JP2012067994A - 複数列熱交換装置 - Google Patents

複数列熱交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012067994A
JP2012067994A JP2010215182A JP2010215182A JP2012067994A JP 2012067994 A JP2012067994 A JP 2012067994A JP 2010215182 A JP2010215182 A JP 2010215182A JP 2010215182 A JP2010215182 A JP 2010215182A JP 2012067994 A JP2012067994 A JP 2012067994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
pipe
row
header
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010215182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5557157B2 (ja
Inventor
Kenji Yoshida
健司 吉田
Masayuki Komaki
正行 古牧
Kazuhiko Yamazaki
和彦 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP2010215182A priority Critical patent/JP5557157B2/ja
Publication of JP2012067994A publication Critical patent/JP2012067994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5557157B2 publication Critical patent/JP5557157B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】熱交換器外部での配管の取り回しを排除してスペースを確保し、熱媒体の流れ形態の自由度を維持できるようにした複数列熱交換装置を提供すること。
【解決手段】一対のヘッダーパイプ10,11と、両ヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管3とを具備するパラレルフロー型熱交換器1A,1Bを複数列組み合わせた複数列熱交換装置において、ヘッダーパイプは、各列の熱交換器の熱交換管と連通する複数の冷媒通路20を有すると共に、熱媒体通路と区画されて冷媒通路に沿設される接続通路30を有し、接続通路の適宜位置に設けられる連通口40を介して冷媒通路と接続通路とを連通してなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばパラレルフロー型の熱交換器を複数列組み合わせた複数列熱交換装置に関するものである。
一般的にパラレルフロー型熱交換器を複数列組み合わせて使用する場合、熱媒体(冷媒)の流れの構成によっては、ヘッダーパイプを相互に接続するためには配管等を用いて連通させる必要がある。その一例を、図8に示す概略展開図を参照して説明する。
図8において、1列目の熱交換器1Aと2列目の熱交換器1Bは、それぞれ一対のヘッダーパイプ2a,2bと、両ヘッダーパイプ2a,2b間に架設される互いに平行な熱交換管3と、隣接する熱交換管3間に介在されるコルゲートフィン4とを具備している。1列目の熱交換器1Aは、一方のヘッダーパイプ2aの上部側の1/3の位置に配置される仕切板5aによって通路が区画され、ヘッダーパイプ2aの上端側に熱媒体(以下に冷媒という)の流入管6が接続されている。また、他方のヘッダーパイプ2bの下部1/3の位置に配置される仕切板5bによって通路が区画され、ヘッダーパイプ2bの下部側に冷媒の流出管7が接続されている。
一方、2列目の熱交換器1Bは、両ヘッダーパイプ2a,2bの3等分された位置にそれぞれ配置される仕切板5c,5d;5e,5fによって通路が区画され、ヘッダーパイプ2bの区画された3つの通路には冷媒の流入管8a,8b,8cが接続されている。また、他方のヘッダーパイプ2aの区画された3つの通路には冷媒の流出管8d,8e,8fが接続されている。
上記のように構成された1列目の熱交換器1Aの流出管7と2列目の熱交換器1Bの流入管8a,8b,8cが分配用配管9aを介して接続され、また、2列目の熱交換器1Bの流出管8d,8e,8fに集合用配管9bが接続される。
したがって、熱交換器1A,1Bの両脇に配管8a〜8eを取り回すためのスペースが必要となり、そのスペースを確保するためには、熱交換部の面積を減少せざるを得ず、熱交換性能が犠牲となる。
また、複数列の熱交換器を連通する手法として、連通される熱交換器のヘッダーパイプに配した貫通孔及びスリーブを用いて接続するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−509833号公報(段落0064、図6,図7)
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、互いに連通するヘッダーパイプ空間に制約があり、連通させたい冷媒通路の部位が離れた位置にあると、貫通孔とスリーブのみでは適用が困難である。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、熱交換器外部での配管の取り回しを排除してスペースを確保し、熱媒体の流れ形態の自由度を維持できるようにした複数列熱交換装置を提供する。
上記課題を解決するために、この発明に係る複数列熱交換装置は、一対のヘッダーパイプと、両ヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管とを具備するパラレルフロー型熱交換器を複数列組み合わせた複数列熱交換装置において、上記ヘッダーパイプは、各列の上記熱交換器の上記熱交換管と連通する複数の熱媒体通路を有すると共に、上記熱媒体通路と区画されて熱媒体通路に沿設される接続通路を有し、上記接続通路の適宜位置に設けられる連通口を介して上記熱媒体通路と接続通路とを連通してなることを特徴とする。この場合、上記ヘッダーパイプ及び熱交換管をアルミニウム製部材にて形成すると共に、上記ヘッダーパイプと熱交換管をろう付け接合する方が好ましい。
このように構成することにより、組み合わされる各列の熱交換器のヘッダーパイプを共通にすることができ、ヘッダーパイプに設けられた接続通路の適宜位置に連通口を設けることで、連通が必要とされる熱交換器部位の熱媒体通路を配管等を用いずに連通することができる。
この発明の複数列熱交換装置において、上記ヘッダーパイプを、上記複数の熱媒体通路の各通路の一部を構成する凹状通路部と上記接続通路とを有するヘッダーパイプ本体と、上記凹状通路部の開口部を閉塞すると共に、凹状通路部と協働して熱媒体通路を構成し、かつ、上記熱交換管と接続するカバー部材とで構成することができる。この場合、上記ヘッダーパイプ本体をアルミニウム製押出形材にて形成し、上記カバー部材をろう材が積層されたクラッド材にて形成し、上記ヘッダーパイプ本体とカバー部材及び上記熱交換管をろう付け接合する方が好ましい。
このように構成することにより、ヘッダーパイプ本体の凹状通路部の適宜箇所に連通口を設けた後に、ヘッダーパイプ本体とカバー部材とを接合してヘッダーパイプを形成することができる。
また、この発明の複数列熱交換装置において、上記ヘッダーパイプは、各列の上記熱交換器の熱交換管と連通する熱媒体通路と、上記熱交換管と接続する面と直交する側面に形成され、上記接続通路の一部を構成する凹状接続通路部とを有する複数のパイプブロックを具備し、上記複数のパイプブロックを接合して、接合される上記パイプブロックの上記凹状接続通路部により接続通路を構成することができる。この場合、上記複数のパイプブロックをアルミニウム製押出形材にて形成し、上記パイプブロック同士及び上記熱交換管をろう付け接合する方がよい。
このように構成することにより、パイプブロックの凹状接続通路部の適宜箇所に連通口を設けた後に、パイプブロック同士を接合してヘッダーパイプを形成することができる。
この発明によれば、組み合わされる各列の熱交換器のヘッダーパイプを共通にし、接続通路に連通口を設けることで、連通される熱交換器の熱媒体通路を連通することができるので、熱交換器外部での配管の取り回しを排除してスペースを確保することができると共に、熱媒体の流れ形態の自由度を維持することができる。
この発明に係る複数列熱交換装置の第1実施形態を示す概略正面図(a),(a)のI−I線に沿う断面図(b)及び概略側面図(c)である。 第1実施形態におけるヘッダーパイプを示す断面図(a)及びヘッダーパイプを構成するヘッダーパイプ本体とカバー部材を示す分解平面図(b)である。 上記ヘッダーパイプ本体とカバー部材を示す分解斜視図である。 この発明に係る複数列熱交換装置の第2実施形態を示す概略正面図(a),(a)のII−II線に沿う断面図(b)及び概略側面図(c)である。 第2実施形態におけるヘッダーパイプを示す断面図(a)及びヘッダーパイプを構成するパイプブロックを示す分解平面図(b)である。 上記パイプブロックを示す斜視図である。 この発明における冷媒の流れの一例を示す概略正面図(a)、概略平面図(b)及び概略左右断面図(c),(d)である。 複数列熱交換器の配管の一例を示す概略展開図である。
以下に、この発明に係る複数列熱交換装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、図8で説明した部分と同一部分には同一符号を付して説明する。
<第1実施形態>
上記複数列熱交換装置HE(以下に熱交換装置HEという)は、図1に示すように、一対のヘッダーパイプ10,11と、これらのヘッダーパイプ10,11間に互いに平行に架設される複数の熱交換管3と、各熱交換管3の間に介設されると共に、一体に接合される熱交換用フィン例えばコルゲートフィン4とで主に構成される複数例えば2固のパラレルフロー型熱交換器1A,1Bを、片側同士が共通のヘッダーパイプ10又は11を介して各熱交換器1A,1Bの面同士が重なるようにして列設してなる。この場合、1列目の熱交換器1Aの一方のヘッダーパイプ10の上部には流入孔(図示せず)が設けられ、この流入孔を介して冷媒の流入管6が接続されている。また、他方のヘッダーパイプ11の中央より下方側部位には流出孔(図示せず)が設けられ、この流出孔を介して冷媒の流出管7が接続されている。
なお、ヘッダーパイプ10,11、熱交換管3及びコルゲートフィン4は、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)製部材にて形成されており、ろう付けにより一体接合されている。
ヘッダーパイプ10,11は、同様に形成されており、各列の熱交換器1A,1Bの熱交換管3と連通する複数(図では2個の場合を示す)の熱媒体通路20(以下に冷媒通路20という)を有すると共に、冷媒通路20と区画されて冷媒通路20に沿設される接続通路30を有し、接続通路30の適宜位置に設けられる連通口40を介して冷媒通路20と接続通路30とが連通されている。
上記ヘッダーパイプ10,11は、ヘッダーパイプ10を代表して説明すると、2固の冷媒通路20の各通路の一部を構成する凹状通路部21と、凹状通路部21と区画され、凹状通路部21に沿設される接続通路30とを有するヘッダーパイプ本体12と、凹状通路部21の開口部を閉塞すると共に、凹状通路部21と協働して冷媒通路20を構成し、かつ、熱交換管3と接続するカバー部材13とで構成されている。
この場合、ヘッダーパイプ本体12は、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されており、図2及び図3に示すように、両側に略半楕円形状の凹状通路部21を有し、中央仕切壁12aの背部に円形の接続通路30が設けられている。このヘッダーパイプ本体12は、外側の輪郭が半楕円形状の凹状通路部21及び円形の接続通路30に沿った流線形状に形成されている。また、中央仕切壁12aの先端には平坦面12bが形成され、凹状通路部21の外壁部は中央仕切壁12aより外方に延在し、その先端側の内方面には、カバー部材13の端部を係止する切欠き部12cが形成されている。
一方、カバー部材13は、例えばA1000系又はA3000系のアルミニウム合金製心材(例えばA3003)に、A4000系のろう材(例えばA4343)が積層されたクラッド材にて形成されており、図2及び図3に示すように、ヘッダーパイプ本体12の中央仕切壁12aの平坦面12bに当接する平坦基部13aの両側に緩やかに湾曲する一対の翼部13bを有する屈曲板状に形成されている。なお、カバー部材13は、長手方向に沿って適宜間隔をおいて、扁平状の熱交換管3を接続するための横長状のスリット(図示せず)が設けられている。
なお、熱交換管3は、内部に複数の通路を有する扁平状のアルミニウム合金製の押出形材にて形成されている。
上記のように形成されるヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とをろう付け接合することによりヘッダーパイプ10が形成される。この場合、ヘッダーパイプ本体12の中央仕切壁12aの平坦面12bにカバー部材13の平坦基部13aの平坦面を当接すると共に、ヘッダーパイプ本体12の切欠き部12cにカバー部材13の翼部13bの先端部を係止させた状態でろう付け接合する。
なお、ヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とをろう付けする前に、図2(b)に示すように、ヘッダーパイプ本体12の凹状通路部21の任意の箇所にドリル等の工具を用いて連通口40を穿設し、また、ヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とで構成される冷媒通路20の適宜位置に仕切板5を配設した状態で、ヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とをろう付け接合する。実際には、ヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とをろう付け接合すると同時に、カバー部材13と熱交換管3とをろう付け接合する。また、ヘッダーパイプ10,11の上下端部にはアルミニウム合金製のエンドキャップ14がろう付け接合される。
次に、第1実施形態の熱交換装置HEの冷媒の流れの一例について図7を参照して説明する。図7は、図1で説明した概略正面図とI−I線に沿う概略断面図と基本的には同じであり、冷媒の流れを分かり易くするために、左右概略断面図(c),(d)を付加してある。
図7において、1列目の熱交換器1Aの熱交換管3が接続される一方のヘッダーパイプ10(図において左側)の冷媒通路20は、2つの仕切板5a,5bによって3等分された空間s−1,s−2,s−3に区画され、他方のヘッダーパイプ11(図において右側)の冷媒通路20は、上部側の約1/3の箇所の仕切板5cによって2空間s−4,s−5に区画されている。
一方、2列目の熱交換器1Bの熱交換管3が接続される一方のヘッダーパイプ10(図において左側)の冷媒通路20は、上部側の約1/3の箇所の仕切板5dによって2空間s−6,s−7に区画され(図7(c)参照)、他方のヘッダーパイプ11(図において右側)の冷媒通路20は、下部側の約1/3の箇所の仕切板5eによって2空間s−8,s−9に区画されている(図7(d)参照)。上記冷媒通路20の区画された空間s−1〜s−8と接続通路30は、連通口(図示せず)によって連通されている。
上記のように構成された熱交換装置HEにおいて、流入管6から冷媒通路20の空間s−1に流入される冷媒Rは、図7(c),(d)に丸数字▲1▼〜▲8▼で示す順に、空間s−1→熱交換管3→空間s−4→接続通路30→空間s−9→熱交換管3→空間s−7→熱交換管3→空間s−8→熱交換管3→空間s−6→接続通路30→空間s−2&空間s−3→熱交換管3→空間s−5に流れた後、流出管7から流出する。なお、図7(c),(d)において、接続通路30の網目部分が冷媒Rの流れる領域である。
上記冷媒Rの流れは一例であって、連通口40を任意の位置に設けることによって、冷媒Rの流れすなわち熱交換器の配管パスに自由度を持たせることができる。
なお、上記説明では、熱交換器1A,1Bを2列にした場合について説明したが、3固以上を列設することも可能である。例えば、図2(a)に二点鎖線で示すように、ヘッダーパイプ10に形成される凹状通路部21の数を増やし、各凹状通路部21の間に中央仕切壁12aを設けると共に、外壁部の内側に切欠き部12cを設け、ヘッダーパイプ本体12の中央仕切壁12aの平坦面12bにカバー部材13の平坦基部13aの平坦面を当接すると共に、ヘッダーパイプ本体12の切欠き部12cにカバー部材13の翼部13bの先端部を係止させた状態で、上記と同様にろう付け接合する。
上記のように構成される第1実施形態の熱交換装置によれば、ヘッダーパイプ本体12に設けられた2個の凹状通路部21の適宜箇所に連通口40を設けた後に、ヘッダーパイプ本体12とカバー部材13とを接合してヘッダーパイプ10,11を形成することができる。
したがって、組み合わされる各列の熱交換器1A,1Bのヘッダーパイプ10,11を共通にすることができるので、構成部材の削減が図れ、また、熱交換器1A,1Bの外部での配管の取り回しを排除してスペースを確保することができると共に、熱媒体の流れ形態の自由度を維持することができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、ヘッダーパイプ10,11が、アルミニウム合金製押出形材にて形成されるヘッダーパイプ本体12と、ろう材を積層したクラッド材からなるカバー部材13とをろう付け接合した構造である場合について説明したが、ヘッダーパイプ10,11を別の構造としてもよい。
例えば、図4ないし図6に示すように、両ヘッダーパイプ50は、各列の熱交換器1A,1Bの熱交換管3と連通する冷媒通路20と、熱交換管3と接続する面と直交する側面に形成され、接続通路30の一部を構成する凹状接続通路部31とを有する複数(図では2個の場合を示す)のパイプブロック51を具備し、両パイプブロック51を接合して、接合されるパイプブロック51の凹状接続通路部31により接続通路30を構成してなる。
この場合、パイプブロック51は、例えば、A1000系又はA3000系のアルミニウム合金製押出形材にて形成されている。パイプブロック51は、図5及び図6に示すように、熱交換管3を接続する平坦面52が底辺部53となる略台形状の冷媒通路20を有する断面が略台形状のブロック基部54と、ブロック基部54の底辺部53と対向する平坦頂辺部55の両端に延在する鍔部56とを有すると共に、熱交換管3を接続する平坦面52と直交する側面に、ブロック基部54の傾斜側辺部57と鍔部56が協働して形成される直角三角形状の凹状接続通路部31を有する。また、底辺部53と隣接する側面には底辺部53の平坦面52と直交する平坦接合面58が形成されている。
上記のように形成される2個のパイプブロック51をろう付け接合してヘッダーパイプ50を形成する。この場合、例えばA4000系のろう材もしくはペースト状ろう材を介してパイプブロック51の平坦接合面58と鍔部56の平端面56aを当接してろう付け接合する。
なお、パイプブロック51同士をろう付けする前に、図5(b)に示すように、パイプブロック51の凹状接続通路部31の任意の箇所にドリル等の工具を用いて連通口40を穿設し、また、パイプブロック51冷媒通路20の適宜位置に仕切板(図示せず)を配設した状態で、パイプブロック51同士をろう付け接合する。実際には、パイプブロック51同士をろう付け接合すると同時に、パイプブロック51と熱交換管3とをろう付け接合する。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
なお、上記説明では、熱交換器1A,1Bを2列にした場合について説明したが、3固以上を列設することも可能である。この場合は、パイプブロック51の数を増やして、パイプブロック51同士を上記と同様に接合すればよい。
上記のように構成される第2実施形態の熱交換装置によれば、パイプブロック51の凹状接続通路部31の適宜箇所に連通口40を設けた後に、パイプブロック51同士を接合してヘッダーパイプ50を形成することができる。
したがって、組み合わされる各列の熱交換器1A,1Bのヘッダーパイプ50を共通にすることができるので、構成部材の削減が図れ、また、熱交換器1A,1Bの外部での配管の取り回しを排除してスペースを確保することができると共に、熱媒体の流れ形態の自由度を維持することができる。
1A,1B 熱交換器
3 熱交換管
4 コルゲートフィン
10,11 ヘッダーパイプ
12 ヘッダーパイプ本体
13 カバー部材
20 冷媒通路(熱媒体通路)
21 凹状通路部
30 接続通路
31 凹状接続通路部
40 連通口
50 ヘッダーパイプ
51 パイプブロック

Claims (6)

  1. 一対のヘッダーパイプと、両ヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管とを具備するパラレルフロー型熱交換器を複数列組み合わせた複数列熱交換装置において、
    上記ヘッダーパイプは、各列の上記熱交換器の上記熱交換管と連通する複数の熱媒体通路を有すると共に、上記熱媒体通路と区画されて熱媒体通路に沿設される接続通路を有し、上記接続通路の適宜位置に設けられる連通口を介して上記熱媒体通路と接続通路とを連通してなる、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
  2. 請求項1記載の複数列熱交換装置において、
    上記ヘッダーパイプが、上記複数の熱媒体通路の各通路の一部を構成する凹状通路部と上記接続通路とを有するヘッダーパイプ本体と、上記凹状通路部の開口部を閉塞すると共に、凹状通路部と協働して熱媒体通路を構成し、かつ、上記熱交換管と接続するカバー部材とで構成されている、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
  3. 請求項1記載の複数列熱交換装置において、
    上記ヘッダーパイプが、各列の上記熱交換器の熱交換管と連通する熱媒体通路と、上記熱交換管と接続する面と直交する側面に形成され、上記接続通路の一部を構成する凹状接続通路部とを有する複数のパイプブロックを具備し、上記複数のパイプブロックを接合して、接合される上記パイプブロックの上記凹状接続通路部により接続通路を構成してなる、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
  4. 請求項1記載の複数列熱交換装置において、
    上記ヘッダーパイプ及び熱交換管をアルミニウム製部材にて形成すると共に、上記ヘッダーパイプと熱交換管をろう付け接合してなる、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
  5. 請求項2記載の複数列熱交換装置において、
    上記ヘッダーパイプ本体をアルミニウム製押出形材にて形成し、上記カバー部材をろう材が積層されたクラッド材にて形成し、上記ヘッダーパイプ本体とカバー部材及び上記熱交換管をろう付け接合してなる、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
  6. 請求項3記載の複数列熱交換装置において、
    上記複数のパイプブロックをアルミニウム製押出形材にて形成し、上記パイプブロック同士及び上記熱交換管をろう付け接合してなる、ことを特徴とする複数列熱交換装置。
JP2010215182A 2010-09-27 2010-09-27 複数列熱交換装置 Active JP5557157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215182A JP5557157B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 複数列熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215182A JP5557157B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 複数列熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012067994A true JP2012067994A (ja) 2012-04-05
JP5557157B2 JP5557157B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=46165465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010215182A Active JP5557157B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 複数列熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5557157B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013176391A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
WO2013176393A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
WO2013176392A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
KR20130130297A (ko) * 2012-05-22 2013-12-02 한라비스테온공조 주식회사 증발기
WO2014058181A1 (en) * 2012-10-09 2014-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat exchanger
CN103884136A (zh) * 2014-04-18 2014-06-25 天津三电汽车空调有限公司 空调用微通道平行流蒸发器
WO2015037214A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 ダイキン工業株式会社 熱交換器及び空気調和機
US10150186B2 (en) 2014-12-11 2018-12-11 Uacj Corporation Brazing method
US10640852B2 (en) 2017-03-30 2020-05-05 Uacj Corporation Aluminum-alloy clad material and method of manufacturing the same
US10661395B2 (en) 2014-07-30 2020-05-26 Uacj Corporation Aluminum-alloy brazing sheet
US11007609B2 (en) 2016-11-29 2021-05-18 Uacj Corporation Brazing sheet and manufacturing method thereof
JP2021143824A (ja) * 2016-05-16 2021-09-24 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器および熱交換モジュール
US11298779B2 (en) 2017-11-08 2022-04-12 Uacj Corporation Brazing sheet and manufacturing method thereof
US11320217B2 (en) 2016-01-14 2022-05-03 Uacj Corporation Heat exchanger and method of manufacturing the same
US11571769B2 (en) 2018-09-11 2023-02-07 Uacj Corporation Method of manufacturing a brazing sheet

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346758U (ja) * 1989-09-01 1991-04-30
JPH0452498A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Showa Alum Corp 複式熱交換器
JPH04187991A (ja) * 1990-11-22 1992-07-06 Showa Alum Corp 熱交換器
JPH05141812A (ja) * 1991-11-20 1993-06-08 Zexel Corp レシーバタンク一体型コンデンサ
JP2002372383A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Calsonic Kansei Corp 炭酸ガス用放熱器
JP2005265233A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Japan Climate Systems Corp 熱交換器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346758U (ja) * 1989-09-01 1991-04-30
JPH0452498A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Showa Alum Corp 複式熱交換器
JPH04187991A (ja) * 1990-11-22 1992-07-06 Showa Alum Corp 熱交換器
JPH05141812A (ja) * 1991-11-20 1993-06-08 Zexel Corp レシーバタンク一体型コンデンサ
JP2002372383A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Calsonic Kansei Corp 炭酸ガス用放熱器
JP2005265233A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Japan Climate Systems Corp 熱交換器

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104334998A (zh) * 2012-05-22 2015-02-04 汉拿伟世通空调有限公司 蒸发器
WO2013176391A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
WO2013176392A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
KR20130130322A (ko) * 2012-05-22 2013-12-02 한라비스테온공조 주식회사 증발기
KR101878317B1 (ko) * 2012-05-22 2018-07-16 한온시스템 주식회사 증발기
KR101877355B1 (ko) * 2012-05-22 2018-07-13 한온시스템 주식회사 증발기
WO2013176393A1 (ko) * 2012-05-22 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 증발기
CN104334999A (zh) * 2012-05-22 2015-02-04 汉拿伟世通空调有限公司 蒸发器
KR20130130297A (ko) * 2012-05-22 2013-12-02 한라비스테온공조 주식회사 증발기
CN104350352A (zh) * 2012-05-22 2015-02-11 汉拿伟世通空调有限公司 蒸发器
US9200849B2 (en) 2012-05-22 2015-12-01 Halla Visteon Climate Control Corp. Evaporator
US9200822B2 (en) 2012-05-22 2015-12-01 Halla Visteon Climate Control Corp. Evaporator
US9062901B2 (en) 2012-05-22 2015-06-23 Halla Climate Control Corp. Evaporator
WO2014058181A1 (en) * 2012-10-09 2014-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat exchanger
JP2015055404A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 ダイキン工業株式会社 熱交換器及び空気調和機
WO2015037214A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 ダイキン工業株式会社 熱交換器及び空気調和機
CN103884136A (zh) * 2014-04-18 2014-06-25 天津三电汽车空调有限公司 空调用微通道平行流蒸发器
US10661395B2 (en) 2014-07-30 2020-05-26 Uacj Corporation Aluminum-alloy brazing sheet
US10150186B2 (en) 2014-12-11 2018-12-11 Uacj Corporation Brazing method
US11320217B2 (en) 2016-01-14 2022-05-03 Uacj Corporation Heat exchanger and method of manufacturing the same
JP2021143824A (ja) * 2016-05-16 2021-09-24 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器および熱交換モジュール
JP7168726B2 (ja) 2016-05-16 2022-11-09 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器および熱交換モジュール
US11007609B2 (en) 2016-11-29 2021-05-18 Uacj Corporation Brazing sheet and manufacturing method thereof
US10640852B2 (en) 2017-03-30 2020-05-05 Uacj Corporation Aluminum-alloy clad material and method of manufacturing the same
US11298779B2 (en) 2017-11-08 2022-04-12 Uacj Corporation Brazing sheet and manufacturing method thereof
US11571769B2 (en) 2018-09-11 2023-02-07 Uacj Corporation Method of manufacturing a brazing sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP5557157B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5557157B2 (ja) 複数列熱交換装置
JP4180359B2 (ja) 熱交換器
JP4462054B2 (ja) プレート式熱交換器、これを備えた温水装置および暖房装置
JP6583141B2 (ja) パラレルフロー型熱交換器
JPH0712778U (ja) 積層型熱交換器
JP2009103360A (ja) プレート積層型熱交換器
KR100644135B1 (ko) 열교환기의 헤더 파이프
JP5884484B2 (ja) 熱交換器
JP2001133192A (ja) 熱交換器
JP2001108392A (ja) 積層型熱交換器
JP2016176615A (ja) パラレルフロー型熱交換器
JP5005356B2 (ja) ヘリボーンタイプ液冷ヒートシンク
JP2008249241A (ja) 熱交換器
JP2005351520A (ja) 熱交換器
KR100755376B1 (ko) 일체형 열교환기
JP4082029B2 (ja) プレート式熱交換器
JPH046397A (ja) 熱交換器用ヘッダーパイプ
JP2016183847A (ja) 熱交換器
JP2004198021A (ja) 熱交換器
JP2007017061A (ja) 炭酸ガスエアコン用ガスクーラ
JPH01291098A (ja) 熱交換器における出入口管の取付装置
JP2008180479A (ja) 熱交換器
KR100230434B1 (ko) 열교환기
JP2005061778A (ja) 蒸発器
JP2020159598A (ja) レシーバタンク付き熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5557157

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140525

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250