JPH046397A - 熱交換器用ヘッダーパイプ - Google Patents
熱交換器用ヘッダーパイプInfo
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- JPH046397A JPH046397A JP10711990A JP10711990A JPH046397A JP H046397 A JPH046397 A JP H046397A JP 10711990 A JP10711990 A JP 10711990A JP 10711990 A JP10711990 A JP 10711990A JP H046397 A JPH046397 A JP H046397A
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 64
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- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract description 11
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 46
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0214—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only longitudinal partitions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0243—Header boxes having a circular cross-section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は各種冷房装置の凝縮器や車両用ラジェターとし
て用いられる熱交換器に有用なヘッダーパイプ及びその
製造方法に関するものである。
て用いられる熱交換器に有用なヘッダーパイプ及びその
製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、第5図に示すように、一対のヘッダーパイプ21
と、ヘッダーパイプ21間に連通状態で架設された偏平
状の複数の熱交換チューブ22と、熱交換チューブ22
間に介装された波形の伝熱フィン23とからなる熱交換
器が知られている(特開昭64−67592号参照)。
と、ヘッダーパイプ21間に連通状態で架設された偏平
状の複数の熱交換チューブ22と、熱交換チューブ22
間に介装された波形の伝熱フィン23とからなる熱交換
器が知られている(特開昭64−67592号参照)。
第6図にも示すように、前記各ヘッダーパイプ21は円
筒形のパイプ材Pからなり、挿入配置された板状の仕切
部材21aによって内部空間を軸線と平行な2室に区画
され、且つ上下端の開口を蓋21bによって閉塞されて
いる。
筒形のパイプ材Pからなり、挿入配置された板状の仕切
部材21aによって内部空間を軸線と平行な2室に区画
され、且つ上下端の開口を蓋21bによって閉塞されて
いる。
前記仕切部材21aは、一方の室を軸方向に沿ってさら
に3室に区分する隔壁21a1を2か所に有しており、
また両室を連通させる冷媒流通孔21a2を端部夫々に
有している。
に3室に区分する隔壁21a1を2か所に有しており、
また両室を連通させる冷媒流通孔21a2を端部夫々に
有している。
また、各ヘッダーパイプ21は一方の室の側面に複数の
接続穴21cを軸方向に沿って所定間隔毎に有しており
、該接続穴21c夫々には熱交換チューブ22の端部が
挿入されている。更に、各ヘッダーパイプ21は他方の
室の側面に冷媒出入口21dを夫々有しており、該冷媒
出入口21dには配管接続用の管継手24の端部が夫々
挿入されている。
接続穴21cを軸方向に沿って所定間隔毎に有しており
、該接続穴21c夫々には熱交換チューブ22の端部が
挿入されている。更に、各ヘッダーパイプ21は他方の
室の側面に冷媒出入口21dを夫々有しており、該冷媒
出入口21dには配管接続用の管継手24の端部が夫々
挿入されている。
前述の各構成部品は接触部分をろう接等によって水密に
接合されている。
接合されている。
前述の熱交換器では各ヘッダーパイプ21の一方の室と
熱交換チューブ22によって蛇行状の冷媒通路が形成さ
れている。即ち、図中右側の管継手24を通じて右側ヘ
ッダーパイプ1の右室に流入した熱交換媒体は、図中実
線矢印で示すように、冷媒流通孔21a2を通過して左
室に入り、熱交換チューブ22を蛇行状に流通した後、
左側のヘッダーパイプ1の右室から冷媒流通孔21a2
を通過して左室に入り、左側の管継手24から流出する
。
熱交換チューブ22によって蛇行状の冷媒通路が形成さ
れている。即ち、図中右側の管継手24を通じて右側ヘ
ッダーパイプ1の右室に流入した熱交換媒体は、図中実
線矢印で示すように、冷媒流通孔21a2を通過して左
室に入り、熱交換チューブ22を蛇行状に流通した後、
左側のヘッダーパイプ1の右室から冷媒流通孔21a2
を通過して左室に入り、左側の管継手24から流出する
。
また、前述の熱交換器では、各ヘッダーパイプ21の内
部空間を軸線と平行な2室に区画し、−方の室を冷媒通
路として用いると共に、両室を冷媒流通孔21a2によ
って連通させていることから、冷媒出入口21dをヘッ
ダーパイプ21の長さの範囲内で任意の位置に設けるこ
とができる利点を有している。
部空間を軸線と平行な2室に区画し、−方の室を冷媒通
路として用いると共に、両室を冷媒流通孔21a2によ
って連通させていることから、冷媒出入口21dをヘッ
ダーパイプ21の長さの範囲内で任意の位置に設けるこ
とができる利点を有している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら前述の熱交換器では、内部空間を軸線と平
行な2室に区画されたヘッダーパイプ21を構成するた
めに、パイプ材Pの他に仕切部材21aを必要とし、ま
たパイプ材Pに挿入される仕切部材21aに位置ずれを
生じ易いことから、内部空間を所望の位置で区画するこ
とが難しいという問題点があった。しかも、パイプ材P
と仕切部材21aとの接合によって区画を行なう関係か
ら、両者の接合に不良を生じると区画自体が行なえなく
なるという問題点があった。
行な2室に区画されたヘッダーパイプ21を構成するた
めに、パイプ材Pの他に仕切部材21aを必要とし、ま
たパイプ材Pに挿入される仕切部材21aに位置ずれを
生じ易いことから、内部空間を所望の位置で区画するこ
とが難しいという問題点があった。しかも、パイプ材P
と仕切部材21aとの接合によって区画を行なう関係か
ら、両者の接合に不良を生じると区画自体が行なえなく
なるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、内部空間を不良なく適切に区画できる
熱交換器用ヘッダーパイプ及びその製造方法を提供する
ことにある。
とするところは、内部空間を不良なく適切に区画できる
熱交換器用ヘッダーパイプ及びその製造方法を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するため、請求項(1)では、ヘッダー
パイプ本体がその内部空間を仕切部分を介在して軸線と
平行な2室に区画された熱交換器用ヘッダーパイプにお
いて、前記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材の一
部からなる仕切部分と、該基材の他の部分を仕切部分と
に2つの管状隙間が画成されように折曲げて接合された
折曲部分とで構成している。
パイプ本体がその内部空間を仕切部分を介在して軸線と
平行な2室に区画された熱交換器用ヘッダーパイプにお
いて、前記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材の一
部からなる仕切部分と、該基材の他の部分を仕切部分と
に2つの管状隙間が画成されように折曲げて接合された
折曲部分とで構成している。
また、請求項(2)では、ヘッダーパイプ本体がその内
部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画さ
れた熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において、前
記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材をその中央部
が仕切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側
に2つの管状隙間が画成されるように略S字形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画さ
れた熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において、前
記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材をその中央部
が仕切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側
に2つの管状隙間が画成されるように略S字形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
更に、請求項(3)では、ヘッダーパイプ本体がその内
部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画さ
れた熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において、前
記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材をその一側部
が仕切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側
に2つの管状隙間が画成されるように略9字形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画さ
れた熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において、前
記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材をその一側部
が仕切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側
に2つの管状隙間が画成されるように略9字形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
更にまた、請求項(4)では、ヘッダーパイプ本体がそ
の内部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区
画された熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において
、前記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材を小形の
渦巻部が仕切部分を兼用し、且つ該仕切部分の両側に2
つの管状隙間が画成されるように略2重渦巻形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
の内部空間を仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区
画された熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法において
、前記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材を小形の
渦巻部が仕切部分を兼用し、且つ該仕切部分の両側に2
つの管状隙間が画成されるように略2重渦巻形に折曲げ
た後、各端縁を基材に接合して形成している。
(作 用)
請求項(1)記載の熱交換器用ヘッダーパイプでは、ヘ
ッダーパイプ本体は1枚の板状基材から形成され、該基
材の一部からなる仕切部分と他の部分からなる折曲部分
によってその内部空間を軸線と平行な2室に区画される
。
ッダーパイプ本体は1枚の板状基材から形成され、該基
材の一部からなる仕切部分と他の部分からなる折曲部分
によってその内部空間を軸線と平行な2室に区画される
。
また、請求項(2)乃至(4)記載の熱交換器用ヘッダ
ーパイプによれば、1枚の板状基材を略S字形、略9字
形成いは2重渦巻形に折曲げ、各端縁を該基材に接合す
ることで、内部空間を軸線と平行な2室に区画されたヘ
ッダーパイプ本体が簡単に形成される。
ーパイプによれば、1枚の板状基材を略S字形、略9字
形成いは2重渦巻形に折曲げ、各端縁を該基材に接合す
ることで、内部空間を軸線と平行な2室に区画されたヘ
ッダーパイプ本体が簡単に形成される。
(実施例)
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は熱交換器の一部破断正面図、第2図は第1図の要
部斜視図、第3図は第1図の■−■線拡大断面図、第4
図はヘッダーパイプ本体の加工工程図である。
1図は熱交換器の一部破断正面図、第2図は第1図の要
部斜視図、第3図は第1図の■−■線拡大断面図、第4
図はヘッダーパイプ本体の加工工程図である。
第1図乃至第3図に示した熱交換器は、一対のヘッダー
パイプ1と、ヘッダーパイプ1間に連通状態で架設され
た偏平状の複数の熱交換チューブ2と、熱交換チューブ
2間に介装された波形の伝熱フィン3とから構成されて
いる。
パイプ1と、ヘッダーパイプ1間に連通状態で架設され
た偏平状の複数の熱交換チューブ2と、熱交換チューブ
2間に介装された波形の伝熱フィン3とから構成されて
いる。
前記ヘッダーパイプ1は、1枚の板状基材を略S字形に
折曲げることで形成されたヘッダーパイプ本体1aと、
ヘッダーパイプ本体1aの上下端の開口を閉塞する蓋1
bとから構成されており、その内部空間を仕切部分を介
在して軸線と平行な断面半円形の2室に区画されている
。
折曲げることで形成されたヘッダーパイプ本体1aと、
ヘッダーパイプ本体1aの上下端の開口を閉塞する蓋1
bとから構成されており、その内部空間を仕切部分を介
在して軸線と平行な断面半円形の2室に区画されている
。
また、ヘッダーパイプ1の一方の室には略半円形の隔壁
板1cが間隔をおいて2か所に配置されており、該室は
隔壁板1cによって軸方向に沿ってさらに3室に区分さ
れている。
板1cが間隔をおいて2か所に配置されており、該室は
隔壁板1cによって軸方向に沿ってさらに3室に区分さ
れている。
更に、ヘッダーパイプ1の一方の室の側面には熱交換チ
ューブ用の複数の接続穴1dが軸方向に沿って所定間隔
毎に形成されており、また他方の室の側面には冷媒出入
口1eが、仕切部分には両室を連通させる冷媒流通孔1
fが夫々形成されている。
ューブ用の複数の接続穴1dが軸方向に沿って所定間隔
毎に形成されており、また他方の室の側面には冷媒出入
口1eが、仕切部分には両室を連通させる冷媒流通孔1
fが夫々形成されている。
各ヘッダーパイプ1の接続穴1d夫々には熱交換チュー
ブ2の端部が挿入され、また冷媒出入口1fには配管接
続用の管継手4の端部が夫々挿入されている。
ブ2の端部が挿入され、また冷媒出入口1fには配管接
続用の管継手4の端部が夫々挿入されている。
前述の熱交換器では各ヘッダーパイプ1の一方の室と熱
交換チューブ2によって蛇行状の冷媒通路が形成されて
おり、該冷媒通路を熱交換媒体が流通する際に所望の熱
交換が行なわれる。即ち、図中左側の管継手4を通じて
左側のヘッダーパイプ1の左室に流入した熱交換媒体は
、図中実線矢印で示すように、まず冷媒流通孔Ifを通
過して右室上部に入り、上から3本の熱交換チューブ2
を流通して右側のヘッダーパイプ1の左室上部に入る。
交換チューブ2によって蛇行状の冷媒通路が形成されて
おり、該冷媒通路を熱交換媒体が流通する際に所望の熱
交換が行なわれる。即ち、図中左側の管継手4を通じて
左側のヘッダーパイプ1の左室に流入した熱交換媒体は
、図中実線矢印で示すように、まず冷媒流通孔Ifを通
過して右室上部に入り、上から3本の熱交換チューブ2
を流通して右側のヘッダーパイプ1の左室上部に入る。
左室上部を入った熱交換媒体は、次に上から4本目乃至
6本目の熱交換チューブ2を流通して左側のヘッダーパ
イプ1の右室中間部に入る。
6本目の熱交換チューブ2を流通して左側のヘッダーパ
イプ1の右室中間部に入る。
右室中間部に入った熱交換媒体は、次に下から5本目及
び6本目の熱交換チューブ2を流通して右側のヘッダー
パイプ1の左室中間部に入る。左室中間部に入った熱交
換媒体は、次に下から3本目及び4本目の熱交換チュー
ブ2を流通して左側のヘッダーパイプ1の右室下部に入
る。右室下部に入った熱交換媒体は、次に下から2本の
熱交換チューブ2を流通して右側のヘッダーパイプ1の
左室下部に入り、冷媒流通孔1fを通過して右室に入っ
た後に右側の管継手4から流出する。
び6本目の熱交換チューブ2を流通して右側のヘッダー
パイプ1の左室中間部に入る。左室中間部に入った熱交
換媒体は、次に下から3本目及び4本目の熱交換チュー
ブ2を流通して左側のヘッダーパイプ1の右室下部に入
る。右室下部に入った熱交換媒体は、次に下から2本の
熱交換チューブ2を流通して右側のヘッダーパイプ1の
左室下部に入り、冷媒流通孔1fを通過して右室に入っ
た後に右側の管継手4から流出する。
ここで、板状基材からヘッダーパイプ本体1aを形成す
る方法について第4図を参照して説明する。
る方法について第4図を参照して説明する。
まず、第4図(a)に示すように、両面または片面にろ
う材がクラッドされた所定幅及び長さの平坦な板状基材
Kを用意する。
う材がクラッドされた所定幅及び長さの平坦な板状基材
Kを用意する。
次に、第4図(b)に示すように、基材にの一側寄りに
熱交換ユーブ2の断面形よりもやや大きな形状で接続穴
1dとなる穴Kaを長平方向に沿って所定間隔毎に穿設
すると共に、基材にの他側寄りに冷媒出入口1eとなる
穴Kbを、また中央部に冷媒流通孔1fとなる穴Kcを
夫々穿設する。
熱交換ユーブ2の断面形よりもやや大きな形状で接続穴
1dとなる穴Kaを長平方向に沿って所定間隔毎に穿設
すると共に、基材にの他側寄りに冷媒出入口1eとなる
穴Kbを、また中央部に冷媒流通孔1fとなる穴Kcを
夫々穿設する。
また、基材にの幅方向の端縁夫々を互いに逆方向に所定
幅で折曲(Kd)する。
幅で折曲(Kd)する。
次に、第4図(C)に示すように、基材Kを芯棒等を用
いてその中央部が平坦な仕切部分Keとして内部に位置
し、且つ該仕切部分Keの両側に2つの管状隙間が画成
されるように略S字形に折曲げ、該基材にの折曲端縁K
dを内側に折込んで仕切部分Keに接触させる。これに
より、接続穴1dとなる穴Kaが一方の室の側面に、ま
た冷媒出入口1eとなる穴Kbが他方の室の側面に、更
に冷媒流通孔1fとなる穴Kcが両室の仕切部分Kdに
夫々位置することになる。この後、基材にの折曲端縁K
dと仕切部分Keとの接触部分をろう接する。勿論、こ
の接触部分は後述する熱交換器の製造時に他の部品と共
にろう接するようにしてもよい。
いてその中央部が平坦な仕切部分Keとして内部に位置
し、且つ該仕切部分Keの両側に2つの管状隙間が画成
されるように略S字形に折曲げ、該基材にの折曲端縁K
dを内側に折込んで仕切部分Keに接触させる。これに
より、接続穴1dとなる穴Kaが一方の室の側面に、ま
た冷媒出入口1eとなる穴Kbが他方の室の側面に、更
に冷媒流通孔1fとなる穴Kcが両室の仕切部分Kdに
夫々位置することになる。この後、基材にの折曲端縁K
dと仕切部分Keとの接触部分をろう接する。勿論、こ
の接触部分は後述する熱交換器の製造時に他の部品と共
にろう接するようにしてもよい。
第4図(C)に示した基材K(ヘッダーパイプ本体)を
用いて第1図に示した熱交換器を製造する場合には、該
基材Kに蓋1b及び隔壁板ICを取付け、熱交換チュー
ブ2の端部を各接続穴1dに、また管継手4の端部を冷
媒出入口1eに夫々挿入して組付け、該組付は品を炉中
に投じて一括でろう接すればよい。
用いて第1図に示した熱交換器を製造する場合には、該
基材Kに蓋1b及び隔壁板ICを取付け、熱交換チュー
ブ2の端部を各接続穴1dに、また管継手4の端部を冷
媒出入口1eに夫々挿入して組付け、該組付は品を炉中
に投じて一括でろう接すればよい。
このように前述の熱交換器では、各ヘッダーパイプ1の
内部空間が仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画
されているので、一方の室を冷媒通路として用い、且つ
他方の室を冷媒出入用通路として用いることで、従来と
同様に冷媒出入口1eをヘッダーパイプ1の長さの範囲
内で任意の位置に設けることができる。
内部空間が仕切部分を介在して軸線と平行な2室に区画
されているので、一方の室を冷媒通路として用い、且つ
他方の室を冷媒出入用通路として用いることで、従来と
同様に冷媒出入口1eをヘッダーパイプ1の長さの範囲
内で任意の位置に設けることができる。
また、ヘッダーパイプ本体1aが1枚の板状基材にの一
部からなる仕切部分Kdと他の部分からなる折曲部分に
よって構成されているので、従来のように仕切部材が位
置ずれを生じたり、接合不良によって内部空間が2室に
区画できなくなるようなこともなく、ヘッダーパイプ1
の内部空間を所望の位置で、しかも適切に区画すること
ができる。しかも、1枚の板状基材Kを略S字形に折曲
げ、各端縁を該基材に接合するだけでヘッダーパイプ本
体1aを形成することができるので、区画のために従来
のような仕切部材を必要とせず、ヘッダーパイプ本体1
a及びヘッダーパイプ1を簡単、且つ安価に形成できる
利点がある。
部からなる仕切部分Kdと他の部分からなる折曲部分に
よって構成されているので、従来のように仕切部材が位
置ずれを生じたり、接合不良によって内部空間が2室に
区画できなくなるようなこともなく、ヘッダーパイプ1
の内部空間を所望の位置で、しかも適切に区画すること
ができる。しかも、1枚の板状基材Kを略S字形に折曲
げ、各端縁を該基材に接合するだけでヘッダーパイプ本
体1aを形成することができるので、区画のために従来
のような仕切部材を必要とせず、ヘッダーパイプ本体1
a及びヘッダーパイプ1を簡単、且つ安価に形成できる
利点がある。
更に、ヘッダーパイプ1となる基材Kを管状に折曲げる
前段階で該基材Kに接続穴1d、冷媒出入口1e及び冷
媒流通孔1fとなる穴Ka乃至KCを夫々穿設している
ので、接続穴1b、冷媒出入口1c及冷媒流通孔1dの
加工を容易に、且つ精度良く行なうことができる。従っ
て、穴加工に特殊な治工具を必要とせず、ヘッダーパイ
プ本体1aの製造コストを安価にできると共に、高精度
に形成された接続穴1b及び冷媒出入口1eを用いて熱
交換チューブ2及び管継手4の挿入及び接合を不良なく
的確に行なって、高品質の熱交換器を得ることが可能と
なる。
前段階で該基材Kに接続穴1d、冷媒出入口1e及び冷
媒流通孔1fとなる穴Ka乃至KCを夫々穿設している
ので、接続穴1b、冷媒出入口1c及冷媒流通孔1dの
加工を容易に、且つ精度良く行なうことができる。従っ
て、穴加工に特殊な治工具を必要とせず、ヘッダーパイ
プ本体1aの製造コストを安価にできると共に、高精度
に形成された接続穴1b及び冷媒出入口1eを用いて熱
交換チューブ2及び管継手4の挿入及び接合を不良なく
的確に行なって、高品質の熱交換器を得ることが可能と
なる。
尚、前記実施例では板状基材Kを略S字形に折曲げた後
に熱交換チューブ2及び管継手4を挿入するようにした
ものを示したが、接続穴1dへの熱交換チューブ2の挿
入及び冷媒出入口1eへの管継手4の挿入は基材Kを略
S字形に折曲げる前段階で行なってもよい。この場合、
基材Kに穿設する穴Kaと穴Kbを熱交換チューブ2と
管継手4の夫々の断面形に一致した形状としておけば、
基材Kを折曲げる過程で湾曲する各人Ka、 Kbの内
周縁を熱交換チューブ2と管継手4の外周面に圧接させ
て、両者を基材に側に固定することができる。
に熱交換チューブ2及び管継手4を挿入するようにした
ものを示したが、接続穴1dへの熱交換チューブ2の挿
入及び冷媒出入口1eへの管継手4の挿入は基材Kを略
S字形に折曲げる前段階で行なってもよい。この場合、
基材Kに穿設する穴Kaと穴Kbを熱交換チューブ2と
管継手4の夫々の断面形に一致した形状としておけば、
基材Kを折曲げる過程で湾曲する各人Ka、 Kbの内
周縁を熱交換チューブ2と管継手4の外周面に圧接させ
て、両者を基材に側に固定することができる。
また、前記実施例では1枚の板状基材Kを略S字形に折
曲げてヘッダーパイプ本体1aを形成したものを示した
が、該基材の折曲げ方法は他にも種々可能であり、例え
ば第7図に示すように1枚の板状基材をその一側部が仕
切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側に2
つの管状隙間が画成されるように略9字形に折曲げたり
、或いは第8図に示すように1枚の板状基材を小形の渦
巻部が仕切部分を兼用し、且つ該仕切部分の両側に2つ
の管状隙間が画成されるように略2重渦巻形に折曲げる
ようにしてもよい。
曲げてヘッダーパイプ本体1aを形成したものを示した
が、該基材の折曲げ方法は他にも種々可能であり、例え
ば第7図に示すように1枚の板状基材をその一側部が仕
切部分として内部に位置し、且つ該仕切部分の両側に2
つの管状隙間が画成されるように略9字形に折曲げたり
、或いは第8図に示すように1枚の板状基材を小形の渦
巻部が仕切部分を兼用し、且つ該仕切部分の両側に2つ
の管状隙間が画成されるように略2重渦巻形に折曲げる
ようにしてもよい。
更に、前記実施例では板状基材Kを折曲げる前段階で接
続穴1d、冷媒出入口1e及び冷媒流通孔1fとなる穴
Ka乃至Kcを該基材Kに穿設したものを示したが、接
続穴1d、冷媒出入口1eについては基材Kを管状に折
曲げた後に穿設してもよい。
続穴1d、冷媒出入口1e及び冷媒流通孔1fとなる穴
Ka乃至Kcを該基材Kに穿設したものを示したが、接
続穴1d、冷媒出入口1eについては基材Kを管状に折
曲げた後に穿設してもよい。
第9図乃至第11図は本発明に係るヘッダーパイプの応
用例を示すもので、詳しくは一方のへ・ンダーパイプに
冷媒出入口を集中して配置した熱交換器を示しである。
用例を示すもので、詳しくは一方のへ・ンダーパイプに
冷媒出入口を集中して配置した熱交換器を示しである。
第9図は熱交換器の一部破断正面図、第10図は第9図
のX−X線拡大断面図、第11図は第9図のXI−XI
X線拡大断面図ある。
のX−X線拡大断面図、第11図は第9図のXI−XI
X線拡大断面図ある。
図において、31は一対のヘッダーパイプ、32はヘッ
ダーパイプ31に連通状態で架設された偏平状の複数の
熱交換チューブ、33は熱交換チューブ32間に介装さ
れた波形の伝熱フィン、34は配管接続用の管継手であ
る。
ダーパイプ31に連通状態で架設された偏平状の複数の
熱交換チューブ、33は熱交換チューブ32間に介装さ
れた波形の伝熱フィン、34は配管接続用の管継手であ
る。
前記ヘッダーパイプ31を構成するへ・ソダーノくイブ
本体31aは第1図に示したべ・ンダーパイプ本体1a
と同様、板状基材を略S字状に折曲げることで形成され
ており、上下端の開口を蓋31bによって閉塞されてい
る。
本体31aは第1図に示したべ・ンダーパイプ本体1a
と同様、板状基材を略S字状に折曲げることで形成され
ており、上下端の開口を蓋31bによって閉塞されてい
る。
図中左側のヘッダーパイプ31は右室を隔壁板31cに
よって軸方向に沿ってさらに2室に区分され、また左室
を隔壁板31cによって軸方向に沿ってさらに3室に区
分されている。また、右室の側面に熱交換チューブ用の
複数の第1接続六31dを軸方向に所定間隔如に有し、
また境界部の上部に計5個の第2接続穴31eを有して
いる。
よって軸方向に沿ってさらに2室に区分され、また左室
を隔壁板31cによって軸方向に沿ってさらに3室に区
分されている。また、右室の側面に熱交換チューブ用の
複数の第1接続六31dを軸方向に所定間隔如に有し、
また境界部の上部に計5個の第2接続穴31eを有して
いる。
更に、左室上部の側面に2個の冷媒出入口31fを有し
ており、該冷媒出入口31fには管継手34の端部が挿
入されている。
ており、該冷媒出入口31fには管継手34の端部が挿
入されている。
一方、図中右側のヘッダーパイプ31は左室を隔壁板3
1cによって軸方向に沿ってさらに2室に区分されてい
る。また、左室の側面に熱交換チューブ用の複数の第1
接続六31dを軸方向に沿って所定間隔如に有しており
、また境界部の上・下部夫々に第2接続穴31eを3個
宛有している。
1cによって軸方向に沿ってさらに2室に区分されてい
る。また、左室の側面に熱交換チューブ用の複数の第1
接続六31dを軸方向に沿って所定間隔如に有しており
、また境界部の上・下部夫々に第2接続穴31eを3個
宛有している。
前記熱交換チューブ32のうち、上から5本の熱交換チ
ューブ32の左端部は第1接続六31d及び第2接続穴
31eを貫通して左室に挿入されており、またそれ以外
の熱交換チューブ32の左端部は第1接続穴31ciを
貫通して右室に挿入されている。また、上から3本並び
に下から3本の熱交換チューブ32の右端部は第1接続
穴31d及び第2接続穴31eを貫通して右室に挿入さ
れており、またそれ以外の熱交換チューブ32の右端部
は第1接続六31dを貫通して左室に挿入されている。
ューブ32の左端部は第1接続六31d及び第2接続穴
31eを貫通して左室に挿入されており、またそれ以外
の熱交換チューブ32の左端部は第1接続穴31ciを
貫通して右室に挿入されている。また、上から3本並び
に下から3本の熱交換チューブ32の右端部は第1接続
穴31d及び第2接続穴31eを貫通して右室に挿入さ
れており、またそれ以外の熱交換チューブ32の右端部
は第1接続六31dを貫通して左室に挿入されている。
前述の熱交換器では、上側の管継手34を通じて左側の
ヘッダーパイプ1の左室上部に流入した熱交換媒体は、
図中実線矢印で示すように、まず上から3本の熱交換チ
ューブ32を流通して右側のヘッダーパイプ31の右室
に入る。右室に入った熱交換媒体は、次に下から3本の
熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダーパイプ3
1の右室下部に入る。右室下部に入った熱交換媒体は、
次に下から4本目乃至6本目の熱交換チューブ32を流
通して右側のヘッダーパイプ31の左室下部に入る。左
室下部に入った熱交換媒体は、次に下から7本目及び8
本目の熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダーパ
イプ31の右室上部に入る。右室上部に入った熱交換媒
体は、次に上から6本目及び7本目の熱交換チューブ3
2を流通して右側のヘッダーパイプ31の左室上部に入
る。
ヘッダーパイプ1の左室上部に流入した熱交換媒体は、
図中実線矢印で示すように、まず上から3本の熱交換チ
ューブ32を流通して右側のヘッダーパイプ31の右室
に入る。右室に入った熱交換媒体は、次に下から3本の
熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダーパイプ3
1の右室下部に入る。右室下部に入った熱交換媒体は、
次に下から4本目乃至6本目の熱交換チューブ32を流
通して右側のヘッダーパイプ31の左室下部に入る。左
室下部に入った熱交換媒体は、次に下から7本目及び8
本目の熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダーパ
イプ31の右室上部に入る。右室上部に入った熱交換媒
体は、次に上から6本目及び7本目の熱交換チューブ3
2を流通して右側のヘッダーパイプ31の左室上部に入
る。
左室上部に入った熱交換媒体は、次に上から4本目及び
5本目の熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダー
パイプ31の左室中間部に入り、下側の管継手34から
流出する。
5本目の熱交換チューブ32を流通して左側のヘッダー
パイプ31の左室中間部に入り、下側の管継手34から
流出する。
前述のように熱交換チューブ32を接続すれば、一方の
ヘッダーパイプ31に冷媒出入口31fを集中して設け
ることが可能となる。
ヘッダーパイプ31に冷媒出入口31fを集中して設け
ることが可能となる。
第12図及び第13図は本発明に係るヘッダーパイプの
応用例を示すもので、詳しくは2種類の熱交換媒体を同
時に熱交換可能な熱交換器を示しである。第12図は熱
交換器の一部破断圧面図、第13図は第12図のxm−
xmm被拡大断面図ある。
応用例を示すもので、詳しくは2種類の熱交換媒体を同
時に熱交換可能な熱交換器を示しである。第12図は熱
交換器の一部破断圧面図、第13図は第12図のxm−
xmm被拡大断面図ある。
図において、41は一対のヘッダーパイプ、42はヘッ
ダーパイプ31に連通状態で架設された偏平状の複数の
熱交換チューブ、43は熱交換チューブ42間に介装さ
れた波形の伝熱フィン、44は配管接続用の管継手であ
る。
ダーパイプ31に連通状態で架設された偏平状の複数の
熱交換チューブ、43は熱交換チューブ42間に介装さ
れた波形の伝熱フィン、44は配管接続用の管継手であ
る。
前記ヘッダーパイプ41を構成するヘッダーパイプ本体
41aは第1図に示したヘッダーパイプ本体1aと同様
、板状基材を略S字状に折曲げることで形成されており
、上下端の開口を蓋41bによって閉塞されている。
41aは第1図に示したヘッダーパイプ本体1aと同様
、板状基材を略S字状に折曲げることで形成されており
、上下端の開口を蓋41bによって閉塞されている。
図中左側のヘッダーパイプ41は右室を隔壁板4ICに
よって軸方向に沿ってさらに3室に区分され、左側の室
を隔壁板41Cによって軸方向に沿ってさらに3室に区
分されている。また、右室の側面に熱交換チューブ用の
複数の第1接続穴41dを軸方向に沿って所定間隔如に
有し、また境界部に同数の第2接続穴41eを軸方向に
沿って所定間隔如に有している。更に、左室上部の側面
に第1の冷媒出入口41fを、右室下部の底面(蓋41
b)に第2の冷媒出入口41gを夫々有しており、各冷
媒出入口41f、41gには管継手44の端部が挿入さ
れている。
よって軸方向に沿ってさらに3室に区分され、左側の室
を隔壁板41Cによって軸方向に沿ってさらに3室に区
分されている。また、右室の側面に熱交換チューブ用の
複数の第1接続穴41dを軸方向に沿って所定間隔如に
有し、また境界部に同数の第2接続穴41eを軸方向に
沿って所定間隔如に有している。更に、左室上部の側面
に第1の冷媒出入口41fを、右室下部の底面(蓋41
b)に第2の冷媒出入口41gを夫々有しており、各冷
媒出入口41f、41gには管継手44の端部が挿入さ
れている。
一方、図中右側のヘッダーパイプ41は左室を隔壁板4
1cによっ“C軸方向に沿ってさらに3室に区分され、
左側の室を隔壁板41cによって軸方向に沿ってさらに
3室に区分されている。また、左室の側面に熱交換チュ
ーブ用の複数の第1接続穴41dを軸方向に沿って所定
間隔如に有し、また境界部に同数の第2接続穴41eを
軸方向に所定間隔如に有している。更に、右室下部の側
面に第1の冷媒出入口41fを、また左室上部の底面(
蓋41b)に第2の冷媒出入口41gを夫々有しており
、各冷媒出入口41f、41gには管継手44の端部が
挿入されている。
1cによっ“C軸方向に沿ってさらに3室に区分され、
左側の室を隔壁板41cによって軸方向に沿ってさらに
3室に区分されている。また、左室の側面に熱交換チュ
ーブ用の複数の第1接続穴41dを軸方向に沿って所定
間隔如に有し、また境界部に同数の第2接続穴41eを
軸方向に所定間隔如に有している。更に、右室下部の側
面に第1の冷媒出入口41fを、また左室上部の底面(
蓋41b)に第2の冷媒出入口41gを夫々有しており
、各冷媒出入口41f、41gには管継手44の端部が
挿入されている。
前記熱交換チューブ42は内部を4つの通路に区分され
ており、中央2本の通路(内通路)42aは外側2本の
通路(外通路)42bよりも長く形成されている。熱交
換チューブ42の各端部は第1接続穴41d及び第2接
続穴41eを貫通してヘッダーパイプ1夫々に挿入され
ており、該挿入状態で外通路42aを接続穴側の室に連
通し、また内通路42bを他方の室に連通している。
ており、中央2本の通路(内通路)42aは外側2本の
通路(外通路)42bよりも長く形成されている。熱交
換チューブ42の各端部は第1接続穴41d及び第2接
続穴41eを貫通してヘッダーパイプ1夫々に挿入され
ており、該挿入状態で外通路42aを接続穴側の室に連
通し、また内通路42bを他方の室に連通している。
前述の熱交換器では、左上の管継手44を通じて左側の
ヘッダーパイプ1の左室上部に流入した第1の熱交換媒
体は、図中実線矢印で示すように、まず上から5本の熱
交換チューブ42の内通路42aを流通して右側のヘッ
ダーパイプ41の右室上部に入る。右室上部に入った熱
交換媒体は、次に上から6本目乃至9本目の熱交換チュ
ーブ42の内通路42aを流通して左側のヘッダーパイ
プ41の左室中間部に入る。左室中間部に入った熱交換
媒体は、次に下から6本目乃至8本目の熱交換チューブ
42の内通路42aを流通して右側のヘッダーパイプ4
1の右室中間部に入る。右室中間部に入った熱交換媒体
は、次に下から3本目乃至5本目の熱交換チューブ42
の内通路42aを流通して左側のヘッダーパイプ41の
左室下部に入る。左室下部に入った熱交換媒体は、次に
下から2本の熱交換チューブ42の内通路42aを流通
して右側のヘッダーパイプ41の右室下部に入り、右下
の管継手44から流出する。
ヘッダーパイプ1の左室上部に流入した第1の熱交換媒
体は、図中実線矢印で示すように、まず上から5本の熱
交換チューブ42の内通路42aを流通して右側のヘッ
ダーパイプ41の右室上部に入る。右室上部に入った熱
交換媒体は、次に上から6本目乃至9本目の熱交換チュ
ーブ42の内通路42aを流通して左側のヘッダーパイ
プ41の左室中間部に入る。左室中間部に入った熱交換
媒体は、次に下から6本目乃至8本目の熱交換チューブ
42の内通路42aを流通して右側のヘッダーパイプ4
1の右室中間部に入る。右室中間部に入った熱交換媒体
は、次に下から3本目乃至5本目の熱交換チューブ42
の内通路42aを流通して左側のヘッダーパイプ41の
左室下部に入る。左室下部に入った熱交換媒体は、次に
下から2本の熱交換チューブ42の内通路42aを流通
して右側のヘッダーパイプ41の右室下部に入り、右下
の管継手44から流出する。
また、左下の管継手44を通じて左側のヘッダーパイプ
1の右室下部に流入した第2の熱交換媒体は、図中破線
矢印で示すように、まず下から5本の熱交換チューブ4
2の外通路42bを流通して右側のヘッダーパイプ41
の左室下部に入る。
1の右室下部に流入した第2の熱交換媒体は、図中破線
矢印で示すように、まず下から5本の熱交換チューブ4
2の外通路42bを流通して右側のヘッダーパイプ41
の左室下部に入る。
左室下部に入った熱交換媒体は、次に下から6本目乃至
9本目の熱交換チューブ42の外通路42bを流通して
左側のヘッダーパイプ41の右室中間部に入る。右室中
間部に入った熱交換媒体は、次に上から6本目乃至8本
目の熱交換チューブ42の外通路42bを流通して右側
のヘッダーパイプ41の左室中間部に入る。左室中間部
に入った熱交換媒体は、次に上から3本目乃至5本目の
熱交換チューブ42の外通路42bを流通して左側のヘ
ッダーパイプ41の右室上部に入る。右室上部に入った
熱交換媒体は、次に上から2本の熱交換チューブ42の
外通路42aを流通して右側のヘッダーパイプ41の左
室上部に入り、右上の管継手44から流出する。
9本目の熱交換チューブ42の外通路42bを流通して
左側のヘッダーパイプ41の右室中間部に入る。右室中
間部に入った熱交換媒体は、次に上から6本目乃至8本
目の熱交換チューブ42の外通路42bを流通して右側
のヘッダーパイプ41の左室中間部に入る。左室中間部
に入った熱交換媒体は、次に上から3本目乃至5本目の
熱交換チューブ42の外通路42bを流通して左側のヘ
ッダーパイプ41の右室上部に入る。右室上部に入った
熱交換媒体は、次に上から2本の熱交換チューブ42の
外通路42aを流通して右側のヘッダーパイプ41の左
室上部に入り、右上の管継手44から流出する。
前述のように熱交換チューブ42を接続すれば、1台の
熱交換器で2種類の熱交換媒体を同時に熱交換させるこ
とが可能となる。
熱交換器で2種類の熱交換媒体を同時に熱交換させるこ
とが可能となる。
(発明の効果)
以上詳述したように、請求項(1)記載の熱交換器用ヘ
ッダーパイプでは、ヘッダーパイプ本体が1枚の板状基
材の一部からなる仕切部分と他の部分からなる折曲部分
によって構成されているので、従来のように仕切“部材
が位置ずれを生じたり、接合不良によって内部空間が2
室に区画できなくなるようなこともなく、ヘッダーパイ
プの内部空間を所望の位置で、しかも適切に区画するこ
とができる。
ッダーパイプでは、ヘッダーパイプ本体が1枚の板状基
材の一部からなる仕切部分と他の部分からなる折曲部分
によって構成されているので、従来のように仕切“部材
が位置ずれを生じたり、接合不良によって内部空間が2
室に区画できなくなるようなこともなく、ヘッダーパイ
プの内部空間を所望の位置で、しかも適切に区画するこ
とができる。
また、請求項(2)乃至(4)記載の熱交換器用ヘッダ
ーパイプの製造方法によれば、1枚の板状基材Kを略S
字形、略9字形成いは略2重渦巻形に折曲げ、各端縁を
該基材に接合するだけでヘッダパイプ本体を形成するこ
とができるので、区画のために従来のような仕切部材を
必要とせず、ヘッダーパイプ本体及びヘッダーパイプを
簡単、且つ安価に形成できる利点がある。
ーパイプの製造方法によれば、1枚の板状基材Kを略S
字形、略9字形成いは略2重渦巻形に折曲げ、各端縁を
該基材に接合するだけでヘッダパイプ本体を形成するこ
とができるので、区画のために従来のような仕切部材を
必要とせず、ヘッダーパイプ本体及びヘッダーパイプを
簡単、且つ安価に形成できる利点がある。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は熱交換器の一部破断正面図、第2図は第1図の要
部斜視図、第3図は第1図の■−■線拡線断大断面図4
図はヘッダーパイプ本体の加工工程図である。 第5図及び第6図は従来例を示すもので、第5図は熱交
換器の一部破断正面図、第6図は第5図の要部分解斜視
図である。 第7図並びに第8図は本発明の他の実施例を夫々示す熱
交換器の要部断面図である。 第9図乃至第11図は本発明に係るヘッダーパイプの応
用例を示すもので、第9図は熱交換器の一部破断正面図
、第10図は第9図のX−X線拡大断面図、第11図は
第9図のX I −X X線拡大断面図である。 第12図及び第13図は本発明に係るヘッダパイプの応
用例を示すもので、第12図は熱交換器の一部破断圧面
図、第13図は第12図のx■−xmm抵拡大断面図あ
る。 図中、K・・・基材、Ke・・・仕切部分、1,31゜
41・・・ヘッダーパイプ、la、31a、41a・・
・ヘッダーパイプ本体。 特 許 出 願 人 サンデン株式会社代理人
弁理士 吉1)精孝 第2図 #13 図 (b) K:板状基材 Ka:穴 Ke:仕切部分 第 図 (C) 第 図 第 図 1:ヘッダ パイプ 第 図 第 図 第9図のX−X線拡大断面図 第10図 31:ヘッダーパイプ !OUT
1図は熱交換器の一部破断正面図、第2図は第1図の要
部斜視図、第3図は第1図の■−■線拡線断大断面図4
図はヘッダーパイプ本体の加工工程図である。 第5図及び第6図は従来例を示すもので、第5図は熱交
換器の一部破断正面図、第6図は第5図の要部分解斜視
図である。 第7図並びに第8図は本発明の他の実施例を夫々示す熱
交換器の要部断面図である。 第9図乃至第11図は本発明に係るヘッダーパイプの応
用例を示すもので、第9図は熱交換器の一部破断正面図
、第10図は第9図のX−X線拡大断面図、第11図は
第9図のX I −X X線拡大断面図である。 第12図及び第13図は本発明に係るヘッダパイプの応
用例を示すもので、第12図は熱交換器の一部破断圧面
図、第13図は第12図のx■−xmm抵拡大断面図あ
る。 図中、K・・・基材、Ke・・・仕切部分、1,31゜
41・・・ヘッダーパイプ、la、31a、41a・・
・ヘッダーパイプ本体。 特 許 出 願 人 サンデン株式会社代理人
弁理士 吉1)精孝 第2図 #13 図 (b) K:板状基材 Ka:穴 Ke:仕切部分 第 図 (C) 第 図 第 図 1:ヘッダ パイプ 第 図 第 図 第9図のX−X線拡大断面図 第10図 31:ヘッダーパイプ !OUT
Claims (4)
- (1)ヘッダーパイプ本体がその内部空間を仕切部分を
介在して軸線と平行な2室に区画された熱交換器用ヘッ
ダーパイプにおいて、 前記ヘッダーパイプ本体を、1枚の板状基材の一部から
なる仕切部分と、該基材の他の部分を仕切部分とに2つ
の管状隙間が画成されるように折曲げて接合された折曲
部分とで構成した ことを特徴とする熱交換器用ヘッダーパイプ。 - (2)ヘッダーパイプ本体がその内部空間を仕切部分を
介在して軸線と平行な2室に区画された熱交換器用ヘッ
ダーパイプの製造方法において、前記ヘッダーパイプ本
体を、1枚の板状基材をその中央部が仕切部分として内
部に位置し、且つ該仕切部分の両側に2つの管状隙間が
画成されるように略S字形に折曲げた後、各端縁を基材
に接合して形成した ことを特徴とする熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法
。 - (3)ヘッダーパイプ本体がその内部空間を仕切部分を
介在して軸線と平行な2室に区画された熱交換器用ヘッ
ダーパイプの製造方法において、前記ヘッダーパイプ本
体を、1枚の板状基材をその一側部が仕切部分として内
部に位置し、且つ該仕切部分の両側に2つの管状隙間が
画成されるように略9字形に折曲げた後、各端縁を基材
に接合して形成した ことを特徴とする熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法
。 - (4)ヘッダーパイプ本体がその内部空間を仕切部分を
介在して軸線と平行な2室に区画された熱交換器用ヘッ
ダーパイプの製造方法において、前記ヘッダーパイプ本
体を、1枚の板状基材を小形の渦巻部が仕切部分を兼用
し、且つ該仕切部分の両側に2つの管状隙間が画成され
るように略2重渦巻形に折曲げた後、各端縁を基材に接
合して形成した ことを特徴とする熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10711990A JPH046397A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 熱交換器用ヘッダーパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10711990A JPH046397A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 熱交換器用ヘッダーパイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046397A true JPH046397A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14450967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10711990A Pending JPH046397A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 熱交換器用ヘッダーパイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046397A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5628361A (en) * | 1995-08-25 | 1997-05-13 | General Motors Corporation | Heat exchange manifold |
US6012315A (en) * | 1996-06-06 | 2000-01-11 | Sango Co. Ltd. | Method of manufacturing pipe |
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CN111094887A (zh) * | 2017-05-10 | 2020-05-01 | 法雷奥热系统公司 | 特别地用于电池的热调节的热交换器以及相应的制造方法 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10711990A patent/JPH046397A/ja active Pending
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