JP2012066291A - プレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法 - Google Patents

プレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】元材を椀形状のプレス成型材へとプレスするプレス金型において、成型材に局部的な欠肉を生じさせないようにする。
【解決手段】本発明のプレス金型1は、元材5を載せた下金型2に対して上金型3又は下金型2を押圧方向軸回りに回転させた後に上金型3を下金型2へ押し付けることで、元材5を椀形状のプレス成型材へと成型するものであって、下金型2は、椀形状を形成可能な凹状の金型面2aを有し、上金型3は立板形状とされていて、当該上金型3の下端面は、下金型2の金型面2a側に向かって突出する凸状押圧面3aとされていて、凸状押圧面3aの最も下方に突出した部位には、上方に凹状とされた切り欠き部10が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法に関するものである。
例えば、大型の圧力容器などに用いるドーム状の隔壁(椀形状のプレス成型材)を成型するためのプレス金型として、平板状の元材を載せた下金型とこの下金型を押圧する上金型とを押圧方向軸回りに相対回転させつつ、上金型を下金型に押し付けるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
このプレス金型において、下金型には、得ようとする椀形状に対応した窪みが設けられており、これに対して上金型は、下金型の窪み内に嵌るように、側面視して下方凸の半月形を呈するような板状の押型とされている。またこの上金型の上部には、押圧方向軸回りに回転させるための回転装置と、下金型へ向けた昇降及び押圧を行うためのプレス装置とが設けられている。なお、回転装置としては、下金型を回転させるように構成されているものもあり、プレス金型においては、上金型又は下金型が押圧方向軸回りに回転可能となっている。
このプレス金型を用いたプレス方法では、回転装置とプレス装置との交互駆動により、次のような手順を行っている。すなわち、上金型を下金型へ押し付ける毎に上金型を上昇させ、上昇後の上金型を押圧軸周りに適当量回転させてから再び上金型を下降させて下金型へ押し付けるという動作を1サイクルとして、これを複数サイクル繰り返させ、最終的に、下金型における窪み内の全周を上金型の下面で押圧できるようにしている。
特開昭54−126665号公報
特許文献1に示されるような従来のプレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法では、上金型で元材を押圧する際に、その押圧面(下方凸半月形の円弧面)に沿った方向の材料流れと、押圧面に略直角な方向の材料流れとが異なる現象が生じていた。詳しくは、円弧状の押圧面に沿った方向では元板との摩擦係数が大きく、押圧面に略直角方向では元板との摩擦係数が小さいため、上金型の押圧面において、交わる二方向への材料流動が相対的に大きくなるという現象が起こっていた。
係る状況下で、上金型を上昇後に上金型を回転させ、下金型へ押し付けるという動作サイクルが繰り返されることで、前記した材料流動は周方向に広がってゆくので、その結果、元材は、上金型の回転中心に相当する部分で径方向外方へ向かう材料流動が集中することになって、この中心部分が他箇所に比べて局部的な薄肉化(欠肉)を起こすものとなっていた。このような局部的な欠肉が発生すると、形成後のプレス成型材において形状異常となり問題となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、椀形状のプレス成型材を成型する場合に、局部的な欠肉を生じさせないようにしたプレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るプレス金型は、元材を載せた下金型と該下金型を押圧する上金型とを有し、前記上金型又は下金型を押圧方向軸回りに回転させた後に前記上金型を下金型へ押し付けることで、元材を椀形状のプレス成型材へと成型するプレス金型において、前記下金型は、前記椀形状を形成可能な凹状の金型面を有し、前記上金型は立板形状とされていて、当該上金型の下端面は、前記下金型の金型面側に向かって突出する凸状押圧面とされていて、前記凸状押圧面の最も下方に突出した部位には、上方に凹状とされた切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
なお、前記凸状押圧面は、前記凹状の金型面に嵌り込む円弧状押圧面とされているとよい。
前記切り欠き部の幅Wが、式(1)を満たすとよい。
0.05×R≦W≦0.75×R (1)
ただし、Rは円弧状押圧面の曲率半径である。
一方、本発明に係るプレス方法は、前述したプレス金型を用いて椀形状のプレス成型材を形成することを特徴とする。
この場合、前記プレス金型による押圧で椀形状のプレス成型材を形成した後、該プレス成型材上に前記上金型の切り欠き部に対応して上方へ膨出した凸部が残存した際に、当該凸部を押圧して均すとよい。
本発明に係るプレス金型及びこのプレス金型を用いたプレス方法は、椀形状のプレス成型材を成型する場合に、局部的な欠肉を生じさせないようにすることができる。
本発明に係るプレス金型の斜視図である。 本発明に係るプレス金型の側面図である。 本発明に係るプレス金型の上金型を示した図である。 (a)は切り欠き部を具備しない上金型(従来例)を用いた際に元材に生じる材料流動を示した模式図であり、(b)は本発明に係るプレス金型を用いた際に元材に生じる材料流動を示した模式図である。 プレス成型時の材料流れの実験結果を示した図である。 別実施形態で用いる上金型を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1〜図3は、本発明に係るプレス金型1の実施形態を示している。
図1及び図2に示すように、このプレス金型1は、工場床面等に設置される下金型2と、この下金型2の上方に設けられる上金型3とを有している。この下金型2の上に元材5を載せた状態で上金型3を下金型2に押し付けることで、元材5を椀形状のプレス成型材へとプレスする。
なお、元材5は、例えば、外周部を縁取るように起立リブ5aが設けられた皿形元材や、起立リブ5aのない円形の板材などが採用される。元板5の大きさとしては、直径(起立リブ5a付きの場合は内径)=2500mm以上が想定される。硬質な材料や高変形率の成型を行うときには、700℃〜1250℃程度に加熱した熱間プレス成型を行うようにすればよい。
下金型2は、その上面を下方に窪ませた凹状の金型面2aを有している。この金型面2aは、椀形状に対応した空間であって、平面視形状が円形で且つ側断面形状が半円形を呈するようになっている。
上金型3は、油圧や水圧などのプレス装置(図示略)によって昇降可能に設けられており、下金型2の上部に元材5や椀形のプレス成型材の出し入れ空間を確保可能とさせる上昇位置と、下金型2を押圧する下降(圧下)位置との上下間を昇降する。また当然に、このプレス装置により、上金型3は下降位置において下金型2を所定の押圧力(圧下力)で押し付け可能とされている。
また、上金型3の上部には、下金型2を押圧する方向に対する軸回りで当該上金型3を所定角度ずつ回転可能にする回転装置(図示略)が設けられている。この上金型3の回転中心は、下金型2を平面視した場合の金型面2a中心(円形中心)に合致されている。
そのため、上金型3が上昇位置にあるときにこの回転装置を動作させることにより、プレス時の上金型3の平面視回転角を毎回、変位させることが可能である。また回転装置の動作を繰り返すことによって、上金型3の平面視回転角を360°以上にわたって回転させることも可能となっている。
上金型3は、立板形状(縦方向に起立した板状)とされていて、上部には回転装置及びプレス装置に連結される連結棒6が設けられている。この上金型3の下端面は、下金型2の金型面2a側に向かって突出する凸状押圧面3aとされている。この凸状押圧面3aは、金型面2aに嵌り込んだときに、金型面2aの内周面に沿うような円弧状押圧面とされている。
加えて、この上金型3において、凸状押圧面3aの最も下方に突出した部位には、上方に凹状とされた切り欠き部10が形成されている。この切り欠き部10は、上金型3の板厚方向(水平方向)をトンネル状に貫通している。
この切り欠き部10の幅W(図3に示すように下端側で開口する幅)は、式(1)を満たす大きさとされている。
0.05×R≦W≦0.75×R (1)
ただし、Rは凸状押圧面3aの曲率半径である。
ここにおいて、切り欠き部10の幅Wが0.05×R未満であると、プレス成型材の内面で生じる局部的な欠肉(プレス成型材の中央部の薄肉化)を防止することができないものであり、切り欠き部10の幅Wが0.75×Rを越えると、プレス成型材の外面に欠肉(薄肉化)が発生することが実験により確かめられている。より好ましくは、0.1×R≦W≦0.7×Rとするのがよい。
なお、上金型3の側面視形状は、その上端部13(曲率半径Rの中心から約R/2の範囲)を直線的に形成してもよい。
また、上金型3のエッジ部分は、全て面取りを施したR面11に形成しておくのが好ましい。このような面取りは、切り欠き部10の内側にも施してR面12に形成しておくのが好ましい。
更に、切り欠き部10の上方凹み高さHは、式(2)を満たす大きさにすると好ましいことが実験により確かめられている。
0.05×W≦H≦0.5×W (2)
ここにおいて、切り欠き部10の凹み高さHが0.05×W未満であると、切り欠き部10内に在する材料が少なくなり(切り欠き部10に収容し得る元材の量が少なくなり)、プレス成型材の中央部の薄肉化に至るものとなり、欠肉を防止する効果が殆どないことが実験により確かめられている。
また、切り欠き部10の上方凹み高さHが0.5×Wを越えると、上金型3の強度が著しく低下するおそれが生じるため、好ましくない。
更に、上金型3の板厚tは、式(3)を満たす大きさにすると好ましいことが実験により確かめられている。
R/16≦t≦R/2 (3)
ただし、tは凸状押圧面3a(即ち、元材5との接触位置)での板厚とする。
ここにおいて、上金型3の板厚tがR/16未満であると、上金型3が薄すぎることとなって上金型3の押圧が高面圧となり、元材5が上金型3の側方で隆起変形するだけとなり、その結果、元材5に対する十分な圧下を行うことができなくなる。
また、上金型3の板厚tがR/2を越えると、上金型3と元材5との接触面積が大きくなることに伴い、必要とされる圧下力も大きくなるため、プレス装置の圧下能力を超越してしまう(要するに能力不足となる)場合がでてくる。好ましくは、t=R/8とするのがよい。
次に、本発明に係るプレス金型1を用いて椀形状の板材を形成するプレス方法について説明する。
プレス装置によって上金型3を上昇させ、下金型2の上部に加熱した元材5を載せた状態で上金型3を下降させ、更にこの上金型3を下金型2に押し付けるようにする。
初期の段階では、元材5が下金型2の金型面2a内で凹む(めり込む)程度となるように、上金型3の凸状押圧面3aで元材5を押圧し、上金型3を一旦上昇させる。そして上昇させた上金型3を回転装置によって押圧方向軸回りに所定角度回転させ、再び、プレス装置によって上金型3を下降させる。
以降、元材5が下金型2の金型面2aの底に達するまで、このようなプレス装置の動作と回転装置の動作とを交互に組み合わせながら繰り返し行い、プレス成型を実施する。
このプレス中において上金型3が下降して元材5を押圧するとき、上金型3に設けられた切り欠き部10と元材5と接触状態は、凸状押圧面3aと元材5との接触状態とは異なると共に、切り欠き部10による押圧力は他の部分より小さい状況下となり、切り欠き部10内に収容される元材5は、材料流動が抑制される状態となる。
図4は、元材5に起こる材料流動を調べた結果の模式平面図で、図4(a)は切り欠き部を具備しない上金型による比較例の場合であり、図4(b)は切り欠き部10を具備した上金型3による本発明の場合である。各図中の矢符の向きが材料流動の向きを表しており、矢符の長さが流動の程度(量)を表している。
図4(a),図4(b)の比較で明かなように、上金型が切り欠き部を具備していなければ上金型の中央付近で材料流動の大きな領域Xが存在し、その結果として、この材料流動の大きな領域Xで欠肉(プレス成型材の中央部の薄肉化)が起こることは明白である。
これに対し、上金型3が切り欠き部10を具備していれば、上金型3の側方は、中央付近も外周寄りも、小さく抑えられた材料流動がほぼ均一的に起こるものとなっている。従って、本発明に係るプレス金型1を用いて形成された椀形状のプレス成型材では、局部的な欠肉は起こらない。
なお、このようにして形成された椀形状のプレス成型材には、上金型3の切り欠き部10に対応して上方へ膨出した凸部が残存することがある。このような凸部は、後の機械加工で切削してもよいが、残存した凸部をポンチなどの押圧手段(図示略)によって押圧し、凸部を均す(潰す)ようにしてもよい。
本発明のプレス金型1の寸法形状を決めるために行った実験の結果を、以下に示す。
実験では、上金型3において、切り欠き部10の幅Wと上方凹み高さHを種々に変えて、凸状押圧面3aの曲率半径Rに対する比率が変わるようにした状況下でプレスを行い、これらW,Hと欠肉(プレス成型材の中央部の薄肉化)の発生状況との相関を調べた。
元材5には、材質がS45Cであり、且つ外周部を縁取るように起立リブ5aが設けられた皿形元材を採用した。
元材5の外形寸法(図2参照)は、外径Dが240mm、内径dが180mm、外周部板厚h1が50mm、中央凹部内の板厚h2が25mmであった。また元材5は、プレス前に800℃に加熱した。
上金型3における凸状押圧面3aの曲率半径Rは95mm(即ち、プレスによって形成される椀形状板材の内径は190mmとなる)とし、上金型3の板厚tは10mm(約R/8)とした。
欠肉の発生結果を表1、図5に示す。
表1から、欠肉が発生しないため(○とするため)には、W/Rは0.05≦W/R≦0.75とする必要があり、H/Wは0.05≦H/W≦0.5とするのが好ましいことが確認された。
また、図5は、切り欠き部10の幅Wと凸状押圧面3aの曲率半径Rとの比率を変えた際の欠肉の発生状況を、上に凸状の椀形状のプレス成型材の内面及び外面の座標として示したグラフである。この図の横軸はW/Rであり、縦軸はプレス成型材の中央部(外頂面、内頂面)における材料の位置座標を示したものである。
図5に示すプレス成型材では、外頂面では最終的な形状(切削後の形状)が座標値約57の値をとり、内頂面では最終的な形状(切削後の形状)が座標値約40の値をとる。
この図から明らかなように、外頂面においては、W/Rが大きな値を取る場合、材料の位置座標が最終的な形状が座標値(約57)を下回る、すなわち外面欠肉が発生していることがわかる。一方、内頂面においては、W/Rが小さな値を取る場合、材料の位置座標が最終的な形状が座標値(約40)を上回る、すなわち内面欠肉が発生していることがわかる。すなわち、W/Rが0.05≦W/R≦0.75であれば、製品の欠肉を防止することができる。より好ましくは0.1≦W/R≦0.7とすることで、欠肉を確実に防止できることを本願出願人らは確認している。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、上金型3は、図6に示すように、高さの小さなものとして形成させることも可能である。また、上金型3の板厚tは、下すぼみのテーパ形(T1>T2)に形成することも可能である。言うまでもなく、この場合の下端側板厚T2をtとおいて、式(3)が適用されるものとする。このような下すぼみのテーパ形を採用すれば、上金型3により元材5を押圧後、上金型3を上昇させるときに、上金型3と元材5との離反(離型性)が確実且つ円滑に行われるものとなる利点がある。
なお、切り欠き部10における上方凹み高さHを低くすれば、切り欠き部10は扁平な形状になることを付言する。ただし、切り欠き部10は円弧状とすることが限定されるものではなく、例えば多角形状の凹部として形成することも可能である。
実施形態では、上金型3を回転自在として説明を行ったが、下金型2を回転可能な構造にすることも可能である。上金型3と下金型2の双方を回転させたりするようにしてもよい。
元材5の材質や形状、寸法などは特に限定されるものではなく、熱間でプレスすることも限定されず、冷間でもよい。
また、本実施形態では、プレス加工時において、上金型を上昇した後、上金型を押圧方向軸回りに回転させるようにしていたが、下金型を圧方向軸回りに回転させるようにしても何ら問題はない。
1 プレス金型
2 下金型
2a 金型面
3 上金型
3a 凸状押圧面
5 元材
5a 起立リブ
6 連結棒
10 切り欠き部
11 R面
12 R面
13 上端部

Claims (5)

  1. 元材を載せた下金型と該下金型を押圧する上金型とを有し、前記上金型又は下金型を押圧方向軸回りに回転させた後に前記上金型を下金型へ押し付けることで、元材を椀形状のプレス成型材へと成型するプレス金型において、
    前記下金型は、前記椀形状を形成可能な凹状の金型面を有し、
    前記上金型は立板形状とされていて、当該上金型の下端面は、前記下金型の金型面側に向かって突出する凸状押圧面とされていて、
    前記凸状押圧面の最も下方に突出した部位には、上方に凹状とされた切り欠き部が形成されていることを特徴とするプレス金型。
  2. 前記凸状押圧面は、前記凹状の金型面に嵌り込む円弧状押圧面とされていることを特徴とする請求項1に記載のプレス金型。
  3. 前記切り欠き部の幅Wが、式(1)を満たすことを特徴とする請求項2に記載のプレス金型。
    0.05×R≦W≦0.75×R (1)
    ただし、Rは円弧状押圧面の曲率半径である。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のプレス金型を用いて椀形状のプレス成型材を形成することを特徴とするプレス方法。
  5. 前記プレス金型による押圧で椀形状のプレス成型材を形成した後、該プレス成型材上に前記上金型の切り欠き部に対応して上方へ膨出した凸部が残存した際に、当該凸部を押圧して均すことを特徴とする請求項4に記載のプレス方法。
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