度が鈍角となっている。
図5(C)のミラー430は、図5(A)と同様に第2反射部432の反射面を平坦にしており、第1実施形態と同様の第1反射部431を有している。一方、第2反射部432の下端部から、平坦な外面を有するテーパ部433が形成されており、テーパ部433の外面と第1反射部431の反射面とのなす角度が鈍角となっている。また、第2反射部432の上端部から立ち上がる壁部434が形成されており、この壁部434の外面と第1反射部431の反射面とのなす角度が鋭角となっている。
図5(B)(C)のようなテーパ部を設けた構成では、出射光L1bが窪みの端部に干渉し難く、出射光L1bの一部が窪みの端部で反射することに起因するノイズ光をより一層低減することができる。また、図5(A)〜(B)のように平坦な第2反射面を構成すると加工性の面で有利となる。
また、第1実施形態のミラーに代えて図6(A)(B)のようなミラーを設けてもよい。図6(A)のミラー530では、第1反射部が上方側の第1反射部531aと下方側の第1反射部531bとに分かれており、これら反射部の反射面が平行となるように、段差状に配置されている。また、上方側の第1反射部531aの反射面とのなす角度が鈍角となるような平坦な反射面(第2反射面)を有する第2反射部532が設けられ、この第2反射部532の反射面とのなす角度が鈍角となるように下方側の第1反射部531の反射面が配されている。このようにすると、より一層加工が容易となる。
また、図6(B)に示すミラー630のように、単純な半球面をなす反射面(第2反射面)を備えた第2反射部632を形成してもよい。なお、ミラー630の第1反射部631は第1実施形態と同様に平坦な反射面(第1反射面)を有している。この構成も加工性の面で有利となる。
1…レーザレーダ装置
3…ケース
10…レーザダイオード(レーザ光発生手段)
20…フォトダイオード(光検出手段)
30…ミラー(反射部材)
31…第1反射部
31a…第1反射面
32…第2反射部
32a…第2反射面
40…回動反射機構(回動偏向手段)
41…凹面鏡(偏向部)
42a…中心軸
50…モータ(駆動手段)
L1…レーザ光
L2…検出物体からの反射光

Claims (3)

  1. レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、
    前記レーザ光発生手段が前記レーザ光を発生させたときに、当該レーザ光が検出物体にて反射して生じる反射光を検出する光検出手段と、
    所定の中心軸を中心として回動可能に構成された偏向部を備えるとともに、当該偏向部により前記レーザ光を空間に向けて偏向させ、且つ空間側からの前記反射光を前記光検出手段に向けて偏向する回動偏向手段と、
    前記回動偏向手段の前記偏向部を回転駆動する駆動手段と、
    前記偏向部にて偏向された前記反射光を前記光検出手段に向けて反射する第1反射面を備えた第1反射部と、前記第1反射面とは傾斜状態又は湾曲状態が異なる第2反射面を備え、前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光を前記第2反射面によって前記偏向部に向けて反射する第2反射部と、を備えた反射部材と、
    を有することを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 前記第2反射部は、凹状に形成された前記第2反射面によって前記レーザ光を反射させつつ集光する凹面鏡からなることを特徴とする請求項1に記載のレーザレーダ装置。
  3. 前記第2反射部は、前記反射部材において前記第1反射面から窪んで形成されており、
    前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光が前記第2反射部に入射する入射光と、当該入射光が前記第2反射部で反射した出射光とのなす角度が鋭角となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザレーダ装置。
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